![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音[ 現れた千葉は日常の姿のまま、 全力疾走という非日常を纏っていた。>>167 息が整うまで何も言わずその姿を見つめる。 お前上履きのままじゃん。なんて普段みたいに突っ込めない。 全部オレのせいだもんな。 ] …………、すみません、専務 日差しを避けてきたらこんな時間に [ そう思うとどんな顔をしたらいいか分かんなくて 口で巫山戯けながら顔は微妙な表情になってしまった。 もう擦り過ぎかこの冗談。 社長扱いまで拾って訳分からなくなったし。 そんなに急がなくてもバックレなかったのに。 ──いや、それは100%保証は出来ないことか。 睨めあげる表情は慣れたもの、怒ってはないと知っている。 なのに気まずそうにしてしまうのは どんな気持ちで今の時間まで待ち、走ってきたのか 思い至ってしまったから。 ] (233) 2022/10/19(Wed) 20:46:50 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音ん、ありがとうな [ 千葉の格好は見慣れたままの筈なんだけど。 背筋が伸びる様と、受動的な言い方を言い換えた様子に>>168 やっぱり千葉も何かあったのかなと思った。 別にオレや秋獅ンたいな暗いことじゃないとしても、多分。 それを知れないのは何となく、寂しいことだが 資格を得られなかったのは自分のせいだ。 ……ま、多分大体は分かっちゃってると思うんだけど オレが願おうとしてたのは 最初からいなかったことにしてもらって 世界から、皆の記憶から消えること [ 周囲を無意味に眺めつつ思考し、話し出しは遅れた。 結論からだとちょっと意味がわからないだろう。 どこから話すのが聞き手にとって良く、自分の心が許せるものか。 地雷を踏み抜く覚悟までは悟る由もなく、 平静を保てる範囲で出来る限り相手に開こうと試みる。 ] (234) 2022/10/19(Wed) 20:47:55 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音昨日お前が保健室を出て行った後、 それこそ死ぬほど後悔して……ちょっと他の奴らとも色々あってさ 情けない無意味な奴より、 そんな奴に言葉を尽くして呼びかけてくれる奴らの思いが 願いに反映されるべきなのかなって思った そう出来る選択もあるのかもって、考えた [ 生きたくなったからって言えなくて悪いと思う。 でもそれは、内側にあるものを一人で抱えてる限り どうしても言えない言葉だった。だから ] (235) 2022/10/19(Wed) 20:48:44 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音んで、今思ってるのは 世界から自分を消すのを諦める代わりに オレの中からトラウマに関わるものを消しちゃおうかなって 二度と戻らないように、……記憶を完璧に [ 正直オレ個人としては消えるより恐ろしい選択なんだよね。 病んだ植物を根こそぎ引っこ抜いた後には それはもうでっかい穴が空いて、 気づかないでいるなんて出来ないんだろうし。 その津崎絵音は今のオレと同一人物といえるのかな、って。 ] そうして戻ってきたオレが、お前にとって受け入れられるものなら ……これからも仲良くしてくれる? [ 新たな苦しみを獲得する代わり、 恐怖や躊躇いは忘れてそうなその津崎絵音と 今のオレとじゃ成し得なかった親しさになってくれたら。 千葉が頷いてくれたら勇気出るかもって思って 見送ってほしくなったわけ。* ] (236) 2022/10/19(Wed) 20:48:59 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音[ 秋獅ェ相変わらずオレが消えることそのものは否定してないのは ちゃんと理解している。でも、結局同じことなんだよ。 日常の継続を重ねる呪詛で望んだのは別の誰か 友人でもない奴の為に必死になれるいい奴だよ。 お前が覚えていようとした過去の「絵音くん」も 確かにオレだった存在で、オレが殺そうとした対象なんだから。 消えるだけでいいならもうとっくに自殺しているんだ。 だからそれもまた、諦めてないと言えるだろう。 自分ばかりが相手の生を望み終わろうとすることへ 思うことが生まれる一端になっても、おかしくないだろ。 ] (240) 2022/10/19(Wed) 21:07:33 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音[ それに勇気を出したことには変わりないだろう? 幼い頃上の学年の教室までやって来た時みたいに、 一人で頑張ったんだろ? なんて聞くことも出来ないんだけど。 メッセージを見た時諦めていたことが叶いそうで 生きていてほしいと再び強く感じたのは事実だけど、 人質に取られたなんて、思ってないんだ。 あの時祈りは突っ撥ねられただけだと まだ思ってるのもあるけどさ。 オレを覚えていることと秋獅フ未来じゃ、 あまりにも価値が釣り合ってないんだから。 ] (242) 2022/10/19(Wed) 21:08:17 |
![]() | 【人】 帰宅部 津崎絵音[ 「最初からいなかったことに」 「白瀬秋獅セけは覚えているように」 その両立は二つ願っていることになり否定されるのでは? なんて疑問も願いを変えた幾つかな理由の一つではある。 秋試ゥ身に願わせることは更に有り得ないと思った。 タイミングがズレたら終わりな以前に、 消えゆくかつての兄のような相手を覚えている為に願うなんて そんな悲しいことがあっていいだろうか。 本当に生きてくれるのなら、 その未来の為にでも使ってくれたらいい。 具体的なものは彼女ではないから思いつけないし、 結局どうするかは秋試汨謔ネんだけど。* ] (244) 2022/10/19(Wed) 21:08:35 |
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。 ![]() (a37) 2022/10/19(Wed) 21:17:20 |
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