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【人】 天ヶ瀬 青葉記憶の中でいつも誰かと生きてたい、訳でも無く 誰かの隣で眠らせて欲しい、なんて事も無く。 誰かの歌詞に心を震わせるほど 今までに大きな山も谷も無くて。 " 願い "にだって、 " 夢 "や" 希望 "との差異を左程には覚えない。 ああ、でも 自分だけではどうにもならない ──── そんな諦めを内包した望みを" 願い "と呼ぶのなら (107) 2022/10/12(Wed) 22:09:50 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 やっほー、トシセンパイ。 はいこれ、文化祭のお裾分け。 何人集まるかは知らないけどさ、 まぁ……足りるでしょ。 」 校門にいたミス研の人に案内され、 昇降口に着くと 見知った顔を発見した。>>1 ミス研の会長とは、オタク繋がりとでも言うのだろうか 僕の推しである" ユメリン "をディフォルメした 自作ヌイグルミを通学カバンに着けていたら、 彼が1kmぐらい先からダッシュで駆け寄ってきて ── まあ、そんな繋がりで。 僕は、手をひらひらさせながらにこやかに近づき よいしょ、とピクニックにでも使うような 大きなバスケットを彼の傍に置いた。 (111) 2022/10/12(Wed) 22:10:01 |
【人】 天ヶ瀬 青葉バスケットの中には、文化祭で料理部が出した 大きな 苺のミルフィーユ が入っている。それと、十数枚の紙皿とプラスチック製のフォーク。 あらかじめ1ダースぐらいに切り分けてあるから、 紙皿に移せば簡単に食べられるだろう。 「 あ、材料は昨日の余り物だけど 作ったのは今日だから。 保冷材も敷いてるし、セーフ、セーフ! 」 賞味期限的にも問題なし、とフォローしつつ。 探索が終わったら皆にふるまうつもりだけど、 探索前に食べちゃっても それもまた問題ナシ。 と、いう事で ─── 出欠をとっている紙を鉛筆を借りて 【好きに食べてね】という張り紙をバスケットにぺたり。 (112) 2022/10/12(Wed) 22:10:03 |
【人】 天ヶ瀬 青葉ところで ───── 天ヶ瀬青葉はバスケ部であり、料理部でもある。 つまりは、掛け持ちである。 もともと身体能力が良いせいか ─── 3年が引退してバスケ部のレギュラーに選ばれてからは 『 掛け持ちなんて辞めろ 』なんて言われるが。 今のところ、愛想笑いで受け流している。 掛け持ちを辞めろというのなら 辞めるのは■■■の方なのにさ (113) 2022/10/12(Wed) 22:10:06 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 じゃあね、トシセンパイ。 また集合になったら声かけてね。 」 再び手をふりふり、と言っても わざわざ集合場所から離れる理由も無く。 見知った顔があれば声でも掛けるだろうけど、 とりあえずはバスケットに近づき、 ミルフィーユを皿に取り自分でぱくり。 うん、昨日の文化祭のにも負けてない。 それに快諾してくれた農家さんのおかげだけど なんといっても、苺が甘い。 あまおう最強!あまおう最強! ─── そんな心の声は、 音に出してダダ洩れだったかもしれない。** (114) 2022/10/12(Wed) 22:10:09 |
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。 (a24) 2022/10/12(Wed) 22:10:12 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 それで、場所を間違えずに来た絵音は どんな理由で此処に来たの ? " 願い "があるとか…… ? 」 1年の時、同じクラスだった絵音。 よくサボったり寝てたりしてたし、 僕からみた彼は無気力そのものだった。 そんな彼がわざわざ休日を潰して参加してくるなんて、 ピクニック気分の僕よりも異質でしょう? 可愛いと女子に評判だったかは僕自身知らないけど。 揚げ足を取るような言葉で、 悪役の様な悪戯っぽい笑みを向けてみようか。 しょせん小動物なので、 本人が思うほど凄みも何もないのは触れないで まあお話し中みたいだし、コミュ強の僕としては 挨拶程度の問いかけで深追いはしないつもり。 * (174) 2022/10/13(Thu) 1:18:20 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 あ!昨日の曲、カッコ良かったね! 最後のジャン!、ってなるトコがさ もう本当に最高だった!! ジャン!!って! 」 そして僕は皿を床に置いて、エアでベースのモノマネを。 同じクラスになった事はなくても すれ違うときに声を掛けたりするし、 昨日の文化祭のライブだってしっかりと拝んできた。 彼もまた会話中のようだから、 遠くでペンライトを振っているファンの如く 軽いやりとりの挨拶程度で終わっただろうけど。 なんだか不思議な面子が集まったものだな、と 僕はミルフィーユの一切れを口に運んだ。** (177) 2022/10/13(Thu) 1:18:28 |
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。 (a34) 2022/10/13(Thu) 1:24:43 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 自分の料理で、 誰かが幸せそうな顔をするのが好きだから できれば目の前で食べて欲しいな ─── なんてのはコッチの都合だしね (261) 2022/10/13(Thu) 16:09:09 |
【人】 天ヶ瀬 青葉バスケットの中から紙皿を一枚取り、 その皿のふちに鉛筆で【千葉様専用!】と書けば ミルフィーユを皿に乗せて、再びバスケットの中へ。 文字の横にはベースの絵を添えてみたけど それは、ひょうたんみたいになってしまったかも。 取り置きの報告ついでに、 昨日のライブの感想をベースの真似付きで零せば 本家の彼も同じように返してくれて。 >>192 おもわず鉛筆をペンライトに見立てて横にフリフリ。 ジャン!ジャン!!と表現している僕へ 彼の隣から「語彙力が無い」なんて声が聞こえたけど 良い音を語るのに語彙力はいらないんだよ、なんて。* (262) 2022/10/13(Thu) 16:09:12 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 ふふ、ちゃーんと 食べかけじゃない新しいのあるよ! えっ…… 今はいらない……… ? そっか、…… そうなんだ ……… 」すぐさま新しいのを用意しようとしたけど。 今はミルフィーユを食べない旨を聞けば 悲しげな表情のまま、僕は無理矢理力なく笑って。 時間にして5秒ほど、足元に視線をうつす。 ここまでが、断られた時のテンプレだ。 そのあと、あっけらかんと別の会話するのもお約束。 あ、でも入学当時は 彼も本気で慌ててた事があったような ───? だからかな?かわいい一面も持ってるなんて情報が 僕の頭の中になぜかインプットされているのは。 (264) 2022/10/13(Thu) 16:09:19 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ─── 千葉くん&絵音と ─── それから、残りのミルフィーユをひとくちで頬張れば 僕は「 ウッ 」と小さく声をあげて。 彼らに軽く手を振れば、 財布片手にそそくさと自販機へと走っていっただろう。 飲み物もちゃんと用意してから食べればよかった。** (266) 2022/10/13(Thu) 16:09:25 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ─── 大木センパイと ─── 自販機前では誰かに会う事はあっただろうか。 もしいたのなら、受付横のバスケットに ミルフィーユがあるから「 良かったらどうぞ 」と 勧めておいた筈で。 ペットボトルのレモンティーを片手に戻ってくれば バスケットの中身をちらりしている人を発見。>>199 この時はまだ誰とも話していない時だったんでしょう。 「 わあ、良かったら好きな時にどうぞ! 」 『イベントっぽくなってきた』と 差し入れを喜んでくれている様子に 僕もテンションがぐぐっとアップする。 ここにもピクニック気分の人いるじゃないか、と 先程話していた誰かに言ってやりたい。とても。 (273) 2022/10/13(Thu) 16:49:41 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 はじめまして、ですかね ? 2年の天ヶ瀬っていいます。 バスケ部と料理部に所属してます ! 」 初対面っぽいのに何故敬語かって? だって、先輩オーラが出てるもの。 間違っても後輩ではないでしょ、100%。 だけど ────── 初めて会ったような、そうでないような。 なんだか良くわからないモヤモヤ感。 もし彼から、生徒会副会長の経歴を聞く事があれば 「あーーーーはいはいはいはい!!」って そのモヤモヤも一瞬で消え去るんだろうけど。** (274) 2022/10/13(Thu) 16:49:44 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ─── 回想:秋緒ちゃんと ─── 桃色のゲートで新入生たちを迎い入れた 桜 もはらり、はらりと散り始めをみせる新学年。 僕は料理部へ仮入部してきた1年生達を指導していた。 指導って言っても ─── 「美味しいねー」というセリフが8割だった気がする。 残りの2割は「包丁気をつけてー」とか 「いいお嫁さんになれるよー」とか。 だって部員増えた方が予算も増えるっていうんだもん。 もっと色々作りたいじゃん。 「 あー 籍だけ置いててもだいじょうぶ ! 掛け持ちも大歓迎。僕もそんな感じだし。 ってか、お腹空いた!って 他の部員が出入りするほどウチは緩いからね。 」 食堂じゃなくてコッチに来るのがウケるよね、って 入部を迷っている彼女に >>269 そう笑いながら背を押したのを覚えてる。 (308) 2022/10/13(Thu) 19:43:55 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 秋緒ちゃんは、お菓子好き ? 」 最初に投げた質問は、きっとこんなので。 「 ひとりで食べるのと みんなで食べるのと、どっちが好き ? 」 そんな質問を投げた日もあったかな。 僕はどんな答えでも、 笑いながら「そっかぁ」って答えただろうね。 僕が楽しんでいるように 彼女も楽しんで部活が出来ていれば、それでいいから。 (309) 2022/10/13(Thu) 19:43:57 |
【人】 天ヶ瀬 青葉「 これだけ美味しくできたんだから ここにお姉ちゃん呼んで食べてもらったら ? 」 でも、或る日。料理部の先輩から、 彼女に3年生の姉がいる事を聞いた僕は 何気なく話題を振ってみたけど 彼女の反応はどうだったんだろうね ? * (310) 2022/10/13(Thu) 19:44:00 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ─── 回想:未國センパイと ─── 「 えっとね、今日はマロングラッセ ! 」 『 今日何つくるのー? 』なんて 料理部でもないクラスメイトに聞かれるのも 最早、日常茶飯事で。 確かにそれを見越して少し多めに作るから 部費が圧迫するのを嫌がる部員もいるけど。 " 料理なんて食べてもらってナンボだよねぇ ? " そんな意見が今は料理部の主流になってる。 若干洗脳?そうだね、したかもしれない (354) 2022/10/13(Thu) 21:03:16 |
【人】 天ヶ瀬 青葉お察しの通り、料理部は女の世界だ。 いやもう、ぶっちゃけて言うと男は僕だけ。 興味はあるけどなんだか恥ずかしい ──── それが入部を踏みとどませる理由らしい。 分かるよ、痛いぐらいに まあでも楽しめないのなら、強く勧める事は出来ないし 僕自身は別に居心地悪いなんて思った事ないしね。 そんな事情は置いといて ─── (355) 2022/10/13(Thu) 21:03:19 |
【人】 天ヶ瀬 青葉今日のお菓子が完成した頃には 調理室から焦がした砂糖と栗の匂いで充満していた。 まずは部員たちの分を確保してから 他の見物人たちへ順番に配っていく。 嬉しそうな顔されたら、こっちだって嬉しくなるでしょ? だからこの配る役は好んでやってる。 「 はい、もちろんどーぞ ! ひとつで足りる ? 」 先輩かな?たぶん初めて来た女生徒。 >>284 わざわざ" ひとつ "って言ってくるから >>285 思わず『 足りる? 』って聞いちゃったけど 別に食いしん坊に見えた訳じゃないんだよ。 でも言葉にしちゃったからには、 希望があればもう1個サービスしたかな。 一応、他の生徒たちに見えないようコソコソっとね。 (356) 2022/10/13(Thu) 21:03:22 |
【人】 天ヶ瀬 青葉それから何度か来るようになれば 顔も覚えるようになり、 校内やテニスコートで見かけては手を振るようになり。 その頻度で呼び名も 未國センパイから聖奈センパイになったり 聖奈ちゃんまで変わるかもだけど。 そりゃあ、本人の意思が第一で。 さて、文化祭で応対した時には どこまでの呼び名になっていたんだろうね? * (357) 2022/10/13(Thu) 21:03:26 |
【人】 天ヶ瀬 青葉 ─── 回想:叶冬ちゃんと ─── ユメリンは僕の" 推し "だ。 推しの為なら全てを捧げてもいいとまでは思わないけれど 僕に元気と笑顔をくれる、大切な存在。 ああ、" 憧れ "っていう言葉が一番しっくりくるかも。 今でも鞄で揺れる自作のユメリンぬい。 こんな僕なんかでも ─── 誰かに元気と笑顔を与えられたらいいな 中学の時、そんな願いを込めながら作ったから ミス研の会長が欲しそうな顔しても譲れなかった。 ところで、彼女に突撃する勇気はなくても 他の生徒がユメリングッズをつけているのを見つければ その日が僕の突撃日 ───の予定だった。 放課後になっても教室に置きっぱなしにされた鞄。>>289 持ち主の帰りを待つように時折揺れるストラップ。 さすがに保健室に突撃するのは迷惑だろうから その日は大人しく帰る事にした。 (388) 2022/10/13(Thu) 22:29:12 |
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