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ラサルハグは、『人を殺したい気分』の箱を未だ所有している。現場にいなかったから。 (a102) 2021/04/27(Tue) 22:47:52 |
【人】 人形 ラサルハグラサルハグは彼の声をどこかで聞いている。 独り、語る。 誰に聞かせるでもない、悔恨を。 壊れた時報 「『キュー』は人を殺したくなかった。 彼は事件を止めることを望んでいた。 だから、俺は協力しようとして、」 思考に霞みがかる。 『彼ら』に都合の良いように振る舞うべき /*Role*/ は思考に違和感を持たないように書き換えられる。 「『彼ら』を前にすると逆らえない。 助けを求めることさえ、 考えられなかった。 悲鳴 はずっと続いていたのに。今だって」ラサルハグはキューを探さない。 彼を助ける資格も、権限も、有しない。 (72) 2021/04/27(Tue) 22:55:54 |
【人】 人形 ラサルハグ人々の疑心の目は昨日から増すばかりだ。 もしも。 もしも、キューの声が、自分だけではなく、 人々すべてに届けたとしたら、 彼はこれから追いかけ回され、 人々の満足するまで殴り、蹴られ、 ルヴァの遺体と比べられないほどに 凄惨な最期を迎えるのではなかろうか。 もしもブラキウムが傍にいれば尋ねただろう。 「あなたはどうしたい?」 (75) 2021/04/27(Tue) 23:17:13 |
ラサルハグは、意識の外の声を耳にした。 (a114) 2021/04/27(Tue) 23:19:48 |
ラサルハグは、ルヘナに気づく。 (a115) 2021/04/27(Tue) 23:22:13 |
【人】 人形 ラサルハグ>>79 メレフ 俯くしかできなかった顔をあげる。 「メレフ」 まるで闇の中に差した光のように見えた。 続く言葉に声を失ったけれど。 纏う匂いの変化に気づかないわけなかった。 ずっと気にしないように認識を書き換えられていた。 『面白くするための贄』を止めることは許されない。 「俺の想いは常にあなたの傍にある」 薬指にせがんだ『約束』は変わらない。 あなたが過去に未来にどのようなことをしようとも。 「帰ってこい。待っているから」 あなたを見つめる瞳は不安に揺れていた。 強がりな言葉の裏で歯痒く思うことすら、 あなたには見抜かれているいるのだろう。 (82) 2021/04/28(Wed) 0:05:53 |
【人】 人形 ラサルハグ>>83 ルヘナ あなたの返答が悪くないものであったから。 知る限りの情報すべてをあなたに伝えた。 徒党を組み、殺人を犯す集団がいること。 そのうちのひとり、『キュー』は二重人格で、 嘘つきの『壊れた時報』と『もうひとり』がいること。 『壊れた時報』は『もうひとり』に支配されていること。 皆の耳に届いた声は『もうひとり』のものであること。 『もうひとり』は死を望むが、 『壊れた時報』は彼を止めたいと願っていること。 『壊れた時報』は呪術ギルド『等価交換』と取引し、 対価と引き換えに『もうひとり』への一定の干渉を 可能にしたこと。 それから『壊れた時報』と接触してほしい、という願いを。 あなたに、託した。 (86) 2021/04/28(Wed) 0:20:20 |
ラサルハグは、ブラキウムの傍にいることしかできない。 (a130) 2021/04/28(Wed) 21:58:15 |
ラサルハグは、………… (a131) 2021/04/28(Wed) 21:58:41 |
ラサルハグは、ハマルにむぎゅーっ。 (a132) 2021/04/28(Wed) 21:58:51 |
ラサルハグは、ルヘナを見た。ともに薬を飲んだ同士だ。 (a134) 2021/04/28(Wed) 23:05:54 |
ラサルハグは、ルヘナにむぎゅーっ。 (a135) 2021/04/28(Wed) 23:06:00 |
ラサルハグは、ブラキウムについていく。 (a140) 2021/04/28(Wed) 23:25:27 |
【人】 人形 ラサルハグそれはいつのことか。 今日は朝の会議からずっと所用に追われていたので、 きっと5日目の日の落ちる前のことだろう。 ラサルハグは自店でぬいぐるみと戯れていた。 引き受け手のいなくなった20頭の羊たち。 ラッピングのリボンをほどき、 ひとつひとつ、羊の首元へと結んでいく。 いつか誰かの手元へ届く日を夢見て いまはおねむりよ。 それはもしかしたらそう遠くない日かもしれない。 ほら、子供が戸を開く。 (109) 2021/04/28(Wed) 23:43:21 |
【人】 人形 ラサルハグ>>112 ハマル 「いらっしゃい」 愛想のない挨拶。 しかし客人が誰であれラサルハグは受け入れる。 店内は部屋の真ん中に丸テーブルと四脚の椅子が置かれている。 両脇の壁掛け棚はテーブルを挟み、 種々の動物のぬいぐるみが店主に変わって愛想を振りまく。 椅子に腰掛けた男の手によって、 羊たちはおめかしをしていた。 「よければ座ってくれ。珈琲は飲めるか?」 声は先に別れたときより意思がある。 カウンター奥へ姿を消し、 しばらくして珈琲(望まないなら紅茶)を運ぶ。 羊たちはカウンターへ移した。 ストレイシープ 「さて、ここには迷い羊が20いる。 あなたはどれだけ連れて帰ってくれる?」 珈琲を口にする。 (121) 2021/04/29(Thu) 1:30:08 |
【人】 人形 ラサルハグ>>134 ハマル 「全部」 嬉しげに目を細め、そうか、と頷いた。 「ありがたい申し出だ。 パートナーがすぐに見つかってよかったな」 机の上、一体だけ残した羊を両手で持ち上げる。 手足は黒く、首元に金のリボンを巻いたそれを、 あなたの傍へ置いた。 「台車が必要なら貸そう。 あるいはこの後予定はないから運ぶのを手伝おうか」 あなたが約束を果たせればいいと願った。 ぬいぐるみは本物にはなれない。 本物を求めるものには代わりにしかなれないが、 文句のひとつもなく寄り添うのは ぬいぐるみだからできることだから。 そんなやさしい願いを、 ラサルハグにはもう望むことも叶えることもできない。 (138) 2021/04/29(Thu) 11:35:57 |
ラサルハグは、メェの薬を不意に思い出して目を伏せた。 (a144) 2021/04/29(Thu) 11:36:26 |
【人】 人形 ラサルハグ> >152 ハマル ハマルの羊。サダルの羊。キファの羊。シトゥラの羊。 カウス、メレフ、ルヘナ、ヌンキ、ブラキウム、ヘイズ、 ニア、ゲイザー、ルヴァ、エルナト、レグルス、メサ、 アンタレス、ラサルハグ、そしてキュー。 瞳やリボンの色などが、どこか彼らを想わせる羊たち。 最後の一頭はハマルの大切な人に似ている。 「ありがとう」 『子供』の提案が眩しくて胸に想いが積もる。 あなたが子供ではなくなったと思っても、 ラサルハグからすれば、子供だ。 未来ある可能性の子の手を素直に掴むには この手は取り返しのつかないことをしでかした。 「是非行かせてもらうよ。 楽しみにしている」 しばらくすれば【不在】の札を店頭に掲げて、 羊たちを運ぶことだ。 迷わない羊のあなたの背を負って。 飲み干したカップの片付けは帰ってからしよう。 償いも、あなたとの約束の後に。 (170) 2021/04/29(Thu) 20:05:13 |
人形 ラサルハグは、メモを貼った。 (a170) 2021/04/29(Thu) 21:19:31 |
人形 ラサルハグは、メモを貼った。 (a171) 2021/04/29(Thu) 21:19:46 |
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