人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

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視点:


【人】 ダアト

 
[細部に至るまで
 拘りを詰め込んで、詰め込んで、詰め込んで…、
 決して妥協はしないから
 構想どおりに行かない箇所は
 試行錯誤を繰り返し、何度も何度も作り直す。

 これほど純度の高い
 魔法石を使ったことが無いせいで
 想定の更に上をいく能力が出てしまうのは
 嬉しい誤算だった。]



   こんな微々たる魔力で… すごいな、



[くつくつ、笑いが込み上げてしまうくらい
 面白いように魔力が増幅される。

 これを反応速度に変換すれば
 どのくらい俊敏さが強化されるのか。
 考えているだけで、血が沸き立ってくる。]
 
(10) 2021/12/02(Thu) 10:49:42

【人】 ダアト

 
[変更した箇所の魔導回路を書き換えて
 それが望む数値を
 導き出せているか確認していく。]



   っ、!



[普段製作している時以上に興奮して
 瞳孔が開き切るくらいに
 熱中している最中に肩を叩かれて>>9
 びくりと体が跳ねた。]
 
(11) 2021/12/02(Thu) 10:52:32

【人】 ダアト

 
[口の悪い先輩職人から
 半分イッてる、と
 揶揄されたこともある目つきは
 見られてしまっただろうか。]



   …あぁ、ツァカリ様
    集中していたもので、すみません。
    勿論、大丈夫ですよ。



[気になりつつも
 作業用の丸椅子から立ち上がると、
 笑顔で彼に向き直った。]
 
(12) 2021/12/02(Thu) 10:53:49

【人】 ダアト

 
[と、

 あまり馴染みのない
 エキゾチックな芳ばしい香りが>>7
 鼻腔を擽る。

 もう、ずっと忘れていた。
 こんな…感覚。

 どこかに置き忘れてきていた食欲が
 じゅわり、と口内に溢れ出す。]
 
(13) 2021/12/02(Thu) 10:55:57

【人】 ダアト

 


   お腹の減る
   すごく、いい匂いですね。



[くん、と
 もう一度大きく吸い込んで
 期待の眼差しを匂いのする方へ馳せてから]



   手を洗ってきます。



[弾むような足取りで、シンクへと向かった。]*
 
(14) 2021/12/02(Thu) 10:56:34

【人】 ダアト

 
[笑顔の裏で、内心は少し不安だった。
 このような目付きひとつで
 蔑むような御方ではないだろうと信じているのに、
 それでも気になってしまって
 ふたつのエメラルドを伺い見る。

 吸い込まれそうに澄んだ瞳に
 嫌悪の色は乗っていなくて、それどころか────



   (……あぁ、 よかった)


 
 装具を作る腕だけでなく、私のこの性質も
 好ましいものとして
 見てくださっているのが
 言葉からも真っ直ぐに伝わってきて>>20

 安堵の息が漏れる。]
 
(24) 2021/12/05(Sun) 10:32:47

【人】 ダアト

 
[ほっ…として、緊張が解けた途端
 鼻腔が拾った香り。

 感じたままを告げれば、
 彼が嬉しそうに
 微笑んでくれるものだから>>21
 シンクへ向かう足が軽やかにステップを踏んだ。


 汲み置きしている水が減っているのに気づけば、>>6
 ここで何か洗ったりしたのかな?と
 その様子を思い浮かべて
 想像上の彼と同じように、自分も
 手についた溶剤やインク汚れなどを洗い流していく。]
 
(25) 2021/12/05(Sun) 10:35:41

【人】 ダアト

 
[自分を待ってくれる人が居る。

 仕事以外で
 そんな場面は終ぞ無かったから
 そわそわと浮かれるように歩み寄れば、
 彼が手に持った銀色を
 丁度、並べ終えるところだった。>>23

 普段、作業台や事務机でしかしないテーブルが
 見違えるようだ。
 お皿とカップと食べ物がたくさん。]




   ……ぁ、



[中でも目を引いたのは、青い青い────
の色。
 使いもしないのに
 捨てられもしなかった食器たち。>>7
 
(26) 2021/12/05(Sun) 10:39:08

【人】 ダアト

 
[本来の役目を取り戻させてくれた人の前で>>6
 生き生きと
 誇らしげに
 テーブルの上を飾っている。

 何と呼べばよいのか分からない感情が
 
じんわり
滲み出してくるのを
 感じながら、彼の隣に腰を掛けた。>>23
 
(27) 2021/12/05(Sun) 10:42:03

【人】 ダアト

 
[串に刺さったお肉のこんがりとした焼き色や>>7
 艷やかにとろけたチーズを>>23
 目で味わっていたら
 ますます唾液が溢れてきて

 彼の説明を聞きながら
 こくりと何度も喉を鳴らすハメになる。]



   こんなに、 …本当にありがとう



[感無量という声でお礼を告げてから
 彼を真似て、自分も空色のカップを掲げた。]
 
(28) 2021/12/05(Sun) 10:43:41

【人】 ダアト

 
[青の中の乳白色を
 少し揺らしてから口に含めば
 経験したことのない、不可思議な風味が広がっていく。

 しゅわっとして
 酸っぱいのに、少し苦くて…

 こくん、と飲み込めば
 喉を通る時は
 ひんやりとしているのに
 ほんのり高揚するような感じ。]



   初めての味です。
   これは、よく飲まれるのですか?



[訊ねているうちに、
 なんだか、もっと欲しくなってしまって
 もう一度カップを傾ける。

 ふた口目の方が
 さっきより美味しくなっているのが不思議で、
 更にもうひと口、
 舌の上で転がすように味わってから
 飲み下せば、体に染み渡っていく気がした。]*
 
(29) 2021/12/05(Sun) 10:45:08

【人】 ダアト

 
[後を引くというか
 癖になるというか
 とにかく、不思議な飲み物だった。

 答えを待たずにまた飲んでしまった私を
 咎めることなく、温かい笑顔で
 受け入れてくれていることに気づいて

 少し照れながら
 まだ中身の残るカップを下ろし
 大切そうに両手の輪の中に置くと

 説得力のある声に耳を傾ける。>>31
 
(34) 2021/12/07(Tue) 9:27:32

【人】 ダアト

 
[この馬乳酒というものは栄養の宝庫らしい。>>31



   ああ、なるほど。
   どうして飲みたくなるのか理由が分かった気がします。

   私の体に足りないものが
   たっぷり溶け込んでいるから
   こんなにも、美味しいんですね。



[冬まで持ち越せるようになったと
 言っているけれど、
 本来は夏と秋で飲み切ってしまっていたものだ。
 いつでも好きな時に
 飲めるようなものではないのだろう。

 そんな貴重なものを
 ご馳走してもらえるなんて、
 大切にしてもらえているようで、…嬉しい。]
 
(35) 2021/12/07(Tue) 9:29:03

【人】 ダアト

 
[それに、
 魔法のことも便利だと言ってもらえて>>31
 なんだか誇らしい気持ちになった。

 見慣れぬ水筒には>>21
 何の素材が使われているのか?とか

 そこに貼られている符の仕組みは
 魔法石の粉をインクに混ぜて固着させたものか?
 氷龍の鱗を薬液で溶いて書いたものか?
 もしくは…?

 職業柄、気になることはあるけれど、

 何よりも、こういったものを
 遊牧民である彼が
 日常的に利用しているという
 先進性に目を瞠った。>>0:22>>0:23>>0:24



   (本当に、すごい人だな…)



 どんどんと興味が膨らんでいって
 今にも弾けそうだ。]
 
(36) 2021/12/07(Tue) 9:34:40

【人】 ダアト

 
[そんな想いに囚われていると、
 料理の方も冷めないうちにとお勧めされた。>>32

 品数もあって、とても美味しそうで、
 十分すぎるほど凄いと思うから
 これを簡単なものと言えてしまうことに驚きつつ、
 彼の食べる姿に目が釘付けになる。

 豪快なのに
 粗野ではなくて
 靭やかな生命力を感じさせる。

 口元、喉、…

 飲み込まれていく欠片を追うように辿って
 服に阻まれてしまったところで
 視線を戻せば

 目が合って、焦った。]



   いただきますね。



[扇状に美しく並べられた端の1本に手を伸ばし
 彼を真似て、齧り取る。]
 
(37) 2021/12/07(Tue) 9:38:05

【人】 ダアト

 
[部屋に漂っていた
 芳ばしさとエキゾチックな香りが>>7
 肉汁と共に口の中で一気に広がって

 ……溺れそうに、旨い。

 ずっと口の中に入れておいて味わいたいのに
 くぅ、と
 腹も早く欲しいと急かすから、
 こくんと飲み込めば、幸せに満ちた。]



   はぁ‥‥‥

   こんな美味しいものが、世の中にはあるんですね。



[深い溜息の後に、
 とろんと夢見心地で賛辞を送る。]
 
(38) 2021/12/07(Tue) 9:41:17

【人】 ダアト

 
[その直後だっただろうか。

 この絶品料理の、旨味そのもののような脂で
 艷やかになった彼の唇が
 私への質問と
 衝撃の一言を紡いだのは。>>33




   っ… !



[あまりにも、
 どき、っとしたせいで
 串を危うく取り落しそうになって
 慌てて、強く握り直す。]
 
(39) 2021/12/07(Tue) 9:43:01

【人】 ダアト

 
[今、なんとおっしゃったのだろう。


 私への、興味?
 ツァカリ様が………?!


 驚きに固まる私の目に
 艶めかしく動く舌と意味深な笑みが>>33
 飛び込んでくる。


 もしかして、
 包帯の奪い合いの話の時のように
 冗談まじりだったりするのだろうか?>>4:6

 いや、本気かもしれないけれど
 装具士として、とか
 友人(これからなる)として、とか
 どういう意味合いの興味だったりするのか?


 意図を図りかねて、逡巡する。]
 
(40) 2021/12/07(Tue) 9:45:55

【人】 ダアト

 
[結局、素直に
 言葉通りに受け止めて
 自分も真っ直ぐ、返すことにした。]



   私も、です。

   私の興味も、
   遊牧民としての暮らしに対して、ではなくて…

   ツァカリ様がどんな風に暮らして
   何を思って生きてきて
   どうやって
   今のような誰からも一目おかれる人になられたのか、とか

   貴方を形作ってきた
   色んなことを知りたいと思っていました。
   2週間前にお会いした時から、

   ずっと。



[余計なことまで伝えてしまった気もするけれど
 もう口の中に戻っては来ないから、
 重く、悪く、変な風に
 受け取られないことを願いつつ、
 気恥ずかしさと、照れの入り混じった笑みを向けた。]*
(41) 2021/12/07(Tue) 9:48:59