和宮 玲は、メモを貼った。 (a1) 2020/08/10(Mon) 0:33:53 |
和宮 玲は、メモを貼った。 (a17) 2020/08/10(Mon) 23:42:14 |
【人】 和宮 玲──中庭── [中庭の望める場所に来れば カラカラ、と扉を開けて スリッパを外用に履き替える。 風の音と共にざわざわと木々が音を立てると 少しびくり、と肩を跳ねさせてそちらを見るが 動物も、人間も勿論居ない。 はぁ、と息を整えて 持ってきたのはフロントで頼んだ日本酒。 徳利2つに、お猪口も2つ。 それと女将さんに頼んだ 漆塗りの四角い木の升に入った透明なグラス。 特別に誰かと会おうと言うわけではない。 持っていた方が便利だと思うのだ。 それも、昔そう言う場面があったから。 用意されている木の椅子に座る。 景観のためか、生憎とテーブルまでは用意されていない。 もう一つの椅子にお盆を乗せて 升に落ち着いたグラスに、日本酒を とくとくとく、と告げば グラスの限界を越えて、溢れ 升の中にもお酒が溢れていく。] (70) 2020/08/11(Tue) 10:56:05 |
【人】 和宮 玲[お酒の味というものが分からない。 その為に一時期はとにかく度数の高いものを 飲む癖があった。 女も酔うことぐらいは出来るから 手っ取り早く、とお酒を嗜んでいたことがあったのだ。 焼酎を割らずに小さな氷だけで飲んだり 琥珀色のウイスキーで喉を潤したり くい、くい、と傾けて飲み干すのも早く。 喉が焼ける感覚というのも無いのだから 躊躇というものも無かった。 幸いにもお酒に強過ぎるわけではなく 人並みであったから、量を飲まずとも 酩酊感を気楽に味わえていた。 あの夜は宿屋に泊まりながらも 良い相手が見つからず 一人でウイスキーの瓶を持ち大きなグラスで 頭を溶かしていこうと思っていた時だった。] (71) 2020/08/11(Tue) 11:02:20 |
【人】 和宮 玲──回想・お酒の嗜み方、恋塚さんと── [従業員だと言う男に窘められたのは 宿に泊まって、4、5回目あたりだっただろうか。 中庭でただ酔いを求めて 身体に悪いような飲み方をしようとしていた時。 大きめのグラスに氷もいれず なみなみと注いだウイスキーを持った手。 相手の男は宿屋の従業員で 主にはラウンジのバーテンや 宿屋で用があれば呼ぶと対応してくれるような 仕事に着いていたのだったか。 その時通りがかったのは 他の客に呼ばれた帰りか、何か。] ……ダメだった? [窘められれば、少しバツの悪そうに眉を下げる。 自分でも良くない飲み方だとは思ってるのだが それ以外の酒の飲み方と言うのを知らないから。 味の分からぬ女。 酒は酔うための道具であったから。]* (72) 2020/08/11(Tue) 11:09:29 |
和宮 玲は、メモを貼った。 (a27) 2020/08/11(Tue) 11:11:49 |
【人】 和宮 玲……良くない事があったわけではないのよ。 良くないのは、ずっと。 早く酔えればって、そういうの良く飲むのよ。 [男が飲むのを止められただろうか。 止められても、グラスの中身が減っても どちらにせよグラスを返して貰えば 両手でグラスを包みながら ぽつ、と呟くように。]* (79) 2020/08/11(Tue) 12:08:18 |
【人】 和宮 玲──過去話・薄明かりの中で ……甘さや、香り。 [少量口に含み、鼻に抜ける香りや 舌の上で転がすように味わう。 ──なんてこと、したことはない。 そこに甘さや香りを感じなければ アルコール分がある、ただの水。 私は彼を止めようとしたけれど ストレートもある程度楽しめるのだろう。 呑み慣れた雰囲気のある男はグラスをあおる。 私の手に彼の手が重なれば 分かりました、と止めようとするのをやめよう。 彼は私よりもずっと 飲み方を知っていそうだったから。] …………。 [>>85彼にグラスを返して貰えば >>84先程彼が言っていたようにグラスを飲んでみる。 少量を口に含み、飲み込まずに 目を閉じることで感覚が強くなればと思ったけれど やはり私にはお酒の味わい方が出来なくて。 (90) 2020/08/11(Tue) 14:31:38 |
和宮 玲は、メモを貼った。 (a33) 2020/08/11(Tue) 17:23:40 |
【人】 和宮 玲──中庭──>>108>>109 ふふ、毒? ……それは、痺れて……じわりと広がる…… …………あまい、毒? [首を傾げてこちらを見る男に微笑んで それからお猪口に注がれたお酒を見る。 底には二重丸の青い丸。 透き通るお酒を、軽く掲げて 月の光を浴びて、それをくぃ、と飲む。 …………やっぱり味は分からない。 けれど、雰囲気は楽しめる。] そうね、レイと、レイヤ。 ……それに、冷酒。 ……なんて、少し駄洒落が過ぎたかしら? [小さく肩を落として 少し身体の力を抜く。] そうね、ラウンジの方にバーがあるの。 そこで飲み直すのも構わないし…… (112) 2020/08/11(Tue) 20:34:13 |
【人】 和宮 玲[私は指を唇に当てて、少し考える。] お酒を持って、個室で飲むのも良いかもね。 ……桜の間はね、月の光が 丸窓から入ってきて、綺麗なの。 [と、彼に言ってみる。 桜の間、それが自分の部屋だってことは 言わなくても伝わるか。]* (113) 2020/08/11(Tue) 20:34:26 |
【人】 和宮 玲──中庭→桜の間── [>>115その言葉を聞いた時にサッ、と青ざめる。 幽霊……いえ、いえ。 そんなのいないから、本当。 ふるる、と頭を振ってその考えを振り払った。] えぇ。 案内してあげる。 [男の手を取り、外履きから内履きに履き替えて宿の中へ。 途中、ラウンジを通り 借りていた徳利とお猪口を返し 代わりに、新しいグラスを貰う。 江戸切子のような綺麗な赤と青のグラス。 それに、田酒、という銘柄の日本酒を。 グラスは私が、日本の瓶は彼に持ってもらおう。 そうして、そう遠くない桜の間に辿り着く。] [桜の間の扉を開ければ 入り口は豆電球の仄かな明かりがあり そこでスリッパを脱いで中に。] (120) 2020/08/11(Tue) 21:10:10 |
【人】 和宮 玲[部屋の中の電気は付いていないが 奥にある大きな丸窓から月明かりが入ることで 薄闇程度になり、ある程度部屋の中を見れる。 電気をつけないまま部屋の中に入ると 部屋の中には布団が二つ並べて引いてある。 それをさらに乗り越えて 丸窓のところの側に用意してあるテーブルにお盆を置く。 日本酒の瓶に、グラスが二つ。 2つ用意してある椅子に座って貰えば グラスにお酒を注ごう。] ……明かりはつけなくてもいいわよね? [と、部屋の薄暗さに 一応の確認を取る。]* (121) 2020/08/11(Tue) 21:10:24 |
【人】 和宮 玲──桜の間── [>>122純米吟醸の田酒の瓶を 両手で持って彼の赤いグラスに注いでいく。 私の青いグラスには彼が注いでくれる。 透き通るような日本酒が入ったそれを持ち上げると 月の光に照らされ、青いグラスがキラキラと光る。] レイに乾杯。 [チン、と軽い音を立ててグラスを合わせれば 一口含んで、少し口に留めてから、こくり、と飲み干す。 私はそれを飲むと胸に手を当てる。 それから相手を見れば>>123良い反応が。 私はその満足そうな笑みを見れば、嬉しそうにする。 ことり、とグラスを置き それから瓶を両手に取ると 彼の方に屈むようにして、もう一つ、と注ごうとする。] では、もう一杯。 [彼の方に身体を乗り出せば、ちらり、と 襟元の部分から肌の白さが見えるか。]* (127) 2020/08/11(Tue) 21:50:59 |
【人】 和宮 玲─過去の話・既製品しか買ったことなくて [男に念押しされて お酒の飲み方を注意されるなんて 歳があべこべではないだろうか。 20の後半にもなって お酒の飲み方を諭される日が来ようとは。] ……分かってる、けど……。 心配されるような、相手も居ないし…… (142) 2020/08/11(Tue) 23:11:52 |
和宮 玲は、メモを貼った。 (a39) 2020/08/12(Wed) 0:58:50 |
【人】 和宮 玲──過去の話・自信があるのね? ……さぁ。 過去の出会いは一期一会だと思ってるけど。 宿の人は、また別か…… [少し考え込んで 頭に思い浮かぶのは女将の顔と その他にいる馴染みの従業員。 そこに一人、若い男の顔が加わるだろうか。 記憶に関しては 割と良い方だから。] (175) 2020/08/12(Wed) 12:00:56 |
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