68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】
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呆れた、とばかりにため息をついた。
こんな質問するんだからわかるだろうとばかりに。
「俺もそうだよ」
だからあんたとの付き合いはまだ続くだろう、
なんて喜ばせるような言葉は続けない。
躾には適度な飴と鞭の使い分けが必要なのだ。
「探したければ探してもいい。禁止はしない」
想いが偽りじゃないなら本気で探せ、
ということである。
結局見つけようとしなくとも自分から探すし、
もしも見つけてくれたなら、
今後も間違いがあってもこうして許してしまうんだろうなと
予感しながら。
この世界でのラサルハグのおはなしはこれでおしまい。
未来の話はまたどこかで。
「……ハマルは、守られない約束を知っている。
零れ落ちたものを知っている。
掴めなかったものを知っている。
けれどハマルは手放したくはない。
いくら失っても手放す事は、したくない。
シトゥラの事だってそうだ。
シトゥラが手放してしまうのなら。
ハマルは掴もうとし続けよう。
お前が落としたものを、全てハマルは拾い続ける。
ハマルがそうしたいと、思うから」
「それに、 シトゥラはハマルに最期言っただろう。
『一番の話が出来るようになりました』と。
言葉を残してくれただろう。
約束を守ろうとしてくれただろう。
躊躇うという事は完全に捨てきれてはいなかったのだろう。
シトゥラの中にひとかけらでも残っていたのなら」
「……寂しくはある。
けれど。それでも、よかった」
→
竪琴の音が鳴る。
「言えない事。言いたくない事なら。
無理に言わなくても構わない。
けれど『話』をしよう。シトゥラ。
見てきたもの。触れたもの。
話したくてもできなかった事。
伝えられなかった事。
ハマル達はそれしかできない。
ハマル達はそれでも。
言葉を交わすこの場所で繋がったのだから」
[是と言われれば、ぽつりぽつりと話し始めるだろう]
[過去の話][いつかの話]
[果たされる約束][果たされない約束]
[『現実』の話だって出たのかもしれない]
[否と言われても]
[最後に貴方に伝える言葉は決まっている]
[『またね』][そうして竪琴の音も途切れるのだ]
| >>470 ゲイザー 「もっと褒め称えてくれてもいいんだぜ。 ゲイザーちゃんの壊したい≠ニ愛しい=Aぴったりくっついててなかなか離すのが難しいんだからさ」 こちらを案じるゲイザーの様子を見て頷く。 「大丈夫そうね。 残ってない残ってない。ぜーんぶこの中」 気分屋は一仕事終えたような顔をした。 それからゲイザーの爽やかな笑顔を見て、こちらも笑い返した。 「そっか。 楽しみにしておくね。」 (488) 2021/05/04(Tue) 16:12:15 |
青年も話し始める。
やってきたこと、大事なものの話。
空いた時間を埋めるように、言葉を重ねていく。
青年の話はけして長くはない。
大事なことは、言葉に上手く出来ないものだ。
だから事実と少しの気持ちだけを言葉に乗せる。
またね、の約束は果たされるのだろうか。
ハマルに彼は“現実の自分の連絡先”を手渡した。
あっちでも再会しようという約束を。
[ここでの残り時間は有限だ]
[きっと互いに語り交わしあった言葉は少ない]
[それでも大事な事は伝えられただろう]
[渡された連絡先に、【日辻 春】の連絡先を返して]
[果たしたい約束を再び結んで]
[そうしてこちらでの二人]
[『ハマル』と『シトゥラ』の話は終わったのだ]
ハローハロー、当方です。
当方は今、貴方の脳内に直接語り掛けています。
この世界がβテストである時間もあと少しですね。
意味の分からない方は聞き流してくださって結構です。
その疑問はきっと後に解消されますから。
さて皆様、やり残した事はありませんか?
忘れ物はありませんか?
ほら、そこのギルドの長失格さんとか。
『壊れた時報』からの信用消失具合、いっそ笑えますね。
HAHAHA
「それで終わり」「僕はギルドの長失格です」
「僕の話はここまでだ」
『壊れた時報』は、これらの言葉を信じていません。
当方のこの言葉が理解出来ない程、
貴方はお馬鹿さんではありませんね、ギルドの長失格さん?
失礼、私信が入りました。ソーリー。
当方は皆々様に言葉を投げ、羊を夢見に戻ります。
シーユー
ぼく、ヘイズ!
人外だらけの役者ギルドで、愛らしい子供を演じる魔獣!
……っていう没データがこっそり残されてたNPC!
しかも、謎のゲームの参加者に選ばれちゃって…!?
ぼくはデータ通りになんとか宿主という名の師匠になってくれる人を会合で見つけようとして…選ばれたのがサダル!
どうしてサダルが選ばれたって?ギルドが同じだから?
それとも演技の特訓をしてくれたから?いいえ
彼が迷える子羊ちゃんのぼくに気づかせてくれたからでしょう!
それからぼくは人のいろんな感情に触れました。
死体をみた時の、殺す時の、死ぬときの…
あれ?ポジティブなこともあったのに忘れました!
あはは!ウソです。ちゃんと覚えてます!憧れですから!
ところが、みんな別の世界に本当の自分が
いるってきいてビックリ!くそ〜!
でもでも、パーフェクト弟子だったぼくは
いろんな世界へと渡る希望の星を師匠から与えられました☆彡
サダル!ルヘナさん!みんな!
きっとぼく行きますよ!待っててくださいね〜!
次回、空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?
『Hello, World!これ師匠のスマホですか?』
ぼくたちの舞台はまだはじまったばかりだ!!!
「ごきげんよう、ニアよ。
――ここでは『ガルデニア』と名乗るほうがいいかしら」
同じ『陣営』として設定されていた者たちへ、
最後の挨拶を贈る。
「……あのお願い、聞いてくれたのよね」
あまりにも一方的で身勝手な、今際の言葉。
必死だったあの願いを聞き入れてくれたこと。
「キュー、ラム、モス。
それから、フール、スクリプト、リリス。もう一人の誰かさん」
それから、仲間であってくれたこと。
……『設定』と言ってしまえばそれまでだけれど。
少女は彼らに手を伸ばさずに、彼の手を取ってしまったけれど。
「悪い子のニアに付き合ってくれて、ありがとう」
それでも、ひとりではなかった。
少女はきっとそのことに――彼らに、甘えていた。
「――ニアの人生も、悪くはなかったわ」
(→)
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