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185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】
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[ やがて啼くことも出来ない程に疲れ果て、
胎に白濁がすっかり満ちてしまった頃。
体を震わせながら、女はようやく意識を飛ばし
シーツへその身を沈ませた。 ** ]
![](./img/jokamachi/08.png) | ─ とある男の話 ─
[剣王シメオンの最も優れた能力とは何か。 男と共に『北の勇者』と呼ばれた者たちは口を揃えてこう言う。
「瞬時に本質を見抜く力」
と。 敵の弱点を即座に見抜き、敵の意図を瞬時に判断する。 その力こそが剣王の持つ最たる能力、彼らはそれを『心眼』と呼んだ。
ラ・コスタへ移住してより、その力は『美』に対して向けられた。 才能豊かな、しかし伸び切れない眠れる『美』を見出しては、彼らの飛躍に必要なものを与え、世に送り出した。
端役で燻るダンサーはそれによってプリマバレリーナとなった。 場末で小銭を稼いでいた歌い手は大劇団のプリマドンナとなった。 路上で似顔絵を描いていた者は流行りの画家となり、土産物の工芸品を作っていた者は街を代表する工芸家として名を馳せた。
シメオンによって見出され『美』の担い手として有名になった者は数多い。] (48) 2022/11/30(Wed) 17:07:08 |
![](./img/jokamachi/08.png) | [だが、男は余りにも『美』に偏っていた。 ただ一瞬の輝きのために破滅に追いやられた者もやはりら数多くいた。 『美』の頂点に立ち、名を残したからといって本人が幸せだったとは限らない。
その一人が女優のドナータだった。
賢者の求愛を受けた女は幸せの絶頂にあった。 だが、それは賢者の親友に乗っては『美』が失われようとしていると受け止められた。だから、男は手を回した。
「幸せな結婚生活を続けるには必要なものがある」
男はそう言って女に流行りの歌を聞かせた。 女はそれを大層気に入って愛しい男にそれらを強請った。
男はそれを理解っていた。 賢者が男に何かを借りに来るとを。この街で賢者にはそれを頼める者が男しかいないのだから。] (49) 2022/11/30(Wed) 17:07:56 |
![](./img/jokamachi/08.png) | [男は女の幸せを願っていた。 親友の幸せを願っていた。 ただ、それよりも男には譲れないものがあった。 そらだけのことで、それが全てだった。
ドナータは才能豊かな女優だった。 見目の美しさはもちろん、その演技は見るものを魅了した。 しかし、足りなかったのだ、男には女がもっと輝けることを、もっと美しくなることがわかっていた。
彼女に必要なもの。 男が見抜いたそれは『絶望感』だった。
ドナータの師は彼女を磨いた。 それが間違っていたわけではないが、彼女の『美』の本質は生まれの苦しさからくるものだった。あの頃には戻りたくないと、自分を磨くその想いこそが彼女の『美』の本質。 だが、幸せな日々を過ごす中でそれが曇っていくのを男は見過ごさなかった。見過ごせるわけがなかった。
そしてそれは見事に花開く。 悲劇的な別れ、体を汚され、愛する者を失ったその絶望がドナータをさらに美しく磨き上げた。] (50) 2022/11/30(Wed) 17:08:51 |
![](./img/jokamachi/08.png) | [彼女は自分の幸せと引き換えに『美』の頂点に立った。 しかし、彼女の成功を知るとかつて彼女を弄び汚した男たちが再び女に近づいてきた。 男たちは当時のことをペラペラと女に聞かせた。 どれだけ楽しんだかということ、女もまた男たちに抱かれ快楽に悦んでいたということ、そして、女のもとへ向かわせた者の存在も。
その翌日、男たちの首は街の大通りに晒されていた。
人々は噂する。 彼らはドナータに手を出そうとして、彼女のパトロンが彼らを粛清したのだと。そのパトロンこそが賢者が去ってより彼女を庇護していた男、シメオン・ジョスイであった。
この街で知らない者はいない。 ジョスイの『美』に手を出してタダで済む訳がないことを。 故に、殺された男たちの親たちの辿った道は二つに一つだった。 黙して諦めるか、報復を画して返り討ちにあったか。] (51) 2022/11/30(Wed) 17:09:56 |
![](./img/jokamachi/08.png) | [男はかつての親友に向けて呟いた。
「甘いんだよお前は。 敵は徹底して滅ぼさなければならない。 俺たちは、北で身をもって知ったはずだ。」
結局、その出来事でシメオン・ジョスイが罪に問われることはなく、そのことがこの男にとっての伝説の一端となった。
そんな街の出来事を他所に、ドナータはただただ堕ちていき、男はそんな女を見て、その醜さに苦虫を噛み潰したような顔をしていたという。*] (52) 2022/11/30(Wed) 17:12:22 |
[男はリュディガーの言に瞼を瞑り、理解できぬことを把握すると瞼を開き男が齎す『美』に染まっていく肢体を眺めた。
ヒトにはそれぞれ『美』への感受性があり男とリュディガーの感受性は違うということだけは理解した。
即ち、俺の『美』もお前の『美』もALLOK.であり理解できないが否定する必要もないので両者共存という多様性を選択するが互いに平行線を辿って交わらないという意味でもある]
そうか、お前が良いならそれで良い。
[その言葉が全てである。
『美』に対する想いはヒトの数だけ存在する。
そんなことも挫けずに走り続けていたならば覚えなかったことだろう。
ずっと離れないようだが風呂やトイレはどうするのだろうか。
今尋ねても色良い返答が得られてしまいそうなので後日素面になった際に問いただすことにしよう]
……ふぅ、甘い声が増えてきたな。
深いのが欲しかったんだろう?
まったく……これは本能か。
[腰に絡みつけてくる脚、その太腿に触れると内側を擽るように指を這わせる。
膝から順に股まで触れた指先は秘芽を捉え親指で圧する。
同時に魔羅を胎の奥底へ押し当てると共に同種の振動を加えていった。
初めてなのだから秘芽の方が感じ易いだろうが同種の快楽を加えることで胎奥や蜜道でも快楽を感じてしまうように変えてしまう。
奥でイけるようになればどのような淫『美』な表情を見せてくれるのか。
男は『美』の行きつく先をリアルタイムで見つめながら、何度でもすきなだけくれるという言葉だけはそのまま受け取り、果ててしまうまで魔羅を大きく動かすことなく快楽を覚え込ませにかかった**]
おれ、も、お前が、いぃなら、いいよ……
[
元より理解は求めていない。ただの自己満足とエゴである。何を投げても届かない事は、前提とした上で
ただ、隣に置いてくれれば、それでいい。
ずっと離れない、というのは「施術行為」が終わった後も翌日以降もここに通い詰めて、邪険にされようが気にせずいるつもりである、の意であった。
今後、また「施術行為」をするかは不明である。
他では満足出来ないだろうし、他の男とする気も無いけど。
]
お、おま、え、にしか、しないしっ……
……んっ…… ぁ、 ひゃ……
[
指摘されると少し恥ずかしくなる。もっと恥ずかしい事はたくさん言ってるけど。
太腿から性器まで伝わされた快楽は、確実に己を蝕んでは幾度となく上へ果てるまで向かわされる。こんなの何度もされたらしんじゃいそう、だけど。スカリーにだったらいいか、も思ってしまう。
手遅れだ。]
……ほしい、よ……おまえの、ぜんぶ。
[この場で言っても睦言程度に捉えられるだろうから呟く。本当に文字通り、彼の全てが欲しいと請うてしかたないのだが、実現できるだけの身分ではあるものの強引に囲い込んだりはしたくないし男の自由意志は尊重したいのである。
おれがお前に向けてる感情が否定されない限りはずっと。]**
あ……っ。もっと、
もっとくださいませ。貴方を、味あわせて……
すき。しめおん、さま。
[貴方の、本能の赴くままのように
奥まで突き入れられるのが、堪らなく気持ちいい。
貴方に求められていると強く実感するから。
もっと味わいたい。
胎の奥まで、満たされたい。
何方も、私の孕む果てしない欲。
――我慢なんてしないで。幾らでも
私を求めて、貪って欲しいと女は淫らに啼く。]
あぁ、あ……!
[子宮の入り口を切っ先がこじ開ける
深くに穿たれた其れに、ひときわ高く嬌声を零し
最奥に吐き出された精を受け。女もまた絶頂に至る。
其れを1滴残らず飲み干して、愛しい男の精で
命を孕んでしまいたいという本能に任せ、
ぎゅぅと締め付け、搾り取るかのように膣肉を収縮させる
濃厚なものに、満たされて。
ああ。私しあわせだ。と女は微笑み
貴方に口づけを強請ることは、許されるでしょうか*]
[男の術を受けた者は大きく二つに分類される。
ブランシュの様に堕ちずに客として来店してくれるか。
身体どころか心までも堕ちて作品として来店し続けるか。
前者は少なく、意志を保ち続けることは容易なことではない。
何故ならヒトは痛みや苦しみはなんとなく堪えることが叶うが心地よさや快楽には抗い難いからだ]
好きにしろ。
だが俺の全部はやらん。
やらんがお前が俺の『美』になればお前は俺のものだ。
お前の全てが俺のものになる。
[堕ちればそうなる。
男は予告をすると初めて腰を引いた。
それまで散々に果てへと送り込んだ蜜道はすっかりと男の魔羅の形を覚えている頃合いだろう。
魔羅の一番太い、カリで蜜道を掻き回しながら引き抜くと小さな胸が奮える程度に引き抜かれる離別を覚えさせた奥底に魔羅を打ち付け再来を伝える。
魔羅による特別な術はリュディガーの身を揺さぶり続け、胎奥の器官に快楽を齎し続けた]
そら、そろそろ一発目を出すからな。
覚えすぎたらトブぞ。
[女の身を果てさせるための魔羅の動きから男が吐精するための動きへと変える。
男の呼吸が荒くなるにつれて魔羅全体が張り、カリが一等太くなると最後にそれを奥底の鍵穴へと埋めるように押し込んだ。
男が下半身を震わせれば、続くは魔羅の先端から噴き出す胤だ。
男の血液そのものに近しいと言って良いものがリュディガーの胎の中を染め上げていきブランシュ相手に温存し過剰に残っているそれは結合部から早々に溢れ出る程に注ぎ込まれた**]
「あらあら……すっかりできあがっちゃって。」
とうに施術の枠を飛び越え、交合し二人の世界に浸りきる様を、ベッドに寝そべり、両手を立てて組み顎を支えながら生暖かく見つめる。
施術師の方が本気でかかっているのだから、初めての女が快感に溺れきってしまうのは至極当然ではあるが、指を絡めたりするところを見ると、男の方も多分満更ではないのだろう。
「ふふっ…繋がってるところが丸見え。今に奥でも中でも、…後ろでも、いえ、もっと他のことでもイけるようにされちゃうのね。
そうやって何人落としてきたんだったかしら。知らないけど。
……まあ、でも気をつけることね。
知らない間に囲われて、愛でられるだけの籠の鳥になっちゃわないように…
あるいはそれこそが望みなのかもしれないけどね。
…私には、わかるはずもないことだわ。」
どちらに向けて言ったのかは、魔女本人ですらよくわかっていないかもしれないまま、二人を最後までただ見守っているだろう**
[強請られるままに口付ける。
お前が望むものは全て叶えよう。
お前が渇望するもの全てを与えよう。
たとえこの命が明日にも尽きようと。
私の全てをお前に捧げる。
そうして私はお前の中に永遠に生き続ける。
重ねた唇と唇。
甘い口付けは徐々に濃厚で淫らなものへ。
足りない。
もっと欲しい。
幾度も体を重ねようとも足りない。
何度も口付けようとも足りない。
だから私たちはお互いに喰らいあい、お互いを与えあう。]
[きっとその睦み合いは月が天高く上るまで続いた。
すっかりと精も根も尽き果てて、今はベッドへと体を預けている。
男は病み上がりだとは思えないほどに何度も女を求めた。
何度か休憩を挟み、体を清め、また交じりあう。
そんな風に一日を過ごし、今はもうまともに動けそうもない。]
流石に……やり過ぎたか。
[隣にいる最愛の女に手を伸ばしその髪を撫でた。
どうやら己はこうしてこの女の髪を撫でているのが好きらしい。]
未練が残ってしまうな。
[この飢えは満たされることがない故に、きっと死ぬその瞬間までこの女を求め続けるのだろう。
それはとても幸せなことではないだろうか。
そっと女の額に唇を押し当てた。*]
……ズルい、じゃん、そんなの……
[喘ぎ声の合間に、途切れ途切れの反論をする。
彼が「施術」と称して喰らってきた星々がどれほどいるのかなんて知らない。顧客として通い続けてる人物がどれくらいるかも知らない。男の魔手に飲み込まれてしまった星達に「ご愁傷様」と思えど同情はしない。つまり、そこで堕ちるだけだったという事。
誰かとは違って、喰らい合えるほどの欲望は無いけれど
奈落の底でも尚、注がれきっても『居る』自信だったらあるのだ。]
う、ぁ…… あぁっ
[奥底までをあばかれて、昇り詰めた身体に容赦なく注がれて、何度目か分からない絶頂へと導かれる。
意識を保て、の通りに寸前でトび過ぎないようどうにか堪える。大分正気かどうかは怪しいけど。それともとっくに狂ってしまっているのかもしれない。]
はぁ…………え、一発、目……?
本気……?
[一発目、と聴こえた気がした。つまりは、まだ続けるという事なのだろうか。確かに好きなだけ喰らって良いとは言ったが。男の体力に驚きはしたけど、
最果てまで行けるなら行ってやろう]
[今更気づいたのかと感想を抱くが男はその言葉を口にすることはなく、悪い笑みを浮かべたのだが男としては、言葉にしたこととは裏腹にリュディガーには今後は客としていて欲しいものであったため堕ちなかったことには心の中でだけで安堵の吐息を漏らしている]
当たり前だろう。
最初が肝心なんだからな。
[男が達したとしても一度で終わることはない。
鉄は熱いうちに打てとも言うように乙女であったリュディガーの身体に分からせるのは早い方が良いだろう]
そういうのは良い。
もう貰っているし今後も貰い続けるからな。
[男は呼吸を整えると未だ余裕がありそうであったリュディガーが完全に果てるまで己の『美』を彼女の肌に描き続けるのだった*]
[リュディガーと交わる中の休憩中、吐息を溢した男はブランシュを見やる。
本当に横から見ているだけで口しか出してはこなかったのだから恐れ入る]
ブランシュお嬢様は俺の上客ですからね。
次は出し惜しみ無しのVIP対応でいたしますよ。
[別段男はリュディガーに恋愛感情を抱いているわけではなく、手を握っているのは優しくしてと言われたからだけに過ぎなかった。
それで作品の『美』が磨かれるならば男は何でもするのである]
世の中なかなか堕ちてくれない『美』もいますよ。
[誰の事でしょうねと苦笑交じりに答え、飽きてはいないものかと確認を**]
[私の中で永遠に生き続けるようになるまで
もっともっと、注いで、喰らって。喰らわせて。
互いのすべてを喰らい、愛し合い。
満足した次の瞬間にもっとと強請る。
甘い口づけは深く淫らに。
それがまた欲を煽るのを、互いが知っている。
――幾夜をとまでは、互いの体力的に難しい
それでも陽光でなく月光が褥に差し込み、
貴方の鍛えられた体躯を淡く浮かび上がらせる頃には
私達は褥に体を横たえたまま
何度も求め、混じりあった余韻に浸っていることでしょう。
濃厚な1日。幸せな、時を過ごして。
指を動かすのも億劫な程の体の気怠さを
押して、動こうとしたのはきっと
貴方が私を撫でる指があったから。
其れにすりよるように頭を動かし、
甘い色を湛えた目を、細めて。]
……未練を抱く程、人は長く生きると申しますから。
私なぞ、未練がこの時にも、増えてるのですよ。
[貴方ともっと睦みあい、心を重ねたい。
穏やかな日々を過ごしてみたくて、それだけでは
飢えてしまって、貴方を求め続けてしまう日々を。
求めて、――願って。
抱き着いて、その日々が一刻でも長く
続くようにと願いながら、貴方の胸の中*]
……急に素っ気無いなあ。
ま、そっちの方が、お前らしいよ。
いらなくなってもあげるからね?
[少しだけ息を整えて返したが、余裕があるという訳では無い。
男性は一度達すると冷めるらしい、と聞いていたがこの男には当てはまらないようだ。二発目、に向けて「続き」をしだした手に、一発目の時よりも消耗した身体が高められていく。]
は……ぅ……や、も、つら、ぃ……
[行き過ぎた熱は若干、苦になってはいるけど、彼の欲望が満たせるのなら本望ではある。侵食されるのは、嫌ではないから。]*
[不要になっても押し付けてくるらしい。
男らしいと言われるがそれはそうだろう。
男が変わったところなど何一つとしてないのだ。
二度目はブランシュに魅せるかのように、彼女の時と同じように片脚を持ち上げ横向きにして結合部が見えるようにしてやり。
その体位で感度を上げきると今度は四つん這いにさせ後ろから。
動物が交配刷る体勢で後ろから、小さいながらも足れる膨らみの先端を擦りながら耳元に唇を寄せる]
つらいなら、そろそろ二度目を出すぞ。
[嫌ではないだろうが快楽が辛さになってきているならば頃合いかと男は四つん這いになっているリュディガーをベッドへと伏せさせ、尻肉の合間から魔羅を挿入すると尻だけを突き出させて魔羅を狂騒させた。
しかる後にまたも大漁となる胤を吐き出せば本日かける術は以上となる**]
それなら、お前は100年ぐらい生きそうだな。
[そして己もと笑う。
それがもはや夢物語と知ってなおそんな未来を願う。
胸に愛しい女を抱きながら、一日でも一刻でも長くと。
もしも本当にこの街の伝承が本当ならば、今までまで捧げた『美』の数だけ望みが叶うなら、きっとそう願うのだろうか。
いいや、きっとそうは望まない。
神に叶えてもらうなど、それは美しくないと男は思うのだから。
イルム……私のイルム。
[女の髪を指で掬いながら、今はただ疲労感と幸福感に酔いしれていた。]
![](./img/jokamachi/08_C.png) | [真夜中、イルムが寝入ったころにベッドから抜け出した。
水を持ってくる様に使用人を呼ぶと、水と共に一通の手紙と包みを持ってきた。そしてその差出人の名を聞いて男は薄笑みを浮かべた。
男は知っている。 かつての親友がとうに死んだことを。 復讐に囚われ自分すらも見失うほどの怒りと憎しみを携えていたことも。 いつかその炎が己を焼き尽くしにくるのだと予感していたが。
どうやらその予感は外れたらしい。
男はランプに火を灯すと、その炎で手紙を焼いた。 たったの一文字も目を通すことなく。
本当は生きていたのか、それとも偽物か、男にはどちらでもいいことだった。そしてこの手紙が本物なのかそうではないのかも。] (71) 2022/11/30(Wed) 22:44:09 |
![](./img/jokamachi/08.png) |
……過去の亡霊に用はない。
[そう口にした言葉とは裏腹に、男は一抹の寂しさを感じてながら、灰となって消えるそれをただじっと見つめていた。*] (72) 2022/11/30(Wed) 22:44:54 |
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