人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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【人】 二年生 稲出 柊一

テント組み立て


[確かに熱中症対策は大事だ。
でも見た感じ結構女子が多いし、
男子でも力仕事が捗りそうな人員が
限られているように見受けられる。]

 体育祭の時とかに手伝ったことあるので、
 大丈夫だと思います。

[他にも学内の行事や、陸上部で使うこともある。
でも先生の説明>>312をしっかり聞いて、
注意して作業しなくては。

さっき切り上げた話の延長か、
マドンナについての話になると。]

 好みも何も、
 名前と顔と学年とマドンナで
 お祭りの準備係って事しか知らないっすからね。

[何か記憶が燻る気がするが、やはりそれ以上は何も知らない。]

 
オレは興味ありますよ。ない訳ないじゃないすか。

 
(女子が)オレに興味ないだけで……。

 せんせーはどうなんです?

[悔しいからとりあえず聞き返した。
適当に躱されるんだろうなぁと予感しつつ。*]
(325) 2021/07/22(Thu) 23:10:24

【人】 一年生 花巻 楓

─ 回想:ちっちゃな頃 ─


[その子>>204が初めて一人でお店に来た時、あたしの髪はまだ長かった。
お使いにきたという言葉に、ちっちゃかったあたしは張り切って接待をしたのだが]


 あのね、うちの水ようかんね、

 つめたくておいしいんだよ!


[いかんせん子供の語彙力ではこんなお勧めしか出来るわけもなかった。
今だったら竹の容器に入ってて、さらりとしながらも滑らかな口当たりとすっきりとした甘さがお勧めです、なんて言ったりも出来るのだけど
でも、子供から心の底から美味しいと思ってお勧めしてる顔は、言葉を尽くすよりよっぽど営業力があったかもしれない。
夏休みの間、その後もそのお使いの子が買いに来てくれたなら美味しかった?!って聞いちゃったりもしたけど、あたしの顔は美味しかったって返事が来るって信じ切ったものだったはず。
ちっちゃな頃からお店の手伝いばっかりだったから、その子と一緒に遊んだりしたことは無かったけど、たまにかっこいい自転車で走ってるのを見て、楽しそうだなぁなんて思ってたのは、内緒のお話]
(326) 2021/07/22(Thu) 23:13:18

【人】 一年生 花巻 楓

[でも、ただおつかいに来てただけの子をあたしが今でも覚えてるのは
その子が、っていうよりも、その年のお祭りがあたしにとって決定的なものだったから。

それは初めて祖母があたしに誂えてくれた浴衣が発端だった。
白地に薄藍の流水紋と、袖と裾にあしらわれた青もみじ。
ともすれば渋く見える柄を、ふんわりとした兵児帯が子供らしい愛らしさにまとめ上げて。
長い髪を結いあげて、母にトンボ玉のかんざしを挿してもらって、自分ではすごく可愛くしてもらえたと思ってたのだ。

でも、お祭りに行ったあたしを待っていたのは、


「かわいくねーのによくそんな恰好できるよな」


って。
同い年の男の子の、そんな言葉であたしの中の気持ちはぽっきり折れて。
次の日、ばっさり切った短い髪を初めて家族以外で見た人が、その子だったから。
その時、なんて言われたのかまでは覚えてないけど、その子の顔だけは覚えてる]
(327) 2021/07/22(Thu) 23:13:44

【人】 一年生 花巻 楓

[だけど、変わったのがあたしだけじゃなく
その子も成長という名の変化で変わったから

中学の、部活での交流試合に
コートの上で再会してるなんて気付くことは無く。


他校のチーム一人一人を認識してるわけでもなかったから
名前すら覚えてはいなかったけれど



身体をしならせて跳んだその人が
まるで鳥が飛び立つみたいな錯覚を受けるくらい綺麗だったから


その姿だけは、妙に目に焼き付いて──

自分もあんな風に、綺麗に跳べたら良いなって思ったのは、
田邊先輩の面影とは重ならず、記憶の片隅に入ったまま*]
(328) 2021/07/22(Thu) 23:15:06

【人】 数学教師 長尾 浩明

――荷物の搬入――

  ぼんやりと立ち尽くしていたのは
  どれくらいの時間だっただろう。
  
  はっと気づいて、ひとまず搬入待ちの荷物…
  確かお面の屋台とか言ってた気がする、
  などと思考を切り替えようとしてみた、が。


       
さっき見かけたのは…誰だ?

       
俺が知っている
神崎紅葉
なのか?



  切り替えられるわけがない。
  いないはずの人間…そのはずだというのに。
  同姓同名の別人、にしては既視感が拭えない。

  
  少しでも気を紛らわそうと入口の方に向かって
  荷物が置いてある場所にたどり着けば
  境内へと運び込むために段ボールを一つ
  持ち上げた。指定の場所まで運んでいれば
  もしかしたら誰かと会ったかもしれないが。
 
  運び込みがひと段落着けば、いい時間になっていて
  どこか手伝いが必要なところが
  ないか確認を終えてから帰宅することになった。*
(329) 2021/07/22(Thu) 23:15:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― かつて、鳥仲間の友達と ―

[そうだ、何もトキヤくんまで
秘密にしておく理由は無かったはずで。>>257

でも子供同士、大人に秘密の話を共有する事は、
少しの後ろめたさと、それ以上の楽しさがあって。
私はいつも「この事は内緒ね」って念押しをした。

草むらの秘密基地で、秘密の特訓をした日々。
開けた場所が秘密基地だなんて、
今思い返すと、なんだかおかしいけれど。

いざ補助輪が取れて、秘密にする必要も無くなったら、
私はちょっと、つまらないなと思ってしまって。

すいすい乗れるようになった事、
トキヤくんはとても喜んでくれたのに、
私は「ありがとう」と笑いながらも、
どこか不満そうなのが態度に出てしまっていた。]
 
(330) 2021/07/22(Thu) 23:20:54

【人】 二年生 稲出 柊一

看板運び


[神田先輩は関西人ではないらしい。>>319
ではなぜ関西弁なのかまでは、教えて貰えなかった。
言うほどのことでもないのか、はたまた言いたくないのか。
どちらにせよ、そこまで詮索するつもりはない。]

 オレも篭芽町生まれ、篭芽町育ちです!

[元気にそう言った。
確かにここは地元民が多い印象がある。]

 オレは2年連続で準備係なんすよ!
 看板運びみたいな、ちょっときつめの作業もあるけど、
 前夜祭みたいに活気があって、わくわくしますね。

[少しずつ整っていく風景を眺めるのは、
やっぱり誇らしい。
明日のお祭りもきっと、いや絶対、楽しいに違いない。*]
(331) 2021/07/22(Thu) 23:22:18

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[お揃いの、鳥の名前には、私も目を丸くして。]


 わあ、お揃い!すごい偶然だね。
 朱鷺ってどんな鳥?


[鶴も朱鷺も、日常で本物を目にする機会は無かったから、
私は上手く説明できなかったけれど、
朱鷺也くんはどうだっただろう。
妹さんの名前も教えて貰ったら、
それはどんな鳥?とまた聞いてみたりして。

私は私で、兄弟の話をして。
うちは、兄が少し年が離れていることとか。
弟は二つ下なんだとか。
そんな中で同い年なことは判明したと思うので、
この辺もきっと、二年目以降の話だったよね。
]
 
(332) 2021/07/22(Thu) 23:22:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[男の子じゃないってわかったら、
思い切り謝られたのは解せなかった。]


 なんで謝るの?
 何か悪い事した?


[と首を傾げて。

くんもちゃんもどちらでも、無くたって構わないけれど、
夕鶴、と親しげに呼んでくれるなら、
私もいつの間にか、お揃いの呼び方をして。]

 朱鷺也!待ってたよ。
 早く行こう!

[そんな風に。
気軽に遊びに出掛けられる友達が出来た事、
嬉しく思っていたはずなのに。]
 
(333) 2021/07/22(Thu) 23:23:49

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[>>261その節は、本当に、ごめんなさい。
深く反省している。

翌年顔を合わせた時の朱鷺也の反応に、
そこまで驚かなくても、と思ったけれど。

一瞬、その顔が歪んだように見えて、>>262
それで私も、なんだか悲しくなってしまって。
申し訳ない事をしてしまったと、心から思った。]


 自転車はもう完璧。
 もう少ししたら、弟にも教えてあげるんだ。


[お姉ちゃんだから、先生をしてあげないとね。
なんて偉そうに言って。

秘密の特訓がいらなくなって寂しく思ったの、
朱鷺也が気付いていたかどうかはさておき、
自転車が無くても遊んでくれるなら勿論嬉しくて。

でもそんなの当たり前だよねって顔をして、
私はその年の夏も、元気に走り回って遊んだ。]
 
(334) 2021/07/22(Thu) 23:24:58
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a83) 2021/07/22(Thu) 23:25:02

二年生 稲出 柊一は、メモを貼った。
(a84) 2021/07/22(Thu) 23:25:03

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 お祭り行きたい!

 一緒に行くっ。


[お誘いの返事は勿論、喜んで。>>263

夕方の神社で、お小遣いを握りしめて、はしゃいだ日。
もし私の方がたくさん持っていたなら、
朱鷺也と同じ金額になるようにそれを分けて、
あれもこれも、二人で一緒にやろうとしただろう。

型抜きとか。射的とか。
どっちの方が上手に出来るか、勝負しようって。

子供の財布にはちょっと高い食べ物の屋台では、
二人で半分こしない?って言ってみたり。]
 
(335) 2021/07/22(Thu) 23:26:22

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな交流が、いつまで続いたんだったかな。

中学生になるまで、同じように親しくしていてくれたなら
私は今度こそ、きちんと会いに行ったはず。

真新しい制服を着て。
多分、朱鷺也には見せた事の無かったスカート姿。
似合わないでしょ、と笑って言って。

小学校と中学校では、学区も微妙に違っていたりして、
朱鷺也も私も、交友関係に変化があったんじゃないかな。
私の制服は、朱鷺也の中学とは別のもの。

私、バレー部に入ったから、
夏の間も練習で、あまりこっちに来られないかも。

そう、ちゃんと伝えていたはずだ。]

 
(336) 2021/07/22(Thu) 23:27:29

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それじゃ、またね。の次の、久し振り。
私はいつ言えたんだろう。

同じ高校に入って、同じクラスになったら、
名前を確かめなくても君に気付いたけれど。
私の方は随分、変わった気がしていて。

だから、]


 蓮見くん。


[今の私は、君をそう呼んでいる。]*
 
(337) 2021/07/22(Thu) 23:28:13
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a85) 2021/07/22(Thu) 23:33:35

【人】 一年生 花巻 楓

[さて。
髪を切ったあたしは、服装も変わったけれど
それ以外は変わることなく、店先にも立つのは続けていた。

バレーを始めて練習に時間を費やすようになって
中学の間はそれに加えて受験勉強もあったから
その間は接客とかはしてなかったけれど
高校に上がって、練習が終わった後閉店までとか
少しの時間でも接客をするようになっていたから篠田さんの要望に応えられたのだろう>>276]
(338) 2021/07/22(Thu) 23:44:48

【人】 一年生 花巻 楓


 うん、落雁も季節によって形を合わせられるし
 菓子盆の上に並べるだけでも可愛いから…

[と、お値段と見た目と内容とを考えてお勧めしたわけだが、
薄茶と濃茶両方となるとパンチが弱いから、追加でおすすめしたどら焼きのほうが篠田さんの琴線に触れたみたい。
良い反応を返してくれたから、更に後押し、とばかり]

 うん。
 栗入りもあるし、うぐいす餡とか白餡とか…

 あ、生クリームとこしあん入りもあるよ。

[そんな追加情報を入れたのが決め手になったかどうか、
茶道部の活動用にどら焼きの注文が入ったと聞いて良かったーって思ったのは勿論のこと、
後日はなまき餅を買いに来てくれた篠田さんを見かけて、ありがとうってお礼を言ったのは言うまでもない]
(339) 2021/07/22(Thu) 23:48:25

【人】 一年生 花巻 楓

[とはいえ、この時点ではまだご期待に添えたかどうかは分からないこと。

しかも折角の彼女の誘いを断ってしまったのもあって
視線を落としてしまっていたのだけれど
気にしないで、という声と笑顔>>277に顔をあげて]


 ううん、こっちこそ。

 誘ってくれてありがとね。


[あたしが笑っても、可愛くなんてなれないけど。
せめて、嬉しいって思った気持ちがウソじゃないよって伝えられたらいいなと思って笑顔を返して席に戻る彼女を見送った**]
 
(340) 2021/07/22(Thu) 23:48:49
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。
(a86) 2021/07/22(Thu) 23:50:47

【人】 三年生 堂本 明菜

─ 少し前:京平と ─


 
声がデカい



[ここは
「違うし!そんなんじゃないし!」
なんて返せれば
 100点満点だったのだろうけど、>>211
 生憎そんなノリは持ち合わせてはいなかった。

 まだまだ食べ盛りの弟もいるし、
 
一人親
なのだから倒れられたら困るというのも
 本当のこと。
 だからツンデレと言われてもピンと来ていなくて、
 京平が顔を覆った時も面白いことが言えなかったから
 愕然としたのかと思う始末。]
(341) 2021/07/22(Thu) 23:51:36

【人】 三年生 堂本 明菜

[見つめた視線は反らされた気がしたけれど、
 お面があったから確かめることは出来なかった。
 
だから当然その理由も聞くことは出来ずに、

 視線は看板を持つ二人組の方へ。

 京平とは学年が同じであるから同じクラスになったことも
 もちろんあって、その時もお面をつけていたのなら
 一番に目がいった。
 赤面症だからと本人か、友人伝手で聞いたから、
 特に今までそれ以上言及したことはないけれど。

 口元しか見られないのは
 やっぱりちょっと寂しい気がした。*]
(342) 2021/07/22(Thu) 23:52:17

【人】 教師 落川 禅

── 回想・枯れない向日葵 ──

[誰かさんが持ちこんで以来。
美術室の一角には、枯れない向日葵が咲いている。>>185
そよそよ、そよそよ。たまにカラカラ。
オンボロだった名残で、時折に変な音を立てながら。]


  
どうしようもない最低だなって、思うけど。


  
人間って弱いからなー……

  
余裕ないときに甘えてしまうのはいつだって、

  
自分を大事にしてくれるひとなんだろーな。



[向日葵の風の特等席は今は譲ってしまっているため、団扇でぱたぱたと仰ぎながら。
生徒らから提出させた課題のスケッチブックを捲って確認する、俯く顔は伸びた前髪で隠したまま。
軽い相槌のように返したのは、さて誰の話だっただろう。>>183
(343) 2021/07/22(Thu) 23:53:10

【人】 教師 落川 禅

[そして、続くいつもの決め台詞には。>>184
いつだって目を細めて、苦笑しながら。]


  その年でそう言えるって、鳳はえらいよなー。
  まあ俺も金があることが幸せとは思わないけど
  でも、そこそこ金あったほうがいいとは思うかなー。


[まあ、見ての通り金持ちとは無縁だし。>>182
マイナスイオンとか、自分じゃサッパリわからないが。]


  金があった方が、幸せの選択肢は広がるんじゃないか。
  たとえば、饅頭と最中どっち買うか迷えたりとか
  試食してうまかったものを腹いっぱい食えるとか
  熱が早く下がったり、とか。


[”よもぎ”は民間万能薬とか言われたりもしたが。
まさかそれで風邪を治そうとか、ばあちゃんの知恵袋かと呆れながら保健室に引きずっていったことはまだ、記憶に新しい。]
(344) 2021/07/22(Thu) 23:53:18

【人】 教師 落川 禅



  つまり、幸せの幅を
  狭めなくてもいいんじゃないかってことだ。


[変なとこ頑固だなー、とぼやきながら。
向日葵の風にあたって幸せそうに髪を靡かせる姿を眺めていると、俺も心が安らぐ気がするので。
そう言われて懐かれるのを、嫌だと思ったことはなかったし。
理解し難い趣味ではあるが、距離を置いたり、否定したりする気は起きなかったので。

枯れない向日葵は今も、美術室の一角で風をそよがせている。*]
(345) 2021/07/22(Thu) 23:53:27

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

── 鳥仲間 ──


[かつての鳥仲間?なお友だち。>>332

 朱鷺も鶴も、そしてつぐみも、
 ちゃあんと調べないと上手く言えなかったから
 聞かれたあとに親にどんな鳥?どんな鳥?って
 聞きまくったのは秘密。

 知らない男の子、は
 いつのまにか知ってる女の子、になって
 朱鷺也と夕鶴で、呼び方もお揃いになったはずなのに
 
 そうだね、子どもながらに、知らないこと、
 いっぱいあるんだなって思い知らされた一年目。

 だから二年目の夏はお祭りだけじゃあなくて
 町のいいところとか、いっぱい紹介するつもり!
 商店街も、俺が通ってた小学校も、
 自転車の練習の代わりにね、ぜんぶ連れてった。]

 
(346) 2021/07/22(Thu) 23:55:40

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[神社のお祭り、良い返事が聞けたら喜んで。>>335
 友だちと行くの!ってお小遣い多めに(俺基準)貰って
 神社の境内を駆け抜けた。

 型抜き、上手にできたかなあ。
 手先、どのくらい器用なんだっけ。
 (11)1d100点くらいの出来だったかも

 食べ物はんぶんこ大賛成!
 あつあつのたこ焼き、大騒ぎしながら食べたり。]

 
(347) 2021/07/22(Thu) 23:55:58

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[11点はさすがにひどくないですか]

 
(348) 2021/07/22(Thu) 23:56:20

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[楽しかったんだ。すごく。
 でも夜が近づけば、帰らないと怒られちゃうし
 ほら神社にはこわーいきつねも出るって、
 どこかで聞いたことのあるようなうわさ話。]


  夜遅くなると、きつねに攫われちゃうんだって


[そうだね、そんな流れで、きっと。
 夕鶴に余計な一言、言ってしまったかもしれない]

 
(349) 2021/07/22(Thu) 23:56:38

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  
……一度、攫われてみる?
 >>5

 
[なあんて、冗談。すぐに笑った。
 だけど、このまま攫われてしまえば、
 夕鶴はこの街から帰らなくていいのに、なんて
 心の中のどこかで思っていたのは、秘密のはなし。]
 
(350) 2021/07/22(Thu) 23:57:05

【人】 一年生 花巻 楓

─ はなひら神社 備品倉庫 ─

[さて、そんなこんなで備品倉庫まで辿り着き
切れた電球は回収ボックスに入れ、替えの電球やら天幕やらホースやらはたまたロープやら
頼まれた品があるかどうかのチェックをしつつ、
ふと、そういえば──祖母から、浴衣を仕立て直した、と聞かされたのを思い出した。
なんで思い出したか、といえば]


 紅葉先輩、今年も準備に参加してるのかな。


[そう、毎年準備に入ってる二年生の先輩───去年、来年は同じ高校だねって笑って話して───

そう、去年二年生だからことしもにねんせいなんだよね。


まだ今年は会ってないけど、楽しそうに準備してる彼女を思いだして、ふにゃ、と顔を綻ばせた*]
(351) 2021/07/22(Thu) 23:57:26

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[それからも、毎年夏だけの交流は続く。
 真新しい制服、スカート姿の夕鶴は新鮮で>>336
 思春期の訪れ始めていた俺は、褒めることも
 けなすこともせず「別に」とか言ってみたり

 交友関係に変化もあって、
 女子とよりも男子と遊ぶほうを好むようになったし
 学区外の女子と遊んでるところを、なによりも、
 ほかの男子に見られたくなくって、

 だんだん、だんだん、会う頻度は減ってたと思う。

 俺の背が夕鶴に追いつきそうになる頃合いには、
 ちら、と顔を見に行って手を挙げる程度。
 一緒に遊ぶことはしなかったんじゃないかな。]
 
(352) 2021/07/22(Thu) 23:57:48

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 

[だからまあ、正直驚いた。

 同じ高校に入って、同じクラスになったのは偶然。
 目線はいつの間にか同じくらいになっている。

 呼び方も ────── 変わった。


         蓮見くん、
         彼女の声が、そう紡ぐ。
 ]

 
(353) 2021/07/22(Thu) 23:58:03

【人】 二年生 蓮見 朱鷺也

 


  久しぶり。……田邉さん。


[今の俺は、きみをそう呼んでいる。]** 
 
(354) 2021/07/22(Thu) 23:58:14