人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【人】 美術 エノ

>>薬局・医務室

医務室まで運ばれ、介抱をされる。
されるがままだ、たとえ今ここで再度ナイフを刺されたって、
もう何の抵抗も出来ないくらい。

「……死にたいわけじゃないからね………」
「………休んでるよ……ありがとう………」
「…君達は、好きに過ごしたらいい………」


ぐったり、まだ浅い呼吸を繰り返しながら。
しかしもうあとは、どうしようもない。
か細い命をつなぎ留めながら、少しずつ回復するしかないだろう。
………最も、VRの世界であるからして。
自分は大丈夫である、と暗示をかけるレベルで思い込めば、何とかなるのかもしれないが……
今はそんなことできそうもない。

この日は、医務室で休むことになるだろう。
(1) 2022/03/01(Tue) 21:42:34
エノは、今しばらくは、ベッドで呼吸をするだけで過ごすことになる
(a5) 2022/03/02(Wed) 0:34:04

エノは、医務室が少し静かになる頃に目を覚ます。きっと、もう少し後。
(a14) 2022/03/02(Wed) 18:02:36

エノは、まだ体は痛む。本当の体は、どこも怪我なんてしてないはずなのに。
(a20) 2022/03/02(Wed) 21:58:47

エノは、起きて目に入った人と話したり、その後お見舞いに来てくれた人と話したり。一人は掃除後に来てくれるらしい
(a27) 2022/03/03(Thu) 16:52:46

エノは、問いかけた。
(a30) 2022/03/03(Thu) 20:58:34

【人】 美術 エノ

>>20 カイ

「おや、カイくん。」

青年は目を覚まして、ぼんやり窓から外を見ていた。
扉の開く音で、そちらを見て。
君を見たら、目を丸くする。

「来ると思わなかった。」
「あぁ。」
「とどめを刺しに来たのかな。」

あんま治りそうではないね、と。
よいしょ、と起き上がって、刺された背中を見せようと、
上の服をはだけていって。
(21) 2022/03/04(Fri) 1:17:58

【人】 美術 エノ

>>23 カイ

「へぇ、わざわざ俺の治療を頼む人が?」
「俺、殆ど誰とも交流してないのに。」

奇特な人もいるんだな、と。
どこか他人事で、でも少し嬉しそうな。
そんな声色を呟く。

「それでも、嫌なら断ればよかったのに。」
「優しいんだね。」

なんて言葉は、君の神経を逆なでするだろうか。
服をはだけて、背中を見せる。
決して浅いわけではない傷跡が、白い肌にくっきりと残っている。
何とか血が止まってるだけの、素人レベルの処置だ。

(24) 2022/03/04(Fri) 15:38:02

【人】 美術 エノ

>>23 カイ

「いいね、外科医。」
「医者は好きだよ。仲間意識がある。」

意味の分からぬことを呟いて、君が持つそれを見る。
ふぅん、とぼんやりと茜色の瞳が細まって。

「塗ってもらっていい?」
「あと」
「ついでに背中の汗も拭いてほしい。」

君を信用したのか。
あるいはもともと危機感がさしてないのか。
君に背中を完全に向けて、委ねるように。
(25) 2022/03/04(Fri) 15:41:54
エノは、鋏を持って出かけた人を見送った。エノには今回、投票権がない
(a33) 2022/03/04(Fri) 18:28:22

【人】 美術 エノ

>>26 カイ
「あぁ、ナツメさん。」
「あの人、ちょっとお人好しすぎるな。」
「俺、そんなに話したことないんだけど。」

よくもまぁそんなに人に気を遣えるものだと、感心する。
それとも、"交渉"のための布石だったのだろうか。
目が覚めてすぐの時、彼女にそれを持ち掛けられたから。
それだったら腑に落ちるな、なんて、一人頷いて。

「ニジヤ製薬って知ってる?」

それは、この国でも有数の製薬会社の名前。
一般人でも名前くらいは聞いたことがある程度の。

「俺、虹谷 絵乃(ニジヤ エノ)っていうんだよ、本当はね。」

そうとだけ告げて。
薬が塗られれば、いてててて、と声を漏らす。
足の方にも傷があるのだが、そっちも染みるのかな、とちょっと嫌そうな顔。

「…なんかお礼をしないといけないな。なにがいい?」
(27) 2022/03/04(Fri) 18:46:09

【人】 美術 エノ

>>29
「やっぱそうかな」
「その方が気楽ではあるんだけどね。」

何故違う名前を、という問いには。
『違う人間になりたかったから』とだけ答える。
特別の皮を脱ぎ捨てたかった。
ただそれだけ。きっと贅沢過ぎて、誰に理解される事もない。

背中も足も、処置される。
VRの世界なら、軽い処置でもきっと。
死なぬようには、なるのだろう。

「じゃあ。」
「選ばないようにするね。」

君を出すことはできないけど。
出ることを邪魔しないようには、できるから。
(30) 2022/03/04(Fri) 20:08:16
エノは、別にそれが、確かな効き目があるものかどうかは、気にしなかった。
(a35) 2022/03/04(Fri) 20:44:21

エノは、ただ、それを舐めて……「やっぱり優しいね」と、呟くのだった。
(a36) 2022/03/04(Fri) 20:44:48