人狼物語 三日月国


21 【ネタRP】ナニやらしないと出られない!【事前ペアR18】

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視点:


【人】 木野 ツラユキ

[ビャクダン。
 ああ成程と頷いた。
 どこか艶やかな香りに、気を抜くと身を寄せてしまいそうだ。]


 ……とっても良い香りヨ♡
 でも、少し強すぎるカモ。


[とりあえず自分は全く落ち着かない。]
(1) 2020/02/04(Tue) 22:20:33

【人】 木野 ツラユキ

[邪な考えを追い払うように、思い出話に熱中する。
話すうちにすっかり記憶の彼方だったことを思い出し、あった、あったの合唱が起こるたびに手を叩いて歓声を挙げた。
 手をつないでお出かけしたり、おそろいの服を着たり、甘いものを分け合いっこしたり。いくら口調を女に寄せても、第二次成長期を迎えてからはできなくなって。
オネエ様(♂)だってジェラピケぐらい着こなして見せるワヨッと啖呵を切ってみせたけれど、残念ながら、澪にとられてしまった。

 お揃いのマスコットも、双子コーデも、澪と美音の二人で。
 本当にお姉さまだったら、もっとたくさんの時間を過ごせたのかもしれない。
 澪を羨んだこともあったけれど、こうして頬を染める姿を見れるのは、やっぱり役得だ。

 花嫁衣裳の時も、誰かにこの笑顔を向けるのだろう。

 美音は当分先だと言うが。]


 きっとすぐヨ。20年だってあっという間だったモノ。


[何年、何十年後だろうと。時間が足りないに違いない。]
(2) 2020/02/04(Tue) 22:22:28

【人】 木野 ツラユキ

[それから少し時は流れ。
 十二単をズルっと出したら、
プレイに使えと言わんばかりの下着
が足元に落っこちた。
 涼しい顔して踏みつけ押入れの奥に蹴り飛ばしたりしつつ、着方わかんないよ〜とはにかむ美音に、いいじゃな〜イ姉孝行だと思って〜とごり押しして、めでたくやってきた着付けタイム。

 自分は狩衣を選んだものの、これがなかなかに難しい。]


 ヤダこれ紐が長すぎるワ〜! べろべろしちゃう!


[などと格闘することしばらく。]
(3) 2020/02/04(Tue) 22:24:15

【人】 木野 ツラユキ

[着付け終わった美音を目にして、
フハッ
と息を吐いてしまった。
 自分も大概ぐちゃぐちゃだが。

 桃色の唐衣は美音の愛らしさを引き立てている。
 それはそれとして、おなかの前にどーん! と鎮座するちょうちょ結びの存在感が大きすぎる。]

ぷ、く、くくく……
と、とっても、可愛い、わヨ……


[肩を震わせてほめると、うれしそうな素振りを見せたものの、すぐに背中を向けてしまった。
 しょげさせてしまったことに気づいて、気の利かない駄目兄貴は慌てた。]


 あ……美音ちゃん、ちょっと待って!
 

[そりゃ確かに、ああまで崩れた着付けでは「似合うワヨ」とは言えない。
 けれど、可愛いという言葉に偽りはない。]


 そんなに落ち込まないで。あなたはとっても素敵なお嬢さんなんだから。
 そりゃ、ちょっと空回っちゃったケド、分からないなりに一生懸命着つけたのも、そうやってよそに行っちゃうのも、全部が全部可愛いのヨ。
 

[「だからオネエ様を見捨てないで〜」と泣き真似しながら、 さすがに御帳台の中まで追いかけることはできず。 ]
(4) 2020/02/04(Tue) 22:26:08

【人】 木野 ツラユキ

[しばらく外でうろうろしていたものの、美音の呼ぶ声に水を得た魚のように帳をめくった。]


 呼ばれて飛び出てオネエ様参上! って結構広いのネ〜。
 ん? 美音ちゃん、それってまさか……
 やっだー! そういうこと!? サイテー! 不潔ヨ不潔ッ! 壊しちゃいまショ!


[見られて悦ぶ趣味は無いです。
 背後から応援したものの、美音は手間取っている。
 「オネエ様がやるワヨ?」と近づいたとき、美音がこちらに倒れてきた。]


 ────!?


[反射的に抱き留めたものの、勢いを殺しきれず、二人して倒れこむ。
 ふわり、と、ビャクダンの香りが鼻腔を撫ぜた。]
(5) 2020/02/04(Tue) 22:27:33

【人】 木野 ツラユキ



 あ、ぁ、びっくりした……


[すぐに拘束を解く。
これ以上触れると不味い。

 怪我は無いか、と尋ねるよりも前に、美音がこちらを振り向いた。]
(6) 2020/02/04(Tue) 22:28:12

【人】 木野 ツラユキ

[組み敷かれている。狭い御帳台の中に、美音の香りとビャクダンの香が混じり、充満している。
 緋色の瞳がこちらをのぞき込む。一秒、二秒。
 ゆらめく燈篭の光が映り込んで、どこか濡れているようだ。
 呆然と口を開けたまま、目を逸らす事も、瞬きさえもできず、彼女の瞳に見入っていた。

 気のせいだろうか。その瞳が陶然と細められ、わずかに近づいたような……]
(7) 2020/02/04(Tue) 22:28:50

【人】 木野 ツラユキ

[美音がはっと我に返り、身を起こした。
 頭を下げる彼女は、すでにいつも通りの美音だが。]


 ……ごめんね、美音。
 あなたを傷付けたくなんかないけど……
 もう、我慢もできない。


[上体を起こして、細い手首を引いた。]*
(8) 2020/02/04(Tue) 22:29:45
木野 ツラユキは、メモを貼った。
(a9) 2020/02/05(Wed) 13:20:33