人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 羽井 有徒

 
 
  ん、……真由美ってさ。


[また少し言い澱んで。
んーとかあーとか歯切れ悪く唸ってから、意を決したように。]


  今まで、どんな男と付き合ってきたんだ?


[真由美の足に落としていた視線を上げて、その目を見つめた。]
(324) 2020/08/02(Sun) 23:10:04

【人】 羽井 有徒

 

  いや、なんとなくな。
  変な男たちばっかりだったのかって。
  ちょっと気になって。
  

[真由美から好きって気持ちがとても伝わってくる。
でも、些細なことにも幸せそうに微笑む真由美に、過去に何かあったのかと、少し気になっていた。
辛い恋愛をしてきたんじゃないかって。]


  足は大丈夫そうだ。


[真由美の足に再び下駄を履かせると、立ち上がって真弓の隣の椅子に座った。]
(325) 2020/08/02(Sun) 23:10:43

【人】 羽井 有徒

 
 
  根掘り葉掘り聞きたいわけじゃない。


[ふぅ、と、一息。
やっぱり言わなければ良かったって後悔。
過去に嫉妬しているとか、真由美の恋愛遍歴を詮索したいわけじゃない。
ただ、心配だっただけ、過去への心配なんて意味はないってわかっているけど。]


  ………悪い。
  やっぱ聞かなかったことにしてくれ。


[気にならないといえば嘘になるけど、気にしない様にはできるから。]*
(326) 2020/08/02(Sun) 23:11:32

【人】 羽井 有徒

 
 
  そう、それならよかった。


[安堵する、真由美が辛い思いをしてなかったことに。
椅子に背を預けたらギシって音が鳴って、その意味に気づく。]


  つまり、それって、……


[”些細なこと”に幸せそうな表情を浮かべる真由美に、真由美にとっては”些細なことじゃない”のかと思ったけど、そうじゃなかった。
だから、つまり、想いや感情が顔にでる真由美だから、些細なことでも”幸せ”ってこと。]
(332) 2020/08/03(Mon) 0:11:07

【人】 羽井 有徒



  ……真由美……


[鼓動が早く大きくなる。
この人はどうしてこんなにも可愛らしいのか。
椅子に預けていた背をゆっくりと起こして真由美に近づける。]


  顔、真っ赤。


[真由美の頬に手を添えて、そんな意地悪を言う。
そうしていないと、きっと自分の顔も同じぐらい真っ赤になってしまいそうだから。]


  ………可愛いな。


[ここが人の家でなければ、今すぐにでもキスしたかった。]*
(333) 2020/08/03(Mon) 0:11:34

【人】 羽井 有徒

[頬を染めたまま、キっと睨みつける顔が愛らしくて、真由美とは対照的に笑顔が浮かんでしまう。
可愛い人、本当に。

顎に指をかけて俯いた顔をこちらに向けさせる。
指を伸ばして唇に触れ、僅かに唇の間を割って、端からそっと下唇をなぞっていく。
端まで届けば、指を離してそれを自分の唇に。
ほのかな口紅の香りは、真由美とのキスの味。

薔薇に包まれたここはローゼンハイム氏の洋館で、だから、今はそれだけで我慢する。]


  そろそろ、……行こうか。


[僅かに日が傾き始めてはいるが、花火大会まではもう少し時間がある。]*
(340) 2020/08/03(Mon) 7:22:09

【人】 羽井 有徒

[チラリと見えた舌先に、膨らませた頬。
そんな子供みたいな仕草。]


  なに、それ……っっ


[思わず笑い出す。
最初はもっと大人の落ち着いた──と思ったけど、乗馬の時にジェシーを譲ったときのことを思い出して、そうでもなかったと思い直した。

差し出された手を握り締める。
宝物の様に優しく、でもしっかりと。

悪戯な小指が擽ったくて、見上げる真由美に微笑み返した。]
(344) 2020/08/03(Mon) 11:21:32

【人】 羽井 有徒

 
 
  もちろんこっち。


[と、大きな方の林檎飴。
まるまる一個のリンゴに水飴がたっぷり。]


  ………めちゃくちゃ食べづらいな、これ。


[なんか思ってたの違って、うまく囓りつけないわ、口はベタつくわ、りんごは渋いわで正直なところあまり美味しくはないのだけど。
何より祭りの雰囲気と、それに。]


  でも、美味い。


[隣で楽しそうに微笑んでる人がいるから、ただの林檎飴もとても美味しく感じられる。]
(345) 2020/08/03(Mon) 11:22:00

【人】 羽井 有徒

[並ぶ屋台の道を二人で歩く。
あれが美味しそうとか、これも美味しそうとか。
射的に興じて当たったのに全然的が倒れないことに文句言ったり、籤を引いたらどうやって遊ぶのかわからないおもちゃが当たったり、水ヨーヨーを釣り上げ(?)てみたり。]


  お祭りって感じだな。


[久しく、こういう催しに来たことはなかった。
子供の頃の記憶と、今時の祭りは少し違ってる部分があって、でも変わってないところもあって少し不思議な気分。]*
(346) 2020/08/03(Mon) 11:22:50

【人】 羽井 有徒

── お祭り ──

[むって納得いかない顔をするけど、真由美が楽しそうに笑うからつられて笑ってしまう。
きっと自分も同じように楽しそうな顔で笑ってる。

で、あーんとか言われた時は表情が凍りついた。
─── 何、その小っ恥ずかしいイベント。

だからって楽しそうな真由美の笑顔に逆らう術はなくて、ちょっとだけ周囲を気にしたものの、結局はパクっと一口で。]


  ………あっつっっ


[─── うん、焼きたてのたこ焼きは表面をふーふーしても熱いさ、そりゃそうだ。
でも、そんなやり取りも楽しい。]
(367) 2020/08/03(Mon) 18:48:47

【人】 羽井 有徒

[手を繋いだまま、ぼーんぼよーんとヨーヨーを弾ませる様子を、目を細めて眺めている。
だけど、それは眩しそうでも遠くを見ているわけでもなくて。

胸に染み入る気持ち。
本当にこの人が好きだって思う。

きゅっと手を握り締める。]


  花火、どこから見る?


[人は多いけど一番近いのは河川敷。
伝に聞いた穴場は少し離れるけど神社のある高台。
それから、ホテルの部屋から見る花火もいいらしい。
他にも真由美の知ってるところがあればそこでもいい。

─── どこから見たってきっと綺麗だ。]*
(368) 2020/08/03(Mon) 18:49:09

【人】 羽井 有徒

[─── ごめんね、ありがとう。
聞こえた声。
小さな我がまま、小さな悪戯、そんなの何でもないって、無理してるわけじゃないって言いたくて。
ちょっと待っててって、一人にするのは少し心配だったけど。

3分で戻ってきたその手には焼き鳥の串。
両手に3本ずつ指に挟んで。]


  さあ、
  あーんしようか、真由美。


[って、満面の笑みでジリジリと迫った。]
(371) 2020/08/03(Mon) 19:25:03

【人】 羽井 有徒

[そんな子供みたいな馬鹿騒ぎも落ち着いて、真由美から聞き返されれば、ちょっと頭を傾げる。

近くで見る大花火の迫力もいいけど、人混みは余り得意じゃない。
ホテルの部屋で真由美と二人きりっていうのもいいけど、やっぱり。]


  ………高台かな。
  人も少なめで結構静からしい。


[きっとそこがいい。
でも、そう言ってしまえば真由美はきっと同じ場所がいいと言いそうだったから、先に聞いたのだったけど。]*
(372) 2020/08/03(Mon) 19:25:27

【人】 羽井 有徒

── 神社 ──

[ベンチに二人で座って手を握り合って寄り添う。
本当に怪我をしていることを忘れるぐらい痛みはなくて、全然平気って伝える。]


  そうだな。
  

[人の少ない神社の境内。
見渡す向こうには如月川があって、きっと正面に花火が上がる。]


  でも、……少し待って欲しいかな。


[そんな我がままを言って唇を重ねた。
まるで二人きりだと思えば、我慢する理由なんて無くなっていたから。]*
(382) 2020/08/03(Mon) 20:35:31

【人】 羽井 有徒

[唇の柔らかな感触。
浅く触れ合わせ、強く吸って、真由美の甘い吐息に唇を離せば視線が絡み合って、また唇を重ね合わせる。

頬に触れた手を掴んでその指にも口付ける。]


  ん………


[濡れた唇。
見つめるその瞳まで濡れてきて。
握っていた手を離して腰に手を回し、もっと真弓に触れたいと、その瞬間。

花の咲く音が届いた。]
(392) 2020/08/03(Mon) 21:29:43

【人】 羽井 有徒

 
 
  ………ハハ。


[拍子を外されたのが何だか可笑しくて笑いが溢れた。
顔を離して夜空に打ち上がる大輪に目を向ける。
そのかわり腕を回した腰を抱き寄せた。]


  綺麗だな、……本当に。


[高く昇り、大きく咲く花々。
今この瞬間を迎えられたことがとても嬉しい。
穏やかな笑みを浮かべて、次々に打ち上がる花火を見つめた。]*
(393) 2020/08/03(Mon) 21:31:27

【人】 羽井 有徒

[打ち上がる大輪に目を奪われる。
花火なんて何度も見たことがあるのに、まるで初めて見たかのように、一つ一つが胸に響く。]


  あぁ……本当に……


[寄せ合う体に安らぎにも似た心地よさ。
耳へ届いた言葉>>-742に腰を抱いている少し力を入れて、肩に乗せられた頭にこちらも頭を寄せる。]
(400) 2020/08/03(Mon) 21:52:55

【人】 羽井 有徒



  ………………


[煌びやかに夜空を飾る花火が、まるで真由美の笑顔の様だって言ったら、さすがに気障だろうか。
そんなことを思って静かに夜空を眺め続けた。]*
(407) 2020/08/03(Mon) 21:54:59

【人】 羽井 有徒

[カラン、コロンと下駄の音だけが響く。
静かな夜。
炸裂音も大輪の光も無くなった空には、ポッカリとお月様が浮かんでいた。]


  今日も楽しかったな。


[石段を降りる。
ゆっくりと、真由美のペースに合わせて。]


  明日は何しようか。


[明日はこの如月町に滞在する最後の日。
明後日になればこの街を離れ日常に戻る。]
(437) 2020/08/03(Mon) 22:43:14

【人】 羽井 有徒


  アムシェル・モーゼスまで。


[石段を下り終えるとタクシーを停めてホテルまで向かうよう告げた。
その間もずっと手は離さずに。

「帰りたくないな。」
─── 帰したくないさ。]*
(440) 2020/08/03(Mon) 22:43:35

【人】 羽井 有徒

[本当にジェシーのことが好きなんだなって笑う。]


  入会の手続きには行きたいな。


[その時はまだ乗ることはできないけど、馬に乗る真由美を眺めてるのもいいかもしれない。]


  俺もそう。
  気に入ったらそればっかり。


[変なところが似てるってまた笑う。

ビリヤードをするのもいい。
真由美にいいところを見せられるなんて。
映画を見に行ったり、美味しいレストランに行ったり、真由美としたいこと、行きたいところはまだまだ沢山ある。]
(456) 2020/08/03(Mon) 23:33:30

【人】 羽井 有徒

[タクシーの中でも話は尽きない。]


  酒は強い方だな。
  
  でも、これ結構意外って言われるけど。
  ワイン実は全然わからないんだよ。


[凝ってそうとか、一人で美味しいワインの店に通ってそうとか、ワインセラー持ってそうとまで言われるけど、ワインへの造詣は全然だった。]


  ワイン、好きなのか?


[そういえば、このホテルにもワイナリーがあったなんて、今更気にする程度にはワインとは縁遠かった。]
(457) 2020/08/03(Mon) 23:34:02

【人】 羽井 有徒

[ホテルに着いいて、タクシーを降りて中へ。
まだそれほど遅くはない時間、ロビーには人がちらほらと見える。

昨日と同じようにエレベータで真由美を部屋へと送る。さすがにホテルの中では手を繋いではいなかったが、密室に二人きりになると、浴衣姿の真由美の肩を抱く。それもほんの僅かな時間。

エレベータを降りるとすぐに真由美の部屋の前に到着してしまう。
あとは「おやすみ」を交わして、楽しかった今日という一日はそれで終わり。]
(458) 2020/08/03(Mon) 23:37:03

【人】 羽井 有徒

── 901号室の前 ──

[─── でも今日は。

真由美の部屋、扉を前にして、真由美の身体を抱き寄せると強引に唇を奪った。
真由美が抵抗しても構わない。
唇を重ね、擦り合わせ、下唇を食んで上唇を吸って。
舌伸ばして唇の合間をなぞった。]


  ……真由美……


[呼吸の間に、その名を呼んでまた唇を合わせる。
誰が通るかもわからない廊下で、激しい口付けを交わす。]*
(459) 2020/08/03(Mon) 23:39:25

【人】 羽井 有徒

[朝起きてどちらともなく目覚めの口付け。
あまりの照れ臭さと、それと胸が満たされる想いに朝から笑い合う。

一度部屋に自分の部屋に戻って着替えてから休暇の最後の一日を真由美と過ごした。
ハナの話になれば、もう嫉妬なんてしなかったけど。

─── あのときは真由美が取られるとかそう言うのではなくて、自分以外の二人が幸せそうにしているのが妬ましかった。勿論それが真由美だったからって言うのはあったけれど。

でも、やっぱり少しの対抗心から、お昼にもっと豪華なランチを振る舞おうとすれば、まつ真由美は可笑しそうに笑っただろう。
そして、その笑顔を見てやっぱり自分も笑顔になった。]
(560) 2020/08/05(Wed) 19:52:01

【人】 羽井 有徒

[再び訪れた蛍の沢。
星のように綺麗な光の中で口付けを交わす。
今度は逃げないんだなって笑って。
もう一度。

その夜。
昨夜と同じように、二人肌を触れ合わせて眠る。
呼吸も、体温も、鼓動も重ねて。

真夜中にふと目を覚ました。
外は暗く、時計を見れば2時25分。
まだ別れには遠く、眠る真由美を起こさないように、そっと抱き寄せて、もう一度、夢の中。]
(562) 2020/08/05(Wed) 19:55:13

【人】 羽井 有徒

[もう一日、もう一夜、共に居たいと思った。
でも、それはきっと際限ななぬて、明日になってもまたあと一日と願うもの。

  「またな」

夏の夕べ、西陽の差すホテルのロビー。
別れを惜しむように真由美をそっと抱きしめて、それからタクシーへと乗り込んだ。

─── また会えるって、約束して。]
(563) 2020/08/05(Wed) 19:55:45

【人】 羽井 有徒

[そうして二人の時間を重ねていこう。
色んなところへ二人で行って、たくさんの思い出を二人で作って。

いつか伝えたい言葉がある。
それが特別ではなくて、当たり前ように心に住み着いたなら、そのときはちゃんと伝えよう。


    
『愛してる』



それは、きっと遠くない未来の話。]**
(564) 2020/08/05(Wed) 20:04:36

【人】 羽井 有徒

[何気ない日、何気ない瞬間。
その言葉を口にしたとき、見たことのないような顔がそこにあった。]


  ………泣いてもいい。
  ここには俺しかいないから。


[そう微笑んで。
─── 俺にも見られたくない?
そっと、真由美を腕の中に収めて優しく抱きしめた。]
(573) 2020/08/05(Wed) 21:04:38

【人】 羽井 有徒

[会えたら勝ちってなんだ?って思う。]


  いや、要らない。
  あいつなら、何とか辿りつくだろ。


[それが勝負って言うのなら、本気で勝ちに来るのならこちらは全力で逃げ続けてやろうか。]


  ちょっと、な。


[男同士の秘密だよってはぐらかす。
もし、本当に再会することがあるのなら、三人人で食事にでも行こうか。その時には真由美のことを恋人って紹介しつつ。
ただその機会は瑛を含めて4人になっているなんてこと、この時はまだ知らない話。]*
(589) 2020/08/05(Wed) 22:39:23