人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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視点:人

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【人】 世界の中心 アーサー



  ──そう、“わるいゆめ”を見たのだね。
  まったく往生際の悪い奴だ。

       今度は僕の夢に出てきておくれよ。

 
(71) 2020/05/24(Sun) 22:08:11

【人】 世界の中心 アーサー


[ 普段“わるいゆめ”しか見ないというのに、
  何か、 おまじないを信じるよな呟きだ。

  空気を、飲み込むように。
  薔薇色の瞳は落ちた声を追うこともなく、
  碧を覗くかのよに、向こうを見ている。

  すこぅし、窓を開けた。
  薄くから ひとひとりの隙間へ。 ]
 
(72) 2020/05/24(Sun) 22:10:21

【人】 世界の中心 アーサー



  良いさ、僕もすこし、抑えないと──
  暫くは君もお休み。

  行きたいところでもあるかい?

 
(73) 2020/05/24(Sun) 22:10:55

【人】 世界の中心 アーサー


[ アルコールのせいか、
  欠けた月のせいか、 夜風に冷たさを覚えている。
  ひとの体温ばかりが 温かい。]
 
(74) 2020/05/24(Sun) 22:12:15

【人】 世界の中心 アーサー



        (  嘆息混じりの囁きは、
           夜風に乗って溶け行くのみの、 )

 
(75) 2020/05/24(Sun) 22:14:15

【人】 世界の中心 アーサー



  水にするかい? ミルクもあるよ。


[ ──勿論、アルコールも。  
  咎めたものを否定もせず、赤の満ちたグラスを撫でる。
  御迎えの犬には、“おやつ”を分けて、
  彼らの持ち上がった尾が、闇に溶けるまで 見ていた。

  今度こそ“役割”どおり、
      エスコートの手が、伸びている。

              “こちら”から ]
 
(76) 2020/05/24(Sun) 22:15:39
世界の中心 アーサーは、メモを貼った。
(a9) 2020/05/25(Mon) 0:30:59

【人】 世界の中心 アーサー


[ エスコートと言ったって、淑女の其れさえ慣れない身。
  真白までの道筋を辿ったかと思えば、
  手持ち無沙汰に すとん と 重力に添う。]

 
  ──僕だって“ふつう”を知らないよ。
  夢デートならそれでも良いかな。
  体力だって、保つだろうし。


 
(160) 2020/05/25(Mon) 20:48:01

【人】 世界の中心 アーサー



     *

[ そうだ、この赤ワインは不味い。
  改めて口を付け、まじまじとグラスを眺めている。

  味が分かっているのか、の確かめか、
  どうせ味などわかっていないだろう、なのか、
  あの執事の仕掛けたことに違いなかった。

  普段なら香りで気付いていそうな其れでもあった。
  承知しない。]
 
(161) 2020/05/25(Mon) 20:50:26

【人】 世界の中心 アーサー


[ なにより、はじめてのひとくちがこれになってしまった、
  “経験”そのものがゆるせなかった。
  今度は最高に美味い奴を用意させてやる。

    ──味がわかるようになった、そのことより、
      別のことが気になっているのだから、
      噂も立とうもの。]
 
(162) 2020/05/25(Mon) 20:50:57

【人】 世界の中心 アーサー


[ 1人用のソファに沈み、
  オットマンに両脚を投げ出して。

  そりゃあ気が抜けている。
  この数日無かったような光景だ。
  不機嫌って事はなくても、
  ワイングラスばかりを幾分か険しく見つめ、

  木製のスツールに置いてしまった。椅子だというのに。]
 
(163) 2020/05/25(Mon) 20:51:24

【人】 世界の中心 アーサー


[ この男は、酒に強い。
  …無様を嫌う性質、というのも あれど、
  リドルの家系が、そうさせている。

  どれだけの深酒をしたところで、
  ゆめから逃げることはできない。
        ──そういうことだろう。

  ふわふわした声だって、
  ほんのすこしの赤色で起こったものだと、
  すぐには気付くこともなく。
  それでもごく、普通に 頁を手繰る指を認めている。]
 
(164) 2020/05/25(Mon) 20:51:54

【人】 世界の中心 アーサー



  …君の“落ちて”いた日の日記かな。

 
(165) 2020/05/25(Mon) 20:52:17

【人】 世界の中心 アーサー


[ へびのよにのたうつ文字に、再びの苦笑。
  本当に読ませるための字じゃあない。
  己のものであるからわかるような、そんなものだ。

  ──読み上げるような、ものでもなかった。
  誰かへの 怨嗟みたいなものだ。
             “だれか”への。]
 
(166) 2020/05/25(Mon) 20:52:44

【人】 世界の中心 アーサー



  僕は君を送り出すだけで、
     君を守る事は できないからね。

  ──危なくないだろう、って
  ある程度確信のある案件だけ頼んでるんだけど
  ほら、時々 読み違えるから。

 
(167) 2020/05/25(Mon) 20:53:05

【人】 世界の中心 アーサー


[ 酔わない、とは言え。
  多少ばかり舌の周りが良いのは否めない。
  未来視のうらがわを、ほんの少し語りつつ
  赤の代わりに、薔薇の香る透明色を、 なめた。]
 
(168) 2020/05/25(Mon) 20:53:49

【人】 世界の中心 アーサー



 [ 喩えば、 
    急に彼女が姿を消してしまって、
    いつものように夜にも帰ってこなかったとして。]

  
(208) 2020/05/25(Mon) 22:40:18

【人】 世界の中心 アーサー



 [ ──嗚呼、きっと、 誰よりも“大事”にしていると、
    そんな自負があったとしても。
    この男はこの屋敷から出る事はないし、
    探しに行く事だってないんだろう。

    自分のせい、で さえ、 有っても。]

 
(209) 2020/05/25(Mon) 22:41:18

【人】 世界の中心 アーサー



 [ 唯 ひとつだけ。自負ではない自信がある。

     ──そのときこそ 彼女のゆめを、
       ことわりなんてなく、占拠している。]

 
(210) 2020/05/25(Mon) 22:42:44

【人】 世界の中心 アーサー



 [ 帰ってこいなんて言わない。
  きっと 見つめるばかりの、居心地の悪いゆめだ。
  どこかの男の陰険さを表すみたいに。
  ……そんなときだって、笑っていたら良い。].

 
(211) 2020/05/25(Mon) 22:43:37

【人】 世界の中心 アーサー



  君を使い潰す理由こそ無いもの。
  作戦ミスは僕のミスだろ?

  …“君”は ひとりしか居ないのだしね。

 
(212) 2020/05/25(Mon) 22:44:05

【人】 世界の中心 アーサー


[ 冷たく聞こえていたら、それでいいと思う。
  それこそ、男の中では割り切り、と言えるのか。

  抱え込んだ理由なんて、未だ分かっちゃいないし、
  誰にも説明できやしない、“偶々”の 何かだ。
  ひとつの 鉄砲玉のよに、使い切る気にならないだけで。

  有象無象の だれか みたく、
  死んでいく未来を 見たくないだけの話、 で。]
 
(213) 2020/05/25(Mon) 22:44:49

【人】 世界の中心 アーサー




    *

[ 結局、寝たのだったか。
  まあるく、真白の真ん中に沈んだ彼女を
  動かす気にもならず、
  ソファに背中を沈めてしまったまま、
  その横顔を眺めていた。

  いつのまにか、カーテンの向こうは明るく、
  使用人の動き出した気配もある。
  すこしくらい意識が飛んでいたのでは無いか とは
  記憶のないうち、思うけれど。]
 
(214) 2020/05/25(Mon) 22:47:08

【人】 世界の中心 アーサー


[ 朝を知らせる執事のノックに、
  主人は小声で答え、朝食を部屋に運ばせている。

  揺り起こすのは、この男じゃあなく、
  温かなパンと、 苦手だというポタージュスープの、
  朝を伴う 食事の香り。 

   ──朝から食べないタイプの主人は、
     空いた胃に紅茶を流し込むばかり。]
 
(215) 2020/05/25(Mon) 22:49:46

【人】 世界の中心 アーサー



  中々再現するのは難しいんだよね。 
  ブイヨンのスープは僕があんまり好きじゃないし。

  君が厨房に立ってみる?

 
(243) 2020/05/26(Tue) 1:43:17

【人】 世界の中心 アーサー


[ 具のない、どころか全てが具と言ったって良い、
  野菜をそのまますりつぶしたよな スープ。

  いつもいつも濃い と言われるので、
  薄めの、と注文をつけた過去は有っても
  …結局此処に居るものたちは知らないから、
  おんなじになんてなりそうも無く。

  ──嗚呼、そうだ。
  ふつうのひと、と言えばきっと使用人が近い。
  休みはどこに行くのか聞いてみよう。]
 
(244) 2020/05/26(Tue) 1:44:00

【人】 世界の中心 アーサー

 

  [ …リドルの家が特殊であることは、
         主人の頭から飛んでいる。
    此処の使用人はずぅっと待遇が良い筈だ。

    そもそも、他の“きぞくさま”のことさえ曖昧である。
   本来、厨房の使用人など屋敷では最底辺だが…。]

 
(245) 2020/05/26(Tue) 1:45:22

【人】 世界の中心 アーサー

  

  僕の髪切り鋏が必要かな?

  それとも伸ばすかい。 おひめさま巻きしてあげよう。

 
(246) 2020/05/26(Tue) 1:45:44

【人】 世界の中心 アーサー


[ 喉の奥で笑っている。

  …似合わない、とかではなく!
  流石に先の丸いバターナイフを使おうものなら、
  切るよりも 引きちぎるの方が近い切れ味だろう。

  起きてからほとんど体勢も変わらず、
  ワイングラスのかわりにティーカップを持ち上げ、]
 
(247) 2020/05/26(Tue) 1:46:19

【人】 世界の中心 アーサー



  ( ──あのワインは不味い。
    すこぅしまえ、彼女の起きる前の記憶。
    主人は薔薇色に ほんのすこしの揶揄を乗せ、
    昨夜の文句を 漸く語った。

    ──その言葉をお待ちしておりました。

    執事は笑顔で そう 答えるだけ。 )
 
 
(248) 2020/05/26(Tue) 1:47:58

【人】 世界の中心 アーサー


[ カップの底がソーサーに触れる、かるく硬質な音。
  ドレス、 ヒール、 伸ばした髪、
  “おひめさま”のよに言葉を紡ぎ、
  “おひめさま”のよにわらう。

   ──“おんなのこ”は一度はゆめに見るという。
   たしか、そんなことを言っていた。
   ひとつの ドレスを仕立てたときに。]
 
(249) 2020/05/26(Tue) 1:48:36