人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

[18時よりもずっと早い時間。
一人、ビリヤードに興じていた。

小気味よく響く打音。
ボールとボールが打ち合い甲高い音を上げる。

─── ブレイクランアウト。]


  よしっ…!


[珍しく声が上がる。
こういう時ほど調子がよく、勝負を賭けたときほど結果を出すのが自分の強さだった。]
(315) 2020/07/30(Thu) 22:18:25

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

[絶好調だった。
ここまで6戦して負けなし、肩の痛みも気にならない。
そんなとき彼女だ、現れたのは。]


  よ、やりにきたのか?


[首元の空いたシャツ、袖を巻くって、手にはキュー。
折り目の綺麗なスラックスのポケットには対戦相手から巻き上げた何枚かの紙幣が入っていた。]


  調子がいいんだよ。


[愉しそう嗤う、不敵に自信の満ちた顔で。]*
(335) 2020/07/30(Thu) 23:20:15

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──


  お礼?


[ラックには15個の球。それを三角形に組んで所定のポジションにセットする。]


  そんなこと言われるようなことあったか?


[あったといえば一夜共にしたことぐらいで。
それだって彼女からお礼を言われるような物じゃない。]*
(345) 2020/07/30(Thu) 23:44:59

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──


  そう、……それならよかった。


[本当は酔いつぶして寝かせてしまうつもりだった。でも、綺麗なその目を曇らせて嗤ったあのとき、どうしても彼女を放っておくことができなかった。]


  良い人、見つかったんだろ?


[ホテルで幾度か目撃した背の高い、落ち着いた優しそうな男。]


  
……お前にとっても、この街は特別だったようだな。



[それは小さな呟きだった。
白球が綺麗に整理された15の球をバラバラに弾いた。
一つ、二つ、三つとボールがポケットに吸い込まれていく。]


  キューを体の真下に。
  それから力を抜いて肘が楽に動くように持つといい。

  それと、誕生日おめでとう……一日遅れたけどな。


[目を細めてどこか眩しそうに詩桜へと微笑んだ。]*
(353) 2020/07/31(Fri) 0:15:01

【人】 羽井 有徒

[時計に目を針がもうすぐ縦に一直線になろうとしていた。
約束通りならそろそろあいつが来る頃。]


  さて、どうしたものか。


[まともにやり合えば負けるはずがない。
それでは”勝負”とは言えない。
ハンデをつけるのが簡単なのだけど。]


  …………


[思い出す、さっきの光景を。
ざわつく胸に特別な想いを抱いていることに気づく。
それは嫉妬だろうか、それとも─── 憧れか。]*
(356) 2020/07/31(Fri) 0:32:53

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

[立ち去る詩桜の背中、軽やかな足取り。
たしかにあのときの彼女とは雰囲気がかなり変わっている。]


  良かったな……。


[本心からそう思う。
彼女のこの先幸多かれと、祈るように願うように撞いた一球は見事に最後のボールをポケットに叩き込んだ。]*
(366) 2020/07/31(Fri) 1:13:14

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ── 
 
 
  ……逃げなかったか。


[楽し気に笑ってハナを迎える。>>371
キューを握る感触は申し分ない、左肩の痛みもほとんど気にならない。
その余裕が、勝負を前にしても笑顔を作っていた。]


  ナインボール。
  ルールはシンプルで場の一番小さなボールを狙う。
  そして、9番ボールをポケットした者が勝ち。


[昼間のときよりも少しゲーム性が高い。
だけど、どこからでも勝ちを狙えるので初心者でも、そして実力差があっても遊びやすいルールだ。]


  先にお前が2回勝てばお前の勝ち。
  俺が4回勝てば俺の勝ち。
  これぐらいのハンデでちょうどいいだろう。


[だが、そうは言っても1ゲームも落とすつもりはなかった。]*
(372) 2020/07/31(Fri) 1:41:28

【人】 羽井 有徒

── BAR ──

[そこに姿を見せたのは19時を回ろうとする頃。
ダークグレーのポロシャツに白のパンツというシンプルな恰好。
いつもよりも大分遅いのは少し遊びが過ぎたから。>>372]


  こんばんは。


[なんて言いながら中へ入れば、彼女>>365はまだそこに居ただろうか。

「ねえ。毎日通ってるって言うことは。
 明日も、あのBARでお酒を呑むの?」

もしかして彼女がいるかもしれないと思ったが。
まさか彼女が2時間以上も前に来ていたなんてことは、知る由もなかった。]*
(382) 2020/07/31(Fri) 6:10:38
羽井 有徒は、メモを貼った。
(a106) 2020/07/31(Fri) 8:20:07

【人】 羽井 有徒

── BAR ──

[居て欲しいと想っていたか。
居ないでくれと願っていたか。

いつもより賑やかな雰囲気。
マスターの披露するバーテンディングに少し懐かしさを覚える。]


  こんばんは、お一人ですか?


[沢のやり取りに触れ、クスリと笑って促されるまま、もちろんと頷いて真由美隣に座った。]
(396) 2020/07/31(Fri) 9:12:59

【人】 羽井 有徒

 
 
  頂戴しようかな。


[変に遠慮することもなく申し出を快く受け容れる。

ミモザ。
─── 愛らしい黄色がミモザの花に似ていることから名付けられたカクテル。込められた言葉は「真心」

昨夜飲んでいたのはキールだったか。

静謐ささえ感じる店内。
その空気が気に入っていたのに、今はそれを破るかのように言葉が口をつく。]
(397) 2020/07/31(Fri) 9:15:37

【人】 羽井 有徒

 

  今日の服もいいな。
  よく似合ってる。


[クローバーのワンピース。
可愛らしさもありつつ、ボレロが落ち着いた雰囲気にしている。昼間ちらりと見かけたときと服装が違うのはBARにくるために着替えたのだろう。
昨日とは少し違う雰囲気で、これもよく似合っている。]


  真由美はお洒落だな。


[シーンに合わせて装いを変えられるのはとてもお洒落だと思う。]*
(398) 2020/07/31(Fri) 9:17:19
羽井 有徒は、メモを貼った。
(a110) 2020/07/31(Fri) 13:35:17

羽井 有徒は、メモを貼った。
(a118) 2020/07/31(Fri) 18:56:11

【人】 羽井 有徒

── BAR ──

[乾杯、って同じようにグラスを掲げる。
濡らすように唇を付けて少しだけ喉を潤す。]


  ……ウマイな……


[酒か、口がか、その両方か。
真由美が「待ってた」と言えばそれだけでその気になる男もいるだろう。もちろん自分だってそう言われて嬉しくならないはずはない。]
(441) 2020/07/31(Fri) 19:14:31

【人】 羽井 有徒

[─── 聞きたいこと。
何だろうか、乗馬、のことではなさそうだし、彼女の興味を惹くようなことがあっただろうか。
思い当たる節もなく。]


  ハネイ ユウト、32歳
  バツなし、子なし、コイビトなし
  飲食経営、趣味はビリヤードと乗馬
  女の好みは──…
  

[だから多分一番違うであろう答えを並べていった。

だけど。

真由美の顔から綺麗な笑顔が消えていて、じっとこちらを覗き込むその瞳に口を噤んだ。]
(442) 2020/07/31(Fri) 19:15:05

【人】 羽井 有徒

 

  俺に……聞きたいこと?


[真由美の目を真っ直ぐに見据えた。]*
(443) 2020/07/31(Fri) 19:15:41

【人】 羽井 有徒

── BAR ──

 
 ………怯える?


[視線は真っ直ぐに交わったまま。
その瞳に吸い込まれそうになりながら、その言葉に瞳が揺れそうになる。]


  俺が………?


[口を突いたのは答えではなく疑問。]


  怯えてなんか、
  ……いないさ、何にもな。


[目蓋が降りて真由美の視線を遮る。
それが何よりも、自分の答えが嘘であると雄弁に語っているというのに。]*
(446) 2020/07/31(Fri) 19:34:55

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

[マスワリでもなければ先行を渡したところで大した差にはならない。]


  どうぞ。


[たまにブレイクショットで9ボールが入ることもあるが、稀中の稀。第一、そんな運が味方するならそのゲームは負けを認めてもいい。]


  簡単にはうまくいかないから、
  技があって、練習をする、なんでもな。


[ガコンと強い音を立てて1番ボールがポケットに消えた。]
(447) 2020/07/31(Fri) 19:35:15

【人】 羽井 有徒

[そこからは順調にボールを入れていく。
それでも僅かなミスもあって、ハナに順番を明け渡すこともあった。
そうそうノーミスで勝てるほど簡単には行かない。

そして、もう一度こちらの番になる。
狙うのは7番ボール。
だけどそこでハナが話しかけてきた。それはキューがボールを捉える瞬間だった。

白球が7番ボールの側面を叩いてその軌道はポケットとは大きく外れていく。]


  ………人のデートに割り込む趣味はないな。


[シュルシュルと回転をかけて7番ボールはクッションを叩き、さらに軌道を変えて黄色のボールを叩いた。
それ──つまり9番ボールはそのままポケットに吸い込まれる。]
(448) 2020/07/31(Fri) 19:35:43

【人】 羽井 有徒

 
 
  まずは俺の1勝だな。


[ハンデはやっても手を抜くつもりはない。
大人げないと言われようと、素人相手でも、プロが相手でも、勝負事なら絶対に。]*
(449) 2020/07/31(Fri) 19:36:02

【人】 羽井 有徒

── BAR ──

[それなら、欲しいと思っても掴めないのは準備ができていないということなのか。まだ何か準備が必要なのか。

わからない。

だとしたらそれは。
本当に欲しがっていると言えるのだろうか。

考え込みそうになる頭に、不意の誘い。]


  ………プール?


[小さな驚きに目を開ければ、そこには明るい笑顔。
一瞬だけ肩のことが気になったが。]


  ああ、いいよ。


[その笑顔には抗えそうにない。]*
(469) 2020/07/31(Fri) 21:29:50

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

[ハナの大きなガッツポーズ。
それを目を細めて眩しそうに眺める。
いつかの光景、一球一球に一喜一憂していた。]


  まだ1球……だろ?


[さっきのハナを真似て皮肉る。
でも、きっとそう言った自分の顔は楽しそうに笑っていた。]


  ああ、決まってる。
  じゃないと、
  ……勝負しようなんて思わないだろ?


[サングラスの奥から鋭い双眸がハナを射抜くように見つめていた。]
(475) 2020/07/31(Fri) 21:51:18

【人】 羽井 有徒

[センスがある。
その一言で片付けることはできる。
だけど、それだけじゃない。

まだ二度目。
なのに、これだけの実力差を前にしているのに。

“本気で勝とうとしている“

それはどんな場面でも、どんな条件でも、勝負において最も大切なもの。]
(476) 2020/07/31(Fri) 21:51:41

【人】 羽井 有徒

[それから勝負の趨勢はどうなったか。
ひとつだけハッキリしていることは、楽に勝たせてもらえるほど甘くはないってこと。]

 
  付き合ってない。


[唐突に口にしたのは昼間の問いへの答え。]


  って言ったらどうする?
  
  それどころか手も触れてないな。


[真実と、小さな嘘。>>1
白球が7番ボールを弾く、さっきのゲームと同じ技。
だが、クッションに当たった7番は見当違いの方向へ飛んで行った。]*
(477) 2020/07/31(Fri) 21:53:07

【人】 羽井 有徒

── BAR ──


  わかった、それじゃプールで。


[─── 何だろうな。
もちろん嫌じゃない、嫌だと思わない。
それは本当は単純なこと。]


  水着姿、……楽しみだ。


[ニっと笑って、グラスに残る黄色の花を飲み干した。]
(483) 2020/07/31(Fri) 22:25:11

【人】 羽井 有徒

── 上階のプール ──

[上階にある屋内プール。
天井はガラス張りで夜には月と星が見える。
それと、ナイトプールと違って派手なライトアップはないが控えめな照明がまた違ったムードを作り出していた。]


  ……何でまたプールなんだ?


[蛍の沢も今日のプールも。
嫌いじゃないけど、その意図は時々わからない。

(わからない?)

考えることをやめて、ハーフパンツ型の水着にパーカーを羽織って彼女を探した。]*
(484) 2020/07/31(Fri) 22:26:30
羽井 有徒は、メモを貼った。
(a125) 2020/07/31(Fri) 22:39:19

羽井 有徒は、メモを貼った。
(a126) 2020/07/31(Fri) 22:39:41

【人】 羽井 有徒

── プール ──

[─── 何で、そんなに。
その笑顔が綺麗だと思った、その笑顔が怖かった。]


  そ、いいところだろ?
  ちょっと今日は、肩を痛めて泳げないけど。


[ゆっくりとした足取りで真由美の元へ。]
(500) 2020/07/31(Fri) 23:07:07

【人】 羽井 有徒

 
 
  昔、捨てたものとかさ。
  昔、逃げ出した奴が。

  自分より幸せそうにしてたら。


[それはただの嫉妬。
ずっと走り続けてきたのに満たされない。
乾きと焦燥感はずっと大きくなっていくのに。]


  今の自分はなんだろうってな。
  

[だから認められない。
認めれば自分で自分を否定してしまいそうで。]
(501) 2020/07/31(Fri) 23:07:47

【人】 羽井 有徒

 
 
  ほんと………嫌な女だな。


[これでもいつもは頼れる羽井さんなのに。
大人で、金もあって、余裕があって、格好良くて、なんでもできて……いや、ちょっと盛りすぎた。
でも、そういうところだけ見ていてくれればいいのに。]


  あとは、何を聞きたい?


[もっと深い事情があると思った?
もっと何か幼少の頃のトラウマとか、もっとドラマチックな過去を引き摺ってるとか思った?
残念、全然大したことじゃない。]*
(502) 2020/07/31(Fri) 23:09:18

【人】 羽井 有徒

── 遊技室 ──

  
………できてたまるか。



[ちょっと一瞬ほんの少し微妙に驚いたけど、気を取り直して次の一球を見定める。

台に腰を掛けて斜めに構える。
片足のつま先だけを床に付けて、右手でブリッジを作って痛めた左手でキューを構えた。
目を瞑れば軌跡がハッキリと見える。
入れれば勝ち、外せば負け、これはそういう一撞きだ。]


  俺は、笑った顔以外も見たいけどな。


[真剣な顔とか、怒った顔とか、泣き顔はあまり見たくないかもしれないけど、たまにはそういう顔も見せてほしいと思う。
そう、思ってしまっている。
だけど、やっぱり。]


  俺も彼女の笑顔が────


[痛みを堪えて左手を引いて、見定めた先へと伸ばす。]
 
(518) 2020/07/31(Fri) 23:38:46

【人】 羽井 有徒

── プール ──


  それを聞くかよ。


[聞きたいことを尋ねれば、もしかしたらそう聞いてくるかもしれないって予想の中に無かったわけじゃない。
こういうのもまた、息が合うって言っていいのだろうか。]


  あんまり。
  自分から言ったことないんだけどな。


[でも仕方ない。
その笑顔には抗えないから。]


  ああ、────

 
(520) 2020/07/31(Fri) 23:40:02

【人】 羽井 有徒

 
 
 
        
好きだ



 
(522) 2020/07/31(Fri) 23:41:16