人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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【人】 忘愛症候群 リク


[ 廊下に放送が響く>>@1
 その間も私たちは、カードを探してひたすら走る。
 私だけなら、「もういい」と。
 そうも言えるけれど、このままでは
 彼も帰ることが出来ない。

 地学室を探しているようなら
 私も扉に書いてある文字を見て探す。 ]


   わぷっ、


[ そうしていれば、放送のある部分で>>@2
 彼が急に立ち止まって、
 その背中に私がぶつかった。 ]
 
(18) 2021/02/08(Mon) 8:56:50

【人】 忘愛症候群 リク


[ 彼がチェーンソーを放り投げれば
 がしゃん、と低い音が響いた>>@3
 私は放送室に行くことになるんだな、と
 心構えをして、また走り出そうと息を整えて。 ]


   ─── ほぇっ!?


[ ひょいと持ち上げられれば背中に担がれた。
 あまりにびっくりして変な声が出る。
 すぐさま走り出す彼、意図を理解して
 しがみつくように腕を回す。

 ……その間も、先程より近づいた距離に
 胸はとくんとくんと高鳴って。 ]
 
(19) 2021/02/08(Mon) 8:57:07

【人】 忘愛症候群 リク


[ 嗚呼、いけない、これ以上は。
 彼の背中で揺さぶられながら思う。

 芽生えた小さな愛は、育ちきる前に
 摘まれてしまうもの。
 きっと私は、もうすぐこの人の事を忘れてしまう。

 ぎゅ、と抱きつくように力を込めて。
 タロットのことも忘れて、ただ
 今を、感じようとして。 ]

 
(20) 2021/02/08(Mon) 8:58:59

【人】 忘愛症候群 リク


[ 放送室につく>>@6
 そう、タロットカードを取りに来たのだ。
 私がしがみついている人と。
 ……もう、名前が思い出せない。
 ]


   はい!


[ 大丈夫だと答えるように返事をする。 
 本当は大丈夫じゃない、消えていくものに
 恐怖と悲しさを覚えて、声なんて涙声だ。

 それでも、最後だから。
 私はぎゅ、と彼に掴まって。

 繋がれる手を、こちらも握り返す>>@7
 タロットカードへと、手は伸ばされ。 ]
 
(21) 2021/02/08(Mon) 8:59:58

【人】 忘愛症候群 リク



   
─── さようなら。



[ そうして、私たちは。 ]*
 
(22) 2021/02/08(Mon) 9:00:11

【人】 元紅薔薇様 ユウナ

「で、お姉さま、このお話の続きはどうなるんですの?」

「いや、もう、そこから先は栞が知っている通りよ。不思議な世界で冒険してきて、帰ってきたら目の前に栞がいて謝って、仲直りでハッピーエンドよ。」

「お姉さまは相変わらず、細部の作り込みが甘すぎます!そんなんじゃ、読者は感情移入できませんよ!
それに、この下半身露出男性!このキャラ本当に下半身露出させている必要あるんですの?」

「えー、でも素直に私はこれ以上何も考えてなかったし、その人は下半身をずっと露出させてたのだけれど、やっぱりこのままじゃダメかしら?」

[あれからひと月か経った今、私と栞は文芸サークル、プティーニアの新刊の打ち合わせをしている。]
(23) 2021/02/08(Mon) 12:05:03

【人】 元紅薔薇様 ユウナ

私と栞とは高校時代の2年間を姉妹のような恋人のような不思議な関係で過ごした。
カトリック系の高校で、上級生と下級生が姉妹の契りを結ぶ「スール制度」で結ばれた二人は共に小説家を目指していたのだった。
そして、栞は17歳でプロ作家になった。代表作マリー様が見てるは私たちの高校時代のお話をベースにした、日常系のライトノベル。最近はアニメ化もされ、題材となった私たちのスールの関係は社会現象にもなっている。

私はプロ作家として活躍をしている栞が眩しくて、羨ましくて、距離を置くことしかできなかった。
「姉より優秀な妹なんて存在しないのよ!
私は別の道で成功して己の無力さを思い知らせてやるんだから!」
そんな捨て台詞を言って、それから1年近く連絡を絶っていた。
(24) 2021/02/08(Mon) 12:05:25

【人】 元紅薔薇様 ユウナ

[あの不思議な世界から帰ってくると、なぜか私の目の前に栞がいたのだった。]
「「あ、」」
「お互い言葉が何も出ず、しばらく見合った後、最初に声を発したのは栞だった。]
「お姉さま、風の噂で心身を消耗していると聞いていましたが、元気そうで何よりです。」
[そういう栞は何か疲れた顔をしていた。
気まずいだろうに優しい栞の言葉に、私は覚悟を決める。]
「栞、あの時はごめんなさい。
貴女に酷いことを言ってしまってごめんなさい。
あの時、私は才能に溢れるあなたが羨ましくて、
そして自分がダメすぎて悲しくて、意地張って、、
本当にダメだったわ。こんな私をまだ、お姉さまと呼んでくれるの?」
「はい、私のお姉さまはお姉さま一人だけですよ。それにお姉さまが暴走するのはいつものことじゃないですか!もう慣れっこですよ。いつものこと.... じゃないですか!
今回は長かったですし、本当にもうダメかと思って私も寂しかったです。」
(25) 2021/02/08(Mon) 12:06:03

【人】 元紅薔薇様 ユウナ


[うるうると潤む栞の目、気づけば私も視界が歪んでいた。]
「ごめんね、ごめんね、栞
ありがとう、ありがとうーーー」
[誰からも私なんて必要とされてないと思っていた。でも、栞は私のことを気にかけてくれていたのだ。
私は一人じゃない。もう2度とこんな悲しい別れが起きないように、風通しがいい関係を作ろう。
風にゆられてふーらふーらしているエロンボさんのアレを思い出して、私はそう決意した。]

[それにしてもやっぱり下半身露出の絵面はアレだったわね。
思い出すだけでも怖気が走る。
でも、思い出すたびに少し心が軽くなるのよね。
エロンボさんは元気にしてるかしら?]
FIN
(26) 2021/02/08(Mon) 12:07:46

【人】 元紅薔薇様 ユウナ

「というわけで、このあとはこの冒険の振り返りよ!
栞の、プティ先生のダメ出しをもらいつつ、色々とIFを追ったりやってくわよー!」
[今夜から明日にかけてになるかしらね?]
(27) 2021/02/08(Mon) 12:10:07

【人】 元紅薔薇様 ユウナ

>>-70

/*
ミロクエヌさんにごぼう当てたのはダメだったかしら?
私もだいぶ悩んだのだけれど、、、
あのタイミングなら当てずに待っててもよかったかもしれないわね、、
ちょっと焦ってたのよ、、、

悪鬼滅殺でうまいこと拾ってくれてとっても楽しかったけど、
ごめんなさい🙏
(28) 2021/02/08(Mon) 12:12:44

【人】 機関設計士 スタンレー

ー三日目 とある廊下ー

[近くで、何か大きなものが床に落ちる音を聞いた。>>@3

ー23:56

突き当たりの廊下を右に曲がった場所から聞こえる。
スタンレーは、そちらに向かって走る。

角を曲がれば、そこには…]

チェーンソー!

[仕事は終えたと言わんばかりに、チェーンソーが転がっていた。さっきの音からするに、チェーンソー男が放り投げたのだろうか。>>@3

そして、前方を見やれば、遥か遠くに小さい人影が。男に背負われた少女。>>19

リクだ。]
(29) 2021/02/08(Mon) 12:41:02

【人】 機関設計士 スタンレー

[
ー23:57

この先はどんな部屋があるのか、スタンレーは、分からない。

ふと、スタンレーは、ユウナの先程と放送>>159を思い出す。
何のタロットを置いたかは、放送で明言してないが、恐らくーー]

そうか、塔のカード!
行き先は、放送室か!

[名も知らぬ、チェーンソー男。リクとどんな因果があるのか知らないが、チェーンソー男とリクは、放送室のカードを目指しているのではないか?
と、スタンレーは推察した。]
(30) 2021/02/08(Mon) 12:42:18

【人】 機関設計士 スタンレー

良かった…。

[スタンレーは、膝をがくりと床に落とす。あの時、塔のカードを受け取らなかったから、リクの手元に渡すことが出来る。

ー23:58

が、しかしーー
「不慮の事故に見舞われ絶望する」>>0:71
元の世界に戻ることは出来るが、リクが事故に遭う。]

ああ、俺は何てことを…。

[信念>>3:153は捨て、塔のカードを自分が受け取っておけば良かった。そして、太陽のカードを彼女に渡せていたら。

ー23:59

スタンレーは、両手も床について、拳をぐっと握る。
右手に持っていた太陽のカードが、ぐしゃりと歪んだ。
目尻には涙が滲んだ。]
(31) 2021/02/08(Mon) 12:54:51

【人】 機関設計士 スタンレー

ーーリク、俺を恨め。きっと知ることはないだろうが、決して俺を許すな。
君のことは…、
絶対忘れないから。ーー

23:59:50

[歪んだ太陽のカードが光を放ち、スタンレーを包み出す。
呼応して、背負った工具入れのガーネットも光り出す。
身体が宙に浮く。

23:59:58

23:59:59

00:00:00

ーー世界は暗転する]

*
(32) 2021/02/08(Mon) 12:55:50

【人】 三橋 夕凪   

──回想・廃校舎備品庫──

[話したいことが、止めどなく頭の中に
 溢れているのに何も言葉にはならなくて、
 俯いた先生をじっと見つめたまま、
 静かに告げられる謝罪の言葉>>7を聞いていた。


 気怠い午後の授業、誰かのお弁当の匂いが残る教室。
 風に舞う色褪せたカーテンをすり抜けて
 差し込む柔らかな光。

 ─── それに照らされてさらさらと輝く
 長めの前髪を見るのが好きだった。
 ]
 
(33) 2021/02/08(Mon) 13:31:09

【人】 三橋 夕凪   


[親指の背で、涙を拭って。
 無理矢理、えへへ、と笑う。]


    わたしたち、皆、先生のこと、
    信じてたから。


[もし、いつか逢えたなら。
 それだけは真っ先に伝えたかった。

 たしかに先生を疑って、面白おかしく
 吹聴するような生徒もいたけれど、でも。]


    ……先生が急に居なくなって。
    私たちが先生を軽蔑したと、先生がそう
    思っていたなら、
    今も、そう思っているなら

    それは違うよ、って、皆伝えたかったの。
 
(34) 2021/02/08(Mon) 13:33:53

【人】 三橋 夕凪   



   先生、

     あの時、


 
(35) 2021/02/08(Mon) 13:34:26

【人】 三橋 夕凪   


[伏せられたままの瞳に、そう告げて。
 また、後でな>>14という言葉に
 それ以上なにも言えずにただ頷いた。

 ぺこ、と小さく頭を下げれば、堰を越えた滴が
 体育館の床にぽたんと落ちる。

 今はその場から去ろうと、言うことを聞かない足を
 無理矢理動かして踵を返した。]*
 
(36) 2021/02/08(Mon) 13:36:27

【人】 星海の番人 スバル

[カードを拾ったと先生に報告しよう。声をかけてくれた人とも、恐らく鉢合わせるだろう、そう思って踏み出したその瞬間に、チャイムが鳴った。]


…え。
[ふと気づけば、よく立ち寄るレコード店にいた。耳元に鳴り響く音楽に気づき、ヘッドフォンを外す。不思議な世界に来る前にいた場所だ。確か、学校帰りに寄ったはず、そう思って腕時計を見れば、そう時間は経っていない。不思議に思いながら、スマホを取り出そうとポケットに手を伸ばすと、手のひらに紙の角が当たったような感触がして、取り出した。]

…っ!
[魔術師の絵柄を模した、異国情緒のあるカードだった。しかしその絵柄も、一瞬見えたと思ったらすぐ消えていく。何の変哲もない、白紙の名刺サイズの紙だった。]

……うーん。
[恐らく、夢ではない。あの夢の中にいた人たちは、どこかで元気にしているのだろうか。そう思いながら、またヘッドフォンをつけて階下へのエスカレーターへと向かった。店を出る間際、その雑踏の中に新しい出会いがあるとは知らずに。]
(37) 2021/02/08(Mon) 13:51:42

【人】 星海の番人 スバル

/*ほぼ来られず、大変申し訳ありませんでした……皆さんすごかったですね…!
ゆーまさんやあんずさん、フォローありがとうございました…。°(°´ω`°)°。

正直ログ読み全く間に合わずでした。メモも非常に助かりました…どなたがしてくださったのかわかりませんでしたが
(38) 2021/02/08(Mon) 13:53:27

【人】 星海の番人 スバル

/*
ゆきさwww

いえいえーむしろこちらからも絡みにいけなくてすみませんでした。絡みにいく余裕が無かったので、土日にちょっと動けたのは嬉しかったです。昨日は更新まで起きていようとしたけどがちで寝落ちてました…
(39) 2021/02/08(Mon) 14:04:59
スバルは、また夜来ますーのし
(a0) 2021/02/08(Mon) 14:05:46

【人】 三橋 夕凪   


   これ>>3:136、タロットカード……?


[一組の男女。天使、たわわに実をつけた木。]


   恋人の、カード……


[手にした本をそっと、膝の上に置いて。
 両手でそのカードを包み込むように握りしめた。

 あ、と思い先程の本に視線を戻せば、

 やっぱりこれ、先生に借りたまま
 返せなくなっていた本で、

 大切に、自室で保管していたはずなのに、


 ありがとう、と呟けばふと視界が滲む。
 くしゃ、と歪む顔は止められなくて。
 しばらくカードを胸に抱いて、声を殺して泣いた。]
 
(40) 2021/02/08(Mon) 15:13:03

【人】 三橋 夕凪   


[どれくらい時間が経ったのか、
 それとも現実にはほんの僅かな時間だったのか。

 ゆっくりと顔を上げる。
 息を深く吸って、全部吐き出せば、
 立ち上がることができた。 ]


   カードを見つけたことを、伝えなきゃ。


[リクちゃん、スタンレーさんを探すために
 足早に図書室を出た。]
 
(41) 2021/02/08(Mon) 15:14:44

【人】 三橋 夕凪   

 *

[スタンレーさんが走ってくれていた
 ことも>>3:164
 リクちゃんが私の知らない男性と行動を
 共にしていたことも知らないまま。
 まるで太陽と月のようにすれ違いながら、
 結局私はまた図書室に戻ってきていた。


 時間が迫っていて、リクちゃんにも
 スタンレーさんにも会えなかったから、
 拠点にしたはずの図書室に一縷の望みをかけて。

 あのまま待っていれば会えたのだと、
 悲しくも今は知り得ることも無くて。]
 
(42) 2021/02/08(Mon) 15:17:17

【人】 三橋 夕凪   


[図書室には、誰もいないように見えた。
 もしかしたら誰かいたのかもしれない
 けれど>>3:168、それよりも。


 テーブルに置かれたタロットカード>>3:165
 >>4に目が吸い寄せられてしまったから。


 リクちゃんか、スタンレーさんだ、ととっさに思った。
 
 きっと、あの2人は、タロットを見つけている。


 なんの根拠もないのに、確信に近いなにかがあった。

 偶然にもスタンレーさんが同じように
 思っている>>4とは知らないまま。

 どうか皆が元いた世界に帰れますように、と
 祈りながら、それでもほんのすこし。

 スタンレーさんにはお礼も言えなかったな、
 と思い返して眉根がぎゅっと寄った。]
 
(43) 2021/02/08(Mon) 15:21:09

【人】 三橋 夕凪   


[……ふう、と息を吐いて。
 ぺたん、とまた座り込んで、

 恋人のカードを握って目を閉じた。


 先生は、きちんとカードを見つけたかな。


 泥のように重たくなった思考で
 ぼんやりとそう思った時。


 耳に飛び込んできた、声。>>3:179



   せん、せい……?

 
(44) 2021/02/08(Mon) 15:23:03

【人】 三橋 夕凪   


[視線の先に
 あの時、伏せたままで見えなかった顔。
 
 誰よりも優しくて、思いやりのある色を
 携えた双眸が輝く。

 走ってきたのか、長い前髪が揺れていて。
 それどころじゃないのに、あぁやっぱり
 好きだなぁなんてそんなことを思って
 ただ、見つめていた。]*
 
(45) 2021/02/08(Mon) 15:26:06

【人】 半裸刑事 エロンボ♂

[ −時間になった
タロットの輝きは一層強さを増し、僕達は光に包まれた

ユウナも…きっと日常に戻る
最初は随分と脆そうに見えた彼女だが、今は強い女性だと思える
きっとどんな困難も強引に乗り越えていくのだろう

そういえばユウナには文化圏の違いは感じたものの、スタンレーに感じたような全く別の世界の人間という感覚はなかった
もしかしたら同じ世界の同じ時間軸を生きる人間…もしかしたらまた会えるのかもしれない…そうだ、せめて何かを渡しておけば
僕は帽子をふわりとユウナの頭に ]

きっと、また会える気がする。だからこのハット
をっ!?


[ いや、違う。これは…

ゴボウだ。
非常に力強く、太く、ただならない土臭さを発するゴボウだ
よくぞここまで育ったと思われる

それはともかく、もはや説明がつかないが間違えて被ってきてしまったのか…!

そうこうしているうち光が視界いっぱいに拡がって、ユウナも、何も見えなくなった ]

     
 -暗転-  
    


[ 徐々に…身体に感覚が戻る…

目を開くと
そこはいつぶりかの星空の下だった ]*
(46) 2021/02/08(Mon) 16:04:30

【人】 前に進みたい 柚乃

──あれから


  
 「柚乃」


   はぁい〜?

   
「……」



 [

   無事に帰ってきていた彼女。
   隣には心配そうにしていた彼がいた。
   そのときから、今みたいに
   何もないのにそっと抱きしめて
   離れることを許されない。

                     ]

    柚乃は、ここにいるよ〜?

   
 「知っている。…はぁ……」


    心配しすぎ〜。
    これだと、お仕事できないよ〜?



(47) 2021/02/08(Mon) 17:38:49