180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[ 僕は、彼女の文面に少しだけ首を傾げる。
これだと早朝から
バターサンドの感想を聞きたくて仕方なかっただけの
バターサンド信者じゃないだろうか
勝手なイメージだけど、返信はするけど
なにかしらの用件がないと自分からは書かない
そんな印象を持っていたからか。疑問符が浮かぶ。 ]
あ、伝え忘れてたけど
今日は料理部お休みだからね!
うん、教室でもいつでもどこでも気が向いたらおいで!
[ 仮にもし ───
僕へ何かしらの信号を送っているのなら。
調理室以外でもおいでと言うのは、
そういうことで。 ]*
── 全体メッセージ ──
自分が破滅するような願いをするやつは
寄り添ってくれた人の時間を返してから破滅して
忘れてもらってチャラ、とかならないから
一緒に笑ったり、励ましたり
今までどれだけの時間使ってると思ってるの
ちゃんと精算してからにして
── 全体メッセージ ──
あ、間違えて全体に送っちゃいました ごめんね♪
― to 彩葉先輩 ―
ご心配ありがとうございます
色々悩んでしまって……ダメですね
[ 大木と話した事を考えながら、メッセージを打ち込んだ
心配の言葉は優しいが……でもこれは、多少無理をしてでも思考しなければいけないことだな、とは、思う
……それ以上、何も書けなかった
工藤が話を聞いてくれないとは思っていない、けれど
まだ誘いの言葉にするには、重かった* ]
― to:かなちゃん ―
ううん、平気だったらよかった。
お返事ありがとう。
私もね、あの幽霊、そんなに怖くは見えなかった。
すごく優しそうな声をしていたからかな。
でも、だからこそ、願う時は
よく考えなくちゃいけないのかなって
人と話してて、そんな気もしてきたところ。
未練はね、聞いてみたんだけど
教えてもらえなかったの。
明日会いに行って、もう一度聞いてみたら
今度は教えてもらえるかな…
うーん、教えてくれない気もする。
かなちゃんは、聞いてみたいと思う?
笑顔の理由も。
[授業の合間に届くメッセージ。
私も同じように、時間を見つけて返信した。]
[願い事の話だったら、
私が一番最初にしたのはかなちゃんだった。
だから私の方には、そっとする理由なんてなくて。]
そうなの? 意外かも。
願い事どうしよう〜って
悩んでる人の方が多いかと思った。
そっか、かなちゃんは
元々幽霊に会いに行くのが目的だったっけ?
それとも、やっぱり幽霊じゃなくて
魔法のランプにお願いすることにしたのかな。
[何をしたらいいかわからないと
そう綴られたメッセージに、
夜道を歩きながら話したことを
思い出しながら、返信した。
でもやっぱり、いつも通りの雑談で
その話題は流れて行ってしまっただろうか。]
明日? そっか、明日がいいのかな。
うん、わかった、
なんとかするから任せておいて。
[そのリクエスト曲、本当は今日流すつもりだったけど
指定が明日なのは、今日の都合が悪いのかも…
そう思ったから、明日は当番じゃないけど
担当の人にお願いしてみようって、私は請け負った。
ほら、ちょうど、魔法のランプの話もしたし。
曲のリクエストを願い事にたとえるなら、
じゃあ明日は私がランプの魔人ね、なんて
そんなの自惚れが過ぎて笑えないのはわかっていて]
かなちゃん、明日のお昼
[覚えてるよ。その歌は、
かなちゃんに寄り添ってくれる曲だってこと。]
委員会の仕事かな?
[覚えているから、送った一行目。
二行目は今日もまっすぐ言えなくて、
文面を変えて一分後に送られた。]*
| ―― Last day [ あまりよく眠れずに目が覚めた。 朝を用意するのもだるかったから、 どこかで買っていこうとそのまま家を出た。 部活のない生徒が登校するには早すぎる時間だ。 でも人の気配はあるから、 朝練のある運動部は頑張ってるなぁって、思うだけ。 ] いただきます [ 半年余りを過ごしてきた教室に先客はいなかったから これ幸いとコンビニ弁当を食べておくことにした。 窓は開けておこう。 万が一にも匂いとか残ってイジられたら嫌だし ] (31) 2022/10/19(Wed) 1:50:04 |
| [ 横に置いたスマートフォン。 お行儀が悪い? そこは容赦してってば こんな朝早いのにあの窓に通知来てるなって、 開いたらね。天ヶ瀬のあれが見えて。 ] ……っ、ふふっ [ 確かに間違えたとしか思えない文面なんだけど、 あまりに清々しくて、思わず笑っちゃった いいね、お姉さんそういうの好きだよ ] (32) 2022/10/19(Wed) 1:50:42 |
[ そういうこともあるって送るのは簡単
でもあまり引っ張っても悪いかなって思って
「どんまい」の鯖のスタンプだけぺたり。
スタンプって便利だよね、無機質だけど感情も乗せられて ]
| [ このグループにいる皆が、あの日あの場所にいて 今日に至るまで、それぞれに考えているんだろう。 そりゃ中には天ヶ瀬が本来送ろうとした誰かみたいに そういう願いを抱く人もいるんだろうし。 ちょっとだけね、秋ちゃんのことを思い浮かべた それはついこないだ堂々と料理部の連絡してたからだし あの子がああいう態度になっていることそれ自体、 今まで思い詰めてきたことの表れだと私は感じてるから ] (33) 2022/10/19(Wed) 1:51:45 |
| [ 明日になったらもしかしたら、 何人かいなくなった世界なのかもしれない。 いなくなったことすら忘れているのかもしれない。 その手があったか、って 今更目から鱗が落ちたのは秘密。 ここまでその発想が出ないあたり、 私はなんだかんだ死ぬ気はないんだなって
じゃあ生きてたいかっていうと、 べつにそうでもないんだけどね ふしぎ。 本人にとってそれが切実な願いなのだとしても 過ごした時間を大切な思い出だと思う人がいれば それはそういう相手から、宝物を奪うことになって まあ堪ったものではないよね、とか 気に掛かる存在がないわけではないけど、 私が触れられる距離感にある相手なんてそもそも、 それこそ秋緒ちゃんとか、大木ぐらいじゃ? とか―― ] (34) 2022/10/19(Wed) 1:55:12 |
|
…… ふぁ、
[ ―― 思いながら欠伸が出た。
すごい眠い。たぶん食後のせい。 授業までの時間は余るほどあるし、 今は少し、机に突っ伏してうとうとしてよう。 たぶん声掛けられたらすぐ起きる **]
(35) 2022/10/19(Wed) 1:55:39 |
| (a1) 2022/10/19(Wed) 1:57:00 |
― to:天ヶ瀬くん ―
あ、もしかして途中送信だった?
ううん、気にしないで
私も勘違いしちゃって恥ずかしい🐈
うん、授業は真面目にね
わかりませんは危ないからね
私、天ヶ瀬くんのこと
ちょっと心配になってきたよ
[一日目。天ヶ瀬くんが当てられたあと。
私がスマホを見たのは休み時間だったから、
二通まとめてのお返しになった。]
― to:天ヶ瀬くん ―
[ここまで続けてたら、願い事はっきり言わないのは
故意なんだろうって予想はできた。
でもそれは私も同じだったから。
何か言いにくい理由があるんだろうって
それだけはうっすら、理解して。]
バスケは、そっか、そうなんだね。
意義…ないのかは、わからないけど
でも天ヶ瀬くんはきっと、
今しかできないこと優先しようとしてるんだよね?
[努力しなきゃ結果はついてこないでしょ。
意義がなかったのかどうか、決めるのは本人だけど
言い切ってしまうのはなんだか、寂しい気がして。
でも、私に言えたことじゃないのはわかっている。
ただ、余計なお節介めいた一言を添えてしまったのは
自分が優先順位を間違えて、後悔したことがあるから]
一番いい方法が見つかりますように。
[探してるなら今の選択に納得してないとこあるのかな
そんなことも考えつつ、もう一文を。]
― to:天ヶ瀬くん ―
代償 そっか、そういうこともあるか…
なんでだろう、あんまり考えてなかった。
私も気付かせてくれてありがとうね。
でも仮に、それが代償なんだとしたら
打ち消す願い事なんて聞いてくれるのかな
もしかしたら、それを願った一人だけで
全部背負うことになるんじゃないの?
それはなんか、嫌だな
でもまずそうなお願い事は
そんなの考えてる人がいたら、確かに…
ね、誰かのため、って先に言ったの私だし
もし誰かの願い事で困ったら、教えてね。
天ヶ瀬くんはもう、願い事決めてるんでしょ?
細かいとこは考え中にしても。
[感謝は受け取ったんだけど。そのせいで
天ヶ瀬くんの願い事叶わなくなったら、大問題では。
そう思って、真面目に書いたお返事は
書くのもそれなりに時間かかったから、
都合のいい時間に届いたんじゃないかな]
― to:天ヶ瀬くん ―
∞
[プロペラみたいな絵文字]
│
[竹みたいな絵文字]
[これは中段の二行を見て、なんとなく。
まだ早い時間、メモ見て最初に送った分。]
スコーンが食べたいな
おいしいクロテッドクリーム売ってるお店
近くにないかな、なるべく濃いの
[これは材料メモ見て、
何作るんだろうって思ったらつい。
催促とかではなく、自分で買って食べる用メモね。
小腹の空く時間だったかもしれない。]
ねこって本当は何のことか聞いてもいい?
[これは真夜中に。天ヶ瀬くんが見たのは、
三日目になったかもしれない。]*
[ 否定したのに諦めた自分、
受け止めたのに諦めなかった秋氏B
戻ったままの、昔の呼び方。
拒まれても尚触れ、そして当てた願いの内容。
やっぱり同じ願いだったんだと確信した。
秋獅烽ォっと、そう至り連絡したのだろう。
でも、それが嫌だからオレは消えたかったんだよ。
そして、そうするとお前の願いは叶わないじゃないか。
どうして、そんなことの為に生きることを選べる?
助ける手ではなく半端に差し出された選択肢に
賭けることが出来る? ]
── TO:千葉 ──
旧校舎探索で通ったフェンスの前にいる。
少し、願いを考え直したから聞いてほしい。
昨日はごめん。
あとは会ってから話したい。
[ 本当はついでじみた5文字で済む話じゃない。
でも、こういう文章しか書いたことがなかった。
それじゃ許せなかったら、対面した時にでも怒ってほしい。
繊細な千葉はオレに傷つけられてそれどころじゃないかもな。 ]
─── TO:秋氏@───
今まで返さなくてごめん。
沢山考えることがあってどうしても書けなかった。
もう少し待っていてほしい。
叶えるとしたら、俺の願いで叶えるから。
どうなっても、秋獅フ中から絵音くんは奪わないから。
[ 生きることを可能性でも見てくれたことは
一度繋ぎ止めようとした身として喜ばしくても、
それは彼女が希望を見出したというよりオレの為だろうから。
そう思うととても触れられなかった。
今はその望みを、過去の自分を殺さないことを誓うばかり。 ]
─── TO:天ヶ瀬 ───
正直ちょっとムカつきました。
でも、何も反論出来ないなと思いました。クソがよ。
結局秋獅ノ話しても上手くいかなかった。
多分、自分を棚に上げてる奴じゃ駄目だったんだと思う。
会いに行ったのも、行動したのも全部秋氏B
情けなさ過ぎて死にたいわ俺。
どうするのかまだはっきり答えられない。
でも、最初の願いはもう諦める。
色々ありがとう。
[ 天ヶ瀬宛は、大分いつもに近い雰囲気になった。
本当に少し気に障ったのはあるが、
ああいう風に言ってくれる天ヶ瀬だからこう返せるのもある。
演劇部に入れなどと思っていたのは、
もしかしたらわざとらしいと感じていたというより
周囲をよく見て合わせて対応出来る
その聡さになのかもしれないと、ふと思う。 ]
─ 天ヶ瀬 個人宛 ─
おはよう。天ヶ瀬っていい奴だな。
何か願い事あるのか?
オレはたぶん何も願わない。
[スタンプも何もない簡素なメッセージが
朝、割と早い時間に届いているだろう]*
─ To:壮真 ─
『 今日一緒に帰ろ。話したい 』
[ 昼休み、帰ってきて暫く、
終わりがけにメッセージを入れた。
もし既読つかなかったら…追いかけて行くかな。
これは俺が自分で叶える願い事 ]**
─ 未國 個人宛 ─
その後どうしてる?
オレはやっぱ何も願わない気がする。
[午前中、授業の合間の休み時間。
長々打ち込む時間もなくて、ひとまずそれだけを送った。
あとは時々、既読がつくか確認するだろう]*
─ Last day昼休み・全体宛 ─
[朝は見るだけだったグループへ、
一言だけメッセージ]
みんな後悔すんなよ?
[ついでに、応援するかのように旗を振るクマのスタンプ]**
[津崎からのメッセージ、
返事は打ってる暇なかったから打ってない。
あとは話したいと書いてあるから既読で充分だろう。]
[同じくらいのタイミング、通知のポップアップに
収まる見えた大木さんの一言は見えた。
クマのスタンプは、あとで確認することになるだろうけど、
今は、その一言を強く胸に刻んでおく。]
大木への返事は、お昼休みに。
そのころには全体宛にひと言メッセージが入っていたけど
そちらには返信をするつもりもなかった
『 願わないのも、ひとつの選択肢だよね 』
その後どうしているのか。
その後どうすることにしたのか。
何も触れずに大木に返した。
カーテンの隙間から覗いた空を切り取った、
写真を何気なく添付して。
もしかしたら写り込んだ校庭の様子から
それが保健室だとわかるかもしれないし
わかったところで、
大木は疑問符を頭に浮かべるだけかもしれない、けど。*
(
)──>>世良健人
━━━━━━━━━━━━━━━━
わかった。俺も、話したかったよ
君、ずっと寝てるから
俺寂しかったんだけどな
眠りの王子様は
どうやったら起きるのかな?
とりあえず消しゴム飛ばしてみたよ
帰りにね、おやすみ
━━━━━━━━━━━━━━━━
─────── < <秋月壮真
──To:天ヶ瀬──
誤爆はドンマイ。ありがとな。
誰に対してかは知らないけど、
俺には言えないことだったから。
俺は願いごとはしないけど、肝試しには行こうと思う。
あと今度はもう少し
胃と血糖値に優しいものを食わせて欲しい。
美味くはあった。
8 ←ひょうたん。
[瓢箪のスタンプや絵文字は持ってなかった。]
| [ 寝ているような寝ていないような。 硬い机に突っ伏して得られる眠りなんてそんなものだ、 声を掛けられればそりゃ起きた。 >>100 外して置いていた眼鏡を掛けてそちらを向くけど 見るまでもなく、飽きるほど聞いてきた声である。 ] …… うう うるさいばか…… [ 呻くような声が大木まで届いたかは怪しいところ。 クラスが違う以上、入口からの声掛けになるのは 致し方ないといえばそうなので まあ理不尽だ。でもいつものことかもしれない ] (228) 2022/10/19(Wed) 20:19:08 |
| [ 大変今更な話だけれど、 鈴掛未早という人間はつまるところ、 「気を許した相手ほど言葉が悪くなる」 あまりよろしくない性質の持ち主だ。 気遣うべき場面なら意識はするけど、 日常生活の中でそういった瞬間はまあ多くはない。 呆れた顔しながら旧校舎探索には顔を出すし、 仮に真夏日の生徒会室で皆の思考回路がやられて 「一旦アイス買いに行かね?」ってなったとして 馬鹿じゃないの? って言いながら 一緒にコンビニまで買い出しに行ってる。 なんというか、そういうタイプ。 そんなことが実際にあったかはさておき。 大木にはそういうとこ、散々見せてきていたと思う 受け止めてくれるから甘えてるのかもね。 たしかにそういうとこ、眩しいなって思いはするかな ] (229) 2022/10/19(Wed) 20:19:46 |
|
なに、どうしたの
悩んでる?
[ 今日、わざわざ声掛けてくるって、 その話かなって思ってしまうのは仕方ないでしょ
問う声は思いのほかふわっと響いて自分で驚いたけど 実質寝起きだし。私にだって柔らかい表情はできるし *]
(230) 2022/10/19(Wed) 20:20:13 |
──To:金海──
一昨日はありがとう。
これまでA組行ってもすれ違いまくってたから、
今度からは会いに行く時はメッセージ入れてからにする。
学校行事以外はライブハウスでライブやってるので、
気に入ってくれたなら&
暇があったら観に来てくれたら嬉しい。
今日、旧校舎行くなら頑張って。
[願いごとの話はやっぱり聞きづらいから、
おそらく俺と同じでびっくり耐性がないことへの
それから金海の願いごとへの応援みたいなものだけ。]
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
うん、途中送信だったんだけど
なんでねこって書いたか分かんないねこ
僕が心配 …… ?
大丈夫、そんな危なっかしい願いをする気はないから。
あれ……違う ?
のうみそ ?
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
うーん、そうだね……
意義、意義はあったのかもしれないね
願いを諦める為に始めてたコトが
突然叶うってなったら、じゃあもう必要ないのか、って
そんな感じかな。
そうだね、叶ったら優先したい事は、いっぱいあるよ
[ 無駄だったとは言わないけど、意味は失った。
我ながら難しいコト考えてるな、とは思う。
もっと単純でいいのかな ──── ]
ありがとう。
彩葉ちゃんにも" 願い "が見つかりますように。
(1day)
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
優しそうな幽霊が願いを叶えてくれるってだけでも
もう訳が分からないからね
代償としてなにかよこせって言われる可能性は
考えておいた方がいいかもだね
打ち消す願い…… どうなんだろ
まず間違いなく打ち消した人には恨まれるよね
その上、自分の願いもそれで終わり
結局、何も叶わなくて恨みだけが残るって悲しい
え、やだ
そんな恨まれ役、
彩葉ちゃんにやらせたくないんだけど?
[ 夜中、寝る前の返信。
そして二日目、メモ帳代わりに使っていたメモ書きを
誤送信したのに気付いたのは
タケコプターの絵文字が返信されてから。 ]
それなら、駅前のコテラックってお店がおいしいよ!
濃さもね、三種類から選べるから
違うの頼んでシェアするのがオススメかな!
[ それから、スコーンが食べたいなんて文が来れば
オススメの店を書いて即返信して。
ちなみに材料メモは
カヌレを作る予定の一部でした。 ]
[ そして、三日目の朝。
" ねこって本当は何のことか聞いてもいい? "
こんなメッセージが届いていた。
僕は指を震わせ、おそるおそる返信した。 ]
ごめん、比喩でも何でもなくて ……
猫になるのもいいなって、ちょっと逃避しただけなんだ
[ 本当にそうなのだから、仕方ない。 ]*
あやちゃんへ
幽霊と話しをしたんですか?
あやちゃんは やはりつよい……
笑顔の理由、答えてくれるでしょうか。
ボクもしってみたいです。
楽しいから
嬉しいから
じゃ、 なさそうで
─ To 壮真 ─
『 起きた。
けどもっかい寝る、
消しゴムは頂いた
俺の勝ち。
また後でね 』
── To:絵音 個人メッセージ ──
自分宛てだと思った?
まだ幸せそうな顔で
お菓子を食べてもらってないからね。
もう一度考えるキッカケになってくれたのなら嬉しいよ。
そっか、秋緒ちゃんとは話したんだね。
全部秋緒ちゃんが行動したんなら
次は絵音のターンでしょ ?
どうしても解決できなかったら
僕も考えるから、がんばれ。
── To:大木センパイ 個人メッセージ ──
おはようございます! 僕がいい奴ですか ?
僕は早朝から誤爆で
みんなの眠りを妨害した悪い奴ですよ。
そうですね、僕は叶えてもらおうかと思います。
大木センパイは何も願わないんですか。
それもいいと思いますけど、
僕にくれる甘いお菓子を願ってくれてもいいですよ!
(ケーキとフォークのスタンプ)
── To:千葉くん 個人メッセージ ──
誤爆して感謝されるなんて人生初だね。
僕も誰に対してかは分からないけど、
誰かの考えが変わったのなら
寄り添ってくれた人のお陰でしょ。ありがとね。
肝試しには行くんだ……
男同士でもいいから、ちゃんとペア組んで行ってね。
悲鳴上げる方じゃなくて、支えてあげる側でね。
じゃあ今度リクエストで作るから
だからひょうたんは忘れて ∞ ←
| [ あのバカ、とは言うけど別にそこまで馬鹿じゃないし 馬鹿真面目だと思うけど別にそこまで堅物でもないし まあ、いいやつだよね って 大木をどう思うか問われたら、私はきっとそう答える。 見ていて清々しくなるほどの明るさがあるから 悩みがなさそうっていう人の感想もわかるけど 真剣に考え込む姿を目にしたことだってあるし >>241 これで悩まない人なんている? ってぐらい 事態は深刻だって、そう思っているのもあるし。 悩んでる? って思うでしょそりゃ。 驚かれるなんて(目を丸くされたら、) 心外だなあって、それは声には出さないけど ] (275) 2022/10/19(Wed) 22:31:31 |
| …… へえ [ でも、悩んでなくもない、って言う大木の表情は >>245 すごく深刻に思い詰めてるって感じではなかったから 相談に乗る必要があるわけじゃないらしい。よかった。 話を聞くだけならできても アドバイスはできない……というか、したくなかった。 だって人の気持ちなんてその人にしかわからないのに 下手を言って影響与えても責任なんて取れないじゃん
いたずらに突っ込むのは無責任でしょ って これはただのモノローグ。お互い知らなくていいこと ] (276) 2022/10/19(Wed) 22:32:08 |
| いいけど、 [ 「どうだ?」と言うこいつは >>245 そんな野次馬根性で踏み込むやつではない、はずだ。 むしろ心配? 私を? いやいや。 …… いやありえなくはないか…… なんて思いつつ ] それならどこか行こっか [ って、場所を移すことにする。 今は朝早いけど、つまりこのあと人は増えるし 念のため、もっと見つからない場所に行きたい。 屋上前の階段とか、そういう 他にいい案があれば全然ついてくけど ] (277) 2022/10/19(Wed) 22:32:31 |
|
どうだって言うけど 今のところ思いつかない。
[ そうして移動して、一息ついて 私はそんなことを口にするだろう。 ]
神頼みしてでも欲しいものはあったんだけど 3… 5年前なら絶対それにしてたと思うけど
今もらっても意味ないなって、 考えてるうちに気付いちゃったんだよね
[ 最初の言葉だけで終わらせてもよかったけど こんなところまで来たことだし。出血大サービス(?) *]
(278) 2022/10/19(Wed) 22:33:15 |
─ 天ヶ瀬 個人宛 ─
オレはいい奴だと思ったな、
時間はともかく内容で。
願い事叶ったら幸せになれそうか?
甘いお菓子は検討しとく。
あれ本当に誤爆?
[最後に興味本位の問いを付け足して、
探してみたらあったチョコレートのスタンプもぺたり]**
せなちゃんへ
わかりました。
[ 魔女の帽子被った鯖に添えられた
鯖トのスタンプ、
これをおでかけのスタンプと言い張る
作者さんのセンスはよくは分かりませんが。
面白いのでよしとしましょうか。
それだけ送って、
ボクも眠りにつこうとしました。 ]
せなちゃんの願いが
どうか叶いますように。
[ そしてどうかあなたが 幸せでありますように。
もし、声にだしていたらきっとボクのこえは
微かに 震えてたのでしょうね ]*
― to:天ヶ瀬くん(一日目) ―
そうなんだ。ずっと前からの、
多分難しいお願い事なんだね。
だったらやっぱり、叶いますように。
[意義についてのメッセージから
私はそんなふうに読み取って、お返事した。
なんだかお祈りの応酬みたいになっちゃった。]
人生に無駄があったっていいと思うけど、
体はひとつしかないもんね。
一度にできることには限りがあるから、
迷うのはわかる、気がする。
[付け加えたのはきっと、独り言のようなもの。
だけど、]
― to:天ヶ瀬くん ―
[代償についてのお話は
考えておくに越したことはないだろうから、
そこには同意するお返事を送っておいた。
恨まれて終わりだなんて話になったら
それは悲しすぎる…
って、そこまで読んで一旦送ったんだけど、そのあと]
え、それなら私だってやだよ
この期に及んで、
天ヶ瀬くんの願い事叶わなくなるの
黙って見過ごせないんですけど?
[そこだけはしっかり主張したくて。
でもこの話は多分平行線だったんじゃないかな]
― to:天ヶ瀬くん(二日目) ―
[スコーンに対する料理部員さんのレスポンスは
とっても早かった。]
駅前にそんなお店あったんだ。
選べるほどの品揃えってすごいね?
シェアかあ
ありがとう、今度行ってみる。
[とこちらにはお返しして。]
― to:天ヶ瀬くん ―
朝のグループメッセージ、びっくりしちゃった。
ね、教えてね、って言ったの覚えてるよね。
天ヶ瀬くんはやだって言ってたけど。
じゃあこういうのはどう?
天ヶ瀬くんが誰かのために願い事使うなら、
私が天ヶ瀬くんのお願い事叶えるから。
それなら両立するんじゃないかな。
もちろん、もしもの時の話だけどね。
[恨まれ役は天ヶ瀬くんになっちゃうけど、
それが願う側の代償だというなら
筋は通っていると思う。
でも、天ヶ瀬くんの願いがそれで終わるのは
やっぱり見過ごせなくて。]
[本当に、みんな何事もなく、
無事に済めばそれに越したことはないんだけど。
もしもの時は、人に言えない理由が
どうこう言ってる場合じゃなくない?
なんて考えてたら、猫のこと忘れていた。
追加で送っておく。]
逃避で猫になるんだったら
過酷な設定すぎない?
じゃあ、野良猫ちゃんがお腹空かせたら
ごはんあげるね
[飴ちゃんのスタンプ]
[地域の人に怒られるかもしれないけど。
今も授業中にスマホいじってるし、
問題行動が一つ二つ増えたっていいでしょう(?)
私だって、たまには悪いこともしたくなるのだ。]**
| [ わあ直球。でもそういうやつだって知ってるし、 嫌に思うということはなかった。 話したくないって言えば引き下がってくれるって わかって……というか、信用しているし。 >>295 昔のことなんて、話す機会はそうそうない。 自分から口にすることをまずしないから。 まあ昔を知ってる存在はすぐ近くにいるんだけど 怪物は私の事情を全ては知らない。 まして私の絶望なんて、なおのこと。 でも、まあ、いいや だってもう、全部過去の話だし … と、思う。 ] (342) 2022/10/20(Thu) 1:43:42 |
| (343) 2022/10/20(Thu) 1:44:30 |
| ピアノ。やってたのはさすがに知ってるでしょ 習うのはもうずっと前に辞めたんだけど 音楽ってさ、 同じ条件で、同じ楽器で、同じ曲を弾いても、 なんでか全く同じにはならなくて コンクールの枠なんて限られてるのに 毎回のように入賞する怪物がさ、いるんだよね [ 夏実もまあ「持ってた」と思うけど、 思い浮かべたのはあの日そこにいた誰かさんのこと ずっとずっと雲の上にある、憧れた音。 ] (344) 2022/10/20(Thu) 1:45:18 |
|
ミスなく弾けるだけじゃ足りなくて、 あんな音を奏でたいって思っても、 自分で弾くとどうしてもなんか違う
物心ついた頃からやってたけど、 なんか、続けるほどに、思い知るわけ
あ、私、持ってないんだ って
[ だから辞めよう、とは思えなかった。 音楽も、弾くことも、ピアノを習う時間も 私は好きで、それでも手放したくなくて ]
(345) 2022/10/20(Thu) 1:45:48 |
|
努力だけじゃ報われない。 好きだけじゃ続けられない。
でも、それでも辞めたくはなくて
人の心を惹き付けるような、 特別な才能が欲しい―― って
あの頃の私は、いつもそう思ってた
[ 懐かしいな、って、独り言ちて ]
(346) 2022/10/20(Thu) 1:46:36 |
|
でも、もう辞めたから。 今更手に入ったって… って感じで
才能があってもあの頃には戻れない。 だからといってあの頃に戻れても、 持ってない私じゃ、また同じ道を辿るだけ
願い事、ひとつだけじゃ足りない。 それなら願う意味もないなーって
借り物の才能で脚光を浴びたところで 納得できるかっていうとあれなんだけど
…… でも、天性のセンスってやつは 神頼みでもしないと手に入らないでしょ たぶん。
[ って、話す声はきっと淡々として聞こえるんだろう。 いつもとそう変わらないように。見えてるだろうか。 ]
(347) 2022/10/20(Thu) 1:47:24 |
|
なんかもう、
宝くじを当てたいとか、 そういうのしか思いつかないな 今は
[ この話はまだ完全じゃない。 わざと話さなかったことは、ある。 そこに気付かれるか追及されるかは 大木の鋭さ如何、って感じなんだけど。 **]
(348) 2022/10/20(Thu) 1:48:27 |
| (a43) 2022/10/20(Thu) 1:49:30 |
── To:大木センパイ 個人メッセージ ──
内容は、まあ……その恥ずかしいです
本気のエゴ同士の戦いなんで
すんなりいくはずが無いと思いますし、
すんなりいってはいけないと思います。
願い事が叶ったら ……
僕の方は叶ってからがすんなりいかないでしょうけど
望んだ事なので。幸せになります。
えっと、本当に誤爆かはご想像にお任せします。
センパイこうやってみんなに声かけてるんでしょ ?
センパイが一番いい奴ですよ(ハートのスタンプ)
[ 相変わらず授業中の時間に送信 ]**
謝らないでよ
あたしが勝手なんだから
うん、ありがとう
[ 「どうなっても、秋獅フ中から絵音くんは奪わない」
その言葉を見た時、どうしても、安堵した
勇気を出した結果が、少しでも彼の何かを変えることが出来たのかもしれないと、自惚れても良いだろうか ]
……もし、あたしに何か聞いてほしいことがあったら
呼んで
[ もうひとつ、追加でメッセージを送った
正直、己に出来ることはもうないと思ってはいるけれど ]
せなちゃん
おはようございます。
今日は少し肌寒いですね、
[ ボクは昨夜、向き合わなかった姉貴分へ
ふたたびメッセージを送信しました。 ]
せなちゃん。
ボク は
[ 或いは、ボク"も"、になるのでしょうか ]
みんなにボクのこと 忘れてさせて
どこかに消えてなくなってしまいたい
と、ボクは願っています。
[
きっとずっとずっと眠らせていた
幽霊が囁く甘ごととボクは手を繋いで
]
ボクは
そんなボクが嫌です。
ボクが嫌いです。
変わりたいんだって、ずっと願ってました。
ぜんぜん叶わないけど、
ボクはボクの好きな自分になりたかったです。
[ ずっとずっと眠ることがなかったはずの
魔法のランプの願いと、ボクは手を繋いで
]
──To:天ヶ瀬──
どういたしまして?
俺の心配はひとまずなくなったと報告しておこう。
肝試しは一人で行くから肝試しなんだ。
悲鳴と支える役一人でこなすわ。
菓子の種類あんまわかんないんだけどパンケーキ?
ホットケーキとの違いがわからないんだけど違うの。
[ベースのスタンプ]
[ごめんな、ひょうたんの形見てたら正体気づいたわ。]**
それがボクの本当の声なのか
ボクはちゃんと ボクにちゃんと聞いてきます
だから まってて。
[ デフォルメユメリンが おーってする スタンプ ]*
かなちゃん宛に、
鯖が「はい」って言ってるだけのスタンプ
『 かなちゃんへ。
かなちゃんは自分が嫌いかもしれないけど
残念ながらあたしは、今のかなちゃんも好きだよ。
頑張り屋さんで、
優しくて、
友達想いで、
芯が強くて、
だけど
もしもかなちゃんが変わるなら
かなちゃんの好きなかなちゃんになるなら、
あたしはたぶんもっと、
かなちゃんのことを好きになるかもしれないね。
今夜19時。旧校舎の前で。
時間だめだったら言ってね。
P.S. おやつは300円以内です!! 』
そうしてもう一度、かなちゃん宛に、
鯖が「はい」って言ってるだけのスタンプ
─ 天ヶ瀬 個人宛 ─
エゴの戦い、いい形で決着ついてほしいな。
天ヶ瀬が無事幸せ掴めるように祈ってるよ。
みんななんて無理無理、気が向いた相手だけ。
じゃあこのくらいにしとこうか。
またな。
[休み時間が終わるギリギリぐらいに送信。
天ヶ瀬とのやりとりはこれで切り上げるつもりで、
ペンとノートのスタンプを添えた。
授業を、受けろ。]**
──To:工藤──
昨日はありがとう。
旧校舎いつ頃行くとか決めてる?
放課後より後?
もしそうなら工藤が向かう前に一瞬時間もらいに行くかも。
ついてきてほしいわけではないので安心して欲しい。
つきそい必要だったら行くけど
多分その前には俺の用事は済ませるので。
[既に行ってるようならそれはそれで
やること終わったら時間貰えば良いかな。
多分やることは変わらないし
結果報告みたいなものだから。]*
千葉くんへ
ボクの願いが叶ったら
ボクはその約束を果たせないかもしれません
でも ボクは
千葉くんのベースを また聞いてみたい
そう思いました
千葉くんのベースはびりびりします。
おなかにずんってきて ボクはそれが初めてで
直接聞くライブの音が
こんなにもかっこいいのだと
ボクは知りました
[ 旧校舎、千葉くんは行かないのでしょうか。
応援の言葉が並んでいます ]
ボクは 、
ボクは ボクの願いと対決してきます。
ボクが勝ったら
またベース きかせてくださいね
かなみ かなと *
──To:かなみ──
[自己紹介の時に聞いたフルネームの音が印象的で、
漢字の並びのどこか厳めしい感じの並びよりも
やわらかいひらがなを選んだ。
「願いが叶えば約束を果たせないかも」
その一言に、ぐ、と息が詰まったけれど、
続きの文面に口端を少し上げて微かに笑うことができたから]
ありがとう。
俺もかなみがまた聴きに来てくれたら嬉しいし、
その時はファンサ?もするよ。
[何したらいいのかわかんないから
ユメリンの神対応の話を
会長か天ヶ瀬にでも聞いておこうと思う。]
俺は願いごとはないんだけど、
対決はしてこようと思ってる。
幽霊と?っていうか俺自身と。
バレてるかもしれないけど、
かなみと同じでびっくりしやすいから。
だから、俺も頑張ってくるし、
お互いに自分に勝てることを祈ってる。
またベース、聴いてもらえるのを楽しみにまってる。*
― to:千葉くん ―
ありがとうは、こちらこそ。
旧校舎はそうだね、行くならまた夜かなって
ぼんやり考えてたんだけど、
明るいうちって選択肢もあったんだね?
こんな調子だから、時間は大丈夫だよ。
いつ頃なら都合がいいかな?
つきそいも、特に考えてなかったな。
行きはみんなで行ったんだし、
誰か居合わせたらそれはそれで…って思ったけど
でも、願い事はみんな一人で言いたいものかな。
千葉くんは、一人で頑張ってくるの?
[つきそいは…行きはみんなで行ったんだし、
千葉くんこそ一人にこだわらなくてもいいのでは?
…って、本当は思わなくもなかったけど。
肝試ししようって男の子に言うのは
無粋かなって思ったから、言いませんでした。]*
── TO:天ヶ瀬 ──
腕によりをふるえよ、それが天ヶ瀬のターンなんだろ
[ 沢山書いてくれた相手に、たったそれだけ。
オレは口が上手くなくてコミュ強でもないから
一度反論が出来ないと認めたことで言い合いは続けない。
悔しいけどそれはそれで楽しくないわけじゃない、とか
天ヶ瀬は笑いそうだから絶対言わねー。
秋獅ニのことも今は、分かることが少なくて
任せとけとも助けてとも大丈夫そうとも言い難く、
密やかに応援を受け取るばかり。
そんな簡潔なメッセージでも
考えて、考え直して帰ってきたことくらいは
ちゃんと伝わる筈だろう。 ]
── TO:秋氏@──
さっき神様に会ってきた。
結局、忘れられることも消えることも出来ずに帰ってきたよ。
ちゃんと全部覚えてるだろ?
詳しいことは会って聞いてほしい。
いつでもいい、そっちが空いてる時間で大丈夫。
どこでも指定された場所まですぐ行くから。
出来たらその時、秋獅フ気持ちがどうなったのかも教えてほしい。
あんなことを言ったんだから、
俺からも妹みたいな女の子との思い出を奪わないよね?
[ 聞かせてもらえるならそれは、滞る迷いの渦になるのか
はたまた道を見つけゆく空なのか。
逃げて逃げて、救われる側になってしまったオレには
想像するのも難しかったんだけど。
あの日二人きりの教室で祈った気持ちは、
自分の身勝手さに自責しても変わっていない。
だからお前の真似をするよ。
もう一度、生きていてほしい思いを示すよ。
今画面越しに出来るのはそれだけだ。 ]
──To:工藤──
じゃあ俺も夜にしとく。
幽霊に会うのはひとりでがんばる。
工藤が着くくらいの時間には
旧校舎から出てくるようにするから
旧校舎前とか?で会えれば。時間は工藤に合わせるよ。
その時に付き添い必要なら行くし、
他の誰か来てたら一緒にでも。
一人で願いごとしたかったら待っとくかな。
いや、用事済んだら帰ってもいいんだけど
ひとりで帰るのあれだし。
[2回も入るのかとは思わないから大丈夫。
暗い中待つことになるのも多分、大丈夫。
ほんとに大丈夫か?と思うだろうけど、
あれだしってなんだよというところと共に
スルーしてくれると助かる。]*
── To:彩葉ちゃん 個人メッセージ ──
[ 期限を迎えた三日目。
まだ結論を導き出せない僕たちは、
引き続きメッセージを投げ合っていた。 ]
うーん、それなら両立しそうだけど ……
だけど彩葉ちゃんは、それでいいの ?
願い事、みつからなかった ?
[ 朝の誤爆メッセージで、僕が自分の願い事を放棄して
誰かの為に使う可能性を強くしたのかもしれない。
僕の願いを誰かのために使うのは、僕の権利だ。
彼女が僕の為に使うのもまた、彼女の権利だ。
──── あれ?説得しようと思ったのに
脳内ですでに負けてるやつだ、これ。
追加で届いたメッセージは猫の話題。
僕は自分の席で笑みを浮かべながら返信する。 ]
じゃあ、優しいご主人様に飼われる猫にして
ってお願いすれば大勝利かな!(寝そべる猫スタンプ)
もしもの時のために伝えておくね
でも、嫌いにならないでくれたらうれしい
[ 一度、ここで送信して。
少しだけ間を開けてから 追加メッセージを送信。 ]
| [ ―― 思い出してしまうな。 努力だけじゃ報われない。 好きだけじゃ続けられない。 そんな世界でも、 そういった言葉だけが、支えていてくれたこと >>421 お気に入りの曲を何度も聞き返すみたいに ずっとずっと、頭の中で繰り返す 声 のこと。 ] (539) 2022/10/20(Thu) 22:11:09 |
| でしょ? 頑張ってたよ 昔はね。 [ 話を聞く大木にも、何か思うところはあるのか 聞き入ってくれる様子と落ちた言葉に >>420>>421 くすりと笑って、わざとらしくそう返した。 ] (540) 2022/10/20(Thu) 22:11:26 |
| [ 弾けなくなったわけじゃない。 嫌いになったわけでもない。
音楽は好き。でもこういう話は、 大木に限らず人に話したことはあまりないと思う。
「ならどうして辞めたのか」って
たったひとつ問いを避けたくて だけれど今、そこに触れられなかったことに、 安堵と何かしらが綯い交ぜになった感覚でいるのは
なんなんだろうな。
人の気持ちなんてわからない。 それは時に、自分自身のものでさえもね ] (541) 2022/10/20(Thu) 22:11:56 |
| 習うのもそうだし、 コンクール1回1万とか、そういう世界よ それこそ奨学金とかもらえるぐらいの 飛び抜けた何かがなかったら、 一般家庭の身には険しい道ですね それを超えてプロになってるような人はもう、 神様ですよ。神様。 いやまあそれは言い過ぎかもだけど、 私から見たらほんと、雲の上って感じ。 [ 天井を仰ぐ大木には、 >>423 そんな夢のない話を零して目を細めよう。 そう、一般家庭の身には険しい道なのだ。 わりと裕福な方ではあったと思うんだけど …… というのはまた別の話。 ] (542) 2022/10/20(Thu) 22:12:29 |
|
…………
なんか、そうやって労ってもらえるの 久しぶりだったから嬉しいや
ありがと。
[ ふっと思ったことを、今回ばかりは素直に口にした 私にだってそう言うことくらいは、略。 *]
(543) 2022/10/20(Thu) 22:12:51 |
──To:工藤──
あ、もしかして行かない可能性ある…?
それなら時間貰うのは明日以降でもいつでも大丈夫。
[送ってから行くとは言ってないことに気づいたので一応。]*
── To:千葉くん 個人メッセージ ──
パンケーキとホットケーキの違いはね!!
[ ひょうたんのスタンプ ]
ないよ!!!
[ ひょうたんのスタンプ ][ ひょうたんのスタンプ ]
[ ひょうたんのスタンプ ][ ひょうたんのスタンプ ]
[ ひょうたんのスタンプ ][ ひょうたんのスタンプ ]*
| …… あー、もう、 このままばっくれてどっか行きたい [ そう独り言ちたのは大木との話が終わったあと。 帰りまで一緒なわけではない。ほんとそれ。 >>549 まあもしいたとしてもたぶん、 一緒にサボろうぜって言うタイプではないでしょ って、昨日の1限いなかったとか、 そんなのクラスの違う私は知らないことだし。 残念ながら身に染み付いた優等生しぐさが その衝動を現実のものとすることは阻んだ。 ] (550) 2022/10/20(Thu) 22:49:37 |
| [ 授業に取り組む時間は惰性に近くて あちらこちらへ取り留めなく思考を彷徨わせながら 今日も聖奈がいないな、って気付く >>85 保健室にいるなんて私には知り得ないこと。 昨日も姿が見えたと思ったらすぐ早退してた。 常ならぬその様子は不安を呼ぶ、そう思えば 筆箱食べそうになってた時からちょっとおかしかった。 ような気もしてくる。 いや真剣に悩んでるじゃん。 >>1:387 ] (551) 2022/10/20(Thu) 22:50:09 |
―― To:聖奈
生きてる?
[ それだけのメッセージが届いたのは
昼休みが終わるくらいの時間。
それだけのメッセージを送るかどうか、
午前中ずっと迷っていた。それだけ。 *]
| [ 生存確認をしたかった。 そんなの私の身勝手。 悩んでるとして、悩んでたとして、 手の伸ばし方なんてわからなかった 必要とされているわけもない。 *] (552) 2022/10/20(Thu) 22:51:18 |
──To:天ヶ瀬──
コーラ返して。
炭酸飲んでる時に咽せるとしぬ。
じゃあパンケーキ(ホットケーキ)で…。
[ アザラシanimalがごめんねしてるスタンプ]
[一応悪いとは思ってるから
ひょうたんには触れないでおいてやろう。]*
― to:かなちゃん(二日目) ―
幽霊と話したっていうか、
一方的に話しかけただけって感じだったかな。
私は答えてもらえなかったけど、
かなちゃんだったら違うかもしれないから。
気になるなら聞いてみたらいいと思うな。
でも、私は幽霊さんの顔から、
感情はうまく読み取れなくて。
かなちゃんは、どうしてそう思ったの?
― to:千葉くん(三日目・午後) ―
わかった。えっと、それじゃ
行く時間決めたらまた連絡するね。
夕方くらいまでには?
うん、なるべく早めにします。
今日も帰りの心配してくれてありがと。
[笑顔のスタンプ]
[鮪のスタンプ]
[あれだし、はこれだし、ってことにしておこ?
そしてこちらは普通にスタンプ送ってしまうのです。
と、千葉くんへの返信に打ち込んでたら
追加でもう一つメッセージが来たので、
ここまで一旦送ってから、私ももう一つ]
ううん、どっちにしても行くことにする。
だから大丈夫だよ。
[もし、何も願わないという結論を出したとしても。
今日は家に一人でいるの、落ち着かないと思うから
私もそこに、足を運びたかった。]*
─ 秋月 個人宛 ─
助けが要りそうなら事前に言えよ。
行くから。
[送信時刻は日が沈む頃]*
| [ 特別な才能が欲しかった。 >>343 ■■を■■■ほしかった。 五年前の私ならきっと、 その願いに魂だって賭けられた。 億万長者になりたい、とか >>1:537 宝くじが当たればな、とか >>348 三年前の私ならきっと、 その願いが何より切実な望みだった。 今は、……今は、もう、何も思いつかない それらはすべて、過去になってしまったから ] (570) 2022/10/20(Thu) 23:49:34 |
| [ 私がいなくても幸せに生きてる人の 幸せを叩き壊してまで叶えるものではない。 ■■■を■■■のは、いけないこと。
過ぎた時間とそれなりに持ち合わせた倫理観は ただ、どうにもならない絶望の味だけ残す。
褒めてくれたひとはもういないのに。 優しい声を頭の中で繰り返して思い出に縋って、
褒められる自分から逸脱しない程度の、日々を浪費する ] (571) 2022/10/20(Thu) 23:50:40 |
──To:工藤──>=75
りょーかい。連絡待っとく。
そんな急がなくて大丈夫。
帰り道は、うん、危ないので。
[あれだしの解釈がやさしさで出来ていたので乗っておく。
スタンプは押すべきか迷ったけど押せなかった。]
そっか、それならよかった。
来る時は気をつけて。
[追加メッセージにはそう返して。少し安心した。]*
| [ 消えようとは思えなかった。 その発想を、持てなかった。
死んだらあの人は悲しむんだろう。 今でもそれだけは確信があった。 長らく面倒を見られてきたからこそ、 死んで伝わらないことは、きっとない。
私はもうその光が当たる存在ではないのに 翳らせる雲には、なりたくないと思ってしまう ] (572) 2022/10/20(Thu) 23:51:24 |
| [ 星はただそこにあるだけ。 何かのために輝いているわけじゃない。 誰かのためなんてなおのこと。 私には誰もいない。 >>2:482 努力したって、好きでいたって、 ■■、■■■、■■■くれる人なんて ] (573) 2022/10/20(Thu) 23:52:42 |
| [ ―― でもそれって、 願って得るものじゃないんでしょ *] (575) 2022/10/20(Thu) 23:54:00 |
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