人狼物語 三日月国


42 【突発完全RP村】実になりてこそ、恋ひまさりけれ【誰歓】R18

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 『 ここに 野菊の花を咲かせましょう


     あなたが ここにいると わかるように 』
 
 



[ ―私が永遠に、あなたの側にいられますように。


 祝いを。
 呪いを。


 祈りを。 ]


 

【人】 科学者 アーニャ

 

   ふぁぁぁぁ……あにゃ


[欠伸が漏れた。
 助手の動作テストやら助手以外の研究やら
 やりたいことは沢山あるが――、
 どれも期限が存在しないと思えば
 肉体の欲求を優先することにする。]
 
(79) 2020/09/13(Sun) 12:45:27

【人】 科学者 アーニャ

 
[何せ、この世界はボクを除いて滅亡してしまった。]
 
(80) 2020/09/13(Sun) 12:45:58

【人】 科学者 アーニャ

 
[読み手のいないレポートは
 後でゆっくり纏めれば良い。

 背凭れに預けていた身体を起こし
 両腕を広げた。]


   ボクはお昼寝……じゃない
   仮眠をとることにした

   隣の部屋のベッドに運んでくれ給え

   えっとね、お姫様抱っこでだぞ!


[助手に軽々と抱え上げられ腕の中に収まり
 人肌と同じに作った熱に包まれれば
 猫のように目を細くして運ばれる。

 良いものを得た。]
 
(81) 2020/09/13(Sun) 12:46:10

【人】 科学者 アーニャ

 
[誰も、小さな科学者の言葉を信じなかった。
 高名な科学者であった両親を含めて、誰一人。

 廊下の窓は外に通じているが
 惑星中に蔓延した毒が入ってこないよう
 分厚いシャッターで塞いであり薄暗い。

 助手の規則的に動かされる靴底だけが音を響かせ]
 
(82) 2020/09/13(Sun) 12:46:24

【人】 科学者 アーニャ

 
[ヒーターで作り出した人工のものとはいえ
        、、、
 記憶にある限り初めての人肌の体温は
 酷く安心を覚えるものだった。]


   ぁ……むにゃ……


[ただ睡眠を取るためだけに作られた
 生活感の低い白の部屋。

 ベッドに下ろされたときにはもう
 半分以上眠りの世界に旅立っていた。**]
 
(83) 2020/09/13(Sun) 12:47:02
[重ねた唇は、多分同じ歯磨き粉の味。
 だけど、思ったよりも高い粘膜の温度とか、
 少しだけかさついた唇の感触とか、
 また知らない由人が見えてくるみたいで。

 腕の中に抱きすくめて、
 舌先で歯列を割ると、中はもっと柔らかくて熱い。
 ミントの清涼感なんかよりよっぽど強い、
 生々しい味蕾の粒の感触。

 ああ、この舌が「美味しい」と思ったもの
 アタシは毎日一緒に食べてるのかな、なんて。
 そう思ったら、もっと深く知りたくなった。]

[乾いた由人の声が、“俺”を呼んでくれた。
 初めて、呼んでくれた!]


  ゆうと。


[少しだけ甘えるみたいな口調で
 口の中で由人の名前を転がすと
 なんだかとっても安心する。
 ふと目があったから俺は「大丈夫だよ」って
 慈しむような目を向けただろう。

 由人の目の前にいるのは
 いつもの化粧もなく、
 ありのままの男の顔した俺。]



 [ 神にとって 名前とは

    とても大切なものだから。


  わたくしには あなた様の名を呼ぶことは 


  叶わなかった ]



[お菊はずっと巫女として私に仕えていてくれたからね。
 その強い霊力ゆえ、
 神子以外の生き方が出来ない子だった。

 もしかしたら、
 外の世界に、人の世に、憧れた日もあったやもしれぬ。
 
ついぞ聞き出す事もできなかったが。


 ならば今のエリサは自由なのだ。
 人の生活も、神との縁も持つ稀有な子。
 そんなエリサからまた私が人の世の自由を奪う、など。

 
 嫁にするのだと、
 神域に連れ去り人としての生を捨てさせるのと同じ事。

 それが――、今の。
 しかも、力も弱まった私がしていい所業なのか。
 分からなかった]

[「龍神さま」「おりゅうさま」「里神様」――、
 様々に人々から呼ばれ、信仰された。
 だが、真の名をついぞ人に明かす事などなかった。

 それは私に生涯尽くしてくれたお菊とて例外でなく、
 
呼んでほしいと乞うた時にはもういない。


 そう、例外ではないと――、
 ・・・・・・
 思われている、が]

 
[一度深く沈んだ意識が浮上していく。
 それと共に、むくりと反応するものがある。

 半ズボンの前立てを押し上げ
 窮屈さを訴えてくる其れは
 ごく一般的な女性にはないモノだ。]


   (ああ、……処理するか……)


[目を閉じたままもぞもぞ、
 自分で掛けた記憶のないシーツの下で身動ぎ
 下衣を寛げ、小さな掌でそっと握り込む。

 溜まるものはいつかは出さなくてはならない。
 生理現象で反応した時に
 処理してしまうのが合理的だとして
 ルーチンワークに取り入れたのはいつの事だったか。]
 

 
[黒のマニキュアを塗った伍本の指が
 熱を育て、硬く反り返らせる。

 こうして自分で弄っていると
 IQが200ほど落ちている気がして
 余り好きではないのだが
 溜めてしまうと知的活動に集中出来なくなるから
 もっと嫌だった。]


   
……ぁ、ン……、ふ……ッ



[何でボクはかわいい女の子なのに
 こんなモノが生えているんだろう――、
 そう思いもするから、処理に伴う快楽は認めがたい。
 故に、目を閉じたままの顔には
 不本意、と太字で大きく書かれていた。

 表情が苦しげだったからであろうか、
 見ていたものが起こそうという思考になったのは]
 

【人】 科学者 アーニャ

 
[寝転んだまま意識だけが覚醒して
 不意に、唇に柔らかい感触が訪れた。

 ひとりきりの生活に慣れていたから
 だれだ、と驚いてしまう。

 目蓋を勢いよく持ち上げ、
 大きなふたつの瞳で捉えたのは]


   ぁ、……助手……


[そうだ、今日から彼がいるんだ。
 それから、受けた感触について考え]
 
(149) 2020/09/14(Mon) 10:46:56

【人】 科学者 アーニャ

 
[ぼぼぼっと火がついたように顔が熱くなる。

 まさかお姫様抱っこからの連想で
 こんな起こし方をしただなんて
 天才のボクでもちょっと気付けない。]


   あにゃにゃにゃにゃなにをするー!!
   ふぁ、ファーストキスだぞっ
   もっと雰囲気とか場所とか…あるだろっ


[漏れる不満はTPOに関してだけで
 彼にされたこと自体は……、
        ちっとも嫌じゃなかった。**]
 
(150) 2020/09/14(Mon) 10:47:05
 
[それから青褪めた。
 赤くなったらう青くなったり忙しい。

 そうだよ、彼が居たんだよ。
 なのにボクったら、オナニーなんかして……]


   〜〜っ、つ、次の仕事だよ
   ホラ、これ処理して……っ


[シーツを捲って、
 フツウの女の子にはないモノを見せた。

 やけくそだった。

 ……それにいまの彼なら
 フツウじゃないものを見せられても
 変だと罵る声を持たないから。**]
 

[バターを手渡した時、ちょっと思っちゃった。


 「これ食べて、由人、なんて言うのかな」なんて。

 この先、生きていく気もなかったくせにね。]

[また来たいわ。


 ……なんて、言ったら笑われちゃうかしら。
 いいえ、アタシ自分で笑っちゃうわね。]


[ ひとに何か作ってもらうって
いつぶりだったんだろう。

まだ口に入れてないし、
ココットの中身はきちんと成形されてもいない、
不格好なただの白い塊だったけど、
それでもそれが、たまらなく嬉しかった。]
 



[ また来たいな、と

口から出かかったのを止めた。
……笑えそうにはなかった。]

 




    尊龍様……!





  [  わたくしは 巫女でした。
       わたくしは 生まれて、死ぬまで巫女でした。

    けれど 最期に望んだものは

    “この地の栄華でもなく、繁栄でも安寧でもなく”


   ― あなた様に 再び出会う こと でした ―



    それが 里の衰退を呼び 
    信仰の力を失ったあなた様の力が 
    弱まる事に繋がると知って なお  


    どうしようもないくらい 
    なりたかった “女の子”の願いを 込めました。

    あなた様は 嘘つきのわたくしを、私を
    どう思いましょうか ]




   [  輪廻の果てに
      わたくしの巫女の力を失っても
      
お菊

      私という存在の全てを喪ったとしても ]




  [   それでも 

           それでも 

わたくしは

                 私は 



あなた様に 再び出会えることを 






             望みました 

 
 




  [  ―――ここはわたくしと、あなた様にとって
        とてもとても繋がりの深い地。
 
    だから ひとつだけ 私の罪を 

             貴方へ聞いてほしいのです ]




   [  これは お菊の意思では なく  ]

[お菊、お前はいつも他人の幸福の為に生きすぎたのだ。
 最期くらい己の願いを言っても罰は当たるまい。

 その願い。
 他ならぬ私も願った事。

 里の繁栄も、安寧も、案外と神抜きでもなんとかなるものだ。
 人とはそうした強かなもの。
 私の力が弱まったとて、世に在り続けられるなら構わない。


 本当に幸せにしたいと願う人間はただ一人。
 ならば、私はその人間の事だけ考え生きればいいのだ。
 ――そう、最初から簡単な事だったのだ]