人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

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[今はもう人質を取られてもいないのに
 敵対組織の首領である彼に
 従ってしまう理由が、欲しかった。

 理性を飛ばしてしまいたい。

 唇で咥えるのも舌を這わすのも気持ちいい。
 イノセント様の雄臭さが口の中から鼻に届き
 後ろを解しているために半分捲れた浴衣の裾から
 顔を出している竿は涎を溢す。
 口に咥えるコレで早く貫かれて揺さぶられたくて
 自分の指を切なく締め付ける。

 それらのわけはすべて体液であって
 オレ自身が煽られているのではない
と信じたかった
。]
 

 
[今日だけではなく
 もうずっとずっとずっと犯して欲しかったから
 物欲しそうな表情は隠せていない。

 声を漏らしてくれるのにほっとして
 見上げると、目が合った。]


    
ッンぐ、ぅ……っ



[雄の顔をした彼に頭を強く引き寄せられて
 巨大な亀頭が喉奥にぐっぽりと嵌まり込む。

 ぶわ、と元々潤んでいた両目に一層涙が集まった。]
 

 
[ぐぽ、じゅぽ…っと体内に重たげな水音が響く。
 ひどく苦しい。
 けれど深く咥え込むことに慣れた喉は
 彼のものを異物と認識せず
 吐き戻す動きを放棄している。]


    
っ……ん、ぐ……ふ……っっ



[そして苦しさに比例して
 彼のもので埋め尽くされ伸び切るようにして
 繋がる粘膜から愉悦が拡がっていった。

 唇も上顎も下顎も舌の表面も喉の奥も
 禍々しい肉矛に擦られて突かれて
 堪らなく気持ちいいのだ。

 後ろに入れた指は添えるだけになり
 意識は全てクチの中にいく。]
 

 
[長過ぎて、押し込まれても
 半ばほどしか咥えられない肉竿が
 さらに質量を増すのを唇で感じた。

 彼のは中程が最も太いから
 唇の両端が裂けそうになったり
 顎が外れてしまいそうになったりするけれど

 もう、それすらも、気持ちいい。]


    
っぅ、ンン……っ



[名を呼ばれてしまうと
 追いかけるように頭の中が白く染まる。

 彼の方を見上げて勃つものから
 びゅっ、びゅくっとマーキング汁が噴き出た。
 支えなしに跳ね汚れてなかった方の靴下まで汚していく。]
 

 
[喉にはどろどろの濃いものを受ける。
 飛び切り雄くさい匂いに
 頭がクラクラして、腹の奥が切なくなる。

 長い吐精が落ち着いた後
 ず、ぽ…っと喉奥から抜くことを許して貰えたなら
 管に残る精液を吸い出しながら唇を離し

 堰き止めていた精液と吸い出したもの纏めて
 濃い味を舌の上で味わってから――、
 幾度かに分けて喉を鳴らし、飲み干していった。]


     ……はぁ、 はぁ…っ …?


[いつも味わっていたものより濃かった、気がする。
 オレの代わりの夜伽役が見つからないから
 抱きに来たということだろうか?

 組織は彼を慕う者で溢れている。
 自分の立場は、羨まれていた。
 代わりをしたい者は山のように居る筈だが。**]
 

[一瞬彼の意識が飛んだのが分かった。
髪に触れた事で彼の意識が戻った事にほっとしたのに
それ程気持ちよかったのか、と唇は弧を描く。そんな自分に嫌悪感が広がった。なのに止められない。彼を愛おしく思うと同時に蹂躙し、啼く姿が見たいという矛盾を抱えて、や、とか細く抱く彼を抱いた。

泣いて啼く彼が快感を拾ってくれるのが、嬉しい。自分を求めてくれるのが分かる。赤く染まった肌がぶつかるたびに、彼は更なる快感を得ていく。何処まで淫靡に育つのだろう。知った場所なのに、穿つたびに新しい発見がある。
新しい目覚めがある。

指先が、新たな性感を生むように
一息に絆創膏を剥がし]



 …っ !!!く。



[肌の上に覗くのは熟れた果実だ。
絆創膏の中で育ったそれが、ピンっと張ると同時に彼の中が締まり、此方を貪る穴になる。それと同時に彼が達したのがわかった。眼下に広がる白。逸物に触れるのは止めていたから、彼が弾けたのは中と胸への快感だけだ。それは、堪らなく愛おしい顔をしていた。

快感が叫ぶ声が、普段は清廉としたまじめな顔が
絶頂に達した姿が、呼応する媚肉が。

――愛おしく、彼の中で白が弾けた]



 ……は…っ、
 ああ。…


[好きだ、好きでたまらない。
自分が開いた体、自分によって変わる姿。
それを彼が受け入れてくれている奇跡に、涙が溢れる気がした。自分は彼なしでは生きれない程に溺れている。快感とともに湧き上がる感情はとめどなく、彼を求めるもので、それをなんと伝えるか、息を吐いたとき。瞳が流す涙に気づけば、その頬を撫で雫を掬った。快楽の涙ではないのは、彼の笑みで気づいた。

そのまま、ゆっくりと目尻にキスをして]


 鬼走、俺はお前に弱いんだ…。
 俺はお前が、好きで

       好きでたまらないから


[お前の苦しみや悲しみは全部取り払いたい。
其れが自分自身であっても。仕事で寂しい思いをさせていた事を思い出せばそれだけで胸が痛んだ。彼が納得してくれていてもとても悔しかった。掻き抱くように彼を抱く。はだけた着物から身体を取りあげ、放たれた精が二人の腹部で混じりあう。種をまくことのない精液を抱く。
彼の中では揺蕩う白濁がある。

――優しい彼ならきっと
いい父親になっただろう。けれどもう離せない。
離す気がないから]

 ああ、しまったな。
 お前が啼くのは見たいけれど、
 泣く姿は見たくないのに。

 ……その原因が、俺なら、………俺は


[自分勝手な結論に気づき。
目を伏せた。何かに彼が怯えているようだった。それが自分に対してだったら、自分を自分で排除する。そう考えて無理だと悟った。大人になりきれない己が歯がゆい。けれど、掻き抱く体は暖かく。ぬくもりを与えてくれる。そのぬくもりが在るのが何よりも掛けがえない事実だ。
そう、彼は忘れているかもしれない。

彼が自分を撫でてくれた事を。
あのときの嬉しさを、ぬくもりを]


 どうすることも出来ない。
 旭が、好きすぎて。


[名前を呼んで。困ったような笑みを浮かべれば]

[まるで何かの贖罪のように、“好き”を繰り返す彼。
どうしたのだろう、となぜか苦しそうな顔をしている彼を見つめる。
唐突に抱きしめられて。
ほとんど裸のようになっていた躰にかかっていた精液が彼を汚すのを厭うが、彼は気にしていないように抱きしめられた]



 ………どうした?


[どうしたのだろうか。彼は泣いているような顔で笑っている。
その顔を覗き込もうとしたら、彼に頭を撫でられた]


 ―――だから………。


[気持ちよすぎたから。
そう言葉を濁して逃げようとしたのに、彼の顔はそれは嘘だと言っていて。
本当のことをどううまく伝えたらいいのかもわからない。
彼が心配しないように。
傷つかないように、そして嘘でもなく、伝えられる言葉を自分はもっているだろうか。
彼は自分にとって、嬉しい言葉しか与えないのに。
自分の態度は彼をを動揺させてしまう。それが悔しい]


 ………幸せすぎて、怖いだけだ。


[そして、男としてもどこか卑屈な思いをしてしまっているだけなのだろう。
彼を見ていた一年で、彼はどんどんと男らしく頼りがいがあって、たくましくなっていっている。
それに比べてどうだろう自分は。停滞どころか退化してないだろうか。
彼の腕の中でだけ、彼の雌となりはてて。それでいいと思っているのに、男として劣等感を抱いているのかもしれない。自分を蔑んでいるわけではないけれど。

―――彼が眩しすぎるから]



 お前が好きすぎて、苦しい。

 

[ただ、それだけだ、と顔を両手で覆う。
きっと今の自分はひどい顔をしている。
そんな顔を見て彼が不愉快にならないように。いや、優しい彼は心配をするだろうから、だから俯いて。

そうすれば、自らの精に汚れた躰が視界に入り、彼に愛された中を思いだす。
まだ熱さが残る躰にしみじみと。彼からの愛を感じて。
……本当に、いつまでもこの時が続けばいいのに*]

[襖の向こうに並んでふたつ、お布団が仲良く敷かれている。
十分に広さはある部屋なのに、敢えて
ぴたりと並べて敷かれているのがはずかしい。

そういう仲だって理解された上で
敷かれてるってことだろ??? 恥ずかしい。
いや間違いではないんだけれど。大正解だけれど。
普段同じ一枚の布団に潜り込んでるけれども。

ごくり、喉を鳴らしてふかふかのお布団を暫し見つめ
問いかけにそろりと隣の君を見上げれば、
返事をする前にくちづけが降ってきた。

もちろんだよ。いいこだった。
ご褒美はここに。君の目の前に。
そう答える代わりに擦り寄せようとした唇は、
中途半端に甘い痺れを残してあっさり離れていく。]


 ……ふ。


[するすると襖を動かしてとん、と軽く音を立てて閉め
淡い光の中で吸い寄せられるように君の瞳を見つめた。
向かう先は迷いなく大好きな君のおふとんだ。

ぽんぽん叩かれた辺りへと真っすぐ歩を進めて、
浴衣の裾を踏んでしまわないように君の隣に腰を下ろす。]

[幸せ過ぎて怖い――。
その言葉に声が詰まった。

それは自分も感じていた恐怖だ。
この関係は、彼の深い愛によって繋がっている。いくら自分が恋をしても彼が答えてくれなかったら、生まれなかった関係だった。脈があると告げてくれた言葉が今も胸に刻まれている。そんな事ではないと分かっていても、彼に赦されたからこそ、存在しているのだと思ってしまう事すら、思っていた。

だって彼はとても恰好いい。
眩しくてたまらない。


だが、同じ怖いでも
自分の感じる恐怖と彼の感じる恐怖はきっと違う。それは彼が抱かれる側で自分が抱く側だからこそか。
自分が無力を嘆くように彼もまた何か(劣等感)を抱えているのかもしれない。
全ては憶測でしかないが。]



 …鬼走。


[好きすぎて苦しいだなんて。
両手を顔で覆う彼をじっと見つめる。
顔を見せて、というのは簡単だ。けれど俯く彼のひび割れた殻を割ってしまう。そんな気がした。決して割ってはいけない殻を。未だ中に入ったままの雄が存在を主張する。彼の身体はすっかり此方の肉棒に、従順だ。甘やかすようにこのまま抱く事も出来る。
けれど]


 ……俺は
 好きすぎて苦しい、と言ってくれる。
 そんなお前が好きだよ。


[これは彼が望む言葉ではないかもしれない。
ずっと俺の事を考えてくれればいいのに。今、こうして苦しんでいる彼を見て、苦しいのに、悔しいのに。同時に愛しさが溢れてくる。自分が好きになった鬼走という存在が此処に変わらず居るのだと感じて]


 ああ、鬼走だって
 …お前自身が感じられるのが嬉しいんだ。
 ……今でも時々夢かと思うときがある。


[抱きしめて心臓の音を重ね合わせて、
何度も彼の存在を確かめる。]


 だってお前は憧れなんだ。


[いくら抱いてもきっと彼の根本はぶれない。
男としての劣等感を彼が感じていると知れば、それでこそ自分が惚れた鬼走だと告げただろう。自分にとって彼は追いつきたい男だ。誰よりも恰好いい彼が自分に抱かれる事を雌になる事を、許容している。これ程、恰好いい事があるだろうか。唇がそっと顔を覆う両手に触れた。

彼の反応や行動を可愛いと思うのと同時に
彼の反応や行動を恰好いいと思うのは
決して矛盾していない]



 もちろん。おいで……


[その手を掬って重ねて、掌に唇を寄せてから。
言葉とは反対に、君の胸の中に飛び込んだ。

猶当方のいろんな意味でののろさは御存じのとおりです。]

 …鬼走って名字も
 お前の、らしい顔も


   全部、含めて


[旭。と時折呼ぶようになったけど
自分を助けてくれたときからずっと彼は鬼走だったから、その呼び方は特別だった。彼の顔がらしくて、好きだ。いや]


 愛しているんだ。
 …お前が愛してくれるのも含めて


[褪せぬ思いを抱いている。
このまま二人、ずっと抱き合っていたい。
彼に釣り合う男になりたい。と願ったのと同じぐらいに年下として甘えている自覚を何度も繰り返す。それが悔しいのに、俺の事、愛しているだろ。と疑わぬ声色で問いかける癖に、唇は彼の手に再び触れて、

――今度はお前が撫でてくれ。
と甘えるように頭部を押し付けた*]

[自分の弱さを全部曝け出して、愛してほしい、ずっと愛し続けてほしい、と彼の足元に跪きたくなることもある。
でも、それはできなかった。
彼が好きだけれど、卑屈な態度にはなれない。しかし、抱える劣等感が自分を男としてあるままで抱く彼への捻じ曲がる心にもなり、結局は卑屈な気持ちを抱えるのだ。
それが素直になりきれない自分の原因でもある。
その矛盾に自分の心にひびが入る。

自分をそのまま受け入れてしまえるほど、自分はまだ強くなくて。
いつかそれの折り合いをつけられる時がくるのだろうか。
彼と過ごす年月の方が長くなれば、こんな思いは消え失せるのだろうか。

揺れ動き、壊れそうになる男としての矜持。
それを抱きしめて彼が癒してくれる]



 ………
 

[彼の言葉を聞いていると、心が癒される。
彼はきっと、本能的に自分の痛みに気づいているのだろう。
変わらない、変えられない自分だからこそ愛してくれているのだと、その言葉は自分に伝えていて。
柔らかいものが手に触れた。
彼の唇だとすぐにわかるのは、全身に彼の唇が何度も触れていて、その感触を体中で覚えているから。
それくらいの彼との触れ合った経験は重なっていた。
まだ二年目の恋。一巡した季節の中でも彼への思いが冷めることはなかった。想いが醒めることもなかった。
その上で、彼が自分を憧れと言ってくれる。
初めて会った頃の彼も似たようなことを言ってくれていたが、それが淡い夢だったらもう覚めていてもよかったはずなのに]


 俺も、愛してるんだ。
 伸忠。お前が思っているより、たぶん、もっと多くな。



[自分からの愛を疑うことなく当たり前のように言う彼に、顔を覆う手の中でほほ笑んでしまう。

言葉にすると陳腐になりそうなのに、気持ちを確認するために言葉にする。
何より自分の心を確認したくて。

さらりとした髪が手に触れて。言われた通りに彼の頭を撫でてやる。
涙がにじんだ目を見られたくなくて、その頭を抱きしめてそしてその髪を撫で続けた。

ああ、彼に恋している。
彼を好きになってよかった。愛されてよかった。
そう思えば、細い息を吐いて。崩れ落ちそうになっていた心が快復していくのが分かった]


 ―――ありがとな。
 

[撫でるだけでは飽き足らず、彼の首に両腕を回して抱きしめる]


 借りたばかりの浴衣―――、汚れちまっただろ。
 どうすんだよ。


[着てきた服も彼のおいたでずぶ濡れのままで。
やんちゃが過ぎるだろう?と窘める顔は、もういつもの顔だった*]

[手を伸ばして抱きしめる事はできる。
けれど彼の心にまで触れる事ができない。硝子一枚の先に彼がいる。そんな気がして呼吸が乱れた。素直になり切れない、けれど素直な彼。彼のぶれない顔を好きだと思った。今も彼の根本は変わらない。それが愛おしく――同時に、悔しかった。

何時かこの思いも伝える事が出来るだろうか。
憧れをもったまま、彼に恋をしている。触れた手のぬくもりは唇を通しても、あのときと同じ温度を通けてくれた。年月を重ねる程に、きっとこの思いは重くなる。

いつか、彼が窒息するんじゃないか。

そんな危うさを何処かに秘めて
でも、何処かで彼なら
その前に正してくれると甘えている節があったけど]



 ……旭。
 

[自分が思っているよりも、愛している。と彼が言う。
其れは幸せなことだった。彼はやはり恰好いい。覆い隠された顔は見えないけれど、微笑んでいるように思えて、その手が頭に触れるのを目を閉じて受け入れた。暖かなぬくもりが大好きだ。撫で続けられた髪がくしゃくしゃになってもいい。
そのまま抱きしめてくれる彼に合わせ
此方の手も彼の背に回し、力を込めた。]


 なら、俺だって同じだ。
 …俺だって、お前が思っているより、ずっと。


[ずっと思っている。
言葉にすれば伝わっているか心配になるのはきっと繰り返しているから、何時か彼に聞き飽きたと言われそうで、でも俺はこれ以外の言葉を知らない。愛していると言ってくれた彼に沢山を返したい。

撫でるだけでなく、抱きしめてくれ
そして、言葉にしてくれる彼に]



 …それも俺の台詞だ。


[感謝を述べたい。のに。
ああこういうとき、叶わないな。と思う。
彼に抱きしめられたまま、目を開けばいつもの顔が見えて少しだけ悔しく感じてしまったのは許してほしい。彼の心の中にある劣等感を包み込みたいのに。彼が隠した矜持を知りたいのに。彼は自分で立ってしまう。
強いなぁと、悔しさが滲みかけた声を飲み。

同時にだからこそ
惚れたんだと、考える。
――凛とした姿に胸が痛い程の愛おしさが溢れ]


 謝るしかないな。
 …謝るしかないから、後は開き直るしかないだろ。


[それにもっと色んなお前を味わいたい。
そう呟けば、存在を忘れるなと言わんばかりに彼の中を熱源が軽く突き。動かした拍子に少し白が零れ、くもぐった息を残し。そうだ。といつもの顔の彼に忘れていた。と頬を寄せて]



 忘れる処だった。
 膝枕お願いしてもいいか?


[この状況にそぐわない細やかな願いを口にすれば
ふと思い出したように、彼をじっと見つめ。
わざと場の雰囲気を変えるごとく]


 それとも変態プレイ的なお願いを?


[冗談めいた声で彼の中を、
奥をとんっと逸物で突けば、反応を伺う
悪戯っ子の顔を覗かせた*]

【人】 図書館長 アザレア

 

 おかしいな。
 言葉遊びはわたしも好きだったはずなんだが……
 好きこそ物の上手なれと下手の横好きの
 具体例になった気分だ。


[好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い
下手なくせに、その物事が好きで熱心である

言葉遊びが好きだからこそ言葉選びが達者なきみと
言葉が出てこないものの言葉遊びは好きなわたしと

共通点と相違点を並べてみたらなんだか
今ごちゃごちゃ考えてる事に共通しているように思えて
ああ、べつに今のままでもいいのかもしれないと
少しだけ気が軽くなる。

もちろん全く別な問題なので。
全く同じではないけれど。

上手くとも下手でも同じだけ返せているかに拘らずに
お互いそうしたいと思う気持ちこそが大事なのかなぁなんて
ひとまずは綺麗にまとめておく。

きみと答え合わせをするのはまた今度に。
今は温泉で体を休めに来ているのだから
うじうじ悩むのは後でだっていいだろうと
上手く気持ちを切り替えた。]
(62) 2021/01/10(Sun) 14:32:42

【人】 図書館長 アザレア



 自覚は正しく持ち合わせているつもりでいるが……
 はて。足りてなかったかな?

 例えばそう、
 きみだけしか見えていない一途なところ、だとか。
 きみがいないと成り立たない類の魅力なら
 誰にも負けないくらいに持ち合わせているつもりでいる。

 きみの魅力もそうだったらあ有難かったんだが
 きみの場合はそれだけに留まらないから
 ときどき心配になる……
 

[情緒が割とぐらぐらしていたのは
寛ぐどころか慣れない場所に逆に少し緊張していたか
或いは知らぬうちに彼女だけでなく
わたしも疲れていたのかもしれないなぁなんて
割り切ってしまえば切り替えるのはそれなりに得意な方だ。
伊達に無駄に長く生きていない。

おかげで安定していると思われがちだが、
実際はそうではないと彼女にだけは
そろそろ気付かれ始めている気はしている。
割と面倒くさい思考回路をしていることも。]
(63) 2021/01/10(Sun) 14:34:35

【人】 図書館長 アザレア

[きみに惹かれてすぐのころには
知られてしまう事を恐れていた
自分でも好きになれない自分のそんなところも

きみならば、きっと
しょうがないな、と笑って抱きしめてしまうのだろう。

一片の疑いもなくそう思ってしまうことは果たして
きみへの甘えなのか
きみを正しく理解しているということなのか
判断するのは難しい。]
(64) 2021/01/10(Sun) 14:37:32

【人】 図書館長 アザレア



 ………雪を舐めてはいけない。
 腰が逝くぞ?主に、わたしの。

 ああでも、土産にできるくらいの小さいやつなら
 作る時間もあるんじゃないかな。


[雪に戯れてはしゃぐ若さは生憎と持ち合わせていない。
物理的に若い時からなかった気もするが。
雪だるまなんか作ったことがあったかな、と
古い古い記憶を漁ってみるが思い出せないだけのか、
全く一度も経験がないのか
思い出せない以上、不明なので早々に切り上げた。

そもそも雪だるまってなんだっただろう。
雪玉を二つ積むだけでは雪だるまと
定義することに躊躇いを覚える。

屋根の向こうに手を伸ばして、
湯気のせいか少し水気が多く感じる雪を
二つかみほど攫ってきて、
定義を躊躇う雪だるまもどきを建設する。

湯船の淵に積まれた少しいびつな雪玉ふたつは
すぐに溶けて片付けの手間をかけることもないだろう。]
(65) 2021/01/10(Sun) 14:39:56

【人】 図書館長 アザレア

[これはサイズの問題か、形状の問題か
かけた時間による愛着も関与するかもしれない
それとも装飾がないことが問題なのか……
雪だるまとは呼べない気がする。なぜ。]


 ……なぁ、キネレト。
 雪だるまとはなんだっただろう?


[真面目な顔をして積まれた雪玉を睨む。
拘り始めたら、時間を忘れて雪と戯れ続ける危険が有るのは
彼女よりも自分の方だなんて自覚はこれっぽっちもない。*]
(66) 2021/01/10(Sun) 14:40:22
 




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