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【墓】 瑞野 那岐[疲れ果てた身体は、睡眠を求めていたのか、 朝まで目覚める気配もないまま、ぐっすりと眠っていた。 瞼の向こうが少し、明るくなったような気がするけれど、 瞼はまだくっついていたいと、言うから。 逆らえないまま、言うことを聞いていた。 ただ、眠る前にあった温もりが、無いような気がして。 少しだけ、重い瞼を持ち上げて、姿を探し。 その背中を見つけたら、もぞ、と身動いで。] …………んぅ、……、 [ぬくもりを求めるように、 ぴと、と両手と額を彼の背中に擦り寄せた。 夏が近づいているとは言え、まだ朝は春眠暁を覚えない。 要するに、もう少し寝ていたい。] (+167) 2023/04/02(Sun) 21:52:38 |
【墓】 瑞野 那岐[無くしたものが確かに埋められて、 とろ、とまた瞼が落ちてくる。微睡みに落ちるのは早い。 寝乱れて浴衣が肩から少し下がり落ちている分、 ぬくもりと求めてしまうのは仕方がない。 腿まで覗いている脚も、 冷えた足先を温めるように、足首をすり、と絡めて。*] (+168) 2023/04/02(Sun) 21:53:14 |
【墓】 瑞野 那岐[ぬくもりを求めるみたいに擦り寄った時、 彼が起きているのかどうかは、確かめていなかった。 眠っていたなら問題なかったし、 起きていたら、もう少しと布団の中を長引かせたかも。 だから、降り掛かる声には、] ……んー…… 、 [ぐずるように返事とも否定ともつかない反応を返して、 身体はより、近づけるように額を擦りとぶつけて。 絡めた脚を、もぞ、と動かして。 脚に挟んでもらって、ぬくもりを求め。 もう少し、うとうとと船を漕いでいて。] (+174) 2023/04/02(Sun) 23:36:00 |
【墓】 瑞野 那岐[誘いの声に、ン、と寝ぼけたまま頷いて。 眠ったときと同じように向き合う形になれば、 もぞもぞと、胸の内に身体を落ち着けた。 包まれる温かさが好ましい。 身じろげば尚更、浴衣がずれて肩を露出して。 腰元には帯が纏わりついている程度。 邪魔な裾は後ろに残した分、 顕になった腿でぴとりと片脚を挟み込んで、 抱き枕のようにすれば。 瞼を下ろしたまま、夢見心地にふにゃりと、笑んで。 抱き込まれた安心感に満足して、 くぅ、とまた眠りに誘われていく。] (+175) 2023/04/02(Sun) 23:36:17 |
【墓】 瑞野 那岐[揺蕩うようにゆらゆらと、眠気に誘われるまま。 しばらくの間、寝息を立てていた。 もぞりと、動く手は抱き直すものだろう。 その手が、悪戯に動くのに気づかないでいたら。] ……ン、 [鼻から抜けるような甘い声が溢れる。 一度だけじゃなくて、数度。 胸元がすぅすぅして、くすぐったくて。 顕になった腿の間に彼の太腿が割り入れられて、 朝の兆しを見せていたものを、下から押し上げられて、 吐息混じりのあえかな声が、喉を突く。] (+176) 2023/04/02(Sun) 23:36:52 |
【墓】 瑞野 那岐[約束していた朝風呂は、予定していたよりも、 少し短く、慌ただしいものになったかもしれない。 寝乱れた布団を仲居さんに直してもらうのは、 とても居た堪れなくて。 対応は彼に任せてしまって、少し長めに湯に浸かり、 脱衣所でそのやりとりを聞いていた。 何食わぬ顔で対応しているその人。 朝から悪戯を仕掛けてくるような人です。 仕事慣れから来ているのか、そもそもの性格なのか。 今はその対応に助けられながら。 彼女たちが部屋を後にしたタイミングで、 ようやく脱衣所の扉を開けて、 様変わりした部屋の眺め、タオルで口元を抑えながら。] ……上がりました、 [湯気を立ち上らせつつ、彼の向かい側に 腰を下ろして、朝食を共にする。 いつもとは、少し、――――違う朝。*] (+177) 2023/04/02(Sun) 23:38:21 |
【墓】 瑞野 那岐[共犯と呼ぶにはすっかり熱を上げられて、 緩やかな高まりが収まらなくなっていたのは、 すっかり彼の手によって、作り変えられて 甘く柔らかくなってしまった身体のせい。 おはよう、なんて平然と挨拶を交わしていても、 手は布を押し上げる下肢に伸びていて、 そっと握り込まれたら、息を詰めて、 ぴくんと跳ねるみたいに、腰が疼いてしまった。 かろうじて返せた言葉は、悪態一つ。 腰がぶつかって彼も兆しているのが分かったら、 小さく唸りながらも、降りてくる唇を受け入れて、] ……ぅ、 ンッ、 …… [とろ、と眠気よりも彼に溶かされるように、 瞼が降りていく。瞼の裏に浮かぶのは、彼の姿。 その後は、もう、――――言うまでもないだろう。] (+182) 2023/04/03(Mon) 2:11:26 |
【墓】 瑞野 那岐[仲居さんたちが朝食を用意する間に、 ドライヤーを使う時間は十分にあったから。 半分以上乾いた髪は、軽く水気を残したままだった。] ……ただいま。 [おかえり、というから反射で応える。 やっぱりその表情にさっきまでの艶を帯びた姿はなくて。 ギョーカイジンってみんなこうなのかな。 みたいな、余計な考えた浮かんだけれど、 それを口にするのは辞めておこうと思う。 知ったところで、俺の知っているギョーカイジンは、 彼の一人なので、何の役にも立たない。] (+183) 2023/04/03(Mon) 2:11:43 |
【墓】 瑞野 那岐[並んだ朝食の前に腰を下ろせば、 ほわりと仄かに炊きたての御飯の香りがした。 食事を目の前にしてしまえば、 そんなことも忘れて、表情が綻ぶ。] いい匂いですね、……美味そう。 [自身でも朝食はそれなりに作るけれど、 これほど数は多くはない。 手抜きでピザトーストにする日もあれば、 休みの日には時間を掛けてブレックファーストも。 彼と朝を一緒に過ごすようになってからは、 和食が好きな彼に合わせて、 朝食を日本食にすることが増えてきている。] (+184) 2023/04/03(Mon) 2:12:02 |
【墓】 瑞野 那岐[ほうれん草をツナを和えたものは 砂糖と醤油で甘くもさっぱりとしていて好みの味だった。 それだけ食べても美味しいけれど、 炊きたてのご飯に乗せて米と一緒に食べれば、 熱さと甘さが相俟って、より美味しく感じる。 一般的な味噌汁ではなくスープなのは少し珍しい。 昨夜の海鮮も美味しかったし、貝柱が使われているなら、 海もそう遠くはないのかもしれない。 スープを一口飲んで、ご飯を運んで。 貝類の出汁が十分に効いている味を堪能する。 焼きたての魚は、焼き鮭。 温泉卵の他に、定番の厚焼き玉子。 鮭の身をほぐして、口に運べば程よい塩気が 口内に広がって、鮭の旨味を引き立てる。] 旨い。 [シンプルに、一言。それだけでいい。] (+185) 2023/04/03(Mon) 2:12:14 |
【人】 瑞野 那岐[朝食を食べて、 少し散歩する時間くらいはあったかもしれない。 たった一泊二日の旅行は、短くとも。 濃厚な密度で、彼と過ごせる時間だった。 明日からは、また日常が戻ってくる。 帰りの車の中で、その日常の話をするのもいいけれど。 此処は、良かったと。 次はどこに行こうか、とか。 寂しさを感じさせるものよりは、 次に繋がるものを、自然と口にしていただろうか。 彼との思い出を増やすように、一つずつ。 そうして、硫黄の香りを嗅ぐ度に、 ]きっと、この日のことを思い出してしまうだろう。 (2) 2023/04/03(Mon) 2:13:06 |
【人】 瑞野 那岐[そんな、考えが過ぎったからこそ。 旅先から戻った休み前の晩。 ベッドの中で、彼と横たわりなら一つ提案をした。] ……景斗さんって、フレグランス使います? 決まったものがなければ、 俺が見立ててもいいですか? [硫黄の香りを嗅いで、思い出す香りがあるように。 特定の香りで、彼を想うのもいいかと考えて。 俺自身は仕事中には使えないから、 休みの日ぐらいしか使うことはないけれど。 彼ならば仕事柄、平気かと思って。*] (3) 2023/04/03(Mon) 2:13:50 |
【人】 瑞野 那岐[枕に頭を凭せ掛けながら、 思案に老ける彼の様子を眺めてた。 唐突、と言われればそうなのかもしれない。 だけど、自分にとってはあの旅行から戻った時から、 考えていたものでもあったから、そう?と緩く笑みを添えた。] 香りがあれば、いつも傍に居るような気がして。 [寝転がりなら、彼の髪を撫でる。 風呂上がりにするシャンプーの香りも好きだけど、 時間と場所よって変わるフレグランスはまた、 違ったあなたを引き立たせてくれるだろうから、 それも楽しみの一つ。 自分が選んだ香りを纏わせながら、仕事に行く彼も。 なにかの合間に、自身を思い出してくれたら。] (14) 2023/04/03(Mon) 21:41:57 |
【人】 瑞野 那岐[名乗りを上げれば、彼からも見立ての注文が入って。 笑いながら、いいよ。と応えた。 考えつく先は、同じなのかもしれない。] 仕事中は付けられないから、休みの日だけ。 [それは、同僚も従姉妹も知らない香りになるだろう。 だとするなら、彼と並んだときに、 噛み合う香りがいいだろうか。 選ぶといいながら、あまり詳しくはないけれど。 彼に送りたいものは、いくつか検討がついていたから。 オーダーメイドという話が、 そういうものもあるのか、と感心しただろう。 それはそれで、互いにまた作ることにして。] (15) 2023/04/03(Mon) 21:42:14 |
【人】 瑞野 那岐[季節は春から梅雨へ、梅雨から夏へと移り変わる頃。 旅行のときに、話していた蛍も>>+186 そろそろ見頃の季節がだろうか。 師範代だという祖父は彼に厳しいのだったか。 その話をするときだけ、彼の表情が、 いささか強張ったようなものになったのは、 無意識に祖父を思い出していたのかもしれない。 家族仲が悪いわけではなさそうだけれど。 その話も、これからは耳にする機会もあるかもしれない。 風呂上がりに、いつも。 彼が自身を抱き寄せるのが癖になっているみたいに。 隣に寝転ぶ彼に、寄り添うように身を詰めて、 まだ眠る気配のない彼を下から見上げるのは俺の癖。] (16) 2023/04/03(Mon) 21:42:38 |
【人】 瑞野 那岐……蛍を見に行くの、 景斗さんのお爺さんの家の近くがいいな。 [寝転がりなら、ふわりと柔らかく笑って。 少し、無茶な注文をしただろうか。 難しいと言われたらなら、ごめん、と笑って。 もし、彼も頷いてくれたなら、少し具体的な話をして。 今日も彼の腕の中で、眠りにつく。] (17) 2023/04/03(Mon) 21:42:58 |
【人】 瑞野 那岐[休みを合わせた休日に、彼を引き連れて、 デパートへ足を運んだ。 男性だけでは、少し足を運びにくいかとも考えたけれど、 やはり種類を求めるなら、場所を選んだほうがいい。 いくつかの店を周りながら、 今度はやっぱりオーダーメイドにしようと、彼が言うから。 その時ばかりは、笑って頷いただろうか。 ひと目につく所に連れてきてしまったことに、 少々申し訳なさを感じながら、いろいろな香水を試して、 ようやく選んだ香水は、どこか彼を思わせる。 黒いシックな容器のもの。 最初は情熱的な獣のような匂いすらするけれど、 少し時間をおけば、フローラルな香りも混じって 格段にマイルドな印象になる。 何より、香りを試した際に店員の人が教えてくれた 名前の由来がとても気に入ったものだから。] (18) 2023/04/03(Mon) 21:43:14 |
【人】 瑞野 那岐[俺にとっての日常は、優しく穏やかなものだった。 日々代わりになく過ごすことに、不満はなく。 慣れた道を通り抜けて、店に向かい。 毎日のように顔を合わせる同僚たちと、 今日はどんな料理を作ろうか。と、 少しの不安と、半分以上の期待に胸を膨らませ、 お客様に喜んでもらえるようなサービスを考える。 そんな一日一日は、大した不満はなく、 過ごしていたものだったけれど。 ときに失敗をした夜もある。 疲労した身体をなんとか家まで運んで、 熱いシャワーで洗い流して、 気持ちを切り替えようと、取り出した缶ビール。 話し相手はいないから、AIシステムから流れる ラジオが耳の拠り所だった。] (19) 2023/04/03(Mon) 21:43:59 |
【人】 瑞野 那岐[同じ月を見ていても、 どこか遠いもののように思えいてた世界。 決して混じり合うことのないだろうラジオの向こう。 それが、あるとき。 不意に目の前に形になって現れた。 こんなこともあるのか、なんて驚きが一番近くて。 常連として見慣れていた姿が、一気に身近に感じた。 あなたの声が好きです。 いきなりそう告げてもきっと驚かれるだろう。 距離感は保ったまま、それでもいつか。 伝えられたらと思っていた日々はあっという間に過ぎて。] (20) 2023/04/03(Mon) 21:44:15 |
【人】 瑞野 那岐[俺が伝えるよりも早く、彼が一歩踏み込んだ。 好きなタイプを聞かれたときに、 ふと頭に思い浮かんだもの。 今思い返してみれば、少し恥ずかしい。 だけどきっと、その時から、大切だった。 優しくて穏やかな声を、聞いた日は。 あの月を探した夜を思い出す。 一人でいても、どこかで繋がっているような。 ひとりじゃないと、思わせてくれた声が確かに 在 った。] (21) 2023/04/03(Mon) 21:44:35 |
【人】 瑞野 那岐[今は、一人ではなく、隣に貴方がいる。 一人じゃないと教えてくれた貴方が。 二人で過ごすことの心地良さを、 大切な人が居ることの強さを教えてくれる。 夏に近づいた帰り道、数歩先を進んで、 彼が追いついてくるのを待つ。 再び隣にならんだら、プレゼントを持っていない手を 伸ばして、小指だけを絡めるように少しだけ繋がって。] ……もうすぐ、夏ですね。 [『なんでもない』ことを、 さも日常に溶かすように口にする。 なんでもないことが特別なように、一日一日を過ごして、 これからも、ずっと貴方と過ごせていけるなら――。] (22) 2023/04/03(Mon) 21:44:56 |
【墓】 瑞野 那岐[――――これは余談の、蜜月の話。 翌日の休みが合えばいつもの流れで 彼の家に尋ねることになり、その日も。 少し遅めに帰宅した後、 二人で珈琲を飲んで休憩を入れて、 先に風呂を促されたので、遠慮なく汗を流しに向かった。 泊まる日に、何もしないで抱き合って眠る日もあれば、 互いにどちらともなく熱を求める日もあった。 そういう"準備"をするのは、出来るだけ。 彼には見つからないように密かに浴室で済ませることも 度々、あって。] …………、 [今日も後ろに伸びていった手は、 相変わらずぎこちないまま、自分の身体を解す為に、動く。] (+187) 2023/04/03(Mon) 23:58:23 |
【人】 瑞野 那岐[風呂が長くなった時は、暗にそういう合図でもある。 きっと彼も長くなっていることには気づいている、はず。 それを口に出されることは、恥ずかしいから、 できるだけ気づかない振りをしていてほしいけれど。 ほんのりと上気した頬を隠すように頭からタオルを被り、 自宅用の緩めのTシャツとハーフパンツを履いて、 浴室から出てみれば。 まるで正座するみたいに畏まったあなたがいて、 いつもと違う様子に、タオルで口元を抑えながら小首を傾げた。 目の前に差し出されたのは、 真新しいながらも洗濯された、自宅向けのよくあるエプロンで。] ……俺に? [既に彼の家には使用してるエプロンが、 俺用のものと、時々彼も使う用として二着ある。 だから、三着目?と素直に疑問符を浮かべたら。] (35) 2023/04/03(Mon) 23:58:43 |
【人】 瑞野 那岐[ぽそり、とエプロンを前に慾を告げられて。 一瞬、理解できなくて。] え? [思わず聞き返してもう一度視線をエプロンに落とした。 『着けた君と、したくて』 頭の中で反芻して、ぐるぐると思考を回す。 自身が男ということが念頭にありすぎて、 発想がなかったけれど、エプロンでしたい、といえば。] ……あー…………、 [ようやく合点がいったように感嘆を洩らして。 タオルで隠れた顔が、ほんのりと赤く染まる。] (36) 2023/04/03(Mon) 23:58:57 |
【墓】 瑞野 那岐[『俺で勃つのか?』という考えは、 以前にもあったけれど、これもまた。 『俺で興奮するのか?』という疑問符はあれど。 求められていることは把握してしまった。 エプロンと彼の前にしゃがみこんで、 エプロンを拾い上げた後、布面積の大きさを確認しながら。 少し、躊躇い。] ……服の、上からで、いいなら。 [ぽつ、とこちらも零すように返した。 さすがにエプロンだけを身に纏うのは恥ずかしいが過ぎる。 ……し、料理人の手前、 どうしてもエプロンというものが意識的に制御をかける。] (+188) 2023/04/03(Mon) 23:59:35 |
【墓】 瑞野 那岐[そうして、立ち上がったなら用意された エプロンを拡げ、頭から被って後ろ手にリボンを括る。 エプロンの裾より少し短い丈のパンツが前掛けに隠れるが、 上はTシャツの上に胸当てをつけるという、 何ら不思議はない、エプロンの形。 女性のように胸の膨らみもない。 それでも気のせいか、最近胸筋周りが 肉付きがよくなってきている気はするけれど。 汚れのない、何の変哲もないエプロンを装着して。 くるりと、半身を回して。背中側を見せれば、 後ろはリボンだけで少しずり上がったハーフパンツと、 Tシャツが覗いているだろうか。] ……これで、い? [首だけを後ろに向けて、彼の様子を伺いながら、 これから、いたします。というのなんだか少し恥ずかしい。*] (+189) 2023/04/04(Tue) 0:00:10 |
【墓】 瑞野 那岐[エプロンを身に纏うのにそう時間は掛からない。 たった布一枚、紐で結んで留めるだけ。 それがキッチンのあらゆる助けになることを知っている。 後ろ手に紐を結んでいるとき、 ふと視界の端でそわそわしている姿に苦笑を零して、 そこまで期待されていると、完成度の低さに、 笑われてしまうかなと思ったものだったけど。 いざ、お披露目するように半身を翻せば、 想像以上に色欲の色の付いた目を向けられて、 少し、ドキリと心臓が跳ねた。 時折見せる堪えきれないような雄の顔に、 これまでも何度、狼狽えさせられたことか。 下から這い上がるように向けられる視線が、 身体の隅々まで、見られているようで。] ……いつも通り、ですけ、どっ…… [普段通りを装うとして、手を伸ばされ、 後ろから抱き竦められたら勢いに、語尾が跳ねた。] (+192) 2023/04/04(Tue) 0:56:01 |
【墓】 瑞野 那岐[ぎゅう、と隙間なく抱き込まれて。 意識せずとも腰元に硬いものが当たる。 抱きしめられている分、身動きが取れなくて。 興奮して掠れた声が、耳朶にちょうど当たって。] ……ンッ、 ……、 [それだけでぞく、と期待に身が甘く震えた。 とくとくと、早まっていく心臓が収まらない。 前に回った腕に、そっと手を添えて。 もう一度、改めて後ろを振り向いたら、 首を向けた先に、溜息を漏らす彼の顔があって。] (+193) 2023/04/04(Tue) 0:56:28 |
【墓】 瑞野 那岐[俺が好きだと言った近所の食パンと、 コーヒーメーカーが置かれたカウンターテーブル。 そこに両手をついて、腰を上げて。 ハーフパンツと下着が片方の足首に纏わりついている。 ばつん、と肌がぶつかり合う音が、 キッチン近くで響いて、ぞくぞくと背筋が震える。] ……っぁ、あっ、 …… く 、ンッ……、[勃ち上がったものが、エプロンを押し上げて。 内側から自身の先走りで汚れていく。 後ろからじゃ、エプロンも見えないだろうに。 そんな余裕もないのか、胸元までずり上がったTシャツの下、 彼の指が、赤い尖りをきゅう、と摘んで。 また、腰が、びくんッ、と跳ねた。] (+194) 2023/04/04(Tue) 0:57:09 |
那岐は、景斗にキスをした。 (a0) 2023/04/04(Tue) 0:59:41 |
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