人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【墓】 厨房担当 マシロ

 ― ところで白うさぎの赤ペン先生編 ―



[ ええ、色々なことがありましたとも。
  友達兼同僚と気まずくなったり、初恋が実ったり、
  同僚はお肉大好き栗栖くんが好きだったことを
  どう回避しようとしても知ってしまったり。
  >>2:437 据え膳へ乗っかった挙句気付かないまま
  彼氏の理性をひたすら壊していた(らしい)大咲は
  栗栖くんの答案用紙を受け取ったら。 ]


  『 栗栖くんの鈍感野郎。馬に蹴られろ。
    ジャスト二十字、花丸です。

    でも私も栗栖くんを揶揄えないくらいには
    自分絡みの恋に関しては鈍感でした。
    先生役、クビです 』


[ そんな風に、宿題にはお返事をすることになるだろう。
  いや本当、鈍感天然って揶揄えるくらい察せた筈なのに
  私はどうしてあそこまで気付かなかったんでしょう…* ]

 
(+148) 2023/03/11(Sat) 23:45:25
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c19) 2023/03/11(Sat) 23:47:40

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― 過日:うさぎ兄妹の戯れ ―



[ ところで成人男性がついてくる事故物件(疑惑)の、
  ついてくる、はどっちの意味なのだろうか。
  文字通りひとり同居するということなのか
  漢字に変換すると憑いてくる、になったり──?
  ……ホラーが苦手な大咲は考えるのを止めた。

  ご機嫌取りのような、親しみを込めるような
  そんな優しさで数度頭を撫でられれば
  笑うように目を細めた彼が、首を傾げて。>>+4 ]


  ……えっ


[ 反撃。……ではない。ようだ。
  良い感じの恋バナ出てこないかなぁとかいう企みは消え
  まごついている間に、瑞野の視線は、ある一点へ。 ]

 
(+234) 2023/03/12(Sun) 18:16:25

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 視線の先、少し遠くに見えるのは
  つい最近なにかと世間様で話題の彼しかいない。
  >>+5 無意識なのか、それとも意識しているのか
  …恐らく前者であろう笑みを、妹はしっかり目撃した。 ]


  ……はぁい。
  待ってます、話してくれるの。

  美澄くんの面倒は……が、がんばります……。


[ アルコール度数18度のカクテルを初手に堂々作ろうとは
  何とも肝の据わった期待の大型新人だ。
  兄の教育方針を受け継ぎ、神妙な面持ちで頷いた後。

  きっと彼にしか聞こえない小さな声で。 ]

 
(+235) 2023/03/12(Sun) 18:16:32

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  あの。
  ……これ、まだ、瑞野さんにしか言ってないんですけど

  最近、……なんですけど
  好きな人に、彼女にして貰えました
  …ちょっと浮かれてても、見逃してください、ね?



[ つられるように流した視線。
  きっとそれだけで、相手が誰かも悟られるかもしれないが。

  最後の一撫でをにこにこご機嫌で受け取って
  "早く
が咲きますように"と
  その背中を見送るのでした。* ]

 
(+236) 2023/03/12(Sun) 18:16:40

【墓】 厨房担当 マシロ

― 鴨の日にて ―



[ 大咲が速崎からの返事を受け取ったのは、
  店長への言付を依頼した翌々日のこと。
  便箋のサイズと比べれば短い簡潔的な返事でも>>4:172
  "縁は切れない"ことを実感出来る内容に
  どこかほっとした面持ちで読み終えてからは
  少なくとも、仕事中のやり取りが微妙な空気になったりとか
  そんなことは起こらなくなった。

  ────そして鴨肉の日、うさぎの穴にて
  白うさぎたる大咲は、あまり厨房には立てなかった。
  決して自信喪失などではなく、理由は幾つかあるが。 ]


  ( だ、大丈夫かな、美澄くん…… )


[ >>4:141 ちらっと縋るように此方を見る新人うさぎ。
  絡む視線に色濃く滲む不安の色。>>4:148
  ひとつめの理由、即ちカクテル作りの独り立ち。 ]

 
(+237) 2023/03/12(Sun) 18:17:44

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 「作って良いよ」とカクテル指導役の大咲は言ったものの
  そんな子犬のような目で縋られると、つい。
  付かず離れずの距離に立ち、谷底へ子ライオンを落としつつ
  カクテル作りを見守っていた …が。

  どうやら、先日のような惨劇は起こらない様子。
  ソーダできちんと"割る"ことを覚えたうさぎ一羽へ
  零したのは安堵の息。 ]


  セーフ……。


[ 雲行きが怪しければ即座に止めに入るつもりだったが、
  今後もその心配はせずに済みそうだ。
 
なおこの桜カクテルの追加注文は、
葉月の食レポ赤ペン先生により無しになった様子。>>+165
先生とはいつの時代も厳しいものである。
 ]

 
(+238) 2023/03/12(Sun) 18:17:57

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 見守りを終えた白うさぎは、お客様に捕まることが多く
  神田の来店にも暫くの間気付けなかった。

  ランチが美味しかったから夜も来ました、と言われたなら
  笑顔で礼を返し、夜営業の説明をして。
  そうしているうちにオーダーが別卓から入り
  一押しの具材は? どんな調理がオススメ?
  お姉さんが好きな料理は? なんて名前なの? …とか
  一個一個丁寧に聞いてくるなぁこの人達……と思いつつ
  律儀に接客していたら気付けなかったという有様。


  しかし、実った恋へご機嫌な大咲は、
  無意識に全ての「ワンチャン狙う客」を絶妙に躱した。
  ある意味"魔除け"の効果である。

  高野と食事をする神田の姿をふと見捉えた時、
  「あ」と微笑んだのも一因かもしれないが。 ]

 
(+239) 2023/03/12(Sun) 18:18:27

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 過日の車の中、「もう大丈夫」と口にした大咲に対し
  彼は大丈夫か問うことをせず、未来の話をしてくれた。>>+169
  "一緒に作る"なら、きっと大丈夫。
  作りたいと思う気持ちを尊重してくれる優しさに甘え、
  「えへへ、楽しみです」と大咲は微笑んだ。

  どれだけ時を重ねても、あの記憶は良い思い出にならない。
  代わりに大好きな人と素敵な想い出を作るのだ。
  ケーキ作りの最初の一歩は、彼と。 ]


  未来の約束ができるのって、……しあわせですね


[ 急がなくても時間はたくさんあるから。
  ひとまず直近の昼間が休みの日だけを教えることにして
  お揃いを買いに行くお誘いへ、頷いた。>>+171
  選ばせてくれるなら、彼の服も勿論見立てたい。
  それに合わせたデート服を新調するので。 ]

 
(+240) 2023/03/12(Sun) 18:18:39

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ そんなことを不意に思い出しながら。
  貝沢と栗栖が退店するのをしっかりばっちり見送って、
  おや、あの感じは……? と訝しみつつ
  大咲は白いリボンを揺らし、まなじりを緩めた。 ]


  ……春だなぁ


[ グッドラック、といつぞやの貝沢が葉月の背を押したように
  今度は大咲が心の中、頑張れ、とエールを送ろう。* ]

 
(+244) 2023/03/12(Sun) 18:20:04

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― 合間にて ―



[ デザートの担当者は、現状のうさぎ穴では
  主に黒原、いなければ大咲以外で作れる面子が。
  といった具合だが あのクッキーの日を切欠にして
  「クッキーはもう平気。それ以外は、きっと近いうちに」と
  出来る範囲でデザート担当の機会を増やす話は出ていた。

  それでも、例えば。
  他の人のデザート準備を少しばかりでも手伝ったり。
  デザートプレートの仕上げのデザインを考えたり。
  そんな些細なことだが、それさえ今まで避けていたこと。

  クッキーは、もう一人でも準備出来るようになった。
  長年続いてしまった苦手意識の克服の為に
  まずはクッキー系のレパートリーを増やそう、と
  そんな話も兼ねての、デザート担当機会を増やす計画。

  それ以外も、少しだけでも手伝えているのは
  一から彼へのケーキを焼いた時、
  彼に美味しいと思って貰う練習も兼ねたいから。
  ……何せ、何年も作っていないので。初心者なのだ。 ]

 
(+245) 2023/03/12(Sun) 18:44:45

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 彼氏、出来ました。と打ち明けた瑞野には
  そんな心情も話していた。
  ソースアートのコツを教えて貰うおねだりもして。 ]


  ( ……? )


[ 不意に視線が瑞野から飛んできたのを受け取れば>>+242
  首を傾げ、にこ、と微笑みを返して手を振った。

  丁度その時は新規に近い男性客二名の接客対応中。
  てててっと話へ混ざりには行けなかったが。* ]

 
(+246) 2023/03/12(Sun) 18:47:25

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― その後、閉店間際 ―



[ カクテルのオーダーについ目を配ってしまったり。
  常連様よりは新規様の対応が長引いたのもあり、
  大咲が神田の方へ近付けたのは閉店間際だった。

  白いリボンとうさぎの耳を揺らし、
  ひょこり、カウンターの方へ近付いて ]


  神田さんっ、こんばんは!
  さっき瑞野さんたちとなにかお話してました?


[ 鴨肉美味しかったですか〜? と、明るい声音。
  名前で呼ばないのは、まだ今はお店の中だから。

  夜にお店へ来ているということは、今日は無理じゃない日。
  早く手を繋ぎたいなぁと思いながら
  「店員の白うさぎさん」は何気ない調子で問いかけた。* ]

 
(+247) 2023/03/12(Sun) 18:58:52
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c30) 2023/03/12(Sun) 19:03:34

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― 過日・誰も知らない大咲の話 ―



[ 車で彼に家まで届けて貰った、その後のこと。
  ランチタイム営業に客として赴く気分でもなかった大咲は
  "特別な人と一緒に住む"未来を想像し、
  いつもと変わらない筈の、からっぽの自宅を見渡した。


  ──…実家、か。
  想いの糸を結んだ日に交わした何気ない会話の中で、
  実家というものを曖昧に答えたことを思い出す。
  まだ母がそこにいるのか、分からない。
  もしかすれば再婚のひとつやふたつ、しているのかも。

  実家を出たあの日、大咲は新しい住所を教えなかった。
  母も最後まで尋ねては来なかったから
  別に今更、大咲が恋人と同棲しようと何をしようと
  肯定も否定も寄こされはしないだろう。 ]

 
(+252) 2023/03/12(Sun) 19:46:32

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ だからこれ以上、触れる必要はない。
  ……本当にそれでいいのかな。

  お菓子作り全部が平気になって、
  作る時の記憶もぜんぶ、彼に塗り替えて貰えても。
  "多分縁が切れた、もしくは切られた"のか分からないような
  宙ぶらりんで、いいのかな。


  …………よくないよなぁ。
  幸せにしたい、と心から告げてくれる彼の誠意を
  このあやふやさのまま答えるのは不誠実だ。 ]

 
(+253) 2023/03/12(Sun) 19:46:52

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  [ ────なにも詰まっていない、空っぽの。
    ケーキのスポンジみたいな人生だったと思う。

    そこに、うさぎ達やお客様が
を与えてくれて。
    何の彩りもないスポンジに、
    彼がクリームやフルーツをめいっぱい添えてくれた。
    混ざり混ざって、
になった。

    今の私は、その
さを
    ちゃんともう知っている。 ]


 
(+254) 2023/03/12(Sun) 19:47:31

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  ────────……向き合わないといけないのは
  こっちも、だよねぇ……。


[ 大咲真白は、母を嫌っても恨んでもいない。
  どんな最終回答が来ても、
  高校まできちんと卒業させてくれたことを感謝している。

  ……大咲はその日の昼。
  とある番号へ、ひとつ、電話を掛けた。* ]

 
(+255) 2023/03/12(Sun) 19:47:36

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― こらそこ、ゼミじゃありませんよ! ―



[ あんまり喜ばしくない花丸ではありますね。>>+153
  そして先生も無事に赤点決定なので、
  めでたく(?)クビになってしまうわけですが。 ]


  えっ 
やだよそんな同士!



[ 鈍感天然同士ってことですか!?
  事実どころか大咲の方が多分鈍感だった気もしますが
  いやでもそれはやっぱりちょっとご遠慮したいな!?

  大咲はちゃんとあの日、気付いて一回遠慮しましたので。
  しっかりノーと言える大咲真白を示しておいて。 ]

 
(+260) 2023/03/12(Sun) 19:56:46

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  ……ん。ありがとう。
  そうだね、栗栖くんになんかアドバイスしてたもんね?


[ 残念ながら所々のワードが、その、…アレだったので
  大咲は会話の全貌を実は知りませんが。
  言葉のインパクトしか覚えていない。 ]


  うーん……おもちねぇ。
  栗栖くんには妬いたりしない……と、思う、けど。
  だってデートの相談乗ってたの、聞いたもん。

  でも、栗栖くんとも貝沢さんとも
  せっかくの"素敵なご縁"、続けていきたいからさ。
  妬かせちゃったら、ちゃーんと好きって伝えるよ。


[ 自分の嫉妬心はちゃっかり棚上げしながらも
  元・赤ペン先生がこんな会話を繰り広げたのは>>+154
  きっと鴨肉の日より後日のことだっただろうね。* ]

 
(+261) 2023/03/12(Sun) 19:57:42

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ カクテル教育は大咲もここ別の意味でハラハラしていた。
  何せ初手度数18度、ぐでんぐでんに酔い潰れた葉月という
  地獄の様相と文化圏の違いを思い知っているので。
  甘くて飲みやすいカクテルが
  "レディ・キラー"と呼ばれることの、良い説明例だ。
  故に遠藤もスパッと言うべきところを言ったのだろう。 ]


  はい、もう落ち着きました!
  今日はちょっとなんか、料理の余裕あんまりなくて。

  美味しそうなの食べてるのは、見えてたんですけど。


[ 瑞野の鴨南蛮は大咲も食べたい。
  今度賄いで似たようなものを作ってくれないだろうか。
  いやそれ以前に、ここでは白うさぎとはいえど
  彼に軽く一品くらいは作りたかった。

  そんな後悔を声音に乗せて。 ]

 
(+279) 2023/03/12(Sun) 21:17:48

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  メロン!
  今日の店長のおすすめですよね、食べたいです!


[ シェアするのは珍しいことではない。
  が、ピザの時のように店員としての遠慮を示さず、
  素直に食べたいとねだるのは恋人だからだ。

  合間に話をしていた内容を聞けば>>+267 
 三つ目には「ぁー……」と
  思い当たる節がないわけでもない大咲は
  むむ、と悩ましげな声を上げ ]


  もっとスマートにお断りする練習、します…ね…?


[ 彼氏が出来てから、自分磨き、というものを
  更に努め始めた効果がちょっと、良くない方にも
  作用していたりするのかもしれない。 ]
 
(+280) 2023/03/12(Sun) 21:18:06

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  視線の強さ……は……よく分かんないです、けど
  神田さんのために可愛くなりたくてああなっちゃうなら
  今度から、神田さんのものだって印で も  ……


[ ──いや待ってください大咲流石にこれは気付きます
  自分でもなんか言ったなって分かります。
  差し出されているメロン一切れが
  新しいカトラリーではなく、貴方が使っていたものだとも
  しっかり気付いているんですからね ]


  …………メロン、ください……。


[ 小さく口を開けて、あむ、と。
  彼の手を引いて自分の口元まで運び、そのまま口に含んだ。
  ここだと何かしら料理してしまうことが多いから、
  メロンそのままの味もシンプルでとてもおいしい。
  果汁が喋って乾いた喉を潤してくれる。
  そのままさっきの言葉も流れますように。 ]

 
(+281) 2023/03/12(Sun) 21:18:36

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 苗字で呼ぶというけじめを付けているのに
  彼の手ずから、同じフォークで一口食べるなんて
  閉店間際で客も疎らとはいえ、これは境界線超えだ。

  でもなんだか マーキングしてくれているみたいで
  不謹慎だけれど、ちょっとうれしい、と
  思ってしまったものだから ]


  私、そのままの神田さんが好きですよ
  
それ以上かっこよくなっちゃったら、
……お仕事中に線引き出来なくなりそうで、や、です



[ まあ、春は出会いと別れの季節とも言う。
  一過性のものだろう。たぶん。
  見た目で彼を好きになったわけじゃないから、
  鍛えたいと思うなら止めないが。

  それより先に、例えば、……帰る場所が同じになれば
  お互いの香りが移り合って、虫除けにならないですか。 ]

 
(+282) 2023/03/12(Sun) 21:18:56

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  今日、賄い食べずに帰るし仕込みもないので。
  一緒に帰りましょう。


[ 待っててください、と紡いで微笑めば
  鴨肉がまたもやバズった日の帰り道を
  今日も手を繋ぎながら帰れるはず。* ]

 
(+283) 2023/03/12(Sun) 21:19:03

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ ところで、本日の絶妙ラインを攻めてくる人に関して。
  そろそろ「お客様」を強調するかぁ、と考えていた大咲を
  面倒事からさらっと救ってくれたのは
  兄のように慕う瑞野の、視線の先にいる人物。>>+274 ]


  ── ぇっ


[ あのMVが瞬時に脳内再生され、瑞野の顔を思い出し、
  まさかまさかと心が湧きたつ心地がした。
  お客様方にはそれが「イケメンに照れる店員」と見え
  ついでに、格好いいセリフをするりと零せる
  高野にも敗北感を覚えたらしい。静かになった。

  聞きたい。ものすごく聞きたい。
  どうかその相手が、優しい紺色うさぎでありますようにと。

  が、目が合った彼が人差し指を立て、紡ぐ台詞に。 ]

 
(+284) 2023/03/12(Sun) 21:28:12

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  …………ッな、ないしょに、します……
  がんばってください……


[ 拝啓、瑞野お兄ちゃんへ。

  もしかすると、貴方が見つめながら微笑んでいたこの人。
  料理名をあんまり覚えらない時の柔らかさだけではなく
  実は、色々すごい人かもしれません。

  助けてくれたお礼と、桜咲け、のお祈り両方。
  大咲は思わず胸の前で掌を握った。* ]

 
(+285) 2023/03/12(Sun) 21:28:28

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  なるほ、ど……?
  物理的に……。


[ 彼の目論見通りシェアと言われれば迷わず飛びつきつつ、
  「悪くない」と投げられた言葉へ小首を傾げた。>>+295
  あ、さっきの高野さんみたいな助け方ってことか、と
  思い至るのに少しの時間も要しただろう。
  高野への礼は、もし予想が当たっているのならば
  今度会った時にちょっとした形で渡そうか。 ]


  んむ。
  ……次からはメロンのシェイクとかもいいなぁ……。


[ そんな風にメロンの使い道を突然考え始めたのは、
  零れてしまった羞恥方向の失言を流すため。
  ……しっかりばっちり届いてしまっているけれど>>+296
 
何も食べていないのに彼の喉が鳴る音がしたのも
気付かないほど、まだ鈍感なわけじゃ、ない。
 ]

 
(+313) 2023/03/12(Sun) 23:21:06

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  ────……
ま、まだだめ、です



[ 何度目か分からない"待て"の合図。
  うさぎのクッキーからずっと待たせている自覚はあるし
  線引きしようとして、
  でも想いがどうしても溢れて、出来ていない自信もある。

  つけてほしいんです しるし。>>+298
  ……とか、さすがに我慢させ続けてこれを言うのは
  自分でもちょっとどうかと思うのは、自覚済みです。 ]

 
(+314) 2023/03/12(Sun) 23:21:17

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ そして。
  助けてくれた高野にも彼が餅を黒くしたとは露知らず
  組まれた同盟も与り知らぬところではあるものの。

  なかよしだねぇ、と存在感を消してくれようとしている
  高野にようやく気付いたのなら。>>+309 ]


  ──────…… ッぁ、ぁの、

  ご ごめんなさい本当に気付かなくてっ
  いま完全に夜綿さ……っちが、神田さんに意識が、
  わ、わたし、わたし……ぁぅ……


  ……っ店長に呼ばれた気がするのでいってきます!!


[ 瞬時に顔と耳を赤く染め、
  特技の脱兎を久しぶりに披露する羽目になるのだった。* ]

 
(+315) 2023/03/12(Sun) 23:22:03

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― 閉店後 ―



[ 流石にクローズ作業を終え、仕込みも順調にクリアし
  後は店長業務のみとなれば顔の熱は引いていた。
  待ってくれていただろう彼に
  「今から向かいます」と連絡し、足早に歩いた。

  もう夜でも随分暖かくなってくる季節だから
  今日はオープンショルダーのフレアワンピース。
  デコルテ部分がホワイトベージュのニット生地で、
  風が吹いても寒くはない。

  ただの通勤なのに、こんなに可愛い服を選ぶのも
  全部彼の為だけだ。
  いつ見ても かわいいって思われたいから。 ]

 
(+316) 2023/03/12(Sun) 23:22:30

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  夜綿さん。
  この前言ってたお買い物デートの日なんですけど、
  一番近い日だとここが一日オフで──


[ さっきの店内での発言はすっかり忘れました、みたいな。
  寧ろ何も言ってませんよ? という風に
  買い物デートの約束の話を繰り出して。

  空いている日を教えながら、そっと
  今日の帰り道も、貴方のあたたかい手を握ろうと。* ]

 
(+317) 2023/03/12(Sun) 23:22:41
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c35) 2023/03/13(Mon) 0:31:55