「…………、？」

キョロキョロ、辺りを見渡す。思考する。
いつも傍に居る顔が……居ない気がした。

やがて少女はふよふよと、浮遊しながら移動を始める。
ソファの下を覗いたり……はしない。辺りを見渡しながら。

ただ、何かを探すように。漂っているだけだ。

「...良くない空気だ。」

賑わいのないこの場こそ、正しいのかもしれないが。
姿の"見えない"囚人を探すことは無いものの小さな呟きを落とす。

「私には、関係の無いことだが。」

結局のところ、ここに行き着く。
というわけで、プレッツェル^foodとレモネード^drinkを頼むことにした。

「…………」

アマノはただ黙って龍眼水^drinkを飲んでいる。酒を飲むのはまた今度。

>>58アンタレス様
「U-681よりアンタレス様にご挨拶申し上げます。飲料を手にしながらのご挨拶となり申し訳ありません、……ご機嫌はいかがでしょうか？」

ものすごくいい、以外の答えが返ってくるのはわかっているものの。恭しく一礼してから尋ねる。

>>60 アマノ

「悪くは、無い。」
良いとも悪いとも言わず、敢えてこの答えを送る。

「......君の調子はどうなんだ。」

少し間を置いて、気まぐれに問い返す。
普段であれば答えるだけ答えて、そこで終わりだったはずだ。

>>61アンタレス様
「であればよかったです。……私、ですか」

普段ならば返って来ない問いかけに驚き僅かな沈黙を生み出してしまうことを止められなかった。それから思考を巡らせて。

「無礼講の場故だと理解はしておりますが、こうして言を交わす栄誉を賜ったことを嬉しく思っております。どうか常よりもアンタレス様の御心が軽くありますよう」

ちらとプレッツェルを見た。流石にプレッツェルほど軽くなくてもいいが、あなたが気乗りしていない側の人だったように男は記憶していたので。

>>62 アマノ

「...そうか。」

問い返したにも関わらず、上手い言葉は浮かばず。
素っ気ない返事で返した後、もう一度口を開く。

「君は、堅苦しいな。」

素行の問題であれば、利口だと言えるだろう。
けれどもこちらからの問いかけに対しての返事が"自分の為に返されたこと"にどうにも言わずにはいられなかったようだ。

>>63アンタレス様
「囚人の私語を望まれない看守様もいらっしゃるため、このような対応をしております。お気に召さないようでしたら申し訳ありません」

もちろん、あなたの言葉の意図をある程度汲み取った上で言っている。ここが無礼講の場であることも理解した上でこの言だ。

「恐れ多くも申し上げますと、アンタレス様と会話させていただいていることを楽しんでいるのは事実です。それ以外であれば……ああ、これを久方振りに飲んだので若干心が躍っております」

手に持った龍眼水を揺らしながら。

>>40　メサ
視線に貴方の方を向く。
……ここで教えを説く事は禁じられている。

「死者への、祈りを」

この行為がなにかを告げ、一度考えるように口を噤む。

「……意味を、問われるのでしたら。
先立つ者へ残された者ができる慰めのひとつです。

その先に良き事がありますように。
そう信じて歩き続けますように。

祈る者、託す者によって内容は様々でしょう。
この時代、この場所においては無意味とも言えるでしょう。

ですが、これに救われる者も多いのです。
少なくともキンウの居た場所ではそうでした」

>>64 アマノ

「...君との話は、疲れなくていいがな。」

あまり声を荒らげて発言するタイプではないが故に。
貴方の言葉を全て信用する訳では無いがひとつ頷きを。

「そうか、...楽しんでいるならばいいんじゃないか。
その楽しいという気持ちは、私には分からないが。」

元より強制的なものに楽しみも何も無い。
だが、相手が勝手にそうした感情を持つ分には。

心が躍ると零された際には貴方の手の中で揺れるそれに目を向けて、またひとつ頷いた。

「皆イキイキと元気でよろしい」
どこを見てそう言ったのか？

調理場から完成品のグラタンを持ってきて席に着き、食べ始める。
特に感想を漏らすこともなく。
「……ん。ああ、そうだ」

もしかして、そういう問題じゃない？

この宴で何が求められているのか、
何をするのが面白いとされるのか、

興味関心がそもそもないこの頭では何も思考出来ず。

「…………、？？？」

わからない……の顔になってしまったｳｻﾁｬﾝ。

「おはようございます！！」
今日も元気！柳川鍋^foodもつけちゃお。あぐあぐ。

「投票先ですか、拙も意見を固めなければいけませんね」

>>65 キンウ殿
「…救われるのですか？亡くなられた方が？」
拙には分かりません。死んだ人は、ここにいないのです。
その行動に何か意味があったとして、それを受け取れる人がいないはずです。
死の先に、何かあるのでしょうか。

…信じる、と彼女は言いました。
それは死者と、そして生者。どちらにも向けられているように聞こえました。

「拙もやってみていいでしょうか」
もしも何か、それに意味があるのならば。
いえ、なくともいいのかもしれません。

「こう、でしょうか」
両の手を重ねて、真似事の祈りを。

>>70　メサ
「えぇ。我らはそう信じるのです」

生者と死者、そのどちらもが救われるように。

「もちろんです、メサ様」

メサの祈る先はどこにあるのだろう？
祈るという行為すら知らなかったのならば、先なんてないのかもしれない。
それでも、キンウはメサの行為を肯定します。その行動を促します。
メサがやってみようと思った事に、意味はきっとあるのですから。

ーーーあなたと共に、暫しの間祈りを捧げたでしょう。

「これもある種キャンディじゃん……？」

タフィーをもぐ……さく……としながら釈然としない顔。
もしかしてランダムに黙れって言われてる？

鏡に映る自分は今日も────美しい。

薔薇の香油はトラヴィスの身体に沁みるように香る。
目に見えない美しさまで兼ね備えているとは……

「我がことながら、賞賛せざるを得ない」

鏡の向こうの己と手を合わせた。賞賛、ありがとう。

「……うん？」

　夕食後、端末を確認していた男は目を瞬かせた。相変わらず無愛想の無表情で機械めいていたが、こぼれた声はどこか掠れていたしほんの少し疲れたような空気がある。
　男は三食いつもほぼ同じメニューである。活動するのに必要な栄養素が取れればいいので、料理を変える必要があまりなかった。

「……この監獄でハロウィンらしいお菓子を配るなど理解できないし浮かれすぎではと思っていたが……輸血パックあるのか……」

　端末で配っているお菓子のリストを確認できる事をチャンドラから聞いた男は、しばし考え込む。
　治療や蘇生に使うかもしれないと思い普段は自分から輸血パックの申請はしていないが、"たまたま配られた"のであればちゃっかり貰っていいんじゃないだろうか。

「…………一つ、いや三つくらい貰いに行くか……」

　微妙に欲が出た。そんな訳で、男は後ほどパンプキンパイ^vilとタフィー^vilとスティックキャンディ^vilを貰ったのでした……。

>>74

「…………」

　輸血パック貰えなかった…………。
　食べ物に好きも嫌いもなかったので、三つも貰ってしまったお菓子を少しずつ消費したのだった……。もっ……もっ……。

フ……私の先輩パワーの見せ所だな。
後輩に奢ってやろう、はぐれジンジャーブレッドマン^vilとチュロス^vilを。

「…………」

>>75　の近くに座って静かにおやつを食べる集団を形成した。ダイス・パワーある先輩でなくてすまないね……
もっ……もっ……。

　華麗に輸血パックではなくお菓子を貰ってきた先輩を見た。

「……」

　お菓子にはお茶がつきものであることは知っている。
　……紅茶淹れたほうがいいんだろうか……。

　後輩、そっと席を立って紅茶を淹れ始める。そんなことした事ないけど。元軍人だし……。
　紅茶の出来は多分71点くらい。

何だかよく分からないが、男も流れに乗る。
いや、男にすればそのつもりは無いが。

シナモンロール^vilとかぼちゃ^vilと輸血パック^vilを頼む。

あっ、お菓子パーティしてる！

「僕もちょこっと頼んじゃお♡」

鮮血^vilとかぼちゃプリン^vilと目玉ゼリー^vil。なにがくるかな〜？

キンウもお菓子を貰ってみる事にしました。
三つほど、えいっ。

かぼちゃプリン^vilとキャンディ^vilとはぐれジンジャーブレッドマン^vilを貰いました。

「わぁ。新鮮だぁ」

どうしようこの血。めっちゃ鉄の匂いする。
大きなジョッキになみなみと注がれたそれを目の前に兎はフリーズしている。

とりあえずかぼちゃプリン食べよ。。。

「ありがとう、ダビー…………ん？……案外上手いね君。どっかで習った？」

渋めの味を覚悟していたが裏切られたので、目を瞬かせて後輩の仕草を観察した。意外だねえ。

「拙も頂きましょう！！」
ドン！パンプキンパイ^vil！シナモンロール^vil！スイートポテト^vil！

　なんでそんなの鮮血あるんですか？？？の顔。
　輸血パックは武器に使うから嬉しいけど吸血鬼というわけではないので……。

「……チャンドラ様。俺、貰いましょうか？」

　でもなんとなく引き取ろうとした。使えるかなあと思い……。

「恐縮ですトラヴィス様。いえ、習ってはいませんが……淹れ方調べたので……」

　多分レシピがあればできるタイプ。マニュアルはちゃんと読むタイプ。