人狼物語 三日月国


112 【R18】アルステラのもとに婚姻を

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視点:人


到着:末っ子長女 シャーレン

【人】 末っ子長女 シャーレン

[ヴィス族でも歴史が長く、発言権が強いとある家に産まれた末っ子長女。
それがシャーレンだった。
上には兄が3人おり、母を除けば一家で唯一の女性であるシャーレンは大切に育てられた。
兄たちの後ろを雛鳥のようについてまわる末っ子を家族は大層甘やかした。
しかし"常に人の見本となれ"と教えられてきたシャーレンは我儘に育つことなく、すくすくと育った。
いつかは嫁ぐからと家事等は幼い頃からしてきたし、困っている人がいればすぐに手を差し伸べた。
そんなシャーレンは末っ子ではあるが、長女である。
年上には可愛く甘えたし、年下には年上として甘やかしたり助けを求められればすぐに手を貸した。
年下からは姉のように慕われ、年上からは妹のように可愛がられた]
(29) 2021/12/02(Thu) 12:52:45

【人】 末っ子長女 シャーレン

[そんなシャーレンは好奇心旺盛である。
知らないことはすぐに誰かに聞いたり、本で調べた。
家の書物は全て読破してしまい、仲の良い者の家にあった書物を借りたシャーレンはある言葉に首を傾げた]

…海?

[言葉だけなら聞いたことがあった。
けれど、実際に見たことはない。
湖や川と何が違うのか、書物に載っている説明文を頭で理解は出来ても未だ首を傾げてしまう。
実際に見ないことには何もわからないのだ]

海ってどんなものなのかしら?
どれくらい大きいの?
川や湖にいる生き物と海にいる生き物の違いは?

[考え出してしまえば止まらなかった。
家族には散歩に行くと告げて、ストールを片手に飛び出した。
そこで出逢うリル族の青年に恋をするなんて。
この時は思ってもいなかった。
今よりも数年前の話である**]
(30) 2021/12/02(Thu) 12:56:30
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a7) 2021/12/02(Thu) 12:59:51

【人】 末っ子長女 シャーレン

[ヴィス族の歴史ある家の生まれではあるが、リル族への偏見はなかった。
昔、リル族とヴィス族に分かれる前はアルステラ族と呼ばれていた事も知っている。
元は同じ一族であったのだし、生まれが違うだけでなんだと言うのか。
偏見がないのは書物から得たたくさんの知識や、両親からの教育のおかげと言えるかもしれない。
しかし、リル族に偏見がないからと言って見ず知らずの男性と結婚が出来るかと言われれば否。
少しづつ育んでいた愛が、華咲く前に散らされてしまうのだから尚更]

お父様、お母様、お兄様…。
この家の一人娘である私が、いつか嫁がなければならない事はわかっていましたし覚悟していました。
けれど…わたし、私は。
見ず知らずのリル族の男性と結婚しなければならないのですか?

[悲しそうな顔をする家族。
こんな事を言っては困らせてしまう事もわかっている。
それでも思わずにはいられなかった。
相手だと告げられた名前は知らぬもので。
あの人だったらよかったのに、そう思わずにはいられなかった]
(73) 2021/12/02(Thu) 22:05:10

【人】 末っ子長女 シャーレン

―婚姻の儀の日―

[荷物は自分自身でまとめ、荷台に兄たちが運んでくれる間。
婚礼用の装束に着替え、母に化粧を施してもらう。
もう生まれ育った我が家に帰る事は出来ないからと、母にお願いしたのだ。
両親や兄たちはこの家を離れる事は出来ない。
だからこそ、選ばれたと告げられた日から家族との時間を大切にした。
それもあと少しで終わってしまうのだけれど]

お母様、ありがとう。
もうこうして一緒に過ごす事も出来なくなってしまうのは悲しいけれど…。
私は大丈夫よ。
心配しないでね、お母様。

[悲しみを隠して、安心させるように笑みを浮かべる。
そうして選ばれた者たちの元へ]
(74) 2021/12/02(Thu) 22:06:41

【人】 末っ子長女 シャーレン

あら、マンユゥ。
貴女も選ばれたのね。
マンユゥの花嫁姿が見れたのは嬉しいけれど、お互い気が重いわねぇ…。

つらくなったらいつでも私のところに逃げて来ていいからね。
無理はしちゃダメよ?

[声を掛けられ、視線を向ければ昔は物語を読み聞かせたりした妹のような彼女がいた>>35
白い花飾りも装束もとても似合っているけれど、こんな形で見ることになるとは。
弱音を吐く彼女に声を掛けながら合流地点へ向かったか*]
(75) 2021/12/02(Thu) 22:07:13

【人】 末っ子長女 シャーレン

―数年前のこと―

[ストール片手に飛び出したはいいものの、普段散歩に行く場所から更に離れリル族が住む場所へ近づいた頃には道がわからなくなっていた。
顔が見えないように持っていたストールで隠す。
シャーレン自身に偏見はなくとも、リル族の者は偏見があるかもしれない。
ヴィス族だとわかった時に何かあってはいけないと顔を隠したまま海の見える場所までなんとか辿り着いた]

あれが…海?
湖や川とは本当に違うのね。
とても…広大だわ。
海の水はしょっぱいと書いてあったけど本当かしら?
それに、あそこにあるのってなにかしら。

[好奇心からキョロキョロと辺りを見回していた時。
後ろから声が掛かったかもしれない>>63]
(77) 2021/12/02(Thu) 22:19:59
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a14) 2021/12/02(Thu) 22:30:14

【人】 末っ子長女 シャーレン

ひゃっ!
あ、えっと…怪しいもの?
怪しいというか、あれが何に使うものかわからなくて眺めてた…の。

[掛けられた声にビクッと身体を震わせた>>92
敵意は感じなかった為、眺めていたものを指差して首を傾げる。
指指す方には船で使うだろう道具。
書物には船も船で使う道具も記されているけれど、挿絵等はないからシャーレンが実際に見てもそれがなんなのかわからなかったのだ。
道具について教えてもらい、一緒に海辺を歩き、帰り方がわからないと言えば途中まで送ってくれた。
人を見る目はあると自負しているから、警戒はすぐに解いていて、また会おうという約束に素直に頷いたのだった]
(103) 2021/12/02(Thu) 23:25:04

【人】 末っ子長女 シャーレン

私はデイジー
よろしく、リー
(104) 2021/12/02(Thu) 23:28:29

【人】 末っ子長女 シャーレン

[>>94ぎこちなさを感じ取った為、本名ではなく偽名をシレッと名乗った。
書物に載っていた花の名前。
気に入った花だったからか自然と浮かんだのだ。
後々、偽名を名乗った事を後悔するなんてこの時は考えもしなかった*]
(105) 2021/12/02(Thu) 23:33:26

【人】 末っ子長女 シャーレン

―合流前・マンユゥと―

ふふ、ありがとう。
マンユゥにそう言ってもらえて、少し前向きになれるわ。

[彼女が幼い頃に読んでほしいとねだった素敵な恋の物語。
読んでいる時は気づかなかったけれど、今思い返してみればシャーレンも素敵な恋に憧れていたのかもしれない。
一度、彼女と恋愛の話になった時に想い人がいると伝えた事がある>>87
それがリル族の青年だとは流石に言えなかったけれど]
(114) 2021/12/02(Thu) 23:54:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

マンユゥは優しい子ね。
それじゃあ、話を聞いてもらいたい時は貴女を頼りにさせてもらうわ。

[少しは気が楽になっただろうか>>90
妹分である彼女が心配してくれて、シャーレンも気が楽になったように感じる道中だった*]
(115) 2021/12/02(Thu) 23:55:06

【人】 末っ子長女 シャーレン

─数年前のこと─

へぇ…やっぱり、実際に見ないとわからないものね。

[彼の表情は仮面に隠れて見えないけれど、雰囲気が柔らかくなったから笑ったのだろうか、なんて>>116
足が濡れない場所へ連れて行ってくれて、間違っても飲むなという忠告に頷き海水に指を伸ばす。
海水を飲むのは危険だと書物に載っていたし、危ないことは流石にしない]

ん…しょっぱい…。

[濡れた指を舐めれば、しょっぱさに唇をキュッと引き結ぶ。
彼とわかれてから、その日はなかなか寝付けなかった。
初めて海を見て、初めてリル族の人と話して、初めて海水がしょっぱいと知った。
早く約束の日が来ないかなんて、心待ちにしてしまうほど、彼との出逢いは特別だったようだ]
(136) 2021/12/03(Fri) 15:49:28

【人】 末っ子長女 シャーレン

今のところ、大丈夫よ。
えぇ、わかったわ。

[いつ家族に見つかるかと怖かったけれど、家族はみんな忙しいから気付かれる事はなかった。
それでも、彼と会うまでは毎回気を張っているのだけど。
徐々に仲良くなって、海辺の近くにある作業小屋に入れてもらうようになって>>117
ただ話をするだけだけれど、少しづつ彼に惹かれていった。
いつかは別れが来るとわかっていても、会うことを止める事なんて出来る訳がなかった*]
(137) 2021/12/03(Fri) 15:50:59

【人】 末っ子長女 シャーレン

─ 新居への道すがら─

[ヴィス族の一行から離れ、新居のある方へと向かう。
荷物は兄たちが運んでくれたが、儀式が終われば両親の待つ家へ帰る。
歴史ある家と言っても、使用人は数人のみで基本的には自分たちの力で生活をしている。
シャーレンは田畑の作物や花壇の世話もするし、食事の用意も日常的にしていた。
シャーレンの家の事をよく知らない者が、シャーレンが家事や作物の世話を出来る事を知ると驚く。
見た目からしてお嬢様だから無理もないが]

お兄様、荷解きしてくださったのですか?

[荷解きが終わったのか、新居のある方から歩いてくる見知った姿たちに駆け寄った。
随分先に着いていたようで、荷解きもリル族の方が来る前に終わったらしい]

ありがとうございます、お手数お掛けしました。
あの…お父様とお母様のこと、よろしくお願いしますね。

[儀式が終われば、今までのように会えなくなる。
それが寂しいと思えど、我儘は言わないし言えない。
それぞれに頭を撫でられ、その手に擦り寄って元気をもらえば兄たちとわかれ、新居へと]
(203) 2021/12/04(Sat) 0:00:25

【人】 末っ子長女 シャーレン

[そして新居へ辿り着き、旦那様になる方と互いの顔が認識出来る距離まで近づいたシャーレンは思わず足を止めてしまった。
ずっと知らぬ顔が待っていると思っていたのだ。
けれど、シャーレンを待っていたのは>>192]

もしかして、リー…?


[驚きすぎて声は出なかったけれど、唇は彼の仮の名を紡ごうと動いた。
シャーレンの知る彼が旦那様になるのであれば、散らすしかないと思っていた華は散らすことなく美しく咲き誇るだろう*]
(204) 2021/12/04(Sat) 0:03:02
末っ子長女 シャーレンは、メモを貼った。
(a23) 2021/12/04(Sat) 0:08:52

【人】 末っ子長女 シャーレン

─数年前:彼との幸せな時間─

他の人がどうかはわからないけれど、私は書物に載っている海がどんなものか興味が湧いたの。
実際に見れて良かったわ。
果物?好きだけど…いいの?

[海を見れて、道具も見れて、満足気に頷いていれば、果物は好きかと聞かれた。
唐突な問いに答えれば、もぎたてをくれると言う>>205
嬉しいけれど、会ったばかりの彼に気を使わせてしまった気がして、眉を下げた]

ありがとう。
あ、甘酸っぱくて美味しいわ!

[甘酸っぱい蜜柑に思わず表情をほころばせた。
今まで食べた蜜柑も美味しかったけれど、彼と半分こしたものは格別に甘くて、家で食べた時にその事を思い出しては首を傾げてしまうのだった]
(231) 2021/12/04(Sat) 10:43:33

【人】 末っ子長女 シャーレン

それは…そうかもしれないけれど…。

[シャーレン自身に偏見がなくとも、両親や兄たちには多少なりとも偏見はあるだろう。
それをわかっているから、否定の言葉は言えなかった>>206
それでも、会うのを止めなかったのは彼を愛してしまったから。
彼以外の者と結婚しなければいけないと伝えた日、シャーレンたちは初めて唇を重ねた。
彼もシャーレンを好きだと彼のぬくもりから伝わってきて、涙を流してしまった*]
(232) 2021/12/04(Sat) 10:45:32

【人】 末っ子長女 シャーレン

─新居のそばにて─

[少し離れていたから、声は届かなかった>>227
けれど、彼の唇が紡いたのはシャーレンの仮の名だった。
それだけで、嬉しさが溢れ出してしまいそうになる。
以前から会っていた、なんて家族たちに知られる訳にはいかない。
私たちは"初対面"だと思わせなければ]

初めまして…。
ヴィス族のシャーレンと申します。
貴方は、コン様…で合っていますか?

[彼のそばまで近づいて、挨拶の為に一礼する。
手は届く距離、けれどいつもよりは離れた距離感。
それでも、彼を見つめる表情が溢れ出す嬉しさを必死に抑えようとしているのがわかってしまうだろう。
他の者から見たら、今のシャーレンは何かに耐えるようで、けれど嬉しさが滲んだ表情をしていた*]
(233) 2021/12/04(Sat) 11:45:44

【人】 末っ子長女 シャーレン

─現在に至るまでの話─

みんな私みたいに何にでも興味を持つ訳じゃないと思うわ。
本当?それでも嬉しいわ!
私、まだ知りたい事があるの!

[やりたいからやっただけだと言ってくれる彼は優しいと思う>>264
甘酸っぱい蜜柑を食べ終わると、あれは何?こうゆう時どうするの?
と、彼に瞳を輝かせて問い掛けた]

また…会ってくれるの?

[>>265別のものを今度あげようと言われれば、また会ってくれるのかと驚きで目を丸くする。
彼もヴィス族へ偏見はないように見えるけれど、次の機会があると思ってもみなかったし、シャーレンもまた会いたいと言うつもりはなかった。
だからこそ、とても驚いているし嬉しいと思う]
(278) 2021/12/04(Sat) 23:06:35

【人】 末っ子長女 シャーレン

無理よ…!
貴方への気持ちを忘れることなんて出来ないもの!
絶対、絶対に忘れないんだからっ…!

[彼が優しく抱きしめてくれるから、その温かさに縋るようにぎゅっと抱きしめ返した>>266
きっと彼を好きな気持ちは変わらないし、忘れるつもりだってない。
その日、帰る頃には泣きすぎて少し目元が赤くなっていた。
いつもより時間も遅かったし、家族には心配されたけれど、結婚の事で泣いていたと思われたのか問い詰められることは無かった*]
(279) 2021/12/04(Sat) 23:07:39

【人】 末っ子長女 シャーレン

─新居のそばにて─

[>>298周りに人は見えないが、どこで誰が聞いているかもわからない。
婚姻の儀だって終わっていない。
そんな中で抱きついたり、親密な距離感でいれば何を言われるかもわからない。
儀式が終わるまでは、不安要素は少ない方がいい]

良かった…。

いえ、お気になさらず。
…そう、ですね。
少し休ませて頂こうかと。
(303) 2021/12/05(Sun) 0:41:34

【人】 末っ子長女 シャーレン

[彼が近寄って来たと思えば、手を差し出された。
キョトンとしてしまうが、続いた言葉に頷いて>>299]

見せたいもの、ですか…?
では、お手をお借りしますね。

[宴の時は家族がいるし、少しでも早く2人きりになりたい。
新居なら荷解きも終わっているのだし、2人きりになれるだろうと彼の手にそっとシャーレンは手を重ねた。
それに見せたいもの、というのが何なのかも気になる。
まだ少しだけ、夢じゃないかと心がふわふわしていた*]
(304) 2021/12/05(Sun) 0:42:25
 




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