黒崎 柚樹は、あ、津崎に"さん"とかつけてるし…動揺してるな、私……。 (a34) 2022/09/06(Tue) 17:48:32 |
【人】 3年生 武藤景虎………、 いや、オレの負けで良い…。 [片手で顔を隠すように抑えてそれだけ言うと、オムライスの乗った食器などを抱えてレストランの方に向かうことにした。 女子だとわかってからも態度は何も変わってない、とは思う。 印象も何も変わらないのは確かだし。 一つあるとすれば、かわいい、とは前以上に言えなくなったことくらいで。 ] (87) 2022/09/06(Tue) 17:53:40 |
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。 (a35) 2022/09/06(Tue) 17:56:07 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a36) 2022/09/06(Tue) 18:00:15 |
【人】 1年生 朝霞 純【回想・死に至る病、その記憶】 [“鳳凰は梧桐にあらざれば栖まず、竹実にあらざれば食わず” という文章を読んだことがある。 意味はそのまま、鳳凰は梧桐の木にしか止まらず、竹になる実しか口にしない、ということだ。 私はその文章を見て、ああ私と同じなんだな、と嬉しくなったことを覚えている。 私はアレルギーが多い。 肉、そば、甲殻類は重いアレルギー反応が出るし、大豆も軽度だけど症状が出る。 動物には触れないし、あまり埃っぽいところへも行けない。 食べられるもの、住める環境が決まっているのだ。 ただ、勿論私は鳳凰とは違う。 おめでたい神獣などではなく、ただ周囲に気苦労を増やさせる子供なだけだったのだが。 そんな私を、家族を含めた親族は大層可愛がって育ててくれた。 >>394 津崎さんが囚われの幼姫、などと思っていたことは勿論知る由もないが、それを聞いたら苦笑しただろう。 …その言葉と然程変わらない人生を送ってきたと思っているから。] (90) 2022/09/06(Tue) 18:48:45 |
【人】 1年生 朝霞 純>>90 [最初に問題を起こしたのは、まだ幼い頃。幼稚園に通うくらいの年齢だった。 テレビを見て、兎を飼いたいと言ったのがきっかけだった。 私はその頃まで、自分の思い通りにならなかったことが殆どなくて、自分の望むことなら何でも叶うと思い込んでいた。 でも、お父さんから返ってきたのは否定の言葉。 “純、動物はね、飼えないんだよ。 お前は動物に触ると具合が悪くなってしまうから。 でも、それ以外のお願いだったら何でも言っていいからね。” 耳を疑った。嘘だと思った。 こんなに可愛い生き物に触って具合が悪くなるなんて。 私は信じなかった。 私は近所に犬を飼っている人がいるのを知っていて、ある日、親の目を盗んで、私はそこに訪ねていって、家の主人に犬を触らせてくれませんか、と尋ねた。 家の主人はいいよ、と言った。 腕の中に収まった可愛い柴犬。 人懐こくて、ふわふわで、愛らしいその姿。 私は幸せだった。 その数分後に意識を失って、次に目が覚めたのは病院だったわけだが。 その時に、お父さんが涙ながらに怒っていたことを、私はずっと覚えている。] (91) 2022/09/06(Tue) 18:50:06 |
【人】 1年生 朝霞 純>>91 [次に問題が起こったのは、小学生の頃。 お弁当を持参して、その中身がいつもいつも野菜メインだったのに疑問を抱いたのだろう。 給食の時間に、女の子が私に言った。 “純ちゃん、お肉食べなよ。 お肉食べれないなんて変だよ。おかしいよ。 食べてみたら美味しいって分かるよ、私の唐揚げ一つあげるね” そう言って、私のお弁当箱にころん、と唐揚げが一つ乗っかった。 私は首を傾げた。 食卓では肉料理など出たことがなかったので、唐揚げの存在を知ってはいても、見たことは殆どなかったのだ。 おずおずと同級生の方を見ると、彼女は満面の笑みで、あげる、ともう一度言い。 私は断れずに、唐揚げを食べてしまった。 お昼休みまでは、そんなにおかしなことはなかった。 けれど徐々に気分が悪くなって、私は教室で吐いて、そして倒れた。 先生と同級生の女の子は、私のお母さんとお父さんに、物凄い剣幕で怒られていた。 そうして二人が、両親に謝るのを私は聞いた。 私は、断ればよかったと思った。] (92) 2022/09/06(Tue) 18:51:34 |
【人】 1年生 朝霞 純>>92 [それから、まあ、色々なことがあったせいか、すっかり両親は過保護になってしまい。 私は食べ物、着るもの、行く場所を両親に決めてもらったり、意見を聞くのが日課になった。 私が心配事を相談すれば、純は心配しなくていいよ、という。 私が両親に迷惑をかけているのを、それとなく謝ったときは、純は気にしなくていいよ、という。 私はそれに感謝しつつも、もう家の全てが自分中心であることに気づいていて、それが両親に負担をかけているのを知っていたから。 自分で気を付けられるから、せめて料理は好きなものを食べてね、といったら、純が気を遣わなくていいんだよ、と断られた。] (93) 2022/09/06(Tue) 18:53:13 |
【人】 1年生 朝霞 純>>93 [高校を卒業する前、私は両親に大学には行かなくていいよ、と言われていた。 “少なくとも、純が苦労しないくらいの貯金は貯めてあるから、好きなことをして暮らしなさい。 純は何があっても私たちの子供だから、一人立ちが難しかったら無理せずに頼りなさい。” それが両親の言葉だった。 私はそれで、両親の気遣いの正体に気がついてしまった。 両親のいう子供、とは赤ちゃんのことだ。 私は二人の中で、食べるものも、着るものも、住むところも面倒をみてあげなくてはならない存在になっている。 だから一人立ちはしてほしくないのだ、赤ちゃんを一人にするのは心配だから。 私は両親の本意を悟って悲しくなってしまった。 確かに世話のかかる子供だ、それは認めるけれど。 …せめて赤ちゃん扱いはされないようにしたいな。 そう決意して、心配する両親を、もし両親がいなくなってしまった後の万が一の社会生活のためだと説得して、そうして大学に入学したのだ。 他の人と同じように一人前になれなくても、少しくらい成長できたらいいな、なんて願いを抱えながら。] (94) 2022/09/06(Tue) 18:54:53 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a40) 2022/09/06(Tue) 19:00:51 |
【人】 ??? 工藤美郷──現在・レストランで── [黒崎先輩や武藤先輩が、厨房の中へ向かっていった。] ……………。 [それを、ただ見送る。水場に近づきたくはない。 朝霞さんと津崎先輩は、それぞれ頭を冷やしにレストランから出て行った。 単独行動なんて不用心。その危険性に、小泉先輩は気づいている>>72>>73ようだけれど。 後に残っていたのは、小泉先輩。香坂さんも同じ空間にいただろうか。それともどこか別の場所へ行っていただろうか。] ………………。 [先ほどから、小泉先輩の視線を向けられているのには気づいていた。>>12 人気の少なくなった厨房で、話しかけてくる>>76。] (95) 2022/09/06(Tue) 19:12:24 |
【人】 ??? 工藤美郷恥をかかせた後輩に、さらに追い打ちをかけるなんて。 小泉先輩って、意外と悪い男なんですね。 [厨房から複数人が近づいてくる気配がしたのは、その頃だろうか。 あたりには、美味しそうなオムライスの匂いが漂ってきていた。やたらとバラエティ豊かな「萌え萌えきゅん☆」コールが連呼されているし、そのまま団らんの流れになるかもしれない。 あるいは、小泉先輩と話している間、気のいい彼らは空気を読んでそっとしておいてくれるかもしれない。が── キッチンの方を睨みつけて、瞬時に、考え込む。 すぐに水が手に入る環境で、複数人に取り囲まれて良いものか。 悩んでいる時間はない。すぐに、先輩たちがやってくる。] (96) 2022/09/06(Tue) 19:13:10 |
【人】 ??? 工藤美郷……小泉先輩、決めるのは私ではなくてあなたです。 [淡々と呼びかけ、彼に近づく。 彼は座っていただろうから、この身長でも容易かった。 唇を奪うのは。] (97) 2022/09/06(Tue) 19:13:31 |
【人】 ??? 工藤美郷………………。 [先輩たちが厨房に入ってきたのは、調度唇を重ねていた頃か。 小泉先輩から離れると、男女の甘さなど何も感じさせぬ、酷く淡泊な無表情でじっと見下ろす。それから先輩方には目もくれず、くるりと背を向けると、急ぎ足でその場を後にした。 わざと見せつけたから、多少は混乱してくれると思いたい。 だが、はたしてどれだけの時間が稼げるだろうか。]* (98) 2022/09/06(Tue) 19:14:28 |
??? 工藤美郷は、メモを貼った。 (a41) 2022/09/06(Tue) 19:18:03 |
【人】 2年生 松本志信 おお〜〜〜〜!! いいねぇ、可愛いじゃ〜〜ん!! [本格的なそれ>>84に拍手した。 勿論お世辞でも何でもなく、可愛いなぁと思うわけよ。 武藤くんはあんまりリアクションなかった>>87けど ああいや、これはもしかしたらちょっと違うリアクションか? これを見ても進化系なんて言うのかい?>>86 とは言ってやらなかったことだけは褒めてほしいもんだ。] んだねぇ、本人が願うかどうかもわからんけどな。 [破れたストッキングの代わりを本人が願うか>>88 若干定かではないな、と思いながらレストランの方に出る。 津崎くんと朝霞ちゃんが居ないっぽい。 残っているのは香坂ちゃんと、工藤ちゃ] (100) 2022/09/06(Tue) 19:19:51 |
2年生 松本志信は、メモを貼った。 (a42) 2022/09/06(Tue) 19:24:56 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a43) 2022/09/06(Tue) 19:25:21 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………っ!?!? [オムライス作ったよ、なんて。 状況にそぐわない長閑な台詞を口にしようとした先、小泉さんと工藤さんが口付けていた。 >>98 工藤さんについては、調理中、松本さんと武藤が色々話していたのは耳にしていたけれど、横から口を出すことはなく──物理、調理中で出す余裕がなく──て。 やっぱり、なんだか先の笑顔は元の印象とは違ったものだったよね?なんて、程度の印象を再確認しただけだったのだけど。] 武藤……あの2人って、あの、そういう、仲だったの……? [思わずぽそもそと、武藤に聞きに行ってしまったのだった。*] (102) 2022/09/06(Tue) 19:29:50 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a44) 2022/09/06(Tue) 19:31:36 |
【人】 1年生 朝霞 純【現在・女子トイレ個室にて】 >>51 [徐々に意識が回復してきて、目を開く。ここ、どこ? …思考を巡らせようとして、ひどく頭が傷んだ。 息を吸う、吐く、繰り返すこと数度。 気を失ったんだ、ということと、何だか夢を見たな、ということは思い出したが。>>90>>91>>92>>93>>94 どうしてここに来たのかが曖昧としている、混乱したのは覚えているんだけど。 身体を動かして、周囲をよく確認するとお手洗いだった。 こんなところで寝て、とてもお行儀が悪い。いや気絶したんだろうけど。 お母さんが聞いたら顔をしかめるな、などと苦笑して、個室から出た。] (103) 2022/09/06(Tue) 19:33:51 |
【人】 4年生 小泉義哉おい、待て! [ 鋭い視線を工藤’に投げかけつつ、 自身の唇を手で拭っていたら、 その場を立ち去ろうとするものだから、 急いで追いかけることにした。 レストランの外には単独行動をしている者もいる。 彼女を放置するのは危険という思いも半分あった]* (105) 2022/09/06(Tue) 19:35:04 |
1年生 朝霞 純は、メモを貼った。 (a45) 2022/09/06(Tue) 19:35:53 |
4年生 小泉義哉は、メモを貼った。 (a46) 2022/09/06(Tue) 19:39:57 |
3年生 武藤景虎は、メモを貼った。 (a47) 2022/09/06(Tue) 19:46:36 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― あの渾身の萌え萌えきゅん♡ ―― [なんであんな口上を知っていたかと言うと、ちょうど10日ばかり前、夏休み中の弟が"初めてメイドカフェに行ってきた!"とかなんとかで、大騒ぎしていたから。 それこそ、オムライスに絵を描いて貰っただの、そこにおまじないをかけて貰っただの、飲み物に入ってた氷までハート型だっただの、入店時に"おかえりなさい"と言われただの、身振り手振り声色を変えてまで、私に報告してきたのだった。] えー……"萌え、萌え、きゅん"……? [なによその呪文、と常の声で鸚鵡返しした私に、それじゃ魔法にならないと盛大に駄目出しを喰らった次第。 まあ、だから、声音変えたところで松本さんの"可愛い" >>100 も、オネエに対する"キモかわいい"くらいのものでしょと思ったから、その時の私はにんまり笑ってドヤ顔返すくらいはしていたと思う。 武藤の反応もなんだかぎこちなかったから、ごめんねやっぱりキモかったよね、なんてくらいしか思わなくて。 だって、ほんとの"可愛い"とか、私にあるはずないのだし。*] (108) 2022/09/06(Tue) 19:47:40 |
【人】 3年生 津崎 徹太【第14展示室】 うん、なかなかいい音だな。 [やっぱり、音楽は好きだ。 歌も好きだ。 練習中に外したマスクを再び手にとって、 ひさしぶりに歌った曲に満足していた] とりあえず、一度戻るか。 [そう、思ってたちあがり、ピアノの蓋をしめて、展示室を後にしようと…] (109) 2022/09/06(Tue) 19:48:00 |
【人】 3年生 津崎 徹太〜♪ [出ようとしたときにピアノの音が響いた。 そう誰もいないはずなのに。 振り返ると、ピアノの蓋が開いている]* (110) 2022/09/06(Tue) 19:49:22 |
【人】 2年生 松本志信 おお、おー…なんかドタバタしてんなぁ… 折角メシ作ったのに。 [工藤ちゃんは俺たちに脇目も振らず出てっちゃうし>>98 小泉くんは凄い顔して追いかけていっちゃった>>105 朝霞ちゃんも津崎くんも居ねぇし、香坂ちゃんも見当たらんし みこちゃんは無事起きたらしくて消えちゃったから居ねぇし 今泉ちゃんはどこにいるかも分からんし] まーいいか、みんな好きな事すべきだと思うしな。 俺ぁオムライス食うけど、二人はどーする? [よいしょっとおにぎりを机の上に置いて、他のテーブルをひとつ陣取る。 黒崎ちゃんと武藤くんが作ってくれたオムライスを手に取り あの時─死のうとして死ねなかった時─と同じ席に座って] (111) 2022/09/06(Tue) 19:58:58 |
【人】 3年生 武藤景虎さすがに、追いかけたりすんのは野暮、なんかな…あれ…。 みんないないし…。 [出て行った二人を追いかけた方がいいのかとは思い至らず。 まつもっちゃんはマイペースだ。>>111 好きなことするべきと言われたら、そうかもしんないけど、何が起きてるのかわからなくて。] おにぎり食べるわ…。 人の握ったおにぎり好きなんだよな。機械のやつより。 あ、オムライスも、少し取り分けてから食っていい? [レストランのオムライス食べたしそんな腹減ってはないから全部は食べられない。 皆にも食べてほしいし残しておきたいけど、結局味見はしてないしせっかくだから食べておきたい。] (114) 2022/09/06(Tue) 20:11:14 |
【人】 3年生 津崎 徹太【第14展示室】 >>109>>101 [そう、ぞわりとはした。 さすがに。 誰もいないのに、ピアノが鳴る。 いわゆる学校の七不思議ってやつだ。はじめて経験した] ………お約束といえばお約束だけど。 怪奇現象。確かに、 夢の中ではありありだ。 [音に逆らうように声に出してみる。やっぱりちょっとは怖かったから。 けれど、音は消えない。 一つの音をポーン、と柔らかく響かせている。 なので、振り返ってピアノに向かって言った] わかったよ。高い「ソ」だな。 次はなんだ? [そう言うと、音は満足そうに次に移った。 ♯のファ、そして シ そして、その3音を繰り返しはじめる。 めちゃくちゃいい音で] (115) 2022/09/06(Tue) 20:13:21 |
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