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人狼物語 三日月国


213 【身内】Jackpot【R18】

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視点:人


到着:砺波 優斗

【人】 砺波 優斗



きっかけはとても単純で、流れで起きたこと。
幼馴染のミチルとはずっと一緒の学校に行っていた。
高校生のときに周りから囃されて、告白した。
その気持ちでは嘘ではなかったし、
幼馴染が他の男といることは考えられなかった。
それから高校を卒業して、たばこを吸うようになり
一線を越え、共に生活するようになり今に至る。


(9) 2023/06/13(Tue) 21:49:41

【人】 砺波 優斗



「…………いつから好きだったか知ってる?」


時折、眠っている恋人を見ながら、
頬を撫でた後にタバコを吸うために寝室を出る。
本当は隣で吸って、寝起きの彼女にふっと煙をかけたい。
それは求めている証。
けれど、そんな風情のあることなどすることなく、
本能のままに勝手に求めているからたまに怒られる。


(10) 2023/06/13(Tue) 21:51:56

【人】 砺波 優斗



「いつから好きって思ってたか……。
 どーなんだろ、地味に中学生とかかもな。
 他のクラスの男子と並んでるの気に入らなかったし」


離れることがないとわかった後からは、
少し落ち着いたと自分でも感じている。
幼馴染の彼女はずっと隣にいてくれると
慢心していたとも言えるだろう。
とはいえ距離感が近すぎたから、他の男子が入る隙間を
あまり生むこともなく、囃し立てられたのかもしれない。
可愛いのは当たり前で、でもそれだけじゃない。
それに、それを知っているのは自分だけでいい。


(11) 2023/06/13(Tue) 21:53:27

【人】 砺波 優斗


「だから付き合ってくれた時、嬉しかった。
 一生かけて幸せにするって決めた……
 やっぱり、ミチルだけしか見れない」


タバコを吸い終わって、彼女が眠るベッドに戻れば
ぴったりとくっついて瞳を閉じる。
ちゅっと頬に唇を落とすくらいでは起きなかったとは思う。*


(12) 2023/06/13(Tue) 21:59:48

【人】 砺波 優斗



一瞬でも嫌な顔をされていたら、
多分今の状態まで関係が続くことはなかった。
なんだかんだで受け入れてくれた彼女がいて、
今の関係が続けられている。>>13
その点に関して、実のところ全くもって頭が上がらない。


「…なに、気持ちよく寝ようとしてんのに」


とはいえ、いい感じに眠気が来ていた時に
軽く叩き起こされ煙草を所望されると、
自分がさっきまで吸っていたことは棚に上げて
吸うなら自分で、と言わんばかりに動かない。>>14
煙草自体はすぐそばにライターと一緒に
置いてはいるものの、渡す気力が湧かない。
その代わり、別の気力はほんのりと湧いてくるので
眠たそうな彼女をぎゅっと抱きしめた。


(17) 2023/06/15(Thu) 21:14:21

【人】 砺波 優斗



「つか、起こした?」


ちゅ、っと首元に唇を落としてから
耳元で吐息混じりに聞いてみて。*


(18) 2023/06/15(Thu) 21:14:58