138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】
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――そうして、この世界の怖さが分かったら、もう戻ってきてはいけないよ。
[ぽつりと、彼女にだけ聞こえる声で囁いた。]
[腰を一際強く打ち込んだ。
打ち込まれた陽根が震えて、彼女の中を熱が満たす。
しばらく、最奥に打ち込んだまま止まっていたが――ようやく腰を引いた。
彼女の中に収まりきらなかった熱が、陽根と秘所の間に糸をひいた。]
すまない、この子をしばらく見ていてあげてくれないか。
暗示が緩んで、意識がはっきりするまでは、誰にも愛でられない様に。
[彼女の秘所を拭ってやってから、手近な神使の子に言づける。
――使いの者を押しのけてまで、彼女を愛でようとする者はいないはずだ。
そうして、自分も暫く彼女の様子を見守っていたが、何も問題がなさそうならば、何も言わずにその場を後にするだろう。*]
─隠り世・奥の院の宴席─
んは、ぁぁんんっ……、ひっ…! ん!
……ひは……ぁ……、ん……、んん…!
ぁうっ! ぁ! ひぎ、ぅ…! ぇぇえん…!
[真珠の情けなく泣き叫び、…しかしどこか媚びた悦びを隠せない姿は、狛の欲情を掻き立てたのか
。
そんな事に気付く余裕など最早無く、何度も何度も、達しかねない快感を肉棒と共に打ち付けられ、その度に甘く溶け切った夢に揺蕩った脳は叫び声と、過剰なまでの反応を返して、彼女の身体を跳ね上がらせた。]
はひ、はっ…、はっ…、はぁん、ひぅ…、!
ぁふ……、ひうぅ……、あっ、や、やあぁぁぁっ…!!
[涙と汗に塗れた、この上なく淫らに呆け切った真っ赤な顔を、何度も口付けされ、舌で舐められながら、いつまたさっき来たばかりの絶頂の波が襲うか判らず、欲情の堰が溢れそうになる限界を、己の心の臓の激しい鼓動の音と共に感じていたならば、
何度目かの貫きの後に肉棒を引き抜かれた際の勢いで、ついにその堰は彼女の意思とは別に切れて漏れ出してしまい、]
あぁっ……、ぁっ、んぁああぁぁぁ……んん!!!
[彼女の秘奥を濡らす甘い蜜とは明らかに違う別の何かを、股の間から大量に噴き出しながら、これまでで一番切なそうな声を上げて、もう何度目か判らない絶頂を迎えた。
噴水のように飛び出したそれが、床を濡らし、ビクビクと痙攣するそこが、情けない音を立てて中のぬめりを零すのも、気に留める暇も無く。
狛の熱い精に布切れのようになった衣服を汚されながら、舌をだらりと突き出し、霞んで朦朧とした眼をしながら、全身を満たした快楽の悦びに打ち震え切っていた。*]
| ─ 隠り世・暫く後の裏参道 ─ かえ、っても? ……それは…… 、んじゃないです、か…? [ >>15彼女の言葉を聞いて唖然とする。 暗示が掛かっていても拭えない違和感がある。 目の前の彼女は囚われて、それなら 今の落ち着きようも、何度も呼ばれている、と 考えると合点が行くのだろうか。] ……在ります。友達と過ごす学校は楽しいです。 帰るお家も……あります。 守ってくれる、って言った子もいます。 ……守りたいもの、…あります。 [ >>16緩やかに彼女が髪を撫でてくれると 私の心が落ち着いてくる。 ふわふわと、浮遊感の中で快感を貪った時とは確かに違う。] (18) 2022/03/20(Sun) 22:12:00 |
| ……大切なものがあるなら ……愛でられるのは、 やめた方が良いですか? [頬を撫でられる時 優しい手つきで、だけど話を聞いていて 目の前の女性は、どこか。何とも、言い難いのだけど。] (19) 2022/03/20(Sun) 22:12:09 |
| [ >>17彼女の言葉の通り 逃げ切らない欲の火は、燃え盛るまではいかずとも 確かに燻り続け、痒みのようなものが下半身にあって 疼いてしまうのは、ある。 私よりも背の高い、名前も知らない彼女と 軽く爪先立ちになり背伸びして 唇を重ねたのだけど。 唇を離すと はぅ、と息を吐き。] (20) 2022/03/20(Sun) 22:15:01 |
| ……やっぱり、好きな人とじゃないと。 私、ドキドキ、しません。
[彼女の事を見つめて、弱々しいけれど 確かにそう言った。
……本当は、めちゃめちゃドキドキしたけど。 凄く綺麗だって思ったけど。
……好きな人じゃないのは、本当だから。]
(21) 2022/03/20(Sun) 22:16:51 |
| ……疼いてるの、鎮めてくれようとして ありがとうございます。
……でも、貴女がそんな事、する必要は無いです。 おんなじ、おんなじ人間じゃないですか。 迷い込んだ、誘われただけの。
(22) 2022/03/20(Sun) 22:19:09 |
| ……現世に幸せが無くっても。 帰る場所が無くても。 守りたいものが無くても 大切なものなんて、無くっても。
自分が嫌なら。 神様に愛でられるのは、やめていいと思います。 貴女は、愛でられるの、好きですか? 嫌じゃ、ないですか? (23) 2022/03/20(Sun) 22:22:19 |
| ……もし嫌なら 日乃輪様に、もうやめて下さい、って 言いに行きませんか。
迷惑です、って。
そうすれば、神様も、雛として招くのを やめてくれるんじゃないでしょうか。 現実に帰っても、おかしなことにならなくて 済むんじゃないでしょうか。
(24) 2022/03/20(Sun) 22:23:58 |
| 私……私。 貴女に優しくされて、嬉しかったです。 だから。 嫌なら、一緒に、嫌って言いに行きませんか。 ……辛くないですか?
[私はそう言って、彼女の言葉を待った。 全部見当違いなら、私が恥ずかしくて痛いだけで済む。 当たってたとして、私の提案に何の意味も無い時も きっとあると思うけど。
思ったこと、ちゃんと口にしないと 相手に伝わらないから。]*
(25) 2022/03/20(Sun) 22:27:33 |
─
隠り世・奥の院の宴席
─
はぁ…はぁ……っ、は。
[
どくどくと脈打つ肉棒を彼女の身体に乗せながらも
こちらの股のあたりが濡れる感覚がある。
まじゅから零れた蜜ではなく、勢いの良かったソレは
どうやら彼女は潮を噴いたらしい。
舌をだらりと出して、蕩け切った表情の彼女を見ると
可愛いなと、胸の中から愛おしさが込み上げてくる。
しかし朦朧とした目は、少々刺激が強過ぎたのかも知れない。
この状態の彼女を更に愛でるのも
それはそれで良いかも知れないが……。]
まじゅ?
聞こえるか、大丈夫か?
[彼女の頬を軽く撫でて、意識を確認する。
気を失ったというわけではないだろうけど。
返事が無いなら、ちゅ、ちゅと
彼女の頬や首筋、胸の谷間、お腹と
色んなところに口付けをして。
返事があるなら、軽く唇にキスをして彼女の頭を撫でる。]
可愛かったぞ、まじゅ。凄く。
……流石に疲れた?
[彼女の体勢は既に元に戻していて
まじゅの顔横に手を突きながら
上からそんな言葉を投げただろう]*
──隠り世・少し前の奥の院──
は、はひっ……
ん、ぁぁっ…♡ひっ、ひゃんっ……ァ、っ♡
[打ち付けられる強さが
どんどんと強くなっていって
身体の中の奥まで串刺しにされてるよう。
何度も突かれたからか
ぎゅぅぎゅぅと締め付けていた肉壺も幾らか力を抜き
男のものに快感を与えつつも、奥へ奥へと誘うように
その身体を開いていく。
同時に男の熱芯が奥を突くと
びく、っと身体が跳ねる。快感の波が
どんどんと間隔を狭めて、耐え切れないほどになっていく。]
は、はぃ、…っ…
た、楽しみます……もっと、もっと…
愛してもらい、ます、……ぅっ♡
[じくじくと男の言葉は心を犯していく。
私の価値観を変えていく。
私を雛に仕立て上げていく。]
…………?
[ただその一言だけ。
今までの言葉とは異質で
私の心に唯一、棘のように刺さる。]
あ、ひぅっ♡ひっ♡
…ふぁっ、あぁっ、ぁ…ァッ…♡♡
[
男の槍が奥深くに刺さると
私の身体に熱いものが流れ込んで来た。
同じ時に、私は身体を逸らし、びくん、びくんと痙攣する。
強い快楽と、仕掛けられた暗示によって
私の意識は霧が掛かり、朦朧とする。
暫くは大人しくしていて
私を愛でた男は立ち去っていったのだろう。]
[その後、私が女性と話している時に
暗示が緩んだのは男の言葉があったから。
けれど彼が居なくなった後
神使の子の制止を押しのけて、私自身が
神様に愛でられるように誘惑をした。
それは、男が掛けた暗示故。
神使の子も、雛自身が望む事を強く止めることは
出来なかっただろう。
そうして暗示に綻びが出始めるまで
私は神様に愛でられ、後に至る。]**
―隠り世・奥の院―
彼女に呼ばれた子供たちが、言われるがまま彼女の求めに応じていく。
禊を口に含まれた子が、口を真一文字に結んで達する瞬間を遠ざけようとするが――…舌先で責められると、彼女の名前を呼んで果てた。
両手に握られた子が、上下に擦られる度、喘ぎ声を漏らす。
下腹に迎え入れられている子など、終始呆けた様子で、心ここにあらずと言った有様だった。
「――…まるで、我らの方が、咲夜様に魅せられているようですな。」
誰にともなく呟いた。
隠り世の住人たちが、皆で揃って咲夜という雛に縋っている。
そんな風にも思えてしまう。
それが彼女の天性の物なのか、仕込まれた物なのかはわからない。
子供たちが、口に、手に、あるいは彼女の胸に禊を擦り付けて、彼女の身体を染め上げる。
入れ替わり立ち代わり、彼女に導かれて達していく。
――誰も彼女を取り合って喧嘩などせず、律儀に彼女に誘われるのを待っている。
「彼女なら、待っていればちゃんと応じてくれる。甘えてもいい。」と、安心しているのだろう。
やがて彼女の腰の動きが早くなり、跨られた子が食いしばって耐えていたが、しばらくするとあっけなく果ててしまった。
「一通り、咲夜様にお相手して頂いたら、咲夜様を浴場へご案内するように。
誠心誠意、感謝を込めて洗身の手伝いをせよ。」
この場は任せても良いだろう。
子供の一人に言いつけて、あとは彼女に任せて去るとしよう。*
| (a14) 2022/03/20(Sun) 22:58:34 |
─隠り世・奥の院の宴席─
…んっ……、んんっ……、は、ぁん…!
はっ……、ぁ…♡ ぁっあ、……♡
[暫く気が遠のいていたのか、快感でかじかんだような肌の感触に身を委ねていると、そこに
優しい口付けが幾つも降り注ぎ、甘い声を吐きながら、視界を取り戻していく。]
…はぁ…っ……、はぁ……、んは…ぁ……
……うん、きこ、える……よぉ……
[鉄火色になるまで染まった顔をくたりと横倒しにしながら、眼だけを何とか狛の顔の方へ向けて、問い掛けに、そう返事をする。
荒くなった息はなかなか落ち着く様を見せず、身体を覆った熱もまだまだ冷める事はなく、汗が次々に流れ落ちていた。]
わたし……かわい、かった……?
え、へへ……、あり……がと……
[こんな恥ずかしい姿を見られて、それすらも可愛い等と言われたら、曝してきた醜態が頭を過り、恥ずかしさでまた顔を隠したくなったけれど。]
……うん、ちょっと、つかれた、かも……?
でも、まだだいじょぉぶ……。…その……
……すっごく、きもち、よかったの……
それまででいちばんが、何度も、何度もぉ…♡
[気持ち良かった、嬉しかった気持ちを伝えたくて、ふらふらの頭をもう一度彼女の上に居る狛の方へ向けると、照れ臭そうに、しかし幸せそうに笑いながら、そう言った*]
─
隠り世・奥の院の宴席
─
……ぉ、目を覚ましたか。
可愛らしい寝言だったから
もう少し聞いていても良かったけどな。
[
彼女の甘い声は耳に心地良かったからそんな事を。
赤く染まった顔を見ると、彼女を気持ちよくさせることが
出来たのだと分かってじんわりと嬉しく思える。
彼女から汗が流れ落ちて、息も整わず
体力をそれなりに奪ってしまったとも思うが
そんな疲れた様子の彼女はどこか美しささえある。]
まじゅは可愛かったさ。
オレにとっては、十分。
それは伝わっただろ?それだけ愛でたからな。
[軽く笑いながらも彼女にはそう言って。
まじゅの髪の毛を指先でくるり、と巻いた。]
―隠り世・奥の院―
一通り、ユヅル様に託された子らを相手して。
一人につき何度果てたのか。
全身が真っ白に染まり。べたべたとした雫を落とすほどになり。
それでいて、湯殿でもそれはまだ続く。
身を清める手伝いと言われながら。
湯殿で胸を舐められ、花弁を舌で清められ。
そうすれば互いに昂りもして、こちらも口や手で奉仕をして。
やっと身が綺麗になった頃には、だいぶ時間が経っていたかもしれない。**
| ─ 隠り世・暫く後の裏参道 ─ 雛としての…… でも、私達、雛じゃないよ…! 私は萌々子、貴女だって名前がある…人間でしょ…? [ >>28私の言葉は彼女には届かないんだと思った。 不思議そうに首を傾げる彼女を見て、そう思った。 ──けど。] ……?それ、なら。 [愛でられるのが嫌じゃないなら じゃあ貴女がそうして、辛そうにするのは 他に理由があるの? ……その言葉を紡ぐ前に、彼女が口を開いて。 ──私はその言葉を聞いて言葉を返せなかった。] (30) 2022/03/20(Sun) 23:30:26 |
| [ >>29気付けば彼女が涙を零してて それを見て、私も涙を流してしまった。 私は見当違いだった。 でも今度はそれ故に何も言えない。] (31) 2022/03/20(Sun) 23:39:27 |
| ……ごめんなさい。 ……わ、分かりました。 [ >>29手の平で涙を拭って 未だにこちらの事を案じてくれる彼女に そんな言葉を言う。] ぁ。 ……真珠……そう、だ。 ……っ、でも……。 [ >>29私は視線を奥の院に向けつつも 目の前の彼女からも、離れるのがどうしても。 目線をあっちにこっちに彷徨わせて ぎゅぅっ、と唇を噛んで、それでも何も言えなかった。 どうしよう、って顔に出しながら。]* (32) 2022/03/20(Sun) 23:45:06 |
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