【人】 羽井 有徒そう、それならよかった。 [安堵する、真由美が辛い思いをしてなかったことに。 椅子に背を預けたらギシって音が鳴って、その意味に気づく。] つまり、それって、…… [”些細なこと”に幸せそうな表情を浮かべる真由美に、真由美にとっては”些細なことじゃない”のかと思ったけど、そうじゃなかった。 だから、つまり、想いや感情が顔にでる真由美だから、些細なことでも”幸せ”ってこと。] (332) 2020/08/03(Mon) 0:11:07 |
【人】 羽井 有徒……真由美…… [鼓動が早く大きくなる。 この人はどうしてこんなにも可愛らしいのか。 椅子に預けていた背をゆっくりと起こして真由美に近づける。] 顔、真っ赤。 [真由美の頬に手を添えて、そんな意地悪を言う。 そうしていないと、きっと自分の顔も同じぐらい真っ赤になってしまいそうだから。] ………可愛いな。 [ここが人の家でなければ、今すぐにでもキスしたかった。]* (333) 2020/08/03(Mon) 0:11:34 |
【人】 英 羽凪[なんか一周回って、おかしくなってきて。 ふ、と吹き出したなら。] ……貸してもいいぞ。 ただし、ネカフェとか俺が心配だから却下。 どうせなら、実際俺んち住んじゃえば。 空き部屋はないけど、 もう一人寝られるくらいのスペースならあるし。 仕事と住む場所決まるまでいたら。 [姉が結婚する時に、独り暮らしのために借りた部屋。 ほとんど寝る為に帰ってたような、1DKだ。] (336) 2020/08/03(Mon) 1:20:10 |
【人】 英 羽凪言っとくけどただの間借りで、家主は俺。 そして俺も、帰ったら就活するつもりだから 当分バタつくかもしれないけどな。 [びし、と付け足して。 そういえば聞くばかりで、ほとんど俺自身の話をしてなかったことに気づく。] そういや言ってなかったよな。 俺の仕事は広告代理店の下請け会社だったけど。 忙しすぎて倒れて、療養でここに滞在してたって話。 今の会社には医者の診断書つきつけて、 休暇ぶんどったって形にはなってるはずだけど。 そんなに余裕あるとこでもないし、まあクビだろうなー。 [そんなわけで、俺は今無職でなんにもない状態だけど。 それでも心配してくれる人はいるし。 食べて、寝て、生きてたらなんとかなるってわかったし。 それに。] (337) 2020/08/03(Mon) 1:21:45 |
【人】 英 羽凪[掴まれた彼女の手を、握り返しながら。] 一緒に、も一度スタートだな? [一人じゃないって、それだけでも。 結構心強いもんだろう?**] (338) 2020/08/03(Mon) 1:22:00 |
【人】 花嫁の友人 市村 真由美[ああもう、ほら。名前を呼ばれて>>333、大きな手が頬に触れて。自分の頬が、熱いのも、赤いのも全部バレちゃう。 分かり切ったことを、わざわざ口にする羽井さん。 顎を引いて、下を向いてた、顔の向きのまま。 視線だけ向けて、上目遣いで睨んだなら。] …………意地悪。 [とっても恨みがましい声が出た。 全部あなたが悪いのよ。**] (339) 2020/08/03(Mon) 5:15:42 |
【人】 羽井 有徒[頬を染めたまま、キっと睨みつける顔が愛らしくて、真由美とは対照的に笑顔が浮かんでしまう。 可愛い人、本当に。 顎に指をかけて俯いた顔をこちらに向けさせる。 指を伸ばして唇に触れ、僅かに唇の間を割って、端からそっと下唇をなぞっていく。 端まで届けば、指を離してそれを自分の唇に。 ほのかな口紅の香りは、真由美とのキスの味。 薔薇に包まれたここはローゼンハイム氏の洋館で、だから、今はそれだけで我慢する。] そろそろ、……行こうか。 [僅かに日が傾き始めてはいるが、花火大会まではもう少し時間がある。]* (340) 2020/08/03(Mon) 7:22:09 |
【人】 花嫁の友人 市村 真由美[笑顔を浮かべた人>>340が、私の唇を指でなぞって。 あなたの唇に指が触れるのを、目を眇めて見詰めたら。] …………べ。だ。 [本当に小さく、唇の隙間から舌を出して。 あっかんべーしてやった。 ちょっと膨れたほっぺ。 本当、子どもみたい。] (341) 2020/08/03(Mon) 7:54:35 |
【人】 花嫁の友人 市村 真由美[そろそろ行こうって言葉に、ようやく突き出た唇を元の位置にしまって。] うん。……行こ。 [立ち上がって、手を差し出した。 ……繋いでくれるでしょう? まだどこか、ドキドキと煩くてむず痒い胸の内。 恨みがましく思いもするけれど…… 指を絡めて繋いでくれたら、小指でそっとあなたの手を摩って。あなたを見上げて微笑みかけた。] (342) 2020/08/03(Mon) 7:54:55 |
【人】 花嫁の友人 市村 真由美[どこか隔絶されたような薔薇の香る洋館から 先程より明らかに人の増えた如月川の川沿いに戻る。 その頃には私もすっかり機嫌を直して。] ね。林檎飴食べよう? [笑いながら羽井さんを見上げて。 林檎飴の屋台に一緒に歩いて行く。 林檎飴。大きいのと小さいの。 あなたはどっちを頼むのかしら? 私は小さな苺飴を選んで。 並んで歩きながら、齧った苺飴は、甘くて少し酸っぱい。 ただ並んで歩いているだけなのに…… 私はずっと、唇に笑みを浮かべていたでしょう。*] (343) 2020/08/03(Mon) 7:55:09 |
【人】 羽井 有徒[チラリと見えた舌先に、膨らませた頬。 そんな子供みたいな仕草。] なに、それ……っっ [思わず笑い出す。 最初はもっと大人の落ち着いた──と思ったけど、乗馬の時にジェシーを譲ったときのことを思い出して、そうでもなかったと思い直した。 差し出された手を握り締める。 宝物の様に優しく、でもしっかりと。 悪戯な小指が擽ったくて、見上げる真由美に微笑み返した。] (344) 2020/08/03(Mon) 11:21:32 |
【人】 羽井 有徒もちろんこっち。 [と、大きな方の林檎飴。 まるまる一個のリンゴに水飴がたっぷり。] ………めちゃくちゃ食べづらいな、これ。 [なんか思ってたの違って、うまく囓りつけないわ、口はベタつくわ、りんごは渋いわで正直なところあまり美味しくはないのだけど。 何より祭りの雰囲気と、それに。] でも、美味い。 [隣で楽しそうに微笑んでる人がいるから、ただの林檎飴もとても美味しく感じられる。] (345) 2020/08/03(Mon) 11:22:00 |
【人】 羽井 有徒[並ぶ屋台の道を二人で歩く。 あれが美味しそうとか、これも美味しそうとか。 射的に興じて当たったのに全然的が倒れないことに文句言ったり、籤を引いたらどうやって遊ぶのかわからないおもちゃが当たったり、水ヨーヨーを釣り上げ(?)てみたり。] お祭りって感じだな。 [久しく、こういう催しに来たことはなかった。 子供の頃の記憶と、今時の祭りは少し違ってる部分があって、でも変わってないところもあって少し不思議な気分。]* (346) 2020/08/03(Mon) 11:22:50 |
【人】 成瀬 瑛[ 初めて聞く彼自身の話については。>>337 何となく言葉の端々からも薄く察してた。>>0:522 だから驚くよりは、納得して。 ] …… そうだね。 あたし達、放っておくとすぐ不健康しそうだから。 一緒にいて、互いをきちんと見張らないとね。 [ 悪戯っぽく告げるのは、了承の言葉。 そうしてよろしくね、と握手を交わすかのように 重なり合った指に力を込める。 その瞬間、あたし達の関係は 「他人」から「同居人」へと、 とりあえず一つの名前が付けられて。 …… そこから先の未来は、まだわからないけれど。 この手を離さなくていい理由ができたことに あたしは深く安堵したんだ。 ] (348) 2020/08/03(Mon) 11:32:37 |
【人】 成瀬 瑛[ 一緒に暮らすならいろいろ取り決めもある。 それ以外にもあたし達求職組は、 考えなければいけないことだらけだ。 だけど、とりあえず今は、 話が一区切り付いたところで ようやく一息ついて。 眼前の君の姿を、 変わっていく空の色、昼と夜に照らされながら 改めて見つめる。 ] 羽凪くん、浴衣似合ってるね。 かっこいい。 (349) 2020/08/03(Mon) 11:33:04 |
【人】 成瀬 瑛[ そう、真っすぐに視線を合わせながら囁いたなら。 その後は何も続けないで。 ほんのちょっぴり、目線を上げて。 何かをねだるように、君の言葉を待った。 ]** (350) 2020/08/03(Mon) 11:33:20 |
【人】 灰原 詩桜─花火大会─ 智詞さん、綺麗ですね………? [はしゃいだ声を上げながら智詞さんを振り返る。 けれどそうすると、彼と目と目が合ってしまった。 だって彼は、私のことを見ていたから。>>306 だから視線が絡んで、なんだか恥ずかしくて 頬を染めて彼を見つめる。 くい、と繋いだ彼の指先を引っ張った。] ……綺麗、ですね。 [花火も。花火が上がるたびに煌く貴方の瞳も。 くす、と小さく笑って私は彼に寄り添っていた。 私はきっとこの花火を忘れない。 繋いだ手のぬくもりも、愛しい人との思い出全てを。 ……と、その雰囲気に酔っていた、その時。] (351) 2020/08/03(Mon) 16:16:39 |
【人】 灰原 詩桜…………え? [くい、と浴衣の裾を引かれる感覚。 それに目を見開いて後ろを振り返ると 驚いた顔をした幼稚園児くらいの男の子。 多分、私をお母さんと間違えたのかな。 驚いた顔をしたあと、みるみるうちに 顔が真っ赤になって涙が溢れてきたから。] あら、あら、大変! どうしたのかな、…あの、智詞さん、 案内所ってどっちでしたっけ…? [迷子、という単語は使わないように。 お母さんの電話番号わかる? どこまで一緒だったのかな? そんなことを質問しながら少し人混みから外れて しゃがんで目線を合わせると よしよし、その子の背中を撫でていた。]** (352) 2020/08/03(Mon) 16:17:06 |
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