人狼物語 三日月国


180 【R15RP村】月影のさやけさ、 秘めたる願い

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:人

全て表示


【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

―― 朝 ――

[目が覚めて、いつも通り。
 大空
そら
へむけて、挨拶をした。

 ふと、スマホの通知に気づく。

 多分誤爆の、全体メッセージ。]

 ふは。
 ガチギレじゃん。

[消えたいとか、死にたいとか。
 そんな不穏な願いを持つ人間が、
 どうやら一人や二人じゃないらしいこと。

 気づいてしまって何とも言えない気分になる。]
(57) 2022/10/19(Wed) 2:12:29

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 カウンセラー必要なんじゃないの……
 養護の先生、じゃ手に負えなくね……

[思わずひとりごちた。

 今日は3日目。
 幽霊へ願い事をするなら、期限になる日。

 俺はまだ、何だか考えが纏まらずにいた。

 朝家を出る前に、仏壇の前に座る。]
(58) 2022/10/19(Wed) 2:12:40

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

 

   行ってきます、兄ちゃん。

 
(59) 2022/10/19(Wed) 2:12:57

【人】 助っ人担当 小鳥遊 大地

[行ってきます、は帰還の約束。
 無事に帰ることを約束する、言霊だ。

 死者は何も言わない。
 死者は何も感じない。

 それについては、
 まだあんまり意見を変えるつもりないけれど。

 『悲しませる』ようなことをするつもりなんて、
 微塵もない。

 俺はいつもより少しだけ早く家を出て、
 学校に向かった。**]
(60) 2022/10/19(Wed) 2:13:08
助っ人担当 小鳥遊 大地は、メモを貼った。
(a2) 2022/10/19(Wed) 2:17:53

【人】 工藤 彩葉

 
― 一日目・二日目:天ヶ瀬くんと ―

[授業中の天ヶ瀬くんは大分奔放だった。
そうだね、時々、ごそごそしてるのは
後ろの方から見えてたっけね


わかりませんで許してくれる先生で>>2:451
本当によかったなって、本当に思うんだけど。


成績大丈夫かな…………



ふとそんな思考が脳裏をかすめた。


それはさておき、私たちのメッセージのやり取りは
その後、日を跨いでも続いて行った。]
 
(61) 2022/10/19(Wed) 3:09:43

【人】 工藤 彩葉

 
[二日目に受け取ったメッセージは、
本当にメモみたいだったから。

その場でお返事はしなかったんだけど、
私はその日の休み時間、天ヶ瀬くんの席まで行って。]


 天ヶ瀬くんもしかして、全教科捨ててる?

 …や、ううん、
 それだけ色々真剣に考えてるのかもだけど…

 あの、よかったら授業のノート見る?
 最初の一時間以外ちゃんと取ってあるから…


[書くのはいつでもって言ったけど
やたら授業中に来るじゃない?本当に大丈夫?
私はさらに心配になってそう申し出た。

だから、メモ帳の猫が気になりだしたのは
その日の夜になってからだった。]
 
(62) 2022/10/19(Wed) 3:09:56

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 千葉が何も知らないことを知ってるよ。>>27
  きっと今のが精一杯だったんだろ。
  オレが秋獅ノしたこともそうだった。跳ね除けられたのも同じ。

  自分がされるのは当然としか思えなかったけど、
  する側になると苦しいものだ。

  でもさ、全然違うとも思った。
  オレの言葉は秋獅ノ全然寄り添おうとしてなかった。
  不思議だ、今ここにいる二人のほうが縁は薄い筈なのに。

  普通の人間ってこういうものなの。お前だからなの?
  オレ、旧校舎探索の時自分だけ叶えられないのが嫌で
  他の人だけ行方不明になったらとかもやもや考えてたよ。

  結局さ、困ってるのは自分なんだね。
  そんな奴が受け取っていい言葉に思えなくて、
  応えたくてもその道が見つけられなくて。

  繊細な千葉を丁重に扱うには、あまりに自分が弱すぎた。>>28
(63) 2022/10/19(Wed) 3:21:53

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 重ねられた温度がある呪詛に返したのは拒絶。
  秋獅フほうが余程優しい言い方とやり方だった。

  なのに、未だ諦めきってないみたいに言葉を残す。>>29

  返事を出来ずにいるこちらに
  次があると、その三文字が最後に語る。>>30 ]

……っ

[ なんでそこまで自分と全然違う奴に寄り添おうと出来る?
  なんで追い出されても最後までそんな風に言葉を掛けられるんだ?
  なんでオレたちはこんなに違うんだよ?
  なんでオレはお前に何を貰っても傷つけるだけなんだよ!?

  似た思いを別のことでさせていたとも知らずに>>26
  切れそうなくらい唇を噛みながら心の中で叫ぶ。

  雪崩みたいに罪悪感が押し寄せてきて
  もうそれだけで死にたいくらいになってた。 ]
(64) 2022/10/19(Wed) 3:22:15

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ また頭まで隠れ、目を閉じながら思った。]



[ ────もしかして

  呪いが届かないんじゃなくて、
  オレが届く前に叩き落としたのかな。* ]
(65) 2022/10/19(Wed) 3:22:32

【人】 帰宅部 津崎絵音


── 二日目夜/自室 ──



[ 家では殆ど自室から出ないようにしている。

  母親の泣き声は聞き飽きたし、父親は最低限しか帰ってこない。
  広い家の殆どが無意味と化して多くの部屋が埃を被っている。
  ま、つまり息子もろくに掃除してないってことなんだけど。

  一切気にならないわけじゃないんだ、出来ないだけ。
  一定以上の負荷を腕に掛けられなくても出来ることはある。
  ただ、他の部分が問題だった。
  休日、友人達との予定が無いとベッドから起き上がるのも難しい。

  多分オレの心の状態は、母親と似ているのだろう。 ]
(66) 2022/10/19(Wed) 3:22:50

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 昨日の秋獅ノ続いて今日は千葉。
  有意義なんてふざけたこと考えやがって、オレ。

  千葉なんて、幼馴染未満どころか友人でもない
  似た願いを恐らく持っていない未来を見ている眩しい奴。
  わざわざ言外の苦痛を察し会いに来てくれた優しいあいつに
  あまりにも恩知らずで酷いことをした。

  自分のしたこと言ったことを思い出し続ける苦痛を
  甘んじて受け入れていた時のこと。

  何かの予感でもあったのだろうか。
  ふ、と明かりを落とした室内で目を開けスマホを手に取った。 ]
(67) 2022/10/19(Wed) 3:23:27

【人】 帰宅部 津崎絵音



……どうして

[ 寂しい闇の中、一人呟いた。

  少しづつ書かれていたらしいメッセージは
  既に全て送られており、避けることは出来なかった。

  連絡が来ただけでも信じられなかったというのに、
  その内容は── ]
(68) 2022/10/19(Wed) 3:23:41

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ もうこれじゃ、どっちが年上なのか分からない。
  望んで墜ちてきたつもりだったけど、
  ここまで落ちぶれていたなんて。

  同じ部分を持っても、やはり違う人間だった。
  彼女の気持ちを、心の動きを汲み取り切れない。

  分かったのは、
  無意味な死体に閉じ込められている少年を
  白瀬秋獅ェ、殺すことを許さないつもりでいること。>>2:469 ]
(69) 2022/10/19(Wed) 3:24:33

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ 勇気を出した秋獅フ言葉に、一切返事しなかった。

  出来るわけが無いんだ。……今は、まだ。

  そうしてオレはいつも通りに、
  思考と自己否定を止められないままに、朝を迎える。* ]
(70) 2022/10/19(Wed) 3:25:07

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 三日目早朝/自室 ──



……簡単に言ってくれる

[ 一睡もしてない無趣味野郎は、スマホの通知に気づくのが早い。

  自分の中にあるものを一刀両断されたような気がして、
  ついつい言い返すようなことを呟いた。

  だが、個人で行ったやり取りを思うと、
  秋獅ニ千葉に思い知らされた自分を顧みると反論は出来ない。

  
オレだって応えたかったよ。


  だって千葉も秋獅焉A
  “止めるのが正しいから”“誰かが消えるのは間違ってるから”
  それだけで言ってるわけじゃない。

  自分一人で抱えるにはでかすぎる荷物を持って、
  誰かの気持ちの為に生きることがどれ程難しいか。 ]
(71) 2022/10/19(Wed) 3:26:35

【人】 帰宅部 津崎絵音




[ ああでも、お陰で思考が進んだ気がする。
  結局天ヶ瀬にはオレは絶対勝てないのかもしれないな。

  ハッピーエンド砂の城でもトゥルーエンド安楽でもない何かに
  繋がるようなものがあるとすれば──

  立ち上がりカーテンを開き、明けても無い空を見上げた。* ]
(72) 2022/10/19(Wed) 3:27:21

【人】 未國 聖奈

 

── 2nd day 世良と ──


 神様から逃げてきた赤髪は、また口を噤む
 あたしと世良の間に壁が生まれて、
 もうあたしは、それに触れることすら赦されない

 がらがらと、あたしの中で、
 なにかが音を立てて崩れて、
 あたしはきっと光を宿さない目で呟く


 「 ……そっか 」


 絶対忘れる、っていう約束
 守るつもりがない≠フ、伝わっちゃったかな
 あたしも、嘘は下手なんだ。


 あたしも「そっか」の一言で一線を引く
 
この話はこれでおしまい。

 それを望んでいるんでしょう?
 あたしは世良の友達であることすら赦されない
 嘘つくつもりだったから、お互いさまなのかもね

 
(73) 2022/10/19(Wed) 3:40:18

【人】 未國 聖奈

 


 「 水色の…? 」


 あたしは近くをかなちゃんが通ったことは知らない
 だけどかなちゃんを指してることくらいは解る
 顔を上げて、指されたほうを見渡すけれど
 かなちゃんの姿は、なかったはず。

 
(74) 2022/10/19(Wed) 3:40:42

【人】 未國 聖奈

 

 ─── ねえ、世良
 たぶん、世良には伝わらないかもしれないね

 あたしは、かなちゃんの悩み事を
 抱えるつもりも、止めるつもりも最初からない
 あるのは尊重する意思だけ。見届ける意思だけ。
 …その勇気が未だ持てなかっただけ。

 いま、行ってあげてもどうしようもないんだよ。


 
(75) 2022/10/19(Wed) 3:41:49

【人】 未國 聖奈

 


 「 そうだね。
   …あとで、メッセージしておく 」


 拒絶の色を浮かべて、
 世良から視線を離して言う。
 動くつもりがないことは、
 ぎゅっと抱え込んだ膝、爪先から伝わればいい

 
 「 世良は、残酷だよ
   あたしは覚えてるよ、忘れないよ
   大昔に壊した大事なものを元通りにしたい、
   その想いを知っていて、………、
   世良の言葉をあたしは、忘れないよ 」


 
願い事も白紙に戻った。

 あたしは膝に顔を埋める。
 もういい… と小さく零した声は、
 静かな公園で、世良まで届くかはわからない。

 
(76) 2022/10/19(Wed) 3:43:02

【人】 未國 聖奈

 


 「 ごめんね。
   あたしなんかじゃ、役に立てなくて 」


 世良が何を言っても動く気はなくて、
 もう、あたしはたぶん世良の方すら見なかった
 世良は先に帰りなよ、
 あたしは神様に見つかるまで、ここにいるよって

     …あぁ、存在している意味が無いなあ、
     そんな想いを抱いたのは、初めて。
     そっかあ、これが、
     魂を掛けてまで、考えるような、
     人生の、悩み事なのかもしれないね。**


 
(77) 2022/10/19(Wed) 3:43:53
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a3) 2022/10/19(Wed) 3:44:45

【人】 帰宅部 津崎絵音

── 出弦高校/敷地内 ──



[ シャツのボタンを全て閉じ、マスクもピアスも外して

  ネクタイは結局無いままなのを含め、
  素の自分の姿で登校した。

  時刻は丁度昼休みが始まる頃、堂々たる遅刻だ。 ]
(78) 2022/10/19(Wed) 3:46:42

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 校舎の前に立ち止まればじっと見上げる。

  1年の教室が並ぶ辺りをゆっくり順番に眺め、
  そのどれが彼女のものかも知ろうとしてなかった自分に
  また嫌気が差してきた。
 
  それから見つめてたのは2-C教室の窓。
  時間通りにも遅刻しても、“今のオレ”は踏み込む気のない場。

  ごめん、千葉。 ]
(79) 2022/10/19(Wed) 3:47:16

【人】 帰宅部 津崎絵音



────……


[ 旧校舎へと歩む最中、口遊むのはアヴェ・マリア。

  幼い頃、クリスマスに両親と教会に行った時
  必死に着いていきながら歌った祈りの曲。

  あの時聴いた荘厳なパイプオルガンの音より
  発表会の熟練したものとは言えないピアノのほうが、俺は。
  なんて仮にもプロを目指してた奴が言うには
  変なのかもしれないけど、本当。
  
  フェンスの前で立ち止まり、スマホを取り出した。 ]
(80) 2022/10/19(Wed) 3:47:34

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ ごめん、千葉。

  あんなことを言ったのに、結局送るよ。 ]
(81) 2022/10/19(Wed) 3:48:08

【人】 帰宅部 津崎絵音



[ 知られると特に天ヶ瀬に怒られそうなのだが、
  今も少しこのまま一人独りってしまいたくなる。

  魅入られてるのかな、とか少し思ったけど
  救ってくれるかもしれなかった神様に責任を押し付けちゃいけない。

  救いは自分の中で受け止められて意味を成す。
  だから、オレにとってはやっぱり彼女は神様だ。

  勝手に歩き出さないように側の木に背を預けるように座って
  目を閉じ、教会音楽を小さく唄い続けている。* ]
(82) 2022/10/19(Wed) 3:49:52

【人】 帰宅部 津崎絵音


[ オレがこのまま生き続ける為に、
  どこかに閉じ込められている少年を彼女から奪わない為に。
  
  こう願ったらどうかと思ったんだ。
  随分荒療治で、最初望んだような解決には至らないんだけど。

  津崎絵音から、
  ピアノに関わる全ての記憶を二度と戻らないよう消して下さい。


  そうだね、
  これもお前らにとって正答じゃないんだろう?
  一人で出す答えなんて、結局様変わりしないよ。
** ]
(83) 2022/10/19(Wed) 3:53:22
帰宅部 津崎絵音は、メモを貼った。
(a4) 2022/10/19(Wed) 4:00:59

【人】 未國 聖奈

 

── そのあと ──


 頑なにその場を動かなかったあたしが、
 教室に帰ったのは、お昼休みすら過ぎてずっと後
 結局お昼も食べないままに、
 あたしはその日、鞄を掴んで早退をした。

 携帯の電源は、夜まで切った
 かなちゃんにメッセージをいれるときに
 グループメッセージに通知が来てるのも見たけれど
 それをそのとき開くことは無かった

 ……… 3rd day

 残酷にも、三日目はやってきた。
 あたしは随分と動けないままで、
 制服に袖を通せたのも、一限が始まったあとだ

 
(84) 2022/10/19(Wed) 4:04:33

【人】 未國 聖奈

 


 「 ……あぁ、いきたくないな 」


 思わず声に出したのは、二限が始まったあとで
 あたしの足は既に校門前にあったのに
 教室まで、向かうことが出来なくなった

 高校3年間で初めての、保健室登校。
 あたしの3rd dayは、そうやって幕を開ける。**

 
(85) 2022/10/19(Wed) 4:05:01
未國 聖奈は、メモを貼った。
(a5) 2022/10/19(Wed) 4:06:08

【人】 工藤 彩葉

 
― 二日目・放課後:千葉くんと ―

[これが嫌々言ってる気遣いだったら、
もうとっくに売り切れてると思うから。
私は千葉くんが素直に受け取ってくれるのが>>7
嬉しくて、つい言葉を重ねた。]


 ああ、怖い話はね、夏に朗読の練習してたから。
 囁くような声で語るの、
 私には合ってるみたいで…

 うーん、意地かあ。それなら、
 別のとこでつり合い取ったらいいんじゃない?

 ベース弾いてる時の千葉くんはかっこいいんだし、
 欠点の一つくらいあった方が
 可愛いんじゃないかな。

 なんて、そう思うんじゃ駄目?


[私の方が畳み掛けて逆効果になったりした?
だったらごめんなさいなんだけど。

でも、普通の笑顔がそんな恥ずかしかったのかな。
照れてるように見えたけど、>>8
そこは男の子の意地のため、突っ込まなかったよ。]

 
(86) 2022/10/19(Wed) 5:30:26