【人】 生物学者 アマノ【自室にて〜回想〜】 [家族についての云々を、スピカを始めこの船の誰に対しても──そう、ラサルハグにさえも──語る機会は訪れていない。 スピカから、あの興味津々な瞳で「アマノの家族について教えて」などと問われ、素直に答えていたなら、あの楽しげな瞳の輝きはどんな色に変わったろう。] 家族なんてDNAに共通項があるというだけで、それ以上でもそれ以下でもない。 [きっと俺は、半ば吐き捨てるようにそう言っただろうから。] (24) 2022/07/13(Wed) 6:38:56 |
【人】 生物学者 アマノ[遺伝子上の俺の父親は、あの星系ではそこそこ著名な政治家で。 そして遺伝子上の俺の母親は、その元秘書だった。 父親が母親を孕ませたとかで、責任取る形で産まれたのが、俺。 けれど2人の間に恋情らしきものは息子の俺から見ても伺い知れるものはなく、2人の興味はまるで別の方向に向いていた。俺の方に向くこともなかった。 欲しいものは何でも買って貰えたし、これがしたいとちらりとでも望めば、その筋の最高の教育を受けることはできた。 けれど、義務教育後、手当たり次第に色々のめりこんではみたものの、常に心のどこかは乾いたまま。 己が本当に欲しいものが何なのかわからなくなる程度には、俺は自分にも世の中全てにもうんざりしていた。 きっと、俺は、とても恵まれてはいて。 そんな己を嘆くのは贅沢極まりない我が儘でしかなく、だから俺は、自分の事について語る口を閉ざすようになった。] (25) 2022/07/13(Wed) 6:39:41 |
【人】 生物学者 アマノ[アマノ姓により素性を知る者も周囲には多かった──というか知る者しかいなかった──学生時代、近付いてくる輩は俺の後ろに父親を見る奴ばかり。 特に女はあわよくばという汚い欲が透けて見える輩しかいなかった。 それはまんま、打算で俺を孕み"アマノ大臣の妻"の地位を得て、外面だけはご立派な母親の姿に重なって見え、吐き気しか覚えなかった。 星系工科大学に入学したのも気紛れの一環。 さしたる情熱を持っていたわけじゃない。 おかげさまで脳味噌の出来だけは良かったから、正々堂々、受験して合格したけどな。 つまんなかったら早々に辞めよう、くらいに思っていた大学だったが、初めて見た真の宇宙の姿に魅了された。 そして傍らには、星々の煌めきと同じくらいに眼を輝かせていた同期生がいた。] (26) 2022/07/13(Wed) 6:40:30 |
【人】 生物学者 アマノ[一見無愛想なのに、どこか人懐こいところもあるラサルハグ。 俺の背景やら何やらを知ってか知らずか、俺を早々にヒロミ呼びし始め、互いにさして多くの友人が居ない者同士、何かと会話を交わすようになって。 踏み込まれたくはない部分に決して踏み込んではこない、こいつの距離感が心地良かった。 ここ数年は、時折連絡を取って飲み合うくらいの"大人な関係"になっていたはず────なんだけどな。] ────"お前を信じる"とか、言われちゃ、な。 >>0:291 [くく、と小さく笑みがこぼれる。 なあ、ラサルハグ。 直接告げる気はないが。 そんな事を言ってきたのは、お前が初めての存在なんだよ。**] (27) 2022/07/13(Wed) 6:44:45 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a10) 2022/07/13(Wed) 6:46:32 |
アマノは、おい、ラサルハグ?起きてる?[目の前で手ひらひら] (a11) 2022/07/13(Wed) 7:20:49 |
【人】 生物学者 アマノ[ま、こいつが思考に沈んでぶつぶつ言い始めるのは珍しい光景じゃないし、突然何を思ったか「しめさば!」などと叫びだして周囲を混乱に陥れる様も、俺は見たことがあるわけだが。] お、おう。 おはよう。 今朝は顔色、いくらか良いな。 良かった。 ────今夜、お前がコールドスリープだそうだ。 もう一人がルヴァ。 (36) 2022/07/13(Wed) 7:31:00 |
【人】 生物学者 アマノ"アンテナの判断に拒否は許されない"────んだろ? 順序はともかく、俺はお前が対象になって正直安心したよ。 そういえば、解析と言ったが、解析が必要なものがあれば請け負うぞ。 デブリの解析くらいなら2、3の機材の稼働で事足りるし、あれらはコーヒーサーバー動かす程度の消費電力しか無いから、船にもそう負担はかからないだろう。 [コーヒーも精神安定剤だからアンテナから稼働の許しが欲しいなと思いつつ、昨日天井に壁にとそこそこ盛大にシェイクされた憐れなマシンをちらりと見やった。*] (38) 2022/07/13(Wed) 7:37:15 |
アマノは、殺意は……うん、まあ、確かに、な……[溜息] (a13) 2022/07/13(Wed) 7:39:14 |
【人】 生物学者 アマノあ────、もう。 展望デッキ招集だな。 じゃあそこに飯を持っていくから向かってろ。 [無意識のいつもの癖で髪にがしがしと爪を立てながら、置き場所だけは元に戻してあったコーヒーサーバーのスイッチを入れてみれば────なんとかめでたくも起動してくれて。 漂う慣れ親しんだ香りに、昨日の謎テンションも消え、漸くに己の心にも落ち着きが戻ってきたような気がした。 何しろ激動だったからな。昨日は。] ────今日一日。 全力を尽くそう。ラサルハグ。 [次に会う、未来のために。 今日が今生の別れの日とか、絶対、欠片も認めないからな、俺は。 カップに注いだコーヒーを渡しながら、俺は静かに告げたのだった。*] (47) 2022/07/13(Wed) 8:08:44 |
【人】 生物学者 アマノ【回想】 ────"蛇を採る者の頭"、だな。 [古の言葉で、確かそんな意味だったはず。 淡々と、でも決意表明のようにその星に行くのだと告げつつ自己紹介してきた男 >>48 にちらりと視線を投げた俺は、そう返した後、至極端的に名乗るだけの自己紹介をした。 あちらから寄ってくる奴にろくなのは居ない。 こちらから寄っていっても、"正体"を知ればくるりと態度が変わる。 だから学生生活、誰かと馴れ合う気は全く無かったが、選択講義が重なる事も多く、"2人組で実験せよ"などという内容の時には、何とはなしに組む機会もあった。 何しろ互いにそういった時に誘い合える友など居なかったからな。 流れで学食に赴くようにもなったし、ゆえにラサルハグは相応に嫌な思いもしていたようだが、それを俺に告げてくることもなく。] (55) 2022/07/13(Wed) 8:50:17 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂】 [単純計算で9人分。 誰がどのくらい食うものなのか、俺は個人情報に関してはさっぱり把握していなかったが、船外活動するような奴はそれなりに食べるんだろという判断で、俺は調味料2箱分──すなわり20人分──相当のカレーの仕込みをしてあった。] ────良かった。残ってる。 [己の分とラサルハグの分をそのあたりに積まれていた(誰かが出しておいてくれたのだろう、多分)皿によそってトレイに乗せる。 けど思った以上に減ってるな?まあ良かった、と頷く俺は、"カレーのようなもの"と称しつつダビーが実に気持ち良い食べっぷりを見せてくれていた >>1:496 事など、勿論知る由もない。] (74) 2022/07/13(Wed) 9:45:26 |
【人】 生物学者 アマノそうだ。 アンテナ、今後の食事計画だが。 [昨日から脳内で考えていた事をアンテナに告げる。 燃料運用的、食料状況的にそれで問題ないかと問えば諾の返事があったから、俺は頷き、その旨、皆の端末に送信した。] 【乗員全員へ通達】 今日より加熱調理品の頻度は1日1回。 プラス主食と嗜好品を食堂に用意しておくので 各自適宜に摂取して欲しい。 適正カロリーに則った量は充分にあるので、 栄養不足にならないよう、各々留意されたし。 献立のリクエストも、ある程度ならば受け付ける。 ────アマノ [つまり、スープを作ったら朝昼晩そのスープを食え──まあ実態は夜朝昼が同じ献立になりそうな気がするが──という事になるが、俺自身はそれに欠片もストレスを感じないし、有事の際だ、皆も文句あるまい。 決めたは良いが、明日には俺がコールドスリープ対象者になるかもしれない云々は考えないことにした。そのあたりは残った奴になんとか頑張って貰うしかないだろう。 そして俺はカレーを手に展望デッキへ向かったわけだが。] (75) 2022/07/13(Wed) 9:46:07 |
アマノは、2日目のカレーが旨いんだが!? [自画自賛する生物学者] (a24) 2022/07/13(Wed) 9:50:54 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a25) 2022/07/13(Wed) 9:51:52 |
【人】 生物学者 アマノ【そして再び展望デッキ】 ほら。お前の分。 これでカレーラスト。 [ラサルハグに渡したそれはカレードリアだった。 なに、調味料の箱に記載されていた『残ったカレーのアレンジは』的なものにそのまま従って加工してみただけだけど。 至極半端な量が残っていたカレーと米飯を混ぜてチーズかけてオーブンに入れただけ。 オーブン使用分の電力は機関士長を労うためだこのぐらい許せ、って事でな。] 苛々するな。 カルシウム取っておけ。 [以前の俺だったらカルシウムのサプリメントを渡していたところだが、それよりはこういうものの方が、きっと効果があるんだろう?*] (128) 2022/07/13(Wed) 15:27:18 |
アマノは、バーナード、ファイト[念じた][念じただけ] (a42) 2022/07/13(Wed) 15:40:09 |
【人】 生物学者 アマノ【医務室〜今日の日中、いずこかで〜】 [昨日といい今日といい、乗員の皆には大変珍しいバーナードの姿がお届けされているようだが、それは俺の側も同様なのだろうなと思う。 引きこもり生物学者は今日もばたばたと艦内を歩き回り、そしてあれこれの用事の途中、医務室にも立ち寄った。] ────チャンドラ、今、大丈夫か? [怪我か病気かあるいは完全栄養食絡みかの3択の用事しかあり得なかった俺の訪問に、チャンドラは不思議そうな顔になっていたかもしれない。] 紙の書物か、あるいは携帯端末で読める形式のファイルがあれば貸して欲しいんだが。 人体組成、主に下肢、できれば細胞レベルまで言及されている文献と、あと、その……料理の指南書的なのが、あるならば、是非。 [後者はあまり望めない気もしたが、他の誰かに聞くよりはいくらか可能性があるように思われた。 火急ではない要件で大型端末を起動させるのは憚られる現状、知識を吸収したければ結局"紙"が一番なんだよなと、今改めて思い知らされているところだよ。*] (131) 2022/07/13(Wed) 15:56:45 |
【人】 生物学者 アマノ【カウンセリングルーム 〜今日の日中、いずこかで〜】 [そして俺はその足でサダルの元にも訪れた。 まんま、チャンドラに伝えた >>131 のと同じ台詞を繰り返す。 望むどちらの系統の書籍も、カウンセラー業務には全く欠片も関係のない分野なのは承知だが、先日訪れた時、書籍がそこそこ大量に棚に詰め込まれていた記憶はあった。 患者への話題作りにと多少のそうした本は持っているかもしれない────と。 そんな藁にも縋る思いで訪れたわけだが、正直なところ、俺は、この男のお綺麗な笑顔を少し苦手としていた。 加えてその笑顔で何か茶化すような事まで言われようものならmaxレベルの仏頂面になってしまう未来しか見えなくて、それでもこちらから頼み事をする以上、割と低姿勢気味に頑張ってみた────つもり、だ。*] (132) 2022/07/13(Wed) 16:07:32 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a43) 2022/07/13(Wed) 16:09:28 |
【人】 生物学者 アマノ【展望デッキ】 ……………………。 ["機関士長"がバーナードに告げている言葉 >>153 を、俺は少し離れた壁にもたれかかって聞いていた。 言っていることは、わかる……が。 心が理解を拒否していて。 残酷な言い分だが、それが宇宙という、人間が生身では生きてはいられない環境の過酷さで。 そして宇宙船乗りは皆、その覚悟が出来ていて。 そのあたり、宇宙船に纏わる研究をどれだけしていようと、いかなる成果を出していようと、結局のところ、"客人"でしかない己の現実が肌に刺さるようで歯噛みする。 バーナードの不満の向き >>159 は、俺とは異なるもののようだったけれど。] (160) 2022/07/13(Wed) 18:16:04 |
【人】 生物学者 アマノああ、もう…………。 [冷静に受け止められていると思っていた。 己が置かれた状況も、ラサルハグや他の乗員との一蓮托生的な運命も。 なのに頭はぐちゃぐちゃだ。 やけにすっきりした顔でカレードリアを食べ始めるラサルハグの傍らへと、俺は距離を詰め傍らに立った。] ────聞けるかよ、そんなの! 俺達は全員、生きて地上に戻るんだ! んで、また、宇宙に行くんだよ! 俺が開発した新しい燃料で! [それは単なる願望でしかないけれど。 でも俺は、お前みたいに、そんな風にはなれないよ。馬鹿。**] (163) 2022/07/13(Wed) 18:19:33 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a47) 2022/07/13(Wed) 18:41:33 |
【人】 生物学者 アマノ>>164 ……ッ、"聞かなくていい"、とかじゃなくて……! [それは"目を塞いでいろ"と同義だ。 それは確かにそこにあるのに、残酷だから見ちゃ駄目だよと、幼子の目を隠すのと同じこと。 俺は目を背けたいんじゃなくて。 いつか来るかもしれない地獄から逃げ出したいわけでもなくて。 ────ああ、そうか。 そういうことか。 いきなりすとんと、腑に落ちた。] ────地獄に行くなら、その時は俺も連れて行け。 つーか、勝手に付いていく。 [ああ、これこそ"お前は聞かなくていい"台詞だったかもしれないな。 俺が勝手に自分で決意したことなんだから。*] (178) 2022/07/13(Wed) 19:33:12 |
【人】 生物学者 アマノ[サダルの謎の圧に押され、俺は本を渡されるまま、最後は呆然とした表情を顔面に貼り付かせたままカウンセリングルームの前に佇んでいた。 正直なところ、その中の1冊の表紙タイトルにあった『魅惑の小松菜の煮浸しfood』は少し気になった。 料理というものは待機の時間も案外にあったりするから、まあ多少の暇つぶしにはなるかな、などと思い、彼の厚意を有り難く受け取ることにした────のだけど。] は……?────なんだ、これ。 [自室に一度戻ったところで、サイズは同じながら厚さの異なる1冊があることに気がついた。 引き出してみれば、『制服の恋物語』。] な、んだ、これ……………………。 [指先で本をつまみ上げ、俺は絶句したのだった。*] (183) 2022/07/13(Wed) 19:53:48 |
アマノは、…………っち[案外普通の選択肢が出てつまらない顔 (a50) 2022/07/13(Wed) 19:56:25 |
アマノは、…………小松菜は旨いから許すが。 (a51) 2022/07/13(Wed) 19:57:00 |
アマノは、は?バタール?……パン、だな?…………はあ??[白目] (a53) 2022/07/13(Wed) 20:05:10 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂併設キッチン】 ────そうか、加熱調理ものは1食分では駄目だってことだ。 [日に1度の調理と決めたなら、人員の3食分相当──つまりおおよそ30人分──の仕込みが必要になる。 残ったら残ったで翌日くらいなら傷まないだろうし、そうしたら温かいメニューが2種類並べられることになる。それはそれで悪くはないよな?と、キッチンで1人頷く俺。 元々手先は器用な方だ。料理なるものの理屈も理解した。 食べやすくかつ見栄え良く食材を切って、各々の食材に見合った熱を加え、適正な量と組み合わせの調味料を加えれば良い、ということだろう? 初心者が適当にアレンジを加えてしまうのは事故の元。 水の量も火の加減も、完成されたマニュアルにはその道筋と道理がある。 研究者は研究者ゆえに、それらの事には大変に生真面目だった。] (203) 2022/07/13(Wed) 21:11:32 |
【人】 生物学者 アマノ────"ぽとふ"。 [そして俺の手元には"ポトフミックス"と記された調味料箱。 スピカから「ハヤシライス」>>a26 のリクエストが来たが、カレーライスからのハヤシライスでは米飯が続く。あまり望ましくないように思われた。 しかもどうやら牛肉が材料らしく、牛肉は冷凍庫にしかない。 塊肉を出してはみたものの包丁の刃が立たなかったから冷蔵庫に移しておいた。 だから、今回のところは、冷蔵庫内に入っていた豚肉やらソーセージやらを使っての"ぽとふ"、だ。 パッケージの写真と説明分から察するに、具沢山のスープ料理。 ────しかしな。俺、これ食べた事が無いような気がするぞ。 あるかもしれないが、その品名から完成形が思い描けない程度には記憶は曖昧だ。] (204) 2022/07/13(Wed) 21:12:50 |
【人】 生物学者 アマノキャベツ、じゃがいも、人参、玉ねぎ、セロリ……。 好みで、さつまいも、蕪、かぼちゃ、ブロッコリー、きのこ類……。 [パッケージの記載を見ればなるほど数多の野菜が見合うようだが、野菜庫にはブロッコリーと似て非なる摩訶不思議な野菜もあった。] …………ロマネスコ……??? [袋についていたタグと袋の中身を見比べ、ひたすらに困惑する俺。 これは観葉植物と違うのか。トゲトゲイボイボしていて到底野菜にも見えないが。いっそ宇宙外来種とでも言って貰えた方が納得なんだが。 常ならばこんなもの、端末で検索すれば秒で解決するのに、それが出来ないのがもどかしい。] ……見なかったことに、しよう。 [挑戦は無しだ。 俺はそっとロマネスコなる物体を野菜庫の奥の奥へと押し込めたのだった。*] (206) 2022/07/13(Wed) 21:14:15 |
【人】 生物学者 アマノ[期待した通りに医務室には望む医療系の本が揃っていた。 この状況下、電子データではない"紙の本"があるのは本当に有り難いことで、感謝しつつ本の山を漁る。 あの事故の惨状のまま、分類も何もなってない書籍の山に整理整頓欲が疼いたけれど、今はそれが出来るほどの時間はなく。 淡々と目当ての本をいくつか引き抜いていくところで、他のものとは装丁も読み込まれ具合も全く異なるものが1冊出てきた。 『はじめての一人暮らしごはん』。] ────あった。これか? ["あるにはある"という、迂遠な表現が耳に届いた後に手にしたそれは、チャンドラらしからぬ生活臭に溢れたもの。 ノーコメントでとのことだったので、そうだと頷かれたならもう多くは語らない。] (269) 2022/07/14(Thu) 5:42:26 |
【人】 生物学者 アマノ感謝する。 ────不要になれば、返しに来るから。 ["不要になる"のは、自分がコールドスリープ対象になる時だ。 あるいは、料理の本は、自分が"最後の1人"になる段に不要になるか。 ちらりとそんな事を考えながら、そこそこの量になった本の束を抱え込んだ。] ああ。 もし手伝って良いなら、本の片付け、後で手伝う。 [手伝いというか、整理整頓がなされていない状態は俺が落ち着かない気分になるんだ、と。 言うだけ言って、俺は自室に食堂にとまた慌ただしく早足で歩き出した。*] (270) 2022/07/14(Thu) 5:42:48 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a86) 2022/07/14(Thu) 6:09:30 |
【人】 生物学者 アマノ【自室〜デブリ解析】 [1日ぶりに再起動させた、いくつかの機材。 悪いなこれも"必要機材"のうちだとコーヒーサーバーの電源も入れる。 機械的にデータを取得できる部分についてはバーナードに任せ、俺は電子顕微鏡で目視での確認をしながら手元の端末を叩き続けていく。 微生物研究も繊細さ正確さが求められるが、物量勝負で時間も有限──できればラサルハグが居てくれる今日のうちにある程度の報告は出したい──な今、求められる集中力は段違いだった。] ────なんだ。 …………は? 言いたい事があるなら今言え。 [疲労で目の奥が痛み始めたのを自覚して、一旦顕微鏡から目を離し、コーヒーを喉奥に流し込む。 やけに歯切れの悪い声音のバーナード >>259 は、明日言う、とか、なんとか。] (273) 2022/07/14(Thu) 6:53:49 |
【人】 生物学者 アマノ………………。 [この男はへらへらしているようでその実、"それ以上は踏み込んでくれるな"という空気があることを俺はなんとなく察している。 バーナードは俺をヒロミと呼びこの部屋のベッドで寝こけるような無防備を晒すことはないだろう。 長年の付き合いのラサルハグを相性で呼ぶこともなく、学生時代含め奴のベッドで寝たこともない俺は、そのあたりはなんとなく近しいなと勝手に感じていて、そして決定的に異なるところがあるとも思っている。] 嫌な事があるなら、言え。 先日も言ったが俺はお前に甘えているし、人との距離の取り方が、わからない。 [淡々と、呟くように言葉を紡ぐ。] (274) 2022/07/14(Thu) 6:55:25 |
【人】 生物学者 アマノ[仕事上での付き合いは要件だけをやりとりすればいい。 "研究者は変わり者"のバイアスで許される部分が多々あるのも、便利だとすら思っていた。 この船への乗船が決まった時も、いや、ついこの間までも、俺はそんな心持ちのままで。 ラサルハグだけは別枠だけれど、それ以外の乗員は仕事仲間、あるいは乗り合いバスの他の乗客程度でしかないのだと。名前を覚える気すら無かったかもしれない。 その認識は改めるべきなのかと気付いたのは、"お茶会"なるものの光景を見たり、機材が壊れて困っていた時に本来任務を外れて直しに来てくれる者が居たり、用事があるわけでもないのにこの部屋にコーヒーを飲みにだけ来るような奴が現れたからだ。] (275) 2022/07/14(Thu) 6:55:37 |
【人】 生物学者 アマノ────まあ、色々考えつつも。] …………あ、手が空いたらラサルハグのところにコーヒー持っていってくれ。 多分欲しがってる。 [などと、またバーナードを顎で使うような真似をしたり、なんなら「そろそろポトフが出来たから」と食堂まで連れ出して鍋をカウンターに乗せろだの食器も出せ冷凍庫のパンもだなどと、解析以上の手伝いをさせようとする俺の姿があったかもしれないけどな。**] (276) 2022/07/14(Thu) 6:56:04 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a88) 2022/07/14(Thu) 6:58:09 |
【人】 生物学者 アマノ【〜今日のどこかの休憩時間〜】 …………ララコ、ちゃん…………ッ! なんで。 ずんだなんてそんな奴、放っておけばいいだろう……っ!? [実に悔しきことに、サダルに借りた児童書 >>169 は面白かった。さすがフリティラリア星雲で流行の人気著作というだけのことはあった。 更に悔しきことに、サダル推薦の6巻は秀逸だった。 ずんだもきなこも捨ておいて己の幸福を追求すれば良いのに、ララコは味方は勿論、敵をも捨ておこうとはしなかった。] あんこ玉…………作る、か。 [果たして実現したのかどうか。 いつかの食堂にあんこ玉がひっそり積まれることがあったとして、そんな理由があった事を知るものは誰も居ない。 ────いや、サダルだけは例の微笑みを俺に投げかけてきたかもしれないが。**] (280) 2022/07/14(Thu) 8:02:29 |
【人】 生物学者 アマノ 好き嫌いは多少あれど、 "選んで食べる"ほどの情熱は無いんだよ。 "誰かと賑やかにやる"なんて以ての外。 お前に気兼ねなく頼むようになるまでは、 賑やかな食堂の雰囲気を察して踵を返し食事を抜いた事が、 1回2回の事じゃない。 [内心呟くが、それを言葉にして告げる事はない。 目の前の男は、そんな心情を吐露すべき間柄じゃない。 いや、こんなこと、ラサルハグにだって言わないが。] (321) 2022/07/14(Thu) 11:50:16 |
【人】 生物学者 アマノ…………じゃあ、 [わかったもう頼むのは止める、と言いかけたところで、"なんでも聞く"だの"忘れて"だの"本意じゃない"だの、俺にばかり都合の良い台詞が耳に流れてくる。 だからそれに甘えてラサルハグへコーヒーだ、食堂で準備だと奴を使いまくることになったのだけど、でも、そうだな、自分の食事のデリバリーに関しては、もう二度と頼むまいと、俺は密かに決意したのだった。 ────で。] (322) 2022/07/14(Thu) 11:50:58 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a100) 2022/07/14(Thu) 11:54:00 |
【人】 生物学者 アマノ【研究室から】 [バーナードと食堂で作業を終えた後、俺は乗員全員へのメッセージを送信した。] 【乗員全員へ通達】 今日の献立はポトフ。 既に食べられる状態にあるので随時食事を。 冷凍庫にあったパンと菓子類の一部も出してある。 ハヤシライス、スパイスカレーのリクエストは 把握している。 ────アマノ [リクエストと言えばラサルハグからバタール >>a52 というたわけたものも聞いているが、無理だろう。無理だから。 丁重に無視しつつ、でももう半日足らずで俺は奴と会話することもできなくなってしまうんだなということに気付いてしまい、小さく俯いたのだった。**] (327) 2022/07/14(Thu) 12:03:46 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a103) 2022/07/14(Thu) 12:05:05 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂で、バーナードと】 料理は……初めてやった。 [中身満載のクソ重い電磁調理器はバーナードがカウンターまで運んでくれたから、俺は解凍した菓子やらパンやらを適当な大皿に入れていく。 驚いている風な声が返ってきたが、その反応にも、そしてもう1つ言われた"食べるのとか好き" >>338 には無言を通していたところ、その静寂を突き破る腹の虫が聞こえて来た。 出所は自分の腹じゃなかったから、つまり目の前の男の、ということになる。] ────そういえば、昼飯、食ってなかったな。 [味見がてら食べるか?と問えば、それに遠慮するバーナードではないわけで。 そして、奴の分だけ皿によそってやれば、当然のように、"アマノは食べないの?"的な事を言われるわけで。] (372) 2022/07/14(Thu) 15:19:57 |
【人】 生物学者 アマノ[僅かばかりの居心地の悪さを覚えつつ、己の作ったポトフと温めたパンを前にする。 ここで食事を摂った事は皆無ではないけれど、いつも一人(かもしくは自室に持ち帰っていたか)だったから、"誰かと一緒"なのはこれが初めての事。 ラサルハグとは微妙に活動時間が異なっていたし、"先生、アマノ君はいつも一人で御飯食べてます!"などと奴に注進する者が居るはずもなかった。] ────悪く、ないな。 [自己評価、昨日のカレーと比較して+(3)1d6点。 まあ、皆にも及第点は貰えるんじゃなかろうか。 肉も野菜もほどよく火が入っていたし、塩気も過不足なく、自分にもこういうのものが作れるのかというちょっとした高揚感が、俺の舌の動きを滑らかにさせたのかもしれない。] (373) 2022/07/14(Thu) 15:21:16 |
【人】 生物学者 アマノ"食べる事"自体は嫌いじゃない……というか、旨いものはちゃんと旨いと思ってはいる。 [それは周回遅れくらいの会話の続き。] "誰かと共に食卓を囲む"という意味なら、すごく苦手だ。 子供の頃から食事は一人で摂るものだったしな……学生の頃は、ラサルハグがいてくれたが。 [仕事絡みの会食は、あれは実質会議だからそう思えばこなせるけどな……と、言いながらスープを口に運ぶ。] "雑談"は無意味なものと思っていた。 だからずっと、俺はこういう席を居心地悪く思っていたな。 [なんでバーナードを前にこうしてるのは平気なのかともし当人から問われれば、"人懐こい雑種犬がふらりと遊びに来るに近いもの" >>1:64 と、いつか抱いた思いをそのまま口にするだろう。**] (374) 2022/07/14(Thu) 15:22:54 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a117) 2022/07/14(Thu) 15:27:47 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂】 あー────ぃ、や。 [間違えた、と思った。 俺は一度、サダルあたりに"人を不快にさせない会話術"のレクチャーを受けた方が良いのかもしれない。 自分が不快な思いをしたくないからと逃げ続け避け続け、良い年をして結局慣れることのないままに、いつしか自分が不快にさせる側になっているとか、そんなのは、無い。 そんな自分では、在りたくない。] ………………っ。 [旨い旨いといつもの笑顔で食べていたバーナードの表情が一瞬にして曇ってしまった >>390 のを見、唇を噛む。 研究室で食事をするのは控える、とまで言われてしまって──俺にああ言われてはそう返すよな、当然だ──、俺は椅子から腰を浮かしかけた。] (424) 2022/07/14(Thu) 18:03:26 |
【人】 生物学者 アマノ────お前は迷惑、じゃ、ない。 理由はわからない、でも。 本当に迷惑だったら、最初から追い払っている。 [最初こそ、なんだこいつ、と思っていた。 けれど、意外にもなぜか、それほどには不快には思わなくて。 バーナードが大丈夫となったら、他の面々(ルヴァ、とかな)が出入りするのもさほど気にならなくなっていた。 食事の席となると今でも苦手意識が纏わり付くが、それでも。] (426) 2022/07/14(Thu) 18:04:12 |
【人】 生物学者 アマノ[少しばかり語気を強めに言い募った後、我に返った俺は、すまない、と小さく呟き、居心地悪げに腰を下ろし、ぽそもそと続けた。] 俺は…………きっと。 …………お前が俺の部屋でコーヒーを飲まなくなったら寂しくなると思う。 誰かと会話しながらする食事は旨くて有意義なものだと、ラサルハグではない誰かに感じることができるようになれるならば…………その最初の誰かは、お前がいい。 [ああ、これではまるで、明日にはラサルハグが居なくなるから"誰でもいいから他の誰か"に縋ろうとしている風にも見えてしまうか? そうじゃない。そうじゃなくて。] (428) 2022/07/14(Thu) 18:05:43 |
【人】 生物学者 アマノ俺は、こんな俺が嫌、で。 …………変わりたいとは、思っていて。 可能ならば、これまで通りでいて欲しい。 俺からこんな話を聞かされて、もう嫌だと言うのなら、それは別の話だが。 [ますます声が小さくなってしまい、最後には俯きがちに言葉を紡いだ。 当然、バーナードの顔なんて見られるはずもなく。 俺とバーナードに明日は来るが、明後日はどちらか、あるいはお互いに来ないかもしれなくて。 それでも、思った事は真摯に告げねばと、俺は思ったんだろう。*] (429) 2022/07/14(Thu) 18:06:04 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a129) 2022/07/14(Thu) 18:13:41 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a137) 2022/07/14(Thu) 18:57:07 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂】 [俺の知る人間関係は、"そのまま続く"か"終わる"かしか無かった。 "崩れかけたが元通り"なんて事例は1つだって存在しなかった。 一度坂道を下向きに転がり始めた石は、落ちきるところまで落ちるしかなくて、俺はそれを歓迎しようとしまいと、ただ見つめることしかできなかった、今までの俺。 だからバーナードの関係も、もう転がり始めた石になってしまったのかと、呆然とした。 それは嫌だと、初めて手を伸ばしてみたんだ。 どうしようもなく初心者なのだから、"そんな深刻にならなくていい"などと苦笑混じり言われても >>443 、困る。] ────そう、か。 [でも、いつもの顔で、色々と擽ったいような事を言われ、"大丈夫"で締めくくられたから、俺は心の底から安堵した。] (466) 2022/07/14(Thu) 19:51:58 |
【人】 生物学者 アマノ[────それから、非常に嬉しい申し出を受けたわけ、だけど。 "飲もうか" >>448 なんて、仕事絡みでの社交辞令的なものではない、個人的な誘いなんて、ほぼほぼ初めてだったのだけど。 俺は時計をちらりと確認してから首を横に振ったのだった。] それは…………────すまない。 今日は、ちょっと。 [口籠もれば、バーナードの事だ、きっと察してくれたと思うけど。] 話しておきたい、奴がいる。 "明日なら"。 [明日なら大丈夫だと小さく笑う俺は、数時間前、奴に"明日なら言える"と乞われた事をそのままなぞらえた。お互い様だろう?"明日なら"。 その時には荒療治な誰かが同席してようとも、きっと構いやしないさ。**] (467) 2022/07/14(Thu) 19:53:41 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a139) 2022/07/14(Thu) 19:56:07 |
【人】 生物学者 アマノ【展望デッキ】 ────これ、エクレア、だけど。 "お前、食べる?" [さすがにバタール手作りは無理がありすぎてな。 でも、何か代わりに足るものはないかと食料庫を漁っていたところ、冷凍庫の奥に2つきり入ってたエクレアをみつけた。それはきっと1ダースのうち10個を乗員で食べた残りの2個とか、そんな風なもの。 手の込んだ菓子はこの状況下では希少品だろうが、機関士長の口に入ったとなれば怒るものは誰もいまい。 クリスマスプディングのあの時と同じ風に、俺はラサルハグに声をかけた。 ただここは、青空広がる大学構内でもなく、こいつが頻繁に訪れていたあの狭い寮の部屋でもなく、怖いくらいの星の海が頭上に広がる展望デッキ。 その下、見慣れた赤髪が一人きりで座っていた。*] (478) 2022/07/14(Thu) 20:49:30 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a143) 2022/07/14(Thu) 20:52:28 |
【人】 生物学者 アマノ>>482 まさか。 魔法使いじゃあるまいし、さすがにこの短時間じゃ作れない。 [作ったのかと目を丸くするラサルハグに、ゲイザーのお手製だよと種明かしをする。] 知ってるか? 料理は科学だけど菓子作りは更に科学らしいぞ。 粉の分量1つ違うだけで膨らむものが膨らまなくなったりするらしい。 [あれほどに食事することに興味の無かった俺が、この船の乗員の飯を作るようになるとはな、人生とは解らないものだ……と、俺はいつになく饒舌だ。] なんだか楽しくなってきたから、"この航海"が終わっても、俺、料理はすると思う。 [近くの未来の事は考えたくない。遠い輝く未来の事だけ考えていたい。 それは逃避かもしれないが、今日一日中"自分の居なくなった明日"の事だけを考えて奔走していたお前に、もうそれ以上、そんな事を考えて欲しくはなかった。*] (483) 2022/07/14(Thu) 21:10:36 |
【人】 生物学者 アマノ>>485 そうだ。 料理もまた意外と奇跡が入ってるぞ、味わって食え。 ……って、リクエストはまたパンなのか? どうあってもお前、俺にパンを焼かせるつもりなの? 鬼かよ。 [愚にも付かない無駄話。 他の誰ともしない話。 そう。 俺もラサルハグも、意図して"空白の期間"については多くを語らない。 大学院在籍中にある程度の──そう、現行の新型燃料の──開発の成果を挙げてそのままエネルギー関連企業の研究チームに収まった俺と、紆余曲折あって民間船の機関士になったラサルハグと。 何年か連絡が取れなかった頃には、軍にも居たらしいと風の噂で聞いたが、本人に直接聞いたわけじゃないから、俺は何も問わない。] (496) 2022/07/14(Thu) 21:42:55 |
【人】 生物学者 アマノ────おろそかになんて、するかよ。 俺を誰だと思ってる。 [飽き性な俺の、この原動力は、一体何なのかな。何だったのかな。 宇宙船燃料のスペシャリストになってやると豪語した大学時代、それじゃあその燃料で俺は宇宙を飛ぶことになるんだなと、珍しいほどの笑顔を見せてくれたこの男の言葉がきっかけだったのかもしれない。 もう遠すぎて覚えちゃいないけど。] (497) 2022/07/14(Thu) 21:44:03 |
【人】 生物学者 アマノ俺達さ、ほんと、お互いの事、知らないのにな。 [ぽつりと呟く。 俺は俺で親絡みの事なんてほとんど伝えていない。 昔々に"そういうことか?"と問われたから"そういうことだ"と返した。>>50 それだけ。] ────お前、さ。 大切な誰かって居たりする? 結婚してないのは、さすがに知ってるけど。 恋人…………とか、さ。 [そういう奴が居るのなら。 無事に帰ろうって強く思えるんじゃないんだろうか。 ああ、宇宙船乗りを辞めるとかさらりと言ってたのは恋人が心配するからとか、そういうのもあったりするのか?なら俺は余計な事をしようとしてるだけ? 思い至った事は口には出さなかったが、胸の隅がちくりと痛んだ気がした。*] (500) 2022/07/14(Thu) 21:45:10 |
【人】 生物学者 アマノお前、ね………………。 [ほんと。そういうとこだぞ。そういうとこ。 髪をがしがしとかき混ぜる。] 俺さ、人肌……っつーか、誰かに触られるの、駄目なんだよ。 昔から、ずっと。 女でも男でも。 親に頭撫でられた記憶も抱き締められた記憶も皆無だしな。 女で触って来ようとしてきたのは100%下心アリな奴しか居なかったし。 まあ、そんなんで……誰かに触られると、鳥肌が立つ。 いや、どころか、吐き気がしてな。 [知らなかっただろう今まで。 ラサルハグを見やってくすくす笑う。 まあ、なんでか知らんが、お前だけは大丈夫だったんだよ。 単に慣れさせられただけかもしれないけどな。] (510) 2022/07/14(Thu) 22:12:12 |
【人】 生物学者 アマノまあ、そういうわけで、俺にも居ないな。 恋人とか……伴侶、とか。 お前と同じだ。それこそ、"求めてない"。 [こんなクソ遺伝子、残したくもない。 そこまでは口に出さないけれど。 しかし、お互いそこそこ高給取りの妙齢成人男性なのに、2人して恋人が居ないとはね。 人類の損失だ。] ────なら、まあ、願ってもいいのかな。 何度でも言うぞ。 次に会う時は無事に帰還した地上でだ。 そしてその次に会う時は、再び宇宙でだ。 絶対に、生きて帰る。 そしてまたここに来る。 [お前の願いがどうあれ、俺が考えるのはそれだけだ。*] (512) 2022/07/14(Thu) 22:14:07 |
アマノは、布団が立った、じゃねえわwwww (a151) 2022/07/14(Thu) 22:21:43 |
【人】 生物学者 アマノ>>513 ……お前は少し言葉の選択に気を払った方がいい。 正確には"俺のベッドで勝手に隣に転がってた"だ。 ["一緒の布団で朝を迎えた"って、なんだそれは。 誰か他の奴が聞いたら語弊がありまくりだろ。 サダルからは俺諸共一緒くたに"言葉足りない属" >>403 にぶっこまれている事など知らず、苦虫を噛みつぶす。] あー────それは、だな。 なんか、猫撫でてるみたいな気分に、なって、だな。 [人を犬だの猫だのに例えるのはよくないと。 つい先刻バーナード相手に反省した筈なのに、俺は全然学習できていない。] …………だから、吐いてねーって。 [聞けよ人の話。] (524) 2022/07/14(Thu) 22:42:04 |
アマノは、意味……変わらない、のか(いや変わるだろ)(思わず周囲を見渡す俺) (a154) 2022/07/14(Thu) 22:55:32 |
【人】 生物学者 アマノ[それだけ最後に言ってやった。 コールドスリープ中も、色々、ものを考えられるそうじゃないか? 俺の事を多少なりとも考えていれば良いんだ。 俺はここ最近、お前の事ばかり考えているんだから、お互い様だろ。*] (561) 2022/07/14(Thu) 23:51:05 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a159) 2022/07/14(Thu) 23:58:25 |
アマノは、ぜったい泣くから行きたくない。 (a160) 2022/07/14(Thu) 23:59:22 |
[|<] [<<] [<] [1] [2] ... [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新