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188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】
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[『平等』の定義がはっきりしていたならば。
『正義』はあんなにも、迷わずに済んだことだろう。
神は『正義』に、『平等たれ』という役割を与えたくせ、
肝心の『平等』の定義を示しはしなかった。
その『平等』を形作ることを、神は『正義』に求めた。
……そんなもの、
神でもなければ定められようはずもないのに。]
[『塔』は感情を抑えてしまうところがあった。
あの人の心の中には、
生まれてくる歓喜も、悲哀も、憤怒も、慈愛も、
あるというのに、うまく表現できないようだった。
恥ずべきことではないのに、
それを厭うかのように表に出さないことが気になって、
気づけば、特別『塔』を気にかけることが増えていた。
時間は無限にあった。
あるように思えていた。
神が造られた箱庭の中は、永遠だと思っていた。
焦らず、ゆっくりと。
いつか『塔』本人から語られるといいと思っていた。
溢れそうになるまで抱え込んでいた感情を、
君の口から打ち明けられた時は、
そっとあなたの身体を抱き寄せた。]
『よく言えたね』
『忘れないで、その気持ち』
『それはあなたにとって、大事なものだから』
[言い聞かせるようにゆっくりと、あなたに伝えた。]
[『心』は人を成長させる。
『心』は『身体』に影響を及ぼす。
動物になくて、人間にだけあるもの。
それは、人を大きく進化させるためのものだった。
『感情』を持つことを誇らしく思って欲しい。
困難に打ち勝つためには『強い心』が必要だ。
自分に素直に、正直に。
『太陽』は常にそれを見届ける。
そうでなければ、
陰りが見えて『太陽』が隠れてしまうから。]
[あなたの思いを共に抱えたまま、
私はあなたを置いて先に逝った。
ああ、でも。どうか。
あなたのせいだとは責めないで欲しい。
人はいつか儚く散っていくものだから。
いつかは誰にしも訪れる時が、
少し早かっただけ。
あなたの思いを共有できなくなってしまったけれど、
寂しい思いをしていないだろうか。
仲の良いあの子と、ちゃんと話せているだろか。
後悔があるとしたなら、
そんなあなたを最期まで見届けられなかったこと。]
[『正義』が『運命の輪』を見つけた時、
何もかもが手遅れになっていた。
崩れ始めた箱庭で、
『運命の輪』は『正義』にとっての希望に等しく、
『運命の輪』さえいてくれれば、
何かが好転していくのではないかと、
そんな淡い期待を抱いていた。
それなのに。]
……………?
[その光景を、呆然と、ただ呆然と、
『正義』は眺めて、
それからゆっくりと、歩み寄る。
あと一歩のところまで近づいて、立ち止まった。]
……ぅ…そ、だ、
[零したのは、たったの一言。
その光景を、どうしても、受け入れられない。
『運命の輪』の声が、聞こえない。
君は僕のことを、呼んだろうか。
それなのに、僕は間に合わなかったんだろうか。
『正義』は『運命の輪』の身体を抱き上げて、抱きしめた。
腕の中に収まった身体は、どこまでも冷たい。]
間に合わなくて……ごめん。
君の傍に、居られなくて……
[ほたほたと、雫が『運命の輪』の身体を濡らす。
けれど、そんなもので、
既に熱を喪った身体が温もりを取り戻すことはない。]
[『正義』にとっては
幸いなことに、
『運命の輪』を
殺した犯人はすぐに知れたし、
その犯人が既に自らの手で
亡き者であることも、見て取れてしまった。
『正義』は
幸いにして、
復讐に狂うこともなかったが、
それは
『正義』の
公正性が失われるまでを先伸ばしたに過ぎず、
結局のところ、この事件を機に、
『正義』の悪夢は加速していくことになった。
『正義』はこの悪夢を打ち消すために、
“ よく眠れるお茶 ” を誰かから貰っていた……
という記述も一部の文献に残されているが、
それについては定かではない。*]
ここ箱庭には"神"がいたから
生きていれば希望はあると思った
大切なものが残っていたなら、希望はあると思っていた
箱庭が混乱と争いに包まれ始めても尚
最悪、殆どの者が亡き者となろうとも
『塔』が残ってくれていればそれで良いと思っていた
おそらく器用な生き物ではない僕の、唯一の親友
こんな状況では
他の者の事は、1人を除き意識の外だった
………『女帝』
意識の外と出来なかった、ただ1人
ずっと『女帝』だけは気に入らなかった
何が気に入らないか、明確なものは分からない
けれど
彼女の言動、所作、考え方
耳目に触れるそれらの何を見ても気に入らなかった
きっと、『女帝』の在り方そのものが
僕にとっては気に入らないものだったのだ
箱庭の混乱の最中
『力』の死を悲しむ『女帝』を見つけた時も
僕の心持ちは、始めこそ普段と変わらず
『力』は『正義』と相打ち
『女帝』が溢したか、風の噂で聞いたか
どちらにせよ関心はなく覚えていないが
考えた末の彼らの決断だったのだろうと思えば
他に感じるものは特になく
しかし目の前の『女帝』は、はたしてどうだろうか
『力』と仲が良かったらしいのは知っている
では、悲しむほど大事な存在だったなら
失くさぬ為に君は何か行動したのだろうか?
既に失くした今、君は悲しむしか出来ないのだろうか?
実際の『女帝』の心境事情なぞ、僕は知りもしない
『女帝』が今何を思っているのかなぞ分かりもしない
僕が知らなかっただけで
彼女なりに行動したのに失う結果となったのかもしれない
しかし、僕から見える目の前の彼女は
まるで依存の様子しか見えず
将来よりも、己の悲しみしか見えていないと感じたのだ
………気に入らない、本当に君は気に入らない
……………一瞬の意識剥離の後
『女帝』は、地に伏せていた
彼女とその周辺は濡れ
水瓶らしき破片が散乱し
頭部周辺の水は段々と
赤
に染まり
僕の手には……砕けた水瓶の取手があった
覚えはない、だがどう見たって
僕が、『女帝』を殺した
それ以外に考えようもない状況だった
そこまでするつもりなんてなかった
感情が振り切れて招いてしまった結果なのだと…思う
だが、こうなった後悔も正直なかった
僕の願う希望に、彼女は必要ではない
それに、混乱広がるこんな状況だ
ああなってしまうようでは
生き続けるより良かったのではないか
……そう、思う事にして
地に伏せる『女帝』を残し、立ち去った
後悔は、本当にないけど
『塔』がこれを知ったらどう思うか
色々と考え始めてしまいそうで
その場から早々に離れたかった
そうして僕は
犯した罪と『女帝』に向き合わなかった
"『塔』に不穏分子の疑いあり"
そんな話が聞こえ始めたのは
きっと、『女帝』亡き後の事だった
何故そんな話が広まっているのか
それがまるで分からなかった
だが、僕は彼の無実を訴え続けた
『塔』という人となりはよく知っている
何故抵抗もせず疑いを向けられるがままなのか
自分はやっていない、とすら言いもしないのか
真に深い理由までは悟れずでも
何かしらを想っての事かと予想は出来た
だから僕は、彼が無実だと信じ続けた
僕には『塔』だけが友で、希望だったから
何を持って不穏分子とされているか分からないが
相打ちをした者がいて、人を殺めた者もいる
そんな箱庭の状況下なのだから
不穏分子なぞそこら中にいるじゃないか
『塔』がそのような行いをしたのか?
いいや、彼に限ってそんな事はないはず
疑いに対し、僕に出来うる限りの訴えを
訴える以外の手段がなかったから
いよいよ処刑が決定してしまっても
僕は彼の無実を訴え続けるつもりでいた
なんなら、『女帝』殺しを告白してでも
それで僕が処刑の対象と成り代わったとしても
『塔』は罪はないのだと主張を続けるつもりだった
神だって、彼の無実を判っているはずなのに
この事態を終息させに現れてくれないから
だからそうするつもり、だったのに
わたしの"望んだ結末"を否定しないで
『塔』から告げられた言葉を聞いて
僕は頭が真っ白になってしまった
望んだ?本当に?
僕がずっと君の無実を訴え続けるから
僕がそれで疲弊してるとでも考えて
もういいと止めてくれようとしているだけだろう?
そうなんだろう?そうだと言ってくれよ
言いたい事は沢山あった
だって彼は、彼しか僕にはいないんだ
他に希望なんてなかったんだ
だからその言葉が真実だと思いたくなかった、でも
"これでやっとらくになれる"
その言葉だけは、やけに本音めいて聞こえて
……僕から反抗を考える心を削ぐには充分すぎた
その意志を無碍にするまでの勇気は、なかったんだ
『それが君の意志ならば
僕も、抗うのはやめよう
だが僕は、君の無実を信じ続けよう
生まれ変わる未来があるとするならば
僕は君を探し、また友になろう
だからその時まで
希望ある未来が来るまで
祝福はお預けとさせてほしい
………ごめんよ』
『塔』の死を祝福と思うのは
希望の喪失を祝うなど、とても出来そうになくて
これが彼への敬意と、僕なりの精一杯の妥協
![](./img/madparty/182.png) | ――昨晩:アリアと―― はい。 先程、目の前で意識を失われて。 今は、眠っています。 [アリアの姿を薬草園に見つけて、ほっと安堵の息を吐く。 探していた理由を伝えれば、彼女は少し驚いたようだったが、眠っていると言うのには安堵したようだった >>148。] (235) 2022/12/19(Mon) 1:39:40 |
![](./img/madparty/182h.png) | ……そう、ですね。 アリアの言うことは、わかります。 僕も随分、そう思うようになってきました。 僕には、世界に思い出は、ありませんが。 それがある人もいる。世界が大事な人もいる。 それを無視しては、いけないと思います。 [もらった答え >>150を受け止め、自分の中に落とし込み。 ありがとうございます、と告げると、明日また会うことを約束して薬草園を離れる。 実際は呼ぶのではなく、直接先生を共連れてだったかもしれないが >>216*] (236) 2022/12/19(Mon) 1:40:15 |
![](./img/madparty/182.png) | ――先生の隣で―― ちゃんと、行ってくださいね。 見てますからね。 [ >>216それを理由としなくとも、離れようとはしなかったが。 自分でも、どうしてこんなに弱っているのかわからない。 昨日、何もかもを吐露してしまったからか。 誰かに聞いてほしかった、誰かの声が聞きたかった、それがあなたならなおよかった。 本人からはもう手を離れたと思われているようだが、未だに"先生"を頼りたがる心がこんなにもあったのだと自分でも少し驚く。] (237) 2022/12/19(Mon) 1:40:40 |
![](./img/madparty/182h.png) | ……真面目に言ってください。 [ >>220自分のことを指して『愛し子』と言われるのはどこかこそばゆくて、そんな風に一蹴してしまった。 けれど、照れくさいだけで、嬉しさはあり。 表情から面映ゆい心地は読み取れてしまったかもしれない。] (238) 2022/12/19(Mon) 1:40:57 |
『塔』の処刑執行
最早それを止める事は心持ちの面で叶わず
これは罪に向き合わなかった僕への
罰
なのだと
『塔』の最期は見届けるべく、その場には立ち会った
![](./img/madparty/182.png) | 先生は、 かみさまをお慕いされてはいないのですね。 [ >>221それも、然りだろうと今なら思う。 どうして、とは思わない。いま、これだけの証持ちたちを悩ませて、人々の命を奪おうとして。 『愛している』と言われても、困惑するのはわかるから。 理不尽に奪われる命。 未だに続いているらしい崩壊に思いを馳せる。] (239) 2022/12/19(Mon) 1:41:15 |
『生きて共にいてくれたら
それだけで、僕は良かったのに』
![](./img/madparty/182h.png) | [ >>226再び、今の、"ユグ"の、答えを問われるなら。 少し緊張したようにまごつき、一度息を呑んでから。] ――僕は、 夢物語、と笑われるかもしれないですが。 ここを更地にして、あたらしくやり直すのではなく。 今の状態から変えていける、変えていきたいと、思います。思うように、なりました。 [そう、答える。] (241) 2022/12/19(Mon) 1:41:46 |
![](./img/madparty/182h.png) | 幸せな世界、を作るのに、今がそうでないから壊してしまう、新たな真っ白な世界ならうまくやれる、ではなく。 今ある世界を残し。この世界で、皆と過ごし、ながら。 人々の意識を変えていけないかと、思います。
ヒナギクみたいに、外に出ている人も、います。 それだけでなく、世界に強い悪感情がない人も、いますし。 それこそ先生の言うように、理不尽に命を奪う必要は、ない。
僕らが幸せに暮らすのに、今の世界は必要、だと思うように、なりました。
[その計画も立っていない。 何も、勝算なんてないのだけれど。 それでも世界を壊して作る幸せは、きっと虚構だから。] (242) 2022/12/19(Mon) 1:42:04 |
![](./img/madparty/182r.png) | だからきっと、それが僕らの作る"新しい世界"になります。
[先生の手を取りながら、思いの丈を告げた*] (243) 2022/12/19(Mon) 1:42:32 |
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