人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

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視点:人

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【人】 天ヶ瀬 青葉

 
 
 僕の願いは、平和と言えば平和なんだろうか。
 失うモノとの天秤で揺れる重みなんだから。
 でも、ずっと思ってた。
 
 ああ、駄目だな ────
 過去を振り返れば傾き、今を思えばまた逆に傾く。
 改めて思うよ、3日は短い。
 
 
 名前の呼び方。
 こう呼びたい、こう呼ばれたい
 それだけでいいんじゃないかなって思う。
 気にしない人は、本当に気にしないし
 距離感を気にする人は
 仲良くなれば欲が出て、言ってくるんじゃないかな
 片方は右京さんだけど、片方は苗字呼びでも
 全く距離感感じない刑事ドラマもあるし
 えっと何の話だっけ
**
 
 
(55) 2022/10/17(Mon) 3:10:05
天ヶ瀬 青葉は、メモを貼った。
(a7) 2022/10/17(Mon) 3:19:10

秋月壮真は、メモを貼った。
(a8) 2022/10/17(Mon) 3:21:22

【人】 工藤 彩葉

 
― 一日目・休み時間:天ヶ瀬くんと ―

[そっか、私の発想って
あんまり普通じゃなかったのかな…

天ヶ瀬くんの反応を見たらそう思って。>>53
考え事してる顔を見ながら、
なんともいえない表情になってしまった。]


 あの、息まで止めなくていいよ?


[要求レベルを超えた静止に面食らって、
スマホ操作の合間にそれだけ言ったんだけど。
そこは、私の手の方が早かったみたい
(?)
>>54

酸素を取り込みつつ席に戻る天ヶ瀬くんを、
ひらりと手を振って見送った。]
 
(56) 2022/10/17(Mon) 6:00:58

【人】 工藤 彩葉

 
[願うことはしても。
これまでの私は、ふわふわとしか考えてなかった。

まだ時間はあるからって、
先送りにしてきたんだと思う。

時間切れはどんどん近付いてくるのにね。


そうだね、相棒なんて関係にもなれば
呼び方よりも、もっと尊い何かがそこにあり…

なんの話だっけ?]*

 
(57) 2022/10/17(Mon) 6:01:06

【人】 工藤 彩葉

 
― 一日目・午後:かなちゃんと ―

[やっぱり昨日は、無理してたんじゃないかな。
昨夜と今日の様子を見て、そう気になってはいたけど
きちんと話もできないままに午前中は過ぎて行った。

お昼休みは放送があって、教室にいなかったし。
でも、「よかったら、一緒に食べない?」
ってうまく声がかけられたのは、
私が一人の時だけだった気がする。>>1:605


結局タイミングを見失った私は、
午後、かなちゃんに個別メッセージを送った。]
 
(58) 2022/10/17(Mon) 6:04:15

【人】 工藤 彩葉

 
[昨日の話。>>1:515
小さなころのお話は曖昧で、別のものを見間違えた
可能性だってあったのかもしれなくて。

でも、怖かったんでしょう?
それならやっぱり、心配で。



午後、かなちゃんはどうしていたかな。
メッセージ、見てくれたかな。]*
 
(59) 2022/10/17(Mon) 6:04:20

【人】 工藤 彩葉

 
― 一日目:深夜から、八時間前への電話 ―

[私は、それでもやっぱり落ち着かなくて。
ベッドで何度目かもわからない寝返りを打ってから、
ついに、遠い国へ電話をかけてしまった。]


 おばあちゃん。
 …ごめんね、忙しかったかな。
 これからごはんの支度するところ?

 そう?平気?
 …ううん、なんでも。少し眠れなくて。
 こっちはもうみんな寝てる時間だから…
 ふふ、そう、話し相手募集してたの。


 元気にしてた?
 …そっちは何も、変わりない?

 
(60) 2022/10/17(Mon) 6:11:15

【人】 工藤 彩葉

 

 うん、うん。…そっか。変わりないか。
 それなら……、

 
(61) 2022/10/17(Mon) 6:11:19

【人】 工藤 彩葉

 

 ううん、いいの。
 私のことわからないでしょ、
 おじいちゃん。

 混乱させたくないから…、うん、大丈夫。
 …おばあちゃんも無理しないでね。
 声聞けてよかった。おやすみなさい。


[一つの言葉に、安心と落胆の二つがついてくる。

そうして砂時計の中身が落ちるのを、
私はこれまで、ただ見ているだけだった。]**
 
(62) 2022/10/17(Mon) 6:11:22
工藤 彩葉は、メモを貼った。
(a9) 2022/10/17(Mon) 6:19:41

【人】 未國 聖奈

 

── 回想・1dayお昼休み:未早と ──

 
 次々に並べた小さな願いに
 未早がちょいちょい反応してくれて>>1:625
 反応を見ながら、あたしは続々と願い事を言う


 「 好きな人くらいいるっしょ
   まつ毛も1cm伸びたらまじ、
   絶対目のメイクとかしなくて済むからね 」


 カレーパンはギャップがある。
 ギャップ萌えを狙ってるのかもしれない。
 焼きそばパンは裏切らない。それはそう。
 だけどそれは主食×主食じゃない?って
 あたしの主張は伝わったかどうか
(どっちでもいい)


 
(63) 2022/10/17(Mon) 7:43:44

【人】 未國 聖奈

 


 「 ね、実感わかない。
   だけど思った以上にオオゴトだしやばいし
   ちゃんと考えたほうがいいのかも、って感じ
  
   魂取られるかもって噂もあるよ
   やだなあ、カレーパンの代わりに魂取られるの 」


 噂って、こういうところから尾鰭がついて広まってくし
 ほかでもないあたしみたいな人間が広げてくんだなって
 ……当のあたしは気づくこともなく、
 魂取られる説を、勝手に周りに広げていくのだ


 
(64) 2022/10/17(Mon) 7:44:07

【人】 未國 聖奈

 


  
魂賭けられる願い事なんて、ひとつもないよ

 「 願い事、ありすぎて困るよ 」


 どっちだって本音。
 心の内側と、建前をごちゃまぜにして、
 あたしは残りのカレーパンを口の中に放り込んだ。 **

 
(65) 2022/10/17(Mon) 7:44:30
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a10) 2022/10/17(Mon) 7:48:22

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 1d朝の廊下 ――

 ……はよ。

[おはよう。
 かけられた言葉に、曖昧に返す。>>1:479
 大丈夫じゃないよな、って。
 わかってるよ、って感じで、君が言う。
 だから俺は、
 大丈夫、って言わずに済んでしまう。

 ……甘やかされてるなぁ、って気分。

 
本当に、酷いやつだよ、君は
(66) 2022/10/17(Mon) 7:54:38

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[謝らなくていいよ。
 君のせいだとは思っていない。
 君に誘われたのは事実だけど、
 他の誰かにも誘われた気がするし。

 俺はこれでも、
 自分の行動には自分で責任を持つ方なんだぜ。]
(67) 2022/10/17(Mon) 7:54:47

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[突然取られた手に、その持ち主を見やる。>>1:486

 ――――え?
 サボる…?

[まさか
風紀
からそんな単語が飛び出すとは。
 瞬くのもつかの間、君は甘い誘いをかける。

 正直、授業なんか受けてる場合じゃない、
 みたいな気持ちはあった。

 鼓膜を揺らした囁きに、
 思わずくすぐったいような心地がして、
 小さく笑ってしまう。

 それは、是の返事と同義だ。]
(68) 2022/10/17(Mon) 7:54:59

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地


[誘われるままに、向かったのは屋上。
 こんなの先生に見つかったら、
 絶対怒られるじゃん。

 そう思ったら何だかおかしくなってしまって、
 俺はつい、胸を弾ませた。

 君が慣れたように、日陰へと向かうのに、
 俺も着いて行って、
 壮真の隣に腰を下ろした。>>1:488
(69) 2022/10/17(Mon) 7:55:09

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 ……つまらない話だよ。
 子守唄にもならないくらい。

[まるで寝物語を要求するように、
 君が俺を促す。>>1:490

 爽やかな風が吹く。
 秋の空は高く、鱗みたいな雲が流れている。
 捕まっちゃったなぁ、って気持ちと、
 やっと……という気持ちがないまぜになって、
 ……ずるいなぁ、って、なんとなく思うんだ。]
(70) 2022/10/17(Mon) 7:55:22

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 俺にはね、兄ちゃんがいたんだ。
 12歳年上の兄ちゃん。

 物心ついた時から兄ちゃんは、
 俺のことをめちゃくちゃ可愛がってくれててね。
 『俺の救世主
メシア
』とか、言うんだよ、俺のこと。
 普通天使とかじゃん?言うとしても。
 いっくら可愛がってるって、言ってもさ。
(71) 2022/10/17(Mon) 7:55:37

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 意味が分かったのは、
 俺が小学生になるくらいのころだったかな。
 俺、本当に、兄ちゃんの救世主
メシア
だったの。

 俺は、文字通り、
 兄ちゃんの救世主
メシア
になるべく生まれたんだよ。

[そう、
 俺が『俺』じゃなきゃいけなかったのは、
 俺が兄ちゃんの救世主
メシア
だったからだ。]
(72) 2022/10/17(Mon) 7:55:49

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 兄ちゃんは、血液の病気だった。
 薬での治療には限界があって、ちゃんと治すには、
 骨髄とか、まぁそういうヤツの移植が必要だった。

 骨髄バンクってね、
 中々ピッタリのドナー見つかんないの。
 でもね、その一般的には1%に満たない確率を、
 25%に引き上げられる存在がある。
 
 それが、同じ両親から生まれた兄弟ってわけ。
(73) 2022/10/17(Mon) 7:56:10

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 国によっては、もう最初っから、
 受精卵の段階からハズレの75%を切り捨てて、
 25%を100%にするやり方もあるらしいけど。
 この国では、それは許されてないからね。
 俺たちの両親は、25%に賭けたわけ。

 で、生まれたのが、俺ってわけで。
 25%の大勝利。

 俺が生まれた時、くっつけてきたへその緒で、
 兄ちゃんは治ったんだ。

[だから、俺は兄ちゃんの救世主
メシア


                 ……だった。]
(74) 2022/10/17(Mon) 7:56:22

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 兄ちゃんは、俺のこと滅茶苦茶可愛がってくれたよ。
 俺が状況を理解する前から。
 理解した後も。

 兄ちゃん、友達にまで俺のこと、
 『俺の救世主
メシア
』だって紹介するもんだから、
 俺恥ずかしかったよ。

 でも、馬鹿にする人なんか全然いなかったし。
 兄ちゃんも、本気で言ってるの分かってたから。
(75) 2022/10/17(Mon) 7:56:35

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[思い出して、くすりと笑ってしまう。]

 お前が大人になったら、
 最初の酒は絶対俺がおごってやるからな、って
 言ってたなぁ……

 大人まで待たなくっても、
 俺は兄ちゃんから、
 随分いろんなもの貰ってたけどね。
(76) 2022/10/17(Mon) 7:56:50

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[宿題がわからなければ、兄ちゃんが教えてくれた。
 勉強だけじゃなくて、
 いろんな遊びも教えてくれた。
 学校で喧嘩して泣きながら帰ったら、
 話を聞いて慰めてくれた。
 お前は悪くないって、
 頭ぐっしゃぐしゃに撫でまわして。

 俺が小学生になったくらいのころには、
 どこにでも連れてってくれたし、
 バイト代削って、
 俺にお菓子やゲームを買ってくれたりもした。

 甘やかすって意味では、
 両親より上だったかもしれない。]
(77) 2022/10/17(Mon) 7:57:00

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 でもね。
 あの病気って、再発するんだよ。

[全員ではない。
 でも、いつ再発してもおかしくない。
 そういう種類の病気だって知ったのは、
 兄ちゃんの病気が再発してからだった。
 
ちなみに、近い遺伝子をもってる俺も、
 いつ発症してもおかしくないらしい。
 怖くないといえば、嘘になる。


 でもね。
 もう一回、今度は俺の骨髄あげれば、
 兄ちゃん治ったはずなんだ。

[それが、許されていれば。

 だが惜しむらくは、
 俺はまだ12歳の子供だった。]
(78) 2022/10/17(Mon) 7:57:15

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

 でもね。
 俺が18歳にならないと、
 俺からはあげられなかったんだよ。

 
(79) 2022/10/17(Mon) 7:57:31

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[俺が悪かったわけじゃない。
 そんなことは、分かってる。

 でも、俺は、
 兄ちゃんの救世主
メシア
だったはずの俺は。

 何もできないまま、
 兄ちゃんが死に近づいていくのを
 見ているしかできなかった。

 
兄ちゃんに、10年以上かけ
 懇切丁寧に育て上げられたアイデンティティは、
 音を立てて崩れ逝く。
(80) 2022/10/17(Mon) 7:57:44

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 


 
――――救世主って、言ったじゃん。



 
(81) 2022/10/17(Mon) 7:57:59

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[胸元のロケットには、
 兄ちゃんの遺骨が入っている。

 どうしてそんなことを?って言われると、
 明確な答えは返せない。

 寂しくて?
 見守っててほしくて?
 どっちも違う気がする。

 強いて言うなら、見せてあげたくて……
 見てるわけ、無いって知ってるのに。

 
だって兄ちゃんはもう、
 俺に何の言葉もかけてくれない。
(82) 2022/10/17(Mon) 7:58:11

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 人間の心ってどこにあると思う?
 俺はね、脳みそだと思うんだ。
 そんでね、全ての意識は電気信号だと思ってる。

 だってさ。
 人間ってさ。
 死んじゃったら何も言わなくなるんだよ。
 
[中学生だった3年間。
 俺は毎日、仏壇の前で兄ちゃんに話しかけた。

 それまでのように毎日、
 その日にあったことを報告して。
 よかったな、って、頭を撫でてくれないことに、
 理不尽に怒って見せたりした。

 返事は一度もなかった。
 当たり前だ。
 死んじゃったんだから。]
(83) 2022/10/17(Mon) 7:58:23

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 だからね、多分。
 生きて、考えて、喋ってる、
 その状態こそが、とんでもない奇跡なんだよ。

[高校に上がったころ、唐突に理解した。
 生物の授業があったからかもしれない。
 人間の身体って、
 なんかもう大体細かく解析されてて。
 そんなに神秘的なモンでもない。

 でも、脳が死んだら全て終わり。
 どんなに健康な身体が無傷で残ったって。
 その人はもう、二度と考えないし、喋らない。] 
(84) 2022/10/17(Mon) 7:58:35