7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】
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| ま、自己紹介も済んだ事だし 俺はまだやる事があるから、店の事は皆に任せ… ………げっ。 [普段感情なんてほぼ見せない付喪神 近寄ってくる異質な、怒りの感情の塊 >>114その剣呑な空気は 叱られている本人以外でさえ、恐怖に叩きおとさんばかりの勢いで >>118思わず駆け足でその場から逃げ出そうとした なお逃走が阻止されなかったとしても、駆け込んだ先の従業員スペースで待ち構えていたゴム矢が襲いかかり結果は変わらないものとする >>@22]* (@25) 2019/04/20(Sat) 23:12:47 |
[さて、金魚は古来より鮒の変異種の中でも、美しい色合いのものが
愛でられ数を増やし、一つの種であると
確立したと言われている
狼が、人に飼われることで世代を重ねて犬になったようなもの
……と、考えれば分かりやすいか
金魚が、尾びれを揺らしながら
水のなかで踊る様は可愛らしく
特徴的な水槽の形もあいまって
不思議で魅力的なオブジェになったように幻視する
君も、楽しんでいるようで
何よりと目を細め]
そうか、クガネもそう思うか。
……私は、一度飼ってみたいものが
あるの、だが。
[お察しの通り、
蟹だ
。蟹だ
大事なことなので二回説明した]
[尚、後日部屋に届いたペット、もとい蟹はねえみんぐせんす壊滅的な私にクガニと名付けられ
君が何故かライバル視する奇妙な状況になる、一幕があるかもしれないが
大丈夫、この蟹は何故か天宮産だ]
[回らないお寿司やさんでも
生け簀を置いてるところもあるので
君には物珍しいように映るかもしれない
新幹線なお寿司やさんは
君も楽しんでいるようでなにより
ほんと、日本は何処に向かおうとするんだろうね
腹も膨れれば、午後はさてどうするか
……と、少し悩んだあと]
……さて、これからどうするか。
半券があれば当日なら再び昇れる
キャンペーン期間だから、
一旦昼は寿司を食べにきたが
一度、天辺までのぼってみるか?
それとも、甘いもので口直しに
何処か軽食でも食べれる喫茶店にでも
いくか。何か希望は、あるかい?**
[当時の先輩の心労が、如何程のものであったか。
人心の解らない後輩には知る由もなかった。
監視の目の厳しさ
から、ますます募る反発心。
そんなに信用に足らないか、と。
彼だけにダブルry飲み放題のボーナスが付いたのも納得行かなかった。いや、同じボーナスを付けると仮に言われていたとしても全力で遠慮しただろう
けれど。
ババロア食べ放題権くらいは欲しかった。
店長の提案に瞳を爛々と輝かせている彼を見かけた時、現金な奴だと思ったものだ。
理不尽で面倒で、釈然としなくて。
我慢せねばならないことばかりで、退屈で。
――こんな世界を選ぶんじゃなかった、と。
あの頃の僕は、毎日のように思っていたものだった。
]
[僕の悪鬼生の転機となったあの日。
帰り際に掛けられた気遣いの言葉には、黙って軽い会釈のみを返した。
返す言葉が何も見つからなかったのだ。
顔を上げればこれまでの天敵が見たこともないような穏やかな表情をしていたものだから、此方が少々面食らってしまった。
居心地悪くきまり悪く、店を後にした。
悔しいけれど彼の言い分を頭では理解していた。
弁護士を雇うにも、それなりに多額の金が要る。
たとえ慰謝料を巻き上げられたとしても、手元に残る金は二束三文。
ならば余程のことでない限り、
それこそ店の存亡に関わる事態でない限り、
客の要望に答えた方が得策だということを。
そもそも店長は法学部の教授と仲が良いのだ。
己の押し付けがましい指摘など無用の長物だっただろう。
いざとなれば腕の良い弁護士を紹介して貰えるだろうし、新米の僕が知らなかっただけで、もしかすると顧問弁護士が既に居たかもしれない。]
[ 年下ながらほんの少しを我慢できる彼。
年上ながらほんの少しを我慢できない僕。
どちらが人として優れた大人かと問われれば、
答えは一目瞭然だった。
その日の夜は、ほとんど眠ることが出来なかった。
帰り際に「また明日」と声を掛けられなければ、僕は辞表も出さずにカフェからログアウトしていたかもしれない。]
[頑張りを認めてくれる人がいた。
理解を示してくれる人がいた。
たった一人でもちゃんと自分を見ていてくれる人が居たということが、支えとなった。
針を逆立てずとも、肩肘張って鉄の鎧を着込まずとも、
人を必要以上に怖がらなくとも良いのだと。
ヴィクが挫折してしまった時の僕の行動は、
この経験があったからこそ。
傍に居ることで、今度は僕が彼の支えとなれるのではないかと思ったのだ。
後に彼が己へ嫉妬を覚えたことは知らない。
どこか遠くへ行くような錯覚を抱かせていたことも、知らない。
サバクンジャーの仲間達が見たら驚くかもしれないけれど、昔の僕が居たからこそ今の僕が居る。
散々罵詈雑言を浴びせていた非礼も、今ならば素直に詫びられる。]
[それにしても。
心を入れ替えて心機一転の初出勤時、周囲の反応はあまりに失礼だったと思う。
記憶喪失でも、頭のネジが飛んだのでも、
見知らぬ誰かと
「「
入れ替わってる〜〜〜!!??!
」」
なんてSF体験をしていた訳でもない。
表向き満面の営業スマイル(当時比)を浮かべながら、額に青筋が浮かびそうになるのを必死で堪えていた。
ヴィクに前髪をかき上げられた時
には本当に驚いた。
触れるどころか顔を見るのも嫌だっただろうに、
どういう心境の変化だろうと。
一瞬、内心苛ついていたのがばれてしまったのかと焦った。
けれど本気で発熱を心配してくれていたようだったから、余計。
少なくとも僕なら、前日まで散々暴言を吐いてきていた後輩(年上)を親身になって心配するなんて、そう簡単には出来ない。
彼の懐の大きさを思い知り、
それもまた懐く理由のひとつとなった。
そのうちに問題児を手懐けたヴィクの方が、恐れられる存在となっていったのだったか。]
[そうしてホール担当から外され、スイーツデコ係になって数週間。
ヴィクの作った見本のシュークリームを自分の作業予定であるシュークリームの隣に並べ、
「こんなもん描けるわけねぇだろ!!!」
そう叫びたいのを必死で堪えながら日がな一日作業を続けて、僕は悟りーべるとになっていた。
存外慣れるのは早かった。元々書写や習字は得意だった。
写仏の効果に近かったのかもしれない。
寺の本堂ではないが、静謐な緊張感に満ちた空間。
先生は生徒の出来をきちんと褒めてくれるから、承認欲求も見事に満たされる。]
巧く出来てますか……!!?
本当ですか!?
嬉しいです!!!
ヴィクトル先輩!!
次は何をすれば宜しいでしょうか!!?
[
お前は誰だ。
そう言われても仕方ない変貌ぶり。
図案の愛らしい鳩の癒しも相まって、尖った心も徐々にまあるく穏やかになっていった。
悟りを開いてしまえば、今度は些細なことで怒りを顕にする客ほど気の毒に思えてくる。
それでどうする、というところまではまだ行かずとも、トラブルを起こすことは殆どなくなった。]
[僕らが絵を描いたシュークリームは大変よく売れたらしい。
図案を描いたのは自分ではなくヴィクだが、ふふん僕の先輩が描いたんですよと誇らしい気持ちになっていた。
ある日のこと。
いつものように作業場へと向かおうとした時、客に声を掛けられた。
『最近お見かけしないなーと思ったら、
お二人で共同作業されてるって本当ですか!?
やっぱり仲良しなんですね♡』
『握手してください♡』
『一緒にお写真お願いしてもいいですか♡』
やれやれ。姦しい女性客である。
それまでの僕なら眉間に皺を寄せ、グラスを床に叩き付けていただろう。
ところがその頃には僕はヴィクの処世術を丸々完コピしつつ、明後日の方向へと進化を遂げていた。
お嬢さんの手をするりと取り、
営業スマイルと物腰柔らかな慈悲深さを携えて、]
――大変申し訳御座いません。
折角お声掛け頂いて恐縮ですが、
仕事中ですので……店員の撮影はご遠慮願います。
お嬢様方のご来店記念のお写真でしたら、
喜んでお撮り致しましょう。
[共同作業については人差し指を唇の前に立てて、内緒ですのポーズ。とどめにウィンクを一つ。
お嬢様方は暫くぽかんとしていたが、徐々に顔を赤らめた後激しいお辞儀を繰り返して走り去っていった。
なお写真に関しては、
『
レーナルトさんとカーライルさんとお写真撮りたい♡
』
の希望者が後を絶たなかった為、後日簡易的な顔出し看板を設置することになった。
観光地で見かける、顔部分がくり抜かれている立て看板。
穴から顔を出して記念撮影が出来るという優れもの。]
お写真をご希望の方は、
宜しければあちらをご利用ください。
[看板へとご案内しながらの爽やか営業スマイルもお手の物となっていた。]**
[ 海色に光り差し、きらきらと輝く海の世界
それが疑似的であっても、多くの人が
気軽に神秘的世界を見れるのは、やはり良いことだと思う
己は、そんな世界をずっと眺めていて
此方を見る貴方は、青に佇む茜が
一等魅力的に映ってるのだろうか ]
[ 人のクローンで語ったのは記憶に新しいが、
そういえば人間は品種改良なるものにも手を出していたっけ
……これは、神代が終わったのも納得の
逞しさだ。
でも、オレだって金魚は可愛いし綺麗だと思う。
だから良いんじゃないかなーと、元神はサムズアップするのだろう
アバウト?気にしない気にしない ]
お、良いんじゃね?
あとは金魚とか居ればいつでも見れるのになァ
[ その時は軽めにそんな会話もしたか
――だが、本当にカニが来ようなら
(しかもそれが夢の時とほぼ同じカニなら!)
仁義なきシロさん争奪戦が始まるのだろう
カバディカバディ
]
[ でも、シロさんに愛渡せるのはオレだけだ!
だからオレの勝ち。絶対に勝ちだかんな! ]
[ そうして一度水族館を出て寿司を楽しんだ後、
シロさんの提案にうーむと考え込む ]
――そうだな。八つ時まで時間もあるし、
運動がてら上に行ってみようぜ!
[ アレ、上んのかァと天を仰ぎながら
そう提案しただろう
――しかし、実際はエレベーターなので
そんなに運動にはならないだろうけど**]
[たとえ人工であっても海の中の世界は、美しい
プールの中で水に包まれていた時にも思ったが
人の進歩というものは、目を見張るものがある
この分だと空を飛ぶ魚も、何時かは出現するやもしれぬ
などと、思う
青の世界は、光源を反射してかきらきらと輝く
その中でも一等、美しい茜を、視線は追いかけ
目が離せない]
[人工物が進化しても、人の進歩が神様に
ある意味では取って代わろうとするような
罰当たりな、ようなものであっても
君的には良いらしい。希臘の神様っておおらかだ
日ノ本など、八百万神がいるし
神様って、凄い]
そうだな。いつでも見られて。
美しく、世話が楽しいものならば。
きっと、日々が楽しかろう。
[そこで何故、蟹をチョイスするのか
何故か魂が呼んでいた。などと後日供述することだろう
君の夢の中の(私の別霊基の)話は知らないが
何故かカバディしたり、
君がライバル宣言したりするなら
真顔で、どうしたのだクガネは。となりそうである
嗚呼、その時は君に口づけ1つして
落ち着け。というかもしれないね
]
[それから、昼食後どうするかを話し合えば]
あい、わかった。
――――天空に近い場所に、昇るというのも、
何だか、不思議な感じは、するな。
[などと言いつつ、君の提案に頷き、
再び塔へと足を向ければ、
えれべぇたあに足を、踏み入れるのだ
食後の運動には聊か、不足するが
エレベーターが一気に上がっていく光景は、
地に足がついていないような、何だか不思議な感じはする
どんどん、地面が遠くなる
街が広がる。人の視界では無限にも思えるほど
ぽぉん、とスライド式のドアが開いたなら
君に、望遠鏡でも見てみるかと、尋ねつつ
一部分だけクリアな床を、一つ、足を乗せれば
まるで空中散歩のようだ、なんて思う今日、この頃]
空の果て、月まで人は足を踏み入れたというが。
何れすべての、人が。そうなる未来も。
あるかも、しれぬな。
[と、感嘆を**]
| ─ 逃げ出すマスター ─ [ベッドはさておき リコリスに医者を呼ぶ事はほぼ確実にないだろう >>120医者が診れる種族の問題だとか、異世界から色々な者が集まるリコリスの文化の話だとかの話が絡んでくるのだ なおマスターとしての自覚はあるが カフェのマスターがなにをする仕事かはあまり理解はしていない そんな認識でよくカフェを建てたな…と総ツッコミを食らってしまいそうだが 既に他の話ですでに突っ込まれている?気のせいですよね? ] (@28) 2019/04/21(Sun) 7:38:08 |
| [ゴム矢の当たった頭をさすりつつ >>@26先に休憩室に居た技師には冷ややかな目を向けられたがノーダメージだ。冷たい目線には慣れている >>@27後から来たのはリウビア >>123でも、真面目そうな見た目 >>119の臨時店員でもなく 自分が拾った方の臨時店員 >>122であった] …どうした 俺に何か用か? [リウビアに連れ戻してこいと言われてるならお断りしたいところだが そうだとしたら自分で追いかけて来そうだからその線は無いだろう…と予想した 彼は臨時でもリコリスの店員だし 彼には頼んでいる事もあった 何か困っている事があるのなら、聞くのがえらいひとの仕事だろう 本当は一刻も早く上の階で待つ少女の元に行きたいが…今は、我慢するとしよう 休憩室のソファに座るように彼に勧めた 話なら聞くの意思表示 リウビアも大概説明不足では?…と思わずにはいられないマスターであった >>123] (@29) 2019/04/21(Sun) 7:39:54 |
| [逃げることを心配されているのだろうか 店の外に出て数日数時間やり過ごせば逃げる事は叶うが 今のところ逃げる気は、あまりない 理由はもちろん、先述の通り >>@29だ ソファに座った >>136のを見届けると 対面のソファに自分も腰掛けた] 外で買い物してきたんだよ 中には薬が入ってる [ヴェーチェルからしたら珍騒動かもしれないが 追いかけられたり叱られたりはマスターとしては割と日常な出来事である 不審者扱いは初めてではあったが 中身を知りたがる彼に買ってきた物を見せるように コレ。と袋を持つ手を彼に向けた]* (@30) 2019/04/21(Sun) 10:44:34 |
[聞こえてきたその言葉には、ふん、―――と鼻を鳴らして目をそらす。そうはいったところで、だ。別段"どうだっていいだろう"、…と言いたげの態度であったけれど。
…目をそらした先に、何を思っているかは秘匿である]
[彼女が彼女でなくなった、―――その時に。
きっと己は頼みを果たしてやるだろう。
そこを違えてやるつもりはなく。
悪魔のほんのちょっとの誠意を
最後の最期に見せてやるつもりではあった。
だけれども、―――そう、だけれども]
[悪魔は、死ぬ直前に一つの賭けをしようとしている。
それは少年と悪魔の再契約。
少年は確かに悪魔になった。
だけれども、
いまだに"人間"の部分が残っているのというのなら。
―――今度は、それで願いをもう一つ叶えようじゃないか]
鼻を鳴らして目を逸らされる。
ふは、と笑い飛ばした。
だって、この悪魔。
結局のところ────甘い<やさしい>のだ。
ああ、だけど。]
( ぼくの心からの
”頼み”を聞かないはずもないのだ。
それぐらいは、信じている。
ああ、だけれども
悪魔が何を成そうとしているかわかっていたなら。
)
[少年と悪魔は、同じで違えるのかもしれない。
それはフリーレに勇者であるのと人間であるのと同じように。
単なる多面性のように捉えていた。
それが果たして人間の部分かどうかはわからない。
もう溶けて混ざり合ったもの同士が
果たして再契約など可能だろうか?
そこまでする必要が
────…一体どこにあるというのだろう?
きっとその企み事をフリーレに零しはしなかった。
だから余計なお世話だと
告げる日がくるはさて───…案外早いのだろう
]
──────……ロキ
離れろ
[それを告げるのが精一杯]
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