ランダム機能


ユーザ登録




人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【墓】 瑞野 那岐

[欲しいと願えば、応えてくれる。
 小さく落とされた言葉に、とくんと胸が高鳴った。

 焦れるみたいに引き裂かれるパッケージが、
 ゴミ箱に投げ入れるのも惜しいと、足元に落とされて。
 そそり勃った刀身が薄膜に包み込まれていく。

 
べられる、


 そう思ったのはこれで、二度目。
 顔を上げた彼の瞳が欲望にギラついていて。
 その火照りの強さに目を奪われた。
 
 余裕もなく、足を開かされて秘部へと猛りを充てがわれ。 触れて、直接その熱さを知って。]


  ……ぅッ、 ……く、


[指とは違う大きさのものが、性急に押し入っている。]
(+0) 2023/03/25(Sat) 1:34:56

【墓】 瑞野 那岐

[力を抜かないと、と思うのに。
 大きさの違いにさすがに受け入れる場所が、
 ぴり、と痛むような感覚がある。

 息を詰めて、吐いて。唇を噛んで、解いて。]


  ……っ、ぅ、
 ぁ゛ッ……



[堪えきれずに濁った声が混じってしまう。

 
くるしい、いたい、おおきい、こわい。
 かんじたい、もっと、おくまで、のんで。


 ぱた、と彼の髪から汗が滴って頬を濡らす。
 自身も苦しいけれど、もとより受け入れる場所として
 出来ていないその狭い場所に割り入っていくのも、
 酷く、苦しいだろうと感じたなら。]


  ……は、 ぁッ ……、


[息を吐き出して、肩を握りしめる力を緩め。
 その隙きを見計らうかのように、押し込まれる昂りに
 ぶる、と吐息を震わせてしまう。]
(+1) 2023/03/25(Sat) 1:35:47

【墓】 瑞野 那岐

[力を抜いて、背に爪を立てて、息を吐いて。
 そう何度か繰り返す頃には、目尻に溜まった涙が零れていた。
 辛そうな声が耳を擽って、上がった息が肌に掛かる。
 俺も肩で息をしながら、下腹の圧迫感に少し慣れた頃。

 入った、と囁く声に気づいて。]


  ……ン、ッ ……


[余裕もなく、浅く首を揺らして頷きを返した。
 今、動かれたら内蔵が飛び出しそうだ。
 
 
くるしい
、けれど。
 どこか、微かに湧き上がってくる
幸福感


 腰と腰を密着させて、彼との隙間がゼロになる。]
(+2) 2023/03/25(Sat) 1:37:13

【墓】 瑞野 那岐

[気持ちいい、とは素直には言えない。

 だけど。

 唇にふりかかるように落とされた告白。
 そこには
にも似た、深い色の
しさと欲が覗いたから。]


  …… ッ、 ……


[たったそれだけのことでぶわりとまた熱が上がって。
 腰元からぞくぞくと快感が駆け上がってくる。]
(+3) 2023/03/25(Sat) 1:39:03

【墓】 瑞野 那岐

[ゆっくりこちらが落ち着くまで十分なぐらい、
 余裕はあったはずなのに。

 緩やかに彼の腰がスライドしたら、窮屈な場所が
 ズ、と抜け落ちていく硬さが内壁を擦る。]


  ……ンッ、ぅ、 あッ、 まだ、動い……ぁっ、


[ローションの力を借りて狭路でも滑らかに動くそれが、
 抜かれて、また押し入ってくる。
 僅かな焦りと、怖れを吹き飛ばしていくみたいに、
 律動は、次第に速められていって、言葉が途切れて。]


  は、ぅッ、……ぁ、ッ……、
……


[彼を笑う余裕など、こちらもない。
 くるしいの奥に、密かに眠っている快感を掘り起こされていく。]
(+4) 2023/03/25(Sat) 1:39:54

【墓】 瑞野 那岐

[彼が腰をスライドさせる度に、濁った声が零れて。
 とても可愛いなんて言えない、男の低い声。

 どうか、そんな姿や声を聞いても萎れないで欲しい。
 その昂りはまだ、感じられているから、ホっとしながら。
 色香の漂う、溜息に。思わず唇に視線が向く。
 
 彼をこんな顔にさせたのは自分なのだと思えば、
 少し優越感も感じながら、ようやくそこで。
 微かに、笑う余裕も出来ただろうか。]


  ……いい、からッ、

  おれで、  きもち、よく、なって……?



[涙を浮かべながら、もう一度。手を伸ばして。
 恋人みたいにあまく、手を繋ぎ合えば。

 そこには満たされていく気持ちしかなくて。]
(+5) 2023/03/25(Sat) 1:41:09

【墓】 瑞野 那岐

[頬を撫でる手に擦り寄って、甘えて。
 少しずつ埋め込まれていくモノを受け入れていく。

 時に眉根を寄せても、やめないでほしくて。
 呼吸を紡いで、奥へと誘い込む。

 しっとりと濡れているのは、彼だけじゃなくて。
 自身も肌に汗を浮かび上がらせて、
 湿り気を帯びた手が、求めるみたいに彼に伸びる。

 泣かないで、と言われて。
 泣いていることに今更気づいて。
 生理的に溢れてくる涙を、抑えることは出来なくて。
 目尻を撫でる指を受けて、片目を眩しそうに細める。

 お腹が苦しいけれど、
 確かに彼のモノを受け入れている感覚。]


  ぁッ、 おっきく…… 
ンぅッ、



[不意に増した質量に目を瞠って、
 伸ばした手がきゅ、と思わず縋ってしまう。]
(+13) 2023/03/25(Sat) 12:20:58

【墓】 瑞野 那岐

[は、は、と動物のような乱れた呼吸を繰り返して、
 熱をやり過ごして、落ち着かせようとするのに。
 
 覚え込ませ、分からせるみたいに。言葉と共に、
 彼が埋まっている下腹を撫でるから。]


  ……ンぁ、ッ、 言わない、で


[それだけで、ぶる、とまた身体が快感を拾って震える。

 
知ってる、はずなのに。


 彼に言われると、ぞくぞくする。
 撫でられただけで蕾が悦ぶみたいに収縮して、
 彼のモノに絡みつくように蠢いて、液を滴らせ。
 それだけじゃ物足りないみたいに、腰が揺れる。]
(+14) 2023/03/25(Sat) 12:21:23

【墓】 瑞野 那岐

[ぱちゅん、といやらしい水音が響いて、
 律動が始まって、二人の吐息しか聞こえなくなって。

 時に、動きに呼応するみたいに啼いて。
 だめ、と首を揺らす。]


  ……ふ、ァッ、 あッ、 ン、


[ただ苦しかったはずなのに、中を擦り上げる動きに
 ぞわぞわと別の感覚がどんどん引き起こされて、
 苦しいの奥に、僅かに、気持ちいいが生まれていく。]


  ……
やっ
、 だから、
  言わッ、なくて ぁ、ッ、 いい、のにッ……


[中の熱さを説明されれば、かぁ、とまた頬が染まる。
 嗜める声が揺さぶられて弾んで、途切れて。
 あまくなって、拗ねるみたいになって、余計恥ずかしい。]
(+15) 2023/03/25(Sat) 12:21:51

【墓】 瑞野 那岐

 
 
  ぅンッ、 ん、……
   

[名前を呼ばれて、好きだと言葉と態度で教え込まれて、
 何度も首を揺らして頷いて、応える。
 余裕がなくて、声には出来ないまま。

 代わりに繋いだ手に力を込めて、
 は、と熱の籠もった息を零して、震え。]


  …ッぁ、 ……アッ、 そこッ、
だ、め ッ

  ンッ、 
んぅッ
、ぁっ……


[突き上げられ、びくんと、跳ねた箇所を。
 執拗に何度も押し上げるみたいに、動かれたら。
 気持ちいい、が一気に押し寄せてきて、戸惑い。
 だめ、と、いやらしい声が溢れて。涙に変わる。]
(+16) 2023/03/25(Sat) 12:22:50

【墓】 瑞野 那岐

[動きを封じるみたいに、ぎゅうと下腹に力を込めれば、
 彼が息を詰めて、低く唸る。

 シーツに沈んでいく繋がった手、
 一際彼の重みを感じて、腰を押し付けられたら。
 彼の腰が、数度跳ねて、吐息が耳に掛かる。]


  ……ッ、 は……、


[皮膜があるから直接感じることはないけれど、
 達したのだと分かる、声の詰まり具合に。
 空いた手を背に回して、受け止めて、撫でて。]
(+17) 2023/03/25(Sat) 12:23:54

【墓】 瑞野 那岐

[彼が落ち着くまで撫でるのを繰り返して、
 耳を擽る声に身を竦めながら、ン、と穏やかに返して。

 一緒に達することは出来なかったけれど。
 彼が自身の身体で達することが出来たことに、
 無量の幸福感が、襲って、それだけで満たされて。]


  ……うん、


[身体を交えることがこんなにも幸せで、
 気持ち悦いもので、満ち足りたものだと感じるのは。

 きっと、初めてのこと。

 それを、教えてくれた彼のこめかみに。
 触れるだけの口づけを贈る。

 疼きを残したままの下肢はつらいけど。
 額に張り付いた髪を払われて、目を見合せたなら。
 どちらともなく、唇を触れ合わせて、笑った。*]
(+18) 2023/03/25(Sat) 12:24:34

【墓】 瑞野 那岐

[恥ずかしい?と聞いてくる声が尚更恥ずかしい。
 返事をするよりも早く、身体が反応して。
 ひく、と蕾が悦ぶみたいに彼の雄を締め付けた。

 だから、言わなくていいって言ってるのに。
 また、身体の変化を口にされて顔から火が出そうだった。]


  ……、 も、 
……
ばか、っ……



[涙混じりにつく悪態では牽制にもならない。
 
 
身体の変化を口にされる度に酷く疼いて、
 自身の知らない性癖を暴かれていくけれど。
 すき、と伝えるにはまだ心が追いつかないから。


 今はそれ以上、追求されなくて良かったと思う。
 
じりじりと追い詰められたら、応えてしまっただろうから。
(+25) 2023/03/25(Sat) 17:41:13

【墓】 瑞野 那岐

[萎えることなく、硬い刀身で何度も擦り上げられて、
 共に果てるまではいかなくとも。
 可愛いと愛でる声に、身悶えて。
 だめ、と伝えたら少し緩やかな動きに変わる。

 圧迫感はずっとあり続けたまま。
 達することは出来なかったけど、開かれた奥に。
 確かに熱を火照らせる場所が、あったこと。

 このまま、弄られ続ければ、きっと。
 自分も堪えきれなかっただろうから。

 先に彼が果ててくれたことに、ちょっと安堵して。
 緩やかに背を撫でて、後は落ち着くまで。

 ……と、思っていたのに。]
(+26) 2023/03/25(Sat) 17:41:38

【墓】 瑞野 那岐


  ……ッ、ン、


[引き抜かれていく感触が生生しくて、吐息を漏らす。
 些細な動きまで拾えるようになった身体は、
 身体の奥どころか、彼を迎える入り口も敏感になったよう。
 質量のなくなった空間が、
 くぱ、と息をするように開いて、閉じて。

 苦しかったはずなのに無くなってしまえば、
 少し物足りないような気がして無自覚にほぅ、と溜息が零れた。]


  ……ぁ、


[終わった、と思った。はずの逢瀬。
 解かれた手で、自身の唇をなぞり、物憂げに瞳を伏せる。
 だから、彼の笑った表情に少し反応が遅れてしまった。]
(+27) 2023/03/25(Sat) 17:42:16

【墓】 瑞野 那岐

[口角を上げて笑う艶めいた表情に息を呑む。
 言葉を無くして、見惚れていれば。

 下がっていく身体は、まだ熱を孕んだままの下肢まで。
 降りて、見せ付けるみたいに舌を覗かせて、
 再び口の中に招き入れられたら、その熱さに。]


  ……
、ぁッ ……、熱、……


[びく、と腰が引けてシーツに皺が寄る。
 女性の膣にも似た熱さに包まれて、
 舌先で猛りを舐め取られたら、堪らずに目を眇め。]
(+28) 2023/03/25(Sat) 17:42:48

【墓】 瑞野 那岐

 

  ぁっ、俺のは、いい、からッ……、
 
  ……ぅぁ、 ふ、ぅッ……、ン


[手の甲で口元を隠し、また小さく頭を振る。
 二度も達した身体はすぐに快楽を拾って、
 敏感になった身体、全部、性感帯になったみたいに。
 シーツに触れる部分さえ、擽ったくて。

 何も受け入れていないはずの、後孔が。
 ひく、と呼吸するみたいにひくついて。
 
 
乱れされる。


 もう吐き出せるものなど、ないはずなのに。
 熱が集まってきて、硬さを取り戻していく。*]
(+29) 2023/03/25(Sat) 17:44:15

【墓】 瑞野 那岐

[裏筋に沿うように舌を這わされて、先端まで。
 弱い部分を辿るように、じっくりと。
 一番反応があった先端を窄められた口先で吸い上げられて、
 腰が思わず浮いて、押し付けるみたいに反ってしまう。]


  ン、ンぅッ……、は、ぁッ……


[赤く染まっていく顔を腕で覆い隠して、
 唇を噛んで、声を押し殺そうとしても堪えきれない程。
 生暖かい感触がダイレクトに伝わって、つらい。
 指で擦り上げられた箇所を、丁寧に吸い上げられて、
 気持ち良さにぐらぐらと思考回路を崩されながら。

 墜ちていい、と促す声に甘えそうになる。]
(+35) 2023/03/25(Sat) 20:51:18

【墓】 瑞野 那岐

[口淫だけじゃなく、指が寂しいと訴える後孔に、
 ぬぷ、と押し入ってくれば。]


  うぁ、ッ……、
く、
ぅンッ……


[か細い犬の啼き声みたいに喘ぎ洩らして、ふると身体を震わせた。
 今日だけで何度も埋められて、拡げられた場所が、
 悦ぶみたいに指を受け入れて、飲み込んでいく。

 伏せた瞳にまた涙が浮かび上がる。
 痛い、とは違う、身体を震わせるような快感を伴って。

 後孔に指を差し込みながら、下生えの下で揺れる頭。
 ぐちゅりと音を立て、淫猥な音を響かせて。
 快感に溺れさせようと、甘く誘い立てる。]
(+36) 2023/03/25(Sat) 20:51:37

【墓】 瑞野 那岐

[勃ち上がったモノを喉奥で擦られて、血が集まる。
 顔を隠す腕とは、反対の手を伸ばして。
 腰元を擽る頭に触れて、くしゃりと彼の髪を掻き乱す。]


  ……だ、
、ッ……、 ぁッ



[喉奥で挟まれたら、咥え込んだ後ろが窄まって、
 長い指をあまく締め付けるのに。

 もっと、と探るみたいにその指を曲げられて、
 かり、と膨らんだ部分を引っ掻かれたら仰け反って。
 悦い、と知らせるみたいにびくん、と身体が跳ねる。

 滲む視界で、様子を窺う視線と目が合えば、
 ぞく、とまたその目に魅せられて。蕩けて。]
(+37) 2023/03/25(Sat) 20:52:09

【墓】 瑞野 那岐

[かり、と口元に当てた自身の指を食む。
 食んでない、と。淫らに求めてしまいそうで。

 ぶる、と達する前触れが襲って、
 髪を撫ぜる手に力が籠もる。]


  
ん、
 ぁ、離、してッ……、
  ぁッ、……も、ぅ、出そ、ッ、


[睫毛を濡らして、もう何度目か分からない否定を口にして。
 緩く首を振っても、射精を促すみたいに。
 腰を撫でる手が、窄められる口が、引っ掻く指が。
 
 堪らなくなって、身を起こそうとした時。
 中の指が、こり、と曲げられて。]
(+38) 2023/03/25(Sat) 20:52:38

【墓】 瑞野 那岐

[促す声に導かれるみたいに、集まった熱が爆ぜて。
 離して、と乞うた願いは受け入れられないまま、
 彼の口腔を自分の吐き出したもので汚していく。

 びく、びくっと、溜まったものを吐き出すみたいに
 腰が数度揺れてしまうのを止められずに。
 
 吐き出してしまえば、一気に襲ってくる脱力感。
 もう一滴も出ない、と思うのに。
 先端を吸い上げる唇に、か細く啼いて。]


  ……ぁ、…… は 、ぁッ……


[ふ、と力んでいた身体が弛緩していく。
 きつく指を締め付けていた後孔も、緩んで。
 ふやける程皺になった彼の指を解放して。

 くたりと、シーツに身を沈めていく。
 自慰のときでも、今まで彼女としてきたSEXでも。
 こんなに達したことは、ない。]
(+44) 2023/03/25(Sat) 23:53:25

【墓】 瑞野 那岐

[荒いだ呼吸のせいで胸を大きく上下させながら、
 シーツに沈んだ頭を、あやすみたいに大きな手が撫でる。

 その手の大きさを、指の長さを覚えてしまった。
 心地よさも、
気持ち悦さも。



  ……ん、


[問い掛けに素直に頷いて、水を嚥下する喉を
 力の抜けきった身体でぼんやりと眺め。
 喉を鳴らして、動く喉仏がまた色香の残滓を放つ。

 水分を促されて、こくん。とまた頷くけれど。
 すぐには身体を起こす気になれなくて。
 渡された、ペットボトルを一度受け取ったものの。]
(+45) 2023/03/25(Sat) 23:53:42

【墓】 瑞野 那岐

[封を開けないまま、横に転がして。
 甘えるみたいに、両手を彼に向かって伸ばす。]


  ……飲ませて、


[そんな子供みたいな、わがままを乗せて。
 ン、と唇を突き出すみたいに顎を逸らす。

 お風呂に入るのはそれから。]
(+46) 2023/03/25(Sat) 23:54:07

【墓】 瑞野 那岐

[ローションと精液でべたべたになった身体のまま、
 寝るのは、さすがに少し抵抗が残る。
 シーツも汚してしまったから、
 変えないといけないかもしれないけど。

 もう少しだけ、甘えてもいいかな。なんて。
 従姉妹の杏にも見せたことのない。
 
 甘い顔を蕩けさせて、]


  それから、一緒に入ろ?


[ワンルームの自宅より広いという浴室。
 使うのは初めてだから、使い方を教わるのは、
 家主の責任だと言い訳をしても許されるだろうか。*]
(+47) 2023/03/25(Sat) 23:54:55

【人】 瑞野 那岐

[囁きに別の意味が含まれているかって?>>1:22
 そこは想像にお任せします。
 声を潜めた意味を、真っ直ぐに受け止めてくれるなら。
 その答えも見透かされたようなものだけど。


 こちらから伝えるには分が悪くなるのと、
 妹の前での建前上。

 
そんな表情を見せるのは、彼の前だけでいい。

 
 重ねた手の上、トントン、と合図するみたいに。
 指の腹で叩いて、指の間に指を差し込む。

 視線は窓の外の景色へと意識を向けながら。
 ウィンドウに反射して映る横顔を盗み見て、
 ため息を漏らす姿に、くすりと笑った。]
(4) 2023/03/26(Sun) 0:34:07

【人】 瑞野 那岐

[白いいちごに興味津々なのは>>1:23
 物珍しさから、その匂いに惹かれたのか。]


  どうですかね。
  レアではあるから、
  もしかしたら、ないかもしれませんけど。


[自分も始めてくる場所だから、把握はしていない。
 あれば彼の驚く顔が見れるだろうし。
 仕事以外で食べられる珍しさもまた一興。

 眼の前の赤いいちごに浮かれて、
 摘んだ端から、食べてもいいという摘み放題。
 良いシステムだと、考えてくれた人に感謝しつつ。

 摘み取った一つ目は、彼の目前に。]
(5) 2023/03/26(Sun) 0:34:31

【人】 瑞野 那岐

[いいの?という問い掛けに、うん。と頷いて。
 開かれた口元に運んでいく。
 赤い実が、彼の口の中に含まれて、
 一瞬だけ、彼の唇が指先に触れる。

 
無意識に撫でたくなったのを堪えて、
手を引いて。]


  甘いですか? 良かった。 
  俺も食べよう。


[今日、俺はいちごの信者を一人増やしました。
 いちごの神様にそう報告しながら。

 自身でも一粒、摘んでそのまま口へ運ぶ。
 赤い実に歯を立てて、溢れる肉汁を飲んで。
 甘味と僅かな酸味を味わって、目を細める。]
(6) 2023/03/26(Sun) 0:35:14

【人】 瑞野 那岐

 

  ……旨い。


[好物を目の前にした子供のような笑顔を零して、
 ぺろ、と汁気の飛んだ指を行儀悪く舐め取って。

 ハンカチで拭き取ったなら、また一粒、一粒。
 選り好みしていく為に、畑を歩く。
 
 摘んで、食べて。籠に入れて。
 抱えた籠が、いつの間にかいちごで溢れていく。

 時々、こっちのいちごのほうが大きいとか。
 こっちの方が甘そう、だとか。

 そんなやりとりを彼と交わしながら、
 45分のいちご摘みはあっという間に溶けていく。]
(7) 2023/03/26(Sun) 0:35:41

【人】 瑞野 那岐

[籠に盛りだくさんになったいちごは、
 Hareで待つスタッフたちのお土産の分にも十分だろう。

 きっと生のいちごだけでは飽き足りないだろうから。
 その後、お土産売り場に立ち寄って、いちごジャムや、
 フリーズドライのいちご、いちごミルクのプリンなど。

 どれも欲しくなってしまうような種類の多さに、
 頭を悩ませながら、彼に相談を持ちかけて。
 人数分のお土産をなんとか選ぶこともしただろう。

 あとは、興味のあったいちごのピザ。
 デザート作りはメインを担当するわけでもないけれど。
 
 料理よりも計量通りに作らないと完成しない、
 繊細なデザート作りは楽しむ方。
 
 ピザといちごという食事のようなデザート。
 作り方には大変興味が唆られる。]
(8) 2023/03/26(Sun) 0:36:04