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【人】 《憑依》 リュシルド……ええ、そちらの子はともかく 貴方まで騙し通せるとまでは思っておりません。 ヘルシャ…… Kether 仰る通り、私はコルドではありません 私が何者であるかは彼に一任させておきます。 [ 己自身は彼らと対面することが稀だ ────で、あるなら どう伝えるかはコルドに任せるのが得策だろう 心配をしているのを端に霊薬の材料を並べる 元々は作り方を教えたのは私ですので ] (99) 2020/03/06(Fri) 20:49:12 |
【人】 《憑依》 リュシルド一つだけ言えるのは私は彼の縁者です。 貴方達が彼の味方であるならば、 私にとっても貴方達は味方といえるでしょう。 [ 叡智 を湛えた双眸が柔く微笑する ] (100) 2020/03/06(Fri) 20:49:16 |
【人】 《憑依》 リュシルド あのときに 吸血鬼やグールを屠った力は私のものです そのあとの 結界も私のものですが彼には内密に掛けてました。 [ 真実と虚実を入り混じらせる。 己の正体が知られるよりも 伏せたい真実を伏せることを最優先にする あの宵闇の力が弟に眠っていることを ] …………彼の意識を眠らせて 一時的に彼の体を借りております 彼の意識が無い時でなければ 何も出来ませんでしたのでご容赦ください。 [ 魂を僅かでも繋げてしまっている以上 多少の過負荷は弟にいくが────。 目覚めざるを得なかった。 僅かな自我を触発させてでも ]* (101) 2020/03/06(Fri) 20:49:54 |
【人】 《憑依》 リュシルド[ 想像力の逞しさに微苦笑を浮かべる>>102 多重人格の別人格という線もあったか 通用はしないだろうが想像しておかしくなる 小さくくすりと笑む 見習いの彼の疑念を引き継いだのは ヘルシャだった。>>103 コルドを通して見る時よりもぎこちない 相手からすれば初対面だからだろう 一方的に知っている身としては 居心地が悪かろうとも ] ……はい。 彼と貴方達の関係のほうが長いでしょうから。 [ ことん。霊薬の材料は並べたが 作り方は知っていても作ったことはない。 僅かの手伝いを終えて再び向き直る。 澄んだ緑眼を、両者へと向ける。 ] (106) 2020/03/06(Fri) 23:39:52 |
【人】 《憑依》 リュシルド[ 恐らく彼は勘づいているのだろう 彼がコルドと知り合って十数年近い 利害関係を一致し 定期的な協力をし合う 私がしたくとも出来ないことをする彼 ] …そうなりますね。 貴方ならおわかりかと思います。 世界の誰よりも護りたい存在がいることを [ 柔い微笑を向けるのは ────弟を助けて貰ってる 恩義 と羨望 正気で対面で話すことは もう叶わないだろう 諦観 をも込めて ] (107) 2020/03/06(Fri) 23:39:59 |
【人】 《憑依》 リュシルド[ す、と、視線を注ぐのは────若き見習いへ ] 守りたいひとに会えるのなら ……迷わないことです。 貴方はまだ未完成 Gevurah ………未完成ゆえにまだ間に合いますが [ そっと囁く。 半吸血鬼でもあるヘルシャには聞こえぬように 対話する機会が二度あるかはわからない ] (109) 2020/03/06(Fri) 23:41:15 |
【人】 《憑依》 リュシルド[ この身の沈んだ意識が浮上するのがわかる 僕が身勝手なことをしたことに怒るだろうか? ────もう碌に話せなくなるかもしれないから 諦めるんだよ、伝えても 頑な貴方は聞き入れなかった。 ] ……コルドが起きる気配がします 再びお会い出来ることは 奇跡に等しいでしょう 時間がありませんので 赤き吸血鬼への対処法も コルドに尋ねてみてください (111) 2020/03/06(Fri) 23:42:56 |
【人】 《憑依》 リュシルド もうひとつ …コルドにお伝えください 僕は直には伝えられないので どうかお願いします 『 貴方が無事で良かった 研究に打ち込みすぎで体を壊さないように 』 ──────と。 [ 僕は諦めてしまった 貴方を守るために 犠牲になることを厭わなくなった 貴方は諦めずにいるから 僕は…──────。 叶わない望みはとうに錆び付いているのに。 また幽玄と現実の境に沈みゆくように 意識が 自我が 薄れていく…… ふつり途切れる折の 望みは儚く泡となり 己自身でも気づかない 貴方とひとときでも話すことすら叶わない (112) 2020/03/06(Fri) 23:45:35 |
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