人狼物語 三日月国


205 【身内】いちごの国の三月うさぎ

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【墓】 瑞野 那岐

[小さく息を飲んで、ぐっとまだ動いていない手を押し付けて。
 自ら刺激を望むように、数度上下に擦らせながら。]

[手を離せば、もう抑えていなくとも。
 彼の手がゆっくりと快感を引き出すように動き始める。
 指の腹が色付いた輪郭をなぞり、それだけで肌が沸き立つ。
 ただ、それだけじゃ刺激が弱すぎるから。]


  ン、ッ……、……つねって、
  つよくして、……なめて、ほし、



[ちゃぷん、と閉じ込められた腕の中、身じろいで。
 向き合うような姿勢に変えて、彼の膝の上に乗りあげて。
 膝に乗り上げた分だけ、高くなった位置。
 尖った赤い部分が彼の目の前に晒されて。]
(+63) 2023/03/30(Thu) 8:50:46

【墓】 瑞野 那岐

[腰を擦り寄せるように彼の腹部に、押し付ければ。
 緩く勃ち上がった先端が、彼の腹筋で擦れるから。]


  ぁ、ンっ…… 


[まるで彼の身体で自慰をするみたいに。
 数度、腰を揺らめかせて、快感を拾い上げていく。

 か細い声をふるわせて、まだ、大丈夫。と。
 潜めた声が響かないか、気に掛けながら。*]
(+64) 2023/03/30(Thu) 8:51:25

【墓】 瑞野 那岐

[意表を突けたのならしてやったりと、
 双眸を細めて、猫のように笑い。
 無い喉をごろごろと鳴らすように、擦り寄って。
 鏡で確認するというからまた声を立てて笑ってしまう。

 嫌がる素振りもなく、確認したい辺り、
 付けて欲しいと言っていたのは本音のようで。
 それなら遠慮することもないか、と。
 これからのことを考えながら。

 彼が恥ずかしげもなく堂々と痕を見せることに対して、
 後日、付けたこちらの方が居た堪れなくなって、
 持ってきていたキャップを目深に被って、
 顔を隠してしまうようになるのは、もう少し後のこと。


 擽ろうとしてくる手を、避けようと身を捩れば
 ぱしゃぱしゃと水音が立って、秘めやかな笑い声が響く。]
(+68) 2023/03/30(Thu) 20:45:15

【墓】 瑞野 那岐

[上手くおねだりは出来たみたいだったから、
 彼の手を離しても、その場に残ったまま。

 自身の空いた手は彼が好きだと言っていたように、
 しとりと濡れた髪を、撫でる。

 口にした通りに、尖りを指先で摘まれて、
 まだ弄られていない方には、唇が近づいていく。
 
 触れる前の擽る吐息に、身震いして。
 唇に包み込まれたなら、満足したような溜息が溢れる。]


  ……ッ、ん …… 
ン、



[ぬるりと舌先が這って、尖りを突ついて。
 歯を軽く立てられて、甘い痺れが胸元から背へ。

 身悶える度に、下腹に擦れる先端から先走りが零れ、
 ぬる、と湯とは違う粘ついた液の感触が這う。]
(+69) 2023/03/30(Thu) 20:45:33

【墓】 瑞野 那岐

[髪を撫ぜる手とは違う手を、口元に当てて。
 自身の指に熱い息を散らして、伏して。

 気持ちいい、問いかける声に。
 こく、と浅く頷きを返す。]


  ……ッ、ン、 
……きもち、
……



[歯を立てられたなら、仰け反るみたいに身を逸らして。
 口元に胸を押し付けて、震え。

 強い刺激に、そちらにばかり集中していたせいで、
 下方へと伸びた手に気づくのが遅くなって。]


  ……ぁ、 ……ぅ、ン……


[窄まりを指の腹が撫でれば、
 まだ飲み込んでもいないのに、きゅうと悦ぶみたいに。
 そこが、ひくひくと、呼吸をして。
 一気に、顔に熱が集まり、頬を染める。]
(+70) 2023/03/30(Thu) 20:46:01

【墓】 瑞野 那岐

[くるりと輪郭をなぞって、摘んで。
 軽く爪を立てられたら、身を捩って。
 じわじわと快感と熱を引き出されていく。

 半身を湯の上に出しているというのに、
 身体は火照って、吐き出す息も甘く、熱い。

 幾度も往復する指が、ツンと尖りを押して、
 その指を押し返すみたいに膨らみが硬くなって。]


  っ、……ふ、……ぅ、  ンっ、


[湯船の温度に逆上せているのか、それとも。
 彼の愛撫に高められていっているのか分からなくなる。

 ただ、分かるのは。
 胸を擽る髪が、唇が、確実に快楽を与え続けて、
 初めてのときは感じもしなかったその場所で、
 ぬるつく程、先走りを零し、兆しを見せていること。]
(+76) 2023/03/30(Thu) 22:54:42

【墓】 瑞野 那岐

[自身のものが張り詰めていくと同時に、
 あまく、腰を揺らしてみれば。
 臀部に彼の勃ち上がったものが擦れる。

 はぁ、と期待に満ちた溜息を洩らして
 焦れるようになったのは、いつからか。
 すっかり作り変えられた身体は、
 彼を飲み込むことを、望んでいる。

 緩やかに髪を撫でていれば、胸元で彼の肩が揺れて、
 笑っているのだと、気づけば。]


  …………、 ……?


[とろんと落ちた瞼で不思議そうに小首を傾けて、
 つん、と、彼の髪を一房引いて。]


  ……ぁッ、 
……ン、



[彼の刀身がぐっと膨らみを増せば、
 臀部に触れる大きさが如実に伝わってしまって。

 ついと、塞いでいたはずの唇から甘い声が、零れて。
 また、自身の手の甲で、唇を塞ぐ。]
(+77) 2023/03/30(Thu) 22:55:16

【墓】 瑞野 那岐

[溜息のような吐息を零して、見下ろせば。
 前髪から雫が落ちて、彼のこめかみを濡らす。]


  
おっきく、なってる……、



[確かに分かる育ち具合。存在感はさっきよりぐっと増して
 柔らかな肉肌を突付くから、目尻を染めて、呟いて。

 まだ、だめ、と訴えたその場所の近くを、
 彼の刀身が擦るから、は、は、と短い呼吸が解ける。

 ほんとうは、触れてほしい。
 けれど、口にするもの憚られるし、
 触られたら、すぐに達してしまいそうで。

 
言えない。
(+78) 2023/03/30(Thu) 22:55:52

【墓】 瑞野 那岐

 

  ……は、ぁ…… ッ、
 

[代わりに、彼の胡座に跨がるように沈めた腰、
 少し浮かせて、姿勢を変えて。
 双丘の合間に彼のものを挟み込むようにして、
 体勢を変えたなら、後孔と会陰を刀身に当てて。]


  ……ンッ、 ……ぅっ、
  は、ッ……ぁ、ッ ……ァ、


[緩やかに腰を上下に揺らめかせたらば、
 ちゃぷ、ちゃぷと二人の間から波が広がっていく。
 
 さっき彼の指が触れた場所が、彼のもので擦れて。
 気持ち悦くて、生理的に浮かんだ涙が溜まる。

 一度、気持ち悦さを覚えてしまったら、
 止まれなくて、声を堪えながら、波を何度も作って。]
(+79) 2023/03/30(Thu) 22:56:14

【墓】 瑞野 那岐

[一緒に高め合うように、ゆっくりと。
 快感をじっくりと拾っていく。
 湯が張っている分だけ動きは緩慢で、遅く。
 空気に触れるよりも、少し感じが鈍い。

 きゅう、と彼の頭を抱き込んで。
 抱き込んだ手が、彼の耳を掠めたら、
 彼からも感じ入る声が聞こえて、堪らなくなる。

 抱き込んだ頭がもぞりと動いて、
 粒を育てた彼の顔が上がって、反対側へ。
 どちらも、と同様に育てるみたいに唇が降りて。]


  ……ぁ、ッ、 ……ンッ、
  
だ、 め 
ッ……、


[感じ過ぎると、思わず出てしまう否定の言葉。
 だめ、はイイ、ってことはもう知られているのに。
 更に頭を抱き込むみたいに胸元に押し付けてしまう。]
(+80) 2023/03/30(Thu) 22:56:36

【墓】 瑞野 那岐

[彼と身体を重ねるたびに、少しずつ。
 開かれて、慣らされていった身体は、
 小さな快感も拾える程敏感になって、恥ずかしい。

 なのに。
 
 身悶えて、啼いて、縋るたびに、
 褒めるみたいに彼が頭を撫でて良かったね、と言うから。
 まるでそれが正解だったみたいに覚え込まされて、
 快楽に従順になっていく。
 
 一度外れた箍は、際限が効かなくなってしまう程。
 淫らに、彼を求めるようになって。

 自分がこんなにも貪欲で浅ましいとは思わなかった。
(+86) 2023/03/31(Fri) 0:57:08

【墓】 瑞野 那岐

[だけど、そんな俺を彼は。
 かわいいと、いとしいと言ってくれるから。

 涙を散らして縋ってしまう。
 もっと、と口に出せるまで数ヶ月。
 口に出せなかった分、身体は素直に、
 彼を求めてしまうけれど。――呆れないでほしい。

 善がる俺を見て、形を大きく変えて。
 硬くなったそれを押し付ける。
 反応を喜んでいる彼に、きゅう、と胸が疼いて。

 髪に頬を擦り付けて、甘えて。]


  ……ぁ、ぁんッ
 ……ゆらさ、ないでっ……



[自らも腰を擦り付けていたのに。
 彼にされたら、それ以上感じてしまうから。
 身体の奥が疼いて、後孔を突付く熱さに身悶える。]
(+87) 2023/03/31(Fri) 0:57:49

【墓】 瑞野 那岐

[焦れったいけど心地いい快感の波に飲まれて。
 腰を揺すって刺激を求め、瞳を伏せる。
 ぱた、ぱた、と髪から溢れる水滴が湯に幾度も落ちて。

 気持ちいい、しか考えられなくなっていく。
 もうちょっと、もうちょっと。]


  は、ッ……ぁ、ンッ、
 …ンッ、 んっ


[入り口を擦るだけの淡い刺激を求めていれば、
 直接、昂りを会陰に擦られる彼のほうは、
 きっつかったのか、上擦ったような声が聞こえて。

 少しだけ、動きを緩やかなものに変えて。
 それも、次第に完全に止めて。]


  ……、……ン……、?


[とろ、と蕩けきった表情に映る瞳は。
 しとどに濡れて彼を映し出し、ぼうっと呆けた頭は、
 うまく思考が回らなくて、こてりと首を傾げて問う。]
(+88) 2023/03/31(Fri) 0:58:23

【墓】 瑞野 那岐

[後孔を擦り上げる先端から、ぬめりを感じて。
 彼も感じているのだと分かって。
 抱きしめた身体が、僅かに震えただろうか。

 だめかも、という声に。]


  ……ん、  ……ぁ、ッ


[今度は問いかけるではなく、相槌の音を重ねて。
 抱き込んだ頭が、動きを制するみたいに粒を食むから、
 びくん、と背を丸めて、はふ、と吐息を逃がす。

 表情も頭も、これ以上無いぐらいに蕩けたのは。
 今まで、きっと彼も見たことがないくらい、あまい。]
(+89) 2023/03/31(Fri) 0:58:43

【墓】 瑞野 那岐

[水音を立てて身体を交差させて、
 快感を高めあっていきながら、ときに。
 溢れた声を拾って彼が可愛いと嘯くから。
 小さく首を揺らして、羞恥を逃がした。

 どう聞いても男の声であることは変わらない。
 身体を揺さぶられて、濡れた分だけ、
 普段の話し声より艶を含んでいたとしても。

 今まで耳にした女性の声よりは到底低い。]


 
 ……ふ、
 ……や、ぁッ……ンッ、


[恥ずかしいのに、次から次へと声が零れて。
 小さく抵抗を見せても、膝を揺すって波を立てるから、
 また、自分じゃないみたいな甘い声が、鼻につく。

 許されていることは分かっているけれど、
 未だに慣れない気持ちはあるのは、どうにもできなくて。]
(+95) 2023/03/31(Fri) 20:56:34

【墓】 瑞野 那岐

[愛されたい、可愛がられたいと思うと同時に、
 恥ずかしい姿を見られたくないとも思う。
 
 彼にだけしか見せたことのない姿を、
 もう何度も、何度も、見せてはいるけれど。

 先端を擦り付けるみたいに後孔へと押し付けられたら、
 一瞬だけ、ぬぷ、と先端が入り口に入り込んで、
 すぐに孔から抜けていく。]


  ……ぁ、ンぅッ……、 は、……
は、ぁ



[追いかけるみたいに襞が中でうねり、
 堪らずに腰を捩って、身悶えて、天を仰いで。

 一度覚えてしまった熱さと大きさを思い出して、
 奥が、きゅうきゅうと疼いてしまう。

 喉元を逸らして、息を虚空に吐いて身を落ち着かせ。
 再び、視線を絡ませあったなら。]
(+96) 2023/03/31(Fri) 20:56:51

【墓】 瑞野 那岐


  ……ン、ぅ、……ぁ、ッ……
ンっ、


[先走りのぬめりが割り開くのを助けるように、
 つぷ、と先端が入ったと思えば、
 先程まで受け入れていた場所は、彼の形を覚えているのか。
 ゆっくり、形を確かめるみたいに内壁を擦って、
 奥へ、奥へと沈んでいく。]

 
  ぁ、 ぁッ、 
〜〜〜〜〜〜……ッ、



[彼の腕に手を添えて、助けを借りながら。
 彼を全て飲み込んでしまえば、声にもならない。
 熱を吐き出すだけの、溜息が零れ。

 添えた手に僅か、力を込めて。彼に縋る。]
(+97) 2023/03/31(Fri) 20:57:44

【墓】 瑞野 那岐

[彼の昂りと一緒に入ってきてお湯と、彼自身。
 身体の奥にしっかりと感じて、涙が浮かぶ。
 は、は、と浅い呼吸を何度も繰り返しながら、
 蕩けた表情は未だ晒したまま。]


  ……おゆ、  はいって、る……、

  ……ぁ、……けいと、さんのも、
  いつも、 ……より、 あつ、ぃ……っ、



[いつもは彼が意識的に付けている薄膜がないだけで、
 こんなにも熱く、脈動を感じるくらい。
 彼を近くに感じて、とく、とくと心臓が早まる。

 彼も同じように感じているのか、
 熱いと漏らす吐息は、それ以上に熱を訴えて。

 出ちゃう、という嘆きだけは、耳に拾えば。
 目を細めて、微かに肩を震わせて。]
(+98) 2023/03/31(Fri) 20:58:39

【墓】 瑞野 那岐

[自身もまだ身体に熱を籠もらせたまま、
 落ち着かなくて、呼吸を浅く紡いでいれば、

 彼の手が俺の腰元に落ち着いて、
 ゆっくりと腰を揺らめかせていく。]


  ……アッ、 …… ?

  ぁッ、ぁン……ッ、……は、
  だ、め……まだ、……ゆっ、くり……ッ


[少し揺すられるだけでもさっきとは全然違う。
 身体の奥で彼をまるごと感じて、少しの揺れも、
 ダイレクトに腰に、その奥に響いて、弱い場所を突くから。

 ぱちゃぱちゃ、と湯を跳ねさせながら、
 まだ、彼を感じていたくて、抵抗するみたいに。
 首を揺らして、ゆっくり、と内腿で彼の腰を挟んで。*]
(+99) 2023/03/31(Fri) 20:59:13

【墓】 瑞野 那岐

[深く繋がりあったまま、暫くの間。
 どちらからも呼吸をする音だけが響く。

 互いの熱に煽られぬように息を吐き、
 少し、どちらかが身動ぐだけで。
 小さく呻くような声と、あえかな声が溢れる。

 圧迫感のある熱を受け入れたまま、
 打ち震え、へたりと臀部を彼の腿の上に乗せて。
 腿に乗りかかっている分だけ、高い目線。
 
 自然、彼が下から覗き込むような形になって、
 潤ませ、伏した瞳が彼の目にも映り込んでいる。

 煽ったつもりは、毛頭なくて。

 火照った理由を自分のせいにされたなら、
 ふにゃりと幸せそうに、表情を崩しただろうか。]


  ……ッぁ、 また、
 おっきく……、


[中で彼のものが膨張すれば更に、お腹を圧迫する。

 少し、苦しいけれど。
 それ以上に満たされる幸福感のほうが、よっぽど強い。]
(+105) 2023/03/31(Fri) 23:00:01

【墓】 瑞野 那岐

[動きをやんわりと制したならば、
 少し、物足りなさそうな声が返ってきて。]


  ……ンッ、 ……ま、だっ……


[こくこくと、首を縦に揺らせば。
 言葉通り、緩慢に突き上げる動きが優しいものに変わる。
 まだ、少し名残惜しそうに、
 つん、と先端で奥の扉を突付かれたら、ぁぅ、と声が跳ねて。
 自分でも驚いて、かぁ、と頬が染まった。

 それでも、慣らすみたいに動きが止まって。
 ただ、中に埋まっている昂りだけが、
 脈打っているのがじっくりと内壁を伝って、
 お腹の奥から、心臓を撫でるみたいにじんわりと、響く。

 咄嗟に挟んだ両腿の力を緩めれば、
 力んでいた力が抜けた分、
 また、ず、と彼のものを飲み込んで、息を詰め。]
(+106) 2023/03/31(Fri) 23:00:21

【墓】 瑞野 那岐

[見上げる瞳が弧を描いて、意地悪く囁く。
 う、と小さく唸って、首を引き、薄く唇を噛んで。]


  
……だって、



[いっしょに、と言ったのはそちらの方。
 動かされたらこちらが保つ自信がなかった。

 さすがにそれを言うのは、羞恥が勝って言葉に出来ず。

 彼も、口ほど焦れてはいないようで。
 戯れのような口づけを顎先に贈って、唇へとズレていく。]
(+107) 2023/03/31(Fri) 23:00:53

【墓】 瑞野 那岐

[くすぐったいそれを首を竦めて、受けて、
 唇の端で止まったキスは、誘うように開かれるから。

 両手を頬に滑らせて、彼を瞳を閉じ込め。
 同じ分だけ隙間を開けた唇を触れ合わせてから。

 少し首を傾けるようにして、舌を伸ばして割り入れる。
 彼の口腔を探るように、ちろ、と先を尖らせて。
 迎え入れられた舌が吸い上げられ、ン、と声が溢れる。]


  ……ぅ、ンんっ、 ……は、
ふ、っ
……、


[柔らかな舌が軟体動物みたいに動き、
 上も、下も繋がりあったまま。

 頬に添えていた手を、するりと首裏へ回して。
 彼の身体を引き寄せていく。
 もっと、二人の隙間を失くすみたいに。]
(+108) 2023/03/31(Fri) 23:01:16

【墓】 瑞野 那岐

[歯がぶつかったとしても笑い合えるくらいの、
 余裕はまだ互いにあった。
 もう少し、と彼の身体に寄りかかり、
 ちゅ、ちゅ、と触れるだけのキスに切り替えて、
 時折、やっぱり物足りなくなって、
 舌を絡めあって、唾液を交わし合い。]


  ……ッ、んぅ……、


[こくん、と喉を鳴らして飲み干して。満たされる。
 熱い火照りと長い、長いキスにとろんと眦は下がったまま。

 身体を持ち上げるような動きに、
 中から彼のものを引き抜かれていけば、
 動き出すのかと、甘い誘いに乗ろうとして。]


  ……、……?


[全部引き抜かれてしまって、首を傾げた。]
(+114) 2023/04/01(Sat) 12:40:34

【墓】 瑞野 那岐

[無理、というのに抜いてしまったら。
 ふわふわとした頭でそう考えながら、手を取られ。
 言われるままに、湯船から上がるけど、
 少し、物足りないような顔になってしまったかもしれない。
 だって、これからだったのに。
 と、淡い期待に濡れた瞳を向けて。

 膝から下はまだ湯に浸かったまま、岩場へと移動すれば、
 触れた岩場は少しひんやりしていただろうか。]


  ……けい、と、さん……?


[両手を岩場について、彼の動きが見えなくなる。
 お湯と彼ですっかりと火照った身体に外気が晒されて、
 少し、冷たい空気が気持ちいい。]
(+115) 2023/04/01(Sat) 12:40:54

【墓】 瑞野 那岐

[不安そうに少し後ろを振り返れば、
 彼の身体が覆い被さるみたいに影が重なって。

 首に、ちうと唇が落とされる。]


  ぁ、ッ……、んッ、……


[ぴく、とそれだけで胸を反らして吐息が零れ。
 肌を撫でるようにゆっくりと彼の唇が下がっていく。

 背中から腰、腰から臀部。
 そして、先程まで彼を受け入れていた場所へ。]


  ……ゃ、……
そこ、ッ……ン、ぁぅッ……




[舌先で形を辿るように円を描かれて、ぞくぞくと震え。
 ひくついた孔からさっき押し込まれた
 湯が、ぱた、ぱた、と湯船に滴り落ちる。]
(+116) 2023/04/01(Sat) 12:41:18

【墓】 瑞野 那岐

[あられもない場所で彼の息が吹き掛かるのが恥ずかしい。
 岩肌にくたりと身を預けて、肩で息をしていれば。
 低い艶やかな声が、耳を擽って。]


  ……んぁ、っ……く、ぅンッ
……ん゛ッ ……!



[淡い愛撫に疼いていた場所に、先端が入り込み、
 一息に、ズッと奥まで貫かれて。
 一瞬、呼吸が出来なくなる程身体を飲み込まれた気がした。]


  〜〜〜ッ、……ぁ、うッ……、
は、ぁッ……、



[背筋から駆け上ってくる急速な熱が、また身体を火照らせ。
 一気に彼の熱を感じて、ぶわりと身体中に熱が広がっていく。
 落ち着かせようと、息を吐き出そうとするのに。
 動き出すのは、彼の方が少し早かった。]
(+117) 2023/04/01(Sat) 12:42:05

【墓】 瑞野 那岐

 
 
  
、ぁッ……ッ、ぁっ、……


[ぱちゅん、と腰を打ち付けられて。一度、二度。
 足りないと言わんばかりに岩に寄り掛かっていた身体を、
 引き寄せられて、腰をしっかりと握り込まれて、
 深く繋がるように、密着させられる。

 中を抉る熱さと、その深さにくらくらとして。]


  ……あっ、 ……
だ、
めッ……、
  
これ、ッ、おくまで、 とどいてッ……ぁ、ッ、


  ぁ、ぁッ……、や、ッ……ふか、いッ……


[声を抑えようとする意識もとうに薄れ。
 淫らな感じ入る声と、肌がぶつかる音が露天に響く。]
(+118) 2023/04/01(Sat) 12:42:48

【墓】 瑞野 那岐

[音が、恥ずかしい。
 敏感な耳が、何をしているか分からせるみたいに音を拾って。
 ふる、と首を振れば、また髪から水滴が飛ぶ。

 がくがくと、膝が揺れて立っていられなくなりそうで。
 彼の表情が見えないまま、ひたすら腰を打ち付けられる。
 いつもよりも、余裕もない声が尚更。
 自身を求めているようで、きゅうと胸が疼いて。

 その疼いた場所を、狙っているかのように。
 指が、きゅ、と摘まむから。]


  ふぁ、ッ……ぁっ、ぁッ……ぁンッ……、
  ……、ッ、あ、 ……だ、め、 なんかッ……


[クる。

 一気に込み上げていくるような感覚が、
 下半身から駆け上ってくるみたいに、ぞわぞわと。*]
(+119) 2023/04/01(Sat) 12:43:17

【墓】 瑞野 那岐

[腰を支える手が肌に食い込む。
 痕が残っていた場所に更に花開くみたいに。
 
 途切れ途切れの声が、情事を更に生生しく伝えて、
 深く、繋がっていることを意識させる。
 
 とん、とんと最奥を突付く先端が、
 こじ開けるみたいに更に、奥へとめり込んで。]


  うぁ、ッ……、や、
こわッ、……いッ……、



[感じ過ぎてこわい。いつかも訴えたように。
 波が急激に津波のように襲ってくる。

 制するように腰を掴んだ手に手を重ねて、
 弱く首を持っても、撓る腰は淫らに跳ねて、
 飲み込んだものを、きゅううと強く締め付ける。

 もっと、奥へと自分の意志とは相反するみたいに、
 彼を、招き入れて、奥へ。]
(+124) 2023/04/01(Sat) 15:13:08
 




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