人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 過去に彼女がいたことは知っているけれど、
  その人たちはあのブランドユーザーでは無かったか。
  いや、お揃先に選ばなかっただけなのか。
  む、と考えながらも 露骨に目を泳がせる彼へ

  「だめですか……?」と言いたげな瞳を向けた。
  完全にこれはわざとである。先に言っておく。
  ちょっとしょんぼりしながらおねだりすれば
  多分いけるのでは、と大咲が覚えた必殺技(?)だ。
  決定打の理由はどうあれ、ちゃんと同意は取り付けた。 ]


  男性向けのショップ、入ったことないので。
  どんな感じかちょっと楽しみです。


[ 通販サイトにメンズ向けで出てくる服やブランドを
  何気なく流し見たくらいの記憶しか出てこない。
  今更ながら服を選ぶことへの緊張感が滲んできた。
  後でちょっと勉強しておくことを決意して。 ]

 
(+108) 2023/03/13(Mon) 21:47:40

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ カップル、プレート。
  ……カップルプレート。大咲の脳内で二度放送された単語は
  三度目は口から声になって飛び出てくる。 ]


  ────カップルプレート、ですか?
  ……ぅ。なんかちょっと、照れちゃいますね

  はい。一緒に食べたい、です
  …………取材して美味しかった他のお店の味
  ちゃんと知っておきたいですし。


[ 美味しいものが好きという気持ちも、
  仕事を私情で邪魔する気も更々ないのだが。
  それはそれ、これはこれ、だ。

  理由は違えど"笑顔"を求めた彼の昔話を思えば>>3:+54
  とてもそんなことは思えないし、思わない。
  ただ対抗心を抱いてしまうのは許してほしい。 ]

 
(+109) 2023/03/13(Mon) 21:47:47

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ いつまでも律儀に"待て"をしてくれる彼の理性を
  心底信用している大咲は、完全に無警戒で誘いに乗った。
 
というより、長く一緒にいたい気持ちが勝って
したごころ …のことまで考えなかった方が近いか。


  そうして手渡された、彼のマンションの合鍵は。
  大咲にとっては、ごく普通なんてことはなく>>+35
  特別で 大切で 片想いの頃は考えも出来なかったような
  軽いのに何よりも重い、そんな存在になる。 ]


  ──…じゃあ、今だけの特別ですね。
  ふふ。


[ 違う鍵になったら、最初から貰う数は二つ。
  その意味を理解しては、照れたようにわらって。 ]

 
(+110) 2023/03/13(Mon) 21:47:52

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 後はもう、中へ入ってしまえば二人の箱庭。>>+36
  やっぱり髪を触るの好きなんだなぁ、と
  "限定"対象は知らないまま微笑ましい気持ちになり。

  帰したくないなどではなく。
  行かせたくない、と、帰る場所をここだけにするような
  その言葉には腕の中で若干動揺を見せた。


  あの、もしかしてもしかしなくても、
  私が想像している以上に、私のこと、好き…です、か。
  それにお客様だった頃の印象と違って
  独占欲とか、結構強かったりするのでしょうか。
  今更過ぎる疑問は、正解ならとても嬉しいけれど。 ]

 
(+111) 2023/03/13(Mon) 21:47:56

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ やがて話を切り出すために、そ、と意思を示せば
  くっついていた体温が離れていく。>>+38
  合鍵を握ったままの手を包まれ、促されるまま
  前より少しすっきりしたようにも映る彼の自室へと。 ]


  わ、クッション! やわらかいやつ!


[ 大きな白いビーズクッションが鎮座しているのを見て、
  ややはしゃいだ声を上げ、二人並んで腰を沈め。
  何か飲むかを尋ねてくれる彼の腕をくい、と引き
  ふるふると首を横へ動かした。 ]


  ううん、……隣、いてください


[ 渡された合鍵は、もう片方の手の中。 ]
 
(+112) 2023/03/13(Mon) 21:48:04

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  …………お母さんに、電話、してみたんです


[ 過日、勇気を出して打った数字たち。
  学校の書類に書かなければならない緊急連絡先の番号を
  大咲は未だ、覚えていた。 ]


  正直、縁を切られたのか、切ったのかも分かんないし
  まだあの家に住んでるのかも知らないし。
  知ろうとしなかったから 当然なんですけど。

  でも、夜綿さんが私を幸せにしたいって言ってくれて
  ──…実際、ほんとうに、幸せばっかり教えてくれて。
  同時に ふとした時、昔のことも頭を過るんです
  ……それって不誠実だし、自分でも、嫌で。

  だから、私もその気持ちへ、ちゃんと誠実でいるために
  逃げてきたことへのケジメつけなきゃなって。


[ 繋がるかも分からない電話番号への発信は。
  確かに、大咲の母へ届いた。 ]

 
(+114) 2023/03/13(Mon) 21:49:32

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  なんかね、元気そうでした。
  あんな声聞いたの初めてだなぁって思うくらい。

  恋人が出来て、一緒に住むつもりなんだって言ったら
  何て言ったと思います?
  「お祝いは幾らがいい?」ですって。

  ……あの人の中では、お金を渡すことが
  愛を渡すのとイコールだったんだって気付きました。
  ケーキも料理も、それなら受け取りませんよね。


[ 寂しいひとだな、と思ったし。
  ──けれどそれが免罪符になるわけでもないと感じて。
  だから大咲は、ひとつ、踏ん切りがついたのだ。 ]

 
(+115) 2023/03/13(Mon) 21:49:52

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  だからね、私も受け取らないことにしました。
  お金はもう要らないから、私は私なりに前向いて、
  好きな人と幸せになるねって言って。

  ──…だから、あの日曖昧に答えちゃいましたけど。
  今改めて、教えていいですか。


  大咲真白。23歳、実家はもう縁を切りました。
  いつまでも過去のこと考えるより
  夜綿さんと未来を見て、生きていきたい、…です!


[ その覚悟も準備も、ちゃんと固めた後で良かった。
  大咲はそう言って いつものように心から微笑んだ。* ]

 
(+116) 2023/03/13(Mon) 21:50:57
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c18) 2023/03/13(Mon) 21:52:49

【墓】 厨房担当 マシロ

 ― 白うさぎとラム肉の日 ―



[ 美澄指名でのカクテルのご注文が耳に届いても
  そわそわ見守らずに済むようになった。
  郷に入っては郷に従えを強制するつもりはないので
  人体の差に合わせる作り方さえ覚えてくれるなら
  元の能力には特に、不安も心配もないものだし。

  可愛い子ライオンは一瞬で壁を登り終えた。
  代わりに大咲が尻尾を振って懐いている先輩から
  "揚げ物ヘルプコール"が飛んでくる。>>5:171 ]


  はーい、シャミせんぱーい!
  今私を呼びました?

  ふふん、任せちゃってくださいよ〜っ


[ 下準備やらなにやらは全部遠藤が熟したようだが。
  過日の共同作業のように、揚げ代行は大咲をご指名らしい。
  頼ってもらえたみたいで嬉しくて、
  大咲は「おねがい」へ張り切った声を上げた。 ]

 
(+123) 2023/03/13(Mon) 22:14:00

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 厚切り大根は、やや大きめの一口サイズ。
  染み込んだスープもあって更に崩れやすい素材である。
  しっかり水気を拭き取ろうと、
  舌でも潰れるくらい柔くなった大根は固くはならない。 ]


  シャミ先輩、結構難題言いますねぇ……?


[ 良い感じに揚げて! と最後全投げされた時も思ったが
  いけるかいけないかの瀬戸際を攻める、その難易度。
  まあ大咲も? 三年は先輩の背を見て育ったので?

  余裕
(と思われて褒められたい)
なんですねこれは〜! ]

 
(+125) 2023/03/13(Mon) 22:14:13

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 衣の片栗粉に、味を引き立てるための塩胡椒。
  カツのように徐々に少しずつではなく、一気に衣をまぶし
  時間との真剣勝負、素早さ競争。対戦者は大根。

  ────先輩せんぱい!
  大咲ちゃんと勝ちましたよ!
  まで思って我に返る。一体何と戦っていたのか?
  ……強いて言うなら自分自身か。なんだこれぇ。

  とかなんとかなっている大咲はともかくとして。
  オーダーが続くなら大咲は再戦も受けて立ちますし>>+82
  ラムは羊ですよ、同士よ。認めてないけど。>>+99 ]

 
(+126) 2023/03/13(Mon) 22:14:26

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 猥談再来(ではない)は露知らず。
  ついでに惚気(これは確かにそう)の横流しも知らず。
  大咲は良いラム肉の仕入れでややご機嫌な店長を
  ふ、と思い返し、そういえば──と。 ]


  ( まあ、スタッフ全員かわいいんだけど
    店長はどちらかというと綺麗の方が近いような )


[ 大人のお姉さんと聞けばまず真っ先に
  店長を大咲は思い浮かべてしまうので。* ]

 
(+127) 2023/03/13(Mon) 22:15:09
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c20) 2023/03/13(Mon) 23:21:29

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 今でさえ甘やかすのが上手なのに、更に向上されては
  大咲もいよいよ彼がいなくては駄目になってしまう。>>+153
  「こうおねだりすれば多分応えてくれる」と分かっても
  いざ実行するのは、案外勇気だっているもので。

  そんな行動も"可愛い"と甘やかされるなら
  今後の必殺技のレパートリーにも乞うご期待。なんて。

  こうやってひとつひとつ、知っていく。
  メンズ服を見ることの楽しみ>>+154
  試着した姿を恋人へ見せることへの、少しのそわそわも。
 
逆に知られていくこともあるのだろう。
例えば、自覚していない反芻の癖、だとか。>>+155
 ]

 
(+324) 2023/03/14(Tue) 19:40:55

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  ……職業病ですっ


[ 料理人の顔になってる、と触れられれば
  ライバル心を燃やしているのが途端に気恥ずかしい。
  彼がうさぎ穴から出て行くことはないと思っていても、
  それはそれとして
  美味しい、と感じた店の味は知っておきたいものだ。

  真似をするつもりも、味を寄せるつもりもない。
  ただ"自分の料理"を磨くには不可欠の工程では、ある。
  自分の味しか感じられなければ
  そこからずっと成長出来ないままなのだから。 ]

 
(+325) 2023/03/14(Tue) 19:41:02

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 一説によれば、恋は病であるらしい。

  相手のことを愛おしく想う感情と同時、
  その人になら傷付けられても良いと思う矛盾。

  相手の未来が幸福であることを祈るこころと、
  隣にいるのが自分でなければ嫌だと厭う相反。

  "クッキーを美味しいと言って食べてくれるだけで良い"
  ────……否、今はもう、"良かった"としか言えない。
  あの時は、彼に他の想い人や恋人がいても
  自分のお菓子を食べて貰えるだけで十分だと思っていた。

  幸せプラス。ほんの少しの、なにか、でいられれば。
  そんなちいさな欲は、恋を知って 愛を覚えて、
  プラスじゃなくて 彼の心全てを占めたいに 変わり。 ]

 
(+326) 2023/03/14(Tue) 19:41:12

【墓】 厨房担当 マシロ

 


[ 知らないところがあるなら、全部知りたい。
  見せていない部分があるのなら
  その秘密事の種を、自分の前でだけ、咲かせて欲しい。

  ──…きっとこれは、名前を付けるなら独占欲。>>+157

  だから、単なる店員と客の間柄だった時は見れなかった
  彼の欲へ喜んでしまうのだ。
  たとえそれが、空腹の獣めいた欲の色でも。 ]


 
(+327) 2023/03/14(Tue) 19:41:23

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 電話口の向こうの母は、そんな欲とは縁遠そうだった。
  母と子というよりも 人と人。
  求めた愛の形と、差し出せる愛の形が当て嵌まらない。
  ──ただそれだけのこと。
  一応は娘である自分にも、その価値観は理解出来ないが
  やっぱり、彼のように怒りを抱くことはないままだ。 ]


  ね、意味分かんないですよねぇ。
  でもおかげで手放す決心、つきました。
  ずっと。曖昧にしておくつもりだったんですけど。

  どんな答えが来て、いったんは傷付くことになっても
  それ以上に大事にしたい人が、今は隣にいるから。
  案外傷付きもしなかったですよ。
  こんな風に、私の代わりに怒ってくれるような、
  やさしい恋人と生きていく方が良いって思えましたし。


[ へにゃ、と笑って、「頑張ったね」の肯定へ頷きを。
  過去の清算も済み 後は、と口を開きかけて。 ]
 
(+328) 2023/03/14(Tue) 19:41:37

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  …………そ、れ って、


[ 近いうちに。
  最初の名乗りを、彼と、同じに。>>+161

  意味を理解し、暫し固まった大咲の指へ、彼の手が触れる。
  重なる体温。
  彼が触れた場所、──永遠の愛を誓うところ。

  今はまだ何にも飾られていない、互いの約束の指。
  ……後は、と考えていたことを先取りされてしまった。
  言葉が出て来ないまま、ローテーブルの上>>+163
  開かれたベルベットの箱の中、銀色を見つめて。 ]

 
(+329) 2023/03/14(Tue) 19:41:43

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 雨のように降り続ける彼の声が、ぴた、と止む。>>+164
  見上げた顔が赤くなっていて、目線が落ちた。 ]


  ……あの、夜綿さん


[ 名前を呼ぶ。腕を動かし、合鍵を持っていない方の手で
  彼の頬へそっと触れ、「こっちみて」と行動で促した。
  目が合ったなら、微笑みを浮かべ。 ]


  電話をね、して。縁を切った後、思ったんです
  ずっと、家族が欲しかったけど。
  家族がどんなものか、知りたかったけど。

  でも、これから先私に家族が出来て。
  その相手が夜綿さんだったら、って考えたらね
  ちょっとだけ 変わったんです。

 
(+330) 2023/03/14(Tue) 19:41:56

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  ────私、夜綿さんと、家族を作っていきたいなって。


[ 教えて貰うのでもなく、与えて貰うわけでもなく。
  一緒でしか作れない料理の味があるように
  二人でしか作れない、家族、というものを。

  ──だから。 ]


  ください。その、約束の証。
  印の方も、お互いで選びたいです。


[ 前のめりなんかじゃ、全然なくて。
  同じこと考えてたんですよってこと、この言葉で
  貴方に伝わってはくれるでしょうか。 ]

 
(+331) 2023/03/14(Tue) 19:42:10

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  夜綿さん。
  私、夜綿さんのこともちゃんと、幸せにしたいです。
  ──それが私の幸せだから。

  …………で、その、あの。
  いっぱい最近考えて、気付いたことが、あって

  最高に可愛い自分でデートした後がいいって
  お泊りした時、言ったじゃないですか。
  ……でも、よく考えたら
  デート服もメイクも大事なことには変わりないけど、

  過去のこと内心で少しでも引きずってたら、
  中身が結局かわいくないな、って、気付いたというか…


[ 顔が熱い。今度は自分の方が顔が赤い自信しかない。
  つまりなにが言いたいかって、……その。 ]
 
(+332) 2023/03/14(Tue) 19:42:28

【墓】 厨房担当 マシロ

 

  
……ケーキも、母親との縁にも、答え見つけて。
心から、夜綿さんと家族を作りたいって言えた、今の私が。

…………………最高に可愛い自分でいられてる、と
思ったりもしたりするんですけど ……どうでしょう……



[ なにが「どうでしょう」なのかはもう、
  お願いだから察して欲しい。
  これで通じなかったら私は今すぐ
  電車へ飛び乗りに行く覚悟で、言ったので。* ]

 
(+333) 2023/03/14(Tue) 19:42:44
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c28) 2023/03/14(Tue) 19:45:21

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 確かに自分は彼より二年、遅く生まれて。>>+348
  世間一般が想像するような"交際"の何たるかは知らないし
  平凡とはとても呼べない家で育ってきた。

  お互いが好き。愛している。
  そんな確かな気持ちの中に、基準、は必要だろうか。
  平凡と非凡の物差しで彼を測って好きになった訳ではなく
  そもそも自分は、彼が自称するように
  彼のことを「平凡」とは思いもしていない。

  ────だって。
  "貴方としか作れないものがある"のだから。
  その時点で、自分にとって彼は、やっぱり特別だ。 ]

 
(+386) 2023/03/14(Tue) 22:23:08

【墓】 厨房担当 マシロ



[ 慎重に進めた方が安心するなら、自分もそれでいい。

  最初で最後にしてほしいと。
  母より貴方を選んだのだと。
  作れない、作りたくないと思っていたデザートを
  他の誰でもない貴方に、一番に食べて欲しいって。
  その気持ちは、恋の熱に浮かされているだけじゃ、
  決してほどけない、雁字搦めの糸だった。

  ──だから。
  意味合いが通じなければ電車に飛び乗る覚悟でも
  通じた上で、慎重に、と言われるのなら

  それだけは伝えて頷ける未来も、あっただろう。
  笑顔になることがない平凡な人生。>>3:+53
  カメラを向けなくても 美味しいご飯が一緒でなくても
  自然で平穏な「なんでもない日」の道中で、

  後悔なんてしないことを示すために。 ]

 
(+387) 2023/03/14(Tue) 22:23:24

【墓】 厨房担当 マシロ

 


  [ ────幸せにしたいと言い切る言葉の迷い無さと
    自分を慮るその気持ちは、嬉しいけれど。

    もしその思考を知ってしまったら、きっと
    頷くと同時に、寂しい気持ちにもなっただろう。
    "私を"幸せにと言ってくれたくせに
    "貴方とだから"幸せになりたいこと、
    実は伝わり切ってなかったんですね? とか。


    与えたい愛。受け取りたい愛。
    ぴったり当てはまる器をお互いテーブルへ置いて
    "食事"の支度をしたいんですよ、貴方と。 ]


 
(+388) 2023/03/14(Tue) 22:23:40

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 触れた赤い頬は、色に反して冬のように冷たい。>>+350
  雪みたいな熱の引いた肌へ、春風を届けるように
  伸ばした腕と 手向けた言葉は、無事に花開いた。

  掌へ預けるように、少し寄せられた頬が愛おしい。
  出来ない約束はしない主義と言っていた貴方の、
  明確な未来への誓いを耳に。>>+352 ]


  ────……ふふ。
  私のこと、お嫁さんにしてくださいね。

  約束ですよ。
  ちなみに私は、夜綿さんのこと、愛してます。


[ 格好つけたりしないところが、格好いいと思います。
  好き、に愛を返して、
  ……それから  それ、から ]

 
(+389) 2023/03/14(Tue) 22:23:49

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 食欲と恋人への欲は類するか。
  ──そんな説は知らずとも、真白は
  散々食らわせた"待て"と"おあずけ"への反応を
  些か …いや、大分と甘く見ていたのかもしれない。

  沈黙も起きない代わり>>+354
  言葉を紡ぎ返す暇もなく肩を抱かれ、
  服に隠れて見えない肌まで伸びた指が、自分を掴む。 ]


  ────……っ、


[ こわくないし、いやじゃ、ない。寧ろうれしい。
 そんな風に思っていた時点で
  心の準備は多分、出来ていて。>>+355

  ああでもやっぱり緊張はするし恥ずかしい。
  繰り返されるキスも分け合う熱も、未知のもの。 ]

 
(+390) 2023/03/14(Tue) 22:23:55

【墓】 厨房担当 マシロ

 



    ( ──… ぁ、これ、

        もしかして 食べら れ、る )



 
(+391) 2023/03/14(Tue) 22:24:03

【墓】 厨房担当 マシロ

 

[ 調理する側だったうさぎはいつぞや据え膳の皿に乗り、
  堂々すやすや眠る始末だったけれど。
 穏やかな草食動物のようにも見えていた恋人の、
  獲物を捕食する寸前めいた、肉食動物みたいな荒い吐息。

  砂糖菓子のような甘い声が自分を呼んだ。
  ────……だから私も、名前を声にする。 ]


  夜綿さん、

       ……おいしくたべてください。


[ できれば、その、やさしく。
  舌足らずに紡いだお願いの結果は、さて。 ]

 
(+393) 2023/03/14(Tue) 22:24:22

【墓】 厨房担当 マシロ

 


 [ 独り占め出来るなら、そうさせてください。
   今までの恋人に見せなかった顔。
   今までの人達にはしなかった事。

   お行儀なんて気にしなくていいから、
   煮詰めたコンポートよりも甘い欲だけ見せていて。
   そうして二人で一緒に、
   幸せになりましょう 夜綿さん。** ]


 
(+394) 2023/03/14(Tue) 22:24:27
厨房担当 マシロは、メモを貼った。
(c30) 2023/03/14(Tue) 22:26:04