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【人】 柊んじゃ、俺も同じのにしようかな [ そう頷いて、共に覗き込んでいたメニューを置き 微かに珈琲とシャンプーのにおいがする その人から少し離れて座り直した。] (338) 2021/03/17(Wed) 22:37:45 |
【人】 柊[ ゲームする環境じゃなかった、という 答えに目を開くけれど ───まあ、予測できない答えではない。 課長が自宅でせっせとテレビゲームを している様子は正直想像がつかないし、 それが挙げたどちらのゲーム機であっても、 似合わない、というのが本音だ。 どっちかといえばなんか、映画を見たり 読書をしたり、クラシック音楽を聴いたり、 そんな趣味の方がしっくりくる。 態とらしくトランプとか、なんて声を 上げてみれば、その冗談に乗るように 肩をすくめて口端を上げるものだから、 なんとなく、つられて緩んだ。 ふと、ぴくりと動いた表情筋。 訂正箇所を見つけた時みたいに、 まつ毛が震えたように見えたが、 続けられた提案に、今度は本当に目を開く ことになるのである。 ] (339) 2021/03/17(Wed) 22:38:01 |
【人】 柊色っ………… [ 復唱しかけて、止めて、揺れた。 どくん、と心臓が跳ねるのがわかる。 冗談?冗談だよな?え?いやいや、 え?……え? そもそも、この人はどっちなんだ。 ヘテロなのか、ゲイなのか、はたまたバイか、 どれもあり得そうだしどれもなさそう。 なんていうか、もともと掴みどころのない人だし いやそんな顔見たことないっていうかよく見たら 顔ほんと整ってるし綺麗なんだよな イケメンはずるいな、まったく、ほんとに 背も高いしがっしりしてるし、スーツも めちゃくちゃ似合うけど、このラフなスタイルも 清潔感あってめっちゃいいんだよな え?ありかなしで言ったら? そりゃもう そりゃあだって全然あ ] (340) 2021/03/17(Wed) 22:38:23 |
【人】 柊───ぁ、 え、 あ、ハイ、 [ 消えた笑み。咳払いの後、 ギシッと音を立ててソファーが少し浮いた。 冊子を撮りにいくのであろう背中を ちら、と振り返って見て、 こちらを向く前にまた前に向き直った。 何を考えていたんだ、俺は。 いや、まあそもそも、月のない夜は不安で、 人肌恋しくて、だからここにきたのだけれど それでも相手は相手だし。 さすがに…いや流石に!!課長はまずい、 まずいって、わかってはいる。 もちろんわかってはいるのだけれど─── (341) 2021/03/17(Wed) 22:38:43 |
【人】 柊[ ───たとえば、誘ってみたら 案外のってくる、なんてことはあるのだろうか。 わざわざそんなふうにして提案するのだから 冗談とは言え、まさか…まさか、 …いやさすがにないか。 あ、それならせめて添い寝でも…… いやでも一晩中寝ずに、って願いなのに 添い寝してたら寝ちゃうっていうか、 添い寝で寝ないのが苦行っていうか!!] あーーーー…… [ と息を吐いていたら、冊子を持った 課長が帰ってきただろうか。 背もたれから体を起こして、 そっと同じように覗きこんだ。] (342) 2021/03/17(Wed) 22:39:12 |
【人】 柊あ、けん玉とかありますよ トランポリンとか。 [ そんなよくわからない品物に あれやこれやと感想をおとして。] 気になるのありました? [ と尋ねてみるのである。]* (343) 2021/03/17(Wed) 22:39:31 |
【人】 公務員 不和 直継私の願望はね、優しく甘やかしてしまいたい。 たっぷり甘やかしても構わない子と逢えたらとね。 [小さく、笑みを零す] 朔月の願望を改めて教えてくれるかな? 私は君に―― [目を細めて問いかけて*] (346) 2021/03/17(Wed) 23:06:59 |
【人】 大学生 寿 達也[頭を撫でて、と強請るかのように彼の頭に手を導かれる>>333 その誘いにのるように、そのまま彼の艶やかな黒髪をなでていく。 それに合格、とお姫様からお許しがもらえたら、ご褒美がもらえるかもしれないから、と。 彼が自分を騎士と認めてくれるのなら、それに応えるのが自分の務めなのだから] おや、俺でいいんですか? [彼と自分の願望のマッチングは、どうやら彼から合格を貰ったようだ。 姫の騎士に選ばれたのなら、喜ばしいこと。 どういうのが好み、と言われても、騎士が姫を選ぶ権利はない。 いや、嘘だ。この姫を嫌がるつもりは毛頭ない。最初から] (347) 2021/03/17(Wed) 23:16:04 |
【人】 大学生 寿 達也 抱っこ、してほしいんですか? ええ、いっぱい、いっぱい遊びましょう。 姫、風呂にでもご案内いたしましょうか? [我儘なお姫様が、悦ぶことならなんでも。 甘やかすのも楽しいだろう*] (348) 2021/03/17(Wed) 23:17:10 |
【人】 会社員 シロウ[吸い寄せられる。 目が、離せない。] ……僕も、です。 ロビーでお会いした時から、 素敵だなと思っていたから。 [彼の手がそっと伸びて、甲が頬に触れる。 ぴく、と身体が反応して微かに跳ねた。 ゆっくり瞼を伏せて、撫でてくれる間 目を閉じていた。 喰みたいな、と思った。] (350) 2021/03/17(Wed) 23:21:32 |
【人】 会社員 シロウ[サクライさんの瞳を覗き込む。 ほわ、と視線が熱を持ち、早鐘を撃ち始める 心臓の音に気付いて慌ててグラスを口に運ぶ。 どんな方が来るかはわからなかったけれど、 念のため食事も水分も控えていたから、 喉を走って胃に落ちる水は、 乾いた身体に沁みた。] ……僕は、サクライさんでよかった、 と思ってます。 サクライさんは、僕でいいのかな。 [全身を品定めするように這う視線に、 体が熱くなるのがわかる。 こくん、と喉を鳴らして唾液を飲み込んだ。] (352) 2021/03/17(Wed) 23:24:07 |
【人】 会社員 シロウ[長い足を組み替える姿はもとより、 布地の擦れるさり、という音にも欲が走る。 さっき触れてくれた手がもう恋しいと 卑しく思った。] ……僕はゲイで、マゾヒストなんです。 パートナーだと思っていた人は、 奥さんの元へ戻っていきました。 手切れ金貰ったけど、すごく嫌で。 だから、一番高い部屋で、 全て支配してくださる方と過ごしたいって メールしたんです。 サクライさんは、どんな願望を 書かれたんですか。 [グラスの中で湧き上がって次々とはじけて 消えていく泡はぱちぱちと心地良く鳴るのに、 僕の心臓はどくん、どくんとうるさかった。]** (353) 2021/03/17(Wed) 23:26:29 |
【人】 大学生 要 薫ん?姫でええん。 女王さまやないん? [笑い声を忍ばせ、そんな風に問いかければ 肯定のように抱き上げて貰おうというように近寄るものの、そのまま両手は頬にと添えて、顔を近づける。唇と唇が触れ合いそうな、そんな距離でひそひそ話。秘め事を愉しむように含み] お風呂もええけど まずは―― [こっちちゃう?と笑気を残し。 顔を引き寄せれば、その唇を奪おうと試みた。姫と騎士なら手の甲から始めるべきかもしれない。だが、互いに求めるのはそんな清らかな関係やないやろと問う如き、口づけはきっと甘く 細い指先は頬をなぞる*] (355) 2021/03/17(Wed) 23:52:34 |
【人】 会社員 紫川 朔月[優しくされたい、甘やかされたい。 それが私の願い。実際にはもう1つあるけれど。 ただ…私は1つの事にのめり込んでしまうから、依存してしまうのが怖いのだ。 一夜の夢と思っても彼はお隣さんで、ふとした時に思い出してしまいそうで。 割り切れなくなりそうなのが怖い] 直継さんの願いと対のもの、だと思います。 ただ…やっぱり何でもないです…。 [きっとこれは言うと失礼にあたるんじゃないか、そう思って口を噤んだ] 友人と出掛ける時なんかはそのままですし、そんなに大変じゃないですよ。 仕事も好きですし、家でいる時なんかは気にしなくてもいいですし。 [>>345直接ではなくとも、匂いを嗅がれると驚いてしまう。 汗臭くはない筈、だけれど乙女なので気になってしまう] (357) 2021/03/17(Wed) 23:59:54 |
【人】 ミヤビ[ 感情を表に出さないのは、 それをする必要性を感じないから 人間関係を構築するのに、 必要なものではあるのかもしれない だが、仕事をする上では必要に感じなかった 取引先とのやり取りは、殆どメールで済む時代 打ち合わせや会議の時くらいは、営業スマイルくらいはするが それが合理的だと思わなければ、することはない 効率的か、合理的か それか、自分にとって利益があるか 行動原理は、ただそれだけ そんなつまらない理由だ 感情を露わにすることが、不利益を招く方が多いと ]身近に反面教師がいたのも要因だろうが、 (359) 2021/03/18(Thu) 0:10:49 |
【人】 ミヤビ[ 悪戯心を芽生えて、 口にしてしまった、普段はしないような冗談 彼の反応が、予想通り―― よりは、少し慌てている様子に見えたが、 その前に、柄でもないことを口走ったことに 慌てて誤魔化して、ソファを離れる方が先だった いつもは素直に願いを言ってくれる人ばかりだったので 距離感が難しいなと、胸の内で独り言を零しながら フロントに連絡する受話器の傍の冊子を手に取った] ………… ? [ 冊子を持って戻れば、深く息を吐く様子に 不思議そうに首を傾げるが、あえて問うことはしない 先程の、自分の発言のせいな気もしなくもない 嫌な気分にさせていたら、申し訳ないことをしたな 一晩、一緒に過ごす そんなマッチングで巡り合ったので、 ああいう振る舞いも平気なのでは、と勝手に思ってしまったが 軽率だったかもしれないと、内心後悔をしたりもした しかし、やはりそれは表情に出ることなく] (360) 2021/03/18(Thu) 0:10:51 |
【人】 ミヤビお手玉や、面子 百人一首なんていうものもありますね 男二人で、高級ホテルに泊まってすることではないでしょうが それも、面白いかもしれないですね [ けん玉に、トランポリン 実に、スイートルームに似合わないラインナップだ 口元に指を押し当てて、 クスクスと漏れそうになる笑いを堪えていた ぺらりと、軽い音をさせて、一覧に目を落とす、 仕事の資料を見る時と、変わらぬ動作だけれど、 ほんの少し口元が緩んでいるのは、無意識のことだった] ヒイラギさんは、気になるものありましたか? 私は、百人一首でしょうか、学生の頃に良くやりました [ 同じ冊子を覗き合って、 傍らに、人の温もりがあることに安心していた まだ、外は暗くない だから、まだ――大丈夫だろうが、] (361) 2021/03/18(Thu) 0:10:53 |
【人】 ミヤビ[ 時期に聞こえてくるだろう 激しく扉を叩く音 怒鳴り散らす父の声 そんな幻聴 そんな悪夢 あの男は、決まって一人で家にいる時にやってくる 激しく扉を叩いて、喚き散らして その声が聞こえないように、一人蹲って 母か、兄が帰ってくるまで、一人耐えた幼い日々 それも、数年後には、父が来ることがなくなって なくなった過去の出来事だというのに 大人になって、ある出来事をきっかけに 悪夢を見るようになった 激しく扉を叩く音 怒鳴り散らす父の声 それを終わらせてくれるのは――…] (362) 2021/03/18(Thu) 0:10:55 |
【人】 ミヤビヒイラギさんは、夜を一緒の過ごす以外は、 何も望みはないんですか? 一つ、私の我が儘をもし、聞いて貰えるなら…… [ そこまで言って、少し迷う 一緒にいてくれるだけでも、彼にとって 大分譲歩してくれた気もして、願うことを躊躇われて] (363) 2021/03/18(Thu) 0:10:58 |
【人】 ミヤビいえ、忘れてください 今までの方たちと、同じようなことを あなたに望むのは、さすがに…… [ やはり、止めた 我ながら、思わせぶりなことを言っている上に、 今回のマッチングが初めてではないことを 白状したようなものだが、その考えまで至らず きっと身体的にも、精神的にも疲れていたせいだと あとから言い訳をするのだろうけど、 今はそれどころではない ちなみに、先ほど言ったような色っぽい願いではない 様子がおかしくなったら、 手を握って『大丈夫』と言って欲しい ただ、それだけなのだが、中途半端に終わった言葉では 想像することは難しいだろうが また妙なことを口走ってしまったと 誤魔化すように、会話を、一方的に終わらせて、 再び、健全な一夜の過ごし方を考えなければ、と 僅かに眉を下げながら、冊子を眺めながら思案し始めたが、*] (364) 2021/03/18(Thu) 0:11:00 |
【人】 Dom サクライ[もう一口、今度はグラスに注いだ水を飲みながらも 史郎さんが何度も「サクライさんでよかった」と 繰り返すものだから 俺は何だかくすぐったくなって グラスの中でくすくすと息を漏らした。 言葉にしなくても、史郎さんの目には 次第に情欲の色が宿り出している>>353 その瞳が此方の一挙一動を ねっとりと追い掛けて、離してくれない。 そのくせ、言葉だけはお上品を保ったまま。] ふぅん、使い切りたい金って その手切れ金、って訳ですか。 [テーブルにグラスを預け、俺はふむ、と鼻を鳴らす。 なるほど、それならこの部屋を取った本人が 俺みたいに部屋に驚いた理由にもなるか>>349 此方に踏み込んでくる史郎さんを>>353 ちらりと流し見て───── 俺は史郎さんの手からグラスを奪うと そっとテーブルの上へと避難させた。] (366) 2021/03/18(Thu) 2:39:23 |
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