250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】
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(あ゛ーーーー……もう無理限界………
めっっっちゃくちゃむらむらする……!)
[魔物を倒したとて、多量に摂取した催淫の効果は
すぐに消えてくれるわけでもないらしく
依然己を蝕んでいた。
そんな場合じゃないのも重々承知してはいるが
とにかく
これ
を一度鎮めないと
何もかもまともに出来る気がしない。
バドが身を案じてこちらにやって来たなら
そのローブの裾を掴んで縋るように引いて。]
……バドぉ〜………
[色んな感情が入り混じった声で情けなく名を呼ぶ。
赤い顔とトロンと潤んだ眼差しと、
あと依然元気なままの下肢を見て、
何となく諸々を察して欲しい。**]
| [意識を取り戻してからは早かった。 四肢の自由と魔剣を取り戻したフィルが 息を飲むような速さで本体へと飛びかかり、 魔法と共に撃ち込んだ一撃で、魔物は動きを止めた。
旋風で瘴気を飛ばしたおかげか、魔物の本体を退治したせいか 先程まで乗っ取られてぼんやりとしていた意識は 今はハッキリと明瞭だ。]
はぁ…、…おつかれ。 助かった。
[親のようなものとしても過ごしてきた身だ。 白魔導士としてもかくも簡単に意識を乗っ取られるなど、 恥でしかない。]
っと、大丈夫か!
[戦闘を終えズルズルと座り込んでしまったフィルに駆け寄る。 身体的な傷のつきそうな攻撃はされていなかったと思うが もしや何か怪我でも負ったのかと──] (92) 2024/02/19(Mon) 14:03:41 |
…っ、……
[駆け寄った自分のコートの裾を引く力は弱々しい。
ついでに言うと名を呼ぶ声でさえ、だ。
赤く染った頬、トロンと蕩けた眼差し。
精力をありありとひょうげんしている、下肢。
ごく、と息を飲む。
魔物から得てしまった催淫効果は、倒したところですぐに消え去るものじゃない。
その上、今し方までその魔物と意識が混濁していたのだ。
理性が簡単に揺らぎそうになってしまう。]
フィル……
今は、あんまり優しくしてやれないかも、知れんぞ…?
[朝にお預けを食らったのは自分だって同じで
ズクズクと疼いたままの熱は、身体の中心に熱を有している。
ここでするのはまだ危険かもしれない。
また魔物を誘き寄せてしまうかもしれない。
頭でははっきり分かっているはずなのに
そんな顔をして求められて、我慢など出来るわけがなかった。]
[研究所の廃れた床にコートを脱ぎ落としてしまうと
フィルをその上に乗るようにと耳元で囁く。
先程の続きと言わんがばかりに、ゆっくりと唇を近付けた。]
ここなら喘いでても、魔物のせいだって誤魔化せるな?
[だからもう我慢などする必要は無い、と。
ゆっくりと重なった唇を音を立てて吸い上げ
熱い舌を差し込んで、絡め合うようにねっとりと動かす。
同時に粘液に塗れていたその身体をなぞり
苦しいだろう熱の根源へ指を這わせる。
そして自分自身の熱も露わにさせて、共に包み込めば
その熱を解放出来るようにと腰を振り始め。]
ンッ、は…フィル……っ
[先程とは打って変わって、甘く優しい声が
熱い息を含んで唇の隙間から漏れる*]
[視界の先、バドの中心も
はっきりと熱を宿しているのが見えて
小さく生唾を飲んだ。
優しくできないと告げる彼にゆるく首を振る。]
…いいっ、優しくしなくて……
いーから……はぁっ……
も、欲しい……!
[優しくなんてしてくれなくたって。
彼が先程の、何かに操られているようなのじゃなくて、
俺の知っているバドならそれでよかった。
とは言えここで盛っていると
魔物をおびき寄せてしまうかも、
という理性くらいは(一応)あったので、
足元に剣を置き、小さく呪文を唱えて簡単な結界を貼る。
これでこの剣を中心に半径2m程度にいれば
魔物は寄ってこない筈。
とはいえ未だに魔石の通信は切れていない
(というか存在を忘れていた)ので
仲間に声は聞こえてしまうかもしれないがそれはそれとして。
]
[促されるままにコートの上に乗り、バドと向き合う。
唇が重なり、熱い舌がゆっくりと差し込まれて
その心地よさにびく、と腰が跳ねた。]
ん、……ううっ…… はぁっ…… んんぅぅぅ……
バド、…… はぁ、バドぉ…!
[普段通りの優しい声で名を呼ばれて
たちまち頭の中が甘く溶けて行く。
首に縋りついて口内を貪り、
夢中になって彼を味わいながら
存在を確かめるように何度も名を呼んだ。
半端に脱ぎかけたズボンの隙間から
張りつめた性器が引っ張り出され
彼の性器と擦り合わせる形でぐちぐちと擦られる。]
んぁ、…っ、ぅぅ……!!
はぁっ、………んあぁ…っ ばど、ばど、……あうぅ…っ
[単純に嬲られていたし
つい先程まで緊張状態にあったのが
安堵に変わった反動もあってか
彼の腕の中であっという間に体は上り詰めていく。
甘ったれた声でぐずるように啼き
更に快感を求めて腰を揺すった。
だらだらと切なそうに先走りを垂らし続けるそこは
一度果てたとは思えないくらいに硬く。
少し刺激を与え続けられれば上ずった声を上げ、
あっさりとまた射精してしまうだろう。**]
[“優しくしなくていい、もう欲しい”
なんて言われた今の状態で制御なんて出来るはずもなく。
交わる舌も息も奪うような口付けに変わっていく。
甘く余裕のない声が、結界の中で呼ぶ。
その声も行為の音も全て魔石がどこかに伝えていたかもしれないが
繋がったままなんて覚えてなどいなかったし
逆に言えば、この向こうの仲間の音もそのうちに届くはず。
]
ッ、フィル…っん……はぁっ…、
[口付けだけで跳ねる腰を撫で、ぐっと引き寄せる。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てているのは深いキスなのか
それとも握り込み擦り合う二人の熱なのか。
どちらからもいやらしい音が響き、興奮を昂らせていく。
コートの上で向かい合わせにして熱を絡め合い
一度達したとは思えないほどの硬さを保つフィルの
先走りを手に熱に絡めて腰を揺さぶる。]
は、あっ…、 気持ちぃ、か?
んっ…ぅ、ッ……フィル…、フィル…っ
[確かめずとも知れることを聞いてしまうのは
この唇から、ぐずぐずになった姿をもっともっと見たいから。
自分の手で快楽を与えているのだと、
求め合っているのだと、教え込ませたいから。
唇は重ねたまま フィル と何度も囁く。
果てたい。
彼と共に快楽に溺れたい。
犯すではなく、抱き合いたい。
種を残すのではなく
その中に、己を刻みつけたい。]
愛、してる…ッ
早くこの、中に…入りてぇ…っ
[どこにどうしたいか分からせるように、下腹部を撫でる。
全てを包み込んでくれるこの中に溺れたい。
けれど先ずは──]
っは …、…イこうか、フィル…ッ…──!
[張り詰めた熱の先をこじ開けるように、
指先で割れ目をグリグリと刺激する。
優しくできそうもないと言いながら紡ぐのは甘い甘い囁き。
同時に揺さぶる腰が熱同士を擦れ合わせ
血管の浮き出たガチガチのそれが震えて
目の前がチカチカと明滅し始める*]
[ こんな状態のガタイのいい男を、
小柄なネスはよく導いてくれたと思う。
いや、ネスでなければ導けなかっただろう。
これが他のやつだったら
俺が言うことを聞く事もなかったろうし、
なにより行き場のない熱をどう発散しようかで
この場をがむしゃらに飛び出していたかもしれない。
俺とネスの体の間で、
ネスが道具を取り出し薬の調合を始める。
とにかくじれったい気持ちが止められなくて。
ネスの作業の合間
眼の前の彼の体をおかずに自身に手を伸ばした。 ]
(欲しい…ネス、欲しい……
ヤりてえ……)
[ 調合中のネスの後孔を探り指を差し入れれば、
抗議するようにネスに睨まれて。
けれどもう、そんな仕草さえ頭には響かなかった。 ]
[ クチュクチュとネスの下肢から水音が響く。
ネスの体に差し入れた指を、
中の感触を味わうように幾度も前後させて内壁に振れる。
触れれば触れるほど挿れたくて堪らなくなる衝動を
どうにか押さえつけられているのは、
他ならぬネスの声に従ったからだった。
小さく漏れる声も、
今はそれすら俺を狂わせる毒のようだ。 ]
なぁ……、もうもたねえ…
お前の事、抱きたい……
[ は…と熱い吐息混じりに呻いたのと、
ネスの薬の調合が終わったのはほぼ同時だっただろう。
もう我慢出来ないと、
がっついてしまおうとネスに唇を寄せようとして。
半端に開いた口に、丸い薬が押し込まれた。 ]
ん、……んん゛…
[ 思わず眉間にしわを寄せる。
違う。
俺が欲しいのはこんなもんじゃなくて、
お前の体だけなのに。
狭いロッカーの中では、
塞がれた口を身じろいで開放することもできない。
更に口の中に貯めておけば貯めておくほど
薬の苦味が広がって、
俺は渋い顔をするとこくりと喉を上下させた。 ]
………っ……!
[ そうして薬を飲み込めば、
先程まで自分で扱いていた性器に、ネスの手がかかる。
まるで褒美のようなそれは、
散々待った彼からの許しの合図のような気すらして。 ]
[ ネスの体の中に挿れた指は抜かず、
俺の性器を撫でるネスの掌に腰を押し付けながら、
より深く彼の中に触れていく。
触れているだけでもたまらないのに、
俺のものを扱いてくれているのがネス自身だと思えば
ドロドロに溶けるように気持ちよかった。
物欲しげに熱を持て余した目で、ネスを見る。
縋るように目の前の唇に自分の唇を重ね、
ネスの手の動きに合わせるよう、腰をゆるく前後させて。 ]
──…、……っ
く
…ぅ
[ やがて、びゅくびゅくと勢いのある精が
ネスの手に吐き出される。
殆ど漏らすようなそれは、
普段の自分だったら考えられないような情けないもので。
最も恋しいネスの胎内からゆっくり指を引き抜くと、
脱力したようにロッカー内に体を凭れ掛からせた。
未だ思考はぼやけたままだが、
薬が早くも効いたのかもしくは一度出したからなのか、
幾らかはマシにはなっている。 ]
[ 徐々に落ち着いてくる思考。
未だ熱の燻りは収まっていない体。
半端に触れた事で、より欲しくなっている眼の前の恋人の体。 ]
あ〜〜〜〜〜〜〜〜
クソ……ッ
[ むわっと青臭い香りが充満するロッカーを、
ガン、と蹴っ飛ばして扉を開けた。
篭った熱気が外へ逃げ、幾分か体もスッキリしてくる。
そして、思考が落ち着けば落ち着くほど
理解するのは己の情けなさなわけで。 ]
……悪かった。ネス…。
それとさんきゅ…助かった。
[ どこか悔しげな表情を浮かべつつ、
ネスの肩を抱いてロッカーの外へ出よう。
外にはもう魔物の気配もない。
先程こちらへ来ていた魔物は、
あのタコの死体が目当てだったようで。
此方には興味も示さずに奥へ消えたのを、
今となっては知ることが出来た。 ]
[ しかし、どうしてこうなってしまったのか。
自分ですらわからない。
おそらく簡単に言葉にするなら
この研究所に溢れ返る淫らな魔力に
俺の体がどうしようもないほど反応してしまった…と
いう事なのだろうけど。
だとしたら、
そもそも俺がここに来てしまった事自体間違いだ。
最初から知っていればまだ対策できただろうに、
生憎と今から撤退することもできやしない。
ふぅ…と溜息をつくと、側にいるネスを抱き寄せて。
額に一度キスをすると、困ったように笑った。 ]
やっぱ、お前が居てくれてよかった。
…少しだけ、ここで休んでもいいか?
[ 今この状態ですぐに出発するのもリスクがある。
行くにしても、先程の薬がしっかり回る程度の時間は
ここで暫し待っておこうかと提案しよう。 ]
[ そして。
オマケでずっと気になっていた”ソレ”に手を伸ばす。
濡れた音と嬌声が漏れっぱなしになっている、
仲間内での交信用の魔石に。** ]
ん、んん、ンンッ…!!
[ぐっと腰が引き寄せられ、
その分口づけが深くなる。
まだ粘液の味が微妙に残る
バドの唾液が口いっぱいに広がって
息苦しさと快感に頭の中がくらくらした。]
ふぁ、……っ ぁ、きもち、いぃ……っ
ばどぉ、……んん、ぁぁ……っ♡すきぃ…
[何度もフィルと名を呼ばれ、
こくこくと首を縦に振って快楽を素直に口にする。
気持ちいい。好き。欲しい。好き。大好き。
やっぱり彼じゃないと駄目だ、なんて
先程との落差で余計に感じてしまって
縋りついたまま与えられる甘さに溺れる。]
すき…ッ、おれも、あいして、る…
ばどぉ……っ あ、ぁ…ぅぅ…♡
ぁ、くぅっ、ばど、あぁんっ…!
[尻の合間に指先が入り込み、ぐりぐりと孔を刺激する。
早く欲しい、と訴えるようにひくんとそこが収縮し
前での絶頂へと至る後押しをして。]
ん、もっ、イく……っっ、あぁぁ……っっ!!!
んんん〜〜〜 ッッッ………!!!!
[我慢などせず、促されるまま
下腹からこみ上げてくる射精欲に身を委ねた。
ぶるり、と腰を震わせ
濃い白濁がびゅく、と噴き出し
二度目とは思えない量と勢いで
互いの下肢を汚していく。
ぎゅうっと強い力でバドに抱き着いたまま
暫しの絶頂感に浸って。]
んん……ばどぉ……♡
[果てた後もまだ熱は冷めず、
とろんとした顔で彼を見つめ、
唇を押し付けるだけのキスを
何度も繰り返して甘えていた。
完全に気が緩んでいるが、
この一部始終を聞かれていると
フィルが知るのはもう少し後のことになる。
**]
[咥内には苦い筈のあの粘液の味が広がるのに
思い込みなのだろうが、甘く感じてしまう。
フィルの舌が動く度にその甘さは増し
もっと、と息継ぎさえ何度か奪ってしまっただろう。
蕩けた声が応えてくれる。
気持ちいい、好き、と名を繰り返す声に
ぞくぞくと内側を駆け上がる快感は熱に直結して。]
ンッ、ぅ…たくさん、聞かせてくれ…
フィルの、気持ちぃ声…ッ
[意識を支配されていた時の情事より
声も表情も甘ったるいくらいに蕩けている。
大切な、俺の恋人のすべてが欲しい。]
[指で触れた秘所も、求めるように蠢いている。
収縮し、この先を待ちわびるような動きに合わせて
重なり合う熱を激しく揺さぶる。
擦れ合いながら、先走りに濡れた二人の中心を
その切っ先をグリグリと刺激したのと同時。]
っく、俺も…イッ…、
く ──ッ!!
[フィルの絶頂を追いかけるように腰を震わせて
白濁をフィルの腹に目掛けて勢いよく吐き出す。
力強く抱き着かれたまま、何度も何度もその皮膚に
塗りたくるように腰を揺らし。]
…っは、まだ足りねぇ。
もっと、シよう……、…な?
[一度射精したにもかかわらず、その熱が衰えることがないのは
朝の我慢のせいか、それとも催淫効果のせいか。
可愛いキスに応えるように唇をちゅっちゅと啄んで
下唇を甘噛みしながら、囁いた。]
[徐に腕を伸ばせば、死滅した魔物の蔓の残骸を手繰り寄せる。
もうこれに意識を奪われることはないだろう。
だが、有用な使い道がある。
片手で絞るように握れば、切断面からとろりと
溢れ出るのは、甘い匂いの苦い蜜。
それに催淫効果があることは、今まさに体感済みで。]
もっと気持ちよくしてやるからな。
[ふっと意地悪に笑うのは、いつもの夜の顔。
蜜を救い上げ、絶頂したばかりのフィルの熱に
そして自分自身の肉棒にもまた塗りたくり
フィルの足を抱え込むと、先ほど収縮を見せていた場所へと
塗りこむように、にゅるにゅると熱を押し付け始める。
それもこれもすべて聞かれていると知るのは
ややばかり後のことである
*]
[彼の苦しみは、僕の想像より何倍も酷かったんだろう。
そこまでわかってあげられなくて、よかった。
わかってしまったらきっと、僕も一緒に溺れていたから]
ん……
[ロッカーの中では淫らな水音すら
大きく響いて聴こえたけれど、
声と違ってこっちは僕には止められない。
与えられる快感も同じで
手が止まってしまいそうになったけれど、
僕は調合師として、彼の恋人として、
自分のすべき事を(なんとか)為した]
(
―――……っ
)
[薬が出来上がった時に囁かれた言葉
は
強烈に僕の本能を抉った。
でも寄せられた唇のその奥に、しっかりと薬を押し込んだ]
[さっきの言葉が耳の中にずくずくと残り続ける。
どきどきと強く鳴る心臓は
薬が効くか不安だからじゃない。
眉間に寄るしわを見つめる瞳は、
今はきっと、僕の方が彼を欲する色になっている。
やがて、彼の喉が動いて
、
薬を飲み下してくれたのがわかる。
それを見たら僕も少し冷静になって、
ほっとした様に目を細め、手を彼の下肢に伸ばした]
んっ……ゼクスさん……
[彼の腰の動きに押されたら、擽るのはやめて、
もう少ししっかりと握り、擦る。
後ろの孔は彼の指をもう少し咥え込んで、
甘い吐息できもちいい、って伝える。
熱くて切なくて色っぽい瞳で見つめられたら、
その色に自分の瞳を染めて、睫毛を伏せる。
重ねられた唇も彼の色に変えて、
心が酷く満たされる想いがした]
[手の中の硬い感触と、
それに合わせた彼の動きを味わっていたら、
やがて彼が震えて、艶めかしい滑りと匂いを放つ。
既に僕の五感がよく知る彼の熱。
いつもよりなんだかいやらしいものに感じてしまうのは、
きっと気のせいじゃなかっただろう。
だって僕から指を引き抜いて
後ろに凭れた彼はこんなにも色っぽくて、
僕は全てを忘れてしばし彼に魅入った。
彼が黙っている間、
僕も言葉を失くしたみたいに
ずっと彼を見つめていて、]
??!
[そうして沈黙を破ったのは、
とんでもなく元気な彼の声と、ロッカーの扉が開く音。
今度は驚きにどきどきする胸を思わず押さえたら、
彼の精で服が濡れたけど、全然気にしなかった。
だって彼が、正気に戻ってくれたのだから]
……よかった。
[肩を抱かれながら、一緒にロッカーの外に出る。
彼とは対照的に微笑んで、彼の無事を喜ぶ。
それに、外にいるかもしれないと思っていた何物かは
その姿を消していた。
さっき倒したタコも消えていた事がわかれば、
あれが目当てだったのかと推測して]
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