X『教皇』 カルクドラは、メモを貼った。 (a86) 2022/12/19(Mon) 21:18:29 |
【人】 IX『隠者』 アリア[ 私が座って、シトラも座る。そうして、 世界が既に大変なことになっているのだと。 ヒナギクからシトラを通じて、 私はその時、ようやく知ることになったのかな。 それから語られる言葉を、 さっきそうしてくれていたように、 今度は私が、時折頷きつつ聞いていた。 ] …… うん さすがに過程までは予想できないけど、 シトラはきっと、世界に滅んでほしくないって そう思うんだろうなって、思ってた。 [ 嫌だ、と一言口にすることが>>356 この子にとってはとても重くて、 勇気の要ることなのだと知ったつもりでいる。 多くの声を聞こうとして、見ようとして、 自分を見失いそうになるほどに 心を寄せようとする危うさを、知ったつもりでいる。 ] (393) 2022/12/19(Mon) 21:21:21 |
【人】 IX『隠者』 アリア…… だから、詭弁になるかもな どんな選択を取るとしても、 私はそこについていくって決めてた。 箱庭に行きたいって言われても、 世界と心中したいと言われたとしても 最後までついていくよ。シトラの傍にいる。 私が、そうしたいと思ってるから。 (394) 2022/12/19(Mon) 21:22:03 |
【人】 IX『隠者』 アリアでも、それを先に言っちゃうと気にするでしょ、 というか… 二人分を決めさせることになるから。 だから決まるまで待ってようと思ったんだよね 自分で考えたり、他の人の意見を聞いたり そうやって、願いたいものの形が見つかったら それを聞かせてほしかった。 …… 頑張ったね。 っていうのはさすがに上から目線が過ぎるか [ すうと目を細めて、微か苦笑い。 先刻の種明かしの、これできっと半分くらいかな ] (395) 2022/12/19(Mon) 21:22:28 |
【人】 IX『隠者』 アリア…… 私自身は、 たとえこのまま世界が滅んだとしても 仕方ないとも、思えてしまうんだろうと思う。 さっき話した通り、 シトラや、… 他にもいると思う、 それを尊重するものがある限り、 叩き壊してまで行く箱庭に幸せはないと思うけど。 世界がどうと言われても、 私達が知るそれはひどく狭い。 言葉で聞くのは簡単だし、 中継機を見れば見られるんだろうけど。 ここに来るまでに暮らしてきた場所しか 知らないからなのかな、 崩壊はもう始まっているんだってこと、 聞くだけじゃいまいち実感が湧いてこないなって そう思う私もいる。 [ あとで見せてもらおうかな、と独り言ち。 けれど見て気持ちの良いものでもないかも。嫌だなあ。 ] (396) 2022/12/19(Mon) 21:23:05 |
【人】 IX『隠者』 アリア…… ただ、 あれが現れた時に、 思っちゃった んだよね………… もしかしたら、 世界を、変えられるかもしれない って (397) 2022/12/19(Mon) 21:23:58 |
【人】 IX『隠者』 アリア証持ちだから、そうではないから。 そういうのをどうにかしたい。 って、これは 借り物 なんだけど私も、それを聞いて、 そんな世界になったらいいと思った …… 昔、そんなことがあったんだよね (399) 2022/12/19(Mon) 21:25:30 |
【人】 IX『隠者』 アリアこの洋館はいいところだと思う。 穏やかで、安全で、賑やかで、私も嫌いじゃない。 ある程度は不自由のない生活をさせてくれるし それはありがたいことだと、思ってる。 でも、あくまである程度で。 シトラは昔、 世界を見に行ってみたいって言ってたけど>>359 それだって今のままじゃ叶えられない。 近くの街に遊びに行くくらいは許してくれるし 帰省とかお墓参りとかは行かせてくれるけど 世界旅行なんて、今のところ夢のまた夢のことで それは政府としての危機管理であったり、 基本、私達にとって外が危険だからだったり―― 色々あると思うんだけど。 (400) 2022/12/19(Mon) 21:25:56 |
【人】 IX『隠者』 アリアもし、世界が滅びずに済んだら。 『二十二人が揃っても世界は滅びなかった』 それが事実として残ったら、どうだろう。 …… そう思って。 [ それでも生きてるうちには無理かもしれないけど。 なんて口にして、どこか決まらない苦笑を浮かべる ] (401) 2022/12/19(Mon) 21:27:19 |
【人】 IX『隠者』 アリア私達の中で一番世界を広く見てきたのは、 フォルかチェレスタ、なんだと思う。 この世界が想像より広いらしいこと、 光も闇も、あたたかさも、冷たさも、 自分の目で見て、自分の足で歩いて知ってるのは きっとあのふたりしかいない。 [ 他の面々は…そこまで深く知らないことも多いけれど そもそも証持ちというものが偏った環境に置かれやすい。 外に一歩も出られないとか、幽閉されていた者さえいる。 広告塔として各地を訪れているヒナギクだって、 ]世界を見てきたという点では同じなんじゃないかって? …… 見てきたという点なら、ね。 でも、たぶんあの子は少なからず守られてる。>>2:186 あるいはそこで突き付けられた辛さを飲み込んで笑ってる。 これはそうでなかったらいいなという願望が少し入ってた (402) 2022/12/19(Mon) 21:31:26 |
【人】 IX『隠者』 アリアフォルには何かとお世話になってるのは、 シトラも知ってるでしょ? いつものメルロンだって、 元はフォルがくれるお小遣いだし。 [ その価格よりは相当に軽くお茶請けにされるメルロン。 値札を見て驚かれることもあったかもしれないな。 どこから資金が出てきているのか問われて、 小遣い稼ぎ…もとい彼のつてで薬を売っている話を>>0:236 シトラにはしたことがあったはず。 だがしかし稼いだところで使い道がそこまでない。 ゆえにある程度貯まるとメルロンに化けてお出しされる。 私自身はホリックゼリーのホリックでもはや常備しているし ]うっかり激辛が最後に残ると何とも言えない顔はするけど 事もなげに「慣れるとそうでもないですよ」と宣う。 一般的には全然そうでもなくない激辛だと思う。閑話休題。 (403) 2022/12/19(Mon) 21:33:02 |
【人】 IX『隠者』 アリア個人的に、彼のことを信用してる。 だから聞きたいんだ。 世界を知る目で見て、勝算はあると思うか。 [ そしてもし、その目で見限るような世界なら ―― 私は、そこに希望はないと感じるだろう。 だとしても、答えが変わることはないけれど。 ] (404) 2022/12/19(Mon) 21:33:54 |
【人】 IX『隠者』 アリア [ 私の思考と選択とは、別物だ。>>1:449 何を思い、何を感じ、何を考えても 私の答えは決まりきっていて、変わらない。 シトラの選んだ世界。シトラの選択と運命を共にする。 ただ、それだけだから ] (405) 2022/12/19(Mon) 21:34:51 |
【人】 IX『隠者』 アリア…… って、いう感じ。 聞いてくれてありがとうね。 [ 境界のぼやけた認識でさえ、柄にもない、と思うような そんな話をしたなという思いがあったから、 少しばかり気恥ずかしそうな顔で、咲く花へ目を逸らした *] (406) 2022/12/19(Mon) 21:35:39 |
IX『隠者』 アリアは、メモを貼った。 (a87) 2022/12/19(Mon) 21:49:48 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[ドレスの所持理由には納得し>>365 彼女が俺の事をそう呼ぶことを彼女の両親は 知っていただろうか。 もし、知っていたのだとしたら深読みをしてしまう。 けれどこれはどっちだろう。 夜色なら捨てないと見越しての牽制か? 彼女の前から姿を消してもまだ未練はあったのだろうか。 解らないので良い意味に受け取っておこう。 娘はどうやら俺にくれるらしい。 ベルの両親について、心情は複雑だ。 彼女をたくさん傷付けて来た人間たち。 でも彼らが彼女をこう育ててくれたから、 きっと彼女は俺に惹かれてくれたのだろうから、 そこは評価しているけれど。 彼女の前から姿を消してくれたおかげで、 俺の所に来るしかなくなった所も感謝しているけれど。 だからと言って好きになれるかは別の話だ。 じっともう一度ベルを見詰める。 綺麗な夜色に包まれて、そんな顔で、] (408) 2022/12/19(Mon) 22:12:02 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ……綺麗だよ、ベル。 攫って行ける算段が付いててよかった。 [そうして伸ばした手を軽く握りしめると引っ込めた。 ふふ、と笑いなおして。] じゃあ今度は夜の色をした アクセサリーでも贈ろう。 その服に似合うように。 (410) 2022/12/19(Mon) 22:12:28 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[駆け落ちの誘いを受けてくれる。 手を差し伸べられたのは予想外だ。 自分が手を伸べて彼女に触れてもらう事、 撫でてもらう事は多くあったけれど。 自分から手を伸ばして彼女に触れる事は、 先ほども含め本当に数えるほどだ。 伸ばされた手を取る。 握りしめた。 引き寄せてその手の甲に口付けた。] じゃあ、行こうか。 [今後は数が逆転するかもしれないが、 まあ追々である。 握りしめた手を誘導するように歩き出した。] (411) 2022/12/19(Mon) 22:12:45 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ[神はどこにいるのか? 恐らくどこにでもいるのだろう。 でもただ、なんとなく。 彼女の好きなガゼボへと向かう。 向かってみて、 来ることが解っていたように存在する様子を見ると、 少し呆れたような溜息を吐いた。] 神様ね。 [その声に気付いたように その存在がこちらを向き直ったから。] (412) 2022/12/19(Mon) 22:12:58 |
【人】 ]X『悪魔』 ゼロ昨日ぶりだな。 決めてるって言ってた答え、 やっぱり変わんなかったよ。 俺たちは箱庭には行かない。 だから世界を滅ぼされると少し困る。 [そうベルの手を握りしめたまま答えた。*] (413) 2022/12/19(Mon) 22:13:09 |
【人】 XIX『太陽』 ヒナギク―― 医務室/カルクドラと ―― [こうしてカルクドラと二人きりで話すのは、 改めて考えれば、久しぶりかもしれない。 私が出会った頃のカルクドラは、 既に祈祷室の主であったし、 年齢の割に落ち着いて見えていた。 故郷のことを話す彼は穏やかに笑う。>>189 カルクドラは家族と仲がいいのだろうか。 五年共に洋館で過ごしたとして、 聞いたことがなかったことを思い出す。] そっか、教会で……。 だから、カルクドラも祈りを捧げてるんだね。 [南の端にある小さな小部屋に彼はいる。 時に人を招き入れて、時には一人で。 まるで神の使いのように人々に手を差し伸べている。] (414) 2022/12/19(Mon) 22:14:37 |
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