【人】 生物部部長 クロユリ>>27 文化祭中はどこも生徒でにぎわっている。それは旧校舎も例外ではないのだが、そんな中でも、まるで人目を避けるようにひっそりと置かれた看板が目に入った。 喫茶店アトリエ 静かなひと時を過ごしたい方へ ひっそりとした空間で絵を依頼してみませんか? もちろん、喫茶店だけの利用も歓迎] さっきのコーヒーの香り、もしかしたらここなのかな。 [ユウリはそっと中の様子を伺ってみた。誰かいるみたい…]* (99) 2020/06/14(Sun) 22:23:40 |
生物部部長 クロユリは、メモを貼った。 (a30) 2020/06/14(Sun) 22:26:07 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−昔の話− [ 学生の頃、2週間に1回のペースで 遅刻をしてくるクラスメイトがいた。 素行が悪いとかいうわけではなく、 何故か2週間に1回遅刻をしていた。 偶々隣になった時期があって、 質問をしたことがある。 『どうして、決まって2週間に1回遅刻するのか』 悪気があったわけではないし、 ちゃんとそれも説明した。 すると、彼女はこう言った。 『その日は病院だから、仕方なくて』 “病院” 彼女は定期的に採血を伴った診察が必要らしく、 学校側もそれを知っている為、 特に何も言われていなかった。 体育もドクターストップがかかっていた彼女は、 見学の代わりに、レポートを提出することで、 ある程度の単位を貰っていたらしい。 そうやって話すようになった彼らの間には、 そこから生まれた恋もあった。 ー今はもう ] (100) 2020/06/14(Sun) 22:32:31 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−職員室− [ 彼の最後というワードで そんな昔のことを思い出しながら、 ふっと笑って、改めてぽんぽんと 転校生の肩を軽く叩いた ] どこに行っても高3ラストの文化祭って、 感傷にひたるから、 俺はおかしくないと思う。 [ 声をかけた転校生の手の中で くしゃっ と、何かが形を変える音がした。 彼は、ぐっとそれを握りながら “恥は残したくない” そう言った。 彼は何かを悟って、口を開いてみる ] (101) 2020/06/14(Sun) 22:34:01 |
【人】 教育実習生 青柳 慶 なんか、俺がいうのも変だけど 文化祭で後悔するの、嫌だろ。 話してみな。 俺で良ければ、肩代わり出来るものは やってやるから。 [ 彼の雰囲気からするに、 バンドが嫌ってことはないだろう。 仮にも教師になろうとしてる人間だから、 人間観察は少し得意になってきている。 多分この生徒のうかない表情は、 その手の中の紙の中にある。 さて、話してくれるかな、と あまり期待せずに聞く態勢をとってみよう ]* (102) 2020/06/14(Sun) 22:35:54 |
【人】 生物部部長 クロユリ (104) 2020/06/14(Sun) 22:54:18 |
生物部部長 クロユリは、メモを貼った。 (a31) 2020/06/14(Sun) 23:13:54 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そうして落とした呟きに、 かけられた言葉にまた少し顔を上げて。 …一瞬、話すかどうか迷う。 だが、どう言葉にする? 実は自分のクラスがコスプレカフェ なるものを出店するのだが、 遅刻で裏方を手伝えなかった代償に 表で接客をさせられそうになっているが それを避けたい、ので力を…貸してください…? いやいや。 それはなんていうか、あまりにも。] (107) 2020/06/14(Sun) 23:56:49 |
【人】 転校生 矢川 誠壱…恥は、かきたくないっすけど、 先生に頼りすぎってのもちょっと あれなので、…うん、 とりあえず自分で話してみます。 その、クラスが模擬店するんですけど 接客、苦手ってだけなんで… ほらこの図体ですし。 …怖がられるかも、しれないですから。 [ そういって、手に持ったプリントを 折りたたんでポケットに仕舞う。 だが、気遣いは嬉しかった。 味方になってくれようとする人が いるっていうのはやはり、 どんな状況だってうれしいものだ。] どうしても困ったら、 また頼らせてください、青柳先生。 [ そういって、ぺこりと頭を下げる。 つづいてふと思い立ったことに「あ」と 小さく声を上げた。] (108) 2020/06/14(Sun) 23:57:26 |
【人】 転校生 矢川 誠壱それより、先生、 肩代わりっていうか… 手伝ってほしいことがあるんすよ。 [ と言ってから、背中にある ベースのケースをちら、と見て それから視線を彼の方に戻す。] バンドで、ライブ出るんで。 …盛り上げ役としてぜひ、 見にきてください。 …後悔したくないんで。 [ そう彼の言葉を借りて、笑った。] (109) 2020/06/14(Sun) 23:58:10 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ ちょうど前のやつが職員室に入っていく。 ひとり、ふたり、出てくる。 次は己の番だろう。 ポケットでスマートフォンが震えた。 職員室の扉をくぐる。 入りざま、振り返って、彼をまた見て。] じゃ、せんせ、またあとで。 [ と約束を交わしては、足を進めた。]* (110) 2020/06/14(Sun) 23:59:24 |
【人】 美術部 しずく― 2-B教室からモデル探しへ ― [ しずくは短い時間だがクラスの出し物の店番を終えた。 どうやら、隣のクラスではお化け屋敷をやっているようで、お化け屋敷に行っていた人が駄菓子屋にきて浴衣を着たしずくを見ると驚いた表情をした。 そのため、しずくは自分が浴衣を着たことによって幽霊か何かに誤認されたのだと感じた。 それから、しずくは早く浴衣を脱ぎたくて仕方がなかった。 ] (はあ、やっと終わりました。早くモデルを探して絵を描きあげなきゃ) [ しずくは、浴衣を脱ぎ制服に着替えると1番近い教室から行くことにした ]* (111) 2020/06/15(Mon) 0:10:22 |
【人】 教育実習生 青柳 慶−展示室− [ 2-Aは、お化け屋敷をするらしい。>>90 仲良い先生でも誘うか、と思いながら 玄森が差し出してきたチラシを受け取る。 彼女は、この後一度クラスに戻ると言っていた。 クラスにも参加しつつ、部活動にも精力的とは、 優等生の鏡といったものだろう ] 時間を見て、誰かと行くと思う。 お化け役でもしいたら、 全力で脅かしに来なよ。 [ よかったら、と前提を置いて 遊びに来てほしいと彼女はいった。 誘いを断る理由もないので、 多分行くだろう。 くすっと笑って、腰を上げた。 またな、と呟けば先に展示室を後にする。 廊下には彼以外の足音がしており、 すれ違いざまに挨拶をされた。 こんな時間に来るくらいだから、 多分部員だろうとおもいながら、 旧校舎から離れていく ]* (112) 2020/06/15(Mon) 0:12:04 |
教育実習生 青柳 慶は、メモを貼った。 (a32) 2020/06/15(Mon) 0:14:02 |
【人】 転校生 矢川 誠壱 ──教室── [ やはり、断ろう。 そう心に決めながら足早に教室へと戻る。 先程はさすがに言えなかったし、 どのみちすぐはぐらかされるか、 却下されるに違いなかったけれど。 善は急げである。 図体の大きな違う制服の男が 廊下を闊歩する様子は きっとひどく目立っただろうけれど それどころではないから仕方ない。 教室の前まで来た頃には 軽く肩で息をしていたが、 それもお構いなしに扉に手をかける。 そのときだった。微かだが確かに 柔らかなピアノの音色。>>98 そんなもの、さっきはなかったはずだ。 つまり、誰かが弾いている? そのまま静止していれば、 怒号が続いた。その声はそう、 ついさっきぶつかりかけた───] (113) 2020/06/15(Mon) 0:24:27 |
【人】 転校生 矢川 誠壱雨宮くん…? [ 彼も間違いなく接客を嫌がっていた。 それが今はピアノを弾いている? つまりは、もしかして、これは 何か楽器が弾けたら逃れられるのでは? そっと背中のベースに触れる。 それに、弾いてみたい。 彼のピアノは、きらきらと、 どこか煌めきがあって。 それを拾い集める大きな布になれる。 きっと、ベースなら。 楽しいに、ちがいない。 だがだめだ。彼が弾いている曲の雰囲気と 今ここにあるエレキベースでは合わない。 いや、大丈夫かもしれないが、 それよりももっと───] (114) 2020/06/15(Mon) 0:26:53 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ スマートフォンを取り出す。 学校の軽音楽部室に置かせてもらっている 自分のもう一つの楽器。 メンバーに連絡すれば「鍵は開いてると思うよ」 とすぐに返事が返ってきた。 迷いなく踵を返す。 そうしてまっすぐ向かった部室の角。 置かれたケースを手に取ってまた、 教室へと戻っていく。 今度は、手を止めないまま。 扉を思いっきり開けた。 軽く、息が上がっている。 クラスメイトの視線を感じた。] (115) 2020/06/15(Mon) 0:27:14 |
【人】 転校生 矢川 誠壱───ぁ、 え、っと [ なんて、話せばいいのか、 言葉に詰まっていれば、 田中さんがこちらにずんずんと 向かって歩いてくるのが見えた。] 『遅かったじゃない。 矢川くんもはやく、着替えて。』 あ、の、そのことなんだけどさ 『できませんは通用しないよ?』 いや、そうじゃなくて、その、 [ そういって、手元に持ったケースを ずい、と目の前に差し出す。] (116) 2020/06/15(Mon) 0:27:38 |
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