【墓】 北神 翡翠[言葉で伝えなくても、君の手が期待通りに動く。 下着の上から大きさを確かめるように撫でられると、心地よさに自然と腰が揺らいで、手の中に塊を押し付けるようにして腰を浮かせた。 下着の中に手が入って直接握りこまれると、腰の辺りがざわついて、小さく一度、喉が鳴る] …ん…、 …君の手…気持ちいい…[直接触れる手指の柔らかさと、伝わる温もりに息を熱くする。 これまで教えてきた通りに握り込まれて擦られて、愛情のこもった刺激が重なると、途中のわずかな息苦しさを何度か乗り越えて、たちまち大きく育って下着を内側から圧迫する] ……、…は…、っ、もぅ、 いいよ、…、… [下着をずらして、窮屈な前をくつろげてくれた後で、 お礼に軽くキスをする。 本当に君ってば、上手。 このまま限界まで追い詰められたい欲求がせり上がってきそうで、腹から息を吐いてやり過ごす。 その後、だったかな。 君のおっぱいをたっぷり愛撫して可愛がった後で、寂しい時に自分で慰めていた事を聞いたのは>>+4] (+5) 2023/04/26(Wed) 12:56:07 |
【墓】 北神 翡翠……よ、っと… [布団の上に肘を突き、ちょっとふらついてから、上体を起こす。 改めて君と向かい合って、額が重なる距離まで顔を近づける] ……、見たい… [君の話を聞いて、率直に思った事を伝える] 俺の事を思い出しながら、どうやって君が自分を慰めたのか、 ……見せて、…? [そのまま一回、キス。 君の反論を封じ込めてから顔を離すと、両手を君の肩に置いて、体を反転するように促した。同じ方向を向かせると、背中から両腕を回して、ぎゅっと抱き込む。 背後から肩越しに頭を並べ、君の右頬に己の左頬を押し付け強めに頬擦りして、] …ここから、君の手元を見守っててあげるから、… どうやってしたか、……教えて? [君の右耳の中に囁いて、ちゅっとわざと大きく音を立て、 そこにキスをした。**] (+6) 2023/04/26(Wed) 12:57:47 |
【墓】 北神 翡翠[君から俺を想像して自分で慰める事があると聞けば、 その場面を見せてほしくなった。 君を背後から抱き竦め、耳元に甘く囁いてキスをする。 無論、無理難題を吹っ掛けている自覚はある。 君だって、恥ずかしくて辛かったら断ってもいい。 なのに、迷った末に、君は実行すると決めたようだ。 君の愛情を試そうと思った事は一度もないけど、 俺からの無茶ぶりに、健気に応じようとする態度を 見せられるたび、君の愛情の深さを思い知らされる。 だから、俺からも君に与えないと、] (+13) 2023/04/26(Wed) 22:55:24 |
【墓】 北神 翡翠[俺が見守る中、君はまず、ブラジャーを上げて顎に挟む。 わざわざ見せてくれるのだと分かって、そこがいじらしい。 で、いざコトが始まると、君は目を閉じて、自らの胸に手を触れぎこちなく揉み始める] ……───、 [目を閉じたまま、切ない声で名を呼ばれると、心臓を鷲掴みされたような心地がした。 君の手の動きは徐々に激しさを増していく。 昼間は水着に覆われていた胸元は、今も眩しい白さを保ったまま、君の手指に翻弄され柔らかく形を変えていく。胸の先っぽは何度も強い刺激を受けて、プツンと赤く立ち上がっていた] (+14) 2023/04/26(Wed) 22:56:21 |
【墓】 北神 翡翠[本当は一人ではなく、 目を開ければ現実の俺が居るっていうのに。 君は頑なに目を閉じて、 可哀想なくらい俺を求めて名を呼び続ける。 自分で慰める所を見せてほしい、と頼んだのは俺だけど。 その声に応えて、俺の手で直接触れてあげたくなるな] …………、 ここに居るよ [耳にそっと吹き込んだ、ごく小さな囁きは、 刺激に夢中になっていれば、夢か現実かわからないくらいの 曖昧さで響くだろうか。 口に含んで濡らした指先で乳首を弄る頃には、 顎からブラジャーが外れて胸の上に落ちたので、 代わりに拾って首元に軽く抑えつける。 また、濡らされた乳首へ向けて、少し強めに 息を吹きかけてみた。 いつもと違う刺激に、君はどう反応するかな] (+15) 2023/04/26(Wed) 22:59:27 |
【墓】 北神 翡翠[やがて君は、胸への刺激だけでは物足りなくなったのか、 自然と開いた両膝の間に右手を下ろしていく] …────、 [この先どこまで進むのだろう、と思わず身を乗り出し、 君の背中に重みをかけて手元に注目したが、 下着の中に指を忍ばせたところで止まってしまった。 そこでようやく、涙に縁取られた瞼がぱっちりと開いて、 俺の方を振り返る] ……おかえり。 よく、がんばったね… [君にとっては現実の俺が笑いかける。 首元に置いていた右手を上げて、君の頭を真上からそっと撫でた] (+16) 2023/04/26(Wed) 23:01:39 |
【墓】 北神 翡翠[こっちも、と問う声に緩く首を傾げて、] そこから先、…どうするか知りたい? 教えてあげよっか… [寄りかかってくる体を抱き込み、左腕に力を込める。 頭を撫でていた右手を下ろすと、君の右手の上に重ね、 一度引き返した部分へ再び運ぶ。 手の甲をすっぽり包み、指同士をぴったりと合わせて、] 一緒にやって、覚えていく…? [重ねた中指を導いて、下着の上から割れ目をまっすぐ縦に、 撫でた。*] (+17) 2023/04/26(Wed) 23:04:31 |
北神 翡翠は、メモを貼った。 (a2) 2023/04/27(Thu) 0:05:05 |
【墓】 北神 翡翠[下着の上から割れ目をなぞった後、重ねた右手を 自分の口元へ運ぶ。 二人分の中指を根元まで口に含み、ちゅくちゅくと 音を立てて前後にゆっくりと扱き、舌を這わせて たっぷりと湿らせる。 濡れそぼった指を口から取り出し、再び下着の方へ 戻そうとして、] ……これ、解けるの? [問いを向けた先にあるのは、胸にまだ引っかかっている ブラジャーとお揃いの柄のショーツ。 左右の可愛らしい蝶結びは、引くと解けそうだった。 重ねた右手は待機させたまま、左手をそこへ向かわせる。 指先で紐をそっと摘まんで引くと、予想通り簡単に解けた。 反対側も同じようにすると、秘部を覆う薄い布をぺらっと捲る] (+18) 2023/04/27(Thu) 0:52:49 |
【墓】 北神 翡翠自分でする時、ここは見ない? [露わになった下生えを左手でそっと撫で、そのまま左足の付け根に手を添わせると、左腿の内側を膝へ向けて撫で上げる。 到達した膝頭に手を置くと、立てた膝を外側へ開き、待たせていた右手を君の中心へと移す] ……中じゃなくて、ここは? 自分で弄ったこと、ある? [湿った君の中指を当てたのは、襞の内側にひっそりと 隠れた肉芽。 指を重ねたまま、そこを小刻みに撫でるようにして、 小さな隆起をたっぷり可愛がる] (+20) 2023/04/27(Thu) 0:54:25 |
【墓】 北神 翡翠[今、俺の声が君の意識に届いているか分からないけど。 指先を動かし続けて追い立てて、 やがて君の体が大きく跳ねて硬直するまで、 甘い刺激を重ねていった。**] (+21) 2023/04/27(Thu) 0:55:02 |
北神 翡翠は、メモを貼った。 (a3) 2023/04/27(Thu) 1:11:14 |
【墓】 北神 翡翠[追い詰められて果てた瞬間、温かい飛沫が右手に降りかかる。 ごく少量だけど、勢いよく噴出したこれ、 これって、もしかして…] ねぇ、ねぇ…みる…、今の…ってさぁ…気持ちよすぎて、 潮吹いちゃったの…? [苦し気な表情が緩んで蕩けたようになってる君に、 コソッと耳打ちする] かわいぃ…、…ン……おれもさっきから コーフンしっぱなしだけど、 君のコレ浴びて、…もぅたまんなくなっちゃったな [右手は濡れたままだったけど、構うものか。 衝動的に君を背中から強く抱き込む。 君の腰にはちきれそうになった股間を押し付け、 密着させたまま押し上げるように腰を大きく前後に揺らす。 そんな最中に、甘えた声でもっと教えて、二人で幸せになりたいとお願い>>+28されたら、答えないわけいかないよ] (+29) 2023/04/28(Fri) 0:18:23 |
【墓】 北神 翡翠ん…、おれも、すき… いいよ、…もっと、教えてあげる… 俺の ちんぽ を、今すぐ突っ込みたいところ、一緒に確かめに、…いこ (+30) 2023/04/28(Fri) 0:19:13 |
【墓】 北神 翡翠[君の背中を抱き込んだまま、重みをかけて前へ倒す。 布団の上にうつ伏せに重なった後で、 君の腰に腕を回して引き上げた。 肘と膝を突いて、腰を少し高く上げて、足を開かせて。 お互いに着乱れた浴衣姿のまま、 もう一度君の背中に覆いかぶさって、右手に右手を重ねる。 それじゃあ、今から、一緒に、] (+31) 2023/04/28(Fri) 0:21:05 |
【墓】 北神 翡翠[君の右手を浴衣の中へ導き、添えた中指を膣口へ押し当てる。 さっき君が引き返した、ギリギリの辺りだ] …よかったぁ…いっぱい濡れてる… ここさぁ、 ちんちん の先っぽだけでも入ると、すげぇきもちいぃの… [そういや君の誕生日の夜だったか、生のまま先端だけ入れられ て泣きそうになっ た事を思い出すな。で、俺の思い出は、君の思い出でもある。 今、同じことを思ったりしたかな。 それはそれとして、そのまま君の指に寄り添いながら、 もう少し先へと進む] あったかくて、びしょびしょで… 回すと、ホラ……音がする… [言った通りを実践する。クスクスと喉を鳴らして低く笑って] こわい……?…一緒だから、大丈夫だよ… 気持ちいい?…ん、もうちょっと力、抜こうか… [言葉で誘導しながら、重ねた手が離れてしまわないように、ゆっくりと指を出し入れしていく。指の動きに合わせて、腰を突き上げるように揺らせば、挿入されているような気分にもなるか。 はじめは第二関節まで、慣れたら指の付け根まで。ただ、指は俺の方が長いみたいだ。君は、ついてこれたかな] (+32) 2023/04/28(Fri) 0:28:47 |
【墓】 北神 翡翠はい、到着 ここだよ、…君が好きって言った場所 [かつて君の目の前で、 君が善がった時の指の形と動作を示したっけ。 指先の感触は間違いない。 少し強めに押し上げて…と、まずはお手本] どう…?合ってた? 君もやってみなよ [次は君に同じ動作を促す。ちゃんと教えてあげなきゃね。 交替で試したとして、何回続いたかな?教えて海瑠ちゃん!**] (+33) 2023/04/28(Fri) 0:31:02 |
【人】 北神 翡翠──ビーチでデート(二日目)── [今回の旅行は二泊三日。 今朝は旅館を出て、歩いてビーチまで移動した。 昨日と同じようにパラソルを借りて、日陰のビーチベッドに横たわりながら、のんびりと時を過ごす] ……ふぁ… [思わずあくび。ヤバイ。少々寝不足気味か。 昨日は朝から運転して、ビーチに到着してからは遊びまくって、夜は旅館で君と濃厚な一時を過ごしてしまった。 ジム通いで体力を付けたとはいえ、さすがに今日は少しセーブしようかな。 隣のビーチベッドに横たわる君も、ちょっとウトウトしているみたい。 (あ、今日もだけど、その水着似合ってるよ。かわいい) 今は海辺の雰囲気を楽しみつつまったりして、 元気になったらまた遊ぼうか。 なんてぼんやりしつつ、スマホを弄ったり、時々微睡んだり。 波の音を聞きながら] (0) 2023/04/28(Fri) 11:48:56 |
【人】 北神 翡翠[スマホでこの辺りの情報を、ゆるっと検索して眺める。 どうやら海水浴場の他にも、釣りや磯遊びが出来る岩場があるらしい。もう少し移動した先では、シュノーケリングなどのマリンスポーツも出来るのか] 海底散歩楽しそう。 あと、ボディボードもやってみたいよなぁ… [微睡みつつ、気が向くままリンクを辿っていた最中だったかな、 その記事を見つけたのは] 海辺の岩窟…、岩で出来たトンネルみたいなのか… ふぅん…絶景、観光スポットかぁ…───、ん? [景観紹介に添えられた一文。 いわく、カップルがその場所を訪れて契りを交わすと、 二人は将来ずっと幸せになれるのだとか] ……────、 [思わずスマホの画面を近づけて、凝視してしまう。 え、待って。契りを交わすって、ここでえっちすんの?外で? いやいやいや、契りを交わすってプロポーズとか、そういうだよな、…でも、でもでも] (1) 2023/04/28(Fri) 11:50:36 |
【人】 北神 翡翠[で、俺が次にやったことといえば、 「場所」と「カップル」の組み合わせで検索。 すると出るわ出るわ、 あなたは18歳以上ですか?(「はい」連打) の年齢認証を越えた先にある、体験談のような記事がずらずらと] ……おぉ…うわさは本当、なのか……? [ただし、記事の最新が5年前で、以降の日付が無い事には気付いたが、それよりも内容が気になってしまい、しばらく読みふけってしまう] ……ええっ、やっぱりやっちゃうんだ… 隠れられる場所あるの…?えええ…でもなぁ… [読み終わるや否や、スマホの画面を胸の上に伏せ、もじもじと身を捩ってしまう。 体験談の内容を俺たちに置き換えて妄想して、照れくさくて仕方がない。 俺の不審な振舞いに気付いた君がこちらへ目を向けたら、 スマホを渡して同じ記事を読んでもらう。君が画面から目を上げたタイミングで、背後を振り返って、海岸線の先にある突き出した岸壁の方を示す] (2) 2023/04/28(Fri) 11:52:07 |
【人】 北神 翡翠[一応お伺いを立てたけど、俺としては行く気満々だ。 どのみち、海へ来たからには磯巡りも楽しいし、 普通に絶景を眺めるもよし。 礼の場所で契りを交わすにせよ、致すのではなく、 二人の将来を誓いあう、なんて意味もあるよ、もちろんね! しかし下心はあるし、隠す気も無いわけだが、 君はついてきてくれるかな。 いいとも〜! そうと決まれば、少し早めの昼食をビーチで済ませた後、 午後は磯に向けて出発だ。 これから楽しい磯探検の、はじまりはじまり〜。*] (4) 2023/04/28(Fri) 11:54:02 |
【人】 北神 翡翠──あるある磯探検隊── [肩から提げたトートバッグには、タオルとペットボトルの水、 スマホと財布(車のキーは宿に置いてきた)と サンオイルのボトル。 昨日のシャツは洗濯中なので、 今日は前開きの普通の半袖パーカーを着ている。 白の無地に、マリンブルーのストライプ入り。と、サングラス。 下は昨日と同じ海パン&ビーサンだ。 以上のような身軽な出で立ちもあってか、 移動にも抵抗はなかった。 二人して砂浜を歩いて、磯の方へと向かう。 不純な目的を胸に秘め、遠くに見えていた景色が だんだん近づいて来た頃か] …───、待った [先に足を停めたのは、俺の方だったかもしれない] (5) 2023/04/28(Fri) 13:58:16 |
【人】 北神 翡翠[向かうはずだった岸壁を、やや緊張した面持ちで見据える] わかる? あの先に、 ───魔の気配がする。 [すぐにスマホを取り出して手早く操作する。 その後で左耳にスマホを当て、呼び出し先が応答するのを待つ] ……、 ………、 ………… やぁ、光輝クン コンニチハ、翡翠だよ うん、そう、今、海でバカンスの真っ最中 あっ、あのね、 海瑠の、カノジョの水着が、 ほんっっっ、とうに、 可愛くって、ねぇ あ〜〜〜待った待った 切らないで! 本題に入るよ、……うん、そう、今送った場所、 そこ周辺の 報告 、上がってるか見てくれない?多かったら、直近数件でもいいや なる早、いや、今すぐ送って ……え、昼メシ中? ラーメン、…そっか。冷や中だったら伸びなかったのに あはは、細かいことはキニシナイ それじゃ、よろしく! [もう少し何か聞こえた気がするが、一方的に通話を切ってしまう。スマホをしまいながら君の方を振り返ると、にっこり笑って] (6) 2023/04/28(Fri) 13:59:23 |
【人】 北神 翡翠今あの付近の情報集めてもらってるので、 ちょっと待とうか。…───あの辺りはどう? [砂浜を上がったところに、ベンチが並んだ休憩場所がある。 少し歩くが、屋根があるので日陰に入れそうだ。炎天下に佇むよりは良いだろう。 全国の退魔士から情報収集&分析した魔に関するデータベースは、外部端末からアクセスできない。なので、俺と同じチームでシステム操作に長けている、かつ今日は普通に仕事している町岡さんに、この周辺の魔に関する情報収集と共有を依頼したというわけ。 休憩所まで来ると、海岸沿いの道路は目の前だ。 しかも、道路を渡れば、向かいにコンビニがある] コンビニでアイスでも買おっか 食べながら、待ってよう [店に入れば涼めるし、ちょうどいいかもしれない。 君が好きな大福アイスは季節限定だから売ってなくて、 代わりにこっちはどうかな。 二本一組で、真ん中で半分に割ってチューチュー吸うパピコ。 味が違う二種類を買って、ベンチで半分こ。エヘヘ、美味しいね。ちょうど食べ終わった辺りで、スマホが震える] (7) 2023/04/28(Fri) 14:00:02 |
【人】 北神 翡翠ありがとうございます、町岡さん ちょうどいいタイミングでした ん?いや、たった今アイスを食べ終わったところで…、 まぁまぁ、ハイハイ、スミマセン で、どうでした? ……はい、やっぱりね そうか、……わかりました え? 行かないよ。当たり前じゃん…本当だってば このまま引き返せば安全なんでしょ わかってますって、、…はい、 ん? 彼女に?…いや、いいでしょ、わざわざ… えーーー……、わかったよ [通話中のスマホを耳から離すと、君の方へ差し出して] 北神のチームの町岡さんっていうんだけど、 海瑠と話があるって、…ちょっと、替わってもらっていい? [君が彼が会話を交わす間、向かおうとしていた岸壁へと目を向けた。ここに居ても、わずかに魔の気配が伝わってくる。 君たちが何を話しているか、聞かなくたってわかる。 彼は短く名乗った後、必ずこう述べるだろう。 「翡翠さんを現場に向かわせないでくださいね」、と。*] (8) 2023/04/28(Fri) 14:00:40 |
【人】 北神 翡翠[町岡さんが送ってくれた情報をざっと要約すると、 数年前──ちょうど、記事の日付が途絶えた時期と重なる ──から、あの付近に魔が生息していて、 痛ましい水難事故も数件起きているようだ。 よって、退魔を施すより先に人が周辺に寄り付かなくなり、 見かけ上の安全は保たれている。 現に、あの付近まで寄れば、立ち入り禁止の看板が 立っているそうだ。 このまま放置はできないが、現状は対応の優先順位は 下げられている。 何せ、退魔士は常に人手不足だ。 いずれ、リサーチが進んで軽微な事案と判断されれば、 学生の実地演習案件として、瞑々学園に依頼が行くかも。 だったら、夏がいいね。 冬はきっと、あまり楽しくないよ、ここ。 (というと大抵冬になるよねきっと) ] (9) 2023/04/28(Fri) 14:58:37 |
【人】 北神 翡翠……それじゃあ、戻ろうか。 [何も岩窟で契りを交わさなくても、俺たちにとっては 今更って感じか。 外でするのは興味あったんだけど 元いたビーチに戻ろうと、君を促しつつ砂浜に目を向けて、] ……おーい… [思わずツッコミを入れるように声を上げたのは、 先程自分たちが居た辺りに、一組の若い男女の姿を 見つけたから。 俺と同じ記事でも読んだのかな。 彼らの向かう先には岸壁がある。そして、彼らは一般人だから、魔の気配に気付かない] ……さすがに、無視するわけにはいかないよな。 [現場に向かわなければいいんだろ。 彼らを制止するだけなら問題ないはずだ。 彼らに近づくと、昨日ビーチでボール遊びした 四人組のうちの二人だと判明する。 知った顔なら、話しやすい] (10) 2023/04/28(Fri) 14:59:03 |
【人】 北神 翡翠ねーねー、君たち あっち行くの? 俺たちも行こうとしたけど、立ち入り禁止だったから、 戻ってきちゃった どうもあっちは事故も多いし、それに、……出るって噂だよ [両手を胸の前で垂らして幽霊のポーズ。 幽霊は知らんが魔は確実に居る。彼らにとってみれば、どちらも大差ないだろう。 ここまで脅せば引き返すか。 彼女の方はビビったのか、嫌そうに顔をしかめたが、彼氏は聞き入れようとしない。 やはり、昼間では幽霊の凄みが足りないか] いやぁ、マジで行くのやめなよ 俺は霊感が強いんだ あっちは良くないって、俺の第六感が告げている [あながち嘘ではないが、やはり胡散臭さMAXなのか、全く信用してもらえない。 チッ、ノー天気パリピめ。 気が進まなそうな彼女の手を強引に引いて、 彼氏は俺たちの前から去ってしまう。 岸壁の方へ向かって] (11) 2023/04/28(Fri) 14:59:56 |
【人】 北神 翡翠……どうすっかな… このまま知らぬ顔で見送るのは後味、悪いよな… [こちらの忠告を全然聞き入れてもらえなかったけど、 これで事故にでも合われたら寝覚めが悪い。 人を呼んでくるのがいいか。応じてくれそうなのは、 ビーチの治安を守る監視員だが、付近には居ない。 あと、彼らの安否も気になる。万が一危機が迫ったら守らないと] 海瑠は誰か、人を呼んできてくれる? 俺は、あいつらにこっそり付いてって、見守ろうと思うけど。 [果たして君は、この提案を受け入れてくれるかな。*] (12) 2023/04/28(Fri) 15:00:28 |
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