石鹸商 ニコは、メモを貼った。 (a43) 2021/12/27(Mon) 1:46:56 |
【人】 石鹸商 ニコ─回想・シュナイゼン王国と“2人”の青年─ [私がシュナイゼン王国側へお手紙を出したのは 特別便の切符及び引換券の販売が始まった直後。 まさか返事が返ってくるなど思わなかったものですから] (これはこれは、嬉しいですねえ……) [王国の印に思わず目を細めました。 “乗車仲間” だとしても、 “高貴なお方” だったとしても。 少なくとも私は、 “ にお出ししたつもりでおりましたよ。御両人 ”重なってしまうと一見分かりにくいですが、 引換券2枚がその証です。] (217) 2021/12/27(Mon) 5:06:18 |
【人】 石鹸商 ニコ[有難いことにシュナイゼン王国の方々にも 我がベルジュラック商会の品をご愛顧いただき 恐れ多くも国として、 王族の方に拝謁の名誉を賜ったこともございました。 それはそれは緊張いたしましたが、 その中でも王子殿下とお言葉を交わしたことは 今でも印象に残っております。 何せ嘗て特別車両で 拝謁した王子殿下と瓜二つどころか “オーラもどことなくご本人のような御方” 歓談車両へと姿を現したのですから!] (218) 2021/12/27(Mon) 5:06:38 |
【人】 石鹸商 ニコ[旅人としてのお名前を伺えたかどうかは さておいて。] [ “乗車仲間” “高貴なお方” 何方としての貴方様でも、 お越しをお待ちするおつもりでした。 だから お二人 に宛てたのです。余談ですが心の中で “乗車仲間” は空の君、“高貴なお方” は大地の君とお呼びしているのは私一人の秘密といたしましょうか。]** (220) 2021/12/27(Mon) 5:07:17 |
石鹸商 ニコは、メモを貼った。 (a44) 2021/12/27(Mon) 5:09:01 |
【人】 石鹸商 ニコ[それは、5年前──会頭となった23歳の時でした。 目の前の墓標、デリック・ドイル先生>>29>>31の御命日に 紫苑の花束を手向けに一人で訪れた時のこと。 先生が既にお目覚めなのか>>32 いつお目覚めだったかすら、知る由も無い時のことです。] …………ドイル先生、お久し振りです。 あれからもう8年も経つんですね。 [“私のことなど、覚えてらっしゃらないかもしれませんが。” 自嘲のように呟く言葉など風の音と共に消えて欲しかったのに。 周囲に誰一人居なかったことが、せめてもの救い。 (少なくとも、私はそう──感じておりました。)] (225) 2021/12/27(Mon) 5:45:29 |
【人】 石鹸商 ニコ─回想2・今から13年前/留学生と探偵さんの邂逅─ [先生、貴方であれば父モスカートのことは ご存知かもしれません。 先生の大陸にある支店の万引き犯を捕まえたとか、 店のお金を持ち逃げした従業員を捕まえたとか 色々聞きましたが真実は先生と父のみぞ知っているのでしょう。 父もまた、私のよう世界を飛び回る生活で 時折先生がお住いの大陸に立ち寄っては 先生に必要な情報を教えられる限り教えたそうです。 当時からベルジュラック商会は 今のように世界に支部を持った商会。 支部から支部へ、世界から世界へ、大陸から大陸へ 飛び回る私達に情報を集めるなど容易いことでしたから。 お役に立っていたかどうかまでは分かりませんが。] (227) 2021/12/27(Mon) 5:46:38 |
【人】 石鹸商 ニコ[今でこそハルモアは第2の故郷と呼べる程に 足繁く通う地となりましたが、 私の生まれはハルモア近くの大陸にある 西方の海辺町ケターの中心部カルトゥーンカ。>>42 鮭や鰈、鮃を中心とした白身の魚が主に好まれ 貝や蟹などの魚介類と共に米から出来た濁り酒と共に フランベか酒蒸しにする料理“フォルク”やカルパッチョ、 海岸線に打ち上げられる琥珀や瑪瑙、玉髄などが カルトゥーンカの名物でした。 そんな私が初めてハルモアの地を踏んだのが5歳の時。 今の半生に関わる出会いが、15歳。 商人になるには世界を自分の目で知る必要があると、 故郷より離れたハルモア中央に存在するパーティア学院に 留学生として学ぶことを決意したのです。] (228) 2021/12/27(Mon) 5:47:02 |
【人】 石鹸商 ニコ は、初めまして。 アリアニコ・ベルジュラックと申します。 父がいつもお世話になっております。 [15歳留学前のある日、私は父に連れられ 先生の元へ私を紹介してくれました。] 探偵の先生だと、父から聞きました。 凄い方なんですね。 [父のように一人で世界を回り 会頭として跡を継ぐために鍛えられていたとはいえ 先生がお住いの地域に赴くのは初めてだったので きちんと言葉遣いを覚えているか、発音正しく話せたか 内心心配でしたが、昔のお話です。 父はハルモアの学院へ入学する息子だが 自分と同じく世界を飛び回りつつのことなので 何かあれば力になってくれと先生に頼み込んだのでありました。] (229) 2021/12/27(Mon) 5:47:35 |
【人】 石鹸商 ニコ[こうしてハルモアの学園の留学生として学を積みつつ、 世界を飛び回り商会の仕事を手伝う日々でありましたが、 ある日自身が担当していた商会の人間が 先生のお住いの地域に立ち寄った或る日、 何日経っても彼との音沙汰がつかなくなりました。 従業員は真面目で連絡を欠かすような人では無かったので サボりや脱走とは思えませんでした。 ましてや、当時初めて自身の部下となった従業員です。 従業員に何かあったら、 商会に傷を付けるようなことがあれば── 私は、それが何とも恐ろしくてなりませんでした。 重圧で食も喉を通らなくなり 学院では顔色の悪さを心配される日々。] (230) 2021/12/27(Mon) 5:48:10 |
【人】 石鹸商 ニコ[ですが、耐えきれず] ドイル先生!!お願いです! うちの商会の従業員を助けてください!! 彼が、彼が────!! [先触れも出さずいきなり先生の元に駆け付けて 人目も憚らず泣き出した当時のことは 今でも申し訳なく思います。 事情をご説明し「従業員の無事を確かめたい」 「料金は自分が商会から任されてる範囲で稼いで出す」と 懇願するように調査依頼を出したことを今でも覚えております。 真相は突然のめまいで気絶したところを 通りがかった薬師の方が助けてくださり、 目を覚ますまで看病してくださったのですが…… あの時私が依頼をお願いしたのはその一度切りでしたが、 私には忘れられない思い出となりました。] (231) 2021/12/27(Mon) 5:48:55 |
【人】 石鹸商 ニコ[その後は代金をお支払いし、時折お手紙を書いては 協力要請等主に情報面でお手伝いしますと 父同様申し出たり、商品を送ったり。 先生は私の恩人でした。 いつか私が会頭になった後も、 父同様お力になれれば良い。 そして恩を返したいと思った矢先────] (232) 2021/12/27(Mon) 5:49:19 |
【人】 石鹸商 ニコ─回想3・出せなかった手紙2─ ───────────。 [とある支部の執務室。 多くの人にお手紙を書き、次々と封蝋で封をして。 配達に出した手紙は徐々に数を減らし 今や手元に残るはたった一通、 (勢いで書いてしまいました、が) [出すに出せない封筒を指で弄び、 かと言って捨てるに捨てられないそれは レターケースの一角にひっそりと仕舞いました。 (235) 2021/12/27(Mon) 5:50:50 |
石鹸商 ニコは、メモを貼った。 (a45) 2021/12/27(Mon) 6:00:10 |
石鹸商 ニコは、メモを貼った。 (a46) 2021/12/27(Mon) 6:38:23 |
石鹸商 ニコは、メモをはがした。 (a51) 2021/12/27(Mon) 20:17:51 |
石鹸商 ニコは、メモを貼った。 (a52) 2021/12/27(Mon) 20:20:45 |
【人】 石鹸商 ニコ─現在・個室車両─ 実家のような安心感ですねえ。 [毎年のように乗るものだから部屋も勝手を知ったもので。 実家に帰り自室に戻ったら、家族が部屋を綺麗にして 帰りを待ち受けてくれていたかのような内装振り。 (※個人の感覚です)] 噫、ペンギンさんペンギンさん。 ウェルカムドリンクを一杯お願いしますよ。 ヴォータイム……懐かしの一杯をね。 [コートをクローゼットに掛け、 トランクの中身からすぐに使うものだけ取り出すと 一息つきたくなってドリンクを注文したのでありました。] (282) 2021/12/27(Mon) 21:23:46 |
【人】 石鹸商 ニコ[慣れた調子で ヴォータイム のグラスに意識を注げば色とりどりの光がグラスを満たします。>>8 グラスの光を1口、また1口飲み干せば 炭酸が喉を突き抜けるような爽快感が 旅の非日常感を感じさせてくれました。] ご馳走様でした。 今年のヴォータイムも美味でしたよ。 [群青色でさえ無ければ食前酒としても向きそうだと思いながら ペンギンさんにグラスを片付けて貰い、 チップのコインを1枚渡して礼を告ゲルことも忘れずに。 チップの風習をするかどうかは乗客によって違うことが多く、 払わない傾向も今まで見た限りは多かったのですが 故郷の風習として、何となくやらないと落ち着かないのですよね。 サービスに対する敬意という意味も込めて。 毎年受け取ってくださるかどうかはともかくとしても、 最初にチップを払う癖は車内では中々抜けない模様です。] (283) 2021/12/27(Mon) 21:24:31 |
【人】 石鹸商 ニコ (今頃食堂は混み合うかもしれませんね) [先程別れたキュリア様との会話をふと思い出す。>>172>259 嘗て此処を訪れた或る食通が大層お気に召した現場を 偶々目撃したこともありました。 お気に召せば良いな、などと思いながら 自身の夕餉についても思いを馳せました。] (出発前にデッキへ寄るのは決定事項として……) [私の経験上、乗り込んだ乗客の方々は 個室か食堂車・歓談車両・展望車両の室内で過ごす方が多く 離陸前にデッキへ寄る人はあまりいない体感でした。 ですが、私は離陸前の光景をデッキから眺めるのも 出発後────列車が空へと出発し 天へと昇る景色をひっそり眺めるながら過ごすのが いつの間にか習慣となっておりました。 空見のお供にフィッシュ&チップスを摘みながら。>>5] (284) 2021/12/27(Mon) 21:25:22 |
【人】 石鹸商 ニコ[食堂へは空いた頃合いを見計らって行きましょうか。 案外年越しと年明けの間は展望車両やデッキ、 歓談車両に人手が行きがちという体感なので (あくまで個人の経験則として、ですが) 狙い目はその辺りですかね。 それまでは何を食べようか考えながら> 乗車時にいただいたメニュー表をパラパラと捲りました。 >n2>>4>>5>>6>>7 Penguin Expressのメニューなど 諳んじられるほど頭に叩き込まれているはずなのに メニューをパラパラと捲る自分が可笑しくて 思わずフッと吹き出しました。 “噫、Penguin Expressに帰ってきたのだ”と 今更ながらじわじわと実感が込み上がって、 嬉しさのあまり愛おしむようにメニュー表を撫でながら。] (285) 2021/12/27(Mon) 21:26:10 |
[1] [2] [3] [4] [5] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新