人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

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視点:人

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【人】



[ だって!!!どんな顔して立ってればいいのか
  わからなかったんだよ!!!!
  室井柊としての昼間の自分と、
  ヒイラギとしての夜の自分の間には
  不可侵領域があったというか、そこが
  交わることはなかったって言うか
  交わらせるつもりはなかったっていうか!!!
  
  ああああやばい頭痛くなってきた
  何も考えないでいたい、もうわすれたい
  今すぐ誰か俺の頭を殴って記憶を消してくれ
  たのむさっきまで浮かれていた俺が
  馬鹿みたいじゃないか!!!

  頭の中で繰り返した思考。
  思わず癖のようにメガネのブリッジをあげる
  動作をするが、もちろんそこにはなくて。
  なんとなく行き場のない手をそのまま
  頭に持っていって、顳顬のあたりをおさえた。

  そしてふかく、深く息を吐き。 ]

 
(308) 2021/03/17(Wed) 19:35:35

【人】




    ───わかりました。

    では俺のことはヒイラギ、と。

    そういうふうに振る舞いますから。


[ と頭を下げて、カバンを下ろし、
  ジャケットを脱いだ。

  聞こえる声は、どこか、切実に揺れる。>>278
  そんなはずないのに、震えさえ感じられて。
  いつも、仏頂面で、何にも動揺しない、
  感情の機微などほとんど見せないこの人が
  こんなにも必死になっていることが、不思議で。

  ───主催者に連絡して、どこかの組と
  トレードしてもらうだとか、そんな考えも
  浮かばないわけではなかった。

  せっかくの楽しい夜を、何が悲しくて
  職場の苦手な上司と過ごさなければいけないのか
  とは思うのだけれど。 ]

 
(309) 2021/03/17(Wed) 19:36:26

【人】



[ クローゼットの方へと足を向け、
  だだっ広い部屋を横切っていけば、
  そこにジャケットをかけて。
  また、ため息を一つ。 
  息を吸って、聞こえるように声を張る。]



   それなら、お願いがあるんですけど。


[ そう前置きをして、クローゼットを閉じ。
  課長の方に向かって振り返り、首を傾げるように
  肩と頭を壁に預けて、一瞬視線をさまよわせ。]



  今日ここで会ったことは、
  お互いに忘れる、ということで。



[ と片眉をあげた。

  彼が頷いてくれるのなら、その足をもう一度
  そちらにむけて、歩みを進め。
  ソファにどか、と腰を下ろす。 ]
 
(310) 2021/03/17(Wed) 19:36:55

【人】




   俺も今晩はひとりになりたくないので。
   その点で利害は一致してますし。

   ミヤビサンに少しだけ、興味も湧きました。



[ そう言って、ルームサービスのメニューを
  手に取り、眺め始める。
 「昼食べてなくて。…何食べたんですか?」と
  空になった食器にちら、と視線を遣って。]

 
(311) 2021/03/17(Wed) 19:37:14

【人】





   そういえばここって、ゲームとかも
   貸し出してくれるんですかね?


[ と頭に浮かんだ言葉を投げる。]



   ─── 一晩寝ずに過ごすって、
   それくらいしかできなくないですか。


[ 「課長はtowitch派?PlayStension派?」と
  そこまで口に出して、メニューから顔を上げ ]



    トランプとか言わないですよね?


[ と態とらしく目を開いてみた。]*

 
(312) 2021/03/17(Wed) 19:37:33

【人】 大学生 要 薫

[なんで服を脱ぐのかって
布団が気持ちよさそうやったから以外の理由なんてない。此処からは冷めた目までは見えない。持っていたバッグが落ちていることに今更気づきながら、おいでおいでをしたら彼は此方に来てくれた。
ほんま素直な可愛い後輩やわ>>287

迷子という発言には思う処があるようだが。
近づいてきた彼の膝の上に頭を乗せれば、頭を撫でてくれるオプション付き。至れり尽くせりすぎてほんまええ子やわ。と密かに思う。細めの髪を梳く手が心地よくうとうとと眠気を運ぶようだ。そのまま視線を下ろせば瞬き、気まぐれな猫のようにすりっと腿に頬を寄せて]
(313) 2021/03/17(Wed) 19:47:07

【人】 大学生 要 薫



 …んー?


[彼を見上げる三日月の瞳はとろりと眠たげだが
応募という言葉を唇の中で転がせば]


 そうやよ、自分とおそろいやね。
 ……フフフ、願いなあ。


[含み笑いを見せる。>>289
自分は同じだと知らないが学校からもらったアドレスを使用していた。それも冷やかし半分、遊びの延長だったからであり、遊び慣れた身の気軽さ、ちょっとした賭け事めいたものだったが。此方の願いを聞き、自らの願いを口にしない相手をちらりと蠱惑色で見つめれば]
(314) 2021/03/17(Wed) 19:48:11

【人】 大学生 要 薫



 お姫さまごっこしたいーーって
  送ったんよ。


[可愛い願いやろと笑いかけ。
自分は、と視線で彼が口にしなかった願いを問いかけて
ごろんと寝返りを打つように身体を動かそうとした*]
(315) 2021/03/17(Wed) 19:48:59

【人】 ミヤビ

[ 別人のふりとして、双子のふりをして、
 彼が誤魔化すのなら、話を合わせるくらいの
 気遣いはできただろうが、

 残念ながら、後の祭りだ
 
 落ち着いて考えれば、
 最初から気付かぬふりをした方が、
 建設的だったのかもしれないが、
 あの瞬間は、動揺していたのだから仕方がない


 ――――わかりました。

 と言葉が吐き出されるまでの間、
 彼の脳内で、どのような思考が巡っていたのかは、
 サトリの妖怪ではないので、分かる筈もなく]
(316) 2021/03/17(Wed) 21:18:02

【人】 ミヤビ

 
 
  はい、ヒイラギさん
  良い夜を過ごせれば、いいですね


[ 下がる頭を見つめながら、
 先ほどの甘やかな笑みを程ではないが、
 いつもよりは穏やかな表情を浮かべれば、
 ――ほっと、息を吐いた

 クローゼットに向かった背を、しばし見つめながら
 彼もそう違いのない願いだと、言った言葉を思い出していた

 夜を、ただ一緒に過ごすだけでいいのだろうか]
(317) 2021/03/17(Wed) 21:18:04

【人】 ミヤビ

[ そんなことを考えていれば、
 響く声がかかる>>310

 それは、何のことのない願いだった]
 
 
  ええ、分かっています
  安心してください、ちゃんと忘れますから


[ 淡々と、業務連絡を伝える時と同じような口調で
 そう頷き返せば、彼は納得したのか、
 そのまま、ソファに座った

 帰ると、言われなくて良かった
 そろそろ悪夢に魘されるのも、
 精神的に限界が近い


 ひと息吐くと、少し冷めた珈琲を喉に流し込んだ]
(318) 2021/03/17(Wed) 21:18:06

【人】 ミヤビ

 
 
  ……? 興味、ですか?


 
(319) 2021/03/17(Wed) 21:18:08

【人】 ミヤビ

[ 隣に座った彼から発せられた言葉に、
 また、首を傾げる

 詮索されるのは、好きではないが、
 不思議と嫌な気分はしない


 だから、『サンドウィッチとフライドオニオンです』と
 答えながら、ルームメニューの中を一緒に覗いて、

 少しだけ距離が近づけば、微かにシャンプーの香りと
 珈琲の香りがふわりと香っただろう
]


   トマトが新鮮で、鴨もパストラミと相性が良くて
   美味しかったですよ
   さすが五つ星ホテルですね


[ いつもは説明しないような
 味の感想などが、口を吐いて出ていた]
(320) 2021/03/17(Wed) 21:18:11

【人】 ミヤビ

[ それから、彼の提案には、
 一度、瞳を瞬かせて、思案する]
 
 
  ゲーム、ですか
  私はあまり、詳しくないですね
  子どもの頃も、あまりゲームをする環境ではなかったので


[ 一瞬、過った嫌な記憶
 それでも、表情には出さずに、淡々とそう告げれば
 彼が態とらしく目を開いて、トランプなんて、口にするので]
(321) 2021/03/17(Wed) 21:18:13

【人】 ミヤビ



  トランプでも、構いませんよ?
  まるで、修学旅行みたいで懐かしくなるかもしれません


[ 肩を竦めて、口の端を僅かにあげた
 一晩、寝ずに過ごす方法として、浮かぶものが健全で
 ――――ふと、思いついてしまう、]


  もっと、
  ―――― 色っぽい選択肢もあるのでは?


[ ふふ、と意地悪そうな笑みを浮かべて、
 隣に視線を流して、冗談を口にする

 非日常の中にいるせいだろうか
 それとも、隣にいるのが、いつもとは違う
 日常の人間――室井、だからなのか、
 普段は言わないような、ことをしてしまった


 しかし、はっ、と我に返るように、すぐにその色は消えて]
(322) 2021/03/17(Wed) 21:18:16

【人】 ミヤビ

 

  まぁ、私相手に、そういう気は起きないでしょうから
  そのゲームというのを借りれるか、確認してみましょうか


[ コホン、と誤魔化すように咳ばらいをして、
 何事もなかったように、ルームサービスや貸し出し一覧が載った
 冊子を広げようかと、ソファから、立ち上がった*]
(323) 2021/03/17(Wed) 21:18:18

【人】 公務員 不和 直継

>>296素直に名前を呼んでくれる朔月に笑みが零れていた。
今からの事を考えれば伝えることをちゃんと聞いてくれるのはありがたい要素だった]


どういたしまして。
でもこれくらいは普通の事だよ?


>>297少しばかり上の空であった朔月に微笑みかけては「普通」と思っていると伝える。
>>298砂糖を一つスプーンに入れてミルクティーに浸ける。
水分を含み白に濃い影を写したような色合いになっていく砂糖はざらりと崩れていった。
その砂糖を丁寧に溶かしてから朔月の利き手に持ち手を回してソーサーを前へと置いた]


可愛い子にはサービスをしないとね。


[そうやって甘やかしてぐずぐずと心を溺れさせてしまうのが何時もの事で、
ぐずぐずに溶けた心が行為を経てツンドラの地で凍てついたようになるのもいつものことであった]
(324) 2021/03/17(Wed) 21:41:56

【人】 公務員 不和 直継

[自分のミルクティーにも砂糖を一つ。
こちらは朔月のよりも雑に混ぜてしまう。
自分のは割と適当で構わなかったりした]


それで……。


[ミルクティーを一口飲み身体の向きを変えようとして自然と肩が触れ合うように位置を調整した]


今の髪色や瞳の色が本当の色なのかな?
それとも私のようにこちらが偽り?


[不意に朔月の髪に指を触れ、触り心地を確かめた]


本物っぽいかな。
いつも可愛らしいとは思っていたけれど
私はこの色の方が似合うと思うよ。


[見た目は好みであったがこれまでは接点が少なすぎた。
いつもよりも少しばかり、そして少しずつ会話を進めていく*]
(325) 2021/03/17(Wed) 21:47:26

【人】 大学生 寿 達也



 お姫様、ごっこ―――?
 要さんはお姫様、というより女王様みたいですけどね。


[>>315誘われているんだろう、か。
相手はボディタッチが元々多いことを知ってる先輩。

これが初対面の相手だったなら、自分は相手に誘われていると思い込んだだろう。
しかし相手を知っているからこそ、そう思い込むこともできなくて。
この人はいつもこういう人なのだから。

切れ長な目で、自分の方を促され、いうべきか隠そうか悩む。
何もなくそのまま帰るにしろ、願いくらいは口にしてもいいかと思い直した]
(326) 2021/03/17(Wed) 21:52:27

【人】 大学生 寿 達也

 マッチングするのも納得しましたね。
 主従関係にならせてくれる人、と書いたので。


[自分の望みを言って、彼はどう思っただろうか。
この望みは、本当の願いを言っているようで隠している……いや含んでいる。
話したことで一気に思い出があふれ出した。
きっと、自分の性癖の発露は、あの時のあの幼馴染とのやり取りなのだから。
もう面影も名前すら忘れてしまったのに、あのシーンだけは胸に焼き付いて、なぜか離れない]
(327) 2021/03/17(Wed) 21:53:05

【人】 大学生 寿 達也

 そういえば。
 撮影会……じゃなかったんですか?



[それとも、こういうのを撮影するのが好みな人なのだろうか。
いわゆるハメドリプレイ。
彼が撮る写真を見てみたい、とも思う。彼が写すのが自分なら、どのように撮られるのか。彼の目に自分はどのように写っているのか知りたいから。
そして、自分も、彼を自分の作品にしたい、とも思ってしまう。

――変わっていく、変わらざるを得ない関係。

それを恐れるより好奇心が先に出てしまうのは、きっと彼より幼いせいかもしれない*]
(328) 2021/03/17(Wed) 21:54:19

【人】 Dom サクライ

[もしも、俺のホテルの滞在中、
 部屋に闖入者がやってきて
 ボリューム調整や音程に問題ある歌を歌い
 散々好き勝手した後、俺の存在に気付く……なんて
 間抜けなザマをさらしていたら、
 指差してあらん限りの大声で笑ってやる。絶対。

 榊さんは紳士らしく、懸命に抑えた口元から
 変な空気を漏らすに止めてくれた>>308


  ……もう、いっそ笑ってくださいよ……


[カウンターの下で蹲る俺の傍に
 やっぱり綺麗な靴が近寄ってきて、
 俺は朱に染まった目元を上げる>>305


  俺も、すっごいびっくりしました。
  だって、部屋すっげえ広くていいところだし、
  まさか、相手が─────


[そこまで言おうとして、改めて
 この榊さんこそが、俺の相手なんだってことに
 何だか胸の奥が、ぎゅ、と締め付けられた。]
(329) 2021/03/17(Wed) 22:03:11

【人】 Dom サクライ

[立ち上がれば、女に困らなさそうな
 歳若い好青年が、ふわりと笑っていて>>306


  ─────相手が榊さんで、
  今、すごく嬉しい。


[すべてに感謝を込めて、
 俺は心の底から安堵の笑みを浮かべた。

 手を伸ばして引き寄せるには
 まだ心の距離があるけれど
 でも決して、遠ざかりたくはない。

 恐る恐る、手の甲でそっと頬を撫ぜたら
 避けられてしまうだろうか。]
(330) 2021/03/17(Wed) 22:04:07

【人】 Dom サクライ


[カウンターで立ち話もあれだから、と
 場所をソファーに移さないか?と促そう。
 さすがスイート、シャンパンだけじゃなく
 ミネラルウォーターにコーヒーマシン、
 なんでもござれと来ているから
 俺は自分の分のミネラルウォーターを手に取った。]


  改めて、サクライです。よろしく。
  それで、いいお部屋をありがとうございます。

  ……なんか、変なところ見せちゃいましたけど
  俺なんかが相手で、大丈夫ですか?


[ソファーに腰を下ろして、キャップを捻ると
 ボトルから小さく泡が立つ。
 泡から榊さんへと視線を移し、
 全身に這うような目を走らせた。

 この、好青年が自分の支配下にある。
 苦痛や恥辱を乗り越えて、
 共に一夜を過ごしてくれる。

 そう考えただけで、じわ、と唾液が滲み出た。]
(331) 2021/03/17(Wed) 22:04:48

【人】 Dom サクライ


[そっと足を組み替えて、
 スパークリングのミネラルウォーターと共に
 途端に湧き上がり出した欲望を飲み込んだ。]*
 
(332) 2021/03/17(Wed) 22:09:24

【人】 大学生 要 薫

[女王様みたいという言葉には
そう見えるんと瞬こう。>>326のらりくらり普段と変わらない先輩と後輩の関係性。だが明らかに今までと違う状態にと進む。

その道を自ら手招きながら、何処か及び腰なのは、年上だからか。彼の求めるものになるほどと内心頷けば、案外相性ええんかもな。>327と笑いかけ。駆け引きを愉しんでいたのだが。

此方への問いの多さには少しばかり
不満げに眉を潜めて]


 …ん?撮影会ああそうやな。
 それは後で、ほら

  善がって啼いて、濡れた後って綺麗やろ?


[瞬間を撮るのではなく
果てた後を望むのだと包み隠さず、彼に告げよう。いっぱい遊んで疲れて寝っ転がる。子ども時代の思い出は楽しいものでその楽しいが愉しいものに変わっても記憶に残したがるのは覚えていない事が多いからか。彼が見たいというのなら喜んで見せよう。


そうして膝の上でごろんと寝返りを打てばそのまま手を引っ張り、こっちこっちと頭部へ触れさせ、髪を梳くように仕草で示す。女王様というのならそれらしく。

ちらりと見せる瞳は彼を見上げて]
(333) 2021/03/17(Wed) 22:33:16

【人】 会社員 紫川 朔月

[名前を呼ぶと笑みが零れた>>324
眼福…心のシャッター押したい…]

甘やかしてもらえるのは嬉しいです、けど。
甘やかされすぎると直継さんがいないとダメになっちゃいそうです…。

[仕事に支障が出たりはしないけれど、日常生活が彼ありきになってしまいそうでとても危険である。
一夜だけの夢と決めているのに揺らぎそうで怖い。
それが狙いだと言われでもしたら本当に逃げれる気がしない。
いや、まさかね?そんな事ないよね?]

うぅ…ありがとうございます…。
(334) 2021/03/17(Wed) 22:37:05

【人】 会社員 紫川 朔月

[日常に戻ったら夢だと暗示を掛けよう、そうしよう。
ところで私のものと彼のものだと混ぜ方違うのはあれですか。
自分のは飲めればいいみたいな感じなんだろうか。
全てに丁寧、という訳ではないのかなと新しい一面を知った気分]

はい?
え、えっと。

[髪に彼の指が触れた>>325
ナチュラルに触るんだなと驚いてしまって、言葉に詰まる。
触った感触から地毛なのだと予測したようだ]

母がイタリア人で、髪も目も母譲りなんです。
普段は目立つし会社の印象にも影響するので、ウィッグとカラコンを…。

[そういえばお隣さんという接点だけだったから、家庭事情なんかは話した事はなかった。
普段は黒髪黒目だからどちらが本当かと思うのも不思議ではない*]
(335) 2021/03/17(Wed) 22:37:29

【人】 大学生 要 薫

[笑う唇を頬に寄せれば、
次は抱っこでもしてもらおうか。とお姫さまらしい事を口にして。それからべたぁとくっつく肌は白いまま。俺はいっぱい遊べたらええと思うで、と彼に囁いた。

色んな意味で遊びたいわあ。

――あと、女王様でいるのも悪くない*]
(336) 2021/03/17(Wed) 22:37:30

【人】


[ 興味は湧いた。

  いつも同じ仏頂面で、同じトーンで
  何に対しても同じ反応しか示さない
  ロボットのようなこの人に比べたら。
  今ここにいて、どこか懇願するようにも
  聞こえるように、声を震わせて。
  何も聞かずに一晩共に過ごしてほしい、なんて
  奇妙な願いを口にしたこの人のほうが、
  ずっと人間らしいような気がしたから。

  世永雅というひとの意外な一面は、
  興味を抱かせるのには十分すぎた。

  本人はそれに気づいていないようだから、
  軽く首を傾げて往なすだけなのだけれど。

  何を食べたのかと聞けば、存外詳しく
  味の感想まで添えてくれるのだから、
  やはり、意外な一面だなとおもうのだ。]

 
(337) 2021/03/17(Wed) 22:37:32