人狼物語 三日月国


198 【突発身内RP】明日世界が滅びるとしても僕たちは旅に出たい

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【人】 織田 まひろ

 


 「 わ、ぎりぎり。
   もうアナウンス流れてるじゃん 」>>93


 魅惑の駅弁ステーションでは
 私は悩んだ挙句ます寿司を選ぶ
 海鮮、って言ってたからね。念願の。

 わいわいがやがや、旅は続く
 列車で食べる初めての駅弁は、
 とんでもなく美味しくて、楽しくて。


 「 違った駅弁もまた、食べに来たいね 」


 …そうだね、そういう意味でも
 残りの選択肢のお弁当を食べるまでは
 私は、滅びるわけにはいかなかった。

 
(115) 2023/02/06(Mon) 20:33:09

【人】 織田 まひろ

 


 ところで温泉も旅館のお部屋も
 なぜか毎回男子のほうが騒がしい。>>101>>102

 怪訝な顔して、部屋はふたりで見に行ったかな。

 枕投げしているのに気づいたら、
 顔見合わせて、ため息ついて

 でも、楽しそう、って思ったのは秘密で。

 枕が飛んできたならば、投げ返すのもやぶさかではないよ。 *

 
(116) 2023/02/06(Mon) 20:33:21

【人】 白瀬伊緒


 ついうっかり──はぐれ過ぎたみたいだ。
 
 パレードが始まってしまうと人込みの中から
 友人たちを見つけ出すのは
 さらに難しくなってしまうだろう。
 
 黄昏に映えるパレードの光。
 キャストの歌声に、思わず踊りだしたくなるような音楽。
 紛れもない非日常がそこに在る。
 
 
 そんな中、群衆の中に手を繋ぐ姿を見つければ頬が緩む。
 はぐれちゃったら困るもんな。
 まさか告白一歩手前まで行っていたなんて
 その時は知らなかったけれど、もし本人から
 この時の顛末を聞くことがあったなら、
 上手くいくことを願って背の一つも叩いただろう。 
 
(117) 2023/02/07(Tue) 0:01:46

【人】 白瀬伊緒


 そして待ちに待った温泉旅館。
 「聞こえる声で言うんじゃないよ」とたしなめつつ
 あっついお湯を楽しんでいる。
 1日中歩き回った脚に沁みる。
 まるで爺ちゃんかとセルフツッコミを入れつ。

 ちなみに我慢大会には参加しなかった。
 全員のぼせたら誰が介抱すると思ってんだ。
 真っ赤になった頬に牛乳瓶を押し当てて
 さっさと涼しいところに移動しよう。
 
(118) 2023/02/07(Tue) 0:02:23

【人】 白瀬伊緒


「なにすんだ!」>>101
 
 そんなこんなで夕飯と温泉を終え、一息つこうと思ったらこれだ。

 
 栄純も混ざれ、なんて声をかけて応戦する。
 勢いよく投げた枕は大地の顔にクリーンヒットした。
 てんやわんやのどったんばったん大騒ぎ。
 
 
 「え? 混ざるの?」
 >>116来客には驚いて、思わず枕を取り落とす。
 女子に投げつけるわけには…という理性は一応働いている!
 そんな隙だらけの僕の顔にまた枕が吹っ飛んできて、思わず尻もちを着いた。
 情けない……でも、楽しいな。
 
 
(119) 2023/02/07(Tue) 0:03:13

【人】 白瀬伊緒

 
 念願の駅弁は釜飯を選ぶ。
 この特徴的な器も駅弁の醍醐味だろう。
 荷物の関係で持って帰れないのがちょっと惜しい。
 
 勿論海鮮も肉もだるまもすごく、すごく気になってはいた。
 でも全部食べきるには時間も容量も足りない。
  
 
 「そうだな」>>115
 
 
 また来よう、と続ける。
 南へ北へ、行く場所を変えれば選択肢は比じゃないのだから。
 
 世界、まだまだ滅びている場合じゃない。
(120) 2023/02/07(Tue) 0:14:41

【人】 白瀬伊緒


――帰路――


 
 予言のことも、世界のほころびも忘れるくらいに
 楽しい数日間ももうそろそろ終わりを告げる。
 
 元来たターミナル駅に戻る最中の列車の中、
 車内販売のアイスクリームを頬張りながら
 写真を見返している。
  
 「また、行こうな。家に着いたら写真まとめて送るから
 みんなもよろしく」
 
 大学の休みの時は俺の家にも来てね、
 なんて言ったりして。
 それなりの観光地だ。目玉はたくさんあるしもてなしもできる。

 他にも、ホワイトデーのお菓子を女性陣に渡したり。
 小さな小箱の中には高校生には
 ちょっといいお値段の焼き菓子が数種入っている。
   
(121) 2023/02/07(Tue) 0:27:31

【人】 白瀬伊緒

  
 行きより随分と荷物が増えた気がする。
 観光地のパンフレットに、
 ついつい買ってしまう各地のお土産。
 忘れ物は、きっとない。あるとしたら
 それは今回拾いきれなかっただけで、
 決して置いてきたわけじゃない。
  
 外は、高速道路の電灯や海の向こうの
 ビルの灯りで瞬いていた。
 夜の列車は明るい時間より静かな気がする。
 周りを見れば旅の疲れに
 寝息を立てている友人もいるだろう。
 
 耳を澄ませる。
 
(122) 2023/02/07(Tue) 0:28:10

【人】 白瀬伊緒

 
 
 『──────次は、XX、XXー………』

 
 
(123) 2023/02/07(Tue) 0:28:58

【人】 白瀬伊緒

  
 
 いつしか心地よい列車の揺れに瞼が重くなってきた。 
  
 手荷物を抱え直して、そのまま委ねるように目を閉じる。
 
 
(124) 2023/02/07(Tue) 0:30:03

【人】 白瀬伊緒

 
 
 ────大丈夫、終点はまだ遠い。**
 
 
(125) 2023/02/07(Tue) 0:30:26

【人】 楢崎大地

   ガタンゴトン、ガタンゴトン

      帰りの電車に揺られてる。
      また来よう、写真待ってる
      お土産も見せあって、なんだそれって
      お互いに目を輝かせて。
   
      旅は、終着駅に向かう
(126) 2023/02/07(Tue) 6:55:42

【人】 楢崎大地

     電車の中で眠りこける。
     みんなのにぎやかな声を耳にして。

       ガタンゴトンと揺れる音。
       まどろみの中で、おわるのもったいねえと
       ほんの僅かに滅びを願う。

      ギギー!と電車の止まる音
       嗚呼、ここが世界の終わりか……
        ここで俺たちみんな仲良く
         滅びるのかなあ……
          いや、それはやっぱやだなあ

         寝ぼけた頭でそう思い、
         嫌だああ世界滅びんなああと
         惚けた顔で叫んだのを聞いて、
         みんなは笑ってくれたかな
          それとも、馬鹿だなと
           頭をはたいてくれたかな
(127) 2023/02/07(Tue) 7:02:46

【人】 楢崎大地



   結論から言うと、世界は滅びなかった

         当たり前のように、俺たちは
         歩いて帰路につけたんだ

          まるで、いつもとおなじように
(128) 2023/02/07(Tue) 7:03:37

【人】 楢崎大地



      それでよかった。

         うん、これでよかった!!!
(129) 2023/02/07(Tue) 7:05:40

【人】 楢崎大地


    そうだ、もちろん俺は、忘れてない

         俺の、最後の大仕事を。

     1人、またひとりと道がズレていくなか

         俺はまめちゃんに声をかける

   「まめちゃん。これ、ホワイトデー」


       そう言って渡したのは、
       かわいい動物クッキーの詰め合わせと
       赤い薔薇やカーネーションが描かれた
       読書用の小さなしおり。
       
俺の想いをしおりに込めて


      「たのしかったよなあ、
         また、行きてえなあ」

         笑ってそう伝える。
         いまだ、いえ、おれ!
         誰も聞いてないうちに!
(130) 2023/02/07(Tue) 7:10:40

【人】 楢崎大地


   大きく息を吸う、ああ、なんか!
      ちょっといいたいことがズレた気がする?

      ずっと一緒にいたいとか、好きとか!

         そういう言葉じゃ多分たんない!

      まめちゃん、意外と鈍感だから!

   待って、今のなし!と大きく振りかぶり

      まめちゃんの、手を握って!!!
(131) 2023/02/07(Tue) 7:15:57

【人】 楢崎大地


        ああああああああぁぁぁ!

         ぎゃくうううううううう!!


         もうがんめんまっかっか!!!



         けど、いうこたいった!
         俺の今後はどうなるか!

         それは神様とまめ様だけが
            しっているううううう!!
(132) 2023/02/07(Tue) 7:19:38

【人】 楢崎大地





   ーーーばかなはなしだろ?

      バカで結構、俺はそういう男なんだ

         これが、楢崎大地の、
         青春の終わりの記録だった**
(133) 2023/02/07(Tue) 7:20:53

【人】 伊豆浦帆稀

 

  温泉はなんか効能があるらしく白濁としていた。
  色がついている方がそれっぽいとは思っていたので
  まひろと隣合わせで浸かっている時、珍しさに
  掬っては落として、掬っては眺めて。


   「 いい湯だね。 」


  きゃーあなたの胸大きいわね〜〜
  みたいなきゃらきゃらしたことは
  多分言わない性格同士。
  
  男湯の方がどうなっているのかは知らないけれど>>102
  落ち着いた雰囲気の中景色を眺めて雑談をぽつぽつと。

  その間、大地との関係について探りをもし
  いれられでもしていたら>>114
  なんの後ろめたいこともない私は
  不思議そうな顔をしていたことだろう。
 
(134) 2023/02/07(Tue) 8:26:00

【人】 伊豆浦帆稀

 

  我慢大会をしていたならきっと
  出てくるのは女子勢より男子勢の方が遅くて。
  真っ赤になった大地と栄純にびっくりしながら
  扇げるものもないのでとりあえず牛乳を飲んでいた。

  腰に手を当て、ぐいっと一杯!

  飲み終わりには口に白いひげがつくのがお約束で
  携帯で写真を撮っては笑い声が響いただろう。
 
(135) 2023/02/07(Tue) 8:26:07

【人】 伊豆浦帆稀

  

  枕投げはどのタイミングだったか。
  見た目から予想されることも多いように
  私はあまり運動が得意ではない。

  動くことが出来ないわけではないのだが
  どうにもどんくさくのろいのだ。

  なんか騒いでるなーと思っていたら>>101
  覗きに行くことになったので>>116
  二人して男子部屋に向かってから見た光景

  とりあえず落ちていた枕をつかんで
  栄純に振りかぶった。
 
(136) 2023/02/07(Tue) 8:26:13

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 暴れるのはよくな、わぶ 」


  先程のは仲裁のための枕投げのつもりだったけれど
  栄純が枕を投げてきたので(確定)
  諫める声は顔にぶつかった枕によって中断される。

  そうしたらあとはやり返しにやり返しが重なる
  大乱闘の始まりだ。

  止める先生がいない若い者たちの戦いが
  いつ止まることになったのか。
  これも青春の1ページではあったのだろう。
 
(137) 2023/02/07(Tue) 8:26:37

【人】 伊豆浦帆稀

 

  長いようで短い旅はあっという間に過ぎていく。
  文化遺産を見に行ったり
  なんとか体験コーナーで物を作ったり
  評判の食べ物を食べたり

  色々なことを皆で経験した。
  そのたびに笑って、写真を撮って
  思い出が積み上がっていく。

  この時間が永遠に続けばいいのに。
  忘れることも、忘れられることもなく。

  今世界が滅びたら、悔いはないのだろうか。
  脳裏にはまひろの言葉が響いていた>>79
 
(138) 2023/02/07(Tue) 8:26:50

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 また、 」


  伊緒の口から気軽に零された未来の約束>>121
  また。またはあるのだろうか。
  ある、と信じて良いのだろうか。

  いちご味のアイスクリームを頬張る。
  口の中で蕩けていく酸味と甘味。


   「 うん、また。 」


  また会おうね。
  約束を確かめるように呟く声色は
  決して完全に晴れ渡ってはいないけれど。

  得たものを大事に抱えるような
  そんな響きをしていた。
 
(139) 2023/02/07(Tue) 8:26:59

【人】 伊豆浦帆稀

 

  伊緒と栄純からホワイトデーのお菓子を貰ったかな。
  大地がまひろの分を用意していて、
  皆で食べたのならそれで
  約束は終わりだと思っていた>>30

  まどろんだり思わず目を閉じてしまったり。
  疲れはしていても、旅を惜しむように
  誰かが寝ていても話す声は止まらずに。

  大地が寝ている中も普通に話していれば
  突然叫び声を上げたから驚きに肩が跳ねた>>127

  少ししてくすくすと笑ってしまう。


   「 うん、滅びないと、いいね。 」


  同意を返せるくらいにはやっぱり
  未来には続いてほしいのだろう。
 
(140) 2023/02/07(Tue) 8:27:08

【人】 伊豆浦帆稀

 

  たどり着いた終点、終わりの時間。
  LINEは出来ても、それぞれ次への準備で忙しくなる。
  これから顔を合わせることは少なくなって
  やがて何ヶ月も会わない日が出来るのだろう。

  僅かに感じる寂しさを胸に、一人、また一人と別れて
  大地とは道が一緒だったか、暗いから>>122
  送っていってもらっていたか。


   「 ……? もう貰った、 」


  よね?

  首を傾げたけれど、渡されたから素直に受け取る。
  可愛らしい型で抜かれたクッキーと、
  花模様の描かれたしおり>>130

  期待して、と言ったからにはということで
  特別に用意されたのだろうか。
  傾げた首を戻して勝手に自分で納得して。
 
(141) 2023/02/07(Tue) 8:27:15

【人】 伊豆浦帆稀

 

  楽しかった。また行きたい。
  そこまでの言葉に、素直に頷きを返す。
  好きという言葉にも、長くいたいという言葉にも
  会いに来て良いかという言葉にも頷きを返す。

  未来で同じ気持ちが続いているとは限らない。
  私も、大地も、他の皆だって。
  それでも今一緒にいたいと願う心は
  きっと嘘じゃない想いだから。

  案の定な思考回路は
  頭の悪い大地にもしっかり認知されていた>>131

  だから次の行動は全く正しい。
  誤解の生じる隙間のない言葉は
  随分大きな声に感じたけれど、もしかしたら
  そこらの家にも青春の音として聞こえたかもしれない。
 
(142) 2023/02/07(Tue) 8:27:22

【人】 伊豆浦帆稀

 

   「 ………………? 」


  しかし、誤解がないからといって
  飲み込めるかというと話が違うのだ。

  全く考えもしていなかった方向からやってきた
  ストレートボールに、私は握られた手をそのまま
  真っ赤な顔をした大地を見つめていた。
 
  そうして一つ言葉を落とすのだ。
 
(143) 2023/02/07(Tue) 8:27:33

【人】 伊豆浦帆稀

 


   「 お断りします…………? 」

 
(144) 2023/02/07(Tue) 8:27:45