人狼物語 三日月国


87 【身内】時数えの田舎村【R18G】

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【墓】 枠のなか 卯波

「油断も隙もないなあホント!」

ナマコさんが可哀想でしょ!(委員長)

「あ、茜ちゃん」

そして、透けてる様子に気付いたようで、
小走りで荷物を漁り、大き目のタオルを取り出してみせつつ、自分の胸元をとんとんと叩く。

「さっきも水かけまわってたでしょ、
 一旦休憩にしようよ。両手のナマコは引き受けるから」

ほんのわずかに頬を染め顔を背けて、
気付いてくれ〜と気遣いをしてみて。
(+37) 2021/08/14(Sat) 18:37:48

【人】 迷子の少女 竹村茜

「ん?……んふふ、卯波のえっち」

やだ〜見ないでよ〜なんて言いつつ、ナマコを海に戻して Tシャツをめくりあげる。
その下には黒のインナートップス。水濡れ透け対策はばっちりだ。

「茜ちゃんがそんな失態犯すわけなーいじゃん」

とはいいつつ、卯波の元へ近寄っていく。気遣いを無駄にするのは良くないからだ。
(128) 2021/08/14(Sat) 18:44:51

【人】 音楽家 宵闇

>>124 御山洗

「油断したな」

それは男のほうだった。そう言った刹那──
自分がかけたより倍に近い水飛沫をかぶり、頭から見事に濡れた。髪がわかめのようになる。

「……うわ。つめた。しょっぱ……
 待て、俺また昨日みたいになるって……話せばわかる」

自分からふっかけておきながら
一歩、また一歩あとずさり、沖の方に逃げながら

「なんてな」

だが、反撃をするのは忘れなかった。
量でかなわなければ数だと言わんばかりに
ばしゃばしゃと何度か水をかけまくった。
(129) 2021/08/14(Sat) 18:46:32
編笠は、青嵐あとで覚えてろ!と言いながら海藻王から逃げまどっている。
(a81) 2021/08/14(Sat) 18:47:44

宵闇は、ナマコを投げ合う若者たちを見て懐かしくなった。
(a82) 2021/08/14(Sat) 18:47:50

【墓】 枠のなか 卯波


「こ〜らからかうんじゃありません」

だから見ないようにしてたんでしょ〜なんて言う。
ああ、そういう方法もあるんだ、とちょっとだけ感心したりして。

「茜ちゃんは着替えちゃんと……あるよね、茜ちゃんのことだもの。いや、安心した。
 十年越しに女らしさを磨いたところを目の当たりにするとは思わなかったよ〜」
(+38) 2021/08/14(Sat) 18:49:33

【人】 迷子の少女 竹村茜

「ごめんなさ〜い。照れてる卯波面白くってさ〜」

でも心配してくれてありがとね、と素直に伝えて。

「ふふん、思いっきり遊ぶためにそういうのは欠かさないんです。
 メイクだって水で落ちない奴にしてるし、ちょっと厚手の服もちゃんと用意してるから安心して」
(130) 2021/08/14(Sat) 18:55:13

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>122 涼風

「──かーおる兄!」

 やにわに近くも遠い水面の向こうから声がして、

 たゆとう海に溶けてしまいそうなその人の腕を
 ぐっと引いて、水面という膜一つ隔てた向こうへ引き戻す。

 その手はもう随分と大きくて、
 ただ手を引いて、こちらを見てとねだるだけの子供ではない。
 きっと誰の事だって、楽しい事へと連れ出してしまえるのだ。

「ねえ、一緒に遊びに行こう!」

リフレイン。

「ほら、行くよ!いつまでもそんな所でぼーっとしてないの!」
(131) 2021/08/14(Sat) 18:58:19
夕凪は、御山洗の視線を追おうとした。
(c34) 2021/08/14(Sat) 18:58:23

青嵐は、編笠そんな照れんなって、な!
(a83) 2021/08/14(Sat) 19:00:00

【置】 音楽家 宵闇

覆面シンガーソングライター『YORU』
ノスタルジックな物語性と、田舎を意識した情景描写を
織り交ぜた懐かしくも、美しい曲を書く人間だ。
プロフィールはほとんど非公開。歌声から男性ということしかわからない。


宵闇 翔はYORUの影男だ。

散らかった部屋の隅で"売れる為に"
壊したくなるくらい綺麗な言葉を継ぎ接ぎして
娯楽、恋愛、曲のネタになりそうなことはやりつくして。
そうして万人向けする音楽を大衆に売り払っている。
大した理由などない、明日の飯のためだ。

──昔はもっと、綺麗な気持ちを抱いていた。

音楽が大好きな母親に喜んでもらいたい。
褒めてもらいたい。アイツに勝ちたい。
変わりゆく景色を忘れないよう、残したい。届けたい。


音楽は好きでも嫌いでもなかった。
でも、きっと、あの頃は、楽しかったんだ。


最近はそんな純粋な気持ちを思い出せそうなくらい
この田舎のひとときに安らぎさえ感じ始めていた。
このままここにいれたら、あの頃の気持ちを思い出せそうな程。

夢を見る子供には戻れないというのに。
(L7) 2021/08/14(Sat) 19:00:10
公開: 2021/08/14(Sat) 20:00:00
青嵐は、編笠にワカメを投げつけた。
(a84) 2021/08/14(Sat) 19:00:31

【人】 髪置

ぷか〜 ぷか〜
でかいボート型の浮き輪に寝そべり、ふらふらと波に揺られている。

「あぁ〜、この感覚。気持ちいいですねぇ……」

ちなみに水着は着ている。普通のトランクス型の水着だ。
たまに水につけた足をゆらゆら動かしては、あくびを一つして夢現の合間を揺蕩っている。
(132) 2021/08/14(Sat) 19:06:54

【墓】 夕凪

>>118 御山洗

「子供、のままの関係だったら?」

どういう意味だろう、と頭で思考を巡らせている間に水が飛びかけられる。
ぱちくりと目を瞬かせて見つめれば、覗くのは無防備な脇腹。いたずら心が芽生えてその腹に手を伸ばした。

「御山兄さん余所見してると危ないよ」

くすぐってみたい衝動が起きてしまったから。
遊んでみたくなったから。
そんな無邪気な理由でいつまでもここに要られたらどれほどいいか。

しばらくしてから皆の輪に戻ろうと声をかけた。
その時一体自分は誰を見ていて。
あなたは誰を見ていたのだろう。

「お兄さんも、溜まったものがあるなら海にでもなんでも吐き出してしまってください。
 
田舎に忘れ物をするのは、夕凪たちだ絵で十分です。

 あと、風邪は引かないように!」

そう、笑って。
一歩海に向かって飛び込む構えを見せた。
(+39) 2021/08/14(Sat) 19:08:47

【人】 おかえり 御山洗

>>129 宵闇

いつも素直な大男は耳を貸そうと一旦止まった。
が、和解の姿勢を見せた途端に反撃を喰らい、思わず声を上げて笑った。

「っふ……はは、話す気ないだろ、翔」

つまり望まれているのは継戦なのだ。そう受け取ると、沖の方へと追いかけていく。
同じように深みに行くにつれて水も掬いやすくなって、巻き上がる量も多くなった。
まるで本当に子供に戻ったかのように、遠慮もなしに塩水を掛け合う。
(133) 2021/08/14(Sat) 19:12:30

【人】 学生 涼風

>>131 百千鳥

 音もなく、温度もなく、けれども揺り籠のような心地の良い海の中。
 朗らかな声が、しっかりとした手が、日差しとともに差し込まれて。

「……、っぷは!
…………は、……ぁ、うん?ああ、モモ──」

 ざばりと音を立てて引き戻される。顔に張り付く髪をどけることもしないまま、呆気に取られたようにきょとんとする。

 残響。回想。幻視。

「……呼子、さん」


 くらり。軽い目眩がする。
 ……きっと暗い海の中にいたからだろう。淡く浮かび上がる疑念を振り払うようにかぶりを振った。瞼の裏に焼きつく影法師も溶けて消えた。

「……うん!モモ、遊ぼう!どちらが早く泳げるか競争しようか!」

 頼もしくなったなあ、と感慨深くなりながら貴方と無邪気に笑い合う。
 ごめんね、忙しいからと断る理由はここには無い。

 自由に、好きなだけ貴方と連れ立って駆けて行くことができるのだ。
(134) 2021/08/14(Sat) 19:31:25

【人】 音楽家 宵闇

>>133 御山洗

「もしかしてホントに話聞こうとしてた?
 素直なやつめ……」

すっかりびしょびしょになった長い前髪をかきあげて
笑いながら、年甲斐もなく水をかけ合い、はしゃぎ倒す。
子供の頃は、振り回していたこちらのほうがきっと優勢で
でも今は力なら御山洗のほうが上かもしれなかった。

夢中ではしゃぎ倒し、逃げ回っていればいつのまにか
それなりに深いところまでやってきていたことに気づいて

「待って、タンマ、服重い。一回服脱がして──」



「あ」

一際おおきな水飛沫があがった。
宵闇はふいに、足を滑らせて、うしろ向きに、海の中に消えた。
(135) 2021/08/14(Sat) 19:38:43

【人】 おかえり 御山洗

>>+39 夕凪

「わあっ」

面白いくらいに体をよじって突かれた箇所をさすった。
前髪を透かして白目が見えるくらい目を丸くして、なんで? みたいな目が夕凪を見ている。
それが悪戯心なのだろうと遅まきに理解すれば、仕方ないな、と姿勢を正す。

「うん、いこうか。なるべくたくさん、楽しんだほうがいいよね。
 これだけみんなが集まることもきっとなかなかないだろうから」

今は忘れてしまおう、心中に抱えておいていくのは思い出だけでいい。
夏のにおいに吹かれながら、はしゃぐ声の中にまぎれていく。
(136) 2021/08/14(Sat) 19:40:52

【人】 警部補 添木

>>101 鬼走 【3日目 朝 旅館】

「さあね〜。鏡で確かめたら?ま、指輪もつけさせてるし。心配ない気はするけどね」

機嫌が見るからによくなる。
鼻歌を歌いながら、先に歩き出す。

「あはは!」

相手の返答に、愉快そうに笑った。

「変わるわけないじゃない。”僕”も”俺”も、ずっと同じまま。人がまるっきり変わったように見えたってさあ、根本的には俺なんだ。変わったように見えたなら、それはその人との付き合い方を、俺が改めただけ。

見せ方を変えただけだよ。多少鉄を磨いたって、鉄は鉄だ。キラキラ見えるか、鈍くてサビてるかなだけ」
(137) 2021/08/14(Sat) 19:41:21

【人】 警部補 添木

>>102 御山洗

「ああ、あれねー……。まあ憧れないとは言わないけど。でも、呑んでみると酒、楽しくならないとはいわないけど?結局、楽しいときに飲むから楽しいのかな。メンツ次第だよ。御山洗サンも、お茶でも一緒に飲んだら楽しいよ?きっと」

きっと彼の言うことも一理ある。素面だと、どうしても言いづらいことも、お酒を飲んでいるからと、距離を詰めて話せる力は確かにある。ただ、相手が酔ってさえいれば、自分は酔っているフリでそう話しても問題ないんじゃないかな、と思う。どうせ酩酊状態の時、皆大して気にしない筈だ。楽しい場ならなおさら。

「あー。まあね…ダメだったら旅館に泊まり続けようと思ってたよ。たまーにくるぐらいだし。正直、辛い想い出も多いし? だから、毎年…一応風を入れに来るだけ」

段ボールから調理器具を出して、ひたすらキッチンに運んでいる。布団は早めに始末しておきたい問題だったから、本当に助かる。布団が引っこ抜かれる音に笑って、

「布団干し終わったら、ちょっと休憩しようよ」
(138) 2021/08/14(Sat) 19:41:32

【見】 天狼の子 夜長

>>125 百千鳥

 向かってくるあなたに、パッと雰囲気がはなやいだ。が、秘密基地のことを聞けばどこか微妙な雰囲気になる。

「……先に、行ってしまったかもしれない?」

 鬼走に連れられて、それらしい所に行ったらしい。方角もあわせての説明を聞けば、あなたが彼を案内しようとしていた場所で間違いないと思えるだろう。

「それとあっちの、洞窟の方の秘密基地にも、
 ボートで連れて行ってもらって。
 ……すまない、俺の方が案内してほしいと言ったのに」

 纏っていた微妙な雰囲気は、申し訳なさやバツの悪さだった。
(@16) 2021/08/14(Sat) 19:52:26

【墓】 枠のなか 卯波

>>130 卯波

「ああ〜次々女の子らしい単語。
 メイク、……そっか、その年ごろくらいになるとするんだね」

 何か思うことがあるのかうんうんと頷きながら。
 大半は後輩がこんなに大人になって……という感情からくるものなのだろうが。

「俺は写真撮るひとだから、撮られる側の努力とかにも凄い興味があるんだよね。時間があったらちょっとだけでも教えてもらっちゃおうかな……俺がするわけじゃないんだけど」
(+40) 2021/08/14(Sat) 20:02:06

【人】 おかえり 御山洗

>>135 宵闇 海

「そりゃあ一応、」

水を掛けられれば掛け返し、それにまた掛け返されて。
ラリーのような水遊びが続く。
まだ少し優勢なぶん話を聞く余裕もあったのか、待てとされればぴたりと止まったのに。

「っ、翔!」

叫ぶような声。海辺は底面が急斜面になっていることもある。
海の中に頭を沈めて、手をつかもうと腕を伸ばす。
(139) 2021/08/14(Sat) 20:02:47

【人】 おかえり 御山洗

>>138 添木/添木邸

「みんな、『子供はダメだ』『子供にはまだ早い』って言うもんだからさ。
 大人はいいなあって……現実にはそんなとんでもなく良いもんじゃないけど。
 そうだなあ、瑠夏や翔とも飲もうよって話はしたし。祭りのあとに時間とれるかな」

そのあとになったっていいけれど、折角大人になったのだから積もる話をしたくもある。
もしも場と時間が取れるのならそういうこともしたいと同意した。
きれいに畳まれた布団をその形のまま縁台のある方へ持っていって、
ありもので干してみた。そのままの形で家が残っていても、細かい道具は抜けてるかもしれないから。

「そうだよな、俺も……受け入れてもらえるか不安だったから――……
 ……あ、うん。時間はあるしね」

添木は年も近いほうだから、御山洗が集落を去った理由が親の離縁であることは知っているかもしれない。
それに、ついていかなかった父親のほうがこの田舎に由縁のあるほうだ。
だから帰ってきた御山洗を迎えるものはいないはずだけど、
声を掛けられてそっちへ寄っていった。
(140) 2021/08/14(Sat) 20:20:14

【人】 音楽家 宵闇

>>139 御山洗 海

男は泳げないというわけでもない。
だから特に焦ってもがくわけでもなく、泳ぐわけでもなく
けれど、服の重みでじわじわと沈んでいく。
腕がのびてくるまで、ぼんやりとくらげのようにただよいながら、水面越しに空を見つめていた。塩水は目に染みた。

腕は掴まれる。
細身の男を引き上げるのは難しくはないだろう。
(141) 2021/08/14(Sat) 20:22:30
宵闇は、水中で、水面に浮かび上がっていく泡沫が綺麗だな、と思った。
(a85) 2021/08/14(Sat) 20:22:52

【人】 おかえり 御山洗

>>141 宵闇/海

「危な……頭打ったりしてないか、大丈夫?
 ごめん、よく周り見てなかった……」

引っ張り上げた体をちゃんと足のつくところに立たせて、怪我をしていないか検める。
意気消沈としてはしゃいで遊ぶ気力はすっかりなくなっているようだった。
(142) 2021/08/14(Sat) 20:28:35

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>134 涼風

「お、言ったね!
 競争となればこのモモチ、薫兄だからって容赦しないぞぅ!」

 引き上げたその手を取って、ころころと笑い合いながら
 二人、飛沫を上げて波を掻き分けて行く。
 その次は何をして遊ぼう、なんて気の早い話をしつつ。

 憂鬱なんて、みんなで遊んで忘れてしまえばいい。
 楽しい遊びなんてここにはたくさんあるのだから。
 夏はまだまだ終わらないけど、
 日々を物思いに耽って過ごしてしまうには少し惜しい。

 ぼやけて被る輪郭に、大切な何かが欠けているような感覚に
 今は見ないふりをして、ただ淡い夢に浸るのだ。
(143) 2021/08/14(Sat) 20:35:07

【人】 音楽家 宵闇

>>142 御山洗 海

「……いやー気持ちよかった。久々の海」

一方、引き上げられたこちらはとてつもなく呑気だった。
重たい服を脱ぎ、絞っている。
意気消沈した様子の御山洗を見て首を傾げる。

「あー、悪い悪い。俺が足元みてなかっただけだよ
 お前は気にしなくていいって」

ぽんぽん、と背中を叩く。怪我はないらしかった。
(144) 2021/08/14(Sat) 20:37:19

【人】 おかえり 御山洗

>>144 宵闇/海

脱いだ上半身はともかくとして、せっかく海に入って良いように履いてきたハーフパンツまで海水漬けだ。
選択する前に真水で塩を抜いたほうがいいのかな、とか考えながら目元を隠した前髪をかきあげた。
普段はほとんど気にしなくとも、濡れて束がくっつき合うと前が見えづらい。

「それならよかったけど……はしゃぎ過ぎるのも考えものだな、やっぱり」

過大に落ち込むのはやめたものの、すっかり気持ちは落ち着いてしまった。
まだまだ元気な学生たちの方を見て、ああいうふうにはいかないんだなと思い直す。
(145) 2021/08/14(Sat) 20:48:26

【人】 君ぞ来まさぬ 百千鳥

>>@16 夜長

「あ、やっぱり!
 さっき見に行ったんだけど、誰か来てたみたいな感じしたから
 そうなんじゃないかなーって思ってたんだ!」

 述べられた答えに特に落胆する様子もなく、
 微妙な雰囲気を物ともせずに溌剌と応えを返した。

 夜長の様子からして捜し人は見付からなかった、という
 推測に思い至る事は無く、ただ単純に
 自分の見立てが間違っていなかった事を喜んでいるようで。

「ううん、気にしないで気にしないで!
 あそこは案内しなくってもすぐわかると思ってたし、
 洞窟の方…は多分、危ないからって
 モモチ連れて行ってもらった事無かったし!」

 夜長の纏うばつの悪さを振り払うように、
 気にしないでと快活に笑って片手を振った。
(146) 2021/08/14(Sat) 20:48:33

【人】 青嵐

「はは、アキラのやつ、あんな全力で逃げなくてもいいのに
持ってるのただのワカメだぜ?」

笑いながら”親友くん”を追い掛け回して疲れたので砂浜に寝転んだ。
熱された砂の熱が背中から伝わる。
遊んで、笑って。
この数日で会えなかった日々を少しずつ取り戻せてる気がして嬉しかった。
太陽が眩しくて、目を瞑る。

「……はぁ〜〜〜……背中あっち〜〜〜」
(147) 2021/08/14(Sat) 20:56:46

【墓】 夕凪

宵闇に笑顔を返したとき>>115思い出したのは
双子でみんなのことを思い出していた数年前。

『お兄ちゃんは忙しいんだから僕たちに構ってばかりいられないさ。
 だけどとっても大事にしてくれてる、夕凪もわかっているだろ』

わかっているわ。優しくて真面目な人だもの。


『涼風? 何してんだろうなぁ、まだ僕たちみたいに文章を書いてればいいけど。
 それか新しい夢見つけていたりしているかもな』

それもいいと思う、もう何年も経ったんだから。


『編笠元気かなぁ〜、あいつと話すの大好きなんだ、なんか面白い仕事についたりしないかな。みんなが思いつかないような』

どんなことを好きになったのかな、とても気になるね。


『青嵐はさぁ、落ち着きが出たのか気になるよな。夕凪もあの時のこと……え、もういいって?僕が変わりに聞いてやるよ』

何をしているのか、二人で想像して。
会える日を夢見て、一緒に笑った。


『モモチは背ぇ伸びたのかな、まだまだ成長期だろうけど流石に夕凪の服はもう嫌がる歳だろ』

まだまだ可愛いわよきっと。
私の服も入るんじゃないかな。


いつまでもいつまでも夢を見るように話は続いていた。
(+41) 2021/08/14(Sat) 20:58:16

【人】 音楽家 宵闇

>>145 御山洗

「俺はたのしかったよ」

けれど濡れていい服でくるべきだとは思った。
昨日のことで学習できない、だめな大人。

「あ゛ー……筋肉痛ひどくなりそ。
 さて、あとはゆっくり休もうか……
 海は泳ぐのもいいが、ただ見ているのもいいものだ」

浜辺へと歩いて行って、思い出したように振り返る。

「助けてくれて、ありがとな」
(148) 2021/08/14(Sat) 20:58:22
卯波は、最後にカメラで海の風景を撮るだろう。
(c35) 2021/08/14(Sat) 20:58:38

【置】 迷子の少女 竹村茜

「じゃあ、行こうか。『   』」
(L8) 2021/08/14(Sat) 20:58:41
公開: 2021/08/14(Sat) 21:00:00
御山洗は、海が似合うと、そう思った。
(a86) 2021/08/14(Sat) 20:59:17

涼風は、夢について考え続けている。
(a87) 2021/08/14(Sat) 20:59:26

【墓】 夕凪

その日は突然訪れた。

『夕凪、僕一人暮らししたい』

どうして?


『しばらく離れたいんだよね、夕凪と。
 もうさ、いつまでもくっついているような生活しなくていいと思って』

夜凪?
どうしてそんなことを言うの?


『だからさ、夕凪もやりたいこと、見つけなよ』

私のやりたいことは―――――




「………夕凪?」

秘密基地で目が覚めると。
懐かしい夢を見た気がした。
二人で話した未来、そして。

僕たちが喧嘩をしたあのとき。

あのあと、僕たちは、
(+42) 2021/08/14(Sat) 20:59:51