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人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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視点:


イレネオは、腹が減っている。
(c17) 2023/09/23(Sat) 1:05:44

【墓】 幕の中で イレネオ

男がその知らせ >>n4 を聞いたのは、それが署内、或いは島中を駆け巡ったより幾らか後のこと。
またいつものように・・・・・・・牢を空にしていたその男は、ねぐらに帰る最中にそれを聞いたのだ。

ヴィンセンツィオ・ベルティ・デ・マリア。

その名は当然男だって知っていた。話したことさえあった。
同じファミリー・ネームのよしみ。広範な人間関係を築くのが不得手なこの男のためにと、気を配ってくれたのを覚えている。
その時の悠揚な笑みを覚えている。


────
がん。
(+8) 2023/09/23(Sat) 15:32:03

【墓】 幕の中で イレネオ

がん。

がん。
がん。


それは憤りだった。
男の義憤が牢を打ち檻を揺らした。
食い締めた歯がぎりと鳴る。奪われ消された子どもたちのことを思ってまた心が逆立った。

「────くそ野郎が」


呻きに似た響きが落ちる。
まったく男は正義の徒であった。
(+9) 2023/09/23(Sat) 15:32:26
イレネオは、真面目な警官・・・・・・だ。自他ともにそう認めるように。
(c27) 2023/09/23(Sat) 15:32:53