人狼物語 三日月国


23 【完全身内】Días preciosos【R18RP村】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
とある書物が無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

楽観
人狼なんているわけないじゃん。みんな大げさだなあ。
誰かが死んでしまったのも部外者の仕業だよ。人狼なんているわけない。

だから処刑だなんて、そんな物騒なことはやめようよ。

現在の生存者は、ミゲル、クラレンス、ルゴール、ロゼ、コルド、ラトゥール、リュシルド、シルビアの8名

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 妹に諸々と注意されたり
   少しの葡萄酒で酔ってうとうとしたり
   プチフールを食べたり

   大事なのは日常だ
   お客さんにもてなしは当然するけれど
   飾らないいつもの様子を見せてこそ
   相手が安心するというもの

   そういうところも妹は上手だ
   日頃から酒場でお客さんと話をしているから
   話術というのに長けている

   牛乳を飲んだからか
   それとも会話や雰囲気と他の要因なのか
   警戒を解いた彼と会話を交わして ]
 
(0) 2020/03/01(Sun) 0:57:36

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ そして、朝
   出された朝食を新入りと妹と食べて
   様子を見てね>>1:18との頼み事には
   はーい、とのんびりした声で答えて
   買い物に出た妹を見送った

   彼にとって初めての事ばかりの場所
   警戒は溶けても緊張はしているかもしれない
   地下への案内やら同胞の紹介もしたい
   彼と普通に話をしたりもしたいし
   新しくやりたいことを一緒に探すのもいい

   ひとつひとつ始めよう
   まずは…何をしようかな?
   のんびりと朝を過ごしているうちに

   戸を叩く音だ>>1:19
   妹が相手をしてくれているようだけど
   どうやら手こずっているのは、見えた ]
 
(1) 2020/03/01(Sun) 0:57:54

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 厄介な相手の対応は妹は慣れている

   だからこそ、妹がすぐ追い返せないような
   しつこいお相手というのは
   強引に自分の要求を通そうとする悪人か
   それとも、今ならば……そう。教会の追手だとか

   チラ、と黒髪赤目の半吸血鬼を見る
   念の為隠れておいて、と一言かけて

   ドアの方へ、向かっていった ]
 
(2) 2020/03/01(Sun) 0:58:45

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ そして現れたのは
   小柄なハンター見習いの姿で ]


   相棒?教会の人だよね?

   うーん。それらしい人は来てないけど
   ねぇ、それってどんな人なのかな?


 [ すっとぼけている訳じゃあない

   大抵の場合、ハンター見習いは
   先輩ハンターと普通組んでいたはずだ
  
昔と制度が変わってなければ、だが


   そして、正式なるハンターは
   ここには居ない。来ていない。間違いなく

   そしてもしも、この子が
   あの半吸血鬼の子の相棒だった可能性を考えても

   一旦隠す為にこう述べるしか、ないのだ ]*
 
(3) 2020/03/01(Sun) 0:59:17

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[さて、これはどう対処すべきか
少し頭を悩ませていたのでした。

だってこの子恐らく見習いよねってなると
うーん、取りあえずは営業時間外ですって追い出す?
……うぅん、何処となく胡散臭いけど

必死そうでもある気がするし…]


  あ、お兄ちゃん
  お話するなら、ここのテーブル席使って


[ぱっと華やいだ笑顔を見せたのは
後ろからの助け船が嬉しかったからです

さりげなく昨日来た子が死角になるところに誘導して
あとはお任せして大丈夫そうかな?
私は一旦離れてお掃除再開しましょう

たまにクラレンスのほうを不自然ないよーに見たりして]*
(4) 2020/03/01(Sun) 12:56:21

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  酒場で真っ先に対応してきた女が
 「お兄ちゃん」と呼ぶ相手が滑り込むように入り込む。

  妹のほうは一旦置いて
  この兄のほうは何処となく、そう何処となく
  只者ではない気配は、培った鍛錬の成せる業か。

  敵意はない。
  純粋に尋ねているような素振りにやや警戒を下げる  ]
 

  俺は教会のハンター…見習いのミゲル
  どんな人ってこう……


[  探られているような気はしたが
  端末が震えてポケットを触る  ]


  背が高くて、黒髪で、目は赤で
  愛想も何もない仏頂面で ……

 
(5) 2020/03/01(Sun) 13:13:11

【人】 ハンター見習い ミゲル


  ……とにかく!そういう、人!

  は……話したいことあるって言ったのに
  どっか行ったから……

[  半吸血鬼の男の監視
  逃亡されれば自分は死ぬまで実験体か
  知らぬうちに葬られると脅されている

  忘却措置をされて外に放り出される者もいたが
  どの末路も悲惨なものだ

  教会の洗礼を消されたものに居場所はない

  保守的に入っているのだって否めない

  それも勿論あるけれど
  ────…あるけれど ]*
(6) 2020/03/01(Sun) 13:13:19

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 彼の言う探し人の特徴は
   隠した半吸血鬼の特徴と同じもの

   話したいことがある、が
   本当かどうかまでは読み取れない

   世の中にはハンターがストレス発散に
   相方の半吸血鬼を虐めたり虐待する例もある
   身体が強くて傷の治りが人より早いのもあって
   問題が表面化し辛いのと
   教会内での半吸血鬼の立場から
   放置されることが多い話、だった

   それを理由に逃げた半吸血鬼を保護した事もある

   存在が貴重な半吸血鬼
   それを逃したら教会がどんな対応をするか
   大体の事は知ってしまっているから ]
 
(7) 2020/03/01(Sun) 14:56:14

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ もしも互いに話し合いができるのなら
   話し合う気が、あるのならば
   その方がいいだろう

   妹に合図を出す
   彼のさせたい様にしてあげて、と
   もしも地下に行きたがったらその様に
   話がしたいと出てくるのならそうしよう ]


   ねぇ、時間はあるかい?

   もし良ければ私も手伝うからさ
   もう少しその子の話聞かせてよ

   君も一度落ち着いた方が良さそうだし、ね


 [ 飲み物も出すよ。と何がいいか聞く

   この話にもしも乗ってくれるのなら
   妹が指示したテーブルにご案内
   言われた飲み物を出して、話をする様に促すのだ ]*
 
(8) 2020/03/01(Sun) 14:56:37

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  半吸血鬼に逃げられたハンターの末路は悲惨だ
  処罰は重く世間的にも抹消される

  保身の心が無いわけでは無い
  でも突然どうしてだろうか?

  募る焦燥感が滲み出る ]


 ( あまり…時間はないけど )


[  吸血衝動を、あんなに嫌がっていたのに
  そろそろ薬が切れる頃では…?

  こんなことなら予備分も渡していたほうが良かった?
  ……いや
  そんなことしたら逃げられるに決まってる。

  態度が悪かったのは自分のほう
  数ヶ月もいたのに関心すら寄せられないのだって

  嫌々囲われながらも
  人間を見下しているからだと思い込んでいた ]
(9) 2020/03/01(Sun) 15:50:34

【人】 ハンター見習い ミゲル


  アイツの話ったって……
  何話したらいいのか…わかんないし

  数ヶ月も一緒にいたけど
  ……あっちは無関心だったし

  俺は…どう接すればいいか
  ……わかんないとこあったし


 [ 飲み物はいいと首を横に振って
   促されたテーブルに座って項垂れる

   話?──自分の相棒のことなのに
   碌に何も知らない

   勝手にいなくなったんだ
   探して欲しくないのだろう、わかってる

  
 俺がどんな処罰を受けてもいいと思ったんだ



  それでも
  ……それでも話しがしたかった


  何を話したらいいかなんてわからないくせに
  どこかで…自暴自棄になってやしないかって ]
(10) 2020/03/01(Sun) 15:50:44

【人】 ハンター見習い ミゲル



  ……薬が…
  その、アイツ持病もってて

  俺が薬管理してて、だから
  ……見つけないと、


[  あんなにも嫌がっていたのだ
  吸血衝動が暴走するのは嫌な筈だ

  もう治りきった首に無意識に触れる
  ガリッガリッと新しく疵がつくほどに

  付いてしまえばいいのに、と左の首筋に爪を立てる ]*
(11) 2020/03/01(Sun) 15:51:16

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[ちらりと合図を貰ったので>>8
片目でウィンクをして了解!と返した

カウンターの向こう側を片付けている振りをしながら
まだ隠れている長身の彼にそっと囁く

怯えたりとかしてない?
探されて怖がってない?

兄が保護してきた人達がどんな扱いを受けてきたか
……知っている身としては、じっと様子を見るもので]


  ……ねえ、あの、あなたの相棒さん?
  あなたと話しがしたいって言ってるみたいだけど

  嫌だったら無理しないで
  私とお兄ちゃんが何とかするから


[ひそひそ、見習いの人には聞こえないようにして
彼にそう提案するのでした。

嫌なら身を隠すために地下室に案内するよと
潜めたままの声で、お兄ちゃんと見習いのひとをそっと盗み見る

…どうする?って]*
(12) 2020/03/01(Sun) 15:51:22

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 平均より長身の肉体
   しゃがんで隠れている窮屈さは感じた

   掃除をしている邪魔をしない様に
   時折、音を立てぬよう身体を動かしつつ
   向こうの話し声をじっと聴き続ける ]


   ………話すことがあるって言われて
   その直後にここに来たのは、本当
  

 [ 怯えや恐怖がゼロかと言われれば
   はい、とは言えなかった

   身体に傷は付けられてなくとも
   向けられた敵視と荒声は覚えている

   女主人の囁きにはこくりと頷く
   地下室の事もいざとなったら言う、と ]
 
(13) 2020/03/01(Sun) 17:56:44

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 見つからねば罰を受けるから探しに来た
   絶対にそうだと思っていたけれど
   保身よりも先に並ぶ私の話

   必死さは見て取れた
   それは一体何の為?誰の為?

   もしも、少しでも
   いなくなった自分を気にかけてくれているのなら
  
そう願いたいだけかもしれなくとも


   かたん
   酒場の中で踏み出した音が鳴る ]


   ………話を、聞いてやる


 [ 結ばれてない約束を、もう一度 ]*
 
(14) 2020/03/01(Sun) 17:58:44

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 彼もそう言っていた
   相手の事はよく分からない
   自分の事を嫌っている様だから
   なるべく避けるようにしていた、だとか

   自分から他人に対して
   関心をあまり持つような性格でもなさそうだった
   それもこの関係を後押ししてしまったのだろう

   互いに何も言えないまま
   ゆっくりと小さなズレは大きくなっていったのだろうか


   だけど何を言われようと
   どうするのかを決めるのは私ではない
   その相方である、彼ひとり ]
 
(15) 2020/03/01(Sun) 17:59:36

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ そして、音がした>>14
   それから、カウンター下から出てくる姿が見える

   立ち上がって選手交代
   椅子を空けて彼に座るように促した ]


   そう、なるほど?
   あとはお2人でどうぞ

   それ、と
   ここに彼を連れてきたのは私だから
   その事は怒らないであげてね


 [ 1人で無感動な顔で歩いているのが
   気になって話したかったからさ、と続ける
   共存派の話は当然、口にはしない。今は

   居座ったのは彼の意志でも
   連れてきた事は事実ではあったから
   話し合いの空気をなるだけ悪くせぬようそう告げて

   妹の掃除の手伝いでもしながら
   話し合いの様子を伺うことにした ]*
  
(16) 2020/03/01(Sun) 18:01:10

【人】 研究者 コルド


 [ 呪いを消失させる為には霊薬が必要だ
   他の方法もあるが、それは現実性に欠けている

   数少ない上位の吸血鬼
   それも性根腐り果てた奴しか使わぬ呪いの対抗薬

   残念な事にそれは
   常備されているものではなかった

   故に今から急いで
   調合しなければならない、という現状

   他のハンター達にも指示は出した
   当該吸血鬼に出会ったら
   追い払っても良いがまだ殺さぬ様に、と
   上位吸血鬼で力がある話も添えたので
   弱い者は自己判断で逃げるだろう

   ………さて、と
   彼らは言った通りに
   街から逃げてくれているだろうか
   そうである事を願いつつ、だ ]
 
(17) 2020/03/01(Sun) 18:28:57

【人】 研究者 コルド


 [ 霊薬の作成の為には
   とても貴重な酒が必要になる

   研究区画には置いていない
   普通の店に行っても置いていないだろう一品

   顔馴染みの居る酒場
   あそこならばあるだろうか?

   今が営業時間ではない事を確認して
   足早に向かい裏口の戸を2回、叩いた ]*
 
(18) 2020/03/01(Sun) 18:30:23

【置】 ハンター見習い ミゲル




 
  夜に置き去りにされたまま、

 
     時折空を見上げていた。 
(L0) 2020/03/01(Sun) 20:01:48
公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00

【置】 ハンター見習い ミゲル


 知識を持った羊の群れに
 悪辣な狼が混ざればどうなると思う?



『 明日の夜に村の中でひとり差し出せば
  他は見逃してやる 』


  散々村を荒らした吸血鬼の聲がした
  勇敢にも立ち向かった農夫のおじさんは
  今はグールの列に加わっている有様だ。


  只人の力では吸血鬼には敵わず
  教会への要請は未だに返答はなく


  ……そう、あのとき
  僕に真っ先に視線を向けたのは
 

         
   親代わりの神父だった
(L1) 2020/03/01(Sun) 20:01:51
公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00

【置】 ハンター見習い ミゲル


スケープゴート

 生贄の羊は、最初から決まっていたのだ。
────死にたく、なかった けれど


「こういう時のためにお前を育ててやっていたんだ!」



  抵抗すれば腹を殴られた。
  明日の夜まで…部屋に閉じこめられた。

  痛い。殴られた部分ではないところが痛い。


  きみがいなくなってから
  世界はずいぶんと冷たくて 冷たくて


  閉じこめられた部屋の中
  外から聞こえる悲哀は亡くなった農夫への追悼

  安堵の声が入り混じる

「これで教会の方々が来るまで安心だ」



      
 
  こんなにも 寂しい

(L2) 2020/03/01(Sun) 20:01:55
公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00

【置】 ハンター見習い ミゲル


  ……あの子に会いたい
  同じように悪いモノに
  やられたら、……ねえ
 
     
  あの子に会えるかな






  床に落ちた涙がどんな意味だったのか
  僕自身にもいまだにわからない
(L3) 2020/03/01(Sun) 20:01:59
公開: 2020/03/01(Sun) 20:10:00

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  カウンターの先でかすかな音がしても
  死角になっていた上に女性が掃除をしていたから

  かすかな物音では振り向きもしなかった。

  昼の喧噪は外の中
  そのささやきはやけに鮮明に耳に届いた>>14 ]


   ク…ラレンスッ!?


[  驚きに目を瞠る
  立ち上がりかけて
  先に動いたのは対面に座っていた男だった>>16

  ここに連れてきたのは自分だと男は言う
  無感動で歩いて気になったから
  ……所謂お人好しの類いなのだろう。

  女性の手伝いに行っているのを目視して
  まだ相棒の半吸血鬼が
  座っていないようなら無言で促した ]
(19) 2020/03/01(Sun) 20:02:09

【人】 ハンター見習い ミゲル

   ……取りあえず、これ

[  持っているだけ渡すか悩んで薬を一つ渡した
  見たところ発作は起きてはいないようだが
  目を伏せてテーブルの木目を見つめる  ]


 無事そうで……、良かった
 

[ 呟いてまた沈黙が流れる
  話がしたいと言ったけれど
  何を、どんな風に話せばいいかわからない ]

  ……僕の、態度が今まで
  悪かったのは……謝る…

  すぐに治せって言われても治らないけど
  なんで、帰って来なかったのかぐらいは

  聞いても、いいよな?

[  戦わなくていいと言った矢先だ
  あれが自分が出来る最大限の配慮だ

  尋ねたいことは幾つも並んでいて
  どれを取り出せばいいかわからない

  焦燥と不安の正体もわからない
  心の声には今は耳を傾けない   *]
(20) 2020/03/01(Sun) 20:02:11

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 酒場の兄妹の兄の方が立ちあがった
   数ヶ月間、何も築かなかった相棒の対面の席
   そこに座る事、即ちその通り向き合う事

   勇気が必要な事だった
   何故逃げたと叱られるだろう
   悪い事をしているのは自分だとわかっていても
   話す、と言って隠れるのをやめたとしても
   これまでの積み重ねもあって
   足がそのまま進むのをやめそうだったが
   お人好しの言葉>>16は背中を押してくれた

   近付く距離、呼ばれた名前>>19
   無言の促しの通りに席に着く ]
 
(21) 2020/03/01(Sun) 22:46:06

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 出された薬を見る
   もうすでに飲んでいるから不用だ
   態々過剰摂取をする事もないだろう ]


   ………何故、探しに来た?


 [ 誰かの手前の演技の様には見えなかった
   だからこそまた違和感が一つ増える

   無事で良かった、だなんて
   言われた記憶は今までにあっただろうか

   間に流れる沈黙は慣れきったもの
   今まで互いに会話しようともしていなかったのだから ]


   此処にいれば無理に戦わなくていいって
   そういう風に、言われたんだよ
   それで、そっちは?
   急に態度変わったのは何故?


 [ 聞いた話は隠そうとしたが
   薬を飲まない時点で不審がられるだろう
   組織的に何かある事は一旦伏せた

   そうして次はこちらの疑問をぶつけてやる ]*
(22) 2020/03/01(Sun) 22:46:58

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[>>13切っ掛けが何だったかさておきさておき
自ら立ち上がった長身の彼──クラレンスを見送る]

そうなんだね…
でも、話したくなくなったりしたらすぐ言ってね?

[そっと声をかけてお兄ちゃんと入れ替わっていた
あの若い教会のひとは…驚いているみたいだった

様子を見るだに乱暴はしそうにない?>>19>>20

掃除をする手を休めないままお兄ちゃんにそっと囁く]


  あの子…見習い…よね?


[付けている教会のバッジでわかる
見習いからも正式なハンターから逃げてくる人もみているもので

見習いの人と半吸血鬼は組むのだったか?
ちょっとした疑念を口にすると裏口が開く音がした>>18


裏口を利用するのは従業員やお兄ちゃんの知己のひとだ]
(23) 2020/03/01(Sun) 22:49:55

【人】 酒場の女主人 ロゼ


  はーい、あ、コルドさん
  配達は、まだ早いですよね


[定期的に吸血衝動剤を横流ししてくれる人

彼の目的は知らないけれど
おかげさまで一緒にお兄ちゃんとまた暮らせている。

────笑顔で迎えたのは、一方的な恩義]


  お兄ちゃんに用事かな?
  それとも必要なものがありますか?


[今のところは、これからもそうであってほしいけど
友好的な相手に笑顔で接する。]*
(24) 2020/03/01(Sun) 22:50:01

【人】 研究者 コルド


 [ 裏口の扉が開かれる
   出迎えたのはここの酒場の女主人

   ここの兄にはお世話になっている
   薬を横流しするのも、その礼のようなもの ]


   欲しい物がありまして
   お酒なんですけれど

   これ、此処にありますか?


 [ 霊薬作りに必要なものをメモした紙を広げ指差す

   此処に置いてあればそれで済むから楽だが
   無かった場合はどうしようと脳内で計算しつつ聞いた

   中に教会所属の者が居るとは微塵も知らない ]*
 
(25) 2020/03/01(Sun) 23:08:04

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  出された薬に手をつけない姿に
  やや眉宇を潜めたのは不快ではなく”違和感”

  続く声が違和感を奥に押し込んだ>>22


  当然の疑念をぶつけられて、惑う
  今迄はと言えば
  「怪我をするな」「俺が叱責や罰を受ける」

  そんな言い方ばかりだった
  そんな言い方しか出来なかった ]


  ………どっか、攫われたりして
  ひどいめに遭ってるかも…とか


  お前が勝手にいなくなるとは、
  考えてなかった

[  虫が良すぎる話だ
  散々な態度を取って置いて、何をって

  詰られる覚悟をすると膝に置いた拳が震えた
  沈黙が穏やかなさざ波となって落ち着かせる

  珍しく、そう珍しく
  先に口を開いたのは仮の相棒のほうで>>22]
(26) 2020/03/01(Sun) 23:35:33

【人】 ハンター見習い ミゲル


  ────────…………



[  それが何故だかひどく胸が痛んだ

ああ、もう。お前は居場所を決めたんだって  ]
(27) 2020/03/01(Sun) 23:35:54

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 
用済み。
必要が無い。

  今まで薬を提供していたから
  共にいただけの関係だ

  そう、と、声を絞り出すのが精一杯だ。

  ならせめてハンターに正式になるまで
  協力を、という願いすら出ない。

  戦うのが嫌だと、ずっと言っていたではないか。
  ────所詮、僕では補いきれないのだ。 ]



   ………上手く言えない…んだ。
   言えるだけのことは言う、から

   左腕に、付けてるの
   今度はちゃんと見せてくれない?


[  もうほとんど、”そう”だろうと確信がある。
  だがあの地方から外に出た人が送ったことだとて
  あり得るはしている。


  でも、それなら……どうしてだろう? ]
(28) 2020/03/01(Sun) 23:35:59

【人】 ハンター見習い ミゲル


  僕はおまえのこと知ろうとしなかった
  ……吸血鬼を、憎んでいないといけないからだ


   でも、どうしたって知りたい。
   捨てろ、なんて言わない。

   もう一度そのミサンガを見せて欲しい。
   ……それをどこで手にしたの、かも。


[  くしゃりと歪む
  どうして見習いであるのに宛がわれたのか?

  『彼は生まれついての半吸血鬼ではなく
    元々は、人間です』


  人間。元は人間であるのに吸血にも
  人間にも戻れなかった。

  それが示すものが、何かを知らずにはいられない *]
(29) 2020/03/01(Sun) 23:36:05

【人】 教皇 リュシルド

─教会本部・聖都の白亜の宮─

[白。一面の白の基調と薄青に囲まれた宮には
素養のあるものしか見えない数多の魔方陣が飛び交っている。

教皇が眠る寝台にも新旧の魔術方式が組み込まれている。
内外からの敵を阻害する。

いずれにしろ
今は聖都どころか宮からも出られない身体であろうに。

厳重を強いては外界から閉ざされる。

────許されるのは一つ
定期的に”教皇のお気に入りの研究員”と会うことだけ

眠りに就いている間にも安息はない
その身は魔術に蝕まれて続けているのだ]*
(30) 2020/03/01(Sun) 23:48:10

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[にこにこ!
悪い人かどうかは、悪い人ではないと思うの

だから笑顔でお出迎えして
あ、それなら在庫一個ありますよ!
って元気で返すのでした。]


  あ、でも、これ貴重なお酒なんですよねー
  うーーんとコルドさん支払えますか?

[裏口からワインセラーへと行き
奥の方に仕舞われていたお目当ての酒を手にする。]

 コルドさんだから特割しちゃいますけど
 タダでは譲れませんけど!


[此処より西方のほうで、製造方法が特殊らしい
表のメニューにも置けないほどの高額品!

どうします?と一応聞いて
必要だと言われたら渡しましょう!]*
(31) 2020/03/01(Sun) 23:52:07

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 勝手に居なくなることは
   こちらだって予定していなかった事

   形式的には攫われたのは事実
   そこから出ようとはしなかったが ]


   攫われたけど酷い目にはあってない
   むしろ良い人ばかりだよ

   此処に連れられてなければ
   宿に戻るつもりだったのは本当
  

 [ 薬さえあれば教会に居る意味などない
   無理に吸血をして戦わされて
   冷たい視線を投げられ続けて

   如何して此処にいたいと思えようか

  
彼の瞳は何も映さない
 ]
 
(32) 2020/03/02(Mon) 0:25:56

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 吸血を無意識に拒んでいる理由
   それすらも、分かってはいない

   元々人間であった事すら、忘却して
   唯一過去へ繋がる残っているのは
   左腕のミサンガのようなものだけ ]


   ………

   見たければ好きに見ればいい


 [ 左腕、袖を軽く捲る
   現れるのは前にも見せたであろうぼろぼろの革紐 ]
 
(33) 2020/03/02(Mon) 0:26:14

【人】 半吸血鬼 クラレンス



   憎んでるなら憎めばいい
   憎んでなければいけないのなら、尚更

   そうして私を知らなかろうが
   もう、どうだっていいだろ

   鬱陶しくて言う事聞かない奴だったと記憶して
   そうして私の事なぞ忘れてしまえ


 [ どうせ、ここで分かれる道だ
   憎悪を向けられるのも今更のこと

   憎まなければならない事情
   聞いてない。知らない。分からない

   最後の別れの様に、突き放す言葉
   話を聞くのも最後だろうからという面も、あった ]
 
(34) 2020/03/02(Mon) 0:28:59

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ す、と指先で革紐を弄る
   見ていれば知っているだろういつもの癖 ]


   どこで手にしたか?

   知らない
   気がついた時から持っていた
   目が覚めた時、から


 [ 前に見せた時にも言ったか
   あるからずっと持っていただけ、なのだ

   捨ててはいけない気がして、ずっと ]*
  
(35) 2020/03/02(Mon) 0:29:18

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  良い人ばかり。
  抑揚のない声ではあるが
  僅かな安心感を覚えているような錯誤を覚えた

  当然だろう、と、思う
  扱いの悪さには自覚はあった。

  それでもせめてあと一週間あったら
  少しは何か違っただろうか?

  埒もないことを考えてしまう   ]



   ………ありがと


[  ぼろぼろで今にも擦り切れそうな革紐
  そろり、と慎重に触れた。壊れないように。

  
  現れるのは前にも見せたであろうぼろぼろの革紐
  くすんだ胴の飾りに触れる

  掘られた文字に指先で壊れ物のように触れる
 
 DearMyFriend…■■■■■


  もうどんな風に編み込んだかも憶えていない。
  幼子なりの精一杯の編み方がどんなものであったか ]
(36) 2020/03/02(Mon) 3:01:30

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  淡々とした物言いは以前と変わらない
  これが数ヶ月の集大成>>34

  痛む胸を抑えた。
  ズキリ、ズキリ、と痛んで痛んで
  声が、出ない。

  どうだって良くないよ
  鬱陶しいだなんて思ったことはない

  どうして自分を保てばいいかわからなかっただけ

  すべては言い訳だ。声が出ない。   ]


  
 ………忘れろ、なんて言わないでよ



[  ここで突き放されるとしても
  忘れろ、だなんて言葉を

   おまえから
  
 きみから


      ────聞きたく、なかった。
  ]
(37) 2020/03/02(Mon) 3:01:37

【人】 ハンター見習い ミゲル

[    薄れてしまった憎悪で
    一体どこへ行けばいいのだろうか?


    悲哀だけを抱えて
    教会に処分されるのがお似合いだろうか?


   どうせ 誰も悲しまないなら…… 
 ]


[  浮かぶ思い出の中の幼馴染みが
  笑っている。

  神父さんが忙しくて
  頭を撫でて欲しかったけれど
  ……言い出せない僕を代わりに撫でてくれた

  小さな手を、思い出した    ]
(38) 2020/03/02(Mon) 3:01:43

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ ────…過去の幻視をした
  記憶の中のあの子はいつもおだやかでやさしくて

  やさしい記憶が…それだけしかなかった。
  知らない内に眦から涙がこぼれた


  こんな、こんなことがあるだろうか?
  生きていたと言えるだろうか?

  それでも。ああ、それでもだ。

  ぼろぼろになったお守りは
  少しでも……きみを守ってっくれただろうか? ]
(39) 2020/03/02(Mon) 3:01:58

【人】 ハンター見習い ミゲル



 ああ──────…やっぱり僕は無知でうかつで、あったのだ。
(40) 2020/03/02(Mon) 3:02:02

【人】 研究者 コルド


 [ 指定の酒があると聞いて>>31
   良かったと胸を撫で下ろした
   別のところに行くのは面倒だったので助かった

   貴重なお酒である事も承知の上
   値段が高いのも知っていたが念押しされると実感する ]


   自分用ではなくてね
   仕事で必要なのですよ

   なので経費で落とします


 [ 特別割引も要らないと一言
   節約しろ?そんなことは知りませんね

   持っていたお金で支払いつつ ]
 
(41) 2020/03/02(Mon) 3:09:14

【人】 研究者 コルド



   折角来たので
   ロゼさんのお兄さんの方にも挨拶しますね


 [ 酒を受け取ってから大事にしまい

   今は閉店時間のはずだし入っても問題無いだろう
   挨拶をする、というのはさておき
   呪いと吸血鬼の話をラトゥールとしたかった

   “お客”が居ることなど知らず、奥へ進む
   もしも女主人が制止しようと声をかけても
   勢いのままの動き、気付くのが遅れたのだ ]
 
(42) 2020/03/02(Mon) 3:10:57

【人】 研究者 コルド


 [ 普段から自分は
   彼の事を本当の名前で呼んでいた

   彼の家族である妹以外の他の人が居る間、以外は ]


   ヘルシャさん

   少し相談したい事が……あっ、


 [ 思ってもない人達が、そこにいた ]*
 
(43) 2020/03/02(Mon) 3:11:36

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 黒の半吸血鬼と入れ替わり
   遠目から一目確認したところでは
   本当に話をしているだけの様だ

   乱暴も、怒鳴りも無ければ
   ひとまずは安心できる
   状態が変われば間に割り入れる距離を保ちつつ
   テーブルを拭くなどの軽い掃除をして

   妹との距離が近くなった時
   疑問を含む囁き声>>23が耳に届いた ]


   見習い、だね?

   見習い同士で組むって聞いた事ないけど


 [ とはいえ、それを疑問視しても
   答えを知る手段はないし
   今必要な事に対しては意味もない
   その謎は、後回しにするとして…

   そんな所で裏口の開く音
   そちらへ妹が向かっていく
   裏口から来るのは知り合いだ
   来客の相手は妹に任せて自分は2人への様子見を続けた ]
 
(44) 2020/03/02(Mon) 3:15:32

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 程々遠くから見ているのだ
   客なき空間では少しの話し声も良く届くとしても
   話の内容はあまり聞かないようには気をつけた

   2人だけの話、聞かれたくないこともあるだろう

   取っ組み合いの喧嘩などにはなってないか
   その程度の小さな注意を払うだけでいい

   話し合いがうまくいくか。落ち着くか
   本人達次第だろうが、良き方向に向かう事を願う ]
 
(45) 2020/03/02(Mon) 3:21:50

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 軽い掃除と様子見の平行作業
   その空気を壊す様に、裏口からの来客

   昔からの知人で協力者である者の呼び声
   ただし…それはもう名乗っておらぬ名の方

   前の身分を隠す必要があった
   世間的には、その名は既に死んだものだから ]


   あー…

   そ、そろそろ普段から
   ラトゥールって呼んでくれ?


 [ そろそろ世間的な噂話は風化しきった頃だろうが
   教会で現在その名がどう扱われているかは知らない

   2人が気づかなければいいけど、とは
   あまりに淡すぎる願いだろうか! ]*
 
(46) 2020/03/02(Mon) 3:24:04

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ もしも過去の記憶があったなら…

   こんなに何もかもに無関心で
   友であった仮の相棒にひとつも近寄らないなぞ
   そんな事にはなっていなかっただろう

   幸せだった記憶に封をされ
   扱いの悪い教会暮らしを強いられ

   縋る物もなにもない
   諦観の心ばかりの歪んだ生き物は
   囲う環境が作り出してしまったのだ


   穏やかで優しいと君に言われた僕は、眠り続ける ]

 
(47) 2020/03/02(Mon) 9:37:24

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 忘れろという言葉が
   如何程相手を傷付けてしまうかも

   今までそんな姿を見た事がなかった
   目の前の男が涙を流す理由も


   “半吸血鬼のクラレンス”には
   何一つ理解する事が出来やしないのだ ]
 
(48) 2020/03/02(Mon) 9:37:46

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 空気が一変したのは、そう
   噂の、先生とやらの声が酒場に響いたこと>>43

   何故閉まっている酒場内に居るのかはともかく
   今なら何も問題ないだろう
   ちゃんと相棒たるアイツも目の前に居る

   逃亡して話し合い中ですとは分からぬだろうし
   なんならここが教会敵対勢力の本拠地だとも
   バレなければいいのだ。バレなければ

  
なお研究員が内通者とはまだ知らない!
 ]


   ………?

   え、おい、そ、それって
   本当か…?


 [ 研究員が呼んだ名
   私はその名前を、知っている

   教会所属の半吸血鬼の間で伝説のように
   こっそり伝え聞かれたその言葉 ]
 
(49) 2020/03/02(Mon) 9:42:02

【人】 半吸血鬼 クラレンス




   あ、あの
   昨日はすみませんでしたー……


 [ かなり気にかけてくれた事を思い出す
   かなり衝撃の事実に事態を飲み込めていないが

   これは今できる精一杯の謝罪!

   なるほどそれで威圧感?
   やばいめちゃくちゃすごい人だ!にげろ!(逃げない) ]*
 
(50) 2020/03/02(Mon) 9:44:10

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  重苦しいような空気の中で
  耳慣れた声が先ほどの男を呼んだ
 
 ヤバい!先生だ!
逃げろ!

  いやいや報告はちゃんとしていたし

  これは逃げなくていいから誤魔化そう!
  咄嗟に慌てて逃げだそうとした。

  ついでに無駄に庇おうとしたので
  何ともまあ、人の心はどうにもならないね!

  どこかで聞いたことあるような名だった気がするが
  相棒…仮の相棒を様子を見て眉を潜めた>>49>>50 ]

  ごめんどんな偉い人?
  いや、それより
先生なんでこんなとこに!?


  研究室から出たがらない先生が!?なんで!?

  報告ちゃんとしてたし!
  何も不備なかったよね、ね?

  あれ、でも用あるのそっちの人かな!だよね!

[  ハンターの教育は別の人がしていたが
  何とも不安定なためにそれはもう保護され当時
  お世話になった数々と報告の駄目出し諸々!

  ミゲルにとって教会で頭が上がらない人物筆頭候補である!
  なおシルビアと二大巨塔で今のところ収まっている! *]
(51) 2020/03/02(Mon) 10:50:54

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 慌てて逃げ出そうとする相棒を止めた>>51
   どう考えても無駄に逃げようとする方が怪しいぞ!

   互いの動きが既に挙動不審の極みだが! ]


   それは後で教えてやるから!

   ところで先生は、どうしてここに?
   お前なんかしてねえよな?


 [ ハンター側で何を教えられているかは知らない
   反応を見るに知らないのかもしれない

   そこは一旦さておきつつ
   上司たちへの報告を何故今心配した
   さてはコイツ、雑な報告とかしていたな?!

   どうでもいいところで無駄に素性を知れた! ]*
 
(52) 2020/03/02(Mon) 11:28:27

【人】 研究者 コルド


 [ おかしい
   僕はそこそこ前に彼に連絡を入れたはずだ
   この街から出るように、と
   だから居る事を予想していなかった!

   一瞬逃げ出そうとしたような
   不思議な動きをしていた気がしたが
   何か疚しい事でもあったのだろうか
  
共存派関係ならまあいい、が
 ]


   作らなければならない薬がありましてね
   その為には貴重なお酒が必要だったので
   分けてもらっていたところです

   ところでミゲルさん
   連絡を見ましたか?
   なんでまだここに居るのですか?


 [ ふー、と溜息ひとつしてから話を続ける ]
 
(53) 2020/03/02(Mon) 11:30:46

【人】 研究者 コルド



   まあ良いでしょう
   ミゲルさん、少し話があります


 [ かけられた呪いの解き方
   それからあの吸血鬼が近づいている事

   どこかでそれは話さなければならない

   ああ、それともう一つ大事な大事な事 ]


   相棒とは順調にやっていますか?


 [ ラトゥールに合図を送った
   話が終わるまでここから離して欲しいと

   彼の話は、彼の前では出来ない事もある
   思い出させては、ならないから ]*
 
(54) 2020/03/02(Mon) 11:31:15

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[勿論!表向きは繁盛している酒場なので
種々様々のお酒は取り扱ってます!

怪しまれたらお兄ちゃんにも累が及ぶものね]


  コルドさんも大変ですね
  わっ、臨時収入

  これでみんなで焼き肉パーティーしようかな


[中には精神的傷害を抱えて地下から出たがらない子もいる
それでも少しずつ街の中に出て行ったりもして

出来ることからしてくれたらいいわけで
たまにはぱーっと明るいことをすれば

楽しくもなるというものでしょう!]
(55) 2020/03/02(Mon) 11:33:37

【人】 酒場の女主人 ロゼ


  はーい、あ、まって
  挨拶はいいけど今、他にお客……

[渡された臨時収入にルンルンして
はたっと止めに入ろうとしたのでした

コルドさん、誰もいないと思ったら
お兄ちゃんのこと本名で呼んじゃうひと

止めるのが遅くなった
お兄ちゃんが>>46やや気まずそう?気恥ずかしそう?

お兄ちゃんの逸話は嘘ではないけど
色が付いてることもあるしね
どんまい、ってつい視線を送ってしまったのでした

あれ、見習いの子とコルドさんが話すのかな?
ちらっとお兄ちゃんをもう一度見る

私がお話相手でいいならするよ!の視線です]*
(56) 2020/03/02(Mon) 11:33:42

【人】 女主人の兄 ラトゥール


 [ 
アッハイばれてますねこれー!!!


   おやめくださいお客様ー!
   それもう過去の話なんですよ!
   謝罪とかいらないから!!!>>50
   恥ずかしいし気まずいし、なにより
   凄い人!みたいな距離の置かれ方は、好きじゃない

   身バレが外に漏れないよう
   後で話を通しておこうかと思考巡らせ

   コルドから出た合図を見た
   聞かせられない話でもあるのかもしれない ]


   2人は話があるみたいだから
   その間にちょっと案内するよ

   妹ー、いける?


 [ こそこそ、ひそひそ
   ハンターの彼に見られぬように
   地下に通じる道へと案内してもらおう

   妹と目線が合ったら、合図ひとつ
   コルドは自分と話があるようだから
   自分はここに残って待つとしようか ]*
 
(57) 2020/03/02(Mon) 12:00:53

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  狼狽している僕ら(?)とは打って変わって
  先生は落ち着きはらったものだ>>53

  作らなければならない薬と聞いて
  得心して頷いた。

  この先生、研究の為ならどこでも行く
  なお自分の為用などとは知らないのである! ]

   え?連絡?
   そんなの来てな……

  
来てましたっ!読んでません!

   罰に始末書は勘弁してください!


[  何度もいうがこの先生には頭が上がらないのだ
  こんな時ばかり相棒をちら見して助けを求めるが

  どうやらクラレンスには
  聞かせられない話、らしいと察した>>54  ]
(58) 2020/03/02(Mon) 12:38:30

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  話があるとは先生自らは珍しい
  この先生基本的に半吸血鬼に興味の天秤が傾いている

  見習い?捨てとけ捨てとけ!とまで言わないが

  そもそも見習いと半吸血鬼が組むのも
  あまり好ましく思ってないという噂は聞いた。

  クラレンスへの扱いは
  聞いてなかったので悪かったのもあって縮こまる
  罪悪も付随してうなり声をあげた ]


    順調……じゃ、ないです


[  痛いところを真っ先に突かれた
  あの報告を見ればその懸念はご尤もで

  言い返すものは何もない

  知ろうとしなかったのは自分のほう  ]
(59) 2020/03/02(Mon) 12:38:41

【人】 ハンター見習い ミゲル


   ……僕は、吸血鬼が憎いから
   憎んでないといけない…から


 [ そうでなければ教会も必要としないから ]



   そんなのと一緒でうまく行く訳なかったんです


[  ぽつり。手前勝手がいいと言われても
  ────知ってしまっては知らなかった頃に戻れない



  また記憶の処理をして貰う?
  知らない頃に戻ればいいというものではないだろう


  相談していいかは憚られた。


  余りにも込み入り過ぎている上に
  この先生は僕の不安定な部分を露出してしまっているからだ


  
 忘れたくはないからだ
 ]*
(60) 2020/03/02(Mon) 12:38:45

【人】 酒場の女主人 ロゼ


 勿論いけるよー
 お兄ちゃん、代わりに夜の仕込みしておいて

[はーい!ちゃんと合図は受け取りました!>>57
コルドさんはなんか深刻そうだし

そっとクラレンスさんに近寄った
驚かせないようにこう正面からね

あ、遠回りになるけど
そっちのほうが安心するでしょう?]

  クラレンスさん
  あの2人は話があるみたいだし

  あっちでお話しようか?

[案内するのは地下だけど

ハンターの人には知られちゃいけない秘密基地
戦いたくないって人は教会にはいないほうがいいだろう

相棒の彼がどうするかは、これから次第
お一人様ご案内。地下室は実はお店より快適です]

こっち、こっちから行こう!

[おいでおいでと手招きして
付いて来ていたら裏口への扉をパタンと閉めました]*
(61) 2020/03/02(Mon) 12:45:00

【人】 研究者 コルド


 [ そこそこの重量がある酒のボトル
   持ちっぱなしにしているのも疲れる
   こつん、テーブルの上に置いて席に着く

   研究の為なら何処にでも行くが
   そうじゃない事のためには外にほぼ出ない
   身体が弱いのは自覚はあった!
  
兄に指摘される前からな!
 ]


   面倒なので始末書要らないです
   僕個人からの連絡ですし


 [ 教会からの命という形式上が大事で
   やらなければ後で面倒なものならともかく

   コルド自身は始末書に興味などない ]


   連絡入れた件は後で話しますね
   こちらも大事な事ですから


 [ クラレンスが女主人と共に奥へ行く
   その背を見送ってから話始める ]
 
(62) 2020/03/02(Mon) 13:49:38

【人】 研究者 コルド


 [ 吸血鬼を憎むことで力を得る人間と
   精神を安定させ続ける必要のある後天性半吸血鬼

   2人が長く一緒に居られるはずないのだ

   片方が壊れるか
   あるいは両方が壊れてしまうか

   組んだ時よりそれを理解していた
   シルビアの決定に口出しもしなかったのは

   研究員の立場で大きく口出しできる場でなかったのも
   試験期間だけ仮のペアというのもあった
   最終手段、ハンターを切り捨てる事も考えていたから ]


   そうでしょうね

   急にあの半吸血鬼に興味が湧いたようでしたから
   何か変わったのかと思っていましたが
   特に良化はしていないようでしたか


 [ 報告を毎日受け取っていれば分かる
   あんな質問をされれば分かる

   だからといって何かが急に変わるとも思っていない
   積み重ねというのは、簡単にはひっくり返らない ]
 
(63) 2020/03/02(Mon) 13:50:59

【人】 研究者 コルド



   人間の感情において
   こう思っていなければいけない、などと
   本来存在し得ませんが
   事情が事情ですしね。良いとしましょう


 [ 思い込みこそが救いになる時もあるのだろう

   それで彼が保てるなら、と
   手を貸した事だって事実であるのだから ]


   正式にペアを組むときには
   あの子のような繊細な子ではなく

   あなたの憎しみにも耐えられる子を
   充てがうようにすればいいだけ。提案するだけです


 [ それが誰なのか。居るのかはともかくとして ]*
 
(64) 2020/03/02(Mon) 13:51:39

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  >>62始末書がいらないと聞いて安堵した
  あれ程苦痛を伴う作業はない

  だがこの先生が自らの足で動くということは
  ろくでもない実験の材料ではないか

  訝しみながらも緊張の面持ちを隠さない ]


 ────……先生

 僕がアイツの代わりの分まで戦えたらって
 ……アイツはずっと戦うの嫌がってたから


[  ぐっと拳を握りしめる
  決定打のようなものを伝える程信用していいか?

  隠し通せるものではない。 ]


  急にどうして態度が軟化したのかって言われました。
  ……僕には、答えられない。

[  どうして、
  憎しみを保っていられるだろうか

  気づいてしまった残酷な真実を前に
  黙っていられようか? ]
(65) 2020/03/02(Mon) 14:53:36

【人】 ハンター見習い ミゲル


  ………アイツは、クラレンスは…
  僕の幼馴染みです。


  僕の村が滅ぶ……2年前
  僕と彼が10才の時です。


[ ああ、それでも
  僕はこんな、どうしようもない僕よりも

   きみの……、 ]


  ……僕は…アイツの、あの子のために
  
  離れたほうが、いいですか?


[時間を、惜しんで今更どうともならない
知らなかった。気づけなかった。

 関わろうとしなかったこれは罰

 僕の心を守ってくれたあの子を
 苦しめていたことがこんなにも狂おしいほどに辛い ]*
(66) 2020/03/02(Mon) 14:55:28

【人】 研究者 コルド


 [ ハンターの能力として求められるもの

   発現させた能力だと言う人は多いが
   研究者はあまりそうは思っていなかった

   半吸血鬼との関係をどう作るか

   人間同士であろうと
   無差別に決まった相手と関係を築くのが
   いかに簡単ではないかは理解できるだろう ]


   それが通じるのも
   グールと戦っている間だけですね

   逆ならまだ良かったのですが


 [ 結局のところ
   吸血鬼を倒せるのは半吸血鬼だけ
   ハンターはそれを導くのが役目だと思うのだ ]
 
(67) 2020/03/02(Mon) 16:57:53

【人】 研究者 コルド


 [ 親友だったと言う現実を
   何かで彼は知ってしまったのか

   雑だった報告が
   急に変わったあの日の衝撃を思い出す ]


   貴方達2人が
   そこまで深い関係だったとは
   ……初耳でした


 [ 同じ地が出身だとまでは知っていたが
   それ以上までは踏み込まなかった
   踏み込む必要は研究者にはなかったからだ ]


   あの半吸血鬼の為を思うなら?
   離れてしまった方が良いでしょうね

  ……です、が


 [ 頭を過るのは自分の兄の姿
   変わり果てようともあれは、そう

   研究員には珍しく
   聞かれていないことを口にした ]
 
(68) 2020/03/02(Mon) 16:58:20

【人】 研究者 コルド


 [ その後の自分を自分だと思うなと
   忘れて自由に生きなさいと言われたのに

   忘れられなくて、しがみついて

   あの時と変わり果てた今もなお
   昔の姿を追いかけてしまっている

   幾ら周りが何と言おうと


  
あなたにまた会いたい。救いたい

  

   生きる意味の根底は、あまりに単純なものだ


  
きっとあなたも、そうなのでしょう?
 ]

 
(69) 2020/03/02(Mon) 16:58:53

【人】 研究者 コルド



   僕が思いつく限りの選択肢は提示しました
   貴方が新たな選択肢を考えるのでも構いません

   どうすべきか、決まった答えはない


   貴方の道は貴方が決めなさい
   手伝い程度ならして差し上げます

   例えば、このまま別れるのならば
   ペアを解消させる理由こじ付けて
   上に掛け合うぐらいはしましょう


 [ 己の奥底に埋もれたもの
   似た物があると気付いてしまったから
   手を貸してやりたいと思ってしまったのだ

   一時だけの、狂人の気紛れ ]*
 
(70) 2020/03/02(Mon) 17:02:54

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 研究員はミゲルとあの半吸血鬼に用事がある様で
   特に何も咎められなかったのにはホッとしつつ

   自分はどうすべきか、離れるべきか
   考えている所に正面から助け船>>61 ]


   あ、ああ
   わかった。ついて行けばいいか?


 [ 聞かせられない話をしてるとまでは思いもしない

   誘われる通りについて、あるいて
   どこまで行くのかと疑問に思った辺りで

   目的地への入り口は開かれた
   その先、噂に聞いていた地下室 ]*
 
(71) 2020/03/02(Mon) 17:31:44

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  >>67それだとて理解はしていた。
  ハンターが如何に強靱であろうとも
  吸血鬼を屠れるのは半吸血鬼のみ。

  吸血鬼を憎悪として生き、能力に依るハンターなど
  本来ならば居場所を奪われても同然だ

   今更のように気づいて
   浮かぶ猜疑心は心の奥へと封じ込めた  ]


  ……僕も、気づいてなかった…から


[  人違いではないか──?
  先生は疑心を向けはしなかった。

  確信を得ている中で
  向けられても惑うだけだったが。

  混迷していた。
  8年前よりハンターとして生きる道しか選べなかった。
  それだって、あの子の仇を討ちたい。
  その変えられぬ芯が揺らいで揺らいで崩れそうだ。

  余りにも自分は哀れに映ったのか。
 ────否、先生の目にあるのは憐憫ではない気がした。]
(72) 2020/03/02(Mon) 19:29:38

【人】 ハンター見習い ミゲル


  思い出して欲しいのは、僕のエゴです
  僕にとってあの子の存在は大きい


[  寂しい夜を歩く、一等星のようなきみ ]


   先生。コルド先生。

   …忘れ去られて
   性質も魂も変化してしまっても

   そのひとはそのひとと言えるんでしょうか?


[  時に真実は残酷で残酷過ぎて
  僕は道標を失った夜の迷い子のように

  息を僅かに乱しながら答えなどない問いかけをする。

  辛い辛い辛い、悲しい悲しい苦しい。
  それでも、ねえ

  僕はきみに、
  幼馴染みであるきみに伝えたいことがあるんだ。  ]
(73) 2020/03/02(Mon) 19:29:53

【人】 ハンター見習い ミゲル


   …………考えさせて、ください
   すぐ、には、結論は出せ……ません。


[  半ば涙ぐみながらテーブルに顔を伏せた
  どうするのが最善か

  ひとりで出せる結論などでは、なかった
  店の中をぼんやりと視線を巡らせる

  ふらふらと立ち上がり
  ラトゥールと呼ばれたひとと目が、あった ]
 
(74) 2020/03/02(Mon) 19:29:56

【人】 ハンター見習い ミゲル


………あいつ、何処行ったの?


[  尋ねたいことは、もっとあるだろうに
  それしか声にはならなかった  ]*
(75) 2020/03/02(Mon) 19:30:03

【人】 酒場の女主人 ロゼ

─酒場の地下─

 クラレンスさん…んー、クラレンスでいいかな?

 同年代だし、ダメ?

[地下の居住地区にご案内!

ええ、みんなが隠れ住んでいるだけあって
結構快適なのです!

下手すると私とお兄ちゃんの住居の2階よりも。
お兄ちゃん、そういうとこ、ある。

そんなお人好しなお兄ちゃんが大好きなんだけど]


  戦うのが嫌なら、ここにいて大丈夫
  あ、コルドさんはね

  協力者だから安心して
  お兄ちゃんとも懇意だしね。

[難しい話はいつでも出来るから
そうだ、と、今はみんなお仕事とかで出払っている
歓談室へと案内した]

  牛乳あるけど、どんな飲み方がいい?

[半吸血鬼御用達の牛乳でティータイム!]*
(76) 2020/03/02(Mon) 19:38:03

【人】 研究者 コルド



   君のエゴであろうとも
   君が彼の苦しみに最後まで責任を持って
   付き合えるのなら

   ……それで良いとは思いますが、ね


 [ 8年前から”あの子”と話していた
   余程大事で大事で仕方のない、人

   その想いも知って、幼馴染みであると言われたから
   できるかわからない択を提示したのだ

   あの頃の思い出をもう一度と
   とても自分の追い求めている事と重なったから
  
先程から偶然の
謎の同調を起こしていたのもあっただろう
 ]
 
(77) 2020/03/02(Mon) 20:30:08

【人】 研究者 コルド



   それはあなたが決める事でしょう

   同じだと思うなら同じで
   違うと思うならば違うでしょう


 [ いつしか、教皇を兄と呼ばなくなった
   あまりにもあの時から変わり果てた姿を
   認められなくなってしまって

   だけど、それでも
   あれを兄だと心の奥で思っているから

   目標を見失う事は、なかった

   同じと思う心も違うと思う心も
   どちらだって理解、できた ]
 
(78) 2020/03/02(Mon) 20:30:26

【人】 研究者 コルド



   簡単に決められる事ではないですからね

   時間がある限り存分に考えてください
   誰に相談するも自由でしょう


 [ テーブルに伏せた姿を見る>>74

   話した内容は軽いものではない
   疲れてしまうのも仕方ないだろう

  
とはいえこの場所の正体を知っているから
時間はあるのかないのか、なんとも言えない


   すぐさま次の話をするのはやめて
   自分も一休みに貰った水に手をつけた ]*
 
(79) 2020/03/02(Mon) 20:31:56

【人】 女主人の兄 ラトゥール



   はいはーい
   じゃ、とりあえず下ごしらえしておくね


 [ 半吸血鬼の新入りくんは妹にまかせた!

   あのハンターには見えない様に
   地下の案内に出かけたところを見送って

   言われた通りの下ごしらえ>>61
   魚を捌いておいたり
   肉に味付けをしてしまっておいたりと
   酒場の人気メニュー達の準備を進めて

   その作業の間と間
   些細な隙間の時間に
   ちらと話し合いをする2人の方を見て
   ハンターの青年と目が合った>>74 ]
 
(80) 2020/03/02(Mon) 20:33:03

【人】 女主人の兄 ラトゥール



   多分、ね
   妹とお茶でも飲んでいると思うけど

   待てないなら呼んであげようか?


 [ ぱっぱっと水で手を洗って
   タオルで手を拭きながら下ごしらえの手を止めた

   どうにも疲れた様子なのは大丈夫だろうか?
   コルドに何を言われたか知らないが
   普通じゃない様子に心配そうに問いかけて ]*
 
(81) 2020/03/02(Mon) 20:33:25

【人】 半吸血鬼 クラレンス

─酒場の地下─


   好きに呼んでいい


 [ さんでも呼び捨てでも拘りはない>>76

   だが呼び方を考えてくれるのは
   初めての、なんとなく不思議な感覚だった
   これまではそのまま呼び捨てか、お前か
   そこの半吸血鬼みたいな呼び方ばかり、で

   地下空間は思った以上に広かった
   設備までしっかりと揃っているし
   綺麗にされている様だった
   本当に住む分には申し分ないだろう ]


   え、あの先生が内通者?

   という事は薬とか流してるのも…


 [ 吸血衝動を抑制する薬
   教会内でしか本来出回ることのないもの

   どこから漏れているのかと思えば
   あの研究者が横流しにしていたのか、と
   彼等の関係の謎は深まったが ]
(82) 2020/03/02(Mon) 21:03:51

【人】 半吸血鬼 クラレンス



   なんでもいい?
   じゃあ、ホットミルク


 [ 談話室に案内されてミルクタイム
   優雅?なお茶会は割と初めてだ! ]*
 
(83) 2020/03/02(Mon) 21:04:17

【人】 ハンター見習い ミゲル


  ……あ、その……。

[  目に見えて憔悴した姿など見せたくなかった
  明らかに様子が違えれば訝しまれる

  気にされなかったらされなかったで… ]

  えぇと、ラトゥール…さん?
 

[  相談? このひとに?
  何者かもわからない相手に話すほど気楽でもない

  会ってすぐに
  何を話したらいいかも、わからない。 ]


  ………呼んで、貰えますか?


[  ぎゅっと拳を握りしめた
  積み重ねの重みがのし掛かる

  ────…今迄は平気だったのに
  無関心のあの視線が、痛くて怖い ]*
(84) 2020/03/02(Mon) 23:12:03

【置】 ハンター見習い ミゲル

  星が綺麗な夜だった

  縄に繋がれ連行されていったのは
  村で行事ごとがある広場だ。

  幼いぼくが項垂れたまま
  赤いバケモノに引き渡される。


『 ハハッ! これは愉快な連中だな?
  約束通り他の奴らは生かしててやるよ。


     ────生きた屍としてなぁ? 』



  轟。耳に轟き肌を灼く。
  燃えていた。火が。焼け付く。
  だが炎は人を焼かずに建物を植物だけを焼いた。

  八百屋のおばさんが、ぼくより小さい子が
  あの赤いバケモノと手下に噛みつかれて────。

  虚ろな目をしてぼくを見てきていた
  ぼくは……ぼくは



    
  ぼくは……気づいたら赤に、包まれていた
(L4) 2020/03/02(Mon) 23:12:20
公開: 2020/03/03(Tue) 2:00:00

【置】 ハンター見習い ミゲル

  ああ、ああ、そうだ。

    ぼくを救ったのは、
    ぼくを火の海から持ち上げたのは、
    歪んだ笑みをした赤い化け物で────

    化け物は何をしたのか
    心臓を捕まれるような 心地が首から はしった 。
(L5) 2020/03/02(Mon) 23:12:23
公開: 2020/03/02(Mon) 20:40:00

【人】 酒場の女主人 ロゼ

─酒場の地下─


じゃあ、クラレンスね
 よろしくね、私はロゼ!


[地下空間は夜弱い子もいるので
快適で清潔さを保っているのです

住居にするのにも構わないし
>>1:12教会にいるのは辛そうだったし、ね]


  あっ、これはねナイショねまだ。
  あまり広めたらコルドさんの立場悪くなるし

  もちろん、クラレンスが
  勝手にどこか喋ったりとかしないと思うけど


  何事もね、用心深く、ね?
(85) 2020/03/02(Mon) 23:25:17

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[お兄ちゃんとコルドさんの関係が
すぐに知られるのも良くないし?

あれでもあの研究者気質のコルドさんが
半吸血鬼はさておき見習いハンターに話があるのは、
ちょっとだけ珍しいかも?

教会嫌いでもでも相棒の人とはそうでもないのかな?
その辺はお兄ちゃんの担当なのでお任せしとこ!]


[ホットミルクが2人分出来た頃に
お兄ちゃんが呼び出しに来た。

何でも見習いの人が話があるらしくって?
ちらりとクラレンスを見て
大丈夫かなって、疑問とともに首傾げ]


  話に行くなら2人で食べて
  アーモンドクッキーとホットミルク2人分

[トレイに用意した2人分
彼はどう受け取るかな?]

  話したなくないなら、まあ
  逃げちゃっていいし

[向こうの事情は知らないので
けろっと言っちゃうのでした]*
(86) 2020/03/02(Mon) 23:25:58

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ ここにあるのは衝撃の事実ばかりだ

   教会以外にも半吸血鬼が生きる道があるとか
   それを仕切っているのが死んだと思われていたあの人だとか
   あの研究者がそれに協力していただとか ]


   いや、言わない

   広めるつもりもない、し


 [ 一度ここで薬を貰っているのだから
   ある種もう既に共犯者のようなものだ

   それに、教会に戻るつもりも、なかった ]
 
(87) 2020/03/03(Tue) 7:56:51

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 運ばれてくる
   ホットミルクとクッキー

   それとほぼ同じタイミングでの、呼び出し ]


   わかった
   ………行って、くる


 [ トレイを受け取った>>86
   連れられた道を引き返して上へ戻る

   話を聞くと言ったんだ
   あるなら最後まで聞いてやるよ
  
忘れろなんて言うな。その言葉の意味を確かめずにはいられない
 ]
 
(88) 2020/03/03(Tue) 7:57:17

【人】 半吸血鬼 クラレンス



   …呼び出されたけど
   今度はなんだよ


 [ 帰ってきた閉店中の酒場の中
   近くに居るのは見知った顔の2人

   クッキーとホットミルクをトレイから下ろして
   再び話し合いの席に座った ]*
  
(89) 2020/03/03(Tue) 7:57:32

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  普段と変わらぬ相棒の視線
  無関心で無感動

  勝手が過ぎるのはわかっていた。
  席に座る。椅子の軋む音に震える。 ]


  ………………。


[  何を言えばいいだろう?
  何を伝えたらいいのだろう?

  僕が僕の糧としていたものが罅が入る ]


  何度も、呼び出してごめん。
  ……先生、とも、相談して

  でも…僕ひとりでも決めきれない。

[  喉奥をぐっと押さえつける
  こんなに近くにいるのに伝えたいことを伝えられない。 ]
(90) 2020/03/03(Tue) 13:40:56

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 仮初めの相棒は関心を向けない
  無機質な視線に射貫かれて────
  
  罅が入った部分から新たなものが入り込む
  僕は僕の、見ようとしなかった部分を見つめる ]


  ………………。

    これから、どうするつもり、なんだ?


[  尋ねたいことを一先ず置いて
  今の彼がどうあろうとしているのかを、尋ねよう

ゆっくり ゆっくり
  僕の心を見つめるための 時間をください
 ]*
(91) 2020/03/03(Tue) 13:40:59

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 今、自分の目はどうなっているだろう
   本当に目の前に居る彼を映しているのか?

   ただそこに居ると認識しているだけで
   何の関心もなく、何も見ていないのか

   ゆっくりと瞬きを一度

   開いた目の先の景色が、少し変わった気がした ]


   別にこのぐらいの手間ならいい
   ……けど、相談?


 [ 出て行こうとした事を言われたか
   この先生はここの味方だが彼は知らない
   ただ、分かれる話ならしなければならない

   手を伸ばしてホットミルクのコップを取った ]
 
(92) 2020/03/03(Tue) 14:16:23

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 喉に流れ込む暖かな液体は
   二重の意味で心の波を和らげて

   見つめた先の相棒に
   聞かれたこと、自分の事を語る ]


   ここに…居るつもりだ

   無理に戦わなくていいって
   薬も暮らしも保証するって言われたから
   そうしたい


 [ 少し離れた所に座った先生が
   ぴくりと反応したのが視界の隅に見えた ]


   …そっちは、どうなんだ


 [ 質問を返す
   聞かれてばかりではない、対話

   しっかりとしたそれは、いつ以来だっただろうか ]*
 
(93) 2020/03/03(Tue) 14:17:00

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  さらりと告げて噎せた>>93
  待って? 先生いるんだけど?

  その決意よりも教会の研究長いるんだけど!?
  恐る恐る先生を振り返る。  ]

  僕のこと話す前に
  先生に聞こえる位置でそれ言っていいの?

 [ ほら、ちょっと反応してるが
   最早毒を喰らわば皿まで、だろう。 ]




  
…………きみがここに残るなら、僕も残る




[  奇妙に思われるだろう
  罅割れた部分から染みこんだ部分を

  ゆっくりゆっくり吐き出そうとする  ]
(94) 2020/03/03(Tue) 15:05:46

【人】 ハンター見習い ミゲル


 今まで辛く当たってごめんなさい。
 でももう少しだけでもいいから聞いて欲しい




 ────…過去を思い出したいと思う?




[  勘づかれているだろう事実を隠して、尋ねる ]
(95) 2020/03/03(Tue) 15:05:50

【人】 ハンター見習い ミゲル


  それは、………きみの根底を揺るがす


  きみの心を傷つけるだろう。
  きみの心を壊すこともあるだろう。


  思い出さないほうがいいって先生は言ってた。
  きみが、……壊れるぐらいなら、僕もそれがいいと思う。


   例え思い出して貰えなくても………。
 

[  視界が霞んでよく見えない
  ああ、僕の嫌いな紅色が見えない。

  よく似てる。きみのお父さんに
  きみが大好きだったお父さんに似たんだね。  ]*
(96) 2020/03/03(Tue) 15:05:53

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ ひそ、と声を落として

   彼が教会に戻るなら
   ここの味方である先生は
   記憶処理なりなんなりするだろう
   そうだと勝手に決めつけて安心して述べたのはあった ]


   いいんだよ
   ここに薬横流ししてるの、あの人らしいし



 [ 研究員は会話を止めもしない
   声の大きさを戻して話を続ける ]


   ………は?え?
   な、なんで……?


 [ だってお前は、あれだけ憎んでいたのに

   憎悪の対象の半分を持つ自分が
   居なくなれば喜ぶのでは?

   嫌だ、とか、駄目だとは言わない
   どうしてそんな、反応を……?
   そう戸惑うだけの、感情 ]
 
(97) 2020/03/03(Tue) 15:55:28

【人】 半吸血鬼 クラレンス



   過去……

   過去のこと、なんて


 [ 全くの真っ白で
   目を向ける余裕もなくて

   意識したことは殆どない、それ
   戸惑いに戸惑いが重なり、沈黙が広がる ]
 
(98) 2020/03/03(Tue) 15:55:52

【人】 半吸血鬼 クラレンス



   ……過去を考えた事、ない

   ただ、さっき言ってたアレは
   きっと、そういう事なんだろうし


   わざわざ聞くってことは……


 [ そうして欲しいってことだよな?
   言おうとした口が開かない。苦しい
   何故か理由のわからないあの痛み

   過去に近づく程、じりじりと増す
   知るなと拒んでいることだと知らず

  
優しさの目隠し
根底?傷付く?壊れるって?
 ]
 
(99) 2020/03/03(Tue) 15:56:19

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  横流し。流出。つまり横流し?
     あの先生が教会へ反意?

  目的も思考水準もわからない>>97
  いやに親身だった理由如何もわからない

  先生のことは一旦片隅に置く意味合いでも
  黙したまま頷いた。  ]


 今更って思われるのも、わかってる。
 ……都合が良いとか

  ………詰られるのは、覚悟してる。

[  暴力は言葉や態度だってあり得るのだ。
  半吸血鬼の立場が如何様か

  見習いよりずっといいだろうと比べて
  先生に目を掛けられてるのも知っていて
  帰るところもなく、帰るのを喜ぶ人もいない

  理不尽をぶつけてしまった。
  大切なあの子にどうして似ているんだって
  無意識に蓋をしてしまっていた。  ]
(100) 2020/03/03(Tue) 17:19:56

【人】 ハンター見習い ミゲル

[  困惑を深めている様にぶつけるのは
  焦燥と深慮の視線

  僕は身勝手だった。
  きっときみで無ければまだ身勝手なままだ。

  だから>>99
  声にならなかったその問いには横に首を振る ]


  …これ以上、苦しませるぐらいなら
  思い出さなくていいよ。

  ただ僕が知っているということを
  伝えずには居られなかっただけで

  きみがどうなのか、知りたかった…だけで。

[  先生の記憶処理の影響だろう
  顔色を悪くする彼に緩く首を振る。

  強がりとかではない
  今後はどうあれ、これが僕の今の結論

────今の僕に
 きみを精神的に支える力があるだろうか

 壊してしまうぐらいなら思い出さないでいい ]
(101) 2020/03/03(Tue) 17:20:00

【人】 半吸血鬼 クラレンス


 [ 話を聴けば聴くほど胸が苦しい
   頭も痛い。幾度か経験したこの苦しさ

   荒くなる呼吸を抑えられないか
   ホットミルクに手を伸ばしても
   何も変わらない事に狼狽えた ]


   ………は、はは

   苦しめてるのはお前じゃねえだろ
   そんな能力なんてねえんだから


 [ 時折襲い掛かる不調
   目の前の男が原因ではない事は理解していた

   思い出したいか、思い出したくないか
   考えた事もない事、急に言われてもわからない
   だからお前がそうしたいならって
  
過去は仲良くしていたのならって


   本当に昔の私を知っているならと、答えたんだ ]
 
(102) 2020/03/03(Tue) 18:24:48

【人】 酒場の女主人 ロゼ

[さてさて!
どうやら中は込み入っている感じかな?
コルドさんは半吸血鬼は無碍には扱わないし

ほんとに嫌なら隠れて
見習いさんと話したくないだろうし
呼ばれて話にもいかないだろうし

お兄ちゃんもいるので、私はお店を開く準備をしましょう!]


  お兄ちゃんー
  お店のほうよろしくね?

  私足りないもの買い出し行ってくるから


[そうだ。クラレンスの歓迎会もしちゃおうかな?
いる人だけでちょっとだけ。

牛乳たっぷりの具沢山シチューに、ライ麦パン
ちょっと贅沢にレモンステーキ
これは酒場のメニューにもあるしね。

ケーキも5人分は買って来よう

そんなに楽しい気分じゃなくても
そんなに食べられなくてもね

並んでるだけで楽しくなることもあるし
ここに居ていいんだよって態度は大事大事!]*
(103) 2020/03/03(Tue) 19:02:31

【人】 研究者 コルド


 [ ここでの自分の話を
   あの半吸血鬼は聞いているのかもしれない
   閉店中の酒場
   普通ならば入れない
   ここに居た理由など想像に難くない

  
だからといって目の前で
堂々と教会抜けます宣言されると思わなかったね!


   これでハンターの方が
   じゃあ逃げたと報告してやるとでも言ったら
   一体どうする気だったのだろうか

   動揺して思わずそちらに反応してしまった>>93>>94 ]
 
(104) 2020/03/03(Tue) 19:05:35

【人】 研究者 コルド


 [ 彼らの話し合いは
   先に自分から説明した
   彼を苦しめない方法の話のようだ

   と、何を話したかまでは全ては聞いていないが
   鈍い音がしたと目を向ければ
   半吸血鬼の方が机に突っ伏していた

   恐らく記憶処理によるものだろう
   しばらくすれば意識も戻るとは思うが
  
果たして何処まで話したやら


   慌てたラトゥールは厨房から出てきて
   毛布を用意して寄越してきた
   アイツほんとぶれねーな ]
 
(105) 2020/03/03(Tue) 19:06:13

【人】 研究者 コルド



   ミゲルさん

   過去に触れれば触れる程
   痛みを伴うと話したでしょう?

   話しすぎると慢性的なものになりますよ
   そうなれば再度の記憶処理を行うことになりますが

   ……そのままにするのなら、気をつけてくださいね


 [ 思い出さぬよう掛けられたプロテクト

   過去の自己に関する事実を
   認知すればするほど刺激となる

   否定し、認知の外へ置けば痛みは引くが
   そうでなければ痛みは残り続けるのだ ]
 
(106) 2020/03/03(Tue) 19:06:51

【人】 研究者 コルド



   そう、僕からもまだ話があるのでした
   片手間でも良いので聞いていただけますか?


 [ 今度はこの倒れている半吸血鬼に
   聞かれたくないというものでもないが

   ちょうど手が空いたのだから、と話す ]


   ……あなたにつけられた呪い
   それを解くためには薬が必要です

   このお酒はその為に買ったのです、ね


 [ 机の上に置いていたボトルを数ミリ持ち上げ
   とん、と音を鳴らした ]
  
(107) 2020/03/03(Tue) 19:07:44

【人】 研究者 コルド



   僕はね、あなたたち2人が
   教会を出ることは止めません

   ですが…あなたはまだやるべきことがある

   生きたければ
   やらなければならない事は、見失わぬように


 [ ふ、と一息吐いて2人を見る

   そうして寄り添うように共に在れる事が
   ほんの少しだけ、羨ましかった ]*
 
(108) 2020/03/03(Tue) 19:11:05

【人】 ハンター見習い ミゲル

    
グラ…

    
………クレメンスッ!

 
[ 気を失うように机に倒れる
 弱々しく握られた手をぎゅっと掴む

 慌てて女主人の兄が毛布を用意してきた
 随分手際が良いものである。

  青ざめて狼狽するしかない自分に>>106
  落ち着いた声が降ってくる  ]
 

  ……ごめんなさい。

  僕には、昔のことをまったくなくして
  クレメンスと接するのはきっと無理だから

  ……気を、つけ…るよ

[ 安易に記憶処理を措置しても負担はあるだろう
 僕はその度に彼に苦しみを与えるなら

 幼馴染みとして、大事な大事なきみとして

 触れ合わないようにしないなら
 記憶を封じたままのほうがいいというなら

( 僕はもう彼にひどい言葉を
     投げつけるのだって嫌なんだ )
 ]
(109) 2020/03/03(Tue) 20:40:22

【人】 ハンター見習い ミゲル

  今度は、何の話?

[ ぎくり、と身が強ばる。
 落ち着いていた心境が荒波に晒される。

 咄嗟に首筋に触れた────獲物の印

 教会はおのれの能力を
 勝っていたからすぐには殺されなかった。

 それもいつまでか、と心臓が逸る

 僕が死んでもあの吸血鬼は死なない
 あの吸血鬼が死んだら僕も死ぬ。

    呪詛が解けないままでは待つのは死だ ]

[ 心臓がうるさい

 抱き寄せるように
 縋るように引き寄せる


 クレメンスの体が重い ]

(110) 2020/03/03(Tue) 20:40:35

【人】 ハンター見習い ミゲル

[ 生きてやらなければならない事を
 見失うように…────。

    
その言葉が胸に痛いほど突き刺さる。
    フードの下に隠れた顔が
    ほんの少しだけ寂寥を帯びていた気がして


 僕は、そう。先生のことも、この子のことも
 見えていなかったのだと思い知らされた。 ]

  あの、クラレンスどこに運んだら……


[ 元々体格差がある上に
 いろんな事があって疲労が溜まっていた
 
 ────困り果ててラトゥールのほうに視線が向いた ]*
(111) 2020/03/03(Tue) 20:40:49