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ハマルは、最後に笑顔ができるようになったのです。 (a126) 2021/05/03(Mon) 15:33:53 |
【人】 黒い羊 ハマル>>384 ゲイザー [はふはふと出来立ての料理を頬張る] [貴方とテーブルを囲んで、美味しいがわかる] [心もとてもポカポカしていた] 「ゲイザーの『特別な人』もパイが好きだったのか。 ハマルもゲイザーのスターゲイジーパイ、好きだぞ。 お魚が上を向いてるのがかわいい」 [かわいいそうです] 「父が作ってくれたのか? それはとても嬉しいになったとハマルは思う! ゲイザーも、家族が大好きなんだな」 [以前の貴方の言葉を思い出して嬉しそうに言葉を紡ぐ] [そしてふと、思い出したように貴方を見た] 「そういえばだ、ゲイザー。 ゲイザーの望みは……叶ったのか?」 (421) 2021/05/03(Mon) 22:25:02 |
【人】 黒い羊 ハマル>>397 >>399 >>412 キファ 「それでも、ハマルはキファがそう思ってくれたから。 ちゃんと『いってきます』が言えたぞ」 [誰から誰への言葉だったのか] [この場でそれ以上続ける事はない] 「うむ!ハマルはキファと海で遊びたい!」 [ただ、目を輝かせ満面の笑みを浮かべてそう答える] [その後の二日間はあっという間だ] [美味しい魚や珍しい果物のジュースを飲んだりもした] [湾の中をぐるりと回る船に乗ってみたりもした] [そして名残惜しさを胸に、思い出話に花を咲かせながら] [再びレムノスへ。星見杯亭へと戻ったのだ] → (427) 2021/05/03(Mon) 23:09:38 |
【人】 黒い羊 ハマル>>397 >>399 >>412 キファ 「……それは、『キファ』にはもう会えないという事か?」 [『あちら』の貴方 <秋葉義一> には会えるのだろう][けれどもう、『キファ』には会えないのだ] 「……キファ。 『ハマル』は『キファ』に会えて、幸運だった。 キファが向かう先で、ハマル達に似た誰かに会ったら。 きっと、その子もハマルに似た人だから。 どうか仲良くしてあげて欲しい。 【日辻 春】 はそう願っている」[その名はもう、認識できる] [きゅ、と唇を結んで貴方に抱きつく] 「【日辻 春】も帰らなければならない場所がある。 けれど、きっとハマルはまだキファと同じ場所へは行けない。 だから次に会う時は、きっと。 キファのような、素敵なオトナになっているからな」 [そうしてまた貴方とそれぞれの旅路の思い出話ができたなら] [そうできたなら、素敵だと思った] (431) 2021/05/03(Mon) 23:26:24 |
ハマルは、次のたまごパーティはメレフも一緒だな!と思った。 (a132) 2021/05/03(Mon) 23:26:58 |
黒い羊 ハマルは、メモを貼った。 (a135) 2021/05/03(Mon) 23:54:56 |
【人】 黒い羊 ハマル>>441 >>442 >>444 キファ 「キファにもありがとう、だ。 キファの旅路にも。 いっぱいの、祝福がありますように!」 「ハマルは、ハマルは。 ずっとずーーっと。キファの幸せを祈っている。 いつまでもあの海を忘れない。 絶対に絶対に、忘れない。 ハマルはずっと、キファといっしょに生きていく」 [『ハマル』も『彼』も忘れる事はないだろう] [果てのない黒からどこまでも広がる青へ] [貴方は塗り替え、確かに導いてくれたのだ] [さよならは言わない][またねも、言わない] [ただいつかの約束だけを結ぶ] [ふたりで海を見たように] [きっとこの約束もいつか果たされるのだと信じられるから] [そうして『ハマル』と『キファ』のお話は終わるのだ] (476) 2021/05/04(Tue) 13:55:43 |
【人】 黒い羊 ハマル>>500 ゲイザー 「ハマルか? 『ハマル』は―――」 [零し落としては拾い上げ、そうして行き着いた先] [もう出会う事もないと思っていた人々に会えた] [果たされなかった約束が果たされた] [あちらでの再会の約束も結んだ] [そうして【エピローグ】へ向かう世界で] [『ハマル』は、] 「もちろん幸せだとも。 皆が幸せで、皆がハマルの幸せを願ってくれる。 こうしてまたゲイザーの料理を、ゲイザーと食べられた。 今度な、海にだって行くんだ。 ハマルは願われた分、いっぱいいっぱい幸せになるぞ」 [これまでも、これからも] [『ハマル』とはそういう存在なのだ] [そうであれと願われていたのだ] 「ハマルはずっとそう居続けよう。 だから、」 「『また会おう』な。ゲイザー。 そしてまたパーティをしよう。 ゲイザーの大切な人も一緒に!」 (517) 2021/05/04(Tue) 20:16:10 |
【人】 黒い羊 ハマル―――キファと、海から帰ってきて。 ハマルは牧場へは帰らず借りていた宿の部屋に戻った。 金のリボンでおめかしした黒羊を窓際に置いて撫で。 椅子に座って竪琴を取り出す。 [竪琴の音。] どこまでも広がる青い青い海の歌。 金の羊に乗った兄妹はどこまでも駆けていく。 本来の結末なんてどうでもいい。 ハマルの紡ぐ歌は。 兄妹<皆>の行き着く先は。 きっと希望に満ちている。 そう願って歌は紡がれ。 竪琴の音は途切れた。 部屋には誰も残らない。 そうして【黒い羊】『ハマル』のお話は終わったのだ。 (530) 2021/05/04(Tue) 21:45:28 |
【人】 【ちいさなひつじかい】 ハマル『ちいさなひつじかいのハマル』 それは幼いふたりが紡ぎ上げたお話。 羊飼いの『ハマル』が羊と戯れたり、冒険をしたり。 「むかしむかし」で始まって。 「めでたしめでたし」で終わる。 そんなやさしい物語。 【鳴】が『ハマル』というキャラクターを考えて、 【春】が『ハマル』の進んでいく道筋を描く。 いつまでも続けていけると思っていた。 だってひとりじゃない。 ふたりで考えた物語だから。 ―――あの日。黒い水が呑み込んでしまうまでは。 (533) 2021/05/04(Tue) 21:49:22 |
【人】 【残されたひつじ】 ハマル―――【日辻 春】は目覚めた。 その後の時間は怒涛の勢いで流れていく。 目覚めた直後119を叫び、呆気に取られる周囲を横目にタブレットを操作してあの場所で見た連絡先を忘れない内に書き連ねる。 周囲の静止を振り切ってデータと企画書を組み立てていく。 『ハマル』は約束を果たしたがっていた。 『日辻 春』もそうだった。 『日辻 春』には『ハマル』の願いを叶える義務があった。 だってもう片割れはいない。 あの青い青い海で別れを告げてきた。 『ハマル』の存在を示せる人間は、自分しか存在しないのだから。 (534) 2021/05/04(Tue) 21:52:18 |
【人】 あなたとずっといっしょ ハマル【レムレスの街】 ひそひそ ひそひそ 「そういえば最近あの子見ないよね。ほら、あの牧場の」 「あぁ、よくついて来ていた子?」 「あの子なら山向こうに嫁いだんじゃなかったっけ?」 「え?数年前の水の事故で亡くなったんじゃなかった?」 「そんな訳ないだろう。ほら、噂をすれば」 [小さな影が走る。走る。ふわふわとした白い髪が揺れる] 「―――ハマルが来たぞ!」 「む?遊びに来たんじゃないぞ。 ハマルはな、ハケンというものをされて来た」 「誰のだって? ヌンキだろう、キューだろう、ブラキだろう……。 とにかくいーっぱいだ!」 「そうだ。 ハマルはな、お前たちの助けになる<約束を果たしに来た>」 「だから、ぜんぶハマルにまかせるといい!」 約束を果たそう。そしていつまでも一緒にいよう。 この世界が続く限りずっと、ハマルは貴方と共にいる。 『ハマル』はそう決めたのだから。 -to be continued- (538) 2021/05/04(Tue) 21:58:14 |
ハマルは、約束を果たす。 (a176) 2021/05/04(Tue) 21:59:12 |
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