人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私がそっけなくしても、
蓮見くんは何でもないように見えた。それどころか、


「蓮見くん。プリント。」

「蓮見くん、ノート提出忘れてない?」

「蓮見くん。」

「蓮見くん。」



……気まずくたって、同じクラスで
話す用事はいくらかあって。
そんな時も、私達の視線はどこか食い違っていたような。
私はその度に、むっすりとした顔を向けたのだけれど。]
 
(208) 2021/07/24(Sat) 7:45:53

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……だけど、ずっと同じクラスにいて、
一度も目が合わないなんて事、ある?>>111

例えば。
席替えで、隣の席になった時。
夏の、プールの授業のあとに、私は眠気を堪えきれなくて。
運が良いのか悪いのか、板書の多い、社会科の先生の授業中。
いつもなら真面目にノートを取っているはずの私が、
頬杖をついて、うつらうつらと舟を漕ぎ。

一瞬、記憶が抜け落ちた後に、
ズルっ!ガタっ!……と頬杖が外れたあの時とか。

びっくりして飛び起きた私は、
一体どこをぶつけたんだったか覚えていないのだけれど。
あの時ちょっと大きな音が出て、だから、

さすがの君も驚いて、
とっさに君を見た私の視線から、
逃げられなかったんじゃないかな。

そんな事だって、あったでしょう?]
 
(209) 2021/07/24(Sat) 7:47:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[……そんな事でも無ければ、合わない視線。

朱鷺の絵から目を離し、
今度は私が背を向けた。]**

 
(210) 2021/07/24(Sat) 7:48:25
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a45) 2021/07/24(Sat) 7:51:29

【人】 二年生 鳳 凛

――回想前日:備品倉庫にて――


いいえ、これもお願いされたお仕事の内ですから。
私のほうこそ、纏め作業、手伝って下さりありがとうございます。


[凛は揃えた備品を手渡しながら、楓に微笑む。>>118

商店街で有名なことに凛が気付いているのかどうか。>>119
ただ、少し考えれば、貧乏神が商いをする場では敬遠されるということはわかるだろう。
篠田屋のように優しく接してくれるお店もあれば、縁起が悪いと塩をまくお店もあるのも必然。]
(211) 2021/07/24(Sat) 8:12:20

【人】 二年生 鳳 凛



『最初が肝心といいますでしょ?
甘やかして入り浸られたら困りますの。』



[何の店だったか、外から商品を眺めていた凛は、そこの女主人に塩をまかれ立ち去るように迫られた。
その時、たまたま通りすがった楓の祖母に助けられたのが出会い。
着古してボロボロの服を纏う凛の頭にかけられた塩を払いながら、彼女は自身の家へと凛を招き入れた。

そこで、少しだけど、と凛は彼女からお駄賃を手渡された。
何でも凛が好きなものを買えるようにそうしたのだと推測されるが、凛はそのお金を全額店の募金箱に投入した。]


すきにしていいって…、だから。
わたし、おかね、もっていたくないです。


[そう応える凛に彼女は、良かったら時々話し相手になって欲しい、と言った。
それから、少しの間は彼女を尋ね、一緒にお菓子を頂きながら話をしていたのだが、ある日、凛は彼女が例の店の夫婦と、その仲間から陰口を言われている場面に遭遇してしまう。
わざと聞こえるように話す悪口を、それでも彼女は気にすることはない、と凛に伝えたのだが、凛は首を振り、それ以来、凛が彼女を訪ねることはなくなったのだった。]
(212) 2021/07/24(Sat) 8:12:23

【人】 二年生 鳳 凛



あの、これ…
おばあちゃんにわたしてください。



[それから、少しだけ時が過ぎたある日、凛は店先にいた小さな楓に古紙で作った籠を渡した。
中には裏山で摘んできた花や薬草、茸が入っており、それらが奇麗に並べられていた。]



おれい、いままで、ありがとう。



[そう言って笑うと、凛はその場から駆け出して行ったのだった。]
(213) 2021/07/24(Sat) 8:12:25

【人】 二年生 鳳 凛



[そして、あれから時は流れて。
高校生になった凛と楓は夏祭りの前日、神社の備品倉庫に居た。>>120

屋台に来て欲しいという楓に凛は笑う。]


勿論です。
私、花巻庵の和菓子、大好きですから、
この機会、逃しませんわ。


───楓さん。**
(214) 2021/07/24(Sat) 8:12:28

【人】 一年生 篠田 小牧

 ─────へくちっ


[それはどのタイミングだったかしら。
 また噂されている>>147のか私はまたくしゃみが。

 まぁお店の娘だもの。噂くらいされるわよね。
 なんてまたのんびり。


 お名前の>>156事を柴犬の先輩も気づいたのは無論気づく由なんて欠片もないわ。
 タイミングを逃していたのはお互い様だから気にしてはいないのよ。


 
 ────そういえば、ふとママのお喋りを思い出すの。それは昨日の事。

 「蓮見さん……自転車屋さんわかる? そこの奥さんにお嬢さんも来てくれてね。浴衣買ってくれていたのよ。息子さんにもあの朱鷺の柄の甚平買っていったわよ」

 ……なぜそれを入荷したのかしら?
 と首を傾げたそれ。買う人この界隈にいるのか、という堂本先輩の内心は知らないけれど同意しておくわ。>>117


 ……購入頂けていたのね。
 というか。蓮見先輩着てくれるのかしら……?

 甚平だし、お祭りだもの。着てしまえば案外平気だとは思うわ。思うけれど。]
 
(215) 2021/07/24(Sat) 8:28:34

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 
 ……蓮見先輩きてるかしらね。


[なんて、思い出せばその朱鷺の姿をつい目で探してしまう事になったのよ。]
 
(216) 2021/07/24(Sat) 8:29:07

【人】 一年生 篠田 小牧

 ― 拝殿前 ―

 はい、ありがとうございます先輩。


>>194最後まで気遣ってくれた優しい先輩にペコリ、と頭を下げたの。]


 先輩も、楽しみましょうね。
 ……お願い叶っても叶わなくても。堂本先輩の心配がちゃんと通じるようお祈りしますね。


[お話を聞いた限り。別に勝敗に拘らなくても相手に上手く気持ちが通じればなんとかなるんじゃないかしら。そんなことを勝手に思ったのよ。
 お互いどこかでボタンを一個掛け違えているように、私には聞こえたの。

 余計な言葉そうだったら差し出がましい事を、と一言加えてそうして先輩を私も見送ったわ。]
 
(217) 2021/07/24(Sat) 8:30:19

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[そうして社の前で一礼。チャリンと音を立てて小銭がお賽銭箱の中に入っていったの。
 手を叩いて目を閉じて。


 まぁ、まずは素直に商売繁盛よね。>>48


 それから───
 もう一つくらいいいかしら。]


 このお祭りが何事もなく
 楽しいもので終われますように。



[そうして参拝をして。ゆっくり歩きだしたの。]
  
(218) 2021/07/24(Sat) 8:32:21

【人】 一年生 篠田 小牧

 
[そこについたのは堂本先輩が立ち去ってから数泊遅れて。
 花巻庵に私は無論向かったのよ。]


 花巻さん、こんばんは。
 買いに来たわ。


[楽し気な笑顔でたい焼きの種類を見るの。
 わぁ、色々あるわ。>>192


 基本のつぶあんも捨てがたいけれどカスタードも好きなのよね……。ずんだも和菓子っぽくて捨てがたいしチョコも熱でとろけてたら美味しそうだわ……。


[ぶつぶつ迷うように真剣に悩むのよ。
 他のお客様の迷惑にならないように、ね。]
 
(219) 2021/07/24(Sat) 8:33:59

【人】 一年生 篠田 小牧

 
 よし、決めたわ。
 カスタードにするわ。
 あ、あとべっこう飴も……どうせならハートで頼んじゃおうかしら。


[どちらもそういう気分だったのよ。深い意味はないわ。

 お手伝いでもらった券を折角だもの。使っておいたの。
 去り際には暑さ気を付けてね。って声をかけて邪魔にならないよう立ち去ったわ。


 近場のベンチに腰掛けるのよ。]


 いただきます。


[満面の笑みでたい焼きをまったり食べ始めたわ。
 うん、おいしいわぁ。]**
 
(220) 2021/07/24(Sat) 8:34:56
一年生 篠田 小牧は、メモを貼った。
(a46) 2021/07/24(Sat) 8:43:55

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── おまつり・柊と、それから ──



  女子相手のやらかし事件だァ??
  そんなもの、な、


[柊の質問に>>193
 即答で「ない」と答えようとしたものの
 いやまて、待てよ?と頭を過去の記憶が過る ]


  めっちゃ時効だけど
  ちょー小さいときに、
  とある女の子のこと
  ずっと男子だって思ってたことはあるなー


[時効でしょ、時効時効。
 誰って聞かれても、忘れたーって答えるつもりだ。
 名前はきっと上手くはぐらかして。

   はぐらかして笑って友人と歩く最中
   背中の
朱鷺
から>>204
   そらされた瞳があることを俺は知らない。

 
(221) 2021/07/24(Sat) 10:11:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  次、花巻庵もいこうぜ
  たい焼き買うって楓ちゃんと約束してんだ


[買う、っつうか食券の引き換えだけどな。
 男子高校生は残り二枚になった食券をひらひらさせた
 え?スイーツを避けてくれたのにって?>>143
 そんな気遣いもなんのその、です。]
 
(222) 2021/07/24(Sat) 10:11:37

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[それに、あーほら。
 ぎゃいぎゃい言いながら花巻庵に近づくまでに
 柊の視線が喧騒の中を泳いでたの知ってる>>193

 だから花巻庵の近くのベンチに
 “朝顔の君”を見つけたら、>>220
 そうだなァ、余計な詮索の末に、
 友人への「勘違いor事実」を心に確信めいてた俺は
 
ニタァ、
って悪い笑み、友人に向けるんだ。

 え?勘違いだって?
 そっかぁじゃあそういうことでいいや。
 事実だったら、もっとニタニタしてただろうけど ]
 
(223) 2021/07/24(Sat) 10:12:02

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  おーこまきちゃんー
  無事お祭り来れたんだー


[友人の反応はともあれ、俺はきっと
 こまきちゃんにいつもみたいに声かけて
 あ、派手な甚平とハット買いました、って披露する。
 着てしまえば案外平気でしたか、どうですか>>215

 それなりに着こなせてると信じたい…
 どこかのホストクラブのやばいの、もしくは
 ヤンキーもしくは、そっちの筋のひと、に
 なってしまってるかもしれないけれど。]
 
(224) 2021/07/24(Sat) 10:12:18

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  何食ってんのー?
  花巻庵?
  俺らも、ちょうど買いに来たトコ


[近くに目をやれば花巻庵の出店も見えて
 なるほどなるほど。それが噂のたい焼きですか。

 いろんなフレーバーがあるんだ〜とか
 べっこうあめがハートなんだ〜とか聞けたかな]
 
(225) 2021/07/24(Sat) 10:12:31

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[んでさぁ、まああれです
 ある程度こまきちゃんといつもみたいに話したのち
 ニタニタしながら余計な気遣いを発動させてる俺は]


  じゃー柊、ここで待ってろよ
  ほら、花巻庵混んでるし、
  俺代わりにたい焼き買ってきてやるから


[あ。べっこうあめがいいですか
 お揃いのハートがいいですか、それでもいいです。ニタ

 柊を半ば無理やりにベンチに座らせて
 当然食券は1枚預かるつもりで、手を差し出して。

 柊がどうしても付いてこようとしない限り、
 柊をこまきちゃんの隣に残して、
 俺は花巻庵の屋台に向かうつもりだった、かな。]*
 
(226) 2021/07/24(Sat) 10:12:53
二年生 蓮見 朱鷺也は、メモを貼った。
(a47) 2021/07/24(Sat) 10:15:26

【人】 三年生 神田 京平


 
カランカラン
と 下駄の


 
近付いてくる その


 
祭りを楽しむ 弾む


 
冥府へ沈む 濁


 
カランカラン
と 下駄は
るよ

 
(227) 2021/07/24(Sat) 10:25:51

【人】 三年生 神田 京平


 
うひゃあ!

 
[周りを見ていたはずなのに
自分の周りにには気がつくなくて
突然の感触に小さい声だが大きな反応をしてしまう。]

 落川センセやないの
 人が悪いわぁ〜
 寿命が
300年程
縮まってしもうたわ

 せや、センセ飴ちゃんいります?
 ちょうど喉が渇いとったさかい
 そのラムネと物々交換しまへんか?
 
[驚いたものの落川先生と気付けば>>180
また飄々とした態度で戯けて話し始める。]

[落川先生との再会は京平が花一高校に入学した時だ。
“再会”といってもそう思っているのは京平が覚えているから。
落川がまだ先生になる前
花一高校の学生だった時のことを。]
(228) 2021/07/24(Sat) 10:29:20

【人】 三年生 神田 京平

[京平がまだ狐の面を身につける前の子供の頃
よく見える自身の目に怯えてはなひら神社へと今日も逃げ込んでいた
その日は大雨で
傘なんて持っていなくてずぶ濡れで神社の階段の隅に
小さく体育座りをして寒いと震えていた
まるで捨てられた犬のような子供
そこに偶然か通りかかった学生が当時の落川先生。
それが京平の知る最初の出会いだった。

高校で再会した時には狐のお面で顔もわからないだろうしと
「はじめまして〜」なんて挨拶したはずだ。

それから先生が捨て犬を拾ったと学校で噂が広がって
その理由も風の噂で耳に入ってきた時には
「変わってへんなぁあの人も」なんて感想が出ていたことだろう。
そんな自分と同じようなワンちゃんに親近感を抱き
大人気だったワンちゃんの隙間時間にこっそりひっそりと
様子を見に行ったり遊びに行ったりしていた。
引き取り手探しの時は
自分も探しすのに協力したいと名乗り出てはいたものの
誰もいなかったら
自分が立候補しようと親の承諾までぶん取ってきていた
はたしてその後の行方はどうなったか────。]
(229) 2021/07/24(Sat) 10:31:48

【人】 三年生 神田 京平

 
[そんな昔と今があり
今ではすっかり生徒として
甘えさせてもらっているわけであるが
お祭りの時はその昔のことをどうしてかよく思い出す。*]
 
(230) 2021/07/24(Sat) 10:32:25

【人】 二年生 鳳 凛

── 回想 ──

[グラウンドで練習する野球部の金属音。
夏の訪れを感じさせる蝉の合唱。
廊下で戯れる生徒達の話声。

耳をかすめる賑やかさはどこか遠く。
この場所だけ、世界から切り離されたように静かな時間が流れている。

凛が父親のことを話した経緯は何だったか。
落川の言葉に、向日葵の風を顔に受けながら、凛は目を閉じる。>>343

疑問と憐れみと切なさが滲むよう。
最低だと思っても、その弱さを責めることはできない。


それは──。]
(231) 2021/07/24(Sat) 10:46:26

【人】 二年生 鳳 凛

── 回想前日:社務所近くで ──


年なんて関係ないですわ。
わかります、先生がそこそこのお金を稼いで、
そこそこ生きていること。

不必要にお金を求めない素敵な生き方だと思いますわ。


[いつもなら、ここで話は終わるのだが、]


…………思いますけど、先生には何か
“夢”はないのですか?


[そっと落川の顔を覗き込むようにして、いつもとは違う言葉をひとつ、付け加えた。]
(232) 2021/07/24(Sat) 10:46:29

【人】 二年生 鳳 凛


腹八分目がいちばんなのです。
いつもお腹いっぱい食べていたら、太りますよ。

それに、お金で買える幸せは全て
"他人が作ったもの"です。

でも、どんな辛い状況でもそれを楽しもうと言う気持ちがあれば、人は、自らの手で幸せを作ることができます。
お金を持ったことで、せっかくの力を失う人のなんと多いことでしょう。


[凛は悲し気に目を伏せて見せたが、熱のことを言われると、う…と言葉を詰まらせた。]
(233) 2021/07/24(Sat) 10:46:32

【人】 二年生 鳳 凛


…………あの時のことは反省しています。
もっとたくさん、よもぎを用意すべきでした。


[また繰り返す宣言に等しいことを言う凛なのだった。]**
(234) 2021/07/24(Sat) 10:46:41
三年生 神田 京平は、メモを貼った。
(a48) 2021/07/24(Sat) 10:48:01

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 回想:夕鶴 ──


[あの日繋いだ手のことは忘れたことはないし
 きみを攫ったことだって、色鮮やかに覚えてる
 悪の組織はいなかったし >>206
 どっちかっていうとあの日悪だったのは俺のほう。

 でもオカゲサマで、普段外に出ちゃいけない時間、
 暗闇に打ち上がる七色の花火、見ること出来たでしょ

 
     男の子とか女の子とか関係なくて
     まだ “
朱鷺也
” と “
夕鶴
” だった頃の話 ]

 
(235) 2021/07/24(Sat) 11:04:23

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ きみは、忘れちゃったんだろうなあって
  心のどこかで、思ってる。

  小さな頃、おじいちゃんちに遊びに来ただけの、
  ほんのひと夏の思い出だから。
  俺は毎年祭りのたびにさ、どうしたって思い出すし
  境内の階段を見たらあそこらへんに座ったなあって
  今も昔も変わらない、賑わいの中で思い起こされる


   
きみの気持ちなんて、しらない
>>206


  だから勝手に俺は
  きみは、忘れちゃったんだろうなあって
  心のどこかで、思ってた。 ]
 
(236) 2021/07/24(Sat) 11:04:59

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[ 忘れてなければいいのに、って
  願う気持ちを、俺は、忘れようとしたんだ。 ]

 
(237) 2021/07/24(Sat) 11:05:22