人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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視点:人


【人】 奔放 メイジ

メイジは人の輪からはずれて、部屋の中を
無意味にうろうろとしながら話に耳を傾けている。
時々、集められた人の顔色を
ひとりひとり、窺うようにちらちらと見た。

「結構人いるね」

そして、なんとなくがさごそと懐をあさる。
キャラメルの箱がでてきた。
振ってもからころと残りはあとわずかだった。

「オレは今はらぺこのメイジだよ。
 よく怪我でこの病院に通ってた」

木の枝が刺さったらしい怪我もそのまま。
服は泥だらけだし、ぽたぽたと髪から水滴を垂らしたままだ。
警官が配っていたタオルを受け取らずに上がり込んだから。
(2) 2021/06/27(Sun) 22:23:27

【人】 奔放 メイジ

「えっと、セナハラにー
 あとはロクとミロク。名前似てんね。間違えたらごめん
 銭もってないから取引はできないかもなー」

メイジはそんなに頭がよくない。ゆえに名を声に出して覚えた。
みんな……自分より大人に見える。多分。
それらの知らない人たちの顔をぼけーっと見た後
幾分年齢が近そうなフジノへと視線をやる。

>>5 フジノ

「オレ、君のこと見たことあるかも!
 ああでも、最近まで村にいちねん?くらい
 いなかったから、君はオレのこと、覚えてないかもね」

突然馴れ馴れしく声を掛けてきて、びしょびしょのまま笑う。
あなたがおなじ小・中学校に通っていたなら、やんちゃな──主に怪我をしそうな遊びばかりしていた──メイジのことを知っているかもしれないが……。
(8) 2021/06/28(Mon) 0:19:49

【人】 奔放 メイジ

>>7 ロク
突然ずいと近寄られたものなので
跳ねるように数歩後ずさりをした。

「うえー? こう見えて……痛くないよ!
 舐めときゃ治るってヤツ? あいててて……」

枝が刺さったらしき腕を手で隠す。
そして触れたせいで痛くなり、呻いた。
傷に触られることが嫌な動物みたいだった。
(9) 2021/06/28(Mon) 0:22:10

【人】 奔放 メイジ

>>10 フジノ
「そうだったっけ? そうだったかも!
 木登りして木から落っこちた時は騒ぎになったかも」

いつだったか忘れたけど、なんでもない風にけらりと笑う。
この調子だ、火傷のことなんてさほど気にしていなかった。

「君はさ、いつも下向いてたよね。
 なんでかな〜ってなんとなく覚えてたのかもしんない。
 オレ、人の顔とか名前覚えんの苦手なんだよな」

俯くあなたの顔を、遠慮なしに覗き込む。
水滴がぽたりと床に染みを作った。
メイジはよくやんちゃはしていたが……
いや、していたからか、友達は少なかった。

「ほっときゃ乾くかと思って〜……へへ……。乾かなそう。
 気にしてくれんの? やさしーね!」

でもタオルのほうはもらっとけばよかったな、とぼやく。
受け取らなかったのにはそれなりに理由はあった。
傷は気にされはじめてから、手で隠している。
(12) 2021/06/28(Mon) 3:19:07
メイジは、全員の顔と名前を一致させようと、逐一指さし名を呼んでいた。
(a5) 2021/06/28(Mon) 4:01:47

メイジは、ニエカワもガッコー同じだったかも……と記憶を探っているが、なにも思い出せなかった。
(a6) 2021/06/28(Mon) 4:05:16

【人】 奔放 メイジ

>>13 ロク
「ひ」

手首を掴まれると、あからさまに肩が跳ねた。
傷から手は離れたが、口元だけの笑みを貼り付けたまま
見るからに、顔が真っ青になった。

「───、な……」


なにかを呟いた。かすれていてほとんど聞こえない。
大きく開かれた瞳があなたを見据えたまま。手を振り払う。

「あ……ごめん、なさ……。
 驚いちゃって……あはは……はー……」

ふらりふらりと後ずさりして、背が壁に当たり
そのままずるずると座り込んだ。
突然触れられることが、苦手のようだった。
(24) 2021/06/28(Mon) 12:41:45
メイジは、全員の名前を覚えた、はずだ。ロクとミロクはちょっと怪しい。
(a14) 2021/06/28(Mon) 13:07:51

奔放 メイジは、メモを貼った。
(a15) 2021/06/28(Mon) 13:12:00

【人】 奔放 メイジ

>>29 ロク

しばらく膝を抱えたまま、じ、とあなたを見ていた。
さながら蛇に睨まれた蛙のように。

「…………ううん。大丈夫! へへ……
 急だったからびっくりしただけ」

落ち着いたように、小さく息を吐く。

「暇そうな時にお医者さんに診てもらうよ
 気にしてくれてありがとー……」

きょろりと周囲を見渡す。なんとなく
この状況では忙しいのではないかと言い出し辛いらしかった。
(34) 2021/06/28(Mon) 14:52:09

【人】 奔放 メイジ

>>47 フジノ
「あ、それ高いとこから落ちても、突き飛ばされても
 痛くない受け身の取り方! みたいなの会得した日かも。

 っと、ごめん……もしかしてオレのこと怖い?」

そおっと一歩離れた。
気持ちがわからないでもなかったゆえ。

「タオル配ってた警官さんもうどっか行っちゃったね。
 じゃあ、君のやつ貸して。あ、でも女の子使ったヤツ
 男に使われんのやだかなーあはは!」

きょろきょろと辺りを見回した後、笑った。
(56) 2021/06/29(Tue) 15:00:21
メイジは、ニエカワの病室にやってきた。二階って雨漏り大丈夫かな。
(a19) 2021/06/29(Tue) 19:33:17

メイジは、病院の一室からこっそり救急箱を拝借した。
(a20) 2021/06/29(Tue) 23:28:50

【人】 奔放 メイジ

>>63 フジノ
今まで聞かれることがよくあったのだろう
まあね、と薄笑いを浮かべて軽く流した。
あなたの仕草に、ぱちぱちと瞬きして首を傾げた。
お腹いたいのかなー…と思っている。

「……え、ああ、そっか……そうだね。
 オレは怖くないよ〜って言ってもどうにもならないか」

どこか納得したように静かに同意して

「え、いいの? ありがと! 助かるよ」

差し出されたハンカチを遠慮なく受け取った。
一瞬傷を拭こうとして、なにかを思い……やめた。
濡れた髪とか、手とかそのあたりをすこし拭う。
(64) 2021/06/30(Wed) 0:29:03

【人】 被虐 メイジ

風のうなる音、ガタガタと雨戸が震えている音にすら
メイジは時々恐怖を覚えることがあった。
罵声、怒声、物を投げる音、壊れる音。
いろいろなことを思い出す。

「……オレ、帰れるかな」

ひとり呟いた言葉は雨音にかき消えた。
(76) 2021/06/30(Wed) 20:50:49