人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
ヴェーチェルが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

楽観
人狼なんているわけないじゃん。みんな大げさだなあ。
誰かが死んでしまったのも部外者の仕業だよ。人狼なんているわけない。

だから処刑だなんて、そんな物騒なことはやめようよ。

現在の生存者は、リウビア、フリーレ、ロキ、セス・グライシンガー、シロガネ、Dante、クガネ、ラッセル、萩原 悠人、ニクス、ヴィクトル、セレン、リーベルト、アレクシス、マナ・ローレンス、ショウ、セレスティア、田嶋 優花の18名

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
─ 回想・影を照らす光 ─


[ 友の姿を見たのは何日ぶりだろう。
 少なくとも一ヶ月、長ければ数ヶ月位は経過している筈。
 「久しぶり」という言葉に違和感を覚える。
 大学を卒業し、互いに別の道を歩むことになったが
 オフの日には定期的に会っていた。
 こんなに会っていなかったのは、初めてかもしれない。


 長期出張から帰還し、「久しぶり」に見た友の姿は
 一層輝きを増し…………酷く眩しく見えた。
 
──やはり、俺とつるむべき男では無い。
]
 

  
  ……頑張り、努力した結果がこれだ。
  ……今の俺は、一体何なんだろうな……?




[ 居場所の出所に関しては想定内>>1:177

 返答を否定したい訳では無い。
 気遣いで言ってくれたのだろうと、頭では理解出来ている。
 ただ、底へと堕ちたこの心は、肯定の言葉を
 素直に受け止められることすら出来なかった。 

 世界から取り残されたかのような静寂の地の中、
 時が止まったままの男の心は ──── 未だ癒えず。]
(0) 2019/04/15(Mon) 23:03:45
 
『そうか、残念だが仕方ない。
 リーも仕事大変だろうからな。

 俺もお前も同じ日に、ここ一番の大舞台とは。
 互いに頑張ろうな。
 帰ってきたら、どこかに食いに行こうぜ。
 普段よりも贅沢な処にな。』


[ リーも着実に先を進んでいる。友の躍進が嬉しくない訳が無い。
 この時は弾んだ声のまま、通話を切ったのだが。

 
この先起こる、残酷な現実を露にも知らぬ時のこと。
]
 

 
[ 意識を取り戻したのは、あの日から数日後。
 携帯電話に触れることが出来たのもその頃。
 
 リーの着信や、アプリのメッセージが何通か届いていたが
 既読のみ、返事をする気にはなれずにいた。
 それにまだ出張期間中の筈だ。仕事の邪魔する訳にもいくまい。
 
という建前。報告することが怖かった。

 後で報告すればいい。
出来るのか?

 
この哀れな男の現実を。


 リーが同僚の女団員から、執拗にアプローチを受けていたことは
 知っていた。
  

 
「ねえ、お友達次はいつ来るの?」
 「どの辺りに住んでいるの?」「趣味は?」

 

 などと質問攻めにされたこともあった。
 だが前者は冗談抜きで知らない、後者はプライベートにつき閉口。
 常々対応に面倒さを感じていたが、肝心のリーも余りにも
 興味が無さそうで、ある意味哀れんで見ていたのはある。
 ──とはいっても、役者としての才能があるのは事実。
 色々な意味で、彼女には嫉妬心のようなものを抱いていた。

 後にリーから真実を聞けば、主役を持って行かれた
 劣等感、迷惑を掛けた罪悪感に苛まれるが、
 同時に苛立ち、不快感も隠せずにいただろう。]
 

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 今まで意地を張り、頑なに会おうとしなかったことが
 嘘のように、お高く止まったプライドとやらは
 砂のように音も立てず、地へと流れ堕ちた。
 
 止め処なく落ちる雫を、差し出されたハンカチで拭うが
 数秒で使い物にならなくなってしまう。

 追い打ちを掛けるかの如く、耳に入る声>>1:178>>1:179>>1:180
 には、時には頷き、時には首を振り
 言葉を発する事無く聞いていた。
 


 
 言葉を発せられる状態では無かった上、
 たとえ発せられたとしても、
 何を言えばいいのかが分からなかった。

 最適解な言葉が分からないのでは無く、
 純粋に、言葉が出なかった。
]
 
(1) 2019/04/15(Mon) 23:04:01

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ ただ、確実に感じ取れたことは。


  ──背を包む 硬くも柔らかい腕が。
  頭を埋めた先の 鼓動を感じる胸が。



       この温もりが、離れて欲しく無いと。



 自分を包み込んでくれることに、安堵を覚え
 一条の救いの光が、微かに見えたような気がした。




 
何故、リーベルトがずっと眩しく見えていたのか。
 今この瞬間、理由を全て理解できた気がした。 ]

 
(2) 2019/04/15(Mon) 23:04:06

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 涙雨が止むまで、どれほどの時間が経過しただろう。
 ぐちゃぐちゃになった顔は短時間で戻らないが、
 やがて、幾らか話せるまで、落ち着くことが出来た。]


  ……ヴィクと、リー……勝利……か。
  上手いこと言うな。流石だぜ。


[ 先程、呟いていた言葉が頭から離れない>>1:180
 先の舞台はリーが不在だったから失敗した訳では無いが、
 次があれば、今度こそは再び足を運んで貰い


 
    ── 奴の為に、勝利を捧げることにしよう。
]


 
( ……はっ、また舞台に上がること考えちまってた。
   昔からの夢、やっぱ簡単に諦められねぇな……。 )




[ 己の往生際の悪さが、ここにきて顔を出してきたようだ。]
 
(3) 2019/04/15(Mon) 23:04:10

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 差し出された南瓜コロッケを受け取り食すが
 奴がここに来て既に数時間が経過している。
 当然ではあるが冷え切っていた。
 温め直せば良いのだが、そのまま口にする。]


  ……ありがとう。うん、……やっぱ美味い。


[ 冷えた南瓜コロッケの味は、普段より数倍も美味に感じられ
 腹だけでなく、心までも充満された気がした。]


  
 …………。本当に、ありがとう……。
 


[ この日は、リーが多忙であると知りながら、
 結局長時間引き止めてしまった。
 家を出る頃にはすっかり暗く──日付は変わってない筈だが、
 もしかしたら変わっていたかもしれない。

 きっと、今まで会えなかった分の反動と、
 邪魔をしていたプライドが、消えてしまったこともあっただろう。]
 
(4) 2019/04/15(Mon) 23:04:16

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 
─ それから ─


[ 翌日、逃げるように離れた劇場を、数ヶ月ぶりに再び訪れ
 団長、団員達の前で座り込み──頭を床に押し込んだ。]


  先日から今日までずっと
  身勝手な行動をして申し訳ありませんでした!
  私は私を育てて下さった団長に、皆に、
  何も恩返しが出来ていません。
  むしろ、恩を仇で返す行為をしてしました。

  ですから…… どうか一からやり直させてください!
  何でもしますから! 
 
  
[ 頭を上げ、宣言し終えれば再び床へと付ける。
 周囲のざわめきが聞こえるが、何を言われようが、
 どう思われようが関係ない。

 これは己にとってのけじめであり、一度全て捨て置いた故。
 己の愚行を許容しただけでは無く
 「いつでも戻って来るといい」と、居場所を残し、
 様々な物品を差し入れ援助してくれた団長の為。 ]
 
(5) 2019/04/15(Mon) 23:04:22

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 頭を丸刈り──にはしなかったが
 ここから、俺の第二の人生──裏方生活が始まった。

 小道具作りに絵描き、楽器演奏、炊事洗濯、
一応
掃除。
 特に絵は昔から得意だった為、描くことも多かった。

 皆の為に汗水垂らし、働き続けた裏方生活は数年間──
 ほんの少し前まで続いていた。
 役者として汗水垂らし稽古に明け暮れていた数年、
 遠ざかっていた基本の基本。
 文字通りの一からのスタート。


 
──やがて、舞台に再び上がる日が、
   遠くない未来に訪れるのだが、それはまたの話。
]*
 
(6) 2019/04/15(Mon) 23:04:25
[心が通じ合ったと思ったらあわや破局の危機
わしららしいが、なんともはや
混沌となるところは未だ変わらぬ、らしい

だが、それでも最後にはきっと
”なんとかなる”ような気がするのだ

        私だけか?そう思うのは]


[次はちゃんと”むぅど”とやらがある中で
君と朝寝を迎えたいものである
―――そうなるように努力いたそう。あと
ちゃんとごむも、用意して

その方が君の負担も少なく、心の準備もできていようし
次はもっと、君の婀娜めく艶やかな姿が見れるのだろうか

そう思うと、”次”が楽しみで、あることよ]

[家に帰るまでが、遠足
後の処理をしてまでが、交わりである
なんだかんだ言って私が一番優先するのは
君のことであるのは変わりなく

 だからこそ、無垢に付け込むようなまねは
 私が、私を許さなんだ、それだけのことである

とはいえ、はっきり言えという君よ
それがしゅうちぷれい、であることは理解していようか
……していないであろうな、きっと

奥ゆかしい日本人なのだ、はっきり言うのは
羞恥以外何物でもないのだ

とはいえ、未だ賢者もぉどにはなれていない私は
頭の中の引き出しをひっくり返して最適解を探す
――このままでは、口淫をしてくれといいそうで、
非常にそれはいけない、まずいと探して、探して

素晴らしい案(当社比)を思いついたとばかりに
提案してみたのだが]

[羞恥は確かにない、ないが

       絶景かな?

形の良い、鍛えられた双丘
張りの良い太腿があられもない姿で晒されている
俯せになるときに、辛うじて腕に引っかかったままの
君の浴衣も取っ払ったことで
すらりとした背が惜しげもなく目の前に晒されている

正直これだけでおかずとやらにできそうな光景だが
更にを求めてしまうのが私の慾深き、ことだ

太腿を、両手でむんずと、つかむ
怒張が入る隙間を、得るために

程よい弾力の腿の合間に、未だ萎えぬそれを挟み
君の腸液と私の先走りで濡れたものをゆっくりと、
抽挿めいて動かせば、
ぬちゃり、と擦れる卑猥な音が君の耳にも届くであろう]

舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a0) 2019/04/15(Mon) 23:09:16

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[問い掛けに更なる問い掛けが重なる。>>282
なんで?さあ、何でだろう。

何となくそんな気がしただけだ。
何となく普段と違う様子が気に掛かっただけだ。]


 ―――なんでだろな?


[だから率直にそう応えた。
いつもと違えた様子はどうしたって

            
”慣れない”
]
(7) 2019/04/15(Mon) 23:09:24

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[世の中は弱肉強食だ。
パンを盗んだ先から、かっ攫われる。

目の前に食べ物があると
早食いをしてしまうのは仕様が無い。

貧しく慎ましく
……それでも小さな幸せを噛み締めて生きてきた頃の名残。
]


  そうそうってことは
  逃げることだってあるだろ。



[おまえは食べるの遅いと文句を垂れた。
フリーレが早すぎるという異論は、まあ受け付ける。

一口一口味わって食べるのが
料理人に対しての礼儀だろうけれど。

生憎とそれを指摘する相手も指南する相手もいない。]
(8) 2019/04/15(Mon) 23:09:31

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


 
その呼び方やめろ。

 ぼくはもう違う。


[いつものような炎のごとく怒声ではなかったのは
店内というだけじゃない。

ユーシャ様
そう呼ばれて不機嫌そうに眉を顰める。


好きでなったわけではなかった。
けれど、勇者ですら無くなった。


誰もが枠組みに嵌められるわけではないと知っていても尚]
(9) 2019/04/15(Mon) 23:09:34

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

   話は外でいいや
   店員さん、お会計ーー!


[近くにあった伝票を持って
レジに向かえば名前も知らない店員の内のだれかが会計をしてくれる。

足りない訳がない。
一人分しか財布をすってないなどとは一言も言ってない。

きちんとお金を払って、ご馳走様を告げて店の外へと出た。]
(10) 2019/04/15(Mon) 23:09:37

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

────リコリスから出た外

[入る時とは異なり、ドアから出れば
林の中であったことを思い出す。


外はもう日暮れ時
空が茜色から藍色へと急速に変わるような時間帯だ]


   へえ、けっこう時間経ってたんだな。


[ぼやけて見えたカフェのドアが
今はもう見えないことに気にも留めずに。]
(11) 2019/04/15(Mon) 23:09:40

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


[
 ──────周囲に誰もいないのを察して

                   
 
]
(12) 2019/04/15(Mon) 23:10:01

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[周囲の温度は急激に冷えた。


夜へと向かう空気ではない────それは北国の気配
精製するのは固氷なる透明な斧 ]


  
  なあ、バカ悪魔
    ちょっと運動に付き合えよ



[店の中でおとなぁしくしていた分だけ利口だろう?
理力の高まりを
知らしめるように白髪と赤い目のアルビノ姿へと戻って

              
口元を歪ませた。
]**
(13) 2019/04/15(Mon) 23:10:03


    
 お前が悪い


[機嫌の悪さを隠そうともしない、冷ややかな声]


  
 …だけどきっとぼくだって、悪い


[わかってはいた。
わかってはいたんだ。

次の街には。次の街では
────密やかに心に決めて


聞きあぐねていることは山ほどあった。
納得していないことも沢山あった、のに。]

(これはまずいな
 

       想定以上に、気持ち良い)

 —――違和感は、ないか?

[熱を帯びた声が、君へと注がれる
腰を持って、少しばかり君の尻を上に向かせ
何度も股の間のそれを出し入れするように、動かせば
未だ履いたままのズボンと君の肌が擦れることになろうか
――当然、着込んだシャツと、肌もである

肌同士が触れ合う感覚よりも
敏感になった肌なれば、そちらの方が酷かもしれないが
私にあまり余裕もなく

少しばかり荒げた吐息が、君の背に降ることだろう*]

【人】 マスター代理 リウビア

[余れば賄い食がシチューでも良いだろう>>0:198
シチューを作り終え、勤勉な臨時店員は自ら皿に盛り付け

もう一人真面目な店員も紅茶を用意する徹底っぷりだ。]


  ええ、好きに使っていいわよ。


[客のオーダーが入って
皿がないという事態に陥らなければ差し支えない。

紅茶と共にデザートも差し入れされたことだろう]*
(14) 2019/04/15(Mon) 23:13:54
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。
2019/04/15(Mon) 23:15:51

マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a1) 2019/04/15(Mon) 23:18:15

[ オレらって、意外と破局の危機を迎えてる気がする
 しかも互いを嫌いあったからではなく、
 互いを想いやった結果の危機である。
なんで?


 ――でもまァ、嫌いになることなんてないんだ
 オレたちは何度すれ違ったとしても
 またここに戻ってくるんだろう

     オレだって、そう信じてる ]


[ むぅど、に関しては何となくわかる
 要は互いに準備が出来た甘々な空間だろう。
 ちゃんと共に溺れるには相応の準備が必要だ。

 ――そうしたら、貴方が理性溶かしオレだけを求める姿を
 見ることができるだろうか

 そう思うと、"次"が待ち遠しくなるというものだ ]

[ 羞恥を感じて自滅などオレだって望まない。
 だから、その良案?に訳知らぬまま
 乗った訳である。が ]


  ( ――なんか、むずむずする… )


[ 何故だろう。羞恥で言ったら
 さきの正面の方が断然恥ずかしいのだが、
 どうもこのうつ伏せ姿も落ち着かない

 ――見ることのできない彼が
 現在進行形で己の尻を凝視してる、とも知れれば
 それはもう盛大に、羞恥大復活をしていた訳だが

 あとやめてシロさん。マジマジとオレの尻とか身体を
 評価しないで。恥ずか死ぬ 
]



  えっと、シロさ……
ぁひっ!?



[ 反応途絶えた彼の様子を伺いかけた言葉は、
 いきなり太腿をつかまれたことで
 悲鳴に消されることとなる

 続き、股の間にぬるりとした灼熱を感じてしまえば―― ]



  え、シロさん何やって……んっ


[ 先ほどよりもダイレクトな快感ではない
 だが、散々暴かれたその付近を行き来されるのは
 ビリビリと背筋痺れさせる程の別の快感を
 呼び覚ますには十分だった。

 必死に腕に顔を埋め
 んっ、んっ、と途切れ途切れの嬌声を零す

 尻を上げさせられ、より明確に熱棒擦られれば
 落ち着いたはずの欲が顔を出す。
 若いことを象徴するかのように、己の雄も
 ゆるりと立ち上がる。

 背に感じる布の感触と擦れる音に頭がまたふやけてゆく

 耳元に降る、彼の乱れた吐息に
 ぞくぞくとした快感がこの身走った **]

 
   ……ん、わからないや。


[ 曖昧な笑いに曖昧な言葉で誤魔化して、
  優しい言葉に視線を落とし、震えを逃す。

  泣きたい夜があったかだなんて、
  そんなもの、無かったに決まっている。

  それは決して恵まれていたからではなくて、
  世界から爪弾かれた己が見出した唯一の自己防衛。

  自己を殺し何も感じないことに慣れさせて、
  夜に何かを想う時間があれば眠りに繋ぐ生き汚さは、
  ここまで生き残るに必要だった ]
 

 
   泣くのって、難しくって……。
   あんまり覚えてないんだ、泣いたこと。
   無意識にそうしたことはあったかもしれないね。


[ 故に、彼の綴る言葉は遠くて眩く、
  ただ沈んでいくだけの己に昏い影を滲ませる。

  それでも彼なりに沈む子供を掬おうとしたのだろう。
  他人を伺い生きて来た己の感覚はそれを嗅ぎ取り、
  嘘だけはつきたくなくて、曖昧さを再び強調しつつ]
 

 
   ぼくも世界に憎まれてるとしか思ってなかった。
   あなたはぼくは違うというけれど、
   周りから見ればぼくは化け物だったんだって。


[ 籠りかけた緊張を抜くように、
  灰の瞳だけを閉じ瞼を撫でながら細く息を吐く。

  陽に痛めた眼は未だじわじわと灼ける痛みが残り、
  一晩を越して休ませなければ明日も痛むだろう。

  他人からみたら化け物と評価される要素のひとつを、
  忌々しく思った記憶は実のところ、なかったのだけれど。

  このように生まれたから仕方ない――、

  諦めを土壌にした思考は深く根付いて寂寞の花となり、
  こうして夜の前で咲き、孤独だけが伴の過去を知らせて ]
  

 
   おんなじだからだよ
   貴方がひとりで飢えて苦しんでいたら、
   その痛みを思い出すから、悲しい。


[ これでは伝わらないだろうか。
  過去を想ってひとりぼっちの彼が苦しむのを、
  見ていて愉快であれば彼を昨夜で殺せている。

  だからこそ、価値の話に到れば単純に。 ]
 

 
   あなたに価値がなければ、
   セレスも、他の子どもたちも――…
   思い出のなかに後悔を残したりはしないよ?


[ きっと否定できないであろう価値を付け足した ]
 

[互いを思いやりすぎて、すれ違うというのが
私たちには多い気がする。言葉が足りず、
想いが伝わらずというやつだ
なにそれ、こわい

とはいえ、最終的には周囲の手助けもあり
なんだかんだでこうして今、触れ合えているのだから

どんなことがこれからあっても
私たち2人なら何とかなるのでは、なかろうか。
な?そうだろう――クガネ

などと言えば、楽観視だと言われるだろうか]


[互いに溺れあうには、彼の思う通り準備は必要だ
世の中には玩具を使ったあれそれがあるらしいので
(ちなみに戦国時代にも張り型等あった)
そういったものも併用してみるというのは如何か
――君がより気持ちよくなれば良い。
出来れば、互いに。

とはいえそれ(玩具)にたどり着くには
男性同士では初心者2人。今はただ互いを
重ね合わせ交わらせるだけではあるが

それもまた、幸せだと思うのだ]

[所謂素股というのは
体力の消耗は互いに抑えられるが
挿入りそうで挿入らないという、
受け手に不思議な感覚をもたらすもので、ある

慣れた人では自身の中に熱杭がないのに
物足りないと、腰を振るらしいのだが

慣れぬ彼が、自身を犯す者の顔見ぬ様子が
不安なのか、どこかそわりとした雰囲気なのは
何とも初々しく、映ることである

その様を眺めるのもまた、楽しみの1つだ

――評価されるのは嫌か?評価する方に関しては、
私は、好きだぞ。恥ずかしがる姿も含めてな]

[おや、不意打ちのその声
良いな。とこっそり胸の内で呟く

未だ熟れ、ひくつく尻穴も丸見えのこの体制
悲鳴も相まって大変にそそられる

が、そこに挿入するのはまた今度
今は君の負担にならぬよう
股に差し込む。己の慾よ]

[影法師となる前の、女と交わる時にせなんだこと
引き締まった尻や張りのある腿
それにこすり付ける絶え間ない刺激が気持ち良い
彼の中を蹂躙するのも良いが、
君の美しい肢体を眺めながら、扱くというのも
堪らないものなのだな、と内心で思う

腕に顔伏せているから、君がどのような表情かは見えないが
見えずとも、くぐもった途切れ途切れの声が
彼自身も悪くはないと、示しているのがわかる

嗚、何とも健気なことだ]


 ……なんだ。もう元気になった、のか?
 若いな。

[と、時折態と。 
ゆるく勃起した君の雄に己の物を触れさせて
擦り上げるのもまた、楽しみと知る

とはいえ、揶揄めいた自分の声に慾滲み
快楽に、果てそうであるのは容易に知れること
―――このまま何時までも、とはいかぬのが惜しいが、
どうせならばと、君の雄に手をやって
律動に合わせて手で肉筒を扱く]

 何、とは。
 ―― 先ほど、説明した通りのこと、だが。





 果てるなら共にが、よいだろう?


[気にしておった、みたいだしな。と
少しばかり楽しそうに君に告げ

君の鈴口に親指の先端を、ぐっ と
押し込むように刺激した**]


   なんでもいいよ、何でも答える。
   ニクスさまが望む限りは拒みはしない。

   聞いていて気持ちいいものじゃないと思うけど。


[ 視線が戻って紅眼に囚われて、
  またちりちりと焦がれる心悸に首を傾げつつ。

  己の過去に価値などない子供にとって、
  望まれれば呈するのはあたりまえの思考でしかなく。
  故に、恭順を誓うかのような言葉は、
  魔眼や教育で仕込まれたものではなく本心から。

  村のことを尋ねられると予想していたおかげで、
  ふるふると髪を揺らす仕草はとても自然だっただろう ]
 


   何とも思っていなかった……かな、
   そこに売られた時は、少し安心しただけの場所。

   お腹は膨れるし、怪我は治して貰えたし、
   寒くて震えながら眠れない夜を過ごすことも無くなった。
   自分だけの寝台も初めてだったし、
   服だって、破れていない古着を貰えたから。


[ 裏を返せばそれまでは常に飢え、怪我もし、
  寒さに震えて眠れる夜は少なく眠る場所などなかった。
  服だって襤褸なだけで服と呼んでいいものかどうか ]
 


   言われるままに生活していれば打たれなかったし、
   逆らわなければ、折檻されたりもしなかった。

   誰もぼくを見ないし、触れもしない。
   ぼくに生贄となること以外の期待していないから、
   そういうものだとずっと思っていたくらい。
 

[ 記憶の限りを辿って綴る生活は、
  古城の主には悪くないものだと感じるだろうか。
  それとも、己には知り得ない憐憫を誘うのだろうか。

  手が伸びて僅かに身を竦めたのは反射だった。
  抗いはなく無抵抗でありながら怯えの残る仕草は、
  彼が言葉を継いだころには失せさせはしたけれど ]
  

 
   ぼくと話しをしようとしてくれたのは、
   あそこでは変わり者だった……あの子だけ。

   周りのみんなのように一緒に何かをしたりとか、
   そういうこともなかったから……。

   生贄として育てた価値がやっと芽吹いたって
   そうじゃなければただの……ただの、何だったかな?
 

[ つまりはずっとひとりきり。
  飢えなくなったし怪我も治されたし生活できた、
  その幸運を享受する生贄として育てられただけの場所。

  記憶から消していた言葉を探るように黙って暫し、
  漸く思い出したそれを、
  無感動に受け止めた証として躊躇いなく口にして ]
 

 
   ただの気味の悪いガキとかそういう……?
   気味の悪い化け物だったかなぁ、
   そこはあんまり覚えてないや、ごめんね。
 
   だから、村は、ぼくにとってはどうでも良かった。

   何にもないぼくに価値を付け足してくれたけれど、
   ニクスさまは、それを要らないっていうから……

[ 価値がないのは自分の方だとまでは綴らずに。
  これでいいのかなと伺うような視線で紅い瞳を覗く ]*
  

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─リコリス 休憩室>>1:249>>1:250



[僕もこのカフェについて詳しくは知りませんが
この賑わいに心地良さを感じておりましタ。>>0:249


そしてまさかのフセさん

 
ちょっと気に入られていたようデス



ヴェーチェルさんはレモンティーを希望されたのデ>>1:274
茶葉はケニアを選び彼の元へご提供するのでしタ。
ヴェーチェルさんのお眼鏡に適うと良いのですガ……。
レモンの香りはしっかりしているので、
大丈夫だと思いたいデス。>>1:250]
(15) 2019/04/16(Tue) 1:18:56

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[閑話休題。


レモンの皮の外側にある黄色イ部分には
苦味成分が多く含まれていて、
これが紅茶の渋みと結びつくと
不快な風味になってしまうことモ。
(特に軟水で入れた紅茶はこれが顕著なのデス)


なのでレモンを薄くスライスしたら、
ぐるりと円を描くようにナイフを入れて
黄色い皮は取り除きマス。


渋みが特に少ないケニアを選んだのもこれが理由でしタ。]
(16) 2019/04/16(Tue) 1:19:13

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[次に温めたポットの中にニルギリを入れマス。
茶葉は心持ち少なめニ。
この時、ハーブティーでも使われる
乾燥したオレンジピールを2片共に入れておくのデス。


何故かっテ?
柑橘類の香気成分は皮に集中しているので
苦味成分がレモンより少ないオレンジピールで
取り除いた皮の分の香気を補うんですヨ。
勿論多すぎるとオレンジの香りになるので
あくまで1~2片。レモンの身の香りに付随させる程度デ。


熱湯を注ぎ3分経ったら、
温めたカップにレモンの身を入れ
紅茶を注げば完成デス。


温めた別のポットに紅茶を移したので
時間経過による渋みも出ないハズ。
香り高いレモンティーは
こうして生み出されましタ。]
(17) 2019/04/16(Tue) 1:19:44

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[なお、ヴェーチェルさんは
お代わりの部分に着目されたようですが
これには2つの理由があるんデス。>>1:274


一つはジャンピング。
通常の大きさのティーポットの場合、
ジャンピングを起こすには少なくとも
300~400mlのお湯が必要なんデス。
つまり美味しさのために必要な分量ですネ。
ちなみに今回は350ml,注ぎ方次第ですが
1人前で2~2.5杯分の容量デス。


もう一つは食事との取り合わセ。
食事の内容次第ではありますが、
食事+デザートの場合、
一杯では足りないことも多々ありまス。


なので別のポットに残りを移シ
お客様がご自身の好きなタイミングで
紅茶を注ぎ、飲む分量を調節出来たら
ゆったり楽しめると思っての判断デス。


閑話休題、これでお終イ。]
(18) 2019/04/16(Tue) 1:20:02

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[リウビアさんからお皿の使用許可もいただけたのデ>>14
セドラさんと>>1:@29ヴェーチェルさん
それぞれにパイ(クロスタータ>>1:165)を
紅茶と共に提供するのでありましタ。


ヴェーチェルさんにはレモンを取り出すための
ティースプーンと小皿を。


セドラさんにはお代わりのお茶用に
常温のミルクを入れた
ミルクピッチャーも
紅茶と共にお出ししテ。>>1:@29]*
(19) 2019/04/16(Tue) 1:20:21

[ 彼の反応は何処か鈍い
 曖昧な反応に男は親近感を抱く ]

  俺も泣いたことはあまりないよ。
  それに俺には相応しくないものだと思っていた。
  人の心臓を持たないのに涙、なんて。

[ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。
 周りから化物だと虐げられた彼
 化物であるからこそ古城に身を移した男。

 おなじ、なのだろうか
 男はまた異なると頭を振ろうとした。
 しかし出来なかった ]

  悲しませたくは、ないな。

  でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。
  俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。

[ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって
 されど名残惜しげな呟きを残すもの
 否定出来ない言葉は甘受した ]

[ 彼は何でも話してくれるのだという。
 読み飽きた絵物語より気を引く噺だ
 彼の語るこれまでに耳を傾ける。

 あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。

 しかしあの場で行われていたのは残酷な教え
 男は沈黙を守り彼と彼女の繋がり
 瞬きを数度繰り返した。

 彼はきっと本心から口にしている
 淡々と事実を並べるように。
 泣かない事が自分を守る事につながると
 かつて此処にいた子供の一人が答えていた。

 男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが
 時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。
 彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。

 また、自分が彼にって何か価値あるものとして
 与えてしまっても責任など取れない。
 軽率にその腕を差し伸べられないのだ ]


[ その先にあるのが破滅だとして
 彼を巻き込み引き摺りたくなかった。

 だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。
 何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。
 その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ]

  セレン。
  俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。

[ 相変わらず視線は彼から逸らさず ]

  ……でも。
  ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。

[ 彼の言葉をなぞらえながら
 先がないと
 あなたの傍らにしか居場所はないと
 言葉にしてきた少年の顔を見る ]


  それは、この世界で特別同士の方がいい。
  普通の人間なら怯えて死んでしまうかもしれないから。

[ お伽話を読んで聞かせるような声色を意識して
 また一つ、彼の言葉を借りた ]

  独りは嫌だと口にした事を忘れる程
  語らえる存在から欲しいと思う。

  ……セレン、一つだけ問うていい?
  今の君が思う事そのままでいいから答えて欲しい。

[ 言葉を区切れば息を吐く。
 そのまま彼を見やり唇を開いた ]

  君にとって大切なものは、なんだ?**

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ヴェーチェルさんト一緒>>1:262



[店員になった理由が僕とはまた違うヴェーチェルさん。
僕に至ってはマスターすら探していませんガ
お互い知らないどころか僕に至っては
顔を見たことすらありまセン。
(ヴェーチェルさんもあまり覚えてはいないご様子>>1:262


ふとヴェーチェルさんの顔色が少しばかり悪く
心配の余り(あの……本当に大丈夫ですカ?)>>1:262
内心で思いながら声掛けをしたのでありましタ。>>1:192]
(20) 2019/04/16(Tue) 2:04:14

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[
睫をフセ

睫を臥せるヴェーチェルさん。>>1:262


無理をさせたくないのもありますガ>>1:263
彼の負担にならないペースで
本人が働けるなら、それが一番だと思いながラ。


先ほどと比べたら少し態度が解れたような、
そんな雰囲気を感じて>>1:262安心したのでありましタ。]
(21) 2019/04/16(Tue) 2:05:40

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[後日。
事情を知った僕はそれはもう動揺し
珍しく声を張り上げてしまったのですガ>>1:195


“いやむしろ救世主です”>>1:264
との言葉に思わず「ア、はあ……。」と
真顔で返事してしまったのですが
本人が良いなら良いのでショウ……。


彼にとって娘さん及び家族がすべてだというこコト、
それが理由で辞職届を出し、
娘さんを探しているコト。
それは受理されず休職扱いになっているコト。
]
(22) 2019/04/16(Tue) 2:05:59

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[それを知ってようが知らなかろうが、
お客様に娘さんを見なかったか
お尋ねするのもありなのでハ?と
一応提言だけしてみたのでありましタ。]*
(23) 2019/04/16(Tue) 2:06:29

【人】 舞台役者 ヴィクトル


 
─ 少し前・車内にて ─


[ ラジオの音量が元に戻ると聞こえてきたのは、
 俺にも聞き覚えのあった声だった>>1:222
 運転中なので飲料を口には含んでいなかったが、
 同じように吹き出しそうになってしまう。]

  
  ……あいつも随分と元気そうだな。
    ラジオにまで呼ばれるとは、随分と出世したものだな。


[ ゲストがリーの弟であることは知らなかった。
 以前家族の話が出たが、リーの弟がどんな人物か、
 名前すらも知らずにいる。
 真面目な堅物か、一癖あるのか。
 是非一度会ってみたいものだが。]
 
(24) 2019/04/16(Tue) 2:17:15

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 過去、リーからサバクンジャーの話を持ち掛けられた時は、
 驚きはしたが、全くの予想外という程では無かった。

 当時の俺は役者復帰前とはいえ、
 メンタルもある程度持ち直していた時期。
 裁判所の戦隊ものショーの出演依頼かと思っていた。
 元舞台役者への依頼としては、特段珍しくは無いだろう。

 俺自身の復帰の糧となるかもしれない、
 さらに友の頼みとあらば、と快諾したのだが>>223
 想像以上に多くの仲間が集結したことには驚いたものだ。
 リーの人脈と人望を改めて思い知っていた。


 エクスキュートブルーとは、サバクンジャーの頭脳にして
 悪を挫く執行者 
─ EXECUTIONER ─
 である。
 
 
リーダーであるリーの右腕に相応しい色を誂えてくれた辺り、
 流石の人選だと頷き、満足だったのはここだけの話。
] 
 
(25) 2019/04/16(Tue) 2:18:12

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ぐっすり寝られたということは
  それだけ疲れてたってことだろう。良かったじゃないか。
  
  ははっ、なら素直に受け取っておこう。
  裏方人生、回り道の経験が生きたってことだ。


[ 運転を褒められて悪い気はしない。自然と表情も緩んでいた。
 実際、地に堕ちてからの裏方人生は、
 様々なことを見つめ直す良い機会だった。
 トップを張る役者として上を目指せば目指す程
 「当たり前」に用意されていた周囲の環境は、
 全て仲間達の手によって用意されていた、という基本を
 思い返すことが出来たのだから。]


  冗談半分で言ったら、本当にその夢だったのか。
  根に持ってたら此処には居ないし、
  一緒に旅行なんて当然行ってないだろ?

  まぁ、話のネタには事欠かないとは思ってるさ。
  

[ 冗談めかしにやっと笑む。
 徐々に己との思い出となれば、さらに表情は柔らかく。

 ラブソングで「私達の出会いは奇跡で運命」的な歌詞が
 出ることがあるが、俺達の出会い、そして今に至る現状を
 考えれば、本当に奇跡だなと過去を振り返り──苦笑する。]
(26) 2019/04/16(Tue) 2:18:24
 
[ 問題児の世話をすることになった初日。
 相手の第一声を受け、穏便に対応するという心意気は
 早くも諸共崩れ去った。]


  その忠犬に教えられる立場のお前は
  犬以下ってことを認めるんだな?

  ──一応言っておく。
  店長に鉄拳制裁の許可は既に得ている。
  口で言っても聞かないなら、力ずくで教えないといけないからな?


[ 勿論、最終手段という条件つきだが。

  
──甘い! 


  
俺の愛飲しているダブルクリームハニーキャラメルマキアート
withチョココレクション程に甘い!


 クレームが増え、嫌がらせの電話まで増えた段階で
 既に最終段階に到達しているのだ。
 対応に手と時間を取られているのはまぎれもない事実。
 現に、俺も自らの仕事の時間を裂かれている。

 
──当時の俺はまだ若く、青かった。
] 
 

 
   
────はあぁぁっ!!!



[ ドンッ!!!! ]


  
   
[ ガタガタ…ガサガサ……ササ……。 ]



  
何せ俺は犬だから、上手く教えられなかったらすまんな……?



[ 壁が崩れる音が聞こえる。
 壁ドン(物理)を挨拶代わりに。
 こういうクソ生意気な奴は、力で服従させるのが良い。
 
なお、俺はまだこの男の正体を知らない。
]
 

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
 
─ サービスエリア売店 ─



[ 蜜柑味のソフトクリームを先に買い、戻りを待っていると
 リーが買ってきたのは、随分可愛いソフトクリーム>>1:227
 劇団員の女性達が噂をしていたのを、横で見た記憶がある。]


  随分と可愛らしいもの買ってきたんだな。
  しかも嫁入りとは……っと。


[ 早速スプーンに載った、嫁入りおいりソフトが運ばれて来た。
 冷えたクリームにパステルカラーのおいり。
 おいりは見た目からラムネのようなものを想像したが、
 どうやら”あられ”らしい。
 リーが先に食うべきだろう、と思ったものの、運ばれた
 ものを拒否する理由は無い。それに食欲は常に旺盛な俺。
 自然と口は開き、スプーンにぱくりと食いつく。]
 
(27) 2019/04/16(Tue) 2:19:11

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  ……うめぇ。甘さもしつこく無くて良い感じだ。
  だがな、俺に先に食わせてどうするんだよ。
  俺いつもそんなに飢えてるように見えるか?


[
見えている、と言われたら否定できないが。


 カラフルなスプーンが握られた手を上から掴み、
 お返しとばかりにリーの口元へと運ぼう。
 次には、俺が頼んだ蜜柑ソフトも差し出すことを忘れずに。

 運ばれたものは口にしただろうか。どちらであれ
 「クリームがついてるぞ」と理由を付け
 完食後、顔を近づけ不意打ちがてら軽く唇を舐めようか。
 
クリームが付いてなくとも構わずにしているがな。
]
 
(28) 2019/04/16(Tue) 2:19:17

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
  よーし、じゃあ行くか!
  あと数時間もあれば着きそうか。
  このまま俺が運転してもいいが、どうする?


[ 暫く休憩を挟み、飲み物と軽食を購入し、
 再びドライブを再開することに。
 リーの車で移動していること、
 (疲れて)よく眠っていた様子を見ていたので
 引き続き俺が運転しようか申し出るが。

 ──運転が上手い、と褒められたことが
 単純に嬉しかったのも勿論ある。

 次の運転は果たしてどちらになったやら。
 もしリーが運転していたのなら、先程と同じように、
 今度は助手席の俺が、途中で舟を漕いでいたことだろう。]**
 
(29) 2019/04/16(Tue) 2:19:21
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a2) 2019/04/16(Tue) 2:23:09

 
[ きりきりと痛む眼の奥に溜まる滴が、
  もし涙だとしたら今らなら流せるのかも。
  
  耳に柔らかな声音が響くたびに、
  揺れる思考は他人事のように涙の存在を自覚して、
  灰と蒼はずっと古城の主を映し逸らさなかった。

  綺麗なものじゃないと綴る言葉の真意に、
  淡い吐息を飲み込んで、困ったように。

  語彙も拙い己では伝わらないだろうかと、
  再び言葉を組み立てようと思考を巡らせて ]
 

 
   でも、主観が違えば世界が違ったように、
   あなたが自分をどう思おうとそう見えたんだ、きっと。

   ……せんぶ見せるのは、怖かった?
 

[ 言葉に含んだ哀切は玉響に。

  夜の怪物の心を蝕む何かが隠したものは何か、
  それを見てみたいと思う興味の発露を、
  全てを諦めていた己にしては珍しく双眸に映し ]
 

 
[ 子供の拙い話を聞いてくれる彼は、
  己を取り巻く世界の悪意に中断を挟まない。
 
  どうしてかなと過るも望まれるままに語り終え、
  終わりを結ぶ言葉に眼を瞠り瞬きを数度。>>$12
  
  生贄も子供もいらないのなら正に無価値でしかなく、
  彼を殺す為だけの機構として扱うのかと思えば。

  想像上のものでしかなかった微睡みを――
  己には赦されなかった憧憬を引き出してくるとは ]
 

 
   …………


[ 外だけ磨かれ内は疵だらけでも、
  辛うじて保たれていた自衛の輪郭が緩む。

  瞳の奥が熱く、痛かった。
  堪えたいのに抑えられない何かで、
  視界が漣立って上手く射抜く紅眼が映らない。
  
  これまで生きるに必要なものは諦めで、
  猛毒でしかなかったものが期待と希望のふたつ。
  己のものなど生命の他に何もなく、それが当然。
  
  だから、人にしか映らない彼に手を伸ばされて、
  人への恐怖に身が竦んだ意識は溶け消えたように ]
 

 
   と……く、べつ…… ?


[ 常ならば受け流せただろう響きに瞬きを幾度か。
  思わず俯いて前髪が異色を隠し、
  繰り返した言葉の意味を噛み締めて息を吐く。

  細やかな震えは肩にも伝播しているだろう。
  その肩に吐息で揺れた空気が触れて、
  びくりと震えた怯えに促され掌が自然と伸びて。

  手に触れた。
  傍らに腰かけたままの冷たい手に。
  触れることを躊躇った自衛を崩されて、
  繋いで欲しいと囀ったあの夜のようにもう一度だけ ]
 

 
 

[ たいせつなものは何か、なんて―― 

 
 

 
   ない、……ぼくには、なにも……
   だって…たいせつなもの……は……


[ 喉が震えて上手く音にならない言葉を辛うじて束ね、
  俯いたまま顎だけを濡らして頭を横に振る。

  静かに訊ねられた答えを、
  己は今までいちども持ってはいなかった。

  生き延びるだけが精一杯で、
  それ以外のものを諦めた身からすれば、
  命というのが最も近いかったのかもしれない。

  けれどこの夜の居城は未来の終わりで、
  そこにすら居場所がないのだと知らされて、
  幕引きのためだけの価値を見出されたと理解して。
  
  従順にその命すら諦めた子供に問う静かな響きが、
  辛うじて保たれた輪郭を崩し、溢れさせたのは何なのか ]
 


   
   ぼくの届く場所には……
   何も……なかった、から……


[ だから、今まで価値がなかったのだろうか。 

  理解は唐突に染み入って唇をきつく噛み締めた。
  幾度も噛んでしまったそこはとうとう壊れて傷ついて、
  鉄錆のような味が広がり――それすら気付かない。

  たいせつなものどころか意志もない。
  正しく空虚で、人間らしさの欠片もない異端の存在。
  
  想いの欠片は人のものではなくとも、
  たいせつなものを知る彼の方がよほど人間らしい、
  そんな理解すらも、今更のようにじわりと広がって ]
 



[ 陽に焼けた肌がひりひりと痛む。
  震える瞼を鎖して留めた滴では冷やすに足りない。

  泣いてるのかな、泣いてるんだろう。
  なんで泣いたのかは、今なら理解ができる―――… ]

 


  たいせつなものが、欲しかったんだ。


[ 諦めたそれは手の届かない遠い夢の中だけれど。
  未来が終わるまでの間の微睡みを許されたのなら。

  生贄でもなく、ただ従うだけの子供でもなく、
  眠る間だけ――今だけは、ただのセレンとして。

  口にすることもきっと許されると信じて ]**
  

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─何故か出来る方扱い(?)されている臨時店員─



[食事は疎かにしてはいけないという>>1:273
ヴェーチェルさんの言葉に、「エエ、そうですネ。」と
同意を返し、オーブン用のミトンを嵌めて
パイ(クロスタータ)を取り出しましタ。


笑みを返してくれたその前に
頭を振った姿が気になるも
今は詮索せずに見て見ぬ振りヲ。] 
(30) 2019/04/16(Tue) 6:20:48

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[元々僕が甘党なのと、
家族も甘いモノをよく求めていたのもあって
覚えるレシピも気付けば増えていっタという裏話。


なおご注文の紅茶は
後ほどお持ちしましタ。
>>1:200>>15>>19]
(31) 2019/04/16(Tue) 6:21:49

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[その愛情をどう感じたカ。
語られる時は何時か何処カ。]*
(32) 2019/04/16(Tue) 6:22:08

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─オ会計─



  ハイ、少々お待ちくだサイ。


[お客様の声に向き直り、
こうお声掛けしたのち>>10
急いで向かったのはバックヤード。]


  リウビアさんすみまセン。
  お会計お願い出来ますカ?


[まだレジ打ちに自信が無い故に
忙しいところ申し訳ないと思いつつ
尋ねてみるのでありましタ。


リウビアさんにお任せ出来るようであれば
レジ打ちはリウビアさんに。
難しそうであれば僕がお会計をいたしマス。]
(33) 2019/04/16(Tue) 6:39:23

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[なお僕は目の前のお客様が
自分の知らないお金を使っていル可能性。
それをうっかり忘れておりましテ。


会計をどちらがするにせよ
ご馳走様の声の後、扉を開く際に>>10]



  ありがとうございしタ。


[そう告げて、カウンター側から
深々と一礼するのでありましタ。]*
(34) 2019/04/16(Tue) 6:39:49
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a3) 2019/04/16(Tue) 6:50:17

[ そうだ。周りに時として支え、時として忠告してくれる
 そんな優しい人達がいたからこそ、
 今のオレ達は存在できている。

 これから先、例え大きな困難があっても
 シロさんと――そして皆となら
 意外と大丈夫じゃないかって、オレも気楽に考えてるんだ ]



[ 性行為の為の玩具など実物を見たことはないが、
 それも準備には入るのだろう
 最も、そこまで辿り着くには時間やら羞恥やら
 壁となりそうだが ]

[ 素股なるものは、別に入ってないのだが
 擦れる股の間やら時折掠める雄やらが
 絶妙に良い塩梅であるが故、別の意味でヤバイ

 快楽初心者である己でも、そのぞわぞわとした
 心地良さに感じ入り、振るではないものの
 腰を居心地悪そうにもぞもぞとよじるほどだ。

 ……シロさんが羞恥プレイと言葉責め好きなら
 今度是非口に出してもらいたい。
 オレは絶対恥ずか死ぬ
 ]


[ 当たり前だがこの態勢でも丸見えと知れば
 ぐわー!と悶えそうである。


 ――しかし、これはやばい


 また達したくなるのもそうだが、
 入りそうで入らない微妙なすれすれ感が…
その…
 ]

[ と、元気になった雄を見逃してもらえるはずもない ]


  ん、あっ、しろさっ、


[ 貴方の雄が、己の裏筋部分をこすれば
 散々出したのに、屹立は立ち上がっていく
 己の精力は、恐らく怪物基準なのだろう。
 (カラ逝きなる未知のゾーンとはまだ無縁そうだ。)


 しかし、直接雄を握られてしまえば
 絶頂は一気に近づいてくる

 よりぐっとシーツに顔を押し付けて、その時を待つ

 ――そして ]



  っ、んんん―――!!


[ 先端を強く刺激されれば
 今宵三度目の白を吐き出すに至るだろう

 ――流石に三度ともなれば
 達した後、意識が疲労からもうろうとし始めるやもしれない
 寧ろ昼間のプールからよく持ちこたえた方だ **]

【人】 マスター代理 リウビア

─会計─

  ええ、任せてちょうだい。


[リコリスのレジは、不思議な機械で出来ている。
恐らくセドラ製であるが。

遍く世界の通貨を出されればその金額を認識する。
伝票も、各々が住む世界の標準価格が表示されている。]


   ありがとうございます。

[いつものように声を掛けて
ベルの音とともに二人連れが店の外へ出るのを見送る。

レジ打ちに関してはDanteがそこまですることがない──と
結局最後までやらさなかったかもしれない。


実際にDanteが出来ることは他にもあったから
それで不自然になることは無かっただろう]*
(35) 2019/04/16(Tue) 12:16:04

【人】 マスター代理 リウビア

─開店時間外での幕間─

  まぁ、大した話ではないのだけど。


[どことなく楽しそうに目を輝かせているDanteに
大した話ではないわよ、と一言添えた。

カフェの創立話は
逃亡した店員から主に聞いたことだ。


リウビアが来る前は
カフェとして機能していたかすら怪しいほどだ。

>>1:229絶句される程。ひどい有り様だったのを
淡々と滔々と、語り出す。]
(36) 2019/04/16(Tue) 12:34:27

【置】 マスター代理 リウビア

[リウビアが元々憑いていた
喫茶店では若い青年が切り盛りしていた。

魔法とまではいかずとも
少しの不思議が身近にある世界。

彼女が意志を持ち出しても彼らから見えることは無かったが。
時折そっと手伝いをする。

それを彼女を創り出したと言っても過言ではない「店主」は
うちの妖精さんは、気が利くね
────と笑顔で告げていたのを今も思い出す。]
(L0) 2019/04/16(Tue) 12:34:33
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【人】 マスター代理 リウビア


  元々は、別の…喫茶店に”いたのよ”
  雨ばかり降る年中湿っているような場所で

  店の中だけはそれを全て吹き飛ばすような
  和やかな店だったわ。

  店主は働き者で
  客の相談を親身に受けていた。

  借金の肩代わりをしたせいで
  経営難に陥った時も有志が援助したぐらい
  人が良くて騙されて

  それでもまた人に助けられるような人だったわ。

[いた。働いていたのではない存在していた。
付喪神という種の性質か、リウビアは嘘を吐けない。

ただ誤魔化しながら語ることは幾らでも出来た。

  前の店の店主は
  喫茶店をみんなの憩いの場にしたかった

そう語るリウビアの瞳には
その店が未だに有り有りと焼き付いている。]
(37) 2019/04/16(Tue) 12:34:36

【置】 マスター代理 リウビア

[木造の喫茶店は雨が多いので普通ならば傷みやすい。
それを抑えていたのは
付喪神として影で支えていた彼女だった。


勤勉な「店主」は珈琲を如何に美味しく淹れるか。
お客様に満足して貰えるか。

様々な手法。珈琲豆探し。軽食作り。
青年が老年になっても毎日続けられていた。

それは長年に渡り、店に染みつき
付喪神である彼女を構成するものとなっている。

店主がミルを挽く時の静かな時間が
何よりも好ましかった。

そのせいか、リウビアもミルを挽いたり
焙煎する時は静かな気持ちでしているのだった。]
(L1) 2019/04/16(Tue) 12:34:38
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【置】 マスター代理 リウビア

[
────”店をよろしくね”


人の良い笑みを浮かべた年相応の皺を湛えた店主が
豆の新しい農場へと向かう時に店へと彼女へと語りかける。

留守を守るのは、付喪神の性。

だけど。
それが店主を見た最後となった。

   農場へ向かう最中に紛争が起こった。

店主は巻き込まれて不慮の死を遂げたが。
店から出られない付喪神がそれを知ることは無かった。

だれかが死んだ。
その話を聞いても付喪神である彼女には理解が遠かった。]
(L2) 2019/04/16(Tue) 12:34:41
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【置】 マスター代理 リウビア

[
。雨
。雨
がぽつぽつと窓を叩く。
店主が亡くなった店は、跡継ぎもおらずに閉店を余儀なくされた。

だが急死であったことと紛争の影響で店が取り壊されることもなく。
彼女はひとり、店の中で店主の帰りを待っていた。

店を頼まれたのだから、守らなければいけない。

喫茶店の付喪神である彼女は
喫茶店でなくなった場所では生き続けられない。

だが、喫茶店ではなく廃屋と化した場所で
店主も客もいない場所では自己の存在が徐々に朧気になっていた。

────店主がもう戻らないと悟った時には
雨害の影響を抑える力も無くなった。

店主が愛して、彼女が支えた喫茶店はとっくに潰えていたのだ。]
(L3) 2019/04/16(Tue) 12:34:44
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【置】 マスター代理 リウビア

[その日も雨が降っていた。
店の屋根の一部は剥がれ落ちる惨状で
もう消えるのを待つだけの身だった。


それは本当に────偶然だった。

一人の青年が、ふらりと現れて
じっとこちらを見下ろしていた。

自分が見えるのかという僅かな驚きがあった。
どうしてこんなところにいるのか
そんなことを尋ねられたような気がする。]


『 ……私はこの喫茶店の付喪神
  だからこの店とともに朽ちるしかないの。 』



[ただ事実を伝えただけだった。
青年は僅か考えるような動作をして、手を伸ばしてきた。]
(L4) 2019/04/16(Tue) 12:34:48
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【置】 マスター代理 リウビア




      ─────うちの店に来ないか?


 
(L5) 2019/04/16(Tue) 12:34:50
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【置】 マスター代理 リウビア

[何を言っているのか。よく判らなかった。
ただ店、という単語に反応して、手を伸ばした。


青年は人間では無かった。
だから、喫茶店に憑いていた彼女の戒めを解き
存在が余り変じないように、青年のカフェに新たに憑けさせた。

名前を問われたときに
付喪神に名前などないと答えたら
────”リウビア”と名付けられた。


それは喪われた彼の世界の古代の言葉。
”雨”という意味の名をもつ付喪神。

名前も無かった付喪神が、名を与えられた。

”リウビア”
は正しくリコリスの付喪神であった。

しかしマスターのネーミングセンスはどうなっているのか
後ほど拾った雪の子は
雪という意味の
”ネーヴェ”
と名付けていた。
]
(L6) 2019/04/16(Tue) 12:34:53
公開: 2019/04/16(Tue) 12:20:00

【人】 マスター代理 リウビア


  でも、ある時、店主は豆を仕入れる先で
  ……亡くなった、のよね。

[実際は
恐らくそうだろうという域は出ないのだが。]


   で、行く宛てが無くなった時に
   マスターに拾われたのよ。


[それがリウビアが
このカフェの付喪神となった経緯だった。

リコリスというカフェに新たに憑いたため
店の外には出られない。

「店主」が店に染み込ませた。
珈琲の知識や、料理のやり方は
付喪神であるリウビアがしっかりと受け継いでいる。]
(38) 2019/04/16(Tue) 12:34:56

【人】 マスター代理 リウビア


  ……店主のやり方を継いでいるって意味では
  私があの店主の遺志を継いだのかしらね?


[あの時、拾われなければ
付喪神はただ消滅するだけだった。

その事に僅かな感謝はあったが。
如何せん、リウビアの基礎にして基軸は
勤勉で客の安らぎを与えたいという信念を持った店主だ。

趣味のようにカフェを開いて
やれ眠いだの、
やれ人探しだの、
やれ気が向かないだの

やれ働く気がないだの等々でほとんど店を運営しない。

恩人ではあるが尊敬していないのが本音だった。]
(39) 2019/04/16(Tue) 12:34:58

【人】 マスター代理 リウビア

[どうして辞めなかったのかは拾って貰った恩があるで
Danteが納得すれば僥倖だった。>>229

  
実際は付喪神ゆえに他の店では働けないのだが。
  つくづくマスターは規格外だ。
  何せ付喪神が憑く場所を変換させたのだから。



ちなみに紅茶はティーパックを出していた。
たまに間違えてほうじ茶も出していた。
紅茶が全面的に禁止になったのは
その背景もあったことを珍しく顔を僅かに顰めて伝えた。]

 カフェじゃなくて
 せいぜい休憩所としてならまわっていたでしょうけどね。


[それに関してはカフェの創立とともに語ることになるだろう。
尚、マスターは己の非は相応に理解しているせいか。
リウビアに小さく不満そうに言うようなことはあるが

基本的には、ソファで天井まで投げ飛ばされようが
ベッドを立てかけられようが、対立には至ってない。

ここまでカフェの運営と経営を担っていても
リウビアはマスターとは成り得ない。>>230

付喪神とはそういった存在であるがゆえに
マスター代理の名札を今日も掲げるのだった。]*
(40) 2019/04/16(Tue) 12:35:02

【人】 マスター代理 リウビア

─話変わってアレルギーの話─

[成る程。人間にはアレルギーというものがあるらしい。
リウビアが元々いた世界には
そういった類のことは未だ流布されていなかった。

このカフェには人間ではないモノも時折訪れる。
店員に至ってはDanteとパートの子以外は人間ではない。

ハーブに関してはまだまだ教わることは山ほどありそうだった。>>231
事実、Danteが2年滞在していた間に
紅茶やハーブ。組み合わせ。
食事まで多岐に渡り様々なノートが残された。

ただ、あの新人やマスターが>>232
指南を受けて出来るようになったかは、また別の話。]


[飲み物だけでなく食事に関しても
様々な知識を披露するDanteは、リウビアには珍しかった。

ただ教育に関しては>>233
長所を伸ばしていれば良いものではない気がした。
人手不足が続いたせいで、そこだけは頭を掻いてやり過ごした。]*
(41) 2019/04/16(Tue) 12:35:06
マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a4) 2019/04/16(Tue) 12:40:06

  ショウは、メモを貼った。
(a5) 2019/04/16(Tue) 12:54:32

【人】 青星 ロキ

[話は外でいい、……だなんていう相手>>10をみて
「そーかい」、そう相槌を返す。

会計の間は、ぐぅるり店内をみやって。
……終わればそのまま外へ出ていく]


 ……あっ、ぶなー


[本当に、本当に気軽な声で呟いた。
急速に冷える温度>>12、凍えた斧の携える姿は
どっちかというとたぶん勇者ではなく魔王よりだろう]
(42) 2019/04/16(Tue) 12:57:00

【人】 青星 ロキ




 ( ………………ったく、 )



 
(43) 2019/04/16(Tue) 12:57:19
[誰が悪いかなんて、もうよく分からない。

悪くないかもしれないし、
やっぱり悪いのかもしれない]

[そもそも悪魔に人の情緒を推し量るような
優しさなんてものは残っていないし
残っていたとしても、それを見せる気にはならない]

【人】 青星 ロキ

[───だから、これぐらいがちょうどいいのだろう。

お互いにお互いが振り回されてるんだ。
適度に殺し合いでもしたほうが、

……きっと気楽]


 あーあー、脳筋かなにかなのかおまえは
 ……しょーがないから付き合ってやるけど


 後で泣きべそかくなよな?**


 
(44) 2019/04/16(Tue) 12:59:48

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─ リコリス 休憩室 ─

[まだ自己紹介しかしていないので>>@47
研究気質とは知らずに、語りかける。

  思えば、娘が失踪してから
 ゆとりというものを忘れていた。


好意で紅茶やデザートを貰えば
……娘も連れて行きたいとつい思ってしまう。]


 好きでやっているなら、良いですが。
 そういう方は根を詰めすぎるきらいがあるので

 ……行き倒れた私が言えた義理ではないのですけど。

[苦笑を零した。
まさか無限もやし生活を送っていると知ったら
大丈夫?支援する…?と言いかねなかったが。]
(45) 2019/04/16(Tue) 13:04:34

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  随分と、このカフェのこと詳しいんですね?

  あ、失礼…
  なんだか懐かしむような響きに聞こえたので。

[だが詮索をしない不文律は恐らく関係者にも適用される。
カフェのことも、込み入った事情は聞かないほうが良いだろう。

それこそマスター代理が語るならば許されるだろうが。

居場所がないというよりも、男は行く宛てが見つからない。
娘を見つけるまで帰らないという鉄の意志を秘めている。

そういった意味では広義的には男は今居場所はなかった。]
(46) 2019/04/16(Tue) 13:04:56

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[困り顔とその仕草で背筋に嫌な予感が走った。>>@49]


  ……マスターさんが人探し?
  うーん、如何にも探せるような口振りだったのですが。

  ……纏めて一緒に探すのであっても
  見つかれば構わないのですが。

[マスター本人は人探しをしない。>>@49
もし聞いていたら、本気で探しているのだろうか。
そんな疑念が過ぎっただろう。

マスターに思わぬ疑惑が浮上しつつあるが。
男はマスターの弁を信じている。

あんなに頼もしいと思ったことは終ぞ無かったからだ。]
(47) 2019/04/16(Tue) 13:07:38

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  に、似たようなもので…です、ね…?

[男は召喚術士である。
だが、それ以前の幻獣界の人種。
幻獣人であるので人よりも寿命は長い。

男の世界では召喚術はさして珍しい物ではない。
ただ男ほどの使い手は滅多にいないというだけだが。

娘に浮いて光るイカのお供をつけて
男が近寄れば墨を吐いて撃退した。

未だに娘に根に持たれている逸話のひとつである。
だがパパは悪いとは思っていない。
]


[温かいシチューと出来たてのパイの匂い
こうして心優しい人に気遣われている間にも

何か危険な目に遭ってはいないか。
気が気で無くなる時は、あった。]
(48) 2019/04/16(Tue) 13:07:41

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  …………もし、
  人探しを出来る機械とか、作れませんか?


[未来の猫だか狸型ロボットも
ビックリの発明品をするなら
それも可能ではないだろうか。

マスター捜しと約束を忘れたわけではないが。
色んな手を打って置いて損はない。]


   
……ジーナ…
娘の写真は
   1枚だけ無事だったんです。

  手掛かりになればと思って
  いろんなもの持ってきましたが。

[召喚先の獣が持っているのだが。
それは今は伏せていて

どうにか作れないだろうか、と頼み込んだ。]
(49) 2019/04/16(Tue) 13:07:45

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[────…ふと、男の脳裏に過ぎる。

そう、ここのマスターとやらに会った時も
男は人間界に無理して現れていたは虫類にしか見えない

竜の子を癒していた時だった。

そう、男の影に何かを問われた。
そうして己は、出来る、と頷いたのだ────。]*
(50) 2019/04/16(Tue) 13:07:48

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[本当に本当に気軽な声>>42
申し訳程度のお愛想のような それ

────腹が立つ

          
 
に?



恐らく一番は自分自身に、だ。
このままずるずると、ずるずると

適当に誤魔化されていようかと

少しでも想った、自分自身にだ
。]
(51) 2019/04/16(Tue) 13:46:53
[───そんなもので済ませると思っているなら

    
        随分とまあ
”見縊られている”


  それは一種の甘えであった。
       それは一種の信頼でもあった。

確かなものが欲しい訳では無いけれど

      不確かなものなんて、
いらない


   
いらない。

     気紛ればかり並べられたって

         
 ──────ぼくは、
]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ



  だったら、もう
  ……叶えて貰うように仕向けるしかないだろ。


[抑えているのは、もう限界だった。]
(52) 2019/04/16(Tue) 13:47:05

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[氷の斧を振り回す。
爆発的に理力が高まれば周囲の地面も氷と化して

チリリ、心の臓は
火種
が燻っていた。 ]


  ぼくが願ったことを

    お前が叶えればいいだろう!!



[元よりフリーレが
そう
”おとなしく”
している
訳がないって

   見越していなかったわけでもないだろう。]
(53) 2019/04/16(Tue) 13:47:10
[独り、誰とも分かち合えないものも
勇者としての使命も宿命も

終着点を知っているから、耐えられた。

 
 終着点の続きを繋がれて

 
 世界は救われた。


   だけど、その世界にぼくは異分子だ。
  生きている筈のない生を、持て余している。



   
────生き延びては、いけなかったのだ。
]

【人】 Another Story セレスティア



[言葉っていうのは案外難しくって、
伝えたい意味で相手に届かせることすら難解なのに
行動だけでどうにかしようだなんておこがましい。
暴力に暴力で応戦することがどれだけ無意味なことか
あの頃は幼すぎてなんにもわかっちゃいなかった。

  『 愚かな存在を学ぶってのは
    どれだけ滑稽なことなんだろうな 』


悲劇が始まる直前の回廊で
初めてグラウンド以外で鉢合わせた場所で、
向けられた鋭利に研がれた言の葉の刃で嫌でも理解できた。
結局自分の行為は何の意味も果たせていなかったことに。]

 
(54) 2019/04/16(Tue) 14:14:46

【人】 Another Story セレスティア



( オハレは代々純血の家系だ。
  だけれど、自分の父親はマグルを好んで
  学者にまでその分野の知識を極めあげたものだから
  一部の人々に誤解されていてもおかしくない。>>1:271

  少女自身、父に貰ったマグルの玩具を
  首にぶらさげるなんてややこしいことをしているし! )


  「 ア……セレス何ニモしてないので、アノ!
                失礼、しましたッ! 」


( スタンドの声援は混ざりすぎているせいで
  誤解交じりの評価なんて知らずじまいだったものだから
  訂正することだってできるわけなかったけれど
  代わりに自身があのゲームの英雄になったって
  ちっともうれしくなんてなかった。
  感情に振り回されて遊戯の本分を忘れちゃ本末転倒。
  貰える座なんてこちらから願い下げってやつだ! )


 
(55) 2019/04/16(Tue) 14:14:50

【人】 Another Story セレスティア



[正しいと思った道を進んでも
それは「そう思っただけ」で本当のそれじゃない時もある。
真っ向から歯向かって立ち向かうばかりの己に対して
彼は真逆といってもいい忘却の手段を選んで終とした。

  勇猛果敢な騎士には程遠いけれど>>1:272
  それもひとつの勇気だと思った。
  自分の中だけに秘めることだって、酷なこと。


どの立場にも属さずに間を彷徨う彼らしい
誰も傷つかない終わりに違いないじゃあないか。
世界はエゴだらけでできているんだから
たったひとりのそれが未来を変えたくらいで変わらない。]

 
(56) 2019/04/16(Tue) 14:14:53

【人】 Another Story セレスティア



( 率直に言えば
  ブラッジャーが直撃したらこんな感じになるのかな、なんて
  そんな呑気なことが脳裏に浮かんでいた。

                ……当時は。>>1:278 )



[お気楽な思考回路で上向きに考えていたのだから
まともな反応ができたいたかどうか。
殺害現場に等しい悲惨な現場に場違いな目撃者一匹、
転がり込んでは無理やり彼の視線を前に向かせたけれど、]


( 今更そんな愚問を聞くんデスカ、なんて。
  聞かれていたなら笑っていたに決まってる!
  勿論隠れん坊────……もあるけれど、
  それは後から生まれた優先事項に過ぎない。

  この場に居続ける理由なんて、そりゃあ  、 )


 
(57) 2019/04/16(Tue) 14:14:58


( あなたがついぞ狂い果てた様を見ること叶わなかった
  笑顔の綺麗な珊瑚色の少女を
  止めきることはできなかったけれど
  彼女の眼を覚ませようとして、
  未熟な杖を強く握りしめたのはずいぶん前のこと。 )



[彼は己のことを正反対だとよく言うけれど、
案外そんなことはないと思っている自分がいる。
結局望む未来が一緒なら、行動は違っていても
それは正解への道のりが違うだけ、ってやつでしょう?]

 

【人】 Another Story セレスティア


[オハレ家にはマグルのテレビも完備している。
あれは誰だ、誰だ、誰だ、の前振りから流れる
謎のアニメをみていたってきっとおかしくない。

ああいえばこういう精神の生意気さで
その癖悪いところは直しもしないもんだから
少女の存在はホグワーツの先生の頭痛の根源になりかねない。
寮得点を表す巨大な砂時計の黄色の表示を擦り減らし、
周りから責められても依然として変化は見当たらない。

むしろここまで見てくれる彼が
珍しい部類に入るんじゃなかろうか。
寮友はもう彼女の家庭教師をするのにも匙を投げたのだし。]

 
(58) 2019/04/16(Tue) 14:15:08

【人】 Another Story セレスティア



( 彼は忘却を自分の感傷だというけれど、
  自分が生み出した再生はただの自分の欲張りだ。
  ひとりじゃ死んでしまううさぎが拒否しただけだった。
  蘇りの石は、本当に蘇生を促すものじゃあない。

  そんなこと当然わかっているし、
  結局死んだ自分の父が生き返ることはなかったけれど、
  ……それでもやっぱり、奇跡を否定されるのは
    ほんの少し、悲しくなるのかもしれない。

                      けれど。 )



       ……………………………… 。


       
蘇りの石

[なんでそこでセレスの石が出てくるの、だとか、
そういう野暮な質問は口からこぼれなかった。
代わりの言葉も出ることはなく、黙りこくること96秒。]

 
(59) 2019/04/16(Tue) 14:15:18

【人】 Another Story セレスティア



( この長さには訳がある。
  
KYだが、たぶん途中で便所に行った。
 )




      …………ウン、
      いいデスヨ、それでも。

          話してくれるっていうんなら!


[彼にひとりで背負いこむな、なんて大口たたいたのは
まぎれもなく己で、 完璧ではない彼も
それに応えようとしてくれているのかも、なんて
そんな変な期待と使命感だけは一丁前に持っている。
座る姿勢をほんの少し綺麗に直したのなら
表情を真剣に、唇は真一文字。

授業を受けるにもこんな顔はしないだろう、という形相で
聞き取り調査の準備はばっちりおっけー、だ!]**

 
(60) 2019/04/16(Tue) 14:20:05
Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a6) 2019/04/16(Tue) 14:26:47


[言葉を理解していてもこれまで生き延びた時間は互いに異なる
 つきりと疼く痛みを何と表現すれば正解なのだろうか。
 化物が知る筈のない名前を捨てて黙り込んだ。

 問いかけを一笑
 楽しくもないのに浮かべる表情はどこか壊れているのかもしれない]

  それは、ただの夢だよ。
  目を瞑っていると真実から遠ざかるの同じように。
 
  全てを見せることが恐ろしい――か。
  化物が何を怯える必要があるんだろうね。

  だけど、……見せたいとは思えなかった。
  この手には最初から何も残ってやしないのに。

  ほんの少し、夢を見て現実から目を背けてしまった。
  それだけでこの体に生まれた空洞はあまりに大きかった。

[ただそれだけのことだよ。
 そう語る男の目尻からは、ちっとも涙なんて出やしなかった]


[男にとって少年をどうしてやろうかなど深く考えてやしなかった。
 彼にも彼の意志があるべきで出来うる限り尊重すべきだと考えていた。

 彼の価値観 語られぬ間にどれ程の想いがあるのか
 その全てを耳にしたって正しく理解が出来るとは思えないが、
 気紛れに伸ばした手が触れた
 彼の琴線にでも触れてしまったのだろうか。

 彼の語る言葉は途切れ途切れだった。
 届く場所には何もないと彼は言う
 涙してしまう程届かない場所にある大切なものとは何なのだろう

  それは君にとってどんなものなんだ。

  命というわけでもないんだろう。
  それから君の中でそれは手の届かない場所にあるんだろう。

  君は、人とのつながりを求めているのか?

[そうであるなら男には与えられないものだろう。
 何せ男は人に非ず。それから彼は化物に非ず。
 
 男にとって映る人々はどうしたって憧憬すら抱く、遠い存在だからだ]**

【人】 萩原 悠人


 やっぱり小さい頃の秘密基地は
 それぞれ思い出があるもんなんだな。


[2人の話を聞いて、>>1:@11>>1:203
やはり女性は男同士の秘密基地からは
締め出されてしまうのかなとか、
樹上に秘密基地があるのはすごいなとか。
そんな感想を抱く。
さらりと話してしまった施設のことも
特段気にせず聞いてくれるのも助かった。
別に何か言うふたりではなさそうだと
判断したからこそこうして話したのだが。

それにしても、細身に見える彼女が空手を
習っていたというのは意外だった。
確かに女性ともなれば狙われることも多いだろう。
けれどだから習うと、実際に行動を起こす人は
あまりいないのではないだろうか。
後に続いた弟の件で納得はしたが>>1:204
少し間を置いて、似てんのかな?と思ったのは内緒だ]
(61) 2019/04/16(Tue) 15:19:47

【人】 萩原 悠人


 名前、そんな褒められ慣れてない?
 意外だな。いい名前なのに。


[照れると話す彼の言葉に>>1:@12
軽く笑いながらそんな問いを返しつつ、
逸らされた瞳に少しだけ笑みを深めた。

そんな話をしていたら、彼女の歳について
思いがけず聞くことになって。
聞いた歳につい驚いた顔を見せた]


 マジかよ、それで35?
 全然見えないっていうか……すげぇな。


[最近は30くらいが結婚する歳じゃなかったか?
なんて思うので、遅いとは思わないが。
しかし、すごいしか感想を述べられないのは
確かだった。
別に若く見せようとしているようには見えないから
顔の作りが幼いのだろうか。
……なんて、少し失礼なことを思いつつ]
(62) 2019/04/16(Tue) 15:20:09

【人】 萩原 悠人


 はは、大丈夫だって。
 弟や妹なんてのは、いつの間にか
 自分の知らないところで
 大きくなってるもんだよ。


[大人になって欲しい。>>1:208
そう話す彼女に笑い混じりに伝える。
うちの子達がそうだったように。
いつまでも小さいと思っていたら
いつの間にかお兄ちゃんの助けになりたいとか
もっとやりたいことをやって欲しいとか。
そんなことを言い出すものだ。

兄としては寂しくとも、嬉しい成長。
だから、放っておいても大丈夫なのだと
そんな気持ちを込めて。]
(63) 2019/04/16(Tue) 15:20:20

【人】 萩原 悠人



[愛していた女の子«妹»でさえ、
気が付けばもう立派な女性に成長しつつある。
いつまでも小さい子のままじゃない。

守ってあげなければと思う一方で
いつかは手を離さなければと思うほど
彼女は彼女を引き取った夫婦の元で、
もう立派に育っていた。

会って抱き締めてあげたい。
よく育ったと褒めてやりたい。
───そんなこと、出来やしないけど]


 
(64) 2019/04/16(Tue) 15:20:44

【人】 萩原 悠人


[そして話は彼の悩みのことへ。>>1:@21
結ばれたふたりへのプレゼントなんて
正直思い浮かばなくて、2人の話を
聞く方へと回る。

そんな時、彼女の提案したペア物>>1:210
なるほど、そういうのがいいのか。
なんて恋人がいるこちらも納得してしまう。
彼もその案が名案だとばかりに話すから
多分それで決まるだろう。>>1:@42>>1:@43

そういえば、店に来ていた常連の子も
同じものを欲しがっていたっけ。
それと似たような感覚なのだろうか。
……なんて考えて、ふと。


あの子も同じものとか欲しいのかなと、
そんな思いが頭を過ぎった]
 
(65) 2019/04/16(Tue) 15:20:59

【人】 萩原 悠人



 ……俺は悩みがないって言ったけど、
 恋人に寂しい思いとかさせてる時あってさ。
 なんつーか、もっとなんかしてやりたいって
 そう思ったりはしてんだよね。

 今は前の仕事辞めてちょっとは安心させてやれてるって
 勝手に思ってるけどさ。

 なんか他にしてやれること、ないかな。


[ホストはやめた。店の常連客の連絡先も消した。
けれどそれだけで安心させてあげられるとも思ってない。
もっとちゃんと、安心させてあげたい。

自分が彼を愛しているのだと教えてあげたい。
……あの頃愛した妹よりも、ずっと。

けれど、好きな相手と付き合うというのが初めてなもので。
実際どうすればいいのかまでは思いついていなかった]*

 
(66) 2019/04/16(Tue) 15:25:00
萩原 悠人は、メモを貼った。
(a7) 2019/04/16(Tue) 15:27:01

  
   夢はね、抱くことは無かったから。
   眠る夢を見ることも殆どなかったから。


[ 俯くままに綴る言葉は不安定に揺れて、
  淡々と続く彼の世界に鑢掛けされる錯覚に息を吐く。
  
  繋いだ掌は冷たく遠い。
  繋げて理解した感覚はきっと正確なのだろう。

  “己の手にも何もなかった” 

  知って居たはずで認めていた筈のそれに、
  まだ何かが残されているのかもしれない空想を。
  何もないことを理解しきって、
  ふふ、と笑う顔は恐らく柔らかかっただろうか。

  俯いた顔は誰へも見せないけれど。
  今だけは目を背けていた現実を口にする子供は、
  何もなかった空洞に虚ろな笑いを溢すだけ ]
 

 
   人との繋がり……じゃないと思う。

   誰かがぼくに手を伸ばす時って大抵殴る時で、
   近付かれるたびに怖くて仕方なかったから。

   人は怖いもの。
   その繋がりなんて欲しくはないよ。
   

[ 自ら繋がれて大人しく従えば、
  少なくともその間は殴られないというだけの自己防衛。

  夜を泳いで売られた日も、
  生贄化粧に縛られ城に置き去りにされた日も。

  そうして異端を見せ付けるように、
  牙持つ夜の怪物に己をものだと云ったのは。

  そういうことなのだろう、きっと ]
   

 
   ぼくはモノだったんだ、今までね。

   大切なものなんてないから、
   自分にとって何が大切かも分からない。
   
   だからそれが欲しかっただけの、
   心のない怪物みたいなものだった……それだけ。


[ 繋いだ掌をそっと解放し、
  視線は交わらないままに椅子から辞して足は床の上。

  借り物の服に靴。
  己のモノなど何一つなく、子供はただ唇で笑うだけ。

  足元に控えていて見上げる狼だけは、
  流した涙がもう枯れたことを知るだろうけれど ]
 

 
   ただの夢を見たかったのかもね。


[ 真実から遠ざかる夢を。
  許されないその行為を、幾夜の間だけでも。

  拒絶も、独りも慣れている。
  疵は刻まれ続けてその痛みすら笑って流せる。

  虚飾であってもそれは身を護るための鎧だった。
  他人が己を侵すことから守るための唯一のもの ]


   セレスに会おうと思ってたけど
   やめた方がよさそうだね、あなたを見ていると。

   彼女の想いを綴った日誌を返すべきかなって。
   あれはぼくなんかが触れていいものじゃなかった。
 

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ 私みたいに男の子ともよく遊んでいれば
  男女共通で楽しめる話題じゃないんでしょうか?

  荻原さん…じゃなくて悠人さんからはじまった
  秘密基地話にも花が咲いて

  秘密基地といっても大したものじゃないけれど
  子どもの頃にはとてもとても特別な場所 ]


  講師ですか…>>@35
  そうなると、師範代さんですか?

[ いつ頃という問い掛けに、少しだけ小首を傾げて ]


  私が、小学校1年だから
  弟は幼稚園の頃でした

  確か中学ぐらいまでは
  週2ぐらいで通ってましたけど


[ だんだん学業が忙しくなって止めてしまった
  ナンパとか痴漢とか
  いろいろあったりしたわけで ]
(67) 2019/04/16(Tue) 17:24:51

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


  弟は…性格はお父さんに似てるんですけど…
  顔は私と一緒で母親似なんですけど……

  黙ってたら
  おとなしく見えるんですよね

  小学校の頃はズボン履いてても
  女の子に間違えられて
  …喧嘩とかして帰ってきたりとかもよくあって


[ まあ、その。いわゆる変態さんも
  後から姿を見せなくなってたのだけど

  誰かしら裏で何かしてるなんて
 
 犯人は幼馴染みのおにいさんです
  やっぱり私は知らないのでした 
]
(68) 2019/04/16(Tue) 17:24:55

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


  弟は…性格はお父さんに似てるんですけど…
  顔は私と一緒で母親似なんですけど……

  黙ってたら
  おとなしく見えるんですよね

  小学校の頃はズボン履いてても
  女の子に間違えられて
  …喧嘩とかして帰ってきたりとかもよくあって


[ まあ、その。いわゆる変態さんも
  後から姿を見せなくなってたのだけど

  誰かしら裏で何かしてるなんて
 
 犯人は幼馴染みのおにいさんです
  やっぱり私は知らないのでした 
]

  ……どちらかというと
  幼馴染みの兄弟のほうが

  私なんかよりずっと
  弟のこと守ってくれてましたよ

[ まーくん、そうちゃんのことよろしくね
 それを律儀に守っている訳では無いだろうけど

  弟は誰よりもあの子の傍が安心出来る場所だって
  気づいてないのは本人ばかり ]
(69) 2019/04/16(Tue) 17:24:58

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ いえいえ、どういたしまして
 私は一切知らないことですが
 ええ、私は本当に何も知らないわけですが

 実際幼馴染みのまーくんに対する弟は
 猫みたいだと揶揄されるようなもので

 スキンシップと称しては
 べったり近づくかと思えば
 暑苦しいと手を払われたりして

 ええ、それでエアコンまで設置したとかなんだとか

 そこまで聞かされたら私も納得するのに
 ひとりだけ知らないままでずーるーいー

 あ、おにいさんは全部知ってます

 普段はこんなこと思ってもいないけれど
 そんなこんなでこれが笑い話に来る日は
 きっと近く訪れるのでした。>>@40

 (何せ私の将来の息子は、弟の容姿にそっくりなので)

 何だか壮大なスケールで感謝を捧げていることだって>>@41
 私の知らない脳内なので
 ガチャをまわすのは……諭吉さん1回ぐらいにね…と
 思うことも出来なかったのでした ]
(70) 2019/04/16(Tue) 17:25:04

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花


   そうなんですねー……
   私はあまり恋路の応援とかしたことないので…

[ 気づいたらあの二人できてました
  そんなことが多いのでした ]

  ええ、そういう物って
  照れ屋なひとでも喜びますしね?

  最近は時計とか付けないひと増えましたけど
  私は腕時計好きなんで


[ せっかく恋人同士になったなら>>@42 
  それらしい物を持っているのは
  とても嬉しいことだと思うのです ]


[ 何の含みもなく掛け替えのない友だと
  最上さんが告げるのを、少し羨ましくなった

  友だちがいない訳では無いけれど
  そこまで、言い切れるような友だちは

  思い浮かべて
  辿れば幼馴染みに帰結するのだけど
 
  家族が出来る身としては
  まあ、これからでしょうか ]
(71) 2019/04/16(Tue) 17:25:07

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[  悠人さんが悩みを打ち明けるのを見て
  あらあら、まあまあ、なんて小さく笑って ]


  悠人さんの恋人さんがどんな人か知りませんが
  好きな人とは
  …一緒にいたいんじゃないですか?

  何をしたら喜ぶか、考えて実行するとか。


[ 旅行に連れて行くのもいいかも?>>66
  そういうのは老若男女問わずに

  嬉しいものだと思うから ]
(72) 2019/04/16(Tue) 17:25:09

【人】 楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花

[ 古風な父親の元で男は男らしく
 女は女らしく───…育てようとして

 私と違って昔から
 ずっと自由で ずっと強い意志を持って
 家出をしてまでパティシエの職に就いた弟

 昔からしっかり者で
 気づいたら遠い大学に行って教師に就いたまーくん


 幼い頃から優しくて
 いつも目を掛けてくれてたおにいさん

 ────どこまでも”兄”だった、ひと
 だから、男女としての情は無いけど
 家族のような気持ちは抱いている

  まさか。私が婚約したのと同じ頃に
  籍を入れたなんて知らなかった。

  好きでも無い人と、結婚するようなひとでもないし
  親しくしていた人が遠くにいく

  ずいぶんと、子どもっぽい思いを
  抱え込んでいることまでは言えなかった ]*
(73) 2019/04/16(Tue) 17:25:13
楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花は、メモを貼った。
(a8) 2019/04/16(Tue) 17:27:38

 
[ 日誌の場所は知っているのだろうから、
  己の諦めを城の主たる彼に告げて笑いはそのまま。
 
  ただ、彼が口にした言葉が真実だとするなら
  かれの孤独を埋めるには、互いを知らなさ過ぎて ]

   
   貴方の傍にしか居場所はなかったけれど
   貴方の傍にもぼくは居場所がないように思うんだ。

   生贄も気味の悪い子供も要らないなら、
   話すたびにぼくが要らない子だと知られてしまうから。

   
[ 相互不理解の螺旋が続く限りはきっとこのまま。
  ならば要らない子のまま彼を殺した方がきっと楽だろう。
  
  今なら恐怖に怯えることなく、
  彼を殺した後に自ら心臓を突くことも出来る気がして ]
 

 
   でも、貴方が知りたいことは全部見せる。

   ぼくには最初から何もなかったけれど、
   モノでしかなかった僕が怯える必要なんてないし。
   命も大事なものじゃなかったって理解したからさ。


[ 焼き直しの言葉に悪辣さはなく、
  彼が望んだただのセレンという子供らしく素直に。

  彼の知りたいことが尽きた時、
  きっと終わりの時間が来るのだろうと予感しながら ]**
 

最上 雪は、メモを貼った。
(t0) 2019/04/16(Tue) 17:56:48

[羞恥と時間と、あとは知識か
玩具やらと少しばかり斜め上な準備に
たどりつく日はいつになるやら

何にせよ、君は素股というものを学び
私は君という存在はとても快楽に弱く
そしてかわいいことを再度確認して

敏感であり、頬を、肌を上気させ
色づき魅了して止まぬ、そんな君を
汚す背徳感と、腿の弾力
狂おしい位に、気持ち良い

 さて、私が言葉責めが好きかというとそうでもない
 君の反応がかわいいからつい、揶揄したくなるのだ
 それを一般的に言葉責めというとは私は、知らない

 なお、羞恥プレイに関しては否定させて貰おう
 今恥ずかしいのはほら、君だけだし。ね?]

[しかし、君は若い。年がというか、体力がというか
そんなところもまた、愛しいのではあるが

己の名を呼ぶ君に。どうした、と囁きつつ
手は君の絶頂を促し、君の雄を弄び

高く甘やかな声とともに、君が頂に達すれば]

 
 …… っ

[数瞬息を止め、こちらもまた精を君の腿に
吐き出すに、至るであろう

ぽた、と君の背に汗が滴り落ち
息を吐けば精魂使いはてた君をじっと、みやる

腿を自身の精で汚す君。なんともそそる光景では、あるが
一度、君の頭を優しく撫でた後]

 このままではいかんよ、なぁ


[寝てしまいたいが、性交は後片付けまでが性交です

衣類を整え、果てたものをズボンにしまい込んだ後
少し待っておれ、と
布団をかけて寒さを感じさせぬようにしたあと
シャワールームへと足を向かわせ、
タオルをお湯で濡らし、君の体を清めていこう
勿論君の雄も、腫れぼったくなったであろう窄まりの周囲も
白で濡れた内股も、だ


……ある意味これも羞恥プレイ?いやいや、そんなばかな
*]

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─オ会計その2>>35



  ありがとうございマス、
  リウビアさん。


[リウビアさんにお礼を告げて
お会計をお任せするのでしタ。
そしてリウビアさんと共に
お客様をお見送りデス。>>34


レジ打ちに関しては金銭的な面が絡むこともあり、
最後までリウビアさんにお任せしましタ。
僕がそこまですることがないと言われても
それはそれで納得していたでショウ。



実際ハーブティーやドルチェの用意等
他のお仕事もたくさんあったので、
不自然さや違和感は微塵もありませんでしタ。]**
(74) 2019/04/16(Tue) 19:07:24
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a9) 2019/04/16(Tue) 19:20:06

[ 今度ばかりは、互いに達することができた
 太腿にかかる熱い液体に、また羞恥に駆られそうにもなるが
 それよりも満足感と高揚感が僅かに上回ったか ]


[ ……そして、若いといっても限度はある。
 例えサーヴァントであっても、
 交わりは戦闘以上に精魂使い果たすのだなと
 また一つ、勉強した巨人さんだ。

 しかし、眠い。とにかく眠い
 このまま夢の世界へとダイブしたくもなるが
 その場合間違いなく翌日大変なことになるだろう
 (主にカピカピ的な意味で)


 …とはいえ ]



  し、シロさん!オレ一人でもできるから!!


[ ちょっと待っていろと言われ夢見心地数分
 戻ってきた彼が己の身体を拭いてくれたのは嬉しかった。

 ――嬉しかったが、流石に赤子にするように
 後ろまで拭かれそうになったのは盛大に慌てもしたか

 …しかし、何だかんだで腕も満足にあげられぬ
 倦怠感の中だった故、その抵抗は彼でも
 躱せるものだったかもしれない。

 ――翌日、悶える内容がまた一つ加わった ]

[ そうして、己が大分清められた頃には
 心地良い眠気の中にあっただろう ]


  ――シロさん。ありがとな
  もっと、いろいろ話したい、けど……


[ うつらうつら
 いつもより夜更かししてしまった巨人さんは
 もうすぐ意識も落ちそうだった *]

【見】 魔法工学技師 セドラ

─ リコリス 休憩室 ─

[実際、彼の言う通り>>45
研究に没頭し過ぎて…なんて事は数度あった

集中して、夢中になって
機械弄りをしていると時間というものはすぐに去る

…まあ、倒れる原因の一つに
確実にもやしがあるのだろうけれど
本人は残念ながらそれを改める気がない]


 大丈夫ですよ大丈夫
 私、今まで大きな病院に
 かかった事はないですから

 家族が心配になる気持ち、わかります
 喉に食事が通らない…なんて感じなのでしょう?


[感じなのでしょう?…の言い振りは
想像することしかできないという事を示していて

兄が行方不明になったと知った時
あの時私はどう感じていたか
……何故だか、思い出せなかった
]
 
(@0) 2019/04/16(Tue) 19:56:26

【見】 魔法工学技師 セドラ



 ええ。ある程度は

 この店の冷蔵庫が動き始めた頃から
 私はこの店と関わっていますので


[自分には悲しい過去があるわけじゃない
故に聞かれたらそれは答えるつもりだった

「とにかく冷たく冷やせる冷蔵庫が欲しい」
その願いを形にしてくれと
自分の工房に青年が飛び込んできたあの日から
この店は大切なお客様の1人ではあるが
この地が自分の居場所である訳ではない

居場所を持たない者
それは広義的な意味>>46も含まれる
確か、パートで週3程度訪れている子は
自分の帰るべき場所を探している…とかだったような

だから彼の深い話を聞いたとて
きっと驚いたりはしないだろう
…娘さんへの溺愛ぶりには驚くかもしれないが]
 
(@1) 2019/04/16(Tue) 19:56:49

【見】 魔法工学技師 セドラ


[見つかれば構わないとしても
なるだけ早く見つかって欲しいだろう

そうなるとマスターに頼るのは間違いな気がする>>47
…なんだかんだと話を聞くと、実は本命以外にも
数人探し人が居るそうだが

今のところ見つかった実績はゼロである

自分のところの失踪した店員すら
捕まえられていない時点で
マスターの探知力はお察しくださいだ

残念ながら彼と違って
マスターの事を頼もしいと感じた事が
一度もないセドラであった]


 …カフェの仕事の合間を見て
 自分で捜しに行った方が良さそうですね

 その方が見つかる可能性も上がるでしょう


[それはカフェで働いている場合なのだろうか

もう1人の臨時店員もそう考えていた>>1:195とは知らないが
やはり皆行き着く意見は同じらしい]
 
(@2) 2019/04/16(Tue) 19:57:09

【見】 魔法工学技師 セドラ


[もし話を聞けていたならば
何故年頃の女の子に
光るイカのお供を付けたのだろう…
と真剣に悩むところだった>>49

磯臭い匂いなど、女の子には不評だろう
光るならばせめてホタルを選べばよかったのに]


 人探しのできる、機械ですか
 それはかなり難しそう…ですが……


[GPS機能のような
特定の発信機を持つ人を探し出すのは簡単だが
そうでない人探しは…どうすべきか
かなり高度な魔法を使える者なら
そんなことは朝飯前に可能なのかもしれないが
セドラはそこまで魔法に通じていなかった

長い長いうーん…の唸り声
2人だけの休憩室だと、やたらと煩い気がする]
 
(@3) 2019/04/16(Tue) 19:57:29

【見】 魔法工学技師 セドラ


 物、ならば
 失せ物探しの魔法具とかよく聞くんですが


[種類は多数あるだろうが
セドラが聞いたことがあるのは
方位磁針が探し物の位置を指してくれるタイプ

分解した事はないので詳しい原理は知らないが
物は持ち主へ感情を持つだとか
大事にした物には魂が宿るだとかあるのだから
持ち主の物に対する想いや、物との絆で
探知しているのではなかろうか…と、想像して]


 ひとつ思いついた物があります
 うまく形になればいいのですが


[人と人の繋がり。それは縁
縁を辿る力があれば…
どこに探し人が居るか見つけられるのではないか

縁結びの神という存在が居るのだから
不可能ではないのだろう]
 
(@4) 2019/04/16(Tue) 19:58:09

【見】 魔法工学技師 セドラ


[というか。
>>49写真が無事だった。とは一体
戦火にでも巻き込まれたのか?
そんな変な事をツッコミつつ
写真含む持ってきた色々な物の話は、聴けただろうか?

多目によそわれたシチューのじゃがいもを崩した]*
 
(@5) 2019/04/16(Tue) 19:59:09
 遠慮せずともよい。
 疲れているのだろう?私に身を、任せて。

[慌てて、夢見心地から目覚める彼に
淡々と告げて。拭くのは止めない。

ほら腕も満足に上げられないではないか
ならば私がすべて清めるから。ほら
力を抜けとばかりに、温かい布は
君の体を隅々まで、清めてゆくだろう

果てたのは攻め手であり先程の一度だけの私と、
昼間溺れたりなどしつつ、受け手で3発も達した君
たとえ基礎体力に違いはあれど、
抵抗を躱して綺麗にすることは可能であったろう

大丈夫だ、その悶える姿も愛らしい]

[ということである程度綺麗になった君
生まれたままの姿で、うつらうつら

乱れたシーツの上。汗や散った君の白濁はしみ込んではいるが
寝れぬほどぐっしょりなことは、ないだろう
とはいえ、出来れば。綺麗な褥で
ゆっくりぐっすり眠って欲しいものだから


うん、距離も近い。いけるな]


 そうか。眠いなら目を閉じておれ。


[告げれば、君の脇と膝裏へと手を差し入れ
よいしょ、と抱き上げて隣の
綺麗なままの私のベッドへと君を移そうか

大丈夫。私も英霊。これくらいでぎっくり腰にはなるまいて]

[流石に汗だくの私が、彼の傍で寝るのはまずかろう

ということで、うとうとしている君に
お布団ぽんぽん、かけて
シャワーを浴びに行こうと、よいしょと腰をあげるのでした*]

【人】 マスター代理 リウビア

  まあ、失敗はつきものよね。何事も。


[この店など一度は氷漬けにあっているのだ。
それに比較すれば、その失敗は経験にもなって良いものだ。

その店氷漬け事件で得たものは
人間は思った以上に脆弱だと知った。ことぐらいだ。


コーディアルに関しては、自室で管理する提案は>>235
それでも眠れるなら構わないと頷いた。

なおマスターとは…と言われていれば

    マスターという概念である。
]
(75) 2019/04/16(Tue) 20:32:39

【人】 マスター代理 リウビア

[そもそもマスターを頭数に最初から入れていたら
リコリスは営業出来なくなるのだ。

昼から突然の閉店の看板などリウビアはもっての外だ。
世間話に花を咲かせていれば、ヴェーチェルが起きて来た。]


   では、胃に優しいものでも
   起きたてがいるしね。


[おはよう、は起きた時の挨拶だろうと検討をつける。
リウビアはともかく
Danteとヴェーチェルは胃に優しいものなら良いだろう。]
(76) 2019/04/16(Tue) 20:32:44

【人】 マスター代理 リウビア

─現在の主戦力三人組─


[薄焼きビスケットが出された。>>237

リウビアは、従業員の食事にケチはつけない。
どれぐらいが必要なのか今一つ理解出来ていないのもあった。

経営難に陥らなければ良いという考えも十二分にあったが。

接客が初めてと、笑ってDanteが口にする。
人当たりが良いせいか。充分に出来ている気がしているが。]


 ええと、ヴェーチェルにはまだ言ってなかったわね。
 このカフェはマスターが「カフェという場所を気に入って建てた」

  もしかしたら、マスターが探し人が
  尋ねて来るのを期待してたのかもしれないわね?


[これぐらいは明かしていいだろう、と
淹れてくれた飲み物にも手を付けながら、想い起こす。

嘗て一番古株だった店員が語ったこと

マスターの気紛れにつき合っていた
創立当時からいた彼はもう店にいない。

きっと彼なりに想うところがあったのだろう。
]
(77) 2019/04/16(Tue) 20:32:47

【人】 マスター代理 リウビア

 その間に臨時で店員がいたかまでは知らないけど
 私が来たばかりの時は、それはそれはひどい有り様だったわ。


[ふう…っと当時を思い出して遠い目をした。

何故なら、他は何でも熟せるその創立時の店員は
料理が出来なかったのである。

マスターも決して、上手だとは言えない。
敢えて言うなら一人暮らしの男がちょっと料理が上手い程度だった。

珈琲もだが紅茶の知識も無かった。
先刻も伝えた通り紅茶を頼まれればティーパックで出していた。

拾われてすぐの時のリウビアの剣幕はご想像にお任せしたい。
元は喫茶店の付喪神。有りとあらゆる箇所を大改造させた。

軽食は「店主」が作れるものを中心に
その後は、本などから料理の品数を増やしていった。

リウビアが特に許せなかったのは珈琲だ。
市販でも使われているコーヒー液など言語道断だ。]
(78) 2019/04/16(Tue) 20:32:49

【人】 マスター代理 リウビア

[珈琲豆から仕入れるように
半ば脅して先輩店員に仕入れ先を幾つか捜して貰った。


そうして珈琲豆が届いた時に
この豆からあの液体が出来るのか────



珈琲豆を握りつぶした
マスターを下に敷いていた絨毯ごと壁に叩きつけた。


────尚、これが切っ掛けで
無機質なら動かせることに勘付いた。

その時のことを思い出して少し
ピキッ…と、ポルターガイストよろしく窓が僅かに響いたが素知らぬ顔をした。]
(79) 2019/04/16(Tue) 20:32:51

【人】 マスター代理 リウビア

─Danteのお話─

[その話はリウビアが聞いたのはもしかして初めてなかったかもしれない。>>L7

Danteの家族は外科医というものらしい。
医者はいたが、外科医というのは未知数だった。>>L1

開店時間外の休憩室
店員が顔を揃えてこんな話をすることは
リウビアが知る限り初めてだった。

成る程。ハーブへの造詣が深いのかと得心する。>>L2
ハーブ専門の薬屋とは、世界はやはり広い。

調合士の憧れと家族の反撥
リウビアは人ではない。病とも怪我とも縁がない。

人間にとって健康を長く保つのは大事なことだ。
別の方法があるからと頭ごなしに反対して
縁を切るまでに至る、その感情はわからない。

家族が外科医の一族だからと
迫害のような真似をするのも全くわからない。>>L6]
(80) 2019/04/16(Tue) 20:32:54

【人】 マスター代理 リウビア

[黙したまま、聞いていた。
慰める振りをしないのは、リウビアなりの尊重の仕方だ。
伝わる必要がないけれど
わからないものをわかる振りはしたくない。]


  まあ、私としては渡りに船だったのだけど。
  丁度店員募集のポスター貼ろうとしていて
 
  実際、あそこで雇ってなかったら
  店まわせなかったから助かってるわ。

[何よりDanteは覚えが良かった。
いや、リウビアの覚えの良し悪しは
何年経っても”新人”の名札がはずれない。

すべての記憶を失って
自分が精霊で自分の世界が滅んだことしか知らない娘なのだが。


飲み込みがいいと教え甲斐もあるものだ。
なのでやりたいことはしていい、と伝えていても
万が一”悪さ”しても察知することが可能だったからだが。
ひとつひとつ伺いを立てたりと、律儀だった。
話が通じる相手と久々に話している気分にもなった。

冷蔵庫をアイスノンに埋め尽くさないように度々説教することもない。

そう考えると非常に平和な気がするが
あの子が倒れたままだといつまで経ってもマスターが出て来ない。
────復帰は望んでいるのだ。これでも。]
(81) 2019/04/16(Tue) 20:32:56

【人】 マスター代理 リウビア

[あとパフェやアイスクリームを美味しくさせる術に長けていた。

それは精霊としての力だが

パフェの注文が入るとあの娘が浮かぶ。

ただいまのリコリスの冷菓は
一味足りないのはリウビアには少々悔しかった。]*
(82) 2019/04/16(Tue) 20:32:59

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─フセさん登場─

  おや、そうでしたか?
  いえ……とても初めてとは見えなかったので


[謙遜というよりは謙虚なのだろう>>238
男からすれば彼はしっかりと仕事を熟しているように見える

事実マスター代理である彼女もそう感じているようだった。

教師をやっていたと告げると
意外な反応に男は驚いて、少し照れ臭そうにした。


>>23に関しては、マスター代理に聞いたところ
聞いてもいいけど無駄になりそうだということで

折を見て尋ねる程度にしておいた。助言に関しては感謝をして。]
(83) 2019/04/16(Tue) 20:33:06

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[
海産物。
……得意である。
>>1:240
何故なら男は
無意識に浮遊する海の生き物を喚びがちだった。

 娘の登下校の護衛にイカやらタコやら多かった。
「パパ、磯臭いのばっかりなんで喚ぶの」

 ……などと言われたこともあった。
 たまにあざらしとかだとまだ可愛いと許されていた気がする。


兎角。海産物。海の多種多様の生き物に関しては知識が深い。
召喚されて
「是非食べて欲しい」
と願われることもある。

幼い娘が戯れていた蟹を捌こうとして凄く怒られたこともある。

兎角。一言で済ますなら
むしろ海産物なら構造もよく知っています、と答えた。

鮮度の保存まではしかねるが
ありとあらゆる海産物と戯れ喚びだしては食べて来た身。
ここに海産物担当が爆誕しつつ、あったとか何とか。]
(84) 2019/04/16(Tue) 20:33:08

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[男がいた世界は、魔術と科学が併合している。
恐らく、Danteのいる世界と科学水準はほとんど変わらない。

むしろ魔術を知らない国のほうが多いぐらいだ。

ハーブティーや製菓のことは、レシピを尋ねただろう。>>1:241
無論動機は娘を喜ばせるためだった。

人間社会で暮らしているためアレルギー疾患なども>>1:242
関心したように、都度、わからないことは尋ねた。

それにしても、と思う。
こんなに仕事熱心な同期が、いるなんて。

男は言いづらいが、仕事はやむなく始めた上に
帰結するところは娘を捜したい一心だから

彼ほどの熱心さは、無くても
仕事は応えられる限りは、応えようと奮起した。]
(85) 2019/04/16(Tue) 20:33:11

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─同僚の経緯─

[そう言えば尋ねていいのだったろうか。>>L1
リコリスの不文律として店員同士の詮索はしない。

マスター代理がそこにいて、駄目出しをしないなら良いのだろう。
基準としては
答えに詰まったら引き下がる──というものがあるらしいが。]


  医者の家系というやつですか。
  それはまた、頭が良いのでしょうね?


[忌憚無い意見であった。
現代医療と呼ばれるような世界にいた男だからこそ

医者という職種の難しさも、相応に理解していた。
少なくとも付喪神であるマスター代理よりは理解していた。

だが彼は家柄に縛られずにハーブの専門家を目指した。>>L2
いわゆる、東洋の漢方に似ている気がした。]
(86) 2019/04/16(Tue) 20:33:14

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  なるほど、ハーブの薬局ですか。
  東洋のカンポウとやらに似ていますね。

  いえ、生徒から与太話に聞いただけなのですが。

[資格を得るのはどこの世界でも大変なことだろう。
彼のハーブの造詣の深さは
成る程、歴とした調合士だからかと、得心した。

だが家族は反対されたらしい。>>L3
代々続くとなれば、伝統や柵も多いだろう。

実際にハーブティーで体質が改善されているのに
迷信で済まされた身の上はどれ程だったろうか。]

  ……外科医は、怪我や病気の後が出番ですからね。
  怪我をする前に外科医に罹るような人はいませんし。


[そう添えて、相槌を打つに留めた>>L4

その高尚な思想は
斬新ゆえに受け入れて貰えなかったのだろうか?>>L5

どこの世界でも、保守的なものは革新を恐れる。
妻と結婚する折に幻獣界を去った時のことが一瞬過ぎる


資格証明カードは興味があってので見せて貰えば
凄いですね、と感嘆の声を零した。]
(87) 2019/04/16(Tue) 20:33:17

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[だが、彼の努力は実を結ばなかった。>>L6

その家庭の環境下で努力をしてまで
資格を得ても家族には怒りを買い、縁を切られ

そうしてまで選んだ道は
家名が邪魔をして嫌疑を掛けられる始末。

────どれだけの痛みと苦労を背負ったのだろう。
見た所まだ若いだろうこの青年は。

理解者もなく、目指した道も閉ざされて。

どうしても親の目線になってしまう。
娘がどんな道を選ぼうと反対をするのは愛情故だ。
本気の情熱を持っていればいずれは折れるだろう。

だが、彼の家族は
彼自身より”由緒の正しさ”に天秤を傾けた。

  寂しく侘しいことだ。
  理解者は誰もいなかったのだろうか。


>>L6から笑いに、小さく、無理に笑わなくていいですよ。
そう告げるのに精一杯だった。]
(88) 2019/04/16(Tue) 20:33:21

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  そうだったんですか。

  Danteさんにとってはリウビアさんは恩人でしたか。

[男にとって娘を見つけてくれる救世主がここのマスターなら、
彼にとって少しでもの憩いの場と、放り出された現実の中

頼られるのは、多少であれ心が癒されれば良いと思うのは
これでも教職の身の上だからだろうか。>>L7

彼の笑顔を見ていると
ここで働くのはきっと良い選択だったのだろう。]


  ……人生は多少遠回りをしたり
  休んだりも必要ですからね。

  無茶をして倒れた私が言っても説得力ないですが
  無理をしないように働きましょう。お互いにね。
(89) 2019/04/16(Tue) 20:33:24

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[────とはいえここまでの身の上話を聞いたら

 娘を捜すために働いているので
 宛てが見つかったらすぐに辞める旨を伝えた。

目的を見失う訳にはいかず、かといって黙ってもいられなかった。
それが不真面目に映ろうとも、告げずにはいられなかった。

マスターに関しては、本当に倒れる直前に影だけしかみていないが
Danteぐらいに若い青年のようであったことを伝えた。

それにしてもマスターとは…と、働いているあいだに何度思ったことだろう。


マスターというよりこれオーナーでは?
]*
(90) 2019/04/16(Tue) 20:33:27
マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a10) 2019/04/16(Tue) 20:36:18

マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a11) 2019/04/16(Tue) 20:37:26

[ 羞恥心が顔出したって
 シロさんのイケメンな言葉
 不覚にもときめいてしまえば、オレの抵抗なんて
 儚いものだ。くっそう……


 (でも、シロさんに全て委ねてしまうのは
  確かにこの上なく心地良い。

  …このまま依存して、ずっと堕落したいくらいに)



 ――それでも、シロさんに任せっきりは
 オレのプライド的にも許せないので、
 やっぱりリベンジしたいなァ、とも思うオレだった ]



  ……うん


[ 眠いなら、と言われてしまえば
 遠慮なくその目を閉じるだろう。

 暗闇の中、ふっと浮遊感を覚える
 最早感覚があやふやなほど意識が無い

 ――姫抱きされたと知れたなら、それこそ
 惜しいことをしたと、意識なきオレに
 翌日以降のオレは憤慨しただろう ]

[ ……そういえば、オレは今日もまた
 シロさんの寝顔を見れなかった。

 いつか、三千の世界の烏が絶滅するより前に
 貴方の穏やかな寝顔見て、眠りにつけたらと
 夢の中に、そんな小さな想いを連れ込んで


 ――まァ、翌日盛大に寝坊して
 シロさんの寝顔はまだまだ見れずじまいな訳だが *]

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

[3月15日 野球場 ベンチ前]

……よし、全員揃っているな。今日は待ちに待った草野球リーグ、グループAの開幕戦だ。俺たちは旗揚げから数年、連続してリーグ戦を突破しプレーオフまで駒を進めている。徐々に参加チームが増え、全体レベルが上がりつつあるこの草野球リーグで、だ。


これもひとえに、このカットバースの活動にみんなが協力してくれるからだ。いつもありがとう。

[メンバーが集合したところで、開幕にちなんだ一言を加える。さらに日頃の感謝を込め、深々と頭を下げた]
(91) 2019/04/16(Tue) 21:25:45
[愛しい君が眠りに落ちたのを見届けて
シャワーを浴びに、その場を去る足音が、1つ

衣類を脱ぎ捨て、頭から湯を浴びて
獣慾を押し流す様にして]


 ……触れてしまうと、駄目だな
 歯止めが効かなく、なりそうだ。


[可愛かった。愛しかった―――もっと
溺れて、仕舞いそうになった
そうすれば、負担がかかるから耐えた。
そう、耐えるほど君は魅力的だったのだ]

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

さて、今日から10月までリーグ戦、果てはその先のプレーオフと続くわけだが……
今年もこれまで以上の出席出場、そして活動への理解、協力をお願いしたい。長丁場にするつもりでいるから、よろしく頼む。それじゃあ、スタメン発表だ。一番 センター……

[最後に活動への協力を要請し、スタメン発表する。基本的に開幕戦は出席しているメンバーの中で、ベストメンバーを組み上げ臨む。その中に……]

7番 レフト、ラッセル。

[成長著しい(?)ラッセルの名があった]
(92) 2019/04/16(Tue) 21:26:32
[結ばれた幸せと、今更になって訪れる羞恥
こんな顔、見せずに本当によかった。と

風呂の中でずるずると、壁に凭れて天井を見上げる]

(そんな私は、初心者な君が
リベンジを狙っていることには
まったく気づいていないのだが

プライドに火をつけた、ことも)



 此方が世話をする、というのも
 よいもので、あるな。


[小さく、思い出し笑いをして
―――シャワー室からそろそろ退散だ]


[ 古城を訪れた子供達は沢山いた。
 親を失くしたり、兄弟と生き別れたり
 様々な境遇の子供達がいたと思う。

 哀れんだら良いのだろうか。
 彼の語る不幸に対して思う。

 同情は別段と望んでいなさそうだと見えるが
 どのような反応を求められているのか
 男には分からず、不当な扱いの果て
 自身すらもモノだと自負する彼に対し ]

  ……そう。
  俺では君に教えてあげられないね。

[ 離れた手を追うこともせず、
 彼女の日記を目にした彼に笑う。
 あれもどれも
 彼の言葉に不満が含まれているような気さえした ]


  君が見たくないのならば見なければいい。
  知りたくないものを知る必要などない。

  話す度に君に拠り所がなく思えるなら
  話す必要などないね。

  俺はこれでも君自身と歩み寄ろうと考えて
  その結果言葉にしただけだけど……。

[ 腰掛けた椅子から立ち上がる。
 跪く事もせず見下ろしたまま続けた ]

  知る度に要らない子になるんだろう?
  なら、知らないままでいい。

  君はさっきから何に嫉妬しているんだ。

[ 見せるならば見せてみろと双眸を眇める ]**

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

よし、以上スタメンだ。それじゃあ今日の声出しは……俺がやろうか。


[スタメン発表を終え、声出しに移る。今日くらいは、と思ったセスが円陣の中央に移り、大きく息を吸う。そして]


いざ進まん、栄光の舞台へと。


野球ができる喜びを噛み締め、


立ちはだかる相手に敬意と感謝を忘れず、


再び優勝旗を我らが手元に!!!


Get the glory and victory,yeah!!!



[夜更かしして考えた声出しを披露した*]
(93) 2019/04/16(Tue) 21:29:04
(a12) 2019/04/16(Tue) 21:30:29

[体をふいて替えのシャツとズボンを着て
ベッドの方まで戻れば、君はぐっすり夢の中

その無垢な寝顔が可愛くて
かわいくて、愛しくて
暫しは、その茜色を撫でていたけれど

このままだと再び悪戯を開始しそうなので
名残惜しく自分はソファに寝っ転がって朝を迎えるのだ


勿論、君が目覚める頃には
私は部屋のソファに座っている]


 おはよう、よく眠れたか?


[と、声をかけるのも常のように]

 朝食はケータリングとやらを頼んでいるから
 部屋で食べよう。疲れているだろうし
 今日は午後から遊びに行こう。

 さて、げぇむせんたぁと、映画館とあるが
 どちらが、いいかね。

[と、褥に未だ体横たえる恋人に
るる〇を取り出して尋ねる
そんな私が、いるのである*]

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─ リコリス 休憩室 ─

 ……そういう人のほうが、いきなり倒れて
 ぽっくり逝くんですよ…?

 自分は大丈夫、心配ないって言わずに
 きちんと健康管理はされてくださいね…?


[>>@0特に研究者などでは
倒れる寸前まで水を飲むのすら忘れていたという知人もいた。

没頭するタイプは危機管理能力が低いのではという見解である。]


  ……ええ。
  寝るのも食べるのも忘れて捜してました。

  …………幸いここの人達はいい人達で(マスター含め)
  体調は良くなってきてますが…。

[まだ若いセドラは想像がつかないか。
或いは最初から家族がいないかもしれずに踏み込まなかった。

まさか。彼の兄も行方不明だとは男が知る術は無かっただろう。]
(94) 2019/04/16(Tue) 21:35:03

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[なるだけ早く見つかって欲しいという問いをもし直にされていれば
即答でもちろん、今すぐにでも。と答えたことだろう。

  男にとって娘は目に入れても痛くなかった。
  やりたいことがあるなら反対はしない。
 
 ……元気で幸せであってくれればそれでいい。


その想いを娘が汲み取っていなかったとしても
妻が消えた経緯を知っている。

ある日前触れもなく突然消えてしまった
だからこそ黙って消えるとは想えないのだ。>>@2]

 
 …………………えっ


  それはマスターさんは
  見つけられないということ、でしょうか?


[返答次第ではすぐに仕事を辞めて飛びだすべきか。
いや、せめて一日は働くべきか。

どうも娘のことになると、非常に頭が弱くなるヴェーチェルがいた。]
(95) 2019/04/16(Tue) 21:35:19

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[何故か、と問われれば
年頃の女の子が好むものを理解していなかった。

男は普通の人間ではない。
幻獣界基準では若い子に人気があったが。

人間界で育った娘には非常に不評であった。

ホタルって、一見するとあの嫌われている虫によく似ているので矢張り嫌がらせなのだが。
]

そうです…よね。

[かなり難しそうだと告げられ、そうですよね、と苦笑する。>>@3
シチューを頬張りながら
一緒にクロスタータを食べるのも美味しいと勧めながら。

GPS機能と呟いていれば少し震えた。
「召喚した動物使って僕の行き先GPSするの禁止ーーー!」


  ……そう娘に言われたことがあった。
  そのGPSが途絶えて
  今はこんなにも心が干からびている。


男は高度な召喚術士であったが
娘に付けていた召喚獣は還された。]
(96) 2019/04/16(Tue) 21:35:21

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[うーんと真剣に考え込んでいる姿に
他人事なのに思慮深い面々に密やかに感謝をした。

そうでなければ
冷静さを欠いたまま闇雲にずっと捜し続けていただろう。]


 ……物
 娘が身に付けている物とか…どうでしょうか?


 昔から小さいフォッシルをお守りに持たせていて
 そこに宿っていた召喚獣は還ってしまってますけど…。

[椅子から立ち上がるのを堪えた。
ついでに召喚獣などと口が滑ったが、あ、という口の形になった。

だがしかし。極冷スイッチやら、雪国モードやらを作るのだから
多少は魔法と関わりがあるだろう。
無ければ全力でどうにか誤魔化すことにして思考を再び切り替えた。]
(97) 2019/04/16(Tue) 21:35:24

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  小さい巾着に入れていて
  それを紐に通してネックレスみたいにしたり
  ベルトから下げたりしていたんですが。

  同じ物の欠片を持っているので探知しやすいかと。

[宿っているのは毒蝎の王であったが。
もし護衛である
毒蝎が斃された時のためにフォッシルの一部は常に携帯していた。
親馬鹿は倒れても治らない。

縁の力。それで探せるのなら是非と頭を下げた。

今も無事でいるだろうか、
僅かな憂いを浮かばせる。]
(98) 2019/04/16(Tue) 21:35:32

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[────…娘の写真は
常に持ち歩いているミニアルバム以外は消えてしまった。

妻の時と同様に。写真も跡形もなく消えた。

二十年前に失踪した妻と、よく似た性質をしていた娘。
因果関係は、あるのだろうか。

    
 愛する妻も娘も
       まるで幻であったかのように消えた。


二十年前には娘がいたが
今の男には捜索に向かう枷になるものが、無かった。
家族を今度こそ、守りたかった。]*
(99) 2019/04/16(Tue) 21:35:35
[ 貴方が、水の流れに未だ残る獣慾を流していたと知れれば
 オレはどう思ったのだろう。

 ――でも、一度灯った再戦誓う心の火は
 今度こそ彼の理性溶かそうと、奮闘するんだと思う


 "愛"とはつまり、そういうことだ]

―翌日―

[ 何分、己が起きた時、彼は既に目覚めソファに座っていたから
 彼と共に寝たのか、それともソファに追いやってしまったのか
 そのことすらわからなかったのだ

 一緒に寝れなかったことを知れば
 「共寝するんじゃなかったのかよ!」と異議申し立てしたかもだが ]


  へへ、おはよーシロさん


[ ――昨晩の魅了が未だ残っているのか
 寝起きの挨拶する己は、その幸福から
 何時もより何割か増しでぽやぽやしていたのである。]



  そうだなァ…昨日は色々疲れたから、
  今日はのんびりしたいかもしれねェや


[ なら映画館かなァ、と二択の内一つを選ぶ
 ゲームセンターもかなり楽しめそうだが、あそこは少し
 騒がしいと聞いたこともある。

 ――昨日から、胸に残るぽかぽかとした暖かい幸せを
 今日はゆっくり反芻したいなと思うオレなのであった]


[
このステータス異常(?)が途切れたあたりで
 漸く昨晩の"おたのしみ"を悶えるコースに入るのかも、だが


 今はにへらと阿呆みたいな笑みで
 朝食を楽しみにしていようか *]

【人】 不器用 ラッセル


[今日はいつもより早く目が覚めた
だからいつもより早く外に出て
いつもより早く野球場についた

理由なんて何もない。ただの偶然

いつもより早く着いたから
いつもより多目にバットを振った

いつもより早く呼ばれる為に
…………いつ呼ばれても良いように

今日が開幕の、その日だった
まずは代打1番手ぐらいから登っていきたい
限られた時間の中で、少しずつ高みへと目指す
そのやる気だけなら、きっと他のメンバーにも負けていない]
 
(100) 2019/04/16(Tue) 22:00:48

【人】 不器用 ラッセル


[草野球だからといってリーグ戦は侮れない

高校時代に大会に出た有名人、元プロらしい人、スカウトも注目する人
この星での野球ブームに合わせてか、チームの数も選手も増える中で>>91
戦わなくてはならないその旨がキャプテンから伝えられる

連続でリーグを勝ち抜いてきた強いチームでも
一瞬でひっくり返されることはあり得る事を
チームメイト達は強く胸に刻んだだろう


スタメンとして読み上げられた自分の愛称に
私は深く頷いた
いつ呼ばれても良いと構えていたから
今日は驚きなんて、出てこなかった]
 
(101) 2019/04/16(Tue) 22:01:05

【人】 不器用 ラッセル


[キャプテンの声出しに続いて
円陣を組んでいた仲間達は大声を上げる

…妙に気取ったような言葉に聞こえるのは
気のせいだろうか

掲げるスローガンはそのぐらいの方が良いのかもしれないが!]


 
Get the glory and victory,yeah!!



[チームメイトと重ねた手は太陽に向けて挙げられた

前を向いて走る先に見えるのは、外野の芝と青い空だけだった]*
 
(102) 2019/04/16(Tue) 22:02:07
[君が意識を闇に溶かした後のことは
起きていた私しか知らぬ、こと

君の寝顔に、常と違い色が仄かに宿っていることも
私しか、しらぬことだ

とはいえ、再戦誓う君の心があるのなら
無論受けてたとう、とするのであろう
奮闘する姿もまた、愛いものだから

”愛”とはつまり、そういうことなのだ]

― そして翌日に ―

[知られなければ共寝でなくても問題はないな
と、思うずるい大人が、ここにあり]


 うむ、おはよう、クガネ。
 ゆっくり眠れたようで、何よりだ。


[ほんわかな様子に、緩く目を細めれば
口元に運ぶのは、鮭の切り身
朝食はきちんと食べる派の私であるが
果たして君は食べれるだろうか
一応、慣れたものの方がよかろうと
君の分は洋食のものを頼んでおいたの、だが]


 そうか、では映画館、にいこう。
 クガネは……このアニメとかいうのがよいのか?


[確か漫画とやらをみているからな、と
猫型ロボットやら電気鼠の冒険が乗っている欄を見せる

そこでラブロマンスやらが出ないあたり
完全に子供を見る保護者の図である
おかしいな、初夜を迎えた恋人の
甘い雰囲気のはずなのにな?]

【人】 青星 ロキ

[辺りの温度が冷えてくる。

相手の斧が振り回されながら>>53迫ってくる。
辺りの温度も下がっていくのを感じながら、
一種の防衛反応のように自身を燃やしていく]


 ………叶えただろう?


[そうじゃない。

そうじゃないことぐらい、分かっている。

けれど、――――己は確かに、かなえてはいるのだ]
(103) 2019/04/16(Tue) 22:10:26
[たとえそれが屁理屈こねた結果だとしても、
少女が本当に願ったものではないとはしても、

"人間"のまま死んでいったのは確かだ]

[今の少女をなんと形容するのかは知らないが、
この世界から逸脱した存在であることは確かなのかもしれない]


 ( ………だからこそ、 )


[だからこそ、―――…]

[とはいえ、君の方が甘くぽかぽかと
しているのならそれで構わない私は

(ステータス異常が解除された際に
 どたばたがあるかもしれないが、さておいて)


ホテルの従業員さんの運んできた朝食をすすめつつ
さて、どのような映画が見たいのだろう、君は
そう言いたげに、映画の種類の欄が載っているページを
君に見せるので、あった*]



 [ 何者でもなくなったおまえは、

       ようやく愛した世界を見つめられるんだろ? ]



【人】 青星 ロキ

[と、と、と、…と。足先を炎に変えてその場に浮く。

彼女がそのまま己に向かってくるならば
宙返りでも決めてよけようとするけれど、さてどうしたか]

[己に向けられる激情なんてものは一度や二度なんてものじゃない。
八つ当たりめいたそれも慣れたものだ。

―――だけど、きっとこれはまた別種のものだろう。
だからといって、悪魔は態度を崩さない
              
崩せない
]


 再度俺に"願おう"っていうのか?フリーレ
   ・・・・・
 魂はいただいだ。次は何を対価にするつもりだ?



[おためごかしのような言葉を吐いて、
見えぬ仮面の奥で嗤ってみせる。

どちらもどちらであることは否定しないけれど、
――――だからといって、
今すぐ変えられるほど、悪魔は人間には近くなかった*]
(104) 2019/04/16(Tue) 22:15:13

【見】 魔法工学技師 セドラ



 好きなことをしてポックリ死ねるなら
 それはそれで幸せな事だと思いませんか?

 一人暮らしなので
 常に健康管理してくれる人は居ないんですよね
 …困りました


[あんまり困ってなさそうに茶化して言って

危機管理能力は確かに低いが
研究者体質も行き過ぎて変に生きるよりも
好きな生き方で太く短くを求めていたのだ]


 ダメじゃないですか。
 ちゃんと食事と水分は取らないと

 体調が良くなってきてるなら良かったですが
 安静にはしてくださいね


[ダメと言っておきながら
確実に人のことを言えない立場なのは棚の上へ

仲の悪い兄弟だったこと
…なんてことは、彼>>94にはきっと伝わらない]
 
(@6) 2019/04/16(Tue) 22:44:17

【見】 魔法工学技師 セドラ



 1人より2人という話ですよ?
 人手も手段も多い方が良い

 …それに
 やっぱり良く知っている人が探した方が
 こういうのは良いと思いますし


[なんだか今すぐ飛び出しそうな気配>>95を察知したので

(そう考えていた事は事実は事実なのであるが)
言葉を付け足してなんとか引き留めようとする

…このままの勢いで飛び出したら
またどこかで行き倒れそうな気もした]
 
(@7) 2019/04/16(Tue) 22:44:33
[
「ぬしと共寝がしたい」って言ってくれたのは
 シロさんじゃないか!などともし知れたら
 告白のことを持ち出してまで突っついたかもしれない


 ――とまァ、それはさておき
 シロさんが和食を食べる中、オレは洋食を頂いている。
 ふわふわしてる時でも食欲は健在なのか
 パンにかぶりつき、ベーコンやスクランブルエッグ頬張るオレは
 シロさんより早くに食べ終えてしまうだろう ]


  アニメか…うん、面白そうだしオレもそっちが良いや
  オレの知ってるまんがの奴とかあるかなァ


[ 完全に保護者チョイスなシロさんに対し
 オレも完全なる子ども目線で楽しめるアニメを優先してしまう
 初夜の翌日って、これで良いのかな……

 ――とはいえ、ラブロマンスは
 この幸せな現実を前に、少し霞んでしまうかもだが 
]

【見】 魔法工学技師 セドラ


[薦めれたクロスタータ
聞いたことのない初めてのお菓子だが
見た目から察するに
ベリーパイ…という感じだろうか?

パイなんて幼少期ぐらいに食べて以来な気がする
ほろっと崩れ落ちるクッキー生地に
悪戦苦闘しつつ口の中に含むと
「あ。おいしい」の一言。感情が語彙力を超えた結果。
…できれば纏めてお持ち帰りしたいが
残念なことにそんなお金はなかったのであった

GPS機能と聞いて首を傾げた男には>>96
首を少し傾げながら
…GPSで追われるようなことでもあったのだろうか
という盛大な勘違いである]
 
(@8) 2019/04/16(Tue) 22:45:13

【見】 魔法工学技師 セドラ


[召喚獣と言葉を零しても>>97驚きは特になく
先程の鳥は召喚獣だったのか。と考える余裕すらあった

御察しの通り彼は魔法工学の技師
魔法分野は正直未熟者だが
魔法の存在に驚いたりしない

口をポカンと開けた姿には>>98
…失礼ながらクスッと笑ってしまった]


 そういうものがあれば
 探すのが楽になるかもしれません

 …もし考えが形になったら
 お借りします、ね


[まあもしもそんな詳しい話を聞いていたら
なんで毒蝎の王なんだよ…と思ったことだろう
サソリは割とカッコイイ方だが…虫系は残念ながら女子受けは悪い

縁の力
魔法、ではない不思議な力も関わっていそうだ
そもそも魔法を物理的なエネルギーとしてしか
使用してきていなかった彼とって
この研究は新たな試みであり、一つの壁でもある
……ということは、ナイショ]*
 
(@9) 2019/04/16(Tue) 22:47:20


  そうだなァ。青狸も電気鼠も日ノ本じゃ超有名人らしいし
  どっちも見てみたいけど……

  強いて言うなら、親近感感じるし電気鼠の方かなァ


[ 同じ雷属性の好みか、軍配は黄色鼠に上がる
 なお、後に電気鼠は"あにめ"でなく"げーむ"出身なのだと知れば
 後学のためにげーむに手を出すことを検討する巨人がいたとかいないとか。
サブカル化がすすむすすむ


 いずれにせよ、朝食が済めば午前の間はゆるりと過ごすだろう
 ――彼が良ければ、一緒の布団でごろごろしようぜーなんて
 だらけきったふわふわな誘いがあったかもしれない** ]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[───激しい感情を抑えようとも思わなかった。

伝わらないように気を張っていた。
       それだってもう
しまい。

元々、
こころ
なんて
     どう
して 
ったって


     その分だけ膨張してしまうんだ ]
(105) 2019/04/16(Tue) 23:23:41
( その静謐なこころが
        波紋のように揺れていても )

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[振り回した斧が炎に触れる
反発しあう反属性の狭間で
い火花が散る。

はあ、はあ────息を切らした。
吐く息すらも、白いほどに温度が急激に下がっていく。
]


 ………叶ってない…!
 
ぼくはぼくのまま人間のまま死にたいって言った!


 違えたのは、そっちだろうが……!


[───…理解しているくせに。
判っているくせに! 分かっているくせに!

はっ、と吐きだした息とともに
歯を食いしばって睨み付ける。

    煌々とした
い瞳が睨み付ける。]
(106) 2019/04/16(Tue) 23:23:47

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

 
人間

[
"勇者"
であったフリーレは、死んだ。

 悪魔と魂を結んだこの身は
 人間でありながら人間ではなくなった。
 

世界の理から外れてまで
     生き長らえたのに────どうして、 ]
(107) 2019/04/16(Tue) 23:23:53

  ────……………。


[怠惰で道化。
この悪魔の同情は心地良かった。

  心地良かったけれど浸かりきれもしない。]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[駆けてゆく。振り下ろした斧は宙返りで避けられれば
氷斧が分離し矢のように悪魔に襲い掛かる。]


  このペテン悪魔ッ!
  なぁにが魂はいただいた、だ!!


  いつもいつもいつも
  逃げて誤魔化して……っ!


[仮面の奥で嗤った気配に、気づいた。

ああ、腹が立つ!
身の内に燻る火種は自らの髪の先に火を灯した。

  魂の繋がった悪魔のチカラ
  フリーレの厭う、炎のチカラを抑えきる余裕もない。

ただ、一瞬にして消すだけで精一杯だ。
息を荒げる。前ならこんなすぐに消耗なんか、しなかった。

疲れやすくなっていた。

……今日は特に顕著だった。
]
(108) 2019/04/16(Tue) 23:24:04
[分かっていた。気づいていた。

世界の恩恵を、人間の身体で引き受けて
そう、

世界を慈しむなら精霊へと化すか

世界を恨むなら魔へと堕ちるか


   元よりそんな風に定められていた。
   半端な存在でいたツケ。

 高慢な大精霊がおのれを
 見逃した理由に気づいたのは、最近だ。]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ



 おまえなんか、おまえなんかなあ……


 
ひよこ豆のスープに沈んじゃえ


      
 
バーーーーカッ!!!!!


  
いいから言うこと聞けこのバカ悪魔!
  意味わからんこの魂の繋がりを解け!!!




[結局のところ吐き出してしまった。
我慢しきれなかった小さな拒絶>>1:129

  世界中のすべてに拒絶されたって
  平気だったのに

悔しいと地団駄を踏む。
  悔しい、悔しい。悔しい。]*
(109) 2019/04/16(Tue) 23:24:42

【見】 最上 雪

  ええ、実はあまり……。
  お恥ずかしい話ではありますが。


[嗚呼、照れと気恥ずかしさに満ちた私へも
悠人さんは笑いながらお話してくださいました。>>62


本当弄られてばかりでしたからね、名前。
今まで面と向かって褒めてくれたのは
友と、もう一人の友だけでした。
そして今、目の前にいる悠人さん。
貴方が3人目なのです。

私は今、優しい世界に存在しているのですね。


田嶋さんの年齢に関するお話では
悠人さんの驚いたような顔と言葉に
自身もこくこくと頷いたのでありました。
ええ本当に、全然見えませんよ。>>62]
(@10) 2019/04/16(Tue) 23:30:08

【見】 最上 雪

[そうでした、男の子と余り遊ばなければ
例外は存在いたしますね。不覚っ。>>67


大人になってみれば大したものに見えずとも、
子供の頃の自分にとっては特別だったというあの感覚は
忘れたくない、そう思う時が存在するのは私だけですかね。]


  嗚呼、いえ。
  私は師範代である父の助手として
  講師を務めているだけなのです。


  私の主担当は弓道なのですが
  それとは別に生徒さんの状況や
  道場の人手に応じて
  剣道と薙刀、合気道を担当することも
  ある程度、でしょうか。


[なお柔道と空手は兄や妹と共に
幼少期から父に無理やり手ほどきを受けたのだと
苦笑しながらお伝えして。


期間のお話では学業のことも伺ったなら
嗚呼、大体はそうですよねと
納得しながらお話に耳を傾けたのでありました。]
(@11) 2019/04/16(Tue) 23:30:30

【見】 最上 雪

[弟さんの話の話を伺うと>>68>>69
失礼ながら納得がいってしまいました。


なるほど、田嶋さんも弟さんもお母様似。
女の子に間違えられるという言葉には
自身も名前と見目のせいで揶揄われた過去もあり
内心で弟さんに同情の念を寄せながら。]




  そうでしたか……。
  弟さん、多くの方に支えられているのですね。



[誰かしらが裏で何かしてる事情も

今の私は知らないまま。
知ってたらきっと妄想が(ry
]
(@12) 2019/04/16(Tue) 23:30:49

【見】 最上 雪

[田嶋さんのお悩み相談に対し
語りかける悠人さんの言葉。>>63


『兄』としての立場のような、
実感が篭っているかのようなその言葉に
私はもう一人の友を思い出していたのでありました。]
(@13) 2019/04/16(Tue) 23:31:10

【見】 最上 雪

[結ばれた友ともう一人の友の間柄は
世間が知れば風当たりが良いとは
決して言えないのでしょう。
─────『義兄弟』という肩書きによって。


大学生時代に出会い、
共に過ごした『弟』である我が友。
その『兄』であり、
6歳年上であるもう一人の友。]
(@14) 2019/04/16(Tue) 23:31:26

【見】 最上 雪

[『兄』であるもう一人の友と嘗てお話をした際、
あの方はこう語っておりました。


『あいつももう、子供じゃないんだよなぁ。
ふとした瞬間に気付けば
「嗚呼、そうか。こいつはもう子供じゃないんだ。」

そう思い知らされる瞬間が増えたよ本当にさあ、ねえ?』



その顔が少しばかり嬉しそうな、寂しそうな……。
そんな印象で小さく笑う横顔が
─────今この刹那に過るのでした。


それはまだ、友が自分の気持ちに気付き
思いの丈を伝える前のお話です。]
(@15) 2019/04/16(Tue) 23:31:44

【見】 最上 雪

[ああああああスキンシップと称して
べったり近づくかと思えば
暑苦しいと手を払われたりして
それ素晴らしい萌えシチュじゃないですかああああああ
それでエアコンまで設置してしまうとはあああああ


ですよね一人だけ知らされないままだなんて
仲間外れ蚊帳の外何で言ってくれかったんですか!?
本当それですよずーーーるーーーい>>70
そうなりますよねそうなりま……え?
おにいさんは全部知っていた??



嗚呼そして将来の息子さん誕生
誠におめでとうございます。
未来のことではございますが
どうかご家族揃って末長くお幸せに
(弟さんそっくりの容姿、何と、何と!)


しかしこれは上記含めあくまで双方知らないお話ですので
「くっ…せめて樋口さんを追加出来れば…!
しかし現実との折り合いも大事ですから
諭吉さん林檎のカードに大・変・身・☆で

合戦という名のガチャに挑みますとも!」とすら
お返事出来ないのでありました。(ちーん)]
(@16) 2019/04/16(Tue) 23:32:02

【見】 最上 雪

  はあ〜…、なるほどなるほど。
  確かに「いかにもペア物」というのは
  恥ずかしいという方もいらっしゃいますし。


[田嶋さんの提案にひたすら感心し>>71
もうこれはお二人にお伝えするの決定ですねと
脳内会議満場一致により採用されたのでありました。


私からの田嶋さんは弟さんやその幼馴染の方、
おにいさんという方。伴侶となる方により
賑やかで楽しそうな生活だと思っておりましたのは
ここだけのお話です。]
(@17) 2019/04/16(Tue) 23:32:20

【見】 最上 雪

  ……素敵な志ですね。


[悠人さんのお話に、心から感じました。>>66
恋人に対し、もっと何かしてやりたいという思い。
その真摯さに好感を覚えるのでありました。
田嶋さんの言葉には同感だったので
こくりと一度頷きます。>>72]


  あくまで私の一意見、ですが。
  今お話したその思いを
  ──大切な方に直接お伝えしてみては
  如何でしょうか。
(@18) 2019/04/16(Tue) 23:32:36

【見】 最上 雪

  想いは、言わなければ伝わらないことも
  たくさんありますから。
  伝えてきたつもりが伝わらず、
  すれ違って後悔する前に。


  そして、大切な方の話に
  心から耳を傾けてみる。
  要するに…双方でお話してみるのは
  どうでしょう?


[自身の思いが篭ってしまったせいか、
顔と声色にシリアスがかって映ったかもしれません。]**
(@19) 2019/04/16(Tue) 23:33:02
最上 雪は、メモを貼った。
(t1) 2019/04/17(Wed) 0:09:50



        ・・
 (  だって、そこばかりは同じだろう?  )


 

【人】 Another Stigmata アレクシス



[ そりゃあ、彼女の困ったちゃんぶりといえば>>58
  たまたま出くわして、話しながら石の床を歩けば
  廊下を走るな、と眼前の砂時計の黄玉が減る……
  なんて事があったりなかったりする程だけれど。
 

  突出もまた、一つの才能だ。
  かつて問題児と目された過去のハッフルパフ生、
  かのニュート・スキャマンダー氏のように。
 
  そうした人間だって好きだからこそ、
  僕はあの蒼狼ともども、野うさぎの世話を焼く。 ]

 
(110) 2019/04/17(Wed) 0:31:35

【人】 Another Stigmata アレクシス



 (  とはいえ、だ>>59>>60

    人が真面目な話をしようって所で
   
花摘みに行く程だとは思わなかった!
  )


 
(111) 2019/04/17(Wed) 0:31:40

【人】 Another Stigmata アレクシス



[ 気分が優れないのも相まって、
  腹いせにセレスティアの羽ペンの羽へと杖を振る。
  次に手に取った時、彼女をくすぐり始めるように。

  あのウィーズリー兄弟だってグリフィンドールだ。
  僕がささやかな悪戯の一つもしないとでも?



  密かに溜飲を下げたあと、
  持ち主がどうなったかはまた別の話として。
  語るのは一見無関係な、吟遊詩人の紡いだ一編。 ]

 
(112) 2019/04/17(Wed) 0:31:52

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

[8回裏 ワンアウト満塁 カットバース 大量リード]

……いやー、ここまでやるとはな。相手チームは前年度リーグ3位、そんなに弱くないはずなのに……


[スコアボードが示す、カットバースの圧倒的な実力。それはチームとしての成長、そして選手一人一人の成長を示していた。そして……]


ワンナウト満塁、ここでラッセルか。さーて、一声かけてやるか。


[すでに試合は決まってるいるとはいえ、ラッセルにとってはアピールの大チャンス。緊張しているかもしれないので、リラックスをさせようとした]
(113) 2019/04/17(Wed) 0:33:15

【人】 Another Stigmata アレクシス




  昔々のこと、三人の兄弟が

     さびしい曲りくねった道を
     夕暮れ時に旅していました ──── 

 
 
 
[ それは『三人兄弟の物語』>>1:281
  魔法族に伝わるおとぎ話の、はじめの一節。 ]

 
(114) 2019/04/17(Wed) 0:33:24

【人】 監督兼キャプテン セス・グライシンガー

[タイムをかけ、ネクストバッターズサークルで準備をしているラッセルの後ろに近寄り、肩を叩く。そして]


大チャンスだな、ラッセル。ここで1発決めてくれれば今後のレギュラー争いを考えることになるだろうな〜?


[悪い顔をして、囁く。そして悪い顔のままベンチへと帰っていく。果たしてセスからかけられた期待と重圧に、ラッセルはどのように応えるのだろうか*]
(115) 2019/04/17(Wed) 0:33:38

【人】 Another Stigmata アレクシス



   危険な川を渡る三人兄弟のうち、
   次男には添い遂げたい女性がいた。
   けれど彼女は、遠いベールの向こう。
 
   だから彼は望み、手に入れた。
   彼女を死から呼び戻す“ 石 ”を。

 
[ 戦い好きの長男、傲慢な次男、謙虚な三男。
  『死』を出し抜いた彼らが、求めた品は三者三様。
  それぞれに物語という名の曰くはあるけれど、
  此度のスポットライトは、二番目の兄へと。 ]

 
(116) 2019/04/17(Wed) 0:33:38

【人】 Another Stigmata アレクシス



   願い通り、女性はその姿を現した。
   けれど彼女は、いつだって浮かない顔。
   理由はとてもシンプルで、
   “ この世に馴染めなかった ”から。
 
   それでも一緒になりたかった次男は
   思い悩み、自分の命を絶つ事を選ぶ。
   あの世へと二人で船を漕ぎ出して、
   彼らはようやく、一緒になれた……

 
[ 魔法族の家に生まれれば
  誰だって知っている、詩人ビードルの物語。
 
  多くの人は眉唾物の教訓話と思っているけれど、
  実のところは“ 死の秘宝 ”を最初に手に入れた
  現実世界の三人兄弟の話とも、伝わっている。 ]

 
(117) 2019/04/17(Wed) 0:33:47

【人】 Another Stigmata アレクシス



   “ 蘇りの石 ”の事だと言われる
   この不思議な石の力でさえ、
   死者を永遠に留める事は出来ない。

   おとぎ話と一蹴するのは簡単だけど、
   ───── 現実でも、同じだとしたら?
  
 
[ 彼女はかつて“ 石 ”の力を使い、
  命の灯火尽きた者たちを癒し、蘇らせた>>59
  けれどその力が、一時のものでしかないのなら。
  いずれ何が起こるかといえば ────………… ]

 
(118) 2019/04/17(Wed) 0:33:58

【人】 Another Stigmata アレクシス



    ……さっきまで見ていたのは多分、
    そんな未来を辿って、失った僕の夢。
    未来一つよりもっと大きな何かを
    守ろうとする、どこかの僕の夢。

    そう言ったら……君は眉唾と思うか?
 
 
[ 言い換えるなら『人理』と呼ぶヒトの歴史。
  けれど生憎、表す適当な言葉を知らないものだから
  浮遊呪文なみの曖昧さは大目に見て欲しいけれど。
 
  真一文字に唇結ばれた面持ちを、
  窺うように首傾げればさて、どうだったろうか? ]**

 
(119) 2019/04/17(Wed) 0:34:17



(  ─────── ………  )   

 



[ あの惨劇から数年の時が過ぎた頃。
  ついさっき“ 僕 ”の読んでいたあの新聞を
  たいそう騒がせる事件があった

  
『 魔法族の不審死多発事件 』


  まるで死の呪文でも掛けられたみたいに、
  なんの外傷もなく、なんの脈絡すらもなく、
  立て続けに魔法族たちが命を散らしてゆく。

 
    マグルのコメンテーターは連日のように
    
原因不明

    “ 心不全 ”による不審死に理由をでっちあげ、
    ノートに名を書いて人を殺したと嘯いても
    驚かない、などと笑えないジョークを零す。 ]

 



[ 日刊予言者新聞には毎日のように、
  謎の死を遂げた犠牲者の名が列をなす。
  その内訳はホグワーツの関係者が多数を占め、
  イギリス魔法界は多大な混乱に包まれた。


     …… 紙上の知った名をなぞっても
     今度ばかりは、彼らはもう還ってこない。 ]

 




 (  …… 蘇りの石は、
    永く死者を繋ぎとめられるような
    死を制する秘宝ではなかったんだな  )


 
      
覆魔法薬、盆に返らず

[ “ It's no crying over split hellbroth. ”

  マグルよりは融通が利いても、変わらない摂理。
  得心とともに、細く長く息をつく。
 
  覚悟は僕なりにしていたつもりだから、
  何が起ころうと最後まで見届ける心算だった。
  ……けれど事態は、予想をはるかに超えてゆく。 ]

 



[ 『世界』が一つきりじゃないなんて、
  こんな事になるまで、ちっとも知らなかった。
 
  ほんの少し選択肢を違えただけで
  たとえば勇敢に闇使いと戦った魔法使いが、
  逆に、闇の魔法に身を浸す事すらあるなんて。
 
 
  そうしてみるみる生い繁る枝葉のうち、
  可能性なき世界は、幹から落とされ消滅する。
  “ 剪定事象 ”と呼ばれる世界がそれであり、
  僕らの世界は、袋小路に至ってしまったのだと。 ]

 



[ 英国魔法界の礎たるホグワーツといえども
  ネットワークが著しい混乱を来してしまったら、
  闇の魔法使いの支配には、むなしくも抗えず。
 
 
 
───── 滅びが、すべてを覆い隠す。

 
  魔法界も、非魔法界も、誰も彼もことごとく。
  空はとうに、闇の印の髑髏に塗りたくられた。
 
  闇祓いといったって、予言に名を詠まれたって、
  こんな時に役に立てなきゃなんの意味もないのに。
  同志たちばかりが、儚くも命の花を散らしてゆく。 ]

 



[ 
あの惨劇と同じように、
数多の骸が山となり、
  それでもなお、立つ者すべて殺し尽くそうと。
  耳につく嗤いとともに杖腕を振る死喰い人へ、 ]



    (  Expelli ──────  )



        
 僕の十八番

[ 思いっきり『武装解除呪文』を見舞おうとして。 ]

 



[ ────── ぱきり、と。
 
  何かが割れるかのような音を聞いた。
  姿現しの時のそれにも似ているけれど、
  ずっとずっと焦燥を煽る、身を裂くような異音。 ]

 


   (  それは、世界の“ 終わり ”の音だった。  )**



 

Another Stigmata アレクシスは、メモを貼った。
(a13) 2019/04/17(Wed) 0:43:20

【人】 裁判官 リーベルト


─ 回想・影を抱きしめて ─


[様子を見に通い始めてどれくらい経っていただろう。
数ヶ月も経過したように感じていたけれど、実際はほんの数週間だったのかもしれない。

頻度としては週二、三回だったか。
扉越しとはいえ一言二言は会話していたのに、数十年間遠く離れていたかのような気がした。「久しぶり」だった。

大学卒業後も定期的に会っていた、ほぼ唯一と言っていい友人。
それが彼、ヴィクトルだった。
ギブアンドテイク止まりな友達はそれぞれの人生へと歩を進め、僕自身もわざわざ連絡を取らないから自然と疎遠になっていった。
時折一方的な近況が届き、申し訳程度に同窓会に誘われるのみ。]


  …………、


[零れ落ちた言葉>>0に返事は出来なかった。
何を言っても傷付けてしまいそうな気がした。
非情を承知で答えるならば、頑張りというものは必ずしも実らないし、報われない。
――どんなに努力したところで、僕が彼になることは出来ないのと同じだ。


それでも、
努力に友情を重ねたなら、勝利を願いたいじゃないか。]
(120) 2019/04/17(Wed) 0:50:34

【人】 裁判官 リーベルト



  ……君は君です。
  これまでも、これからも。

  ヴィクトルは、ヴィクトルです。


[「駄目なんかじゃないですよ」そう言いたかった。
けれど酷く無責任な気がして、言えなかった。

失敗への後悔も、無力さへの悲嘆も、罪悪感に苛まれる弱さも。
そういった全てを含めて、彼という男が存在するのだと思った。]
(121) 2019/04/17(Wed) 0:50:39


『 ステージと法廷……
  舞台は違いますが、共に頑張りましょう。

  無事に終わったら
  霜降り肉食いに行きましょうね!! 』


[己の昇級まで喜んで貰えたことが、嬉しかった。

――結んだ約束が彼の重荷となる日が来ることなど、想像もせずに。]

[気付くのが遅れたのは出張期間中だったせいもあった。
反応がなくとも、彼なりの妙な気遣いとばかり。

頼りがないのは元気な証拠だろう。
落ち着いた頃に、初主演の感想を尋ねよう。
そう、楽観的に捉えていた。

例の諦めの悪い女性団員から、彼まで質問攻めにあっているとは思わなかった。
個人情報を保護してくれた事を知ったなら、心底感謝した。
彼女からのメッセージ群には、法廷まで押し掛けて来かねない鬼気迫るものがあった。


舞台というものは、決して一人では作れない。
たとえ主役を張れる程の才の持ち主であったとしても、だ。


脚本家。演出家。演技指導者。振付師。
音響。照明。小道具大道具。背景美術に衣装係。
演者も、メインから端役に至るまで。

一つのカンパニーが一致団結して、劇場に観客が入って、初めて舞台は完成する。
何一つ欠けても成功はない。

彼女主演の舞台は、主演一人の舞台だった。
その他の出演者とスタッフは愚か、観客までもが置いてきぼりだった。

――今、『大勢の人に支えられて立っている』ことを身に染みて感じ、心から感謝出来る彼ならば。
きっと素晴らしい主演俳優となれるだろう。]

【人】 裁判官 リーベルト

[差し出したハンカチは土砂降りの雨に打たれたみたいに、すぐに使い物にならなくなってしまった。
抱きしめたままだったから、反応>>1があっても微かに首の動きが伝わるのみ。

無理に話をさせる気はなかった。
話したければ話してくれれば良い。
そうでなければ、聴き流してくれると良い。
必死に紡いだ言葉が君の心に届くかどうかはわからなかったけれど。


ただ、腕の中の君が、ひどく儚く思えた。



すっかり濡れてしまったワイシャツが、
胸にぴったりと張り付いた頃。

顔が上がった>>3なら、台無しのイケメン顔を改めてティッシュで拭ってやった。]


  強そうでしょう?
  実際僕らは強いですしね。


[戦女神でもなんでもないけれど、怖いものなどない気がした。

同じ過ちは二度と繰り返さない。
今度こそ観に行こう。
ひと回りもふた回りも成長した、彼の晴れ舞台を。

往生際の悪さもまた、彼の長所だ。
一つの物事を好きで居続けられることは、立派な才能だと思う。]
(122) 2019/04/17(Wed) 0:50:54

【人】 裁判官 リーベルト

[南瓜コロッケを差し出されるまま口にした彼>>4を眺めながら、小さく笑みを浮かべた。
久方ぶりに顔を合わせた彼は以前に増して痩せて見えたから、目の前で食欲が示されたことに胸を撫で下ろした。]


  美味しいですか?
  良かったです。


[他に食べたいものがあったら買ってきます。
そう言いかけたけれど、それよりも傍に着いている方が良いと思った。]


  お互い様です。
  ……僕も、随分とお世話になりましたから。



(123) 2019/04/17(Wed) 0:51:01

【人】 裁判官 リーベルト

[そうしてあれやこれやと話を聴いた。
会えなかった期間を埋めるように。

劇団のこと、舞台のこと、
今までのこと、そして、これからのこと。
取り留めもなく色々な話をした。

結局お暇したのは、日付が変わる頃だった。
帰り際、どこかすっきりした表情の彼を見て、]


  ( もう、大丈夫そうですね。 )


[そう思ったことをよく憶えている。

翌日。
無事に第二の人生の幕を開けられた一報が届いたなら、賛辞を贈るとともに飲みに誘ったのだった。]*
(124) 2019/04/17(Wed) 0:51:06

【見】 最上 雪

─回想・思いが篭ってしまった経緯─



[こうまで感情が乗ってしまったのは、
もう一人の友である『兄』の方の電話。
その内容を思い起こしてしまったのもありました。


水曜の深夜に突然掛かった電話。
そこで聞かされた、一つの告白。
義弟を、家族を、職場の方々を、私達を。
守るために練っていた計画のことを。
そして、それを達成するために必要な
材料の一つが自身の命であったということ。
その場所に、海を選んでいたことも。


─────それが、友である義弟より
思いの丈を打ち明けられ、心揺さぶられたせいで
実行が出来なくなりそうだという
消え入りそうな声で呟かれた彼からの本音でした。]
(@20) 2019/04/17(Wed) 0:59:00

【見】 最上 雪

[嗚呼。この友たちは、兄弟は。
どうしてこう次から次へと
私に絶句するようなことばかり
打ち明けてくださるのですか!



─────良かった。
貴方が海に攫われてなくて本当に良かった。
友よ、貴方の勇気は決して無駄では無かった。
もし、間に合っていなかったら…………。
気付くのが。思いを伝えるのが
間に合っていなかったら──────ッ。



何やら熱いものが込み上げて
目頭も同じように燃えるような熱さを覚えましたが
その思いと正体は自分自身が
よぉーく知っておりますとも。]
(@21) 2019/04/17(Wed) 1:00:28

【見】 最上 雪

  ……友よ、よくお聞きなさい。
  貴方より年下の身ではありますが
  私は今、この身の内に強い怒りを覚えています。
  ───── お 分 か り で す ね ?



[ヒェッとか一瞬聞こえてきたけど問答無用。
こればかりは私も言わずにいらいでか。
そしてそれはそれはもう懇々と、懇々と
親切丁寧懇切豊かに教えましたとも。


貴方の義弟である我が友は今までずっと
(無自覚に)貴方への想いを抱え続けていたことを。
貴方が褒められるたび(無自覚ですが)
嬉しそうにしていたことを。]
(@22) 2019/04/17(Wed) 1:00:46

【見】 最上 雪

  そして、彼が貴方に思いを伝えた後。
  彼は私にこう言いました。
 「あいつが、俺の側に居てくれて良かった。」

  ……そう言って、静かに泣いたんですよ。あの人が。
  私の前では滅多に泣かなかった、あの人が。


[その一言にどれだけの思いが込められたのか。
側で相談に乗り、お話を伺っていたからこそ
そこに込められた万感の重さを理解出来たばっかりに。
今の貴方へ抱く怒りはもう、ええ。
はち切れんばかりに溢れるほどでした。]
(@23) 2019/04/17(Wed) 1:01:07

【見】 最上 雪

  友よ────蘭志郎さん。
  貴方、常々私にこう仰ってましたよね?



 「────あいつに、家族を二度も失わせてたまるかよ。」

  ……どの口でそれを仰ってたんですか??



  家族を失わせたくないとのたまった貴方が
  何故勝手に一人で計画立てて
  勝手に家族や私たちの為だと言って
  勝手に一人で消えていこうとするんですかね?
  それこそ貴方の言う“家族を失う”に
  当て嵌まるんじゃございませんかね
  何さらっと友に一生物のトラウマを与えようと
  しているのですかこのお馬鹿さんが。



[嗚呼、友相手にここまで怒ったのは初めてですね。
何か絶句してるけど知りません
私は私で言わせていただきますとも
そうでなければこの怒りが可哀想です。]
(@24) 2019/04/17(Wed) 1:01:35

【見】 最上 雪

  …………友は。ある日突然。
  何もかもを奪われたのですよ。

  その苦しみを……本人の次に知るのは。
  ─────12年間側にいた、
  貴方自身ではありませんか…………っ。


[ええい涙よ、鎮まりなさい。
今はまだ、その時ではございません。
まだ、まだ伝えていない言葉が山程あります。]



  …………私、嫌ですよ。
  友が貴方の遺影を見つめる瞬間も。
  そんなことで貴方の弔辞を読むのも。
  貴方を見送る友の姿を想像することも。
  貴方と会えなくなるのだってねえ、
  全部、ぜーんぶ嫌ですよ。ねえ。
(@25) 2019/04/17(Wed) 1:01:57

【見】 最上 雪

  …………何とか、言ってくださいよっ………!


[最後は八つ当たりに近い言葉をぶつけてしまいました。
嗚呼、これは後日謝らねば。

しかし友を思って怒ったつもりが
気付けば自分のエゴで怒ってしまいましたね。
けれど、貴方を突然失う友の姿を想像すると
それこそ胸が張り裂けんばかりの思いですよ……っ。]




  生きてて……  本当…………良かった…………っ。   
(@26) 2019/04/17(Wed) 1:02:14

【見】 最上 雪

[嗚呼。深夜午前2時丑三つ時。
互いに電話越しでわんわん泣いてる男二人だなんて
馬鹿ですよ、最大級の馬鹿ですよ。
端から見ればきっとただの馬鹿ですよ。
女性陣に「男って馬鹿ね」って言われたら
否定出来ない姿ですよ、ええ。


女性陣よ。
男ってね、単純なんです。
単純だけど面倒くさくて結構遠回りして。
だからね、そういう時は
優しく指摘してあげてください。


相談したくても色んなことが邪魔して
素直に言えない生き物達ばかりですから。]
(@27) 2019/04/17(Wed) 1:02:42

【見】 最上 雪

[宇宙の大局や『人理』と呼ばれる人の歴史から見たら
きっと話にすらならない埋もれゆく事柄なんでしょう。


ですがね、私は、私は。
そうして生きてきた貴方がたのことが
心の底から好きだったんですよ!]
(@28) 2019/04/17(Wed) 1:03:36

【見】 最上 雪

  ────貴方達はね、言葉が足りません。
  もっと相手の心を知ろうとなさい。
  何のためにその舌と耳はあるんですか。


  少なくとも、対話を試みるのを諦める。
  一人で何でも解決しようだなんて
  それこそ手数も少ない愚の骨頂ですよ。
(@29) 2019/04/17(Wed) 1:03:59

【見】 最上 雪

  貴方達はね、単純なんです。
  話せば8割方が解決するような
  そんな内容ばーっかりですから。


[あ、この話は友にするべきでしたね。義弟の方の。
まあでも今はこちらの方が重要なので
これはこれで良しとしましょうか。]



  それで何ともならないならば、
  こうしてまたお話ししてくださいな。
  ────貴方がまだ、
  私を友だと思ってくださるのであれば。
(@30) 2019/04/17(Wed) 1:04:31

【見】 最上 雪

[その後、もう一人の友との約束により
この夜の出来事は友へ一切語っておりません。


これが、後僅かなところで
想う者同士が永遠の別離になりかねなかった。
そんな小噺にもならない記憶の端くれです。]**
(@31) 2019/04/17(Wed) 1:04:50

【人】 裁判官 リーベルト

─ SA到着の少し前・車内 ─


[己がお茶を吹き出してしまったのと同様、運転席の彼も驚いた様子>>24だった。
それでも車体がぶれることがなかったのは、流石元プロ運転手。]


  口の達者な聴き上手でしたからね。
  パーソナリティーの仕事はぴったりでしょう。


[どうやら司会進行役は僕らの共通の友人らしい。
明朗な声を聴いているだけで、彼の向日葵のような笑顔が目に浮かぶようだった。
対するゲストは淡々と、事務的な返答を続けていた。

ラジオを聞きながら浮かぶ表情は、弟の成長を喜ぶ兄のもの。

兄に負けず劣らずの捻くれ者で石頭だが、根は真面目な良い子。
そう、兄は思っている。

検事である弟も己同様、多忙な日々を送っている。
行動範囲が被っているから顔を合わす機会も多い。
その都度ヴィクの話をし、ヴィクとのツーショット写真を見せ、ヴィクとお揃いで購入した品々を自慢してきた。
同じ話を散々聴かされて弟がいい加減うんざりしてしまっていることに、兄は全く気付いていない。


そのうちに紹介出来る機会も来るだろう。]
(125) 2019/04/17(Wed) 5:28:29

【人】 裁判官 リーベルト

[サバクンジャー参加の依頼を彼に持ち掛けた時。
正直なところ、断られなかったのが意外だった。
数年来の友で元々の信頼関係があったとはいえ、あまりにすんなりと快諾された>>25ものだから、内心『マジで?』などと思ったのは記憶に新しい。

考えてみれば、ヒーローショーも舞台は舞台。
役者経験のある彼にとっては得意分野だったのだろう。
集まった仲間たちと共に活動を楽しむ彼を見て、誘ってみて良かったと思ったのも事実だ。

復帰の足掛かりとなったかどうかは定かではないが、
己にとって良い人生勉強となったように、
彼にとっても良い経験となっていたなら嬉しい。

まさか人望があるとまで評される程に成長出来るとは思っていなかった。
ただただ、集結してくれた仲間たちに感謝である。


彼が仲間になってくれるなら、ブルーと決めていた。
吸い込まれそうな瞳の色が第一の理由。
そしてグループの参謀、リーダーの右腕と言えば青だろうと思ったのだ。]
(126) 2019/04/17(Wed) 5:28:35

【人】 裁判官 リーベルト



  かもしれませんね。
  うん、よく眠れました。
  ……ふふっ。

  流石の素晴らしい乗り心地でした。
  長時間の運転、本当にお疲れ様です。


[サービスエリアの駐車場に着いたなら、シートベルトを外して運転席へと身を乗り出し、頭をふわりと数回撫でた。
裏方人生含め、よく頑張りましたねの気持ちを込めて。

回り道でも、一歩一歩着実に夢へと歩を進めている。
挫折さえも糧として物事をプラスに捉えられるようになった彼は、以前にも増して強く、優しく。
いっそう眩しく輝いて見えた。]
(127) 2019/04/17(Wed) 5:29:00

【人】 裁判官 リーベルト



  おや。冗談でしたか。


  ……それだけ印象深い思い出でしたし、
  思い返せばあれはあれで、愛おしい時間でした。
  許して貰えてよかったです。

  ふふ、違いないですね。


[過去の僕が今の僕を知ったなら、糸目を点にして驚くに違いない。向けられた悪戯っぽい笑み>>26に、くすりと微笑み返す。

懐かしい思い出話へと話題を移してみれば、温かい表情の横顔が見えた。

「いつまでも出逢った頃のままでいよう」などという大意の歌詞を唄うラブソングもあるけれど、僕らの場合は出逢った頃のままだったなら決して今一緒には居なかった。

数々の奇跡が重なり、反発し共鳴し、お互いに本音でぶつかり合って来たからこそ今がある。]
(128) 2019/04/17(Wed) 5:29:09
[何故だろうか。
彼のやることなすこと、全てが癪に障っていた。

どうしてこんなに心がざわつくのか。
自分でもよく分からなかった。
可能な限り関わらないようにしていたし、相手からの心象が悪いだろうことも予想がついていた。

当時の僕は、人との交流を軽んじていた。
むしろ馴れ合いを避けてきた。
そもこのカフェでバイトを始めたのは、課題の為。

僕の歪んだ性格を見抜いた教授から薦められたプログラム。
端的に言えば『性根入れ直して来いの刑』。

ところが僕には、残念なことに自分の何が悪いのかさっぱりわからなかった。
信条は「正論を正直に言って何が悪い」。
故に、仕事の能率よりも客への忖度と仲間との絆を重視するような彼の方が手厚く扱われていたことが、不愉快だった。

今思えば、単なる醜い嫉妬心。

己には持ち得なかった能力――自分ではなく誰かの為に懸命になれる力を、ヴィクはごく自然に有していた。
そんな彼に対する苛烈な羨望と、己の能力が思うように認められないことに対する葛藤、焦り、屈辱感。

一方的に目の敵にしていた相手が、わざわざマンツーマンで己を指導しようというのだ。
僕からすれば、飛んで火にいる夏の虫。
ここぞとばかりに日頃溜めていた対抗意識が爆発してしまった。

そう。当時の僕もまだ幼く、青かった。
]



  やれやれ。良く吠える犬だ……、
  おまけに癇癪持ちの乱暴者と来た。
  どうやら飼い主の躾がなってねぇようですね。

  許可を得ないと何も出来ない上、
  暴力で解決しようとする。
  これだから馬鹿は困ります。


  お生憎様。
  貴方に教わることなんて何もありません。

  僕の方がずっと優秀ですから。


[彼がダブ……
なんだって???

その名を聞いただけで胸焼けして来そうな呪文を唱えねばオーダー出来ない飲み物を愛飲している、なんてことは知らない。

もし知ったなら、あの頃の僕は
「そんなもん愛飲するから
 年がら年中貧乏なんじゃねーですか。」
そう言ってまた彼を煽ってしまっていたと思う。]

[客数が増えれば、クレームは当然増えるもの。
それだけ店の人気が上がったという事だ。
万人に受け入れられる店など殆どこの世に存在しない。

現にクレームと同じ数だけ、
店員さんがすっごくかっこよかったです♡

なんてメッセージも届いているのは見た。

理不尽なクレームは受け止める素振りで無視すれば良いだけだし、嫌がらせの無言電話には偽計業務妨害罪が適用される。
通報して罰金をふんだくってやればいい。

不要な箇所に労力を多く割きながら、肝心な箇所は手間を惜しんで何もしないというのだから、はっきり言って馬鹿だ。
間違った事は言っていない。

後輩指導も仕事のうちだろう。
つまり別に彼の仕事時間は裂かれていない。
店長に頼まれたのならば、尚更。

正社員でもない彼にしか出来ぬ仕事があるような店なら、潰れるのは時間の問題だと思った。]



  …………っ!!


[目にも止まらぬ速さで相手の腕が耳脇を抜けた。
轟音と共に、パラパラと何かの崩れる音がした。

背筋を冷たい汗が伝う。
並の人間にやられるような軟弱者ではないと自負していたけれど、壁ドンされた瞬間に吹いた頬の切れそうな旋毛風は、人の起こせるものではなかった。]


  …………器物の損壊にも
  許可は降りてるんですか?

  職場環境配慮義務違反、使用者責任違反、
  安全配慮義務違反……、
  脅迫罪も適応されますかね。


[思い浮かんだ法律を適当に並べながら、瞼を持ち上げた。
相手の方が10センチ以上も背が高かったから、どうしても見上げる形になってしまう。
奥歯を噛み締めながら、ピンクに近い赤紫の双眸で、碧の瞳を精一杯冷ややかに睨み付けた。

真正面からまともに彼の顔を見たのは、
その時が初めてだったように思う。

――成程。
役者を志しているだけあって、端正な顔立ちをしている。]



  ……問題ありません。
  最初から何も期待してませんから。


[腕からすり抜けて彼に背を向けながら、制服に落ちた塵を床に払い落とした。
そう簡単に僕を服従させられると思うな。


これが世に言う『壁ドン』か。
こんな物騒なものに心踊らせるなんて、世間の女性陣はどうかしている。
身に迫った危機感をときめきと錯覚しているだけだろう。

所謂吊り橋効果。
これは防衛本能から来た生理現象だ。

――と、
早鐘を打つ心臓を抑えつけながら僕は思っていた。


かつての僕がもし今の僕を知ったなら、
「どうかしてしまったようですね」なんて言うに違いない。

今の僕は、かつての僕にこう言いたい。
そこを代わってくれ
」と。]

【人】 裁判官 リーベルト

─ サービスエリア売店 ─


[観光ガイドにも掲載されていた、有名らしいソフトクリーム。
おいり自体は百貨店の銘菓コーナーで見たことがあったけれど、食すのは初めてだった。
何でもいい。この際あやかれる御利益には片っ端からあやかっておきたい。

年末年始は何故か周囲にウェディングドレス着用を推されまくった僕だが、嫁になるのは君の方だ。
暗にそういう意図を込めて、スプーンを突き出した。]


  実際小腹は空いていたでしょう?
  ずっと運転に集中してくれてたんですから。

  写真映えしそうな見た目ですよね。
  ……可愛いです。


[愛らしい食べ物を食わさせられている僕の嫁>>27が。
とは、黙っておいた。

正直に言うと、いつ如何なる時も飢えているイメージだ。
健やかなる時も病める時も食欲には満ちている印象だ。
……いや、病める時は流石に落ち着いているか。

常に食欲旺盛な君が飲まず食わずで数時間も集中してくれていたようなのだから、少なからず腹は減っていただろう。
口に運ばれたものを素直に食べてくれたなら、満足気に目尻を下げた。]
(129) 2019/04/17(Wed) 5:35:11

【人】 裁判官 リーベルト

[そのまま流れるように手が包み込まれてしまう。
差し出されるままに口を開いて、食を進めた。

あられというから硬いのかと思ったけれど、淡い色合い通りの軽やかさでさくさく、すっと溶けていく。
氷菓自体も丁度良い上品な甘さだった。

蜜柑ソフトも甘さと酸味が絶妙で、爽やかな風味が口の中いっぱいに広がった。
茹だるような真夏の太陽の元に相応しい味わいだった。
ただ、食後のあれ>>28は――反則だった。

絶対クリームなんか付いてなかっただろ。
鳩が豆鉄砲を食らったような顔で数秒間、固まってしまっても仕方ないと思う。]


  ……飢えてるじゃねーか。


[舐められた唇がやたら甘くて、ソフトクリームの甘さをすっかり忘れてしまった。
車内に戻る頃には汗びっしょりだった。]
(130) 2019/04/17(Wed) 5:35:17

【人】 裁判官 リーベルト



  はい!

  ここからは僕が運転します。
  お陰様ですっかり眠気は取れましたし、
  ヴィクにものんびりして欲しいですから。

  ご満足頂けるように頑張りますね。
  お任せ下さいませご主人様。


[紅茶とサンドイッチを購入してから車へと向かい、胸元に手を当てて恭しくお辞儀をした。
先刻ヴィクがそうしてくれたように助手席の扉を開いて乗車を促すと、今度は運転席側に腰を下ろす。

走り始めて数分か、数十分か。
助手席のパートナーが舟を漕ぎ出したのに気付いたなら、やはりラジオの音量を下げた。]


  君も疲れてたようですね。
  どうぞ、良い夢を。


[道なりに走り続け高速道路を降り、ナビに従って車を進める。スムーズな走行だった。
一般道に入れば、信号停止毎に寝顔の盗み見を堪能しながら。
程なくして今夜の宿泊予定地が見えてくる。

国内であることを忘れてしまうような、青と白の世界。
南欧風の純白の建物の向こう側に、どこまでも澄んだ瑠璃色の海が横たわっている。
雄大で美しい景色を観光ガイドブックで目にした時から、彼を連れてここに来てみたいと思っていた。]**
(131) 2019/04/17(Wed) 5:36:02
 
   ありがと……でも、そうじゃなくて。

   ぼくには何もないことが分かったから、
   それをぼくは理解したからもう怖がる必要がない。
 
   つまりあなたの望むことを、
   今なら何でも出来る気がするってことだよ。


[ 怪物と自認する彼が、
  人を怖がった子供に返す言葉に瞬いて、
  己の語彙のなさに眉を寄せながら言葉を落とす。

  人との繋がりなど、求めてはいなかった。

  今、目の前にいるのは夜の怪物で、
  人と変わらないと訴えはしたものの――
  その価値観を、現状、揺るがすことが出来ないならば ]
 

裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a14) 2019/04/17(Wed) 5:50:30

 
   ただ怖かっただけなんだ、
   ぼくには何もないのを認めるのを。
   貴方にも、全て知られてしまうのを。

   夢を見るのも恐る恐るだったし、
   怯えて逃げて、ただ生きただけの子供に、
   歩み寄ろうとしてくれたのは、嬉しい。

   でも、ぼくが歩み寄るべきなんだよね、


[ 見下ろす視線に応じて顎を上げながら、
  落ちて来る言葉の一つ一つをゆるりと噛み締めて。
  
  嫉妬、の言葉に瞬いて、首を傾げる ]
 

  
   何もかも、かもなだったのかな……
   大切なものを持ってる貴方を羨ましいと思う。
   
   その大切なものに繋がった根源が……
   セレスが、眠る場所へ行ってぼくが会うのは、
   貴方の大事なものを土足で踏み荒らす気がして。
   

[ 顔を上げたまま、掌を上げて眼前の胸板へと添えた。
  冷たい夜の鼓動は触れた掌に伝わらないのだろうか。
  それでも指先は心悸を促すべく、トン、と柔らかく叩き ]
 

[確かに共寝はしたい。が、今同じ布団に寝たら
朝まで寝かせないコースになっていたと思うんだ
などと、供述している。閑話休題

食欲があるのは良いことだ、と
緑茶を啜りながら、君の旺盛な様子を眺める
自分の方が先に食べ始めたのに、遅く食べ終わるのも
いつものことで、ある]


 ふむ、君の知っているまんがのもの、というと「
 ……名探偵?くらいではないだろうか。


[体は子供頭脳は大人、だったか
とはいえレイシフトした時期はその映画が封切りになった頃だ
きっと大勢の人込みとキッズたちであろう
よりかは、リバイバルのこの2本がゆっくりと
見れるのではないだろうか。身長を気にしないで
と、考える保護者の図である

いいんじゃないかな?2人楽しめれば]

 
   彼女の墓所への鍵を教えてくれたことは、
   墓荒らしへの道標だと思ったんだけどね。

   貴方が人のように生きたいと願うなら、
   その人の心が痛むようなことはしたくなかった。

   それに、ほんの少しだけ。

   日誌の彼女を読む限り、
   会えばあなたを殺せる勇気が挫けそうかなって。
 
 

 あい、わかった。ではこの電気鼠のものを
 見ようか、クガネ。

 ……着替えは1人でできるか?

[腰は大丈夫かな、と
ご飯を丁度食べ終えた、椅子に座る君の背を
一度すっと撫でる
椅子までは歩けていたが、やはりどこか
ぎこちない気がしたものだから

さて、電気鼠がげぇむの世界の出自と知って
げぇむに手を出す様子が、後のカルデアでみられたなら
さぶかるちゃぁとはすごいのだな、と感心しながら、
小説で付き合うのいろはをお勉強する
私がいることでしょう

さて、午前はゆっくりベッドの上
ならばとふわふわの雰囲気な巨人さんのお誘いに
たまには朝寝も良いものだ、と
ころんと隣に寝転がる

眠気はこないものの、こうしてともにいられる幸せは
何にも代えがたい、ものだ]

【見】 AI  

  
  
[ スリープモード、解除。
  システムの再起動を開始。
  
文面の
表示方法を微調整。

  映像の続きを再生します。 ]
  
  
(@32) 2019/04/17(Wed) 6:28:48
[指が君の前髪を撫でれば、
茜色がゆるく巻きつき、離れて

そのことに小さく目を、細めた**]

【人】   ショウ

  ー リコリス店内 ー

[ 現在、彼の姿は店内のテーブル席にあった。
  頭や肩に付いていたゴミはもうありません。
  おしぼり、とよばれていた物を彼が受け取り
  それでぱっぱと払ったから。

  それにしても、データと照らし合わせるに
  やはりこの場所は喫茶店やカフェと思われる。
  ゴミ箱から顔を出しても平然と対応する
  店員なる人物達には少々驚きましたが>>0:766>>0:780
  今の世界にも生気ある場所が存在していた
  その事実に、私は素直に喜ぶ事が出来なかった。

  長い間、思念体と動物の反応ばかり感知して
  彼と出会ってからも、それは変わらず
  生気ある人物と出会う事はなかったのです。
  そんな存在を突然、こんなにあっさりと
  機能している店舗と共に発見した。
  ……AIである私にはあり得ない事ですが
  夢を見ているのでは、そう考えてしまいます。 ]
  
(132) 2019/04/17(Wed) 6:29:55

【人】   ショウ


[ しかし、あれこれ考えているのは私だけ。
  彼は店内を見渡し、物やそこにいる人を見ている。
  これは初めて訪れた場所で彼がする行動。
  つまり、普段と変わらない様子なのです。
  なんというか、凄いですよね。 ]

 なぁ、ここって光り物ないのかな

 [この場所のデータは存在しません。
  なので不明です、すみません。]

 そうかぁ……じゃあこの中探してみるとか?

 [ダメです、叱られてしまいますよ。]

[ カンカン、薬缶の蓋を叩いて彼は考え込む。
  光り物を探すのも、いつも通りでした。
  視線は手渡されたメニューに向いていますが>>0:780
  店員の方には申し訳ないことに
  彼が料理を注文する事はないでしょう。
  状況が理解出来ないままに入店したとはいえ
  飲食店でしていい振る舞いではないでしょうね。
  けれど、私は何も言いませんでした。
  注文しない訳を、私は知っているので。** ]
  
(133) 2019/04/17(Wed) 6:30:42
  ショウは、メモを貼った。
(a15) 2019/04/17(Wed) 6:34:17

 
[ 眇める眸に笑ってみせるもぎこちなく、
  笑顔ってこんなに難しいのかと自覚ののちに。

  暫し思案の間を置いて、視線を泳がせ窓へ向く。
  陽が落ち夜の帳に包まれた闇を見通すことは出来ずとも、
  けれど方向は、子供を切り売りする村の方角だった。

  彼の古城に贈られた子供たちがひと時の故郷とする、
  闇深い――村の名は興味がなかったせいで憶えてないが ]
 


   ニクスさまはセレスやぼくたちの村を……、
   住んでた場所のこと、あまり知らなかったんだよね。

   なら、ぼくらの住んでた村を、
   夜の間にこっそりと見に行くのはどう………?

   案内はできるよ、貴方が興味があるなら。

   ここに来ることが決まった子供のお墓があるし、
   どういった場所で育ったかもぼくの言葉より伝わりそう。
   順番がくるとお墓がつくられるとか、
   どういう場所だったかなんとなく分かるかもだけど。
 

[ 彼が移動する手段を持つか否かで、
  散策に出るにしても今すぐか明日か未来か。
  その選択の権限は己にではなく、彼にあるのだろうけれど]
 
  


   それとも、日々を変わりなく、
   陽と夜を越えて恙なく過ごす方が互いを知れる?

   でもそれだと結局、
   他の子供たちと変わらない気がするから。

    
[ 結局の所、伝えたいのはひとつだけ。
  綴る言葉の逡巡を夜に融かして躊躇いを脱ぎ捨てて ]
   


  ――ひと月。

  区切らないと貴方もきっと苦しいだろうから、
  知る為に過ごすひと月後にもう一度だけ聞かせて。

  それでも、ぼくに、殺してほしいのか。 **

 

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─人よりも機会が喋ってル(?)お客様>>132>>133



[テーブル席のお客様は
何やら光り物とやらをお探しのご様子。>>133
何でショウ?光り物と呼ばれるメニュー、
ありましたっケ?


アー、大学時代に日本の留学生が言ってた
イワシとかアジとかコハダのことですかネ?
でもここお寿司屋さんじゃありませんシ……。



何やら薬缶の蓋を叩き出し始めましたネ。
この時はお客様が
料理のご注文をすることがないとは知らず>>133
「お決まりの際はお声掛けくだサイ」と一礼し
向かうはバックヤード。]
(134) 2019/04/17(Wed) 7:09:14

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  リウビアさん。
  光り物って言われたら
  何が思い浮かびますカ?


[どういうことかと聞かれたら
テーブル席のお客様が光り物ないのかと呟かれていて
メニューの別名か何かかと思ったんデス、と>>133
馬鹿正直に伝えたのでありましタ。]**
(135) 2019/04/17(Wed) 7:09:42
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a16) 2019/04/17(Wed) 7:26:23

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─開店時間外での幕間─



[ワクワク顔で話をねだる僕に>>1:228
大した話では無いと告げるリウビアさん。>>36
やがてリウビアさんは昔話を語り始めましタ。>>37


雨の雰囲気を吹き飛ばすようなお店の様子。
とてもお人柄や人脈の良さそうな店主のお話。
それらを伺っているだけで
お店の雰囲気が伝わってきマス。>>37


お話の中にある誤魔化しには気付かぬまま

ふむふむと興味深く耳を傾けていたのでしタ。]
(136) 2019/04/17(Wed) 7:29:38

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[けれど、思わぬ展開に言葉を失ってしまいマス。
豆を仕入れる先で、店主が亡くなったト。]


  エ………。


[そして、リウビアさんも自分と同じ
拾われた身だったと僕は初めて知ったのでしタ。>>38]


  そうだったんですネ……。


[リウビアさんのカフェに対するこだわりや
コーヒーに関する事柄も、料理のことも
その店主の方の影響だったのでしょうカ?
するとリウビアさんがまた言葉を続けテ。>>39]
(137) 2019/04/17(Wed) 7:29:59

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ……なるほド。
  コーヒーやお店の味とか、
  経営に関することとか
  きっとそうだと思いますヨ。
  あくまで僕の意見ですガ。


  きっと店主の方、
  喜んでるんじゃないでしょうカ。
  自分がいなくなった後も
  自分のやり方を引き継いでくれた
  店員さんがいるんですカラ。
  
  
[あくまで、そうであればの願望ですガ。>>39
なお今のマスターを尊敬していなさそうな点は
薄々勘付き始めている僕なのでありましタ。
主に態度とか、態度とカ。>>39>>40]
(138) 2019/04/17(Wed) 7:30:30

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[辞めなかった理由が拾って貰った恩であれば
自身がそうだったので
ある程度納得は出来ましタ。>>40
(只、もっと良いとこ勤められたんジャ?
 とは言うか迷って口にしなかったチキンでス。)]


  アア、それは問題ですネ……。
  間違えてほうじ茶を出しタって、
  最早別物じゃないですカ……。


[ティーパック自体はイタリアの場合当たり前なので
さほど気にはしませんが、
さすがに違うモノを提供するのは問題ですネ……。
紅茶が全面的に禁止となった背景に納得しつつ
リウビアさんが珍しく顔を僅か顰めた光景に
苦笑しながら呟いたのでありましタ……。]


  確かに、休憩所なら、まア……?


[カフェであれば難しそうデスネ。]*
(139) 2019/04/17(Wed) 7:31:00

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─閑話休題・リコリス 休憩室の余談─



[もし娘さんを連れていらしてくださるなら、
僕は腕によりをかけますネと笑って語ったでショウ。
その気持ちを知ることがあれバ。>>45


後、今回作ったクロスタータはそんな感じですネ。
ベリージャムのパイ、でしょうカ。
お気に召していただけたようで何よりデス。
残念ながら僕はその場にいなかったので
知ることが出来ませんでしたガ。>>@8


纏めてお持ち帰りは
リウビアさんに交渉すればワンチャン?と
もし当時その場にいて思いを聞いていれば
提言していたかもしれまセン。


閑話休題、これでお終イ。]*
(140) 2019/04/17(Wed) 7:31:22

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  そうですよネ。
  その失敗から学んだと思えば
  少しはポジティブに考えられるんでしょうカ。


[なおお店が氷漬け事件は知らないので>>75
次が無いことを切に願いマス。
あったら僕が生きてる自信無いですネ……。


コーディアルの自室管理案は
それでも眠れるなら、とのことでしタ。
大丈夫デス。
大学時代に通った下宿先の寮で
薬酒やサンプルが所狭しと並んだ部屋に
寝泊まりしていた実績がありますカラ。

それでも念のためまずは瓶2本から始めまショウ。]**
(141) 2019/04/17(Wed) 7:31:43

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─主戦力ハーブティー担当(?)─



[
マスター(概念)>>75>>76

もはやそれはマスターと呼んでいいんですカ!?



昼から突然閉店の看板出動は
僕も避けたい事柄ですネー……。>>76
その折でした、ヴェーチェルさんがやってきたのハ。>>187]


  かしこまりましタ。
  それじゃあ作ってきますネ。


[ヴェーチェルさんが
それまで臥せ(フセ)っていたのもあり
胃に優しいものという配慮にさすがと思いながら
準備をするのでありましタ。>>76]
(142) 2019/04/17(Wed) 8:22:30

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[栄養のことや営業のことを考えれば
スープの方が良いでしょうカ?
そう思って用意したのは4号のコーンクリーム缶、
バターとミルク。


鍋にバターを入れて熱したら
コーンクリームを入れて混ぜるように軽く弱火で炒めマス。
その後コーンクリームと同量のミルクを加え
中火で温め、焦げ付かないよう木ベラで混ぜて
沸騰直前に火を止めたラ。
ハンドブレンダーを鍋に入れて攪拌し
滑らかな口当たりニ。


コーンの甘い匂いをキッチンへ漂わせ
カップに3等分して注いだら
仕上げに乾燥パセリを散らして完成デス。]
(143) 2019/04/17(Wed) 8:22:49

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  ハイ、お待たせいたしましタ。
  コーンクリームスープでス。


[スープのカップをリウビアさんとヴェーチェルさんに渡し
ビスケットもどうゾと勧めるのでありましタ。
>>1:237>>77>>1:187
従業員用のおやつや賄いなど、食事に関しては
勿論経営難になることがないよう
コストの面も考慮済みデス。
ちなみにイタリアでは大体朝は飲み物と
甘いものを軽く食べる程度が殆どですネ。



スープはコーンの甘みとミルクのまろやかさ。
バターのコクと塩分で味も整っていますネ。
上手く作れて良かっタ。
簡単で美味しく、すぐ出来てミルクも節約出来るレシピでス。]
(144) 2019/04/17(Wed) 8:23:10

【人】 リコリス臨時店員 Dante

  本当ですカ?
  良かっタ、ありがとうございマス。


[初めてに見えないというヴェーチェルさんの言葉に
思わず笑顔になるのでありましタ。>>83


そういえばリウビアさんも内容は違えど
色々と褒めていただいたのを思い出し、
優しい職場だなア、と改めて実感したのでありましタ。
なおリウビアさんも感じていたご様子だったとハ。>>77


話はマスターがカフェを建てた経緯。>>77
探し人が尋ねてくるのを期待?]
(145) 2019/04/17(Wed) 8:23:33

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[お店が酷い有様だったというのは
紅茶ほうじ茶事件の件といい
コーヒーの件といい想像に難くありませんでしタ。
(リウビアさんの遠い目に、
 実感が篭ってる気がしまス……。>>78


その話に相槌を打ちながら耳を傾けて、
スープを一口飲みながラ。
……ピキッ…と響く窓の音に驚いて
思わず一瞬、バッと振り返ったのでありましタ。>>79]
(146) 2019/04/17(Wed) 8:23:55

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─フセさん(ヴェーチェル)さんのコト>>83



[ヴェーチェルさんは僕の反応に驚いたようでしたが、
その後少し照れ臭そうな反応を示しましタ。>>83
提案の件に関して僕はイエいえ、と笑って。


海産物の件については構造も知ってるという
頼もしいお言葉!>>84
なおその愉快な(?)経緯を今は知りまセン。
「ぜひ食べて欲しいと願われタ?」
の他
様々な疑問点について聞き出しまくる機会は訪れるのやら()



リウビアさんがコーヒーと料理、デザート類
僕が紅茶とハーブティー、ドルチェ(お菓子)
ヴェーチェルさんが紅茶と料理(海産物得意)
結構バランスが取れているのでハ?
という嬉しい可能性にも気付いたのでありましタ。]
(147) 2019/04/17(Wed) 8:24:29

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[魔術と科学の併合した世界。
僕とは違う世界の住人なのだと
今は知らないのですガ────。


ヴェーチェルさんはとても熱心な方のようで
ハーブティーや製菓に対するレシピを
尋ねられましタ。勿論喜んでお伝えしましタ。
ご本人や娘さんの好みがあれば、それも尋ね
それに見合ったレシピなどもお伝えいたしましタ。


アレルギーに関しても命に関わることなので
都度分からない部分に対し、
丁寧にお伝えいたしましタ。>>85


そして紅茶やハーブティー、料理に関する
知識を書き込んでいるノートの存在を伝え>>0:241>>41
好きに閲覧して良い旨も伝えたのでありましタ。]**
(148) 2019/04/17(Wed) 8:25:13
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a17) 2019/04/17(Wed) 8:31:28

Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a18) 2019/04/17(Wed) 9:18:38

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─リコリス 休憩室─

 ……健康管理をする機械を作ったらどうでしょうか?


[困ってない口振りに>>@6
本当に簡単に倒れるのでは、と杞憂が走る。

男の性質上、どうにも見逃せなかった。
ただ、”人間相手”だと苦言を呈するに留まってしまうが。]


 ……ああ、いえ、……はい。
 寝ることも食べることも忘れていただけですので。

 ……気をつけます。

[確かに今、健康管理を説教出来る立場ではないが。
手の届かない棚の上に置かれて複雑な心境に陥った。

男には兄弟はいないが。
兄弟というものに対して憧れはあった。]
(149) 2019/04/17(Wed) 9:18:42

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[今にも立ち上がって飛びだそうかと思いきや
人手は多いに越したことはないという話に得心する。>>@7

良く知っているが、宛ては全て当たった。
妻の時に見つけられなかった。
その過去の現実が男の焦躁を駆り立てた。


さりげに勧めた
クロスタータは見た目はアップルパイに似ていたか。

中はジャムが入っており、優しい甘味が口いっぱいに広がった。
美味しそうに頬張る姿に>>@8笑みを深める。

栄養不足とは知らないが。
同僚のお菓子は非常に美味しいのだった。

なおGPSで追っている側である。]
(150) 2019/04/17(Wed) 9:18:45

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[普通に聞き流すか、受け入れた。
冷や汗を浮かべるような失態に一息つく。
魔法分野が未熟だとは知らずに。

 何故なら雪国モードや北極モードの作り主だろうことは
 もう明々白々だったからだ。

小さく笑って意図に僅かに勘付き
咳払いをして表情を取り繕う。]


 ええ、是非…お願いします!

 あ、もし……作るので入り用のものがあれば
 私が全額負担しますので。


[毒蝎の王は、強いので護衛に向いているからだ。

見た目の愛らしさより、効率重視である。
なおその毒蝎の王は、30メートルは悠に超えるので
初めて召喚した時に娘にドン引きされたが。
長年一緒にいるせいか、慣れたようだった。

新たな試みであるとは知らずに
残りのシチューとクロスタータを平らげた。]
(151) 2019/04/17(Wed) 9:18:49

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[普通に聞き流すか、受け入れた。
冷や汗を浮かべるような失態に一息つく。
魔法分野が未熟だとは知らずに。

 何故なら雪国モードや北極モードの作り主だろうことは
 もう明々白々だったからだ。

小さく笑って意図に僅かに勘付き
咳払いをして表情を取り繕う。]


 ええ、是非…お願いします!

 あ、もし……作るので入り用のものがあれば
 私が全額負担しますので。


[毒蝎の王は、強いので護衛に向いているからだ。

見た目の愛らしさより、効率重視である。
  
なおその毒蝎の王は、30メートルは悠に超えるので
  初めて召喚した時に娘にドン引きされたが。

長年一緒にいるせいか、慣れたようだった。

魔法を効率エネルギーとしてしか捉えていなかった。

新たな試みであるとは知らずに
残りのシチューとクロスタータを平らげた。]
(152) 2019/04/17(Wed) 9:18:55

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  あ、……あと、もうひとつ
  思い出せないことを思い出せるような機械とか
  
  ありますか?


[どうしてそんなものが入り用か。
マスターに
攫われ
拾われた時に何かを約束した覚えがあった。

だが意識を失う寸前の出来事で今一つ思い出せない。
約束を果たさないからマスターに会えないのではないか。

────男は真剣に、セドラに打ち明けた。]*
(153) 2019/04/17(Wed) 9:19:52

【人】 不器用 ラッセル


[スコアボードに並ぶ数字>>113
誰もがカットバースの勝ちを確信するような点差

…だけど世の中何が起こるかわからないのが試合模様というもので
10点差だって覆されることもある

リーグ戦初めてのスタメン
練習試合や紅白試合などとは比にならない緊張感
満塁ということで、敵も味方も騒ついている中で
回ってくる打順。二塁ベースに居る仲間からありもしない視線を感じた気がした

絶対に帰してくれ。と


だが
勝っているから負けているから
チャンスだから塁に誰もいないから
それでスタイルを変えられるほど、ラッセルは器用な選手ではなかった

ネクストで振るバットは
今日も当たるか不安になる程のフルスイングで回っていた]
 
(154) 2019/04/17(Wed) 9:36:29

【人】 不器用 ラッセル


[とん。>>115
肩を叩く感触がする
悪い顔をする、キャプテンの姿

最近よくこの顔を見る気がする]


 …楽しそうですね。キャプテン


[かけられた言葉には
ロクに返事もせずに、プイッとそっぽ向いて
そのまま左打席に向かって歩いていった

まともな返事をしている余裕もない程緊張している風に映るか
それとも、軽口を返せる余裕と信用の証か
……キャプテンはどうそれを受け取っただろう?]
 
(155) 2019/04/17(Wed) 9:37:06



[昔は勉強が楽しかった
知っていることが増えて、出来ることが増えて、友達や親に自慢したりもした

けど楽しくなくなったのは
それが競争に置かれてからだ
親の意向で放り込まれた戦いの世界
どれだけもがいても、上がいる

順位や偏差値が上がろうと
「もっと出来る。今度は1位を目指せ」
なんのために勉強しているんだっけ
テストで1位を取る為なんかじゃないよね?
そう自問自答した事は、数えきれぬほど


“争い”
……彼女にこの言葉は向いていない]


 


[レギュラー争いなんてどうだっていい
彼女は普段からよくそんなことを話していた

限られた練習時間で周りを見ることはできなくて
戦えるのは常に過去の自分だけで
今日はスタメンで使ってくれた
次の日はすごい投手からヒットを打てた
その達成感が1番の楽しみだった



そんなのはホントは言い訳で
競争社会に疲れてしまって逃げているだけで

周りを全く見なければ、何処かで躓く
…ぶつかった壁を越えられない日が来る


理解はしているから
  いつか立ち向かわなければならない

            それは今、なのだろうか?
]
 

【人】 不器用 ラッセル


[タイムが解除されてバッターボックスの中へ

投手もここは打たれるわけにいかないと
全力で放って来るボールは闘志が相手の籠っている
簡単に打たせてはくれなさそうだ
ビュン。と振ったバットが空を思いっきり切った

2ストライク1ボール
いつも通りの積極的に振っていくスタイルでのカウント

相手はそろそろ1番自信のあるボールを投げて来るだろうか
意識を先程以上まで集中させて前を見つめる]
 
(156) 2019/04/17(Wed) 9:39:32

【人】 不器用 ラッセル


[やはり相手は決め球で来たらしい
少しぐらいゾーンを外れていようと振って来るタイプと知っていても
全力で打ち取りにきたようだ

来たボールに身体が反応した。と言って良いだろうか
素直に、まっすぐ、そのままにバットを振る

そして
相手外野手の頭を越えてツーベースヒットになった]*
 
(157) 2019/04/17(Wed) 9:42:19

【人】 マスター代理 リウビア

─臨時店員と>>135

 金目のものかしらね?

[付喪神ゆえのシビアさを発揮した。
どうしたの?と尋ねればテーブル席の客>>133
が呟いていたとのことだ。

案内するまでに見たが、ベルトに缶バッジなどを吊り下げていたのを見ている。

僅かに首を傾げて、思案する。]


  そのまま、光る物じゃないかしらね。


[うちは寿司屋ではないので光り物を食べには訪れないだろう。……たぶん。]*
(158) 2019/04/17(Wed) 10:02:40
マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a19) 2019/04/17(Wed) 10:04:37

【見】 魔法工学技師 セドラ



 健康を管理する機械…?

 それはたしかに盲点でしたね


[だが、健康とは一体何をもって健康と定義するのか
研究者体質が邪魔をする

血圧とか体温とか睡眠時間だとか
そういうものを継続的に記録する装置は
セドラの世界には既にあったが
オールグリーンだから健康…とも言い切れない

指定の時間になると絶対に寝かせて来る
おやすみマシーンぐらいしか思いつかない程に
医学知識には乏しいので
残念ながらそんな機械>>149が生まれることは
かなり先になりそうである]
 
(@33) 2019/04/17(Wed) 12:16:36

【見】 魔法工学技師 セドラ


[私は行方不明になった兄を探してはないが
マスター含め周りに人探しをする人は多い

落し物なんかは
思い当たるところ全て探したが見つからず
後からひょっこりと
変わったところから見つかることが多い

宛てになるところ全て探して見つかる程度では
きっと”探し人”にはならないのだ

うっかり見落としてしまうような場所か
それとも、手の届かない場所か
…だいたいどっちかに決まっている
私の兄は…後者だ


人探しには
根気よく探すか、帰りを待つか
どちらかしかない
その為には倒れては駄目だと
念を押すように提言はしておこう>>150

ちなみに
追う側と知ったらやっぱり溺愛ぶりに
真顔になること間違いなし]
 
(@34) 2019/04/17(Wed) 12:16:57

【見】 魔法工学技師 セドラ

[クロスタータについては
余ったら分けて欲しいと
後程リウビアさんに頼んでみることにした>>140

飴やクッキー、チョコレートならともかく
ケーキ類は、長期保存しておくことはできないはずだ
譲って貰えるなら、我が家の食卓も潤う
なお付け合わせが何かは、察して欲しい]


 召喚術師さん…なら
 何か手伝ってもらうこともあるかもしれません
 全額負担…ありがとうございます
 頑張って完成を目指しますね


[自分より彼の方が絶対に魔法系統には詳しい
新たな試みへの道に1人で乗り込むよりは
相談できそうな相手がいる方が心強い

食費についてもサポートしてください!
…と言いかけたが、流石に図太過ぎるので
クロスタータと共に言葉を飲み込んだ

そして話を聞いていたら
毒蝎の王というからには装甲も硬そうだし鋭い尻尾での攻撃力と
毒で与えるダメージも強そうだ
…納得しかけたが30メートルもあると大き過ぎる
やっぱり彼の考えていることは多少ズレている気がしただろう
売れない機械を量産するセドラは人のことを言えない。とは気付かずに
]
(@35) 2019/04/17(Wed) 12:18:29

【見】 魔法工学技師 セドラ



 思い出せないことを思い出す機械は
 すみません。今はないですね


[作ろうと思えば作れるかもしれないが
作ってないので家に戻っても置いていない

ゆっくりでも良いなら考えるが
既に水の硬度を変える機械と
人を探す機械の2つの先客がある
思い出す機械はだいぶ先になってしまいそうだ]


 でも、マスターさんが頼みそうなことですよね
 そこから考えてみたらなにかヒントになるのでは


[マスターの頼み事といえば…
ちょっと愚痴っぽく話し始めたのは
彼も疑問に思っているだろう
電化製品達の謎のモードについて

今倒れている子が、
冷えが足りない
からって
あの機械を僕に作らせたんですよ…と軽く零した]*
 
(@36) 2019/04/17(Wed) 12:19:10

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─リコリス 休憩室─


[盲点だ、と告げる彼の声に頷く。>>@33

ひとりで考えはじめたのか。
部屋が打って変わって静かになる。
細かなことは省いて三食と睡眠で良いのでは?

研究者気質の彼が考えていることな知らずに黙した。

行方不明になった兄のことは知らない。
ただマスターが人探しの件は
リウビアから聞かされていたが。


  後からひょっこりと現れるなら
  妻だって今頃現れるはずだ…。

だが人探しには根気が必要と聞けば
おとなしく頷いた。>>@34]
(159) 2019/04/17(Wed) 16:18:40

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[パイ生地とジャムのお菓子だが
恐らく同僚の彼のこと。

素材から拘っているなら
長期保存は確かに不可能かも知れない。

付け合わせはもやし…]


 私に出来ることなら仰ってください。


[魔法系統に詳しく無いと聞く機会があれば目を丸くする。

あの冷蔵庫とかは普通に魔術回路が組み込まれているような?
なおパトロンになるつもりも予定もありません。


娘にはパパの常識ってどうなってるの?
>>@35
って言われることがよくあったものだった。

パパの常識の根っこは幻獣界で出来ている。]
(160) 2019/04/17(Wed) 16:18:44

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  ……まあ、そんな都合の良い機械ありませんよね。


[約束の二つ目は何だっただろうか?
食べ終えて思案するように腕を組んだ。]


 マスターさんが頼みそうなこと……?


[そうなるとリウビア辺りに聞くのが妥当だろうか?

だがセドラもリコリスの機械類を
請け負っているだけあって多少の皮肉と愚痴まじりに
冷蔵庫の真相を告げた。]


 ………では、風調の北極と
 電子レンジの極冷も……?

[同系統なので念の為に尋ねて見た。
ヴェーチェルは、リウビアが語るマスターしか知らない。]
(161) 2019/04/17(Wed) 16:18:47

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

 
……今倒れてる子への誕生日プレゼントとかではなく?


[発想がたまに斜め下であった。]*
(162) 2019/04/17(Wed) 16:18:49
[どうやら男の杞憂であったらしい
 しかし何もないことが怖がる必要がないのは
 一体どういうことなのだろうか]

  失うものがないから何でも出来る――そういうことかな。

[それならばこの男こそ当てはまるような気がしたが
 確認の為の問いかけ一つを投げるだけに留めた]

  どうして知られることが恐ろしいと思う?
  失望されるかどうか、期待を裏切るかどうか。
  人ならばそんなことを思うんだろうか。

[少なくとも男にとって知られることはそういったものではない。
 人に憧憬を抱くだけの男は
 人との違いを感じることを嫌悪したに過ぎなかった]

[男は一度も彼女があの部屋にいると正確に語ってはいない。
 日記や男の言葉から弾き出した可能性ならば大したものだと思う

  俺からの言葉も何もないまま、客観的な視点で見て欲しかっただけだ。
  ここまで語っては今更だけれどね。


  それに、狂気に囚われた化物だと思われた方が都合がよかったんだ。

[あっさりと手の内を明かせば言葉で笑んでみせ]

  君は思った以上に詩人のような人だったから
  まあ、失敗してしまったな。

  死んだ少女を着飾って傍らに飾る男なんて
  人の命を愚弄していると裁いてもらう為の手筈だったんだけどね。

[カードの裏表を明かせば
 意味のないことだったと手を組んだ]

[彼の視線の先を辿る
 子供を贄に捧げる村のある方角に目を細めた]

古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a20) 2019/04/17(Wed) 17:22:07

【見】 魔法工学技師 セドラ


[どうせ三食したってもやしもやしもやしである>>150
醤油がかかるか、ふりかけをかけてナムルか
それとも炒めもやしになるかぐらいの差しかない

栄養価を計算して警告してくれる
ソフトウェアでも開発した方がまだマシだ

手作り菓子なのだから
保存は効かないであろうがそれでいいのだ。
お客様には出来立てを提供した方がいい>>160
ケーキを足したところで
タンパク質が全く足りていないのは
誰も気付いちゃいけないポイントである]
 
(@37) 2019/04/17(Wed) 17:38:33

【見】 魔法工学技師 セドラ



 マスターにはできないか、やりたくない事で
 ヴェーチェルさんにできそうな事を
 頼んだんだと思うのですが…どうでしょう?


[セドラの頭にはなにも思いつかない
こういうことは最近の事までしっかり把握している
別の人に聞いた方が良さそうだ]


 ……そうですけど。


[>>160魔法回路が組み込まれた特殊な家電
空調の北極は分からなくもないが
電子レンジの極冷モードは本当に
何のための存在なのだろうか。疑わしい

ちなみに理論を知っているだけだ
研究にほぼ使ってこなかった召喚術なんて
未知の分野である
つまり、知識が一部の分野に偏っているのだ
]
 
(@38) 2019/04/17(Wed) 17:39:03

【見】 魔法工学技師 セドラ



 
いやそれはないと思います


 というか誕生日って聞いた事無いですね…
 あるのかな……


[お子様みたいな感性の倒れている店員が
もしも誕生日の概念を知っていたら
多分、ひと月前ぐらいからニコニコして
欲しいものをねだったりするんじゃないか…予想だが

それがないというのは
誕生日を知らない、もしくはないという予想であった
というか誕生日の概念がある店員は何人居るんだろう…?
]*
 
(@39) 2019/04/17(Wed) 17:41:09
[ なんと!シロさんったら大胆!

 ある意味憧れなシチュエーションではあるが、
 それはまたの機会が良いだろう。
 朝まで寝かせてくれないなら、日中ごろりとするのも
 また良き哉 ]


  あァ、あの名探偵か!
  確か"死神"の異名を持つ……


[ その"まんが"もまた、非常に国民的であるが
 妙に失礼な知識に寄りがちな巨人さんである。

 それに、公開したばかりで賑やかな劇場よりは
 ゆとりある映画の方が落ち着くというものだ ]



  ……なんでだ?
  オレ一人でもできるぞ


[ どうしてそう問われたか
わからなそうに首傾げる。

 ――実際、彼がかなり紳士的だったお陰で
 腰と尻の違和感はそう痛いものでもない。
 ただ、"違和感"自体はあるので、歩行や座る時に
 ちょっと覚束なくなってしまうだけだ。

 シロさんってげぇむできるのかな
 "機械音痴"なるものじゃなければ、共にやってみたいものだ]



  へへ、シロさん!


[ 昨夜できなかった共寝を、真っ白なシーツで

 貴方が転がってくれるなら、己より小柄な身体を
 がばっと抱きしめにかかるだろう


 前髪を指で遊ばれれば
 満更でもなさそうな笑みで、うつらうつら ]


[ そうして、幸せな二度寝を


 ――目が覚めれば、漸くふわふわモードが解けて
 腰の痛みを真面に自覚したことで
 ちょっとあわあわする巨人さんがいたとかいないとか?
*]

巨人のアヴェンジャー クガネは、メモを貼った。
(a21) 2019/04/17(Wed) 19:48:34

[少しぐらいは、愛しい君に大胆でもよかろう?

流石に初夜の明くる朝まで寝かせぬ状態にするなどは
どんな鬼畜生だと何処かから突っ込みがきそうなので
今日のところは、午前中に君と白の海に包まれ、休もうか]


 そう、確かそんな感じの。
 高校生の探偵もいるらしいが、
 生憎私は見たことが、なくてな


[尚、その高校生探偵は青年?になった新しりぃずが
連載されたこともあるんだとか

大丈夫だ、問題ない
そもそも知識が乏しい私もいるのだしな!

ゆっくりとした空間で、の方が
君とのんびりできるだろうし
映画というのは、恋人同士でみる定番だと
アンネに借りた小説のはるひちゃん(♀)も言っていたし

そんな午後も楽しみだとばかりに]

 ……いや、君が不便でないならば良いのだ。


[無用の心配だった、のだろうか
それともクガネの回復力がすごいのか、と
私は少しばかり考えつつ、首傾げる君の可愛さに
思わず頭をなでなでするのであった

とはいえ、歩行や座位時に
少しばかりふらつくようであるなら
そっと支える様にするだろうけれど

げぇむは、どうだろう機械?なにそれおいしいの(ぼかーん)]

[私に携帯げぇむをさせてはいけない、絶対にだ]

[真っ白なシーツの海に君と、私
包み込まれるのは君の腕の中で

少しばかり驚いた、顔だ

 うつらうつら、する君に油断したのだろう
 私も温かな君に包まれて、夢の中
 幸せな二度寝だ。


     もしかしたら、君が運が良ければ
     私が眠りに落ちそうになる姿をみたやもしれぬが

     起きるのはきっと私が早い、はず。多分



さて、目が覚めた君が少しばかり慌てるならば
私は手を伸ばして。今度は抱きしめ返してしまおうか

君より早く起きているとはいっても、
此方も少しばかり、寝ぼけているわけで

ぎゅうっと抱きしめ]

[なんて言ってふわっと笑って―――― はっとする
恥ずかしさで顔を赤くしてくるーっと後ろ向きになろうとした
そんな一幕も、あったやもしれぬ*]

楽器屋跡継ぎ 田嶋 優花は、メモを貼った。
(a22) 2019/04/17(Wed) 20:16:16

― それから午後だよ! ―

 ええと、大人2枚で。

[ところ変わって、映画館
幸い泊っているホテルから近い場所にあったため
のんびり歩いて十分間に合う距離でよかった、よかった

さて。鑑賞のおともに、ぽっぷこぉんと烏龍茶
序にパンフレットも買って準備万端である
来場者特典に電気鼠のきぃほるだぁを貰った。これどうしよう]

 何々、携帯獣の逆襲。
 クローン、か……。

[子供向けと思えば中々に、重いテーマだなと
パンフレットを開始時間まで読む。私はそんなタイプだが
クガネの方はさて、どうだったか

映画の開始前のCMとか、照明とか
そういったのにはしゃぐタイプかもしれないし
或いは映画のおとものフード類をほおばっているかもしれない

パンフレットをチェックしながら
ぽっぷこぉんにキャラメルソースをかけたものを頂く
隣には、君がいる
こんな贅沢な午後。幸せだなぁと思うひと時である*]

幕末のライダー シロガネは、メモを貼った。
(a23) 2019/04/17(Wed) 20:18:40

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[
無限もやしなんたらという賞品を見てセドラを思い出した。

男が気づいたなら、タンパク質も食べなさいと
奢っただろうが。

残念ながらそこまで貧困に喘いでいることは気づかない。]


  マスターには出来ないかやりたくないこと

[リウビアの話伝で仕事しか思い付かない。]


  私に出来ること……。


[矢張り、リウビアに尋ねたほうが良さそうか。
───…あの時、何を告げていたのか。思い出せない。

ふとあの時、していたことを思い出す。]
(163) 2019/04/17(Wed) 20:25:43

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[召喚術を組み込んだ機械というのは
全く想像がつかないが。>>@38

幸いなことに男は教職の身であった。
教えるのは、得意なほうだった。]
 

  ああ、そういう……
  誕生日がわからないとなると

  やっぱり人間ではないということか。


[恐らくその辺りにはヒントにでもなりそうだった。
なお誕生日という概念はヴェーチェルにはあった。
但し自分の誕生日ではなく、あくまでも祝う為だった。

お互いの皿が空になるのを、確認する]
(164) 2019/04/17(Wed) 20:25:46

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[

 貴重なお時間ありがとうございます…。

 私の方は、引き続き掃除がてら
 マスターを捜そうと思います。

[捜索機械を宜しくお願いします、と再度頭を下げた。]*
(165) 2019/04/17(Wed) 20:25:50

[ 彼は何が為に笑うのだろう。
 彼は誰が為に笑うのだろう

 怪物は一人思うが問いかけはせず
 村の実態と彼の提案を天秤にかけた ]

  そうだね。
  一度足を運んでみようと思う。
  明日の夜に出かけよう。

  道案内を頼むよ、セレン。

[ 選び取ったのは彼らの生きてきた場所を知ること。
 村から旅立つその日に墓石が飾られるなど
 正気の沙汰だとは思えなかった ]


[ ひと月後への約束

 男はただただ笑みを浮かべるばかりで ]

  分かった、約束しよう。
  ひと月後の夜に。

[ 彼にあてがった部屋の出口へと向かう。
 そのまま扉の外まで向かうと一言だけ
 彼に背を向けたまま呟いた ]

  君を飾り立てた村の大人達の方が
  よっぽど化物じみているね。

[ ただそれだけ。
 振り返らずに男はそのまま立ち去る。
 握りしめた拳など無自覚のまま ]*

【人】 マスター代理 リウビア

─開店時間外での幕間─

[興味深そうに耳を傾けていたDanteだが>>136
店主の経緯と
リウビアの身の上の部分で絶句した。>>137

少なくとも今のマスターの影響ではないのは確かね
────と、告げた、勤勉さとは程遠い。]


  ……そうだといいわね。


[リウビアにとって店主は創造主に等しい。>>138
だから、ふっと緩く口元を緩めて笑みを浮かべた。]
(166) 2019/04/17(Wed) 20:40:03

【人】 マスター代理 リウビア

[辞めなかった理由は事実は少々異なるのだが。>>140
他の場所には行けぬ身だと告げるわけにもいかずに。

結局は誤魔化しを
口にするだけだったので賢明な判断だろう。

マスターの失敗談は
創立当時からの店員から聞きかじったものもあるが。

もしかしてマスターにも新人教育が必要なのでは。
今更になって思い至るリウビアがいた。

腸に煮えくり返そうな話題は
これ以上聞きたいことが無さそうなら、止めて置いた。]
(167) 2019/04/17(Wed) 20:40:06

【人】 マスター代理 リウビア

─失敗は成功の元─

  そうね……私も最初から
  色々出来た訳でも無いし。


[主に人間の生態を理解してなかった節はある。
病気とも怪我とも店が無事なら無縁だ。

 なお店の氷漬け事件の犯人も被害者もいたが
 その時に入院したものがいたとか。


ハーブの専門家──エルボリステリア
とやらは何やら、リウビアがいたところの薬師を連想させた。

実際にお目に掛かったことは終ぞ無いが
植物のエキスから薬を
作っているのを店主が飲んでいるのを見たことがあった。]**
(168) 2019/04/17(Wed) 20:40:09

【人】 マスター代理 リウビア

─主なまとめ役担当─

[自ら請け負って紅茶と菓子を持ってくる。>>142
出来すぎた店員の余波で店に不運が来なければいいが。

────と思うほどリウビアは信心深くない。
第一この世界に神というものを当て嵌めるなら、だ。



出されたのはコーンクリームスープ>>143>>144
閉店後の賄いに、温かいスープと薄焼きビスケット。

食事に関して実は店員は食べなくても平気な店員が多いので
今まで考えたことが無くややズボラになっていたが。

まともに管理する必要性が出て来そうだ。
主にコスト面の問題で

  
だが、マスターは程々食べていた…気がする?


出されたコーンスープをスプーンですくう。
程良い熱さで、味も申し分なかった。]
(169) 2019/04/17(Wed) 20:40:11

【人】 マスター代理 リウビア


  ああ、マスターって人捜してるのずっと。


[最近どんどん増員されているらしいが?
又聞きなので詳しくは一切知らない。>>145

本命の探し人もリウビアは関知していないが
知らぬ時の知らぬ場所でのマスターの噂話>>1:@49

マスターの部下(?)にあたる人物と
マスターのここがひどい愚痴大会を繰り広げたりもする

なお探知能力>>@2に関しては興味がない。

少しだけ力が漏れたがすぐに収めた。
ふうっと一息ついて薄焼きビスケットを頬張るのだった。>>146]*
(170) 2019/04/17(Wed) 20:40:14
  ―翌日―

[ 夜の闇に月が浮かぶ頃男は目を覚ます。
 一度だってこの目にした事のない陽の光。
 きっとこれからも得ることがないのだろう。
 
 男は彼の部屋に狼を介して果物くらいは運んだが
 彼は手をつけたかどうか。

 月夜に伸びる影を引き連れて男は扉を叩いた ]

  セレン。
  昨夜の通りに頼めるかな。
  一応君用の衣類も見繕ったよ。

[ 扉越しに語りかけながらも男は外套を既に手折っており、
 彼の分もその腕に用意していた。

 彼の見た目に関して男は特に思わない。
 人のように畏怖を感じたりもしない。
 彼のそのものが恐ろしくないからかもしれない ]


  まあ、隠さずとも堂々と歩いて
  君の墓石を建てた彼らの前で笑ってやっても
  それはそれでありかもしれないが、な。

[ 独り言のように呟きながらも
 彼が室内にいるなら聞こえる程度の声色で
 部屋の主の様子をちらりと伺った ]**



( 何もかも思い通りにできなかったからって
  へこたれて、自分で傷ついて。
  周りの言うことをちっとも受け入れようとしないところも
  昔の自分とよく似てる。

  英雄ってやつはどうしてこうも独り善がりなんだろう。
  完璧にできないのが人間ってやつなのに! )


[わかっているならそれでよろしい、なんて
偉そうなことは言えそうにないけれど。]

 

  

【人】 Another Story セレスティア



[獅子寮の彼は兎も角……
狼のあれは、世話を焼くというよりは、なんだろう?
此方がまとわりついている、といった方がいいかもしれない。
多分穴熊のモテない監督生の方がお節介さは大きい。
……なんて、そんなことは置いといて、]



   うおぉぉぉおおぉぉお  ッ !!??

   なんデスカコレ! ナニしたんデスカ!
   やっぱり悪魔!人間の所業じゃナイ!


[色気の欠片もないような悲鳴を上げて、
花を摘んだ後に襲い来るのは羽ペンの無機質な責めである。
犯人はこの場にいる人間だと仮定すると、>>112
もう目の前にいる人物だとしか思えなくって。

自分の非を顧みようともせずに奇妙な格闘を繰り返した後
座りなおす頃にはもう髪が乱れに乱れて妙な絵面に。]

 

 
(171) 2019/04/17(Wed) 20:56:35

【人】 Another Story セレスティア



[自然と首にぶらさがったルービックキューブを
力いっぱい握りしめるようなことを
無意識に行っていたらしい。指先が痺れる。
もう熱を発することがない唯の玩具のそれは
揺らすとかすかにからり、と存在証明をするけれど
少女の掌の中のそれは物語通りの効力を発しない。

      まるで彼の忘却に力を貸すように、
      時計の針を逆向きにまわすように、
      その場の命を元通りに冥界から引き戻す。

この世に馴染めぬ、なんて悩みも持たず、>>117
いつものような日常に無理くり飛び込ませ、
少しの違和がありはすれど、それでおしまい。
悪役も英雄もない「普通」の再来と共に
嘗ての平和と今がここにある、のだけれど。]


      ( 物語は、現実より酷いみたい。 )


       
(172) 2019/04/17(Wed) 20:57:51

【人】 Another Story セレスティア



( まるで時効だとでも言うように、
  早すぎる死を迎えた父親はそれでもここにいない。
  過去の泣き虫うさぎのまんまであったならば、
  童話の中の二番目の兄と同じ末路を辿ったか?

  ……たらればの話をするのは難解だ。
    そもそも冥界に船はあるのだろうか。
    死の世界に愛も、永遠も幸福もあるのか。 )



   ──────────………… 。


     [普通なら考えられないことなのだ。
      死者が蘇る魔法なんてないし、
      死の秘宝にさえ完璧なものなんかない。
      己が成し遂げた奇跡の方が眉唾物だけれど
      だからこそ付き纏うのは、
      後味の悪いイフルートそのものである。]

       
(173) 2019/04/17(Wed) 20:58:11

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─同期のよく出来る同僚─

[ふと、目元を細めた。
海産物を喚びだしては、娘に怒られた幾多の日々
恐らく水属性なんでしょう?

そうなんでしょう?と言われたけど真相は不明。


「ぜひ食べて欲しいと願われた」

────それは食べられるために産まれた幻獣界の海産物たち。

だが幻獣は肉食が多いので
ピチピチと跳ねては召喚されるのを待つばかり。

なので率先して召喚されたがる水棲類は多い。
確かにバランスが非常に取れている。>>147


3人でリコリスを廻せるとなると
マスターの存在がやはり気に掛かった。]
(174) 2019/04/17(Wed) 21:17:25

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[科学のみが発展した世界もヴェーチェルには未知数だった。


ヴェーチェルさんはとても熱心な方のようで
ハーブティーや製菓に対するレシピを
せっかく働くのならば、誠心誠意を尽くすものだろう。

なおもっとも熱心だったのは娘の好物のドーナツ類である。シンプルなドーナツを好んでいたが作り方でより美味しいドーナツが作れそうだ。


教職をしていた頃も熱心ではあった。熱血ではない。

そして紅茶やハーブティー、料理に関する
知識を書き込んでいるノートは許可を取って複写をして
宛がわれた自室で読み込むこともあった。]*
(175) 2019/04/17(Wed) 21:18:44

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

─海産物(?)と掃除担当─

[リウビアの提案で出されたコーンクリームスープ>>143
更に薄焼きビスケット

確かにずっとフセさん(臥せって)いたが
丈夫な身体ではあるが心遣いと優しい風味が温かかった。

丁寧に作り込まれたコーンクリームスープをすくいとる。
卵色のスープをスプーンからすくい味わう。]


  Danteさんは本当に料理お上手ですね。


[美味しい物を出される度に
娘にも食べさせたい気持ちが膨れる。

感傷に浸りかけて、頭を振った。
現実の声が、呼び水となった。>>170]
(176) 2019/04/17(Wed) 21:18:47

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル


  ……マスターさんも人捜しを

[捜すのにカフェを
創立させるとは悠長ではないだろうか?

矢張り二人に許可を貰って
仕事の合間にも娘捜しをしたほうが賢明なようだ。]


  あの、私は仕事の合間に…
  休日とか客が少ない時だけでも

  娘を捜しに行きたいと思ってます。

[人手は沢山あったほうがいいし
何より、こんなにも住み心地のいい場所にいるのは

男の良心が、痛んだ。]
(177) 2019/04/17(Wed) 21:18:52

【憑】 リコリス臨時店員 ヴェーチェル

[褒めたら素直に喜ぶのも一種の才能だろう。
無論、嘘偽りの無い賛辞だったが。>>145

だが、彼ほど技量と細やかな思慮が出来れば
実際どこでも打ち解けて、上手にやれそうだが。

─せっかく志した資格を取ったハーブの調合士になれるのが良いが。

男がそれを見届けることは、無さそうだ。

(娘の行方の手掛かりを掴めば、すぐに出ていく心算なのだから)


なお男は薄々勘付いていたが
このマスター代理人外のようである。>>79

マスターが使役している…にしては
少々扱いが雑過ぎるので、結局不明のままにしておいた。]*
(178) 2019/04/17(Wed) 21:18:55
[ オレの耐久A+を舐めたらいけない
 割と頑丈な作りではあるのだ。
 ただ、こう、"慣れてない"だけで

 ――しかし、そうか
 シロさんはげぇむをすると今川さんの茶道よろしく
 爆発してしまうんだな……

 いつか大乱闘とかしてみたかった巨人さんは
 少ししょんぼりすることだろう

 ……つまりはリアル大乱闘をしろってか?英霊だけに
 ]

[ ふわふわとした頭は、とにかく大好きな貴方と
 一緒に居たいと思った訳で

 溢れる"好き"が突き動かすままに
 貴方を抱きしめることで発露させる。

    うつらとした意識が、ゆっくり目閉じる
    貴方を捉えた。
    でも、先に意識落ちたのは、やはりオレなのだろう



 次に起きた時、漸く意識がはっきりしたのか
 オレは赤くなるやら慌てるやら
 何だか気まずさすら感じ、早く起きようとする。が ]



  あ……



[ ふわり、貴方の温度がオレを包み込む
 今度はシロさんがふわふわとしてるような感じだ]

  (それでも、オレは嬉しかったんだ
   貴方がオレを、この手に閉じ込めてくれたことを)


[ オレの恥ずかしさや気まずさなんて
 瞬く間に吹っ飛んでしまった。

 そうして、慌てる貴方を
 思いっきり抱きしめて、お返しするんだ *]

― 午後、映画館にて ―

[ やってきました、映画館!
 映画を見るだけなら、それこそカルデアの映像ライブラリなど
 使えるのだろう。
 でも、こうやって大勢、大画面で見るのは初めてで。
 わくわくそわそわ隠せぬまま、チケット買う彼の後ろをついてゆく。

 オレもポップコーンと飲み物…コーラを頼む
 電気鼠はなんだか親しみを覚えたので
 ストラップは武器か何かにでもつけておく予定だ ]


  へェ、クローンか
  人間が命を作るって、結構神の怒りを買いそうだけど…
  神代が終わってて良かったなァ


[ 己の前印象は神代目線であった。
 だってゼウス神とか人間ほぼ一掃したことあるしね!

 その後はもそもそポップコーンを食べ(一応食い終わらないよう気を付けた)
 突然大画面で始まるCMにビビったり
 カメラ頭の男に笑ったりと既に全力で楽しみ始めている

 ――嗚呼、穏やかな時間だ
 この時間が永遠に続けば良いのに


 そんな泡沫の夢を抱く ]

[ 映画の感想は――確かに重く、それでいて心にクるものがあった

 クローン携帯獣の反乱。その頭である携帯獣の心の叫び
 その身犠牲にしてまで戦いを止めようとする主人公
 そして相棒の電気鼠との絆……

 子ども向けどころか大人ですら楽しめる内容だ。
 しかも、これが過去一作目だったらしいから
 ひたすら感心するばかりである ]

[ 己は大迫力の戦闘に興奮したりハラハラしたりと
 割と子どもらしい反応で当初は楽しんでいた。のだが ]


  ………


[ 終盤になると、ただ静かに、しかしまっすぐと
 スクリーンを眺めていたか ]

― 映画終了後 ―


  なんか、凄かったな…


[ エンドロールが終わり、明かりがつく頃
 しばし黙っていた己がようやく出した言葉がそれだ。

 ――時間経てば矢継ぎ早に言葉出るかもしれないが

 今は、余韻に浸るように
 己の表情はぼうっとしていただろう *]

【人】 Another Story セレスティア



( 曖昧な言葉だったのだとしても、
  彼の言いたいことは伝わってる。

    “ 蘇りの石が本来の効果
しか
発揮しない”

  それが普通のことなのに、酷く悲しくて仕方ない。
  ジンリだとかヨクセーリョクとか、
  難しいことは己にはよくわからないけれど、
  違う未来はきっと、バッドエンドでしかないんだろう。
                    ……だけれど。 )



  以外デスネ。
  アレクサンがそんなコト言うなんて。
  ファンタジーやメルヘンの類はビビるか信じないか
  そういう処理をするモンだと思ってました。


[率直に言って、少女は飾らずに物事を言うものだから
感想は聞く人によってはいい気持ちはしないかもしれない。
傾けられた首を目を逸らさずに見つめたならば
澄んだ青に黒い姿がきれいに映った。
すぅ 、と息を吸い込む細い音が部屋に響いたならば、]

 
(179) 2019/04/17(Wed) 21:53:04

【人】 Another Story セレスティア




   “ …………そんな未来があっても、
         いいんじゃないデスカ、別に。 ”


 
(180) 2019/04/17(Wed) 21:53:08

【人】 Another Story セレスティア



  確かに信じられない世界かもしれまセン。
  セレスだって想像することもできないし。

  ……だけれど、デモ、
  アレクサンはそうなってしまったとしても
  何かを守ろうって、そう思っているんデスヨネ?

       歪んでない生き方をしたんデス。
       貴方は後ろ向きに生きてナイ。
       それでいいんじゃないデスカ。

 
(181) 2019/04/17(Wed) 21:53:16





               
・ ・ ・ 。

 

【人】 Another Story セレスティア



[無責任に聞こえるかもしれない。
無知が何を言っているのかと噛まれるかもしれない。
それでも少女はきっぱりと言い切って、
大きな口の角をに と上向けて笑った。

  かのハリー・ポッターの戦いだって、
  犠牲無しで終わってしまったわけじゃない。
  彼の身内も学友もその命を儚く散らし、
  幾度となく涙を飲んだ日もあったろう。

それでも諦めなかった。挫けなかった。
前の様に、絶望に頽れることなく歩き続けられた。
夢はその証明なんじゃないのか、なんて、
一番に浮かんだのは、安堵のような感情だけで。]**

 
(182) 2019/04/17(Wed) 21:53:29
[頑丈なことはいいことだ、と耐久Dは思う今日この頃
ならば少しばかり激しくしても大丈夫だろうか
何をって?ナニを。親父ギャグではないぞ、いいね?

えっ今川って爆発させるの?茶道
と、手合わせ後は一緒にお茶を嗜む私は真顔になった
―――勿論、狂戦士の今川のことだとは
今の私は知る由もない

だ、だいじょうぶ。据え置きのものなら
いける!いけるよだいじょうぶだよたぶん!



( “セレス”が何歳なのかはわからないけれど、
  日刊預言者新聞を読まない性格あらすると、
  事件を知るのは狼の訃報を聞いた時。

  途切れた彼のふくろう便を最後に送ったのは
  遡れば随分前に等しいし、
  焦り混じりの少女の指先は震えていて
  手元に戻ってきたジェイダを撫でる事すら叶わない。

  何かがおかしい、ということだけが
  少女の脳内を埋め尽くしていっぱいになった。 )



[昔みたいにトイレに閉じ籠って、
滅びが覆いつくすのも知らずに意味も無い涙を流し続けた。
もう隠れん坊はできないし、
憎まれ口をぶつけられることもなくなってしまった。
自分のしたことに意味がなかったのだとか、
後悔ばかりが身を包み込んで────下を向いて。

         後ろ向いたのは、自分自身だった。]

 

 

[リアル大乱闘?なにそれたのしそうなどと供述しつつ
据え置きげぇむならいけそうだ!ぞ!!]

[三千世界の鴉を殺して
微睡む転寝は、昼まで続く

起きた君の慌てる姿に
可愛いものだと目を細めた、私が
ふんわりとした空気に当てられたのだろう
柄でもなく、君へと甘えてしまったことが気恥ずかしく

―――でも、確かに今私は幸せで
君の腕の中。或いは私の腕の中
互いにぬくもりを分け合うことが
こんなにも、胸に響くのだと知る


だから、赤くした顔のまま、君に思いっきり抱きしめられ
その腕に顔を埋めて、気恥ずかしさを隠すのだ*]

― それから映画館 ―

[どうやら楽しんでいるようだ、と
映画館で色々リアクションをとる君を見ながら、思う

しかし、不思議な種という名前のカエル?謎生物?いや
携帯獣か。これ可愛いな。と
こっそり思う私である。なぁRPGなら爆発しないかな。ダメかな
きっと時々回線接続不良]


 クローンというのも、戦う兵士を作るという意味では
 いずれ、人の世で実現される、ものなのかも。しれない

 その時、クローンの人権をどう、
 人が判断するか、と、いうのは
 興味が、あるな


[こちらは人目線。ノアの箱舟とかあるから
神様的にはまたリセット!みたいな感じに
なるのかもしれないな、若し神世の時代であれば
と、君に同意するのだった]

[映画に、最後は見入る君
私もその終盤の様子を見ていた]

[泣きながら、クローンが、そのクローンの元になった
電気鼠の頬を叩いている


たたいて、いる]

             
(ずきり)



 ……。


[時間を稼がなければ
君が二度と後悔しないように―――頼まれたのだから]

       (たとえこの思いを、記憶を全て贄としても)


(あなたのためなら、命すら)


[でも本当は。君が望んでいなかったことを知っていた
―――共に生きてくれと願ってくれたのを知っていたのに

私は、きっとあの時逃げてしまったのだ
役立たずになったら。君の希望を叶えられずに
君に失望されたら生きていけないと

これ以上醜くなる前に、君に嫌われる前に
君のために犠牲になった方がいいと
無意識に思ってしまったんだ、と、思う]

 そうだな、映画というのはかくも壮大なものだったのか。
 アニメというのも凄いものだ。


[尚、一作目が度肝を抜くほど凄かっただけだということに
今の私たちは気づいていない

ぼうっと余韻をかみしめる君を
私は静かに待つのだ。いつものように 

  
あの時浮かんだ泡沫を、追い払うように


暫しは、そのままで
やがて移動しだせば、君の矢継ぎ早に感想をいうのに
相槌などを打つことであろうが]

 さて、これからどうするかな。


[自分としては公園でのんびりするのもいいかもしれないし
もう1つ。からおけとやらをするのも良いかもしれないとも思う

さて、どちらにするかと問いかけるが
反応や、いかに*] 



     
  “ 死んで花実が咲くものか。 ”

   ( Death is the end of all )



[命ばかりは修正が効かない。
父が還らぬ人となったとき、そんなことは
痛いほどわかっていた筈だったのに。

泣きすぎて力も抜けて、眼も腫れた少女に
警戒心もなにもあったものなんかじゃなかった。
よろめいて便所の外へ足を向けた時には
呪文だらけのダンス・マカブル、理解するより場面が早い。
視界に一気に緑色が広がれば、
杖も握らない非力なうさぎは恰好の的にしかならなくて、]


 



( 何もできなかった。呆気なかった。
  彼に直せるだとか、前を向けだとか、
  あんなに大それたことを言っておいて、
  結局最悪の時に足掻く事すらできやしない。

      力の抜けた傀儡の如き掌から
      もう唯の石ころ同然と化した秘宝が転がり
      死喰い人に踏まれて行方を眩ませる。
      世界の終わりのブラック・ホールに呑み込まれ
      少女の記録もかき消されて忘却の向こう。 )


 





                   
“英雄だけ”

     *( …………残ったものは、彼一人。 )*


 

Another Story セレスティアは、メモを貼った。
(a24) 2019/04/17(Wed) 22:08:16

魔法工学技師 セドラは、メモを貼った。
(t2) 2019/04/17(Wed) 23:16:03

マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a25) 2019/04/17(Wed) 23:34:11

マスター代理 リウビアは、メモを貼った。
(a26) 2019/04/17(Wed) 23:34:57

[ 別世界の今川さんについては置いておこう
 オレも詳しくは知らないし

 据え置きが大丈夫なら今度やろうやろう!と
 シロさんや皆を誘ってやるやもしれぬ]


[ 話は飛んで映画館
 シロさんが緑色の蛙が気になるなら
 ゲームを……
あっ、難しそうですか


 それならオレが代わりにやるのも良いかもしれない

 電気鼠を相棒にする据え置きゲームがあると知ったのは
 この後の出来事である ]



  ――それ、なんかヤだなァ
  人間が人間でシャドウサーヴァントとか
  作るようなもんじゃん


[ 己もかつて鬼神として闘争求めた口ではあるが
 守るべき人間が進んで傷つけあおうとするのは
 人類の守護者となった今では複雑な気分である

 ……まァ、そんな愚かなことをしたとしても
 愛すると決めたのが、別人格のオレでもあるが 
]

[ クローン。オリジナルから生み出されたもの

 その悲哀と憎悪を背負い、クローンはオリジナルと
 戦った。 

 ――ふと、思う
 オレもある意味でクローンのようなものではないか、と

 オリジナル(キュクロプス)の勝手によって生み出され
 使い捨ての命のようなものしか持ちえなかった]


  ( でも、見つけられたんだよな )


[ 生きる意味を。共に居たいと願う者を

 旅立つクローンたちに幸福あらんことを
 ――その道は、他でもない貴方のものだから
 ]

[ 貴方が何を想い、何を零したかはわからない
 でも、今日の出来事は確かに双方の心に残る
 思い出深い一作となった筈だ

 ――しかし、アレが何十年も前の作品とは恐れ入る
 主題歌とやらも中々であった
 今度是非、別の作品も見てみたいものだ ]


  そうだなァ。からおけ…は正直歌とか自信ねェし
  公園でのんびりぶらぶらしてくかー!


[ 行く場所の仔細を聞けば、次の目的地を定める

 ――己に歌の経験はない
 ましてや文化の知識など乏しく、知ってる歌も無いだろう
 シロさんは歌えるのかな?気になるところだ**]

【人】 青星 ロキ

[よけた先、空中で宙返りをすれば
追いかけるように矢が飛んでくる>>108

よけきれない分は近づく前に燃やし、
自身の周りだけ温度を上げていく。

そのまま空中に浮いた状態で、彼女の叫びを聞いていた]

[ちり、―――と。
少女の髪の毛が一瞬"燃えた"ように見えた。

だけどそれも一瞬のこと、すぐさま炎は鎮火され
…その分、少女の吐く息は荒くなっているようにも見えた]
(183) 2019/04/17(Wed) 23:56:48
["人間"の体が脆い、…なんていうのはわかっていたはずだった。

世界の恩寵を受けていた分
悪魔と魂を繋げた分

――――その、儚く脆い肉体が悲鳴を上げるのは道理]

[こぼれた思いに、仮面の奥に
そう、と居座っていた少年は目を伏せる。

不滅の魂がないように、
不滅の肉体がないように、

いつか人は死ぬ。…ああ、分かっていたことだろう?]

【人】 青星 ロキ







[ だけど、 ]
(184) 2019/04/17(Wed) 23:59:17

【人】 青星 ロキ




――――…解く気なんて、あるわけないだろ?



 
(185) 2019/04/17(Wed) 23:59:57

【人】 青星 ロキ

[愛情なんかじゃない。

友情でもない。

親愛でもなく、
ましてや情欲のたぐいだって持ち合わせちゃいない!]

[元来、憎悪しか持たぬ悪魔だ。

感情なんてもの、
憎悪の炎を燃やすための薪としてくべてやった]

[ああ、そのはずだった。

――――そのはずだったんだ ]
(186) 2019/04/18(Thu) 0:02:38
 
[ 最初は「問題児なんているわけないじゃんおおげさだなぁ。」
 と思っていた。
 だが、本当に存在していたのだ。しかも同じ大学の学生とか。
 
 どうやら法学部の教授が、知人であるカフェの店長に
 面倒を見て欲しい人物がいる、と送りつけらて来たらしい。
(※又聞きにつき、正確に表現されているとは限りません)


 最初はおおげさだなぁと思っていた。(大事なことなので二度)
 いざご尊顔を拝見すると──
 髪の色はグラデモヒカン、顔中ピアスだらけ等のDQNかと
 思いきや何だか穏やかそう、且つ王子様然とした、
 小柄な白皙の美青年だった。
 取り違えがあったのかと疑った程に肩透かしだった。


  
   しかし奴が来てからというものの……。
   同僚も、社員も、やがては客も──
   奴の噂を聞かぬ日は無くなるようになる。
   ──主に、良くない方で。

 


[ 俺は日により担当部署が違ったが、特に接客担当が多かった。
 接客は嫌いでは無い。客との交流は楽しく「ありがとう」
 「美味しかった」等、礼を言われると気分も良くなる。
 常連の客には既に顔と名前を覚えられているもの。
 このように人が繋がり、顔なじみが出来るのは嬉しい。 

 最初の方は奴とのシフトがずれていたので、
 噂のアイツ程度の認識しか無かったのだが

 
  「最近入ったあの金髪の男何なんだ?
  あっ兄ちゃんのことじゃない、もう少し背の低い、糸目の……」


 次第に客から直接苦情を聞くようになり、
 自然と警戒レベルも上昇してきた矢先、店長に泣きつかれることに
 
 

 
[ 初めて話すまで、正直実感無かった。
 この見た目だ。喋らなければ女はころっと騙されるだろう。
 実際、アンケートやSNSでの人気も上昇していたらしい。

 ──初めて話した結果がコレだった訳だがな!]


 吠えさせるような事をしなきゃ何もしねぇよ。
 自分で地雷ばら撒いておきながら
 踏んだらお前が悪い、って言ってるようなものじゃないか。


[ まず論点がずれている。
 この男とまともに話をするのは不可能だと秒で悟った。
 だが自分のことならまだしも、己に良くし、
 可愛がってくれている店長まで悪く言われれば、秒速で
 左ストレートをお見舞いしたくなったが、ここは懸命に堪える。]


  はいはい優秀なお方が犬の下で働くなんて大変ですね???
  早くこの店を卒業して、あるべき場所に戻ればいかがですか〜?


[ 堪えた結果嫌みったらしい敬語になってしまった。
 駄目だ、このままでは俺の方が性格が曲がっちまう!
 だが間違いは言っていない。
 店にとっても奴にとっても、居なくなるのが
 一番多くの人間が幸せになれるだろう。]
 

 
[ ちなみに
 
ダブルクリームハニーキャラメルマキアート
 withチョココレクション
 とは

 キャラメルマキアートの上にホイップクリームと
 カスタードクリームがふわふわもこもこに盛られ、
 その上に板チョコ、チョコスプレー、チョコチップ等が
 所狭しと泳ぐ、甘党涙涙涙のデカ盛りである。

 一般的には甘すぎる、飲みきれない、胸やけする、濃すぎる、
 高い……等の評が多く、今では隠しメニューとなり
 身を潜めてしまったので、実質俺専用メニューである。

 煽られていたとしたら
 「甘いな、店に貢献している俺は従業員価格で飲めるんだよ」
 と返していただろう。

 飲みたそうな反応をしていたならば、
 「お前に飲めるのかぁ〜?」と訝しげに言いながらも、
 結局は飲ませただろう。]
  

 
[ 実際、客足は伸びているのは事実。
 アンケートを見せて貰った時

『レーナルトさんとカーライルさんに挟まれて写真撮影したいです♡』
 『お二人が一緒にいるところ、もっと見たいです♡』


 といった、戦慄の文面まで見てしまったことがある。
 
 誰も居ない間に捨てておいた、と思ったら1通だけじゃないという。
 大量に捨てると不正がばれるだろう、と
 結局捨てることはと諦めた。

 クレームを無視すれば良いといっても、実際に
 「聞く」時間が搾取されること。
 大概クレーマーは話が長い。勝手に切る訳にもいかない。
 罰金をふんだくれて消えても、その処理にやはり時間がかかる。

 要は机上の空論ばかり並べられても無駄だということ。
 社会を知らない学生が理想を頭でっかちに並べただけということ。]
 

 
[ 途中で我慢出来ず、頬横数センチの間隙を縫い
 壁を殴りつけてしまったが。]


 
( ……っと、少し調整ミスしたか。 )


[ 壁に罅を入れる予定は無かった。
 どうやら想像以上に感情的になっていたらしい。
 これならば正面で寸止めにしておいても良かったか。]
 

  今更店の心配をしてるのか?
  そもそもの理由は大体誰なんだろうな?


[ だが、威嚇の効果はあったようだ。
 お高く気取り済ました奴の表情が、眸が──見えた。


 奴の
開かれし赤紫
と、己の
コーンフラワーブルー


  
──── 一瞬目が合えば、言葉を失う。


 美しいき赤紫に一瞬魅入られたと同時に──どこか人間離れした、
 妖しさのようなものが、漂っていた気がした。
 
 何じっと見てるんですか、と嫌味が来るかと思いきや
 奴も俺の顔をじっと見ていたので、開き直り
 堂々と相手の目を見ることにした。

 
[ ちなみに壁ドン(物理)は今でもやって欲しければやるぞ???
 俺はリーの望むことなら何でもするからな。

 遠慮する仲じゃないだろう???]


 

 
[ こうして俺先輩(年下)がリーベルト後輩(年上)に
 指導することになったのだが。
 流石に奴でも、一日中嫌味や毒を言い続けていることも
 無かった筈(恐らく)。

 店中で共に歩き、行動している姿を見れば
 何人もの女性客が立ち止まり、俺らの方を見ていた気がした。
 見せ物じゃないんだぞ、と思いながらも大事な客。
 迷惑を掛けていない段階では追い出せない。
 とはいいながらも、通路や入り口を塞いでいた客には
「少し移動してもらえますか?」
と店員営業スマイルで。

 モー○のように道がすらりと開いたのは気分が良かった。

 客の前では丁寧に対応を、幸せに過ごしてもらい、
 帰ってもらうのが一番大事だと精神論も説いていたが。
 果たして効果はあったのだろうか。]
 

 
[ それからどれくらいの月日が経過しただろうか。
 表には出ず、裏の事務室でパソコン作業をしていた時のこと。

 ついこの前、リーベルトに泣かされていた人が辞め、
 今や事務作業の人手も足りなくなってしまった。
 ので、今は交代で事務室作業を行うようになっていたのだが── ]

  「レーナルトさん! 来て下さい!」


[ バイトの女子高生が事務室へと駆け込んで来た。
 何が起こったのかと思い慌ててついて行くと、
 そこには客と揉めているリーベルトの姿。
 相手は年配の男性、リーの見た目補正が通用しない層だ。

 何が起こったのかは途中で女子高生に聞いておいたが。
 リーと客を引き離し、客の方を向いて── ]
 

  
  申し訳ございません。彼は私の後輩ですので
  全責任は私にあります。
  

[ 頭を深々と下げ、満足しないようならば床を頭に付けて。
 相手が飽きるまで満足するまで、刺激しないよう、
 じっと話を聞き続けた。

 もし何故そんなことをした、と聞かれたならば。
 「店が客を一番に扱うのは当然のこと」と答えるだろうし、
 モンスター客なら毅然とした態度で追い返すが
 「今回はそうでは無かった。だから非は此方にある。」と答えよう。


  ま、今回ばかりは面倒な客に絡まれて難儀だったな。
  すっかり遅くなった。時間だから早く帰って休んでおけよ。


[ 今回はある程度の同情もあり、特に責めることもなく踵を返す。
 此方はまだ業務が残っている。
 帰れる時には早く帰っておけ、との先輩の命令だ。

 この後、少しずつだが普通に喋れるようになってたいのだろうか。]**
 

[別世界の今川や、別霊基の自分や君のこと
知らないはずのこと。でも座(記憶)は確かに覚えている
それは時に君の夢の中に出てきたり
或いは―――……?

据え置きならきっと大丈夫、何かバグることはあるかもだが
きっと大丈夫だってわし、信じてる

ただし携帯げぇむ、お前はだめだ(フリーズする)
なのできっと私は、君がプレイするのを
お隣で見ていることでしょう

でも電気鼠元気でちゅうは今度やってみたい

 だが、そうやって生まれる命も、あるやのもしれぬ。
 その子が歴史の、流れを変えることも、あるやも。

 クローン、とは聊か違うが。人の手を入れた子供。
 デザイナーベビー。ホムンクルス。そういった、者。
 アインツベルンなどは、一緒にしては怒られるやもしれんが。
 今のこの、映画の、クローンとやらと
 少しばかり似ているのかも、しれぬ。


[生まれは何であれ。一度生まれたなら
生きればよい、と思う

そこに生まれたなら、命に貴賎は無いはずだから
―――どう生きるかは、その命次第だと思う

それは。隣で映画を見ている君を見れば
よく、わかる]

(だから、生まれてくれてありがとう、と思うのだ

 君に、大好きな、君に)

[さて、映画を見終えた後はどうするか
尋ねれば君が行く先に決めたのは公園だ

では参ろうかと、告げる私の歌唱力は54点くらいであろう
……料理のほうがきっと上手であるとは思う。
ただし、地獄プリンを作ろうとして茶わん蒸しには、なるが]

 ―→ 公園 ――

[公園には遊具や芝生の広場、広葉樹の下のベンチなど
休んだり、遊んだり、談笑したり
そういったのにおあつらえ向きなものが揃っている

ジュースやくれぇぷ屋の屋台とやらもあり
少しばかり買っていくか?と尋ねる私である。
尚、君の財布からは出させるつもりはない。

天高く、雲は流れ。
この世界は、イングリッド――マスター達が守った
主流の、世界だ。
でも、もし。姫が本願をかなえていたら
どうなったであろうか
今、このような平和な世界はなかっただろう]

(でも君を泣かせることも、なかったかもしれない)

[目を閉じる
手には屋台で買ったものを持って

一見寝ているようにも、
懺悔するようにも
君には見えたかもしれない**]

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[4月28日 リーグ戦 大量リード]

……ふんっ!ふんっ!!


[ネクストバッターズサークル内で素振りを繰り返す。先日動画サイトで見た、長打狙いのスイングを繰り返し、その感覚をつかもうとしている。正直自分に合っていない気もするが、今年の公約は是が非でも実現したい!と思っているマナは、構わずバットを振り続ける]


……よし、行くぞ。こんなスイングできるの、こういう時だけだから……


目指せホームラン……



[そう小声で呟き、打席へ。普段のマナは、チームバッティングや小技、状況を見たバッティングを持ち味にしている。そのマナが長打狙いのバッティングをできるのはこういった、試合の決まった楽な場面くらいなのだ]
(187) 2019/04/18(Thu) 7:24:03

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[長打狙いのスイングなのだが、あまりパワーのないマナがそういったスイングをすると、どうしてもパワーを出すために体の動作が雑になりやすい。要は、力任せになりがちなのだ]


……なんで当たんないかなぁ、まったく。、



[空振り2つであっという間にツーストライク。力任せのスイングはボールにヒットすることなく、あっという間に追い込まれる打席を外し、3回バットを振り感触を確かめる。そして一息ついて、打席へ]


……変化球?ええい!


[結局、長打狙いのスイングは変えず。ストレートと思い力を込め振り抜きにかかるが、3球目はタイミングを外すチェンジアップ。バットをボールに乗せるように打つが、外野定位置へのフライ]
(188) 2019/04/18(Thu) 7:35:07

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[ぼんやりとラッセルの打席を眺める。いつもフルスイングの彼女の打球は、自分のそれよりもはるかに上を向いて飛ぶ。そんな彼女の様子を見て]


やっぱり、ウエイトなのかしら。それともリスト……?


[自らのスレンダーな、悪くいうとトレーニングが不足気味の体を鍛えなおす必要があるのか、と考える。そのためには……]


ラッセル、このあと空いてる?


[先に情報を集める必要がある、と打席から戻ってきたラッセルに声をかけた*]
(189) 2019/04/18(Thu) 7:36:25

【人】 不器用 ラッセル


[開幕してからだいたい1カ月ぐらい経った頃

大量リードの場面で
メンバーからは余裕を思わせる会話や、和気藹々とした雰囲気が広がっている

そんな中、会話に参加せずバッティングをじっと見つめていた選手が1人]


 あれはー…?


[いつものマナさん>>187とは思えない大振りをじっと見る
甘い球が来るまで粘ったり、ギリギリのボールを掬い上げたり、確実にバントを決めたり普段は丁寧で小技を絡めた技術的な選手だが

今目の前で行われているそれは
大量リードだから色々と試している…というよりは
無理にやろうとしているそんな印象を受けた]
 
(190) 2019/04/18(Thu) 9:44:49

【人】 不器用 ラッセル


[試合も進み、高々と外野フライを打ち上げてベンチに戻ってくると
声をかけてきたのはちょうど気になっていたマナさんだ>>189

今日はなんとなく大人しいというか
どこかに連れて行かれる時は大抵もっと勢い良く、他人のバイトを勝手に取り下げたりもっと大胆な行動までするから
少し不思議に思いつつ]


 ええ、と
 少しだけなら大丈夫です

 ちょうど私も話したい事があったので、奇遇ですね


[このまま相手がポンポン打って逆転負けでもするような事がなければ、時間的には余裕はありそうだ

時計をスコアボードをチラと見つつそう答えた]*
 
(191) 2019/04/18(Thu) 9:46:57
古城の吸血鬼 ニクスは、メモを貼った。
(a27) 2019/04/18(Thu) 9:54:41

【人】 萩原 悠人

[2人の話を聞いて、なるほどと思う。
一緒にいるとか>>72、思いを伝えるとか。>>@18
一応やってはいるけれど、兄気質のためか
喜ばせてやりたいという意思を隠し
彼自身には伝えていなかった気がする。

なんて気軽に考えていたのだけど。
次に会う時は今回思うことを伝えてみようか。
そう真剣に思ったのは、彼の言葉と顔を見てだった。>>@19

何があったのかは知らないけれど、これは
感情を移入してるって顔だ。
自分の体験ほど切実に感じるものもないだろう]
(192) 2019/04/18(Thu) 12:11:01

【人】 萩原 悠人



 ……んじゃ、俺はこれからでも
 逢いに行くかな。

 うちの可愛い白夜くんに。


[なんかお土産買っていこう。
食べるのが好きだから、甘いものとか。
ついでに小っ恥ずかしいがペアの物でも。
多分喜んでくれると思うから。

へらりと笑って立ち上がれば金を置く。
多分足りないってことは無いだろう額を。
パフェも食べたかったけど、まぁいい。
それよりも今はすぐに会いたかった。

パフェは二人で食べて、なんて適当なことを言って
2人に手を振れば、少し悩んで”またな”と声を掛けた]

 
(193) 2019/04/18(Thu) 12:11:29

【人】 萩原 悠人



[そして、扉に手を掛けて外に出る。
あれ?ここから出られるんだっけかと
ドアを開けてからふと思ったけれど。
目の前に広がるのは見慣れた光景だった。

後ろを振り返れば、やはりパン屋。
少し悩んで、再びドアを開けるのはやめた。

不思議な体験だったなぁ、なんて。
そんな感想を抱いて街中へと歩き出した]*

 
(194) 2019/04/18(Thu) 12:11:42
  華川 黄衣が参加しました。

【見】   華川 黄衣



[燃え盛る家を見た。人を見た。
空まで立ち上る赤い
も、煙も、
全部嘘だと思いたかった。


家族も、友達も、思い出も。
一瞬で
になった。


あのとき、火をつけようとした男を
私はどうして止められなかったんだろう。
兄のせいだと私に言い放つあの男に
嘘だと言い返すことは出来たのに。


もしもあのとき私に勇気があったなら。
兄の悲しい笑顔も、さよならも。
何も見ることは無かったのに]


 
(@40) 2019/04/18(Thu) 12:17:44

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣

[兄がいた。

過去形なのは、兄があの日を境に
姿を消したからだ。
兄が何をして働いているのか知らなかった。
施設にたくさんお金を入れてくれているのは
知っていたけど。

私には、何かを調べるための力もお金もなかった。
写真は幼い頃、一緒に撮った1枚きり。
あとの情報は名前だけ。苗字も知らなかった。

ここにいるかもしれない。
そう言われて来た町で私は兄を探した。
学業を疎かにするのはダメだと
院長先生に言われたから、ちゃんと学校にも
行きながら手がかりのあるところに足を運んだ。

……だって、あの悲しい笑顔を見たら
探さなければもう二度と会えない気がしたから。

大好きなお兄ちゃんに会えない。
そんなのは嫌だったから。]
(@41) 2019/04/18(Thu) 12:18:50

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣


[──そして、月日は流れて。
兄を探し始めて数ヶ月が経った。
友達もできた。勉強も楽しい。

なのに心は晴れない。


そんな折、また懲りずに兄を探していると
人混みの中に兄の後ろ姿を見た気がした。

それを見て思わず走り出す。


違ってもいい、空振りでもいい。
とにかくその背を追いかけて、
彼があるパン屋に入っていくのを見た。

よし、完全に捕まえた。

確実にそう思って、意気揚々とパン屋のドアを開けた]
 
(@42) 2019/04/18(Thu) 12:19:27

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣

[──開けたらそこは喫茶店でした。


あれぇ????おかしいな????
思わず入口で首を傾げてしまう。

でもよく見たら素敵な喫茶店だ。
ここに友達と来たらきっと楽しそう。
店内を眺めてついそんなことを思ってしまって。
はっ、いけないと思考を戻した。

店の中を見ても、兄らしき人はいない。
何故か入ったはずの兄が
出ていった直後だなんて知らないもの>>194


仕方が無いので、大きく息を吸いまして]
(@43) 2019/04/18(Thu) 12:20:21

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣




すみませーーーん!!!!
なんか灰っぽいくせっ毛で
片目が隠れ気味の
ちょっと胡散臭い外国人っぽい人
知りませんかー!!!!



[と、手っ取り早く人探しを始めたのでした]*


 
(@44) 2019/04/18(Thu) 12:21:56
萩原 悠人は、メモを貼った。
(a28) 2019/04/18(Thu) 12:25:39

兄を探して三千里 華川 黄衣は、メモを貼った。
(t3) 2019/04/18(Thu) 12:28:17

[電気鼠を相棒に、途中で貰える御三家に不思議蛙もいるので
中々良いのではなかろうか
後はボールを投げる時にうっかりコントローラーを暴投しないことを祈るばかり

そして電気鼠でちゅうをやってみるも
マイクの拾いの甘さに悶絶したりカレー作りを失敗して爆笑したり釣りに熱中したり、もしかしたらシロさんよりハマったかもしれない。そんなイフ
]


…そうか、そうだな。
思えばホムンクルスも似たようなもんだ。

確かに魔術に携わってない普通の人間が生み出すって違いはあるのかもしれない。
でもまァ、何だかんだ大丈夫だろうなァ

[人間は強いんだ。

しぶとく、図々しくも、その可能性は輝きを持ち続ける]

(己の未来に輝きがあったように)


[シロさんの歌唱力は平均くらいか…
ならオレは(29)1d100点くらいかもしれない。
正直、自信は無いので期待はしてないが…いつか機会はくるのかどうか

閑話休題

公園訪れたオレは、並ぶ屋台に目を丸くしたものだ。
アレは確か祭り事の時に出てくるものではなかったか?
とはいえ、何も無い時でもああいう特別なものがあるのは悪く無い。

世界は平和だ。
この穏やかな時を彩るように人々は生きている。

(悲しみは未だ途切れぬとも、前を向く事ができる。
別世界の己が護ったのも、そんな世界だ)
]



くれぇぷか!買う買う!
一度食べたかったンだよなァ


[甘党な巨人さんは買ってもらったチョコバナナクレープを頬張る。クリームが思いっきり頬についても気にせぬほど、すっかり気に入ったようだ。

シロさんにずっと奢ってばかりではあるが
雰囲気的に恋人というより親子のような感じなのが、オレらクオリティだろう]


…シロさん、どうした?
お腹痛いのか?


[ふと、静かな隣の彼を見遣る。
…目を閉じ、眠るように佇むその姿に
ふと、儚さすら感じて、心配そうに声をかけたか]**

[きっと私のコントローラー暴投率は36%だ
だ、大丈夫だ問題ないと私は信じている

とはいえ、多分私は君がプレイするのを
横でのんびり眺める方が性にあっていそうである
主に破壊しない的な意味で

Ifが訪れる日を楽しみにしつつ
カルデアにまた1つ、さぶかるちゃぁがやってくる日は
そう、遠くないのかもしれない
]

[3回に一回は駄目そうだ。私は
もしかして:げぇむに向いてない]

[男が歌うことはなかった幕末だからな。仕方ないよな
まぁ、カラオケというのは歌う者が楽しめればそれでよい
そのはずだ。だからあれだ
今度目指せ携帯獣ますたぁを歌うのを
聞かせておくれ。な?

それは置いておいて(閑話休題)

屋台に目を丸くする君に
るる〇をそっと見せる]

 どうも、数個ではあるが
 ああいった屋台が、公園に止まることは、
 珍しくない、らしい。

 すぅぱぁ、とやらにもとまって、から揚げやら、
 プリンやらを、売っているものも、あるとか。

[人の商魂とは逞しいのだな、と ぽつり
だが、丁度ここいらで休憩するとなると
口さみしいのは確かなので
そういったのを見越して、甘いものや飲み物を
売っているのかもしれないな、とも]

 そうか、それは、よかった。
 私も甘いものを、食べたかったもので、な。

[因みに。この霊基では誰にも言っていないが
私は甘いものが好きだ。
ランサーなどはスタバァに
妹分の女神様と一緒に行こうと約束するほど好きだとアッピしているが


注文はイチゴカスタード&生クリームチョコシロップブラウニー小枝乗せアイスはバニラで
と、何か呪文みたいにトッピングまで指定しつつ
受け取れば一口、無表情で食べる
美味しい。と思うけれど口に出さないのが私であるよ

奢りに関しては、私は恋愛小説で予習済みだ
彼女に奢るのは彼氏の務めなのだとか
……だがいかんせん。恋人が無邪気で可愛いせいで
どうにも保護者と子供の図になっているが

まぁそれも私たち、らしいだろう]


[少しばかり感慨にふけるように
或いは、この平和の世界を壊そうとした自分を思い出して
目を閉じていた、ところ―――

声がかかり、緋色2つを開けて
君の方を振り返る]

 ――いや、何もないよ。
 それより、ほら。クリームがついている、ぞ。

[指を伸ばして、君の頬についたクリームを掬い取り
そのままぱくりと、口の中

うむ、美味いな。と小さく呟き
次はチョコバナナもいいかもしれないな。と思うのだった*]

リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a29) 2019/04/18(Thu) 16:11:37

【見】 最上 雪

─悠人さんの惚気とお別れ>>192>>193>>194



[己が感情が乗ってしまった言葉。
心情乱れ口にしてしまったかの一言が
届いたのでしょうか、それは……分かりませんが。>>192
もう一人の友とどことなく似たと感じたからこそ>>66
出た言葉ではあったのでしょう。]



  ────ふふ、良いひと時を。
 (訳:ご馳走様です。)




[
白夜くん?白夜くん??
>>1:@41

さらりと告げられた恋人の名に妄想大爆発すること数秒。

お相手の方、喜んでくださると良いですねえ。


立ち上がる相手へパフェが届いてないことを伝える前に
私達二人で食べるよう仰る悠人さん。>>193
手を振り、またなの声に
「ええ、またのご縁に。」
晴れやかな笑顔で私もそう告げたのでした。]
(@45) 2019/04/18(Thu) 19:13:47

【見】 最上 雪

[扉から外に出るのを見送った後]


  …いいですねえ、こういった恋のお話も。
  あのお二人のこれからが、
  仲睦まじく幸せであれば良いのですが。


[「私、田嶋さんと悠人さんに
 幸せのおすそ分けを沢山頂いてますね。」
気付けば田嶋さんに対し幸せそうに呟いていたのでありました。]
(@46) 2019/04/18(Thu) 19:14:05

【見】 最上 雪

[しかしここで、はたとあることに気付きます。]


  ……そういえば。
  パフェのこと、どうします?


[あれはいわゆる“奢り”というやつなのでしょうか。>>193
悠人さんが注文したパフェは届かぬままですが、
店員さんが既に用意してしまっている可能性は
無きにしも非。
(準備されていなければそれはそれで問題ありませんが)


もし準備されていたとして。
嫁入り前の女性とそれを分け合うのは
さすがに問題でしょう。]
(@47) 2019/04/18(Thu) 19:15:12

【見】 最上 雪

[その場合は田嶋さんに対しどうぞと微笑んで
お譲りしたのでありました。
断られるようであれば分かりましたと言って
私がそれをお引き受けするのでした。


いずれにせよ店員さんには事情をお伝えし、
届ける相手の変更をお伝えするのでありました。]*
(@48) 2019/04/18(Thu) 19:15:27

【見】 最上 雪

─入れ違って>>@43>>@44



[パフェの行方について決まる前か決まった後か。
気配に振り返ると高校生と思しき若き女性。>>@43
首を傾げておりますが、何かあったのでしょうか?


すると女性は大きく息を吸い込んで────]
(@49) 2019/04/18(Thu) 19:15:52

【見】 最上 雪

 (!?)



[一瞬呆気に取られた後、
呆然としながら頭の回転を始めます。
灰色っぽい癖っ毛で
片目が隠れ気味のちょっと胡散臭い外国人ぽい人……。]


  ……ええ、と。
  その方がどうかは存じませんが。
  片目が隠れ気味の男性であれば
  先ほどまであちらの席にいらっしゃいましたね……。


[と、困惑しながら
その方にお声がけするのでありました。
もし話の詳細を求められたら
お見せした方が早いと言い、


ポケットから取り出した手帳サイズのクロッキー帳に
これまた愛用の黒ボールペンでさらさらと
ラフスケッチを書いて見せたのでありました。]
(@50) 2019/04/18(Thu) 19:16:35

【見】 最上 雪

[どうしてこんなもの持ち歩いているかって?
────言ったでしょう?
原 稿 の た  め だ と 。

>>0:@78>>0:@79>>1:@0


社会人生活と実家の道場講師の3足わらじ生活なため
かなりの低頻度ではありますが
同人や二次創作絵を描いておりまして。


残念ながら神絵師様とは人気も程遠い
端くれの一人ではありますが「三船千秋」
……それ、私です。
リアル知人に知られぬよう
こっそり、こ〜っそり活動しているあれやそれ。


日々見つけた妄想やネタのシチュエーション。
それらを書き留めたり絵の練習をするために
時間があればこっそり書き込めるよう
小さなクロッキー帳を
持ち歩いているのですという閑話休題。]
(@51) 2019/04/18(Thu) 19:16:58

【見】 最上 雪

[
なお本日持ち歩いたクロッキー帳は新品ですので

うら若き未成年の方々にお見せ出来ないあれそれは
まだ一枚も描かれておりません、どうかご安心を
]**
 
(@52) 2019/04/18(Thu) 19:18:12
最上 雪は、メモを貼った。
(t4) 2019/04/18(Thu) 19:30:44

リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a30) 2019/04/18(Thu) 21:23:56

[ そうだなァ、歌うっていえば吟遊詩人とかの役割だったのに
 現代はとても芸術に溢れている。

 ――ところで噂だと幕末を凄くロックンロールにした
 げぇむ作品があると聞いたのだが、幕末は日本人にとって
 フリー題材か何かなのかな?

 携帯獣ますたぁもだが、クガネ的には
 携帯獣言えるかな?を言えるように奮闘した後
 どや顔で披露することはあるかもしれない。]



  へェ〜〜……屋台ってのはこう、見てると
  わくわくしてくるな!オレは好きだぞ!


[ 特別な日や特別な場所でしか止まらないというのは
 中々好奇心が沸き上がるものでして
 己の眼のキラキラ度が増した気もする

 己は普段「肉!」な野生派ではあるが
 アンネちゃんのお茶会に行く内に甘党になったのは
 此処だけのお話。苦手なものはブラックコーヒーです

 ――なお、シロさんが突然紡ぎだした呪文
 宇宙猫顔で二度見する巨人さんがいたとか 
]

[ 平和なのは良いことで
 この世界がずっと続けば良いと思わずにはいられない

 ……いや、そうするのが己らの役目だ
 平和な世界を守るためなら、例え何があろうと
 駆け抜けるのが、人類の影法師だから ]



  ( それは、例え大切な人を失うこととなってもか? )

 
 
 

[ ――なんだか嫌なことを考えそうな気がして
 せっかくの幸せの中でそれは駄目だなと思考を切り替える

 そうして逸らした意識は
 シロさんの異変気づき、声をかけた。のだが ]


  
んえ!?
い、言ってくれよ!
  なんか恥ずかしいじゃんか……


[ クリームの指摘をされれば
 気まずそうに苦笑いしつつ、それでも満更ではなく

 ……嗚呼、本当に幸せな時間だ
 ]

[ 公園で遊ぶ家族連れや同じくでぇと中のカップルが
 視界に入る。

 ――今のところ、オレ達はとてもでぇとを満喫してると言えよう
 後は、他にシロさんとやりたいこととかあるかなと
 普段は無い休暇だからこそ、よく考えてみる ]


  ……オレばっか選んじゃってるけどさ
  シロさん自身が行きたいトコとか、オレにしてほしいこととか
  そういうのはあるのか?


[ 独り善がりになってはいけないと
 彼の願いを聞いてみる。
 そのころには公園をゆったり満喫し
 もうとっぷり日が暮れていたかもしれない *]

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣



 えっ、本当ですか!!
 多分ふたりと居ないはずなので!
 きっとその人です!!!


[やはり大声で聞くのはいいものだね!
いい返事が来てぱたぱたと近付く。
どんな人でした?チャラくなかったですか?
なんて兄だからこそ失礼なことを言いつつ
詰め寄って聞いてみれば、
ポケットからクロッキーが出てきました>>@50
魔法みたいにさらさらと手帳の上に
描き上げられる顔。
出来上がっていく絵にすごいなぁと
キラキラした目で見つめながら、
完成に従って見慣れていく顔に頷く]
(@53) 2019/04/18(Thu) 21:42:13

【見】 兄を探して三千里 華川 黄衣



 この人です!ってもう出ていった?
 あーもう……また、逃げられた。


[この人この人!と嬉しそうな顔をするけれど
すぐにしょんぼりとした顔になる。
いつもそうだ。見つけたと思ったら逃げられる。
そうして今日もまた、会えない。


落ち込んだまま、空いた席に座る。
ぐたーっと行儀悪くカウンターに突っ伏して
不機嫌ですって顔をわかりやすくしたのでした]*

 
(@54) 2019/04/18(Thu) 21:42:46

【人】 氷炎の剣士 フリーレ

[空中に浮いた悪魔を、睨み上げた。
消耗の激しさに眩暈が起きそうだった。


地面を強く踏みしめて
瞳が赤から
アイスブルー
へと”戻った”]
(195) 2019/04/18(Thu) 21:49:11

[ ──────鏡を見るのは嫌いだ

        この姿は本来の自分じゃあない。

それは、人では耐えきれない呪いの”果て”
それは、世界の恩恵を受けていた”あかし” ]




    そんなこと、

       一言だって言わなかった癖に


 [そうこの悪魔は何も語らなかった]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ


  ふっざけんな!!



[どうして声を張り上げて
  どうして繋がりを解きたいのか


 理解していない訳でもないだろうに
ああ、でもそれは心奥に深く閉ざしていたかもしれない

だから伝わっていないかも、しれない。]
(196) 2019/04/18(Thu) 21:49:27
[わかってる。
”少年”の憎悪を糧とした悪魔は

もはや憎悪しか持たないとおどけていう。

他はまるですべて偽りであるかのように。

────フリーレの源泉だって
 ほとんどは”怒り”で占められている。

世界を愛するがゆえに怒り猛る。
独りの寂しさを誤魔化すための手段だった筈なんだ。]

【人】 氷炎の剣士 フリーレ




  
[それだって、知ってたさ。お前よりも先にね。]
(197) 2019/04/18(Thu) 21:49:33

 
 ……ぼくが気にしてるのはそこじゃない!!



[密やかに告げられた言葉に
地面の火を踏みしめて
空中に浮かぶ道化の服を掴んで引き摺り下ろそうとした。]

【人】 マスター代理 リウビア

─カフェ リコリス─

[割と普通に来店したと思ったが
入った途端の大声にリウビアは僅かに眉を下げる。]

  ……お客様、店内での
  大声は極力控えていただけたら大変助かります。

  ご来店ですか?

[念の為にそう尋ねれば
重なった声のほうに気を取られたのか>>@50

カウンター席に向かった彼女にメニューを渡した。
本日のお勧めは、>>0:7に加えて、シチューが増えていた。]**
(198) 2019/04/18(Thu) 21:54:44
[現代のさぶかるちゃぁや歌文化は、凄いと思う
音楽も、手乗りの機械1つにどれ程詰められるのか
そう、思う程に身近になった

 どうやら幕末を題材にした恋愛げぇむもあるらしいから
 幕末って割と題材にしやすいのではないかな
 とはいえ、新選組などの方が多いので
 あまり長州や薩摩は取り上げられていない

 ……と、思ったら。最近幕末アニメが作られたな
 主人公に高杉晋作の名前が出た時はびっくりしたぞ
 だが私はあんな露出の激しい服は着ない。絶対にだ


君が151の獣をすべて歌い終えるまで
私はタンバリンをパンパンするかマラカスを振って
その歌声を応援していることだろう]

 そうか、君が気に入ったのなら、何よりだ。
 夏になると、花火の大会、などで
 屋台が、それはもう。たくさん出るらしい、から。

 休暇を貰ったら2人で、行こう。

[特別な日、特別な場所
君がこの美しい世界の中で、知らないことや
興味深いものに触れて目を輝かす姿がまぶしい
願わくばずっとその姿が
見られればよいのにと、思う程に

普段質素で和食を好む故に
(洋食をあまり食べないのは、留学先で世話になった
 英吉利人が悪かった。食の冒涜だ。甘味以外)

こうした甘いものに嗜好が偏るというのも
禁欲的からの反動なのかもしれない

けえきにこぉひぃはあうとおもうのだが
割とクガネは子供舌なのかもしれない

 スタバァに行ったらこれよりさらに長い呪文になるぞ?
 エクストラホイップとかな。
 注文の準備と呪文発動の準備は十分か?
]

[平和が続くことは、人類史で殆どないことだ
そう考えれば、第二次世界大戦が終わってからの
日ノ本の100年近い平和や、鎖国を挟めど徳川家康の
天下統一後の江戸幕府の時代など
日ノ本という国は、とても平和を維持するのに
長けているのかも、しれない

それが人類全体がそうであればよいのだろうが
それができぬからこそ、きっと各地で争いは起こる
それを何とかするのが、マスターであり
影法師の私たちなのだ


      たとえ、己を犠牲にしても
     大事な者が生きてくれるならそれでいい


だが、それに惑いが入るようになったのは
君と一線を越えたからであろう
影法師が、抱いてはいけないかもしれぬ思いだ

君を置いて逝きたくない。と、
そんなことを]

[それをごまかすかのように
今は甘く平和なひと時に浸りたい
―――浸らせてくれとばかりに、君と過ごす時間の
何と幸せなことか]


 今いうたでは、ないか。
 それとも―――


[顔を近づけ、頬に触れるか触れぬか唇寄せ]

[だからこそ、首をかしげるのだ]


 いや、私は君が楽しそうな姿を、みるのが。
 楽しみで、あるから、とくには、ないぞ。


[そう、本当にないのだ。
唯、君と過ごせたらそれでよかった
―――もしかしたら私は、君以上に甘えたなのかもしれない

魂がざわつくことはないが、
君の姿があるとどこか安心してしまうのだから

尚、してほしいことは色々慾に直結するので
紳士に我慢しました、まる
がっつきすぎ、いくない
]

 今日はもう遅いし、帰った方が良いかもしれない、な。
 日はあるのだから、色々行くのも良いかも、とは。

 水族館、遊園地。色々、
 君の興味がありそうなもの、は。
 るる〇で、チェック済、だぞ。

 私も、行ったことないから。楽しみだしな。

[だが、もし今、行きたいところがあるならば]


 ―――ホテルに、帰るまでの道程を。
 少しだけ遠回りして、良いか?

 川沿いに桜があるの、だが。
 きっと今の時期なら散り始めではあるが。
 夜桜が、楽しめそうだ。


[とはいえ君の体がつらいならそのまま
まっすぐ帰ろう、と言い添えて*]

[気付いた時には、もう僕に抵抗できるほどベテランスタッフは残っていなかった……。
残った店員を全て跪かせ、別の獲物を求めてこの店を去っていってやりたかった。

単位さえ掛かっていなければ。
店長が教授と懇意でさえなければ。

思えば初出勤時、僕を出迎えたスタッフ達はヴィク含め、皆一様に拍子抜けしたように口を半開きにしていた。
どうせしょうもない勝手な期待を抱かれていたのだろう。

ニュースで殺人事件が報道される際、
「優しい人でした。あの人がまさか」
「そんなことをするような人には見えなかった」
犯人はそう評されていることが多いだろう?

人は見かけでは判断出来ないのだ。
グラデモヒカンで顔中ピアスまみれの輩が人情味溢れた良い奴だったり、一見好印象で爽やかな真面目人間が、恐ろしい衝動を胸の内に飼っていたりするものだ。

もっとも僕自身は、
『問題児』などと呼ばれる言われはない。
そう本気で思っていた。]

[接客は嫌いだった。客に謙る意味がわからない。
女顔で一見優男に見えるからだろうか、面倒な客に限って吸い寄せられるように僕に寄ってくる。
そして思うように優越感を得られない相手と理解した途端、決まって顔を真っ赤にして声を荒らげ出すのだ。

「金払ってやってるんだからこれぐらい当然だ」
「こんな不味いもんを俺に食わせるつもりか!金返せ!!」


彼らは日頃の鬱憤を晴らしたいだけなのではなかろうか。
店員が抵抗出来ないとわかっていて吹っ掛けてくるから、余計性質が悪い。
売られた喧嘩は買ってやるが、勝たせてやる気はなかった。

記憶力には自信がある。
常連らしい客の顔はすっかり覚えていたし、場合によっては大抵何を注文するかまで記憶していた。
「また来たんですか」とつい零してしまえば、
覚えてくれてたんですか!?
」などと調子に乗って連絡先まで尋ねてくる客。
「態度がなってない」とクレームを投げ付けてくる客。
場合によっては「俺の女泣かせやがって……!」等と言い掛かりを付けてくる輩までいた。

人と関わると碌なことがない。
最初から凄んでいれば、不必要に舐められずに済むのではないか。
そう思って意識的に鬼神面を保っていれば、今度は
「あの店員は愛想が悪すぎる」
「怖くて店に入れない」「接客されたくない」
……一体どうしろと言うんだ。

かといってキッチンにも立てなかった。
僕の手先は壊滅的に不器用で、皿洗いさえあの頃はまともに出来なかった。]

[バッグヤードに回されると知った時は心のどこかで安堵したのだ。先生がレーナルト先生でさえなければ。]


  周りが勝手に吠えるんです。
  僕は地雷なんか撒いてません。
  人聞きの悪いこと言わないでください。
  
  それとも、
  貴方は紛争地帯にも丸腰で赴くんですか。


[ごく普通のカフェが己の周りだけ紛争地帯になってしまっているのがまずおかしいということに、僕は気付いていなかった。

日々敵地に出陣するような緊張感を抱いて出勤していた。
そういったピリピリした空気が、もしかすると周囲にも伝わっていたのかもしれない。

先輩であれ後輩であれ、
誰かを頼るなんて絶対にしない。

自分一人で何でも解決出来るという、驕り。


思えば起こしたトラブルの大半は、誰かに相談出来れば食い止められたものだったのかもしれない。
けれど当時の僕は、『人に頼ること』を恥と思っていた。

この男とは根本的に馬が合わない。
まともな会話は不可能だと決めつけていたし、するつもりもなかった。]

[
『店員さんはいつでも撮影OKにして欲しい♡』

『カーライルさんとレーナルトさんセットで推してます♡』

そういうメッセージは、不愉快すぎて見た瞬間記憶から抹消した。ところがそういったコメントが、驚くべきことに一通や二通ではなかった。

遊園地のマスコットキャラクターじゃねーんだぞ。
セットってなんだセットって。
サラダや食後のコーヒーデザートと一緒にすんな。

威圧的な度を過ぎた説教は業務執行妨害罪。
きちんと謝罪してお引き取り願ったにも関わらずお帰りにならないようであれば、不退去罪。

知は力だ。
知識があれば悪質クレーマーに振り回されることはない。

過剰奉仕が蔓延すれば、消費者側もそれが当然と感じてしまう世の中になる。
必要以上のサービスを良しとする風潮は、ゆくゆくは従業員の心身を蝕んでゆくだろう。

相手が客なら何を言われても尻尾を振るのか。
腹を斬れと言われれば斬るのか。
環境を変える努力もせず、社会常識を理由に問題から目を背けるのか。

――ほら、やっぱり忠犬じゃないか。]

[机上の空論だというのなら、何の為の、誰の為の法律なのか。]


  ……心配ではありません。
  貴方に対する忠告です。

  知りませんよ。
  少なくとも僕に非がないことだけは確かだ。


[妙な自信にだけは満ちていた。
そして、穿った見方をして冷ややかに彼を突き放そうとしていた。
どうせ彼も僕を罪人に仕立て上げたいだけなんだろう、と。

何を教わっても苦虫を噛み潰したような顔になってしまう。
年下の先輩から視線を逸らし、眉間に跡が残るまで皺を寄せ続けながら、その日はなんとか仕事を終えた。]


[今の僕にはわかる。
壁ドンは不意打ちだからこそ良いのだ。
お願いしてやってもらうものではない。

もしお願いするなら、
壁ドン(物理)より両肘ドンかぎゅうドンがいい。

ヴィクに望まれたなら、顎くいでも股ドンでも叶えよう。]



[こうして僕は不本意ながらレーナルト先輩の後輩(年上)になった。

また鉄拳が飛んでくると厄介なので、彼に対する嫌味や毒舌は一日大体10発言までと決めた。
制限を超えた分はよその先輩方に飛んで行った。

並んで歩きながら視線を感じれば、思い出すのはアンケート用紙のコメント。
店長が彼を僕の教育係としてあてがったのには、ひょっとしてひょっとせずともご要望に応える目的もあったんじゃないか。

……なんて強かなんだ。
動物園の珍獣にでもなった気分だった。


四六時中付き添われるようになってトラブルは激減した。

通路や入り口を塞ぐ客に思わず舌打ちしかけても、
長時間居座る客に眼を飛ばしかけても、
即座に長身の彼が動いて僕はすっぽり隠された。

そう――
僕は完全に彼の影になってしまった。

己の無能さを具に突き付けられているようだった。
元々の劣等感は肥大化し、彼への憎しみは募る一方。
時には苛立ちを小麦粉にぶつけたりもした。

彼の精神論には聴いている振りをした。
たとえそれが世間では肝要なのだとしても、手放しには受け容れがたかった。]

[試用期間が終わり、影から日向へと出始めた頃。
骨のない先輩が辞めて、更に深刻化する人手不足の中。

ホールスタッフも手が足りず、接客の苦手な僕もフロアを東奔西走せざるを得なくなっていた。
淡々と注文を取り、お冷を継ぎ、料理を運ぶ。
狭い店内を縫うように走り回っていれば、接触事故が起きないわけがない。

死角に居た同僚の女子高生とぶつかってしまった。
その拍子にサービストレーの上に乗せていたアイスコーヒーが揺れて、近くに座っていた客に思い切り飛び散ってしまった。

己の不注意が原因の一端ではあった。
舌打ちを飲み込んだ。

ぶつかった彼女を一瞥すれば、いろんな意味でこの世の終わりですみたいな表情でガタガタ震えている。
客に陳謝し、おしぼりとふきんを差し出し、まずは汚れを落とそうとしたところで……

相手の年配男性の言うことには、

「高価な一点物の洋服だから全額弁償してほしい」
「ついでに飲食代もタダにしてほしい」


どう見てもさほど価値のなさそうな安っぽい衣服に法外な額を請求しつつ、駄々を捏ねてきた。
こいつなら聞いてくれそうだとでも思ったか。


冗談じゃない。
そんな無理難題を認めてしまったら、今後この店には金目当ての客が殺到するだろう。]



  お出しできるのは
  現状復帰に必要なクリーニング代のみです。

  それ以上の額を支払う義務は
  うちにはありません。


[毅然とした態度を取った。
けれどそれが、客の怒りを爆発させてしまったらしかった。

何をどう説明しようと話は平行線。
そのうちに僕個人への侮辱とも取れるような発言まで飛び交い出す始末。
周囲の客もスタッフも遠巻きになり、すっかり萎縮してしまっていた。

そこに現れたのが、ヴィクだった。]


  ……っ、


[その場に居た誰もが僕を戦犯扱いする中で。
彼だけが、僕を庇ってくれた。

土下座までした彼に対し流石に罪悪感が湧いたか、話を聞いてもらって満足したか。
或いは、耳を傾けたのが彼だったから、か。


客はクリーニング代と次回の食事の無料サービス券で納得してくれた。]



  ……んでだよ。格好付けやがって。

  僕が悪かったんです。
  貴方のせいじゃねぇでしょう。

  ……、

  …………
ごめんなさい。ありがとう。


  
  お先に……失礼します。


[己のくだらないプライドがずたずたに切り刻まれた気分だった。拳を握り締めながらタイムカードを切った。

悔しくて、口惜しくて、
嬉しくて、

それまでかっこいいと思っていた自分が、酷く情けなく思えた。]

[翌日から僕は、掌を返したようにヴィクに懐いた。
何かする前には必ず一言、彼に相談するようになった。

接客に関しては、
彼を真似しても暫くは怖がられてしまった。

それまでがそれまでだった分、今度は
「いったい何を企んでいるのか」
そんな風に見えてしまったらしい。失礼な。

そういう訳でむしろ腹の黒さは上がってしまった。


初対面時にヴィクに抱いた
『クソ生意気な目立ちたがり屋』とは、
傍から見れば僕自身を表す言葉であったんだろうと思う。]

[ちなみにこの一件の後。僕は、

ダブルクリームハニーキャラメルマキアート
     withチョココレクションの実態


……を知ることになる。

好奇心から興味を示した僕が馬鹿だった。
こんなものに負けてなるものかと口にした瞬間、噎せた。

たった一口でもあまりの甘さに喉が焼けそうだ。
これを連日飲んでるなんて、どんな舌と胃持ってるんだこいつ。

まさに洋菓子の暴力団。
キャラメルマキアート自体がまず甘い。
その上にこれまた甘いカスタードクリームが溢れんばかりに盛られ、その上のチョコ群はもう蛇足だろこれ。
それぞれを少しずつ食う分には上手いと思える筈のものが、甘さを競い合って喧嘩しているようにしか思えなかった。]


  従業員価格でもそれなりにするでしょう。
  その分で野菜を買え。肉を買え。

  将来糖尿病になっても知りませんよ。


[小言を吐きつつ苦笑出来る程度には、少しずつ歩み寄れるようになっていったのだった。]**

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[球場内 喫煙所]

……はい、お疲れ。ごめんね、残ってもらっちゃって。コーヒーとコーラ、どっちがいい?


[そう言いながら缶を2つ差し出し、ラッセルが受けとらなかった方を空け、中身を口にする]


……まあ、なんの話かだいたいわかると思うけどさ。うん、バッティング。


[缶の中身を飲み干し、タバコに火をつける。口に咥え、思い切り吸う]
(199) 2019/04/18(Thu) 22:36:24

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

あの女子会でさ、今年こそホームラン打つって言ったじゃん。あれ、冗談じゃなく本気なんだよね。


[紫煙を吐きつつ、どこか遠くを見るような目をする]


ほら、あたしだっていつまで野球できるかわからないんだし、今のスタイルだっていつまで維持できるかわからないじゃない。だからさ……

[焦燥のような、諦観のような。形容しがたい感情をこめながら、呟く。そして一息入れるため、煙草を吸う]
(200) 2019/04/18(Thu) 22:37:19

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[喫煙所に差し込む試合後の夕日。それを背にして、今度は笑いながら]


今度はあたしが教えてもらう番だね、ラッセル先生。
(201) 2019/04/18(Thu) 22:37:50

【人】 カットバース 遊撃手 マナ・ローレンス

[咥えていたタバコを手に、かつて色んなことを教えた後輩に教えを請うことにした**]
(202) 2019/04/18(Thu) 22:39:48
(a31) 2019/04/18(Thu) 22:46:21

[ 幕末ってば本当に可能性が無限大なんだなァ
 いっそいろんなシロさんも観たくなってきた。

 そう感心するオレは後日キュクロプスの
 さぶかる具合についても調べる訳だが、まァものの見事に
 "サイクロプス"名義の雑魚敵キャラしかいなかった為に
 一週間しょぼくれたのは余談である ]



  花火!!確か日ノ本の風物詩だよな!
  絶対行こう!んで、何か叫ぼうぜ!


[ 確かそういうお約束だよな?と
 日ノ本の行事の多さに此方もときめきが止まらない

 ――世界には未だ未知なるものが沢山だ
 それを全て体験するまでは、絶対に消えるつもりもない ]


[ その呪文を唱えるくらいなら、オレは粛々と
 151匹を数える方が良いなーとも思うのだ ]

[ シロさんが自分を勘定に入れないでオレを救おうとするのが
 とても嫌で、辛かった。

 だから、確かなつながりができたことで
 貴方が死を恐れるようになったなら
 (共に生きることが、死をもって成し遂げることより
 大切だと思ってくれるなら)


 ――オレは、とても幸せだと思うんだ

 とてつもなく我儘なことはわかってるけど ]


[ そんな難しいことは考えずとも今は良い

 隙をつかれ、クリームを取られ慌てふためくオレに
 彼の整った顔がずいと近寄って ]



  それは……確かに、オレもそうだな


[ シロさんの言葉にとっさに反論しかけるも
 事実、己も幸せだなぁと気づき、
 そうなれば焦るように考える必要もないなと
 さくっと結論付けてしまうチョロ巨人である ]


  おう!また明日な!
  本で選ばなかった奴にも行きたいし!


[ 休暇はまだ二日目
 残り5日もあれば十分回れるだろう

 さて、今日はゆったりした一日だったので
 疲れは腰の違和感以外さほどない

 ――となれば、その提案だって二つ返事で
 了承するだろう ]