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![]() | 【人】 カウンセラー サダル他の人も誰でもね。 話がしたくなったら遊びに来てよ。 お茶とお菓子は食料の備蓄をアンテナと 相談してからになるけど。 僕はやっぱりカウンセリングルームに いるからね。 [ 残った面々の1人1人に言葉を向けたなら。 手を振ってメインデッキを立ち去る。 ]* (324) 2022/07/12(Tue) 10:10:22 |
![]() | 【人】 調査員 ルヴァ…………この中の誰かひとり、見殺しにするってことですか。 いくらアンテナの判断でも、…みんな、 みんなは、ほんとにそれでいいの。 ……僕は、 死にたくないし、 この中の誰にも死んでほしくなんてないよ…… [駄々じみているのは百も承知。 でも、この中の誰も言わないのなら 言わずにはいられなかった。 いつか話した臓器くじ。 実際に直面した時どんな答えを出すかなんて、 永遠に知らないならその方がいい。 だって、やっぱりクソだよ。命の選択なんて。 低く搾りだすような声が、どこまで聞こえたかはわからないけれど。**] (325) 2022/07/12(Tue) 10:10:41 |
![]() | 【人】 調査員 バーナード【今・ラサルハグと】 うん。 明日外出るって言ってたし、ちょうど確認はしてきたところ。 [ラサルハグの指示>>298にうなずく。 着る予定が早まっただけだ。問題はない。 問題はどちらかというとスーツの中に入る人間のほうかもしれないが、それも"問題ない"。] 前後左右、360°……展望デッキ中央基準で座標と、色と、等級。 座標は目視でいいね? [ジェットエンジンを背に積み、近い星に直接向かって実測で距離を確認する方法がより正確だが、燃料は限られており、往復の時間もかかる。 何より動力が死んでいる本艦近くでジェット噴射をすれば、衝撃で艦側の座標が変わりかねなかった。] (326) 2022/07/12(Tue) 10:11:55 |
![]() | 【人】 機関士長 ラサルハグ【メインデッキ】 >>325 [ルヴァの言葉には向き直り歩み寄った。 その顔を間近で見る。真っ直ぐと] 違う。 見殺しにしない。 誰も死なない。 最後の一人、そして、アンテナとみんなで還るんだ。 [それは、多分ルヴァを、通して、自分に言い聞かせたんだと思う。 彼がこぼしてくれた感情は、 自分の代わりに出してくれたものだ] 大丈夫だよ。 (328) 2022/07/12(Tue) 10:20:32 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【管制室】 [この時点でゾズマからラサルハグに対して質問事項は無かったが、後程また何かあれば端末に飛ばせば良い、と>>287。 強いて、この場で浮かんだ疑問形をただ一つだけ挙げるとすれば。 ――外に出る前に、ちょっとスピカを見てきていい? けれどこの質問事項は、声として発される前にゾズマ自らが捨てた。 サダルに彼女のことをバーナードが頼むのも>>286、ルヴァが彼女の去り際に掛けた労わりも>>296聞こえていたから。 “あなたのせいじゃない”。 これはいつかの自分を立ち直らせた言葉>>107であり、けれども今のスピカの支えになる言葉ではなかった。 なら何が正解なのかなんて、臨床心理学どころか人の機微の察し自体に自信のない身に解ることではないだろう。 そんな自分にやれることといえば――それは、今、パニックに陥っている相手に対してまでやれることではない。] (329) 2022/07/12(Tue) 10:22:00 |
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![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[ゾズマは結局ここで、船外活動という、技術者の責務の方を優先した。“言い遺しておくこと”という個人的で人間的なことも後回しにして] とりま、今一度船外スーツの点検からして―― 先にエアロックんとこに待機してる。 [後にラサルハグがバーナードとダビーを呼んで告げたこと>>298>>299>>304がゾズマの耳に届いていた訳ではなかったが、コンパスも全破損している中で、船外の観測機器がどれだけ機能するかは未だ知れない。 最悪、実際の作業者である自分とルヴァ以外の誰かの目が必要になる――「良い眼」とはそのことだと考え、彼らの準備が済むまでは待機すべきか、と。 こうしてすぐにでもデッキを出ようとした、のだけれど] (331) 2022/07/12(Tue) 10:23:05 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ[この船外作業を共に行うことになるルヴァの方を向く。 彼からの質問>>310。その答え>>312。 ゾズマには判り切っていたことを、ルヴァは把握していなかった。] ―――――…、 [当然といえば当然の疑問>>325と、それこそ“希望的”な答え>>328。 その“希望”をひっくり返すような言葉を、かつて自分に希望をくれたその人に発することは、できないまま] 船に穴が開いてたりしちゃそれこそ みんなで還ることもできないし。 さ、行くよルヴァ! [この促しは、疑問からの逃避。 実際、これまで“誰かは死ぬ”と理解はしていながら、深く考えるのを避けていたに違いない*] (332) 2022/07/12(Tue) 10:33:55 |
![]() | 【人】 カウンセラー サダル─ メインデッキ→スピカの部屋 ─ [ メインデッキを去った後。 スピカの居場所は推測になるけど。 彼女がhide and seekのプロでない限り 消去法で絞れるだろう。 程なくして彼女の部屋の前に立つと まずは呼び出しのコールをかけて。 続いて応答してもしなくても変わらないだろう 大きな声を扉越しに響かせる。 ] (333) 2022/07/12(Tue) 10:34:34 |
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![]() | 【人】 カウンセラー サダル[ 悲しいかなゲイザー不在の今、 僕らの安穏は崩れさった。 このまま放っておけば、 粘土の味が楽しめるレーションや 栄養素に極振りしたゼリー飲料水が 食卓に並ぶだろう。やったね。 …… 言葉を尽くす段階ではないなら とりあえず手は動かしておこう。 と言った単純な思考。 ここで彼女が自身の仕事を思い出し そちらを選ぶならそれで全然構わない。>>304 ] (335) 2022/07/12(Tue) 10:36:04 |
![]() | 【人】 カウンセラー サダル[ 食べることは生きること=B そんな話を今の彼女とするつもりは 毛頭ないのだけど。 知ってほしいこと。 それは美味しいご飯は美味しいんだってこと。 そして料理を趣味にも生業にもしていない サダル一人に任せておけば。 完成したご飯は、 別に美味しくないってことだ。 ]** (336) 2022/07/12(Tue) 10:36:48 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【→開閉部(艦内)前】 [ルヴァの反応がどうあれ、ゾズマはメインデッキを後にした。 船体修復キットと船外スーツの状態を、保管庫で改めてチェックして。 いずれも機能に問題ないことを確認してから、一通りの装備と共に、開閉部のエアロック前に待機する。] さて、――。 [スピカの元にはサダルが既に向かっている>>323。 手のぬくもりを外部に伝えない、宇宙空間用の手袋を嵌めた手をじっと見下ろしながら。 今のこの時間に、この自分にできることといえば。] ( ……ママに、何て書こうか ) [星の滅亡から共に逃れたその人のこと。 この艦に今いる友らのことを除けば、“遺される人”としてゾズマの頭の中にあったのは、母たったひとり。 誰かの側でその手を取ってあたためることもできなければ>>322、日常用のペンも握れない手袋の指を、ゆっくりと曲げ伸ばししている**] (337) 2022/07/12(Tue) 10:46:57 |
![]() | 【人】 調査員 ルヴァ[ゾズマがしている状況報告の内容も>>316 バーナードが珍しく不機嫌そうに アマノに声を荒げているのも>>285 サダルが声をかけてメインデッキから去っていくのも>>324 普段だったらもうちょっと反応したり気にしたりしたと思う。けど。 怒涛の展開に心が追い付いてこなくて。 誰に言うでも吐き捨てて項垂れた。 だってみんな、なんか平然と納得しててさ。 僕は生憎そこまで簡単に割り切れない。 ラサルハグが言い含めるように声をかけてくる。>>328 ただの気休めなのか、まだ一縷の希望はあるのか、 僕には判断ができないけれど、 今の自分は信じて縋るしかない。 限りなく絶望に近い望みだったとしてもだ。] (338) 2022/07/12(Tue) 10:53:01 |
![]() | 【人】 調査員 ルヴァ…………… [視線を落として押し黙ったままでいると バーナードもまた声をかけてくれる。>>327 セリフこそ同じでも、 ラサルハグの副責任者としての励ましとは 少し毛色が違う気がする声に ちらりと視線を上げて彼を見れば まだちょっと元気なさそうに笑っていて。 その"大丈夫"がどこから来ているのかは読めない。 ただの楽観なのか、彼なりの根拠があるのか。 困ったように眉を下げて。] ………なにが大丈夫なのさあ。もう。 [なんだか自分ひとりごねてるみたいじゃん。 いやごねてるんだけど。 まだ納得できない気持ちはあれど、 はあ、と大きくため息を吐いて、顔を上げた。] (339) 2022/07/12(Tue) 10:54:24 |
![]() | 【人】 メカニック ゾズマ【そして、これは余談だが】 [本職の整備業のみならず、これからはパイロット業をも担う可能性のあるこのメカニックは、医療の心得の必要性をも認識していた。 だが、ある意味、ある意味で――生身の人間たちの多くにとって、最も重要な技能の必要性については失念していた。 すなわち、調理。 このメカオタク、普段から誰か(母だったり、レストランのシェフだったり、食品メーカーの作業員だったり、ゲイザーだったり)に料理を作ってもらうのを当たり前として暮らしていた。“わたしたちの民”であることを自認しながら、その民に伝わる料理の習得にも関心を向けていなかった。 故に、簡単な焼き物料理の技能すら、ろくに習得していない。 そしてもし、他の者の料理技能も揃ってろくなものでなかったならば、サダルの見立てと懸念は、実に当たっているといえるだろう>>335**] (340) 2022/07/12(Tue) 10:54:48 |
![]() | 【人】 管制官 スピカ【自室】 [ルヴァの手を借りて>>296メインデッキを出たところまでは覚えている。 その後どこに向かって何をしたのかが全く思い出すことはできないが、今自分が自室におり、夢を見ていたことだけはわかっている。 スピカは夢を見ない、仮に見たとしても起きると忘れるような、朧げなものばかりだ。 それなのに、さっき見た夢のことだけははっきりと思い出せる。 視覚 聴覚 嗅覚 触覚 どれもすべて鮮明で、そちらが現実だったかのような錯覚さえ覚える] [まるで過去/自分と向き合えと言っているような、そんな夢だった] [それを持ってスピカの覚悟は決まった] (341) 2022/07/12(Tue) 10:58:57 |
メカニック ゾズマは、メモを貼った。 ![]() (a60) 2022/07/12(Tue) 11:00:09 |
![]() | 【人】 調査員 バーナード【エアロック前】 [ラサルハグから任務の詳細を改めて聞けば、装備をつけて外に出る準備をする。 もう歩くのにはそれほど支障もなくなってきていたし、まだ若干だけ褪めた顔色も、船外服のドームガラスに覆われればわかるまい。] どうしたの、ゾズマ。 手指可動に不調? [手を握ったり開いたりを繰り返すクルーを見かければ、そんな的外れを。 ついでに自分も同じことを試し、可動に不備がないか確認している*] (343) 2022/07/12(Tue) 11:00:14 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ【研究室】 [俺はペシミストじゃない。かといってオプティミストと言うわけでもない。 あえて言うならリアリスト、なんだろうな。 研究者は往々にしてロマンチストな要素も持ち合わせるものだが、と同時に、自分も他人も、その人生、肉体、魂さえも一つの事象として捉えてしまう節もある。 俺は、コールドスリープ装置が9人分しか動かないという現実を至極冷静に受け止めていた。 "ゆっくりとした死の宣告" >>269、"限りなく緩やかな自殺" >>313、そう口に出して言われずとも、最後に残る1人は、幸運が訪れることを神頼みしながらの「死ね」という宣告と同値だと正しく理解していた。] (344) 2022/07/12(Tue) 11:00:54 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ[更に言うならば、自刃したい奴は勝手にすれば良いとも思っている。 それは誰のせいだと詰る詰らないの話とは全く別の軸の問題で、死の世界に安らぎを見出すならば、それを止めるのは"こちら側"のエゴでしかないと思うから。 ────でも俺は、ラサルハグがそうしようとしたら全力で止めるんだろうな。 自刃でなくとも、例えば"自分が最後の1人になる"という宣言であっても。 何を馬鹿なとぶん殴ってでも止めようとするだろう己の心は、パラドクス以外の何物でもない。 と、そこまで思考を飛ばした後、リアリストは現実に帰還した。] (345) 2022/07/12(Tue) 11:01:17 |
![]() | 【人】 生物学者 アマノ────餓死と窒息死ならどちらがマシかと問われたならば。 窒息死一択だろう? [空気だけがあって水と食料が尽きるという状況が最悪中の最悪だ。 酸素が尽きれば5分で死ねる。水が尽きれば1週間。後者は地獄の苦しみだ。 逆に、酸素と水があれば2ヶ月は生き延びられるらしいけれど。] 食料、確認しておくか……。 [アンテナに問えば返答はあるかもしれないが、そんな事で船のリソースを使うわけにはいかない。 目視の確認に限ると、俺はのそりと俺にとっての禁断の地であるところの食堂に向かってみることにしたのだった。 サダルがスピカにかけている声 >>334 など、全くもって知らぬまま。**] (346) 2022/07/12(Tue) 11:02:12 |
機関士長 ラサルハグは、メモを貼った。 ![]() (a61) 2022/07/12(Tue) 11:02:44 |
![]() | 【人】 調査員 ルヴァ大丈夫、って言葉、信じるから。 僕はまだ諦めない。 ちゃんと還ろう。…全員で。 [メインデッキを去る前、振り向いて。 告げるそれは決意に似ていた。**] (347) 2022/07/12(Tue) 11:05:18 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 ![]() (a62) 2022/07/12(Tue) 11:09:54 |
![]() | 【人】 管制官 スピカ[コール音と自分を呼ぶ声>>334気が付くと、身だしなみを整えることもせずに来客を迎える] ……ああ、サダルか。 その……心配かけた、かな?ごめん……。 [ボサボサの髪に濡れたままの頬、赤くなった目の目尻にはまだ涙が居座っており、先程まで泣いていたと判断するのは容易であろう] ちょっと、ちょっと待ってて、すぐにデッキに……。 [そう言いかけてやめる。 サダルはカウンセラーだ、来た目的は突発的な自傷を心配してだろうか?きっと今すぐ戻ると言っても首を横に振るだろう。 それならと、] カウンセリングを、受けたい。 [覚悟の証人になってもらおうと、サダルの手首を掴んだ**] (348) 2022/07/12(Tue) 11:10:24 |
![]() | 【人】 調査員 バーナード[いのちの選択、と頭の中で考えるくせ、すぐに自刃してしまわないのは、まだまだこの艦の中で仕事があるというのもひとつの理由だが、ひとえに生きる可能性を見ているからだ。 "全員で">>347という中にバーナードは自分を含めないが、おそらくルヴァが言う中には入っているのではないかという予測くらいはできる。 けれど周囲の認識どおり、スリープポッドに入らなければ、それは緩やかな自殺と等しい。 アンテナはまだしも、ひとり艦の中で生身のままいれば、いずれはどうしようもない未来が訪れる。 ここはミニョネット号ではなく、揺蕩う海も星の海だ。 その"自殺"の期間を、自分であれば長く取れると認識していた。 案外とスリープ後すぐに他の艦に回収してもらえるかもしれない。そうすれば、無事に全帰還が叶う。 "すぐに"の猶予が長ければ長いほど、可能性はあがる。 故にあえて先に死のうとは思わない。 ひとり覚悟を決めていれば充分だ。 ――口に出さず行動に移さないことで、望みが掬われない可能性を、失念している*] (350) 2022/07/12(Tue) 11:27:27 |
![]() | 【人】 カウンセラー サダル[ 扉が開けば、表情には出さぬまま安堵する。 閉じこもられたら状況はより厄介だった。 アンテナに頼んで正当性が認められれば 強制的にロックを解除できたかもしれないが。 無理やり踏み入るのは、 カウンセリングにおいては愚策でしかない。 ] スピカは何が好き? 僕はねー。 [ 気分野なので、僕は≠ノ続くメニューは 日によってころころ変わるけど。 それを言葉にする前に、 彼女の決意によってかき消された>>348。 ] (351) 2022/07/12(Tue) 11:51:35 |
![]() | 【人】 カウンセラー サダルうん、わかった。 [ 想定より、ずっと早かったな。 と、独り言で収まる程度の声で呟いて。 ご飯は後回しかな。 食堂の惨状を知らない僕は、>>158 もしも気付いた誰かによって。>>346 室内が片付けられていたり、 完成品はこちら!とばかりに 温かい食事が用意されていたりしたら 心からの喝采を送るに違いない。 ] (352) 2022/07/12(Tue) 11:51:53 |
![]() | 【人】 カウンセラー サダル場所はカウンセリングルームでいい? 顔を洗ってすっきりしたら行こうか。 [ 特に問題ないようなら。 スピカの準備が済み次第、 彼女を連れて部屋の外に出る。 ]** (353) 2022/07/12(Tue) 11:51:57 |
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